猿王物語 地上編 5話 黙僧VSルー・ヤン
  作者: あこ   2009年05月09日(土) 11時40分10秒公開   ジャンル:アクション
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数日後、黙僧が如意棒を持って寺に帰ってきました

棒に巻かれた布を外し、ファシンに見せ、  [ファシン・・ジェイド将軍の部下の女の子。猿王を助けようと将軍に逆らい、城から落ちて記憶喪失になった]

「見覚えがないか?」

「・・・いいえ」

「そうか・・」

やはりこの娘は‘導かれし者’ではないのか・・

如意棒を足元に置き、座禅を組む黙僧。

やがてルー・ヤンが棒を取り返しに現れました

ゆっくりと黙僧に近づき、棒を指差し

「それはお前の物じゃない」などと言ってきます

黙僧は静かに目を閉じたままでしたが、ルー・ヤンの

「渡さないと、痛い目にあうぞ」の言葉に目を開きました

いきなり如意棒をつかみ取ろうとしたルー・ヤン。

争奪戦が始まりました

両者、力は五分五分といったところ。なかなか勝敗がつきません

様々なカンフーの技がくりだされ、激しい戦いが続きます

ハラハラしながら、その様子を見るファシン

別の場所では、ジェイソンとスパロウが見守っていました

やがて、如意棒が宙に舞い、ジェイソンがそれをつかみました。戦闘がやみます

ルー・ヤン、黙僧に向かって

「将軍の差し金だな!」

「愚か者!」

突然、口を開いた黙僧に驚くルー・ヤン。

黙僧、

「私は‘導かれし者’を探しているのだ」

それを聞いて、ルー・ヤンはジェイソンに視線を移しました

‘導かれし者’は、このジェイソンだったのです

黙僧は、自分が孫悟空を救い出す使命を持っていることを話し、ファシンを皆に紹介しました

利害が一致した一同。

ファシン、黙僧に

「どうやら私は‘導かれし者’じゃないようですね」

「・・そうだな」

「でも、私も連れて行って下さるのでしょう?」

「・・・ここに1人置いていくわけにもいかないし。記憶が戻るまで面倒をみてやろう。ただし、危険な旅になるぞ、いいのか?」

ファシン、笑顔で

「構いません。あなたと一緒にいられるなら」

こうして5人は寺を後にし、旅立ったのでした

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