光と影と
  作者: PN-S   2009年05月18日(月) 17時01分36秒公開   ジャンル:友情
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<静室>

あいわらずドタバタと周囲はしているものの、ローグは変わらず翠の部屋で読書をしている。

それは彼には今までない時間であり緊迫と殺戮の血の中で走り抜けてきた日々からは想像できない一日にバーボンの瓶をあけながら氷をいれグラスに注ぐ飴色とにおいはそんな時間から開放された日々だと感じている。


リュウ時々彼のところで静かに過ごす事もある。
あまりバタバタされると心持ち、気が散り気持ちもているのだ。


ローグ「来たのか、リュウのむか?」笑いながらグラスに氷を入れているローグ、


リュウは「頂きますローグさん」そういいグラスを傾けローグのグラスにカチンと当てると
冷えたバーボンと程よい甘い香りに心を落ち着かせるのだった。


ローグ季節は、春だとおもい深緑の明るい古典服に菖蒲の花のデザインがあしらっている刺繍の中に
眠っている龍のデザインが描いている服を選び、うすじろい緑のズボンをはき胸の何個目かのぼたんをはずして
首をゆったりとしている事が多い。そのほうが首が絞まらないからだ。


大降りのそでには中華独特の袖模様があしらってあるが和風と
中華のデザインの服をきて腰にはルビー色の羽模様と鷹の銀色の飾りがついてあり
時々音をたてているが気にしてはいない。

リュウ、濃い紫に薄水色の桜があしらった古典服にかるいショールを肩にかけ細い
黒の金糸の糸で紡いであるような模様がはいった下をはくと髪を軽く流していた。


そばにある漢詩を読みふけっているリュウと洋書をよむローグにあまり会話はないが
この時間が少しあるだけでも彼等は気分が落ち着いて物事を考えられる事が多い。

ローグ「ここだけ時間がとまっているのか。」


リュウ「そうですね、でもいつも動くばかりが、いいものじゃないですからそれも良いと思います」


ローグ「フフ・・さすが翠が選んだ奴だな、いうことが違う」


べつに2人が時間をもてあましているわけではない。
翠が仕事をしている間は静かに待っているのも仕事だろ思って待つことをするローグ、リュウ、かならず動く時がやってくるまでのひと時本を読みながらうたた寝をしている獅子たちの光を浴びる時間である。



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