猿王物語 地上編 4話 黙僧との出会い
  作者: あこ   2009年05月04日(月) 12時40分56秒公開   ジャンル:アクション
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500年がたとういという頃・・・・

山の中で目を覚ましたファシン。  [ファシン・・ジェイド将軍の部下の女の子。石にされた猿王を助けようと将軍に逆らい、城から落ちた]

この世界に来た時に食べてしまった不老長生の桃の効果で、年はとっていません

自らの力に守られ命は助かったものの、力を使い果たし、記憶まで失っていました

「ここは?・・・私・・?」

ふと、ボロボロになった腕輪に目をやると名前が刻まれていました

「ファ・・シン?」

この腕輪はジェイド軍の兵士全員がつけている身分証のような物。

ファシンはヨロヨロと起き上がり、あてもなく山中をさ迷い始めました

歩いても歩いても山の中・・・

途中、オオカミなどの猛獣に追われながら

昼はひたすら歩き、夜は木の上で眠るという日々・・

ナゼこんな事になったのか分からず、涙にくれる夜・・

こうして何日か過ぎた頃、山の中にポツンとある寺を見つけました

おそるおそる中に入ってみると、誰もいません

かなり年月のたった廃虚のようです

安心したファシンは床にゴロンと転がりました

猛獣を避けるため、木の上でばかり寝ていた彼女。

疲れのため、すぐに眠ってしまいました


やがて、白馬に乗った黙僧が戻ってきました

村でもらった食料を馬から降ろし、寺に入って彼女に気づきます

驚いて荷物を地面に置くと、ゆっくりと彼女に近づきました

どうやら死んでいるのではなさそう・・

起こそうと体に触れようとした時でした

目を開いた彼女が攻撃してきたのです。とっさによける黙僧。

ファシンは執拗しつように攻撃しましたが、

武術は体が覚えていても、力を失くした彼女。黙僧にはかないません

たちまち突き飛ばされ、倒れこみました

ファシン、黙僧をキッとにらみつけてハッとしました

「・・・・あ、あの・・・私を知りませんか?」


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