少林学園ファイナル「天廩署華麗なる一族"Tenchujin Brilliant Cl
  作者: hiyoko   2017年03月25日(土) 21時07分08秒公開   ジャンル:アクション
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――――7章前半――――

―――天廩署・・・―――

データの画像見るリュウは苛立ちを覚えながらも
その罠に見事にかかってくれた
このユーホアティエンに感謝していた。

ユーロは「本当に綺麗な快楽殺人者だな
それにしてもコイツを惚れさせるとはなあ〜・・
何処かいいんだ?スーの・・・」

ユーロは首をかしげながら普段の適当なスーの意地悪な
顔を思い出しこんな風に無防備に眠ってるスーの姿も
なかなかお目にかかれないと思うといつまでもリュウの
機械の画像を覗いていた。

リュウ「何時まで見てるんだ?ユーロ・・」

ユーロ「いいじゃないか〜天使のスーはかわいいな〜・・ってね
そんな怒るなよー」

リュウ「怒っていない」

リュウ「怒っていない」

ユーロ「怒ってる」

リュウ「違うんだ」

ユーロ「お前は本当に分かりやすいな〜」

そうからかうユーロにローグは「仕事はできいるのか?」

ユーロ「ウワオ!!!!!!!!!!!!」
そさくさ仕事に戻っていた。

スーは思わない所で転がり落ちる統率者の気持ちも知らず
警戒感も捨てユーの腕の中でクークと眠っていた。

――ローグ邸・仲伍――

仲伍はリュウの送ってきたデータを見ながら
昔からの少ない仲間のユーが朱華蒼の権力者になっているとは
思わなかった。

彼は秘密密計社やマフェィアと言った家族を嫌い
アメリカに行っていたのに・・何を思ってこの朱華蒼に
自ら行くことにしたのか・・・。

仲伍はしばらく考えていたが、もし彼の心の中を探るとしたら
一番嫌だったその家族を探していたのではないか?という事。

その家族が、日本にいることを知ったユーは
朱華蒼を使って一族を探し始めた事であればこの汚い
仕事を請け負って権力者になって行ったというのも
つじつまが合うだろうと彼は考えた。

スーは全く知らないがユーはその事を気付いた。
それに合わせるようにスーの方が接近してきた事
ユーホアティエンの心は今一番の円熟期にはいりスーを離さない。
そしてどんな形でも守り、没落した家紋を再興させる事を
胸に抱き今を生きている事を仲伍は資料を見ながら直感が
確信に変わり始めていた。

そのユーの心とはま反対に自ら罠に入ったスー自身の心までは
つかみきれてはいない。


全てスーの計算と企みにユーがはまり、進行している事を
ユーホアティエンは気づいた時、怒り狂い彼を殺す手段を択ばない事は
確実であり彼らを仕留めるには中核正確に突いて行かねば、
スーの人生を狂わす事になるという危険性をはらむのだった。

彼の気持ちを図ることはできないが今わかるのは
スーは確実に朱華蒼の権力者を引き込みその当事者
ユーホアティエンはスーの謀事を気付いていながら
スーの掛ける手に引かれて冷静さを失っている事である。

スーという人物が一つ怖いと言われるのは
暖かな言葉とは裏腹に仕事を遂行するため
声色を使い相手を落し残酷を通り越す冷酷さと非情の
心を隠して使命を果たす人間性を持っているという事を
忘れてはいけない事を仲伍は記憶を呼び戻していた。


その景色はまさに地獄、そして彼は優しさを凍結した時
残酷を通り越す笑顔をのぞかせ人の心の奥底をえぐりだし
鮮血が滴り落ちる人の心臓を食いちぎる様に闇が広がる光景が
その時の彼の全ての真実を語るという事を鮮明な記憶として仲伍は
記憶をしていた。

そして主ローグが言った言葉もその耳にし
荒ぶる龍、スーの流した涙を後も・・・。

仲伍はローグの言葉も共に脳裏に浮かべた

“ローグ スーはそうした一つの手段で仕事は成功するが
自分自身はボロボロになっていく その後を誰も見守る人間がいないのなら
遠くから見ている。自分はそうした役目があるのかもしれないが勘違いと
大きなお世話になっていないとよいが・・と“


仲伍がその話を聞いた時、ああなるほど 自分にも同じ事が
繰り返されていたとふと遠く昔を思い出し、今彼がどれほどの
物を背負い深い沼があるか、それは自分たちでしか分かりえない事だと
仲伍は気づき彼を受け入れることができている。

だが・・・ユーにそこまでの覚悟があるかどうかは
わからなかった・・・。

仲伍はユーホアティエンが目を冷ましスーの企みを確信し
スーを殺害を実行する前に屋敷の輩たちを潰す事を急いだ。

スーとユーがどんな結末になってもいい様に
静かに事を押さえようとさっそくリュウに情報を集め
朱華蒼と少林学園とのイベントまでに整えようと
計画を立ててその日までに多くのその系列の会社を止めた。
契約破棄に持っていくことまで仲伍はリュウと話し合い
内偵捜査とかく乱しユーロたちは小さい会社の不正から
大企業までの隠し資産等をそれぞれの機関の人間と接触し
情報を天廩署へ集めたのだった。

天廩署の署長ヤムはそれを集めて計画の一部を決行した。
その日はよく晴れていた・・・。

朱華蒼の子会社たちの立ち入り捜査に
彼らは驚き・・・手が回る間のバタバタに追われ
報告さえ本部には上がってこなかったのだ。
そんな事は知らない ヤナガワたちは優雅に朝食を食べていた。

「ヤナガワさん!!大変です資産が抑えらえました」
一報が入って来たのは仲伍たちが計画したあとの二週間後
ヤナガワは声を上げ急いでスーに報告した。

スーは眠っていた・・。

バタバタと足音がして目をさましユーを呼んだ。

スー「なんだ?」

ユーホアティエン「会社が立ち入り捜査です」

スー「そうか・・いつかはなると思った」

ユーホアティエン「では!!!!!!!早々と手をまわさないと」

スー「お前は私といればいい」

ユーホアティエン「でも・・・・・・・・・・・」

スー「私といるんだ」

最初の出会いから数か月・・スーの言葉が変わり
スーは不安になる彼に耳元で「大丈夫だから」と
いい目を細めた。

ユーホアティエンは培った全てがなくなる事をなぜ?
そう言えるのか・・・・・・・。

ユーホアティエン「すべて失い何もなくなるのです!
なぜ皇子はそう笑っていられるのです」

スー「お前がなぜそうそわそわしている?」

スーはバタバタしている屋敷を眺めがら遅めの
朝食をし身支度をすると天廩署へ自らユーと共に足を運んだ。

天廩署の刑事は大きな高級車がアポなしに玄関に付け
朱華蒼の大物が来たと騒いでいたが・・
その大物が玄関を入った途端 音が消えた。


スーがゆっくり歩いている靴の音が響き
傍にと通って行こうとした人間は足を止め
ついこの前まではやったマネキン動画の様に
表情まで固まっている。
玄関からの窓口〜署長〜ユーロたちの
刑事がいる仕事場まで誰一人言葉を出す人間がいなかった・・。

その静けさを切り裂く声が響いた。
一斉放送「朱華蒼陥落」
誰も拍手はしないまま・・・スーたちは署長室のドアを叩いた。

――署長室――

署長「ようこそ天廩署のような小さな署に」

スー「ここは綺麗ですね^^ ユー座っていいよ」

ユーホアティエン「え?????????・・・・」

スーは「彼は私の大事な家族最近疲れていてね 失礼だと思ったが
先に座ってもらった」

後ろからユーロが「そんなに大変なら屋敷に帰った方がいい」
皮肉を飛ばした。

スー「先ほど聞いたよ 礼を言う ユーロ警視殿」

焦る事もなく署長ヤムは「朱老版どうぞ」

スー「お言葉に甘えて」

そうしてリュウとユーロと・・・スーが対峙した。


署長「用件を聞こう」

スー「話はあったんだが今屋敷まで押さえられたのなら
もういう事はない だが頼みがある この家族だけは亡命をさせてほしいんだが」

署長「それは逃亡罪で国外には出れない事になっているのだが
私にその罪の一端を課そうというのか?」

スー「ええ責任はあると思います 彼は身寄りがなかった・・
日本には家族を求めてあの屋敷に入ったことになっている
その前にここに来た事がある、真剣に話を聞いたことなど彼からは
聞いたことはないんだが」

署長「それはずいぶん前の事で私どもには測り兼ねる話です」

スー「そうしてうやむやにしておいた事も罪では?」

署長「そんな事をよく調べてここに来たのですか?」

スー「ええ、罪を逃せとは言いません、服役したのち
彼の将来を考えてくれるか、海外に出国して身を立てる事を
保障をしてもらさえすれば他は何もいらないんです」

ユーホアティエンは真面目に言ってるスーが信じられなかった
もし、彼が芝居をしているのであればとんでもない大ウソつきだが
なぜ利用とした人間の話をここでこの場所でしているのか?

ユーホアティエン「私の事はよいのです・・・・貴方はどうするのですか?!」

スー「部下思いの上司は嫌いか? 

ユーホアティエン「いえ・・」

ヤム「上司としてはとても優しい上司だが
署としては罪を作る大罪人としてしか見えない
さっき館内に響いた放送が聞えなかったのか?
お前の所は終わりだ」


スー「ええ聞こえてました。それでお願いをもう一つ
立ち入り捜査をするのは辞めてもらいますかね、
どんな手を使ったのかは知りませんが、これ以上の騒動は迷惑です」


ヤム「そんな事を言っていていいのか?
不法入国 横領 脱税 挙げればきりのない犯罪の温床に
なっている組織を潰すのは正当な手続きだ。
老板あんたはそんな事も気付かなかったのか?。
数日で社長になったせいでそれさえも見つけれられない
分からないでよくその職に就いたな。
部下の話を持ってきて天然ボケも程ほどほどにしないと
お前のその頭に銃口を突きつけるくらいは簡単だという事だ」

スー「もし証拠が出なかったらそれ相応の事は覚悟しているのか・・
横領の確証したデータはどこにある?ここに出してくれ
証拠という物が不正なら応酬をするまで。
今もヤムお前に銃弾の銃口はもう向けている。捜査が深みにはまる前に
やめるのも懸命な判断。その胸に銃口が突きつけて、いるのを忘れなきよう 」

スー 「署長さん ではいい返事を期待していますね」

ヤム署長の答えを聞かずスーは話を終わらせ何事もなかったように
天廩署を後にした。

――ひと時―――

屋敷はてんやわんやだった。

しかしすぐに仕事が0になるというのでは困るのである。
実際はかなり追いつめられているのだが、この会社そう簡単に潰れてはこまる。

どれだけの脅しも脅威も感じていないスーだった。

この事を仲伍がヤム達から聞くと「彼らしい」

ヤム「これは計算か?」

仲伍「ええ彼はそうゆう事をします」

ヤム「芝居に一杯食わされたのは俺たち天廩署の人間だけか?」

仲伍「全員です 僕だってどうゆう事になるかは想像できてなかったし
彼の言葉一つでここで、戦慄した状況になっていたらどうしようと・・
不安でした。」

ヤム「やられた」

苦笑いをしたヤムは「ビクターショウ殿によろしくって言っといてくれ」

仲伍「了解しました^^」

にこやかにこの話をして仲伍は屋敷に帰ったという・・。


その後屋敷に刑事は一歩も来なかったという。

その光景にヤナガワは「あの・・刑事は」

スー「止めた」

ヤナガワ「え・・?」

スー「止めた きいてないのか・・」
スーは耳が遠くなったのかコイツと心に呟き
「ユーお疲れ 今日はもういいから休め」

ユーホアティエン「それはできない 皇子はどうする?」

スー「風呂に入る」

ユーホアティエン「私が支度をする」

スー「頼む」

ユーホアティエン「では」

私室に入ると不思議とどちらが主かわらからない・・。

スーは支度した事風呂にぼーっと入っていた。
「うん??」

ユーホアティエンが立っていた

スー「もしかして殺しに来たのか?」

ユーホアティエン「いや・・」

スー「お前も入るか?」
ユーホアティエン「入らない外で待っている皇子」

スー「そうかさっきの話だがホントだぞ」

ユーホアティエン「銃があればの話」

スー「死ぬときは俺が撃ってやるよ」

ユーホアティエン「え?」

スー「お前死ぬときに嫌いな奴に打たれたいか?」

ユーホアティエン「そんな事は言わない、皇子は私を信じているのか・・」

スー「信じている」

ユーホアティエンは無言でスーの背中をしばらく見て
 立ち去ろうとしたが何を思ったかしばらくそこにいた・・。。

スーは汗を流し 彼からバスローブをもらおうとしたが
長湯をしてしまい倒れ部下のユーは受け止めた。

気を失い目を閉じているスーをユーの手の中で身体を冷まし
しばらくしてスーを抱き上げてベッドへ行くと乾いた髪をなでながら
そっと置き立ち上がろうとしたときスーは彼の手を握った。

スー「お前どこに行く傍にいてくれ」

ユーホアティエン「明日の支度がある」

スー「お前は働き過ぎだ」そういい少しぼんやりしていたが
ユーホアティエンは「眠ればいい皇子来たときの様に」彼の手を握り返し
スーは子猫の様に眠っていた。

ユーホアティエンはいつまでもこうした日が続けばいいと思いながら
だがそれはいつまでも続かない事がスーと自分の立場だと
スーの手を握りかえした時の彼に伝えられない心の奥にある
叶わない願いだが残酷に時間は過ぎ、時はこの朱華蒼の終焉に
近づいていた。


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