少林学園ファイナル「天廩署華麗なる一族"Tenchujin Brilliant Cl
  作者: hiyoko   2017年03月25日(土) 21時07分08秒公開   ジャンル:アクション
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――8章―最終章前半――
――襲撃少林学園・・・Night School dwatchman raid ・・――

天廩署の襲撃は少林学園の建物からも見えレンマたちメンバーたちは
眠っていた目が一気に覚め服を着替えそこから見える風景に愕然としていた。

レンマ「天廩署が燃えてる・・・・」

ドニー「まさかスーが襲撃命令を出したんじゃないだろうな?」

レンマ「いくらスーが!何かをたくらんでるって言っても
そんなことあるわけないだろう!!!!!!!!!!!!!」

ドニーの言った言葉を返したレンマは涙が出ていた。

レンマ「スーが!スー!が天廩署襲撃するわけ・・ないだろう!
あそこには 仲間がいるんだ! 仲間まで消すわけないだろう!!
あ!!!!!!!!!!!!!スー!!何してるんだよ!!」

涙がこぼれて嗚咽しレンマは拳を床にたたきながら崩れる様に
泣き叫んだ・・。

キョウマ「兄さん!兄さん!!!」

どうしようもない怒りと悲しみがドンドン湧き上がる
レンマに今スーがどう思ってるかなんてもうわからなかった。


ドニー「レンマ・・レンマ・・・・スーが何を考えているなんて
誰にもわからないんだ、あいつが本当に実行したのかも
分からない・・だから真実は明日わかる、明日奴に聞こう
レンマ・・・・・・・もう寝よう・・体に障る」

ドニーは崩れる様に泣くレンマなど初めて見た
どんな時も自分の心を戒めてきたレンマが慟哭して
どうにもならない事を吐き出しすこの時間を
ドニーはそっと見守るしかなかった・・。

そんな時キョウマが部屋を出て叫んだ
「部隊が来る!!!!!!!!!!!!!!」

部屋は青白く光が入り廊下に響く部隊の足音と機械音
それとおぼろげに見える彼ら・・
何もかもが暗闇の中で行われる計画を誰かが知る由もなかった・

レンマは「まさか!!!!!!!!!!!!!!!!」

泣きはらした顔を上げ部屋から出ると
そこには銃を持った朱華蒼の部隊が並んでいた。

ある一人の人間が言った
「タイムリミットだ ここを破壊する命令が出た」

レンマ「!!!!!!!!何のことだ! 買収の件は理事長が断ったはずだ!」

「誰も事は聞いてない 命令は下った ここは頂く」

銃をガシャッと向けて銃口はレンマたちの方向に向いている・・。

そうして対峙しているとその部隊からなんと仲伍がそっと割って
入りあの数珠をもって立ってるではないか!。

キョウマ「スーが殺せっていったのか!!!!!!!!!!!!仲伍さん!!!
答えを言ってくれ」

仲伍は無言だった。


キョウマレンマ ドニーしかいないこの回の部屋に
仲伍と部隊が来てこちらに銃口を向けている風景・・
闇の中に潜む悪魔の様に仲伍は銃口の赤い光の中
立っていた・・。

仲伍は近寄ってきた
「何も聞いていない・・・・・・・・・・・」

この一言がこの三人を戦慄させレンマは動けない
ドニーは喉の唾が呑み込めないでいる
キョウマが何かを見聞きしたいと思って動いた時
仲伍の手が動いた。

そして襲撃部隊は一斉に崩れ落ちた・・・・・・・。

仲伍「怪我がなくてよかったです」

仲伍がレンマたちの気を引いてる間に
彼の部下は部隊の人間の後ろから奇襲をかけたのだった・・。

レンマ「・・・!!!!!!!!!!!!!!!」

仲伍「ごめんなさい 全てスーが朱華蒼に入った時からの
計画で誰も知られてはいけないと思って・・・」


レンマは泣いた顔を皆に見られどうしていいかわからない
表情の中仲伍は言った
「スーは天廩署の襲撃はサインはしていないんです」
仲伍「ただ・・・」

レンマ「ただ何?!仲伍さん!」

仲伍「朱華蒼消滅計画で
天廩署の刑事が全員死んでも実行論だった・・
それが幹部会議の結論として署内ではわかっていた事です」

キョウマ「仲伍さん!それって机上の空論だろ!
そのまま実行してあれか!犠牲を払う計画が正当化するのか!!!
犯罪だろ!それは!え?スーがそれに加わる事事態が
可笑しいだろ!!!!!!!!!!!!! いい加減にしろよ!」

レンマ「じゃ!今日の襲撃は前からわかっていた事って!!!
そんなことあるかよ!!!!!!!!!潰れればいいのかよ!!
スーやリュウさんたちは消耗品か!!!!
あ!!!!!!!」

仲伍「“泣いて馬謖を斬る” 」

レンマ「四文字熟語で片づけるなよ!」

仲伍「これが現実」

レンマ「で・・スーはどうなるんだよ 」

仲伍「ただ一つ貴方に言えることは今日の襲撃は彼ではない
誰にでもわかるような浅はかな計画は立てない、あれは失策
朱華蒼は崩れ落ち始め明日で消えるんです」

レンマ「そう」

仲伍「行きましょう」

ドニー「ラウたちが!」

レンマ「いろいろ訳はあとから話してもらうから」

ドニー「レンマ キョウマ!!!」ドニーは叫び彼らを呼んだ

仲伍「レンマ 君は血を見るのが嫌いだと思うが
拳だけでここは通りきれない・・・これを渡す」

レンマ「正陽防衛とは分からない・・僕は刑事じゃない・・」

仲伍「少し細工をしてありますから」

レンマ「?・・」

キョウマ「兄さん 逆刃刀だ!行くぞ」

階段を下りるとそこには狭い所にたくさん部隊が並んでいた。

レンマ「行くぞ!!!!!!!!!!!」

サバイバルナイフ両手にをもったレンマは走って駆け抜けた
手を振りあげ血を見ないようにガツ!ガツ!!!!!!!!!
骨の砕ける音がして痛みがレンマの頭に響くがこの銃を持ってる人間より
早く動かねばならならない、レンマに何かを感じてる余裕はなかった。


狭い廊下仲伍が華麗に部隊を散らして行き
レンマたちが後を追った

暗闇はずっとつづきキョウマたちは明日が見えない
そんな錯覚に落ちる中でマンチェクが言った。

マンチェク「下を向いたら終わりだ キョウマ前をむいて
ここを通り過ぎろ!!!!」

キョウマはマンチェクの言葉を聞くと目の前の敵を
なぎ倒して彼の言う実践の意味を理解した。

そしてレンマは理事長室のドアを開けた。

レンマ「なにがねらいだ・・」

朱華蒼「全てだ」

天寶はにやりと笑い「ここの書類は俺たちが持っていく
お前はここを継げない 朱華蒼のポー様がここをいただくことになってる」

レンマ「そうはさせない」

天寶「ほーさすがスーの弟だけあるな 正義感が違う」

レンマ「正義感だけで世の中渡れないくらい知ってるさ・・」

天寶「坊ちゃんのくせによくいうな〜見せてみろ」


レンマ「ここで暴れる気はない」

天寶「しないのか? じゃここの紙切れはそこのぼっちゃんと共に
消えてもらう」

レンマはラウとトニーが捕まっているという事を知ったとき
そっと目配せをしてサインした・・。

レンマ「みんながみんな坊ちゃんだと思うなよ」

天寶「何?」

レンマ「ここを襲ったお礼をしたいと言ってるんだ」

レンマらしくない言葉だと笑ったラウたち、は天寶の部下を倒して
トニーの赤蠍の部下は暗闇の中からユーを取り囲んだ。

天寶「ここに潜んでるとはな・・・・赤蠍」

トニー「だから言っただろ?レンマが お礼をするって
君それでも朱華蒼の策士か?頭がぼけてる」

天寶「何を!!」

レンマ 天寶の言葉を聞くか聞かないかに持っているナイフを
逆にして切りかかり衣類を皆切り刻み彼の脚を傷つけた


天寶「グワ!!!」倒れ込んだ。

その一連の事件を仲伍はローグに伝えると
何処からともなくローグは現れた。

ローグ「策士失格だな天寶 お前が全責任を負う事になるだろうな」

天寶「なんだと!!!!!!!!!!」

ローグ「証拠は全部こちらに持ってる 署の内部の人間を
脅して天廩署を襲わせたのも、ここの襲撃をたくらんで
ポーがここを乗っ取りたかったのもすべてわかった
先ほど天廩署の内部の人間からわかったことだ
ポーはしくじったな」

ローグはカイに「じゃあと頼む」

カイは「OK」そういい「行くぞ」
天寶を引きずって理事長室を後にした。


―――夜景―――

カイはローグとあらかじめ話をしておいて
天寶がこのまま聴取応じない 証拠不十分で
釈放されるなら朱華蒼に戻って最後に取り押さえる
又はそこで死んでも書類送検して罪状を
内部で買収された人間と相応の裁判をすることで
罪状は消えないという事を話しカイは朱華蒼の
館にあえて天寶を置いて帰ることにした。

天寶「恨みは変えすぞ」

カイ「まあしっかり頑張れよ。それより策士としては
重大なミスだな報告する話をせいぜい考えろ じゃあな」

カイはにやりニヤリしながら館をくるりと車で回ると
スーのいる部屋を見つけ周りを気にしながらそっと裏口の階段を
上がり・・鍵を開けるとそこにはスーが座っていた。


カイ「寝不足になるぞ」

スー「遅い」

カイ「いろいろあってな・・お前監視されてるんだろ」

スー「ああ・・」

カイ「殺されるぞ」

スー「お前もな」

カイ「仲伍がユーを助けてほしい」

スー「スー以前から何かあると思っていたよ、だが彼と仲伍はどんな関係があるんだよ・・
きいているのか?」

カイ「仲伍さんはいわゆる・・昔の幼馴染でおなじシンジゲートの組織ぐるみで
付き合があったそうだが、仲伍が調べた中で朱華蒼を再興したいという事で
今ここへいるという現実だ」

スー「当初のここの再興とはずいぶん離れてしまっているんだがな、
初めは再興して当主になる予定は俺が主になってユーは秘書にかわった
なぜだ?」

カイ「天廩徽宗の古文書から主が誰か分かったからさ」

スー「天廩徽宗の古文書ユーも持っていたのか」

カイ「ああそうだ、ユーはこの古文書から現代を解き明かしたんだよ
天廩徽宗がいったい誰を指名して無くなってまでわかった時
お前の存在を探しそして出会うべくして出会ったというわけだ。
だがもしお前を見てこの財閥に不似合いだったら、
殺してやろうと思っていたはずだ、だが思った以上に顔も頭も悪くない
だから自分の再興の思いをお前に重ねたんだよ」

スー「外見が九割、頭脳が二割か ユーはここの
クローサになろうとしていたが、なりきれていない」

カイ「ユーは対等な人物を探していたんだよ
どこかでワンシンク―が生きていればと思ったはずだ、悪役にはちょっと
顔が可愛いだよ だがクローサにはなりきれなかったって事だ」

スー「そうか・・仲伍は昔蛇首の若き皇子で見事にそれをしていたからな
何処か無理だったのだろうユーには 仲伍は彼の家族と何か今繋がっているのか?」

カイ「ああ繋ぎが取れたそうだ だから助けてほしいと」

スー「天廩署の襲撃でユーは四面楚歌だ
奴が指示したと流れている だがユーは今日何もしていない
襲撃は俺も与(あずか)り知らぬこと だがそれを証明するものがないんだ」

そう話している所に仲伍が姿を現した。
夜の仲伍の服はあの黒い袖の広い服装である。

仲伍「ユーの件は裏が取れたんです。襲撃事件はポーたちが
企ててユーの部隊で天寶が藤田たちと一緒に行動したという記載が
リュウのデータから出てきた」

スー「リュウいきてるのか・・」

仲伍「それが・・・・・」

沈黙をした仲伍の言葉を聞き
スー「だろうな・・で?」
目を細めながら次の話を切り出した。

仲伍「残っているパソコンの壊れた中のデータをカーロが
解析していたら今日の襲撃事件の地図と時間と場所が記載されていた」


スー「勘か?それは」

仲伍「彼のデータが見事に当たっている 彼がいつだれがどこで
動くかずっとGPSから見つかりました。」

スー「ここの計画は全てリュウの小さなチップに流れていたって事だな」

仲伍「そうですね。」 「“pm20 tenrin target maine red121chord
121f f1y Maineredchord“”0・”121“ ”・・・・・」

(夜 20時 標的 天廩署 主格部隊朱華蒼121ナンバー部隊
主格実行部隊朱華蒼121部隊 藤田 藤田部下1ユー 天寶 121部隊)

スー「さすがだなリュウ」

仲伍「ええ」

カイ「すっげー敵にしたくないな」

スー「リュウを敵にして生きた人間はいない」

仲伍「明日は絶対襲撃が予想されて終わってる・・」

スー「明日かやっぱり・・天寶は今頃襲撃の指示が
ユー・ホアティエンでない事を知り大変だろうな・・
それは自業自得だろうが、ポーが怒り狂ってるだろう」

カイ「相手を間違えた奴らの誤算だろ?知ったこっちゃない」

仲伍「何とかユーを・・・・・・・・・・」

スー「あいつがどれだけ俺を信じているかが
鍵になる・・アイツは誰も信じていない」

仲伍「できる限りローグさんと部隊を動かすので
なんとか救いたい」

スー「明日の経路を教えてくれ」

カイと仲伍はスーの脳裏だけを頼りに 経路を話
幸運を祈ると笑った。

スー「ああ」

仲伍「では」

カイ「じゃな〜」

カイと仲伍は仕事を終えると、どこかに消えた・・。


――「学園」――

仲伍はカイと別れると レンマたちの事が気になり
学園に戻って自分の部下たちにあれこれ指示をだし
ローグから天廩署の事も事前に指示があり襲撃後の処理等をしていた

レンマたちの医療班を送ったのはいいかどうなったのか
学園内も黒煙がまだ立っていたので天廩署以外の人間が
あたり付近の確認しながら仲伍は歩いていた。

レンマ達は襲撃部隊を倒す事だけを目的としてこの学園の中を
走り回り自分たちが追った怪我など痛みを感じていなかったが
身体には小さい傷があり弾をよけたときの弾いた痛みなど
感覚がなかったのだった・・。

レンマが医療班に手当てしてもらっていた部屋に
仲伍は立ち寄り様子を聞きいていた。

レンマ「仲伍さんさっきの後免・・色々言って」

仲伍「謝る事は何もありません。貴方は悪くない
悪いのは¥だけでうごく人間達の邪心です」

レンマ「・・・」

仲伍「明日またお会いしましょう 怪我大丈夫ですか?
トニーに薬を持たせています 医師を派遣していますから
治療してください」

レンマ「ありがとう・・」

レンマたちは怪我を治して明日に備えた。


―――失策――

ユー・ホアティエンは天廩署の襲撃を聞き廊下を走って行きそうになった。
普段何事もゆっくり行うユーだがこの時何がどう狂い始めているのか
天寶がぼろぼろになり何とか帰宅してきた所を捕まえて聞いた。

ユー・ホアティエン「なぜ指示のない事をしたのだ
天廩署には行ったが襲撃しろとは言わなかった」

天寶「え・・・??私はてっきり主が(ユー・ホアティエン)
指示を出したのかと・・・・・・」
ユー・ホアティエン「主は朱老板だ、なぜ私がそんな指示をしなければ
いけないのいか 私が天寶にききたい!」

普段物腰が柔らかいユーが声を荒げるように天寶の報告を聞きき
天寶はどこで何を間違えたのか誘導した己の策略も言葉が
なくなっていた。

ユー・ホアティエン天寶には謹慎を伝えあれこれ仕事へと
身を置くことにした。

天寶はポーのいるの部屋にあしも重くポーの怒りの顔が
想像できつつ部屋に入るとヤナガワとポーは失策の報告を受け
ユー・ホアティエンが部隊などを止めた事により
次の指令が出来ないくなっていてここも暗い部屋でぼー然としてた。


ヤナガワ「どこでどう漏れたのか・・・・・・・・・・」

ポー「情報が漏れるような事していたのか!え?しかも天廩署に
ダダ漏れじゃないか、どうしてこうゆう事の脇が甘いんだ」

ポーは大きい策を立てていたのでこの打撃はウン十年の中で
朱華蒼が大きな損害を被ったことはないがこうした奇襲などの情報が漏れるなどとは思いもよらなかったという事に、明日の襲撃しか考えられなかった。

天寶「明日は少林学園のセレモニーですよ、明日行うんですか!
これこそ解体数前のここが滅びることになるんですよ」

ポー「書類と¥を持って出るだけだ、もうほかはいらない
ユーもスーも少林も消えてもらうだけだ」

ヤナガワ「そうだな」

天寶「公に殺人をして犯罪グループと言ってるようなもんだ」

ヤナガワ「今更何を言うんだ元々この組織はそうした組織だろ
今更きれい事を言ってどうするんだ」

ポー「すべて証人を消したらいいだけだ」

ヤナガワ「明日はスーが壇上に立って最後の獅子が舞い始めたら
部隊を動かすぞ」

ポーはそれを支持を出しユー・ホアティエンに知られないように
朱華蒼の部隊は動き始めていた・・

指示したこのない事まで起こりスーの所へ報告しようとしたが
スーは眠っていて全く起きる気配がなかった。

彼はなぜこんな事が起きてもぐっすり眠っているのだろうか・・・。
どんな心臓をしているのかスーの眠っている心に聞いてい見たかった。


――――病院――――

ほとんどががら空きの天廩署内を襲撃され
重傷を負ったのはユーロとリュウだった。

リュウたちは何とか生きているのに、スーの事を心配した。

言葉が出ないリュウたちの横カーロが黙って仕事をしていた。
正陽は天廩署の内部の破損データなどを見たり署長ヤムと
あれこれと事務処理の追われている状態でユーロとリュウは
動けない。

カーロはしばし考えながら眼鏡をしまうと、リュウに問いかけた
「やはり私が動くしかないのだろうか…」

カーロ「朱華蒼と天廩署の古文書が見つかった。
私と君の一族は上海、蘇州 香港 に分かれて暮らしていた。
スーと私は直系の兄弟になる。リュウ君はスーの弟
私の先代の家族の父とスーリュウの一族の父の先祖は代々
朱華蒼の要として要所要所を押さえていた大きな役割を
していたという事が当時持っている領地でわかっていたそうだ
それが古文書に記してある、それが全容だった
そして今朱華蒼にいるユーは君の弟」

リュウはそれを聞きながら目に涙をためていた。
言葉を伝えることができないが 先祖からの受け継ぐ家族が
こんな形で出会いまだ見ぬ弟が対照的な人生を歩んで出会った
真逆の運目をたどって今犯罪者と刑事として争う事になるとは
思わなかったのだ。

リュウはカーロに伝えたかった・・
「無理でもいい・・弟に合わせてくれと」

リュウは酸素を吸ってる耳にカーロの言葉が聞え
微かに手を動かした時カーロはその事を分かったように
うなずいた。

そして病室を出ると正陽に伝言をいれた。
「朱華蒼へ動く」

正陽は天廩署の事故処理に追われながらも
カーロが動くことを知り早めに朱華蒼そのほかの書類を
そろえることが先決だとヤム署長に言うと
ヤム「カーロが動くのか これは荒らしにならないとよいがな」
そう呟いた。

正陽「カーロさんが動くときってなにかあるのですか?」

ヤム「彼は一人で1000人の部隊を消した事がある」

正陽「それで傷が多くて武術を捨てたのですか?」

ヤム「あいつは・・・スーの朱華蒼があった上海で
一目置かれる存在。ついこないだまで朱華蒼を動かしていた」

正陽「それは最初からわかってここに来たってことですよね」
署長に言うとヤムは「違うんだ彼は突然消えた
家族を探していた・・それがユーだったんだ」

正陽は驚くがカーロが中々何も言わない所に
少し気になっていた。
スーとも一線引いていた事を考えると、いろいろと難しいことを
考える事がここでほしかったのだろうという事が理解できた。
正陽はそれ以上は言わず黙って仕事を続けた。

―――二人――

カーロは髪をそっとおろし後れ毛を下ろしてゆったり束ねて
適当にワックスをかけて無作為にばらしていた。

少しクラシックでビジュアル系のスーツをさらっと着ると
朱華蒼へ行った。

誰だ? 門番は聞くが カーロは無言のまま・・・

門番は不審者としてばらばらと人を呼ぶ・・。

カーロ「ユー・ホアティエンに会わせてもらおう」

「なんだと!!!!!!!」カーロに朱華蒼の部下が
向かってきた瞬間 風が消えて その人間達が倒れた。

カーロ「素直に通してくれればいいものの・・・」

そう言いながら何事もなかったように屋敷に入り
「いるのか?」ユー・ホアティエンの部屋の扉を開けた。

ユー・ホアティエン「兄さん・・・・・・・・なぜ?」

カーロ「ここにいると情報が入った」

ユー・ホアティエン「スーは家族とわかったのか?」

ユー・ホアティエン「兄さんは? どうしてここにいる?
それにどうして上海に帰ったんじゃないのか?」
ユーは突然来た上海の部隊を持った彼がどうしてここにいるのか?
困惑していた。


カーロ「どうするつもりだ?」

ユー・ホアティエン「どのみち終わりさ」

カーロ「家族が分かったんだ ここからでないのか?」

ユー・ホアティエン「兄さんの様にはいかない」

カーロ「スーと私が兄弟だとわかってなぜまだここにいる?
そんなにあの伝説を信じたいのか?」

ユー・ホアティエン「七人揃えば再興できる」

カーロ「それは無理だ 残ってるのは私とユーと
スーと今瀕死のリュウだけだ・・それも時代がずいぶん変わり
自分たちの先祖が誰かは三人誰も知らない」

ユー・ホアティエンは自分たちの家を再興したと願っていたが
ことごとく阻まれ、それが身内なのか外なのか両方なのか?
一夜にして巻き込まれた物が大きいほど彼は一人で考えるしかなかった。

カーロ「考えたって何も出ないのはわかったんだろう・・・」

ユー・ホアティエン「兄さんはスーを信じてるのか?」

カーロ「ああ信じてる アイツは頭脳は二割だがその二割は直感と
経験 あとは人の動きをみて時を読んでいる ただ人を統率とはできないが・・」

ユー・ホアティエン「なぜ殺せないのかわたしにはわからない・・」

カーロ「どんなに憎めてもお前はスーを殺せない
目を見たらナイフを突き立てられないのは 潜在的に残ってる
血筋の匂いだからだ」

カーロ「ここと一緒に最期を迎えるのか?」

ユー・ホアティエン「ああ」

カーロ「悪いがお前には付き合う事が出来ない
私は スーを守りレンマたちの元に戻すのが仕事だ」
カーロとユー・ホアティエンは対極的な立場であり
カーロが動けば兄であっても彼はカーロの動きを封じなければ
いけない・・。

したがってスーの傍でスーを殺せないという事は
己の命を縮める事になるというのは、彼もわかっていた事だが
だがスーの傍に居ると何かを懐かしい匂いで心がいっぱいになっていたのだ。


カーロ「悪いが部隊はもらっていくお前に渡す者は何もない
スーをその手にかける事が出来なかったのがお前の最大の失策だな」
彼の後ろにはローグアサシンと赤蠍があることを知って取り込まなければ
意味がない」

スーを取り込んでもその後ろのあるものを掌握しなければ
ただ人間を取り込んでいるだけの事だという事。

ユー・ホアティエン「早く気づくべきだった 赤蠍 ローグアサインそれに
兄さんとDragon・・・・すべてがそれで動いてる事を私の失策。」

カーロ「失策が分かればいい・・後はないぞ
今日の夜決めておけ 容赦はしない 」

ザザザと風が動いたのだった。

気かないうちに殺人の手が回ってきた事を知りカーロは
拳を抜き捌いて消した。

ユー・ホアティエンは月が見えた今日の日が一番きれいだと思っていた時
終焉が来るとは・・・・・・・とこの日 カーロと会ったのは
何十年ぶりの対話だったが彼のその気持ちは変わることはなかった。


ユー・ホアティエン「この家を再興する」それをカーロに伝えると

カーロ「遺言を受け取った 無事朝を迎えろ」
そう言い消えた

この夜が長くも短くも感じるのはどの人間達だろうか?
朝になるまでにどれだけ目を閉じれる時間があるだろか・・

眠ってるスーとこの組織の人間はこの夜を色々な意味で
大事な時間が過ぎているのであった。

そしてそれぞれの思惑が交差する中で朝を迎えたのだった。

―――「Two people coming back」―――

病院の中で意識が戻り傷は癒えてなかったが
このままスーだけにはしておくことができなかった
全てが判明した以上、家族がどこにどういようと
スーを助けユーを助け皆家族と会わせることが
必須条件とリュウは思い重い体をベッドから起こし
何とか動ける体にスーツを着て身支度をした。

看護婦はまだ無理だと言っていたが
リュウはこれが済んだら治療をするといい
聞く耳を持たなかった・・・。

リュウ「必ず生きて帰ってきますよだから・・
ユーロと自分を出してほしい」
そう言い無理を言い通しヤムにサインさせた。

ヤムは「これ以上犠牲は困る 署に刑事がいないくなる」

リュウ「帰ってきますよ スーが危ないんだ 部隊をすぐ動かしてください」
その事だけを言うとユーロと一緒に傷の癒えてないまま
二人はスーの愛用の車に乗った。

ユーロ「なあリュウ 体の傷は何時か癒えると思うが
心の深い傷は癒えないよな スーとユー できることを
やり切る事が今回俺たちの仕事だな」

リュウ「ユーロに言いたいこと言われてしまった」

ユーロ「たまにはな〜兄さん」

リュウ「ユーロ・・」

ユーロ「何時からだろなあリュウの事もスーの事も
心のなかでそうゆう言葉に変化して行ったんだ
スーが兄貴になるには少し足りないんだが」

リュウ「背とか?」

ユーロ「背はみんな同じだろ」

リュウ「ローグさんはきっと違う」

ユーロ「ローグさんは違う物食べてきてるんだな
スーもローグさんと過ごしたのに背はちっとも変っていない
おまけに精神状態もガキのままだな」

リュウ「ユーロはそうゆうことはきっちりいうんだなー
僕はそこまでは言えない」

ユーロ「奴は基本的変わっていないね 暴れん坊って言われた
俺も奴にはかなわない でも・・・」

リュウ「でも?」

ユーロ「最初に会ったあの顔は忘れない」

リュウ「刃と傷を隠した笑顔」

ユーロ「ああそうだ」

リュウ「スーはきっとあの顔をしていた時から
変わってない あの時からずっとこの出会いを探していたのかも」

ユーロ「奴の心しかわからないけど 孤独人には違いないや」

リュウ「みんなそうなのかもね」

ユーロ「そうゆう事だな」

リュウユーロの軽快な口調ににこりと微笑み
「さて行きますか」 あの襲撃の夜と同じことをユーロに話
ユーロ「OK」 爽快に車を飛ばした。

空は高くそびえ、雲一つなく晴れわたり今から血なまぐさい事が
起きるような事があり得ないほど澄んだ空は二人の乗った車を
包むように広がっていた。





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※作品内の画像・背景画像は作者様のもの(一部劇場のもの)です。お持ち帰りされる際は作者様に許可をお取り下さいませ(合掌)

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