『少林学園・武侠兄弟―其之六外伝の外伝 《武林傅・三獣剣客》
  作者: ミコ&hiyoko   2016年10月19日(水) 00時02分44秒公開   ジャンル:武侠
【PAGE 8/12】 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]



第七章 by hiyoko

翠は天珠庵にて迷惑をかけたと言い胡弓を弾いて法連たちの心をそっと静めた。

法連
「ここ最近は色々な人間の思惑で争いが絶えない
翠はそうゆう時にいつもふらりと来てこうして音楽を奏でたり
冗談を言って人の心をなごます術を知っている」

瞳蓮
「法連はそうゆう器用さはないけれど弟子の日々の武術の教え方 修学は一番よく教えてるじゃない」

法連
「器用さはないといったね?」

瞳蓮
「ええ言いましたよ」

法連は翠を見ながらしばらく黙っていた。


「まあまあ・・元々私はあちこち風来坊でして法連師父とは全く違う道を歩いてしまったのであまり武術などの師は向いてないのです
法連師はそうした指導者としての力と師としての心得
私にはそれはできない事です。
人それぞれ良さはそこにあると私は思っています」

珍しく普通の事を言った翠に、法連はこうゆう真面目な事を言うのなら城に残って宮殿の文官などをして職務を果たせばよいのに、フラフラといつもどこかに行ってしまう
事にもっと忠実に生きていけばよいのにと思うのだった。

朝貴
「久しぶりに翠の言葉を聞いた」


「まあ・・こうゆう所であまり馬鹿もいえなくて」

法連は瞳蓮が目を輝かせて翠を見ていることを気づき
「しまった・・・」とこころのなかで呟いた。
法連がしまったと!と思ったのはいつもチャラけて軟派な姿をしてる翠は変人でとても女性に慕われる
誠実な所などなく、先ほどの様に女性からも罵声を浴びせられるという姿が多いのだが
翠という人物黙っていれば容姿は端正 趣向も沢山持ち洒落た装い綺麗に束ねた長い髪にすらっと伸びたその姿
目は細く切れ長 
スマートなその姿
言葉をゆっくり選ぶように、少し低い声と抑揚で話す姿は
僧を目指した人間というのはほど遠くどこか遠くの仙人の子孫神仙といった姿に他ならない。

法連はその姿をこんな所で、彼が見せると思っていない上に
自分が愛している瞳蓮にまだそうした所を一度も見せてない事
そしてこの男(翠)が同門の秀才にて自分と、同じ力を持ち合わせた
人間というのを瞳蓮には一度も言った事がないのに
たった三分の胡弓の音楽とその言いなれた言葉をさらりと出してその場の空気を華やかなものに変えた事に対して、法連は今更ながらこの男の色男ぶりに圧倒されてしまった事を
はたと気づいたのだった。

法連
「翠よ、そのようにさらりと私の事を言うのは何か含みがあるのか?私は早々そなたの言う事を信じる訳にはいかぬだが」

法連の言葉に翠「そうですか・・・法連師父では今回の羅刹門のあの出来事の秘宝はあなたの所から出たのは何か?
解き明かそうとしたものがあったからですか?」

法連
「それはあの秘宝が偽物と知っているのは私たちだけだったんだが」


「偽物ですか」

瞳蓮
「え?偽物をつかませたのですか?法連」

法連
「ええそっくりなものを朝貴にいい作らせました」

びっくりしたような瞳蓮と目を細めた翠。

翠は「企みが何かが分からないけれど、おおよその事は鷹たちには分かるはず。そのときあなたはどう対処をするのですか?」

法連
「それを知ったらここに来るでしょう」


「そうですか」

翠は安徳たちの行動がどう出るかで羅刹門のすべてがその手に入ることが一番望むのは誰なのか??扇をフワリと
仰ぎながらしばらく考えていた。


「法連ちょっといい?」

法連
「ああ」(望むところだこの色男・・)と思いながら二人になった。


法連
「翠、何が言いたい?、わかってるだろう瞳蓮と私の事は
なぜ混ぜ返す事をするんだ、まるで私が何か策を弄してこの手に入れようとしてると、言わんばかりの話向きだ」


「瞳蓮母師の事は知っている 旧知の仲だからな
だが羅刹門をすべて捕えても宮中の腐敗を制しなければ事は収まらないのだぞ、法連何でもその手と法で収められる世の中ではないんだ、それはしってるだろう・・うわごとという事を」

法連
「だが秩序は守らなければいけない 誰も賊が世を荒らしていいという法はどこにもない」


「だったら宮中の役人を金で説き伏せればいい
その方が何倍も徒労がない」

法連は翠の襟元をつかみ「翠お前はそうして誰が喜ぶのだ!
民の喘ぐ心が分からないのか!お前は何のために放浪してる」


「手を離せ・・・・現実と理想は違うどこの国でも金で世の中まわっているではないか?
政治だけでは世は収められない。現実は金と欲望と権力が支配してる」

法連
「お前は汚れてる 泥まみれだ その泥を落とす事はできないのか・・」


「泥まみれになってわかることがある
そうだな法連は嫌いだろうが、羅刹門を動かしているのは権力だ。
その権力を消す事。 皇帝を動かせ皇帝を動かし正しい権力と力と知性を広める事
他にない」

法連
「皇帝は翠が言うほど簡単に謁見はできないのだ
そのことくらいわかるだろう、しばらくいない間にそんな事も忘れてそう言ったたわごとを翠は言ってるのなら
目が曇ったのは私ではなく翠お前だ、お前はいつもそうだ
現実というが、その現実を一度も実行したことはない
翠お前はいつもそうしてほらを吹いてるに過ぎない違うか?」

法連の言葉に翠は確かにそうだなとうなずいた。
自分はいつも彼の傍にいない、そばにいるのは瞳蓮と安徳
そして弟子という図式そこに自分の何かを残していた事は一度もないのだ。
自分が法連を知ってる以上に法連は自分の事を誰よりも知っているという事をふと思い出した。

翠はまた法連にしてやられたなと苦笑いしながらでもそう言った彼の真っ直ぐ真の通った所で弟子も友も彼を慕う事も昔から知っていた。
翠そう心に言い聞かせながら彼にもう一言言った。
翠自身が感じた事でもあり今の皇帝が誰の家族かもこの目で確かめた事だった。


「方法は一つあるそして貴方はそれができる位置にいる
皇帝に苦言をするのは第三者だ。そして今回も第三者
この事態を招いたのは皇帝の側近である役人だ。
これだけの大きな事件にして皇帝の首を挿げ替えようとしてる
事実がこれだと思うのが私の見解だが法連はどう見てる?」

法連
「意外と中身はまともだな翠」


「安徳と君 そして瞳蓮師がこの羅刹門の大きな鍵かもな」

法連
「最近どことなく不思議な夢も見た」


「夢は現実となる だから今何をしたら一番いのかは法連が決める事 武林も諸派も武術の世界全ても基本は“和“だろ?」

法連
「翠はまたどこかに行くのか?」


「長くいるとどうも旅の虫が起きてね・・
あんまり官職だとかいうのに興味が持てない」

法連
「安徳の傍にいないのかいい加減腰を落ち着け彼の相談役に戻ってはこないのか」


「彼には紫苑と朝貴太監がいる」

法連
「いつまでも朝貴太監を一人にさせるな
知ってるぞ 彼がお前を好いてる事を
そしてお前はそれを袖にした事も」


「気持ち悪い事を言うな そんな趣味はないと朝貴に言った
それに朝貴があそこまでになったのは私がいないからだ
そんな趣味をしていて出世はない・・」

法連
「翠はどうなんだ?」


「普通の友だ。それ以上もそれ以下もない」

法連
「意外と盲目なんだな知らなかった。
聞かないことしておこう」

笑って済ませた法連となぜそんな事ばかり知っているのか?と
言った風の顔をしてる翠。この微妙な関係が微妙に構築されて
今に至るが朝貴が少なくとも翠のその姿中身に少し頬を染め
その手を引き入れ翠は何も思わずにその身を夜具に落とした事は眠りの中で少し記憶があるだけだった。

それなのに法連が知ってるとは・・・藪蛇なのか
それとも見ていたのか、頭の中に色んなことが思い出され
そして言葉がクルクル回っていた。

翠はふと思い出した
あーあれは一夜の誤ちだった・・あの日は宮廷一の女性に
私は酌をしてもらいその女性と一夜を共にするはずだったのに
それが奴とはな・・・
戯れに宴で踊っただけなのになぜああいう事になったのだろうか…
あの日は酒にずいぶん酔っていた、春の宴は桃の花が綺麗すぎて目がくらんだだけだったのに千夜一夜って事が
あるだろう・・
法連こそあれこれ今からなのになぜ私だけ言われるのだろう・・と
それもまあ桃の春の花の散る一夜の儚きものと笑ってたんだが・・まさか・・朝貴がそんな気持ちとな・・

翠の中で朝貴はどちらかというと、三国志の赤壁の周瑜のような
そういった武官に見れるほど、武術もたけ落ち着きそして何より策略家だとずっと思っていた。綺麗な女性を
傍に置きいつも音楽に興じ、政治に一つも関心がないと言った
話ばかりしていたのに、大監になるとは思わなかった。

思い出すとそんな思い出しかない・・・

頭を整理すると・・・何事もなかったように
瞳蓮の傍に戻り談笑しそして安徳の用意してくれた館に帰ると
酒を食し眠りにつこうとした。

月夜がきれいな日。

外では花柳の季節も終わりもうそろそろ秋の祭典が開かれる
そんな季節の移ろいを感じて羅刹門の事件もありつつも
黄金の色が輝く華やかな日を迎えるであろうと酒を飲んでいた。

そんな夜朝貴は現れた。


「静かに来るのはいいが明日にしてくれ」

朝貴
「そうゆう事を言うのか?」


「馬鹿な趣向はやめたのではなかったのか?
私に関わるといい事はないのは知ってるだろう?」

朝貴
「どうして?翠のおかげでこの身は安徳につかえることができている」


「女のようなあの姿は嘘なのか?」

朝貴
「君がいない間はね」


「その男の顔を安徳にいちどもみせたことはないのか?
皇子がいるというのに私とこうしているのは成長に良くない 
皇子のために早く帰れ 聞いてるのか?
そうした事は花街の旅籠でしたらどうだ?
それもきれいな綺麗な女性のような男がいる・・」

朝貴
「翠に言われなくても十分満たしている
だが・・・・・・翠のような女はいない
白い肌が染まる女はいないんだ 容姿だけで好きになった
女などいらぬのだ」


「馬鹿を言うな 帰れ」

倒れ込む翠と影が一つになる月明かり
翠の衣服がはぎとられるように外では見せない朝貴の姿、翠の前でしか出さないその強引な言い方
全て月夜の中に照らされる中で翠は目を閉じて
「一つ・・・・・・・お前に過ちがあるとすれば
私にもその“武”がある事だ・・」

彼のみぞおちにコトッと拳を入れると
彼は
「翠・・・・・・・・・・・・・・」

そういい翠の膝へ倒れ込んでしまった。

翠の衣服は肩少し肌が見え赤い跡が残り
下していた長い髪をかき上げて適当に結ぶと衣服を整え眠っている彼を椅子に座らせ月夜を見ていた。

安徳が何を思ったか翠の部屋へ行くと翠の下した髪に櫛をいれ整えていた姿を見て言った

安徳
「なにが・・・・・・・・・・・・・あった?」


「どうしたんだ?こんな夜更けに?珍しい」

安徳
「朝貴に羅刹門の件で書斎に行くとまだ帰ってないと部下がいってなここを教えてくれた」


「ふーん・・そう」

安徳
「翠お前その肩の跡・・」


「酒を飲み過ぎてな」にこっと微笑むと

朝貴の眠ってる姿を安徳は見て「そうか」


「まあそうだ 月夜がきれいだからな
酒を飲み過ぎて戯れが過ぎたらしい」

翠はそう言い朝貴の事を伏せておいてほしいというニュアンスを安徳にむけ安徳も了解と言った顔をし、その夜を通り過した。

その日の朝だった。

城下町に
「羅刹門 鷹 参上!」と大きな旗と貼紙がしてあり
羅刹門が動き出したという事で店の主たちは騒然として安徳は鎧をまとい宮廷に馬を走らせた。

法連は大聖山に行き数日籠もっていた。
あの数珠の秘宝は瞳蓮の体内から出てきた。
三蔵法師の持っていた金輪児ではあるまいしなぜ瞳蓮から出て来たのか不思議であった。

大聖山は聖天大聖が埋められたともいう五行山の別名というが
定かではない。わかる事はここで多くの仙人たちが悟空を懲らしめようと菩薩にあれこれ相談した結果この山ができたという事の伝説だけだがその孫悟空も今や仙人である。

菩薩の指にしるしを書いて、埋められた孫悟空が100年という長い月日閉じ込められていたのに、悔悛は見当たらず三蔵を困らせていた事やその後の行いが、自らに降りかかった事など数えればいくらでも、悪行の数々を数えられるのだがそれ以上に天竺への旅路で己を振り返り、天に上るまでの修行をして来たという話は自分たちの世界は、真実になった。

それが過去の伝説となってもその話は人の行いの全てにその後悔と懺悔とそしてその後の己の行いをどう生かしていくか?
という人間の学ぶべき事が話には深く刻まれているのだが
人間の行いというのは前世も来世も同じように流れて生まれてこの命が閉じてもまた子子孫孫と受け継がれていく
因果もあり・・父の恋も愛も今は己に降りかかっている事を
感じると、もしや?と思った羅刹門の話もそう遠い話には
思えなくなった法連の心にざわつきを覚えた。
法丹たちが馬で翔り大聖山の大門の門を開けてきたのだった。

法連
「どうした?何をそんなにあわてる?」

法丹
「乾坤極経は解き明かされました???」

法連
「法丹お前は羅刹門の件でここには来れないはずなのに大事を置いてくるとはお前たちは何を学んでいるんだ私から」

法丹
「それが師父!その巻物の力が今必要なんです
今鷹たちが城を占領して大きな魔力が世界を覆ってしまったんです
師父!早く降りてきてください」

法連は急げと言われてもまだ瞑想を初めて一日たっていない
乾坤極経さえ文字が解けない、難解なその言葉を問いただしていた彼、そしておぼろげな言葉が出始めたとき弟子の声で消えてしまったのだ。

師父師父と呼ぶ声が脳裏に響く

法連
「安徳はどうした? 私はまだ下山できない
何もわからにまま下山をして何ができるというだ
法丹お前は羅刹門の中を知っているのだろう
他の二人は?私はまだ下りない」

法丹の手を振り払った法連は門を閉じてしまった。

法丹はうなだれたまま馬に乗り、師父の表情に
“お前の使命を果たせ”と言っていた顔をしばらく
思い出しながらも、いろいろな手を尽くしたのに
まさか羅刹門が二つに分かれて怒涛の様に町に駈けてくるとは
予想もしていなかった。

法丹
「今更潜り込もうと思ってもなあ、同じ手は二度も使えない
師父は帰らない 瞳蓮母師は捕まってしまう
どうしたらいいんだ・・・」

法京
「どうだったんだ???」

法丹
「師父は出てこない」

法卓
「嘘だろう そんな!瞳蓮母師は捕まったんだぞ」

法丹
「師父は何も解き明かしてないと言った
“お前の使命を果たせ”って」

三人
「そんな使命って 窮地に立たされて使命って何をすればいいんだ?」

法丹
「それが分かれば俺だって苦労しないさ!」

とぼとぼと馬に乗ったままこうべを垂れて帰るしかない一本道 
行き着くところは一体どこなんだろう
三人の頭に浮かぶのは羅刹門が今から始める考えた事もない残忍な悪行しか思い浮かばなかった。

しかし何をどうしろというのだと。

勢いをもって彼らのアジトに行ったとき目にしたのは瞳蓮母師が目を閉じていた事
寺でついさっきまで談笑してた、はずの師と瞳蓮母師が離れた途端、隙を見て押し込まれたこの言えない悔しさとなんだか今ままでの事が、嘘であると言った二枚上手の
羅刹門の鷹という人物に一杯食わされた以上である。

法京
「ど・・うしたらいいんだ 手詰まりだ」

窮地に追い込まれたときそれぞれの力を出せと日頃から言われているのに、こんな窮地に立たされる事は生まれて初めて、そしてそれも師父の一番大事な人が生きてるのか、死んでるのかもわからない。

法丹
「なあ・・翠って言う人間がいってた
権力と金が人を動かすって・・・
でも師父はそれは違うと言い切った
師父は理想を求めてるのだろうか現実を求めてるのだろうか?」

法卓
「何を言ってるんだ!翠は師父に賭け事をしたまでだ!
どっちにするって!どっちにするという話かあれが!!
奴みたいな人間がいるからこの世は乱れるんだよ!
師父は間違っちゃいない」

法京
「ああそうだ!理想を現実に近づけるのが俺たちの仕事だろう、法丹はそんなに翠って奴の話を信じるのか、違うだろう、理想は理想だがそれをどううまく今の世の中に近づけるかが師父の信念だ
翠はそれの信念を持つことができなかったから師父のようになれなかったんだろ!?
師父は今苦しんでるんだ、あんな風来坊かなんなのかわからない色男に何ができるというんだ」

法京は馬上から声を上げ二人に言ったのだった。

どんなに翠という人間が世渡りを教えようと
所詮それは風来坊の言葉で今を生きる自分たちには出来ない事があるんだと、その中でも師父は真実のみをしり今を生きてると言いたかった。

法丹
「めずらしいな・・法京お前がそんなに声を荒げるなんて」

法京
「・・いや・・まあ・・・・」

法卓
「言いあいしてもどうしようもない まず突破口を開いて行かないとな なあ〜法京」

法京
「まあそうだな〜起きた事は仕方ないって割り切りも必要なんだけどな」

そういって馬を歩かせて町へ戻っていた三人に朝貴が現れた。

三人
「あれ?大監様・・・・・・・・・・・・」

朝貴
「青燕が翠から翡翠の剣(つるぎ)をもらった」

三人
「翡翠の剣?それは禁固王国で作られて
焔(ほむら)に消えたって師父が言っていたんでは?
孫悟空しかその復活をする方法は知らない
そしてその孫悟空に会うのには火炎山の大門を開いて大窯のなかにある芭蕉千がいるって」

朝貴
「それが・・・翠が持ってたんだ」

三人はこれは勝機が見えてきたのかもしれない
翡翠剣があれば少しは黒い国風も天から切れて行くことができる力があるという力を持っている!
本当ならばそれは窮地に立つ自分たちに天が与えた奇跡だと
確信した

法丹
「翠ってやつは不思議の国から来た猫型機械男だな」

法京
「捨てる神あれば拾う神があるって事で」

法卓
「じゃいきましょうか!」

馬を走らせ瞳蓮母師を救う手だてを考えながら街へ急いだ。

そして時は経ち・・・・・・・・・・

法連が下山する日がやってきたのだった。

暗雲立ち込める世界を変えるあの巻物をもって・・

続く、、、

裏方・・。
(ちびまる子ちゃんの解説トーンでお届け)

さて裏方・・毎回陳皮な事件続発
今回はどんな事件がおきるのか?

―――――ダンカンスー仕事せずまたサボって話してる。
黙していればいい男で済むのだが口を開くとタチの悪いチンピラである――――


スー
「武侠時代劇も大詰めだな」

キョウマ
「スー物取りの犯行はなんとかなったの?」

スー
「ああヒトミの下着を採りに来た目的だったらしい」

キョウマ
「兄さんそれめっちゃ怒ってたな」

スー
「そりゃ怒るだろう…俺でも半殺しにしてるよ
どうしてレンマの下着じゃだめなんだろうなってね」

キョウマ 
「うげーーーーーーーーなんでそこになるんだよー
男が男の下着とっていいことあるわけないだろう」

スー
「わかないぜ〜汗臭い男の下着も最近は売れてるから」

キョウマ
「げー嫌な趣味だな〜」

スー
「まあ普通ではしないな」

―――だいたい下着ドロボーを横目に朝ごはんを食べに行く
刑事などいない・・・―何を考えてるのかダンカンスーよ
少しはまともな応答をしろ。――――


トニー
「あ〜スー〜元気??」

スー
「お前 地であの役してるだろう寸止めのラブシーンは
男ってお前—〜〜〜ひゃ〜」

トニー
「聞きたいんだけどさ、翠って誰がしてるの??」

スー
「え?俺が知るわけないだろー(ぐはは)」

トニー
「なんだか含みのある顔だね」

スー
「俺しないもん 第一あんな綺麗な男なんて
見た事ないなあ〜〜〜〜〜(ふふふふ・・・)

トニー
「まあ僕は〜いいけど・・でもどうしてスーじゃないのかなーってちょーっと残念だよ〜」


スー
「いやだね 役者なんて、しかも翠はお前と
ラブシーンなんて日常に起こってくれたら困る話だろ
おっそろしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

トニー
「え?何か言った?」

スー
「おまえ俺たちに手を出すなよ 出してみろお前の胴体はつながってないからな」

トニー
「今夜空いてる?」

スー
「お前・・・・・・・・・・今の話聞いてたか?!!」


スー
「やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!気持ちワリ―――――――――――――――
その・・・化粧がおれはきらいなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
離れろーかんがん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

トニー
「ちがうちがう〜僕は文官だから」

スー
「離れろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!お前周りが見てるんだ!!!
トニー!!!!!!!!!!!!!!!!やめろ!!!」

レンマ
「何いちゃついてんだよ・・いい年こいて
スー仕事しろよ、たく、このアンポンタン刑事が瞳のみになれ・・・・・・・・色摩・・」


スー
「おーい助けろ!兄の俺を見捨てるつもりか!!!!」

レンマ
「だれが兄弟だって??? あ? 気持ちワリ―」

スー
「レンマ!!!!!!!!!」


―――似たような二人を助ける義理もないレンマの言い分はもっともである。
こんな家族ができたら誰でも迷惑
誰だっていやなのだ――――

―――――腐れ縁とはなんと怖いのかお手本にしたくない
いい見本である。――――――

その様子をふとリュウが見つけ「スー大丈夫??」

リュウは抱き起した。

スー
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・りゅ〜う」

―――――スーのその眼には何が映ったのか・・・。
――――天廩署きっての凄腕リュウ・スイヤン―
ダンカンスーを手のうちに入れてるこの切れ者の話し方が天廩署を支えている―――スーよ少しではなく
見習え・・・―――――

――――武侠ドラマも大詰めである・・。後半に続く〜――――
♪ちゃんちゃん〜 


⇒Next Page
※作品内の画像・背景画像は作者様のもの(一部劇場のもの)です。お持ち帰りされる際は作者様に許可をお取り下さいませ(合掌)

*一覧に戻る   *感想を見る   *削除・編集

COPYRIGHT (C) Jet Li Fansite 天照庵