『少林学園 武侠兄弟』其の伍 外伝之弐 目指せ!武打明星☆
  作者: ミコ&hiyoko   2016年09月22日(木) 14時15分32秒公開   ジャンル:総出演
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第四章 by ミコ

予想だにしない状況に番組プロデューサーも驚きを隠せない。

一同は新昌寺で今後の進行について話し合っていた。

キンゾウ
「ヒトミがあんな目に遭うなんて!もう中止だー帰るぞ!」

ウミノシン
「キンゾウくん落ち着いて、、、」

ヒトミ
「ワタシはもう大丈夫よ。こんなことで中止にしたら番組も台無しだし、なによりドラマの話がおじゃんになってしまうわ」


「スカウト陣たちも中止は望んでいません。キンゾウ氏のお気持ちはわかりますがなんとか続ける方向で考えています」

ユアンジャ
「そのお宝探偵団の素性がはっきりすれば対策も練れるが、一体奴らは何者なんだ?」


「はい、調べた結果ですが、この辺りを仕切る富豪がお宝を発掘しているようで、学園の生徒は運悪くその土地に踏み入ってしまったために富豪が雇った用心棒に襲撃されてしまったということで、、、」


「3日間の撮影予定が一日しか終わっておらず番組自体も滞ったままでスカウトチームもあと2日の撮影を要望しています。探検内容を変更し頭脳ゲーム及び鍛錬は早速午後から再開させたいと考えております」

ユアンジャ
「山での散策を辞めてなにか他のことに変更するってのはどうかね」


「私どもでもその件については色々考えてみました。外には出ず寺院の庭で体力ゲームをしていただこうと思っています」

ウミノシン
「安全性を一番に考えていただけるのであればお任せしたいです」

本堂では・・・

レンマ
「スーの野郎、あんな姿をヒトミに見せるなんていくら非常時だからって赦されない!」

ドニー
「レンマ、落ち着け!」

キョウマ
「ドニー、今はなに言っても無駄さ。兄さんがここまで怒ってるの見たことないよ」

コリン
「しかしさ、発掘してるのを覗かれただけで襲撃してくるなんておかしくないか?」

くまきん
「そうだよね。なんかやましいことしてんじゃない?」

陳真
「みんなとの交流を楽しみにしていたのに、ここで中止だなんて残念すぎるよ」

クンパオ
「そうだね。鍛錬班の女性たちも頑張ってたのに」

ジーペイ
「そうだよね」

と、そこへ王プロデューサーたちがやってきた。


「皆さん、気を取り直して再開しましょう」


「早速午後から撮影を再開することに決定しましたので、頭脳班と鍛錬班の皆さんは引き続きゲームを開始してください」

頭脳班一行
「わかりました」

クンパオ、ジーペイ、ジュエン
「女性の皆さん、行きますよ!」

ひかり、紫苑、ミヤコ
「はい!」


「探検班のプログラムは体力ゲームに変更しましたので、ご説明します」

ー・ー・ー・ー・ー
一日目
@懸垂二十回
A三指腕立て伏せ十回

二日目
@竹馬を作り十歩歩く
A竹平均台を渡り切る

二日間で大縄跳び連続二十回制覇

以上の項目をクリアすること
ー・ー・ー・ー・ー

「懸垂と腕立て伏せ、竹馬乗りと平均台渡りは一人ずつで結構ですが、大縄跳びは四人全員でやっていただきます」

カーロ
「よし、先ずは人選だな」

話し合いの結果・・・

青隊ー
懸垂:レンマ
腕立て伏せ:三龍
竹馬:ジャオ
平均台:くまきん

赤隊ー
懸垂:リン
腕立て伏せ:パン
竹馬:黙僧
平均台:トニー

白隊ー
懸垂:キット
腕立て伏せ:コリン
竹馬:キンゾウ
平均台:カーロ

と決まった。

とそこへ法海がやってきた。

ジャオ
「法海、どうだった?」

法海
「地元の名士からようやく聞き出した。お宝探しの首領は浙江省知事の厳忠義(イム・ジョンイー)という男で、なんでも先祖が埋めたとされる金銀財宝を掘り起こしているらしいのだ」

黙僧
「イムと言えば悪徳知事で有名な男だろ」

カーロ
「武術の腕も相当らしいし、取り巻きの連中も怪しい奴ばかりだと噂だ」

レンマ
「露天風呂を襲撃したのも奴らですか?」

トニー
「その件はリュウたちが調べた結果、コリンたちを尾行してきてここを探り当て脅しのつもりでやったらしい」

レンマ
「脅しのつもりが血の海か?」

トニー
「内輪揉めだよ」

コリン
「内輪揉めに巻き込まれたってことか
?」

レンマ
「トニー、これ以上はゴメンだとスーに伝えてくれ」

トニー
「あぁ、わかったよ」


「では体力班の皆さん、午後から開始しますよーーー!」

各チーム頭脳班のメンバーは・・・

青隊ー

ハニー
「こんなに書いても終わらないわー」

アンディ
「墨を摺るのも疲れたよ」

ミシェール
「文句言わない!」

赤隊ー

マンディン
「漢字探しはもう少しですので、すぐに写経を手伝いますよ」

ドニー
「マドンナ、何枚書けた?」

ヒトミ
「やっと半分ね」

白隊ー

世玉
「漢字探しは終わったからボクも写経を始めるよ」

マンチェク
「あぁ頼むよ」

みに
「技習得に比べれば私はこっちのほうが楽よ」

一方、鍛錬班は・・・

青隊ー

ジュエン
「紫苑さんは手先が器用ですから、套路さえ覚えられればあとは大丈夫!」

陳真
「覚えられましたか?」

紫苑
「えぇなんとか。あとは正確さと見栄えが良くなればなんとかなるかしら?」

ジュエン
「繰り返しやって自信が付けばそれで十分!」

赤隊ー

無忌
「体はだいぶ柔らかくなりましたので、そろそろ箒を振ってみましょうか」

ジーペイ
「もう一度やりますので見ててくださいね」

ひかり
「一連の動きは頭に入ったけど、飛び上がった後の着地が怖くて、、、」

ジーペイ
「足首も柔らかくなったしゆっくりで構いませんからやってみましょう」

ひかり
「はい!」

白隊ー

クンパオ
「どうです、ミヤコさん?自信は付きましたか」

ミヤコ
「失敗を恐れたら出来ないわ」

クンパオ
「ヘルメットと防具を外しても出来るようにならないとですからね」

キョウマ
「そうだよ。錘が体に当たったら怪我するからね」

ミヤコ
「一回やってみるので見ててくださいね」

そんな頃、お宝探偵団一行はイム兄弟が掘り当てた財宝を巡り一騒動起きそうな予感だ。

山小屋で見張るスーたちも油断できない状況の中、レンマたちの行動も見守りつつ待機していた。

リュウ
「兄のジョンイーもワルと聞いてたが弟の勇義(ヨンイー)はそれを上回るワルですね」

ユーロ
「まったく、先祖の財産を巡った兄弟喧嘩になんで警察が動かなきゃいけないんだよ」

リュウ
「財産も下手にあると争いの元ってことさ」

ユーロ
「スー、聞いてる?なに考えてんだよ!」

スー
「内輪揉めで終わんねえから風呂にまで襲撃されたんだろ」

ユーロ
「偶然じゃないってことか」

スー
「、、、」

リュウ
「偶然じゃなければ誰かを狙っての襲撃ってことになる」

スー
「お、俺か?」

リュウ
「No!」

ユーロ
「ヒトミちゃんな訳ないし、、、」

リュウ
「Yes!」

ユーロ
「じゃ誰だよ?」

リュウ
「あそこは混浴で男女のどちらを狙ったのかも特定できないし、共同浴場で誰でも利用可能ときてる。先ずはそこをはっきりさせないとこの事件は終わらない」

ユーロ
「スー、レンマと和解できたのか?トニーの話じゃ相当荒れてるらしいぞ」

リュウ
「そりゃそうだろ。愛しい彼女が一糸まとわぬ男に抱きかかえられた姿見たらショックだろ。それも見知らぬ男ならまだしも、よりによってスーだぜ」

スー
「助けたのに俺が悪いとでも言いたそうだな」

ユーロ
「そっちは俺たちの管轄じゃないし」

スー
「放っておくのが一番。レンマのような堅物なガキの機嫌までとれるか!」

ユーロ
「結局は開き直っちゃったよ」

リュウ
「正陽から連絡だ。始動開始ですよ」


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