『少林学園 武侠兄弟』其の伍 外伝之弐 目指せ!武打明星☆
  作者: ミコ&hiyoko   2016年09月22日(木) 14時15分32秒公開   ジャンル:総出演
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第九章 by hiyoko

―天界と下界―

レンマたちの後をスーはたどり師父たちがいた少林寺の山門をくぐった。

スー
「ふ〜ここだけは変わらない」

そう呟きながら珍しく黒のチャンパオを羽織り髪に櫛を入れ整えていた。
普段のスーの格好から想像もつかないそつなく着こなしたその様子は何処かの導師にみえるくらいのふいんきを醸し出していた。

山門をくぐると修行僧に呼び止められた。
「ここは少林寺 関係ない者は通す事はできない」

スー
「主に伝えろ蘇総がきたと」

スーのダンカンスーの名前蘇とは少林寺からもらった名前とも
いう事はウミノシンとキンゾウしか知らない・・。
スーはいろんな所を転々として今のスーが形成されたと言っても過言ではない・・。

数か月・・・この少林寺にもいた・・・・ここで武術の基礎を覚えた事も誰も言ってはいない。

少林寺の主へ修行僧は伝えると主は「蘇がきたか」
そういい笑っただけだった。

スーは修行僧に連れられ主のいる館に入ると一礼をしてバサッとチャンパをの裾をさばくとそっと座った。


「元気かな?ずいぶん腕がよくなったな・・」

スー
「そんな事はありません」


「そなたはそういって何時もわらっておる・・まるで黄飛鴻の様に」

スー
「黄飛鴻師父ほど清廉ではありませんから・・・」


「そういって何時も私たちを欺いてきたのがお前だ
蘇よ親の事はわかったかね?」

スー
「はい」


「そうか・・そのことについてはウミノシンから聞いてるが・・・そなたの心休まる
事はないであろうな・・・ここに来たのなら少し心を落ち着かせるのもよいであろう
ゆっくりしていくがいい」

寺の主はにこっと微笑むと離れた場所の寺の館に案内させスーは
その館にしばらくいることにした。

スーは持ってきた衣服に着替えるとぼーっと風景を眺めていた。

レンマたちが鍛錬を積んでる事もこの部屋から全部見える・・・。
まさか自分がこの場所にいるなんて知りもしないだろう・・と。

そんなぼんやりとした時間を過ごしていると・・・
リュウが後ろから「後ろから見たらあれだな〜無名だな〜」とわらった。

スーは「無名の様に髪は長くないし剣もできない」

リュウ
「現代版の無名ってこと」

スー
「ふーん」

スーはリュウのぼそっと言う話を聞いて笑っていた。

リュウ
「進展は??」

スー
「ここに来る途中変な男に遭遇して捕まえたかな」

リュウ
「ああ〜宇宙人のような痴漢男」

スー
「間男ね」

リュウ
「そうだそれ・・」

リュウ
「なるほどね〜それを追ってきたわけだ」

スー
「まあね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

リュウ
「ココは別邸だね」

スー
「うーんそうだな〜だれのだろう・・・」

リュウ
「ココは今ビクターショウ、つまりローグさんの管轄って話だ」

スー
「へーお金持ちだな」

リュウ
「彼もここの出身らしい・・・何も聞いてないけど」

スーは何となくだかそう感じた事があった・・
ろうそくを立てて瞑想してる様子はまるで僧侶の様であったから。

スー
「武術ができる人間は多少なりとも少林寺に関係があるんだろう??」

リュウ
「まあね・・」

スー
「だがローグが武術をしてる様子は一度も見た事がない」

リュウ
「それは〜きっと何かがあったんだよ」

スー
「だろうな〜」

リュウ
「いつまでいるの??」

スー
「しばらくしたら帰る」
そういいリュウは消えてスーはしばらくここで休み下山した。

レンマたちはユーロたちが見てるという話でしばらく少林寺にいて
それからまた撮影に帰ってくるという話しを聞いた・・。

スー
「夏休み中大変な事だな・・・」

そう言いながら休暇を終えたスーはTV局に足を向けた。

さてさて・・・スーはTV局を歩いていると昔の同僚の姿をみた。

昔はアイドル今は凄腕のADともいう仕事をしている。

そんなADの同僚をみてると偉くなったもんだな〜とテキパキと
仕事の段取りをしている彼を見ると昔の事も今もあんまり変わってない
ふいんきはそのまま残っていて妙にアイドルよりこの男がTVに出た方がいいのでは?相変わらずいい男でもあった。

今回のレンマの撮影の企画持ち込みも奴だというのは前々から知っていたが、まさか本当に昔の同僚がこの業界を動かしてるとはおもわなかった。

スーは一息ついた彼に声をかけた。

スー
「亮元気か?」


「スー!元気か?変わらないな…ジョナサン」

スー
「やめろよその名前は・・何億年前の話してるんだよ・・・亮」


「今誰もそんな名前言わないって」

スー
「そうか・・実名を誰も知らないもんな翼くん」


「翼なんていう芸名が似合わないね俺にはジョナサンはばっちりだけど」

スーは苦笑いをしながら「なあ忙しいそうだな〜」


「ああ〜今新しい新人を上げようと思って」

スー
「それはそれは・・」そう言いながらスーはレンマたちの話をそれとなく振った。


「なんでそれしってる??スーお前仕事違うだろ?」

スー
「世の中は狭いんだよ亮 レンマたちは俺の知り合いって感じでな」


「それであんな強い学生のお守りか?」

スー
「そんな風に言うなよ学生は大事にしないとな・・少子高齢化の世の中だ
10代は金の卵だぜ?」


「お前の10代はほとんど俺とここで過ぎたけどな・・・
いい顔してたのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・消えるなんてな・・
お前まだトニーとはお付き合いがあるのか?」

スー
「バーカだからお付き合いなんてないっての・・昔から疑い深いな・・」

亮はそうか?といった感じで「お前ここの控室でトニーとkissしてたの見たことあるんだけどな」

スー
「あれはスキンシップだっていっただろ・・」


「知らないのか・・・赤蠍がそばにいて生きた人間はいない・・
お前はそうして守られてきたんだろ?籠に入ってたことくらい知ってる」

スー
「だから???その時はその時で取り込んでいたんだよ色々とな」

亮は昔のスーの裏を知っている。
何をしてきたかもみんな知っている事は今は時効だがその当時のスキャンダルには
ずいぶん隠したことが多くスーのその軽さに振り回されたことも多くある。

スーには苦い事が多いっていう事は彼が一番知っていた。


「いろいろありすぎなんだよ。だから解散に持ち込まれた」

スー
「それにしてはあっさりとOKしたのも亮お前が言った一言だ」


「さて・・」

スー
「さてかあ〜いいよな・・お前は別のパトロンがいたんだろ???
俺の事よりお前の事がスクープに上がりそうだった・・・よ 
まあ昔の事だ
別にいいけどな、この世界には未練がないから」

遠くにつぶやく様にスーは言葉を言い亮の耳元で言った
「お前レンマたちに手を出してヒトミを自分のものにする計画はやめた方がいい
お前のその計画はもう俺の耳に入ってる どうゆうことか?わかるよな???」


「スー地獄耳だな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー
「仕事だからな」


「レンマもヒトミもあきらめない スーお前がいてもな
俺はお前をあった時から誓った。お前の物は俺が頂く・・あの時みたいにお前の物をごっそりいただいてお前を地の果てに追いやってやるよ」

スー
「それだけでいいのか?」


「お前は俺に勝てないどんな地位にいても お前はいつもかごの鳥だからな
その体は・・・女を愛せるのか?赤蠍にどんな毒を盛られて痺れてしまったかは知らないが・・・
お前はその可愛い顔から涙がこぼれていればみんなお前を守る。お前はそうゆう立場だよ」

スー
「なにをいってる」


「わかってないな・・・・・・・・・・・・・・お前は・・」

壁に押し付けられるようにスーの世界はぐるぐるとまわっていた。

スー
「お前なにを!」

亮「だからそうゆう事だ地を這ってお前は埋まってろって事だよ
何処かの暗闇で手を握りしめて泣いてりゃいい。そうしたらお前は
守ってくれる。お前は人を守る仕事は向いてないんだよ。
自分が守れないんだからな」

スーは彼の手を振り払おうともがくが、亮はスーの両手を壁に押さえつけると
小さなスーの目を見ながらその唇で首筋を咬むように動かした。

スーはぐわっというぞぞぞぞぞぞ〜っとした声の出ない震えに足が上がらない
攻撃ができず亮の行動を阻止できず声を出す前に封じられてしまった。

スーはぐっと片足を落とされ壁に押されたまま亮は、そのスーを押さえつけ拳をいれた。

亮「わるいな」スーは意識をなくした・・・・・・。

ぐるぐるとまわる世界スー気がつけば誰もいないソファで亮が自分の上にいた。


「だから言っただろ・・お前はそうしていれば誰かが助けてくれるそうゆう人間で
おまえが誰かを助けるって事はないって事だ…お前その仕事やめて俺といればいい
その涙を買ってやる・・。」

スー
「おれはな、買われるほど安くはないんだ お前に買われるよりな
ヒトミから手を引け、お前の魂胆は分かってる。ヒトミは金ズルじゃない。一人の人間だ」


「スーおまえやたら年下が好きになったんだな 知らなかった
お前がそんな純情なんて・・なあそのネックレスどうしたんだよ?
お前それ・・パトロンからの贈り物か?やすいな・・」

スー
「これは形見だ誰がそんなバカな物を付けるかよ
お前こそその悪い趣味やめた方がいいぞ・・
レンマもコリンも本当はお前の趣味だもんな、変なのはお前だよ
亮お前が俺が嫌いだったのは、赤蠍が俺を選んだって事だ
お前は赤蠍の機嫌を損ねたマネでもしたのか???俺より知ってたのに・・・」

スーはそういうと亮の手を払いのけ蹴り上げるとさっさと
衣服を整えて亮を見下ろした。

スー
「趣味が悪いのは昔から治ってないな〜
今回の企画もレンマたちのそう言ったモノをみて考えたんだろ?表向きと
裏が離れすぎてるんだよ・・まあお前の彼氏がどんな奴かは
言わなくても知ってる・・。 もう一回いう 奴らから手を引け」


「いやだと言ったら?」

スー
「全部落とすだけだ・・大事なモンは守るのが俺の仕事だから
あと・・亮 お前kiss下手だな〜俺はそんな下手な彼女はいない」


「スー!!!!!!!!!!!!!!!お前・・」

スー
「お前は俺のジョークにはまりやすいのを忘れていただろ?」

亮は悔しそうに「お前のジョークで人がどれだけ迷惑してる?と思ってる!!」

スー
「それはお互い様だろ? 今お前のすごいジョークですべて動かしてんじゃねえよ
笑えるジョークがあるうちにやめた方がいいってことアドバイスを言おうとしただけだ」

スー
「一部始終全部もらったからな」

亮はスーが眠ってると思いついレンマたちの事をペラペラしゃべってしまった事が
スーの持ってるチップにみんな流れてしまいこの話をレンマやリュウたちが耳にしてその騒動の発端を知ったのは20秒かからなかった。


「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!テメー」

スー
「怒れ怒れ 口が軽いんだよ・・・さてひきあげるか〜
わるいな〜俺もただじゃおきないんでね」

亮が怒りに任せて何をするか想像ができるが
スーは暗闇を利用して足音もなく消えて行った。

―――――――――――人・・人・・・――――

ホテルに帰ると・・・シャワーを浴びて漫画本を読んでるユーロに
ビール缶を投げた。

ユーロ
「お前は本当に人が悪いよな 亮ってやつはお前が好きだったんじゃないのか?」

スー
「勘弁してくれよ〜あんな色男食われてみろ穴だらけだぞ
あーやだやだ・・・ 顔はいいんだけどな〜昔からあの性格でね
両方イケイケだから困ったのは俺だよ」

ユーロ
「あの話の意外性を言ってやろうか?」

スー
「え?何かわかったのか」

ユーロ
「亮ってやつ本気でお前を襲うとした事」

スー
「え?」

ユーロ
「意外とそうゆうのが疎いんだなスーは奴はトニーが恋しかったんじゃなくてお前を採取られてばっちり見たって事が気に入らなかったって事だ キスしてたんだろう?」

スー
「う〜〜〜んキスくらいで嫉妬なんて信じれねえ」

ユーロ
「もしかしてずっとその後もあとをつけてお前の色気のある所も知ってたとか・・」

スー
「それ変態だろ・・おとこのそんなもんみて
わくわくドキドキ嫉妬する奴って・・・アイツってそうだったのか?」

ユーロ
「いやーお前本当に鈍感だな」

スー
「別に他意はないしスキンシップだろ?」

ユーロ
「そうしてトニーまで降ったんだな・・魔性の女の男版だな」

スー
「ユーロ俺が変人に聞こえるじゃないかそれ」

ユーロ
「まあ普通じゃないよな・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー
「お前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ユーロ
「どっちでもいいけどよ、お前がストレスためて俺を襲わないきゃそれでいい・・。
でも間男と言い今回の企画と言い共通してるのはムキムキの男臭い奴ばっかいないか?」

スー
「そうなんだよ・・・なのにヒトミとは・・・」

ユーロ
「思惑がたーくさんありそうだな ヒトミちゃんはかわいいからな〜
色気もあるし〜スーの妹にしては出来過ぎてる・・・・」

ユーロはこの兄弟は本当に顔がいいよなと思いながらビールを開けて飲んでいた。

スー
「これからどうする」

ユーロ
「イムの女と弟をどうかたづけるかって事だな」

スー
「だなーあいつら・・・内輪もめして¥で亮にあれこれしてるとふんでいい・・」

ユーロ
「レンマたちが少林寺にいる間に掃除しないとまずいだろ?」

スー
「掃除ねえ〜まあいいけど・・芝刈り機がないとなー」

ユーロ
「なあローグさん来ないの?」

スー
「え・・・・・・・・・・・・・・ローグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロ
「いやそうだな」

スー
「好きじゃないな・・」

ローグの話を出したとたんスーは口ごもり・・TVを付けて話をやめた。

ユーロはなんだかローグには知られたくない事でもあるのか??と
思いながらも・・複雑な〜このスーの後ろ側・・まだ何かありそうだなと
ミシェールの顔を思い浮かべながらビールを飲み干していた・・。

スーは色々な事を言って派手にやってるがミシェールの事を
忘れた事はなく、時々二人でいた時間を思い出す。

好きだけでは何もできなかった事も アメリカにいて彼女が自分の仕事に巻き込まれ命を落としそうになった時も、スーはいつも心がキリキリし愛している人を守りきれないという事に
ジレンマを感じていた・・。

男好きという風に見せているが・・・
心の中にはいつも彼女が見え隠れし・・ほかの女性に声をかけるのは
あいさつ程度に遊んでいる事をそばにいるものは皆知っていた・・。

それを知ってリュウもローグもそのスーの手をそっと握りしてしめているという事をユーロは時々さみしそうなスーの顔を見て感じていた。

今回もヒトミと言ってるが、ミシェールが撮影の時崖から落ちそうになったのを
コリンたちが来る前に手を引き・・闇の暗殺集団に追われていた彼女を助けたのは誰も知らないことになってるが、その手を出したのはスーその人である。

スーはミシェールを抱きしめ林の奥に隠し震える彼女を落ち着かせ、足音を聞きながら集団と声が遠くなるのをじっと待っていた。
そんな時間が過ぎたころミシェールが歩けるようになったのを見ながらレンマたちのいた近くまで連れて行き、スーは何も言わず何事もなかったようにユーロたちの所に戻っていたのだった・・。

今回の怪しげな撮影の中でスーはヒトミがターゲットになっている事は知っていたが・・
それ以上に自分とかかわりが深いミシェールの事を気にかけ
亮という人物がレンマをおとりに本当の目的を果たそうとしてる事も見抜き行動を速めたのはスーの直感によるものだった。

ユーロはそんなスーの行動を見ると絶対に傷つけたくない人間が誰なのか?その事も含めミシェールの帰国から知らぬ顔を決め込んでいる
スーの表向きの顔とじっと見てる顔の両面を垣間見る仕事だと正陽とも少しは話をしながら彼が胸に秘めてる思いを知らない顔をでそっと見ていた。

スーはテレビを見ながら笑っていた・・。

明日の仕事は仕事と全て知らない顔をのぞかせて・・。


―急展開・・・―

あくる日 ミュータントか何かわからないがとりあえず
人間という事が分かり・・悪行の数々を言い襲撃した人間が
イムの内輪もめから出てきたことがはっきりした。

どうやら温泉の事件はスーの形見のコインを財宝と間違えた事だったらしいということだった・・。

スーはそれを聞いてなんて馬鹿馬鹿しいと笑って、その後の捜査をするにあたり少林寺付近で捕まえたその男のその正体は、秋葉原でコスプレの仕事をしていてそれがまあ使えると思ったらしいとのことであのような怪物になり間男となったらしいという事でもあった。

スーは痴漢と間違うじゃないかと言いながらあんまり変わらないなーと思いながらどのみち変な趣味を持ってるのならそれは犯罪だろ?とおもうとその温泉事件のこのコスプレ男の事はつかまえてよかったという事で
秋葉原も上手に使った方がいいなと何となく思ったスーだった。

だがこの間男にスーは何かまだあると思ったのもあり
「お前にチャンスをやるよ〜それを生かすも殺すもお前次第だ
まあせいぜいがんばれ」

そういい周囲の反対を押し切りとりあえず署から出した。

正陽
「もし同じことをしていたらどうするんですか?!」

スー
「有名な軍師の孔明がしていただろ 三度離すという事をやってみればいいさ 現代版はしっかりチップを付けてるから、どこで何をしてるかくらいはデータで流れてくるさ」

正陽
「でも責任が・・・・・・・・・・・・・」

スー
「責任が怖くて仕事できるかよ〜ってね・・・だれも責任なんて取りたくないからな。
最近はそんな事を言ってくれる上司もいないって事も多いからな〜
責任なんてやめればいいなんて事はないんだよ正陽ちゃんと収めてナンボだろ?
責任の取り方は少し考えた方がいいかもってことでよろしく♪」

正陽
「結局僕が見るんじゃないですか…仕事が増える」

スー
「まあそういうな・・エリートコースを突っ走るのだけが
人生ではないから」

正陽
「でも出世できなかったら先輩のせいです」

スー
「正陽 出世して何が待ってると思う?」

正陽
「もっと実のある仕事」

スー
「それは違うな・・・無責任な責任と意味のない空っぽの日々だ」

正陽
「先輩は知ってっていってるんですか?」

スー
「・・・まあ」

正陽
「知らないのに言わないでください」

そう言いあってるところにリュウが来て言った

リュウ
「正陽 君は真面目なのはいいけどスーが言う事はたまには当たる事があるんだ。人生経験というほどではないが、生きた長さは一応先輩だ たまにはいい事を言うときは聞いた方がいいよ」

正陽
「リュウさんがそう言うなら・・・・」

正陽はリュウのその言葉をきき間男のデータを取り込むことを初めた。

リュウはスーちょっと・・・そういい署内の部屋に連れっていった。

スーはなんだろうな・・・・・・とリュウの後ろをあるいた。
なんだか不思議だった・・・リュウが自分を呼ぶことはない。

リュウ部屋にスーを呼びドアを閉めると

スー
「そんな大きな話でも?」 オーバジェスチャーをしていた。

リュウ
「夫人の情報が入った」

スー
「?」

リュウ
「ジャンの前妻でフランソワ」

スー
「え?あれは結婚したんじゃ????俺結婚式へ招待された」

リュウ
「どうやら殺されたらしい 亮という人間と仲伍さんの名前が記載されている・・」

スー
「どうして二人が????」

リュウ
「ローグさんの妹は見つかった???」

スー
「さあ〜聞いたこともない」

リュウ
「急に浮上したローグさんの妹と亮、そして仲伍とスー・・」


スー
「それはまあ不思議な関係だな」

リュウ
「あとトニーと何をしてた?」

スー
「さあ・・・・・・・・・・・・・・トニーは学生だ 最近の顔見知りだ」

リュウ
「こうゆう事をしていたと写真が残ってるスーはTV業界でトップの地位を亮と築いていたことも初めて知った。少し情報が君から欲しかったよスー」

スーに近づいてリュウは彼の息がつかめる距離に来た。

スー
「おいおいリュウ何するつもりだ???リュウはソフトな人が好みだろ」

リュウは力任せにスーの腕を取ると、彼の口を閉じさせた。

スーはリュウを拒絶するようにとられた腕を引くとリュウの口から血がこぼれた。

スー
「慣れない事をしやがって 分かってるのか?」
彼に普段のおどけた笑みはなかった。

リュウ
「スーの本当の心はどこ?」

スー
「心?あるわけねえだろ。リュウちまよったか?」

衣服を整えるとタバコを取り出して口にくわえ、サングラスをかけなおした。

ひと息ついたスーは先ほどの事は
何もなかったようにまた話をし始めた。

スー
「それで・・本題はなに?」

リュウ
「トニーの事」

スー
「トニーね」

リュウ
「いろんな噂と真実が交差してる人間がトニー
スーから見たトニーに何か分ることはない?」

スー
「お前調べたんだろ?俺にきくか」

リュウ
「わかる事があると思って」

スー
「さあな 愛人もいたらしいし・・年は関係ないそんな感じだった
アイツに深入りをしたことはないけど何か大きなもん持ってたよ」

リュウ
「気持ちはどこに?」

スー
「好きとか嫌いとかか?」

リュウ
「嫌いだったらしないだろ?」

スー
「さあどうだかな〜トニーは俗にいうプレイボーイという言葉がよく似合う男だからなそこまで重く考えてないよ・・ただ・・仲伍には何もできなかったと思うけど」

リュウ
「仲伍というのが大きな相手 よく殺されなかったと思う」

スー
「あの二人って微妙な距離があるんだろう 俺にはわからないけ、お互いが何かいろいろ持ってそうな感じだ」

リュウは亮とトニーと・・仲伍の関係性から何かが出てくる事をスーに告げたとき、
スーは「探ってみようと思わなかったけど、もしかしたらあちらから言うかもしれないトニーはローグと張り合ってるからな。
ローグ相手によくやるよ 頭のいいやつは考えることが違うから、そうゆう事も計算済みだろ」

先ほどのリュウの行動にスーは何事もなかったようにさらっと冗談を混ぜて言葉にした。

「リュウさ遊びたいならちゃんとしようぜ、俺もさいろいろ準備があるからイキナリの興奮はちょーっと俺は駄目だな逆に盛り下がるタイプなんだ・・
そんな時は一言くれよ。いつでもOKだ」

リュウ
「そんなふいんきはスー一度も出してない・・僕に隙は与えない
スーはそうゆう人間だという事・・・」

スー
「おかしいなあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜隙だらけっていわれるのに」

リュウ
「スーは目は笑っていない・・・・・」

スー
「気のせいだろ」

リュウ
「目は口ほどに物いうという」

スー
「考え過ぎだ」

そのしばらくの静かな時間を過ぎ・・・・・・・・スーはからっと笑って見せ

スー
「ネタありがと 次はラブレターを待ってる」
そういいスーはいつものように軽いステップを踏むようにドアを閉めた歩いていた。

リュウはフッとしたスーの本当のまなざしを忘れることができなかった
“お前に俺を射止める力はない”そう彼は言ってるようであったと。

リュウはその眼を忘れることができないと・・・・思ったと同時にその眼をみてもう一度この手の中に入れる事の大きさと深さを気づきトニーと亮が何を欲しがっていたかも少しだけわかるような気がした。
だがそれを言葉にするにはできない何かが彼に見えた事も事実だった。

リュウと会った後ユーロと落ち合いスーはイムたち弟を追って仕事を開始した

イムの弟は自分たちから逃げるように山の中へ入っていった。
スーはまいったなあ〜と思いながら無人機を飛ばしながら
奴の行くところをず〜〜〜〜ッとつけていた。
山の中で何が隠されているのか?ジャングルなんてこんな所にあるなんてなーと
何処かの大型遊戯施設のようなかんじもするが・・・といろいろ考えながら
黙って黙々と彼らを付けていた。

そうするといつ帰って来たのか?レンマたちがいるではないか・・。

スーは驚いた・・まさかレンマたちがそこにいるなんて・・・。
何時とんぼ返りをしてきたのだろうか?
何時撮影が開始されたのか??びっくりしながらターゲットを
追っていた。

そんな時イムの弟は兄の前妻と一緒にレンマたちを襲った。

スーはレンマたちなら何とかするだろうと思ったとき・・・
そこに女性がいるとは思わず・・・銃を構えたときこちらを向いて
にやっとしたイムの弟の笑いに引き金が引けなかった・・。

スー
「奴はヒトミたちを盾にしてる」

ユーロ
「ずるがしこい奴だな・・・・・・・・・・・」

スー
「あれはまずいな・・・」

ユーロ
「時間がかかりそうだ」

スーはユーロに二手に分かれていこうと言い彼らは分かれた時
トニーがスーの肩をたたいた

スー
「なんだ?トニー・・忙しいのにお悩み相談か?」
リュウの言った事を話してくれれば話がより分かりやすくなるかも・・
100%の1%をかけてみるか??・・・トニーこの事態で他の話を持ってきたらおいて逃げてやろうとスーは心に決めトニーの話を聞き始めた。

トニー
「違うよ この企画のデレクターにあっただろう??」

スー
「亮か?」

トニー
「あいつきっと僕らに復讐だと思う」

スー
「俺は恨まれるようなことをした覚えはないぞ」

トニー
「それがね・・」
トニーは言いだせない事を言おうと自分の言葉を組み立てていたようだ・・。

スーいろいろ出て来たな・・・いろいろ話がこんがらかってるが
まあそうゆう事なのか…それにしてもトニーっていたるところで相手がいるんだな・・・体がよく持つよとため息がでつつ・・話の続きを
聞くスーだった。

トニー
「それが・・」

スー
「それがどうしたよ?あ?」
お前何やったんだ??? トラブルメーカーは俺じゃなくてお前だな・・」

トニー
「スー昔アメリカに行った時・・亮にModelの役をやらしてたよね?
あれ・・・僕の部下が介入してて・・・・・彼を看板にTVの映像を流したら
彼の昔の彼女が出てきて・・それ・・僕の愛人だったんだ」

スー
「はあ?!お前その年で愛人だと?!!!!・・女がらみでお前恨み買ってたのかよ・・」

トニー
「いや亮は僕の愛人を横取りをして手を出した・・だからそこでその礼を返したんだ」

スー
「TVで恥をかかしたのかよ・・・」

トニー
「いやTVは普通だった・・・その後・・彼は僕の愛人を横取りして彼女は物を言わなくなった・・。そんな時にスーが遊びに来て亮と入れ違いにその妹と一緒にいただろ? 亮はスーが彼女を横取りしたと勘違いして
僕らを殺そうとして、仲伍君の部下に取り入って彼は後ろ盾を持ち、彼女を僕らと間違えて殺したんだ・・」

スー
「それってただの殺し合いだろ・・恨みなんてどこだよ?女は?」

トニー
「その彼女は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー
「早く言えよ死んだのか?」

トニー
「ローグの妹だった・・」

スー
「お前それ…………………………・まずいだろ」

トニー
「ああ知らなかったんだよ彼女が死ぬまで、あとから仲伍君が
突然来て僕に言ったんだ。「仲伍(すまなかった・・あの子は主の妹だったと)」
まさかそれが僕の傍にいるなんて思ってもいなくて・・
仲伍君はどうやらその事を探していたらしくて・・見つけたときは
亮が嘘八百並べて気がついたら僕は仲伍君に狙われたんだ」

スー
「俺と何の関係??ヒトミと全然つながらない」

トニー
「スーは亮と仕事していた、それで少しの間僕と一緒いた
だから亮はこの際自分以外の人間がいては目障りと思ったんだろう
その頃スーは知らないだろうけど亮は仲伍君の部下を差し向けて君を殺そうとしたんだけど、見誤ったことが一つ」

スー
「なんだ?」

トニー
「君はそこの頃からローグさんと仲が良かった事」

スー
「ローグが誰か知らなかったがビクターショウは表向き実業家としてTVのあれこれを知っていたからな・・
その頃から刑事だったかどうかは?だけどな ただ偶然話してたら
ご飯おごってくれたんだよ・・それだけだ」

トニー
「それが亮には誤算だっただろう僕と君を必要にねらうようになった頃
僕はこの組織で戦争を仕掛けられたのもあり、僕も亮と対峙して君を巻き込んだ・・
だから亮は今でも黒い影があると僕が学校行っても話を聞いてた・・・・・・・・。だから・・・
この話はうまくできてるなと思っていたら出てきたのは亮だったって事」

スー
「おまえいろんなところに恨み買ってないか?????
亮もお前の事嫌いだったらしいしな・・・
まさかお前がそんな大きな組織の坊ちゃんとは思わない
御曹司並みのそのしぐさはいい所の坊ちゃんしか見えないからな・・・
裏社会は怖いな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

トニー
「きっとスー君はそうした社会の構成員だと勘違いしてる
だからスーの家族を抹殺したいという事につながったんだよ」

スー
「勘違いが大きな事件に発展してるって事わかってないな・・
トニーも亮も・・・振り回されてる身にもなれよ、お前退学もんだぞ
まあウミノシンの事だそうしたことを全部飲んでお前を受けれいれたんだろう
ウミノシンは現代の仏だな」

トニー
「その手先がイム兄弟になる・・お家騒動は亮があの兄弟を競わせて夫人を自分の者にしたかったのは言うまでもない・・あの夫人はああ言ってるが
本当は亮の愛人だよ」

スー
「どっちでもいいなーそれ興味ないし・・・・・・・・・・
・ヒトミが狙われてるのもそうゆう事か・・・」

―結末―

スー
「喋っている間にその女が動いたぞ・・」

トニー
「ああそれは大丈夫うちの学校の女の子は強いから」

スー
「そうなのか? 」

そう言いながら遠目で見ると 女性三人夫人相手に少林寺拳法を繰り出していた。

スー
「すげえ〜」

そういい一筋縄ではいかないこの女性たちの活躍を見ながら
後ろの林で夫人の殺人集団を一人づつ落とし穴に落としていったスーたちは
頃合を見計らって彼女ら三人をトニーに誘導させた。

スーこれで何とかなるだろう・・と夫人がトニーを追いかけて行ったとき
「おい・・お前男の手の中でコロコロと動いてないでいい加減自立しろよ」

夫人
「うるさい!」

スーは彼女のケリをかわすとふっと・・見た事のある顔をしていたのを思い出した。

夫人もはっとして足を止め「ダンカンスー!どうして・・・・・・・・・・・・・」

スー
「どうして!!!!!!!!!!!!何をしてる??ここで???
君はアメリカでジャンと結婚していたじゃないか!!
どうしてここでこんなことしてるんだ??いつイムの妻に!
結婚式に幸せになるって笑ってたのに・・・どうゆうことだ?」

夫人は無言のままたちさりスーの前から姿を消した。

彼女のさみしそうな顔が残り・・
追いかけようとした時ユーロに呼び止められた。
「あの女の命は長くない・・・お前に会いに来たんだよ
別れを言いに来たって事だ」

スー
「やはりそうなのか・・・」

ユーロ
「お前もいろいろあるんだな〜・・

スー
「別れと出会いって結構さみしいもんだなあ〜
仕方ないか・・この仕事してたらそうゆう事もあるって事だな」

そういいスーはユーロと本来のターゲットを探していった。
そしてターゲットを見つけたときその現場ではトニーとレンマが銃を突きつけられていた。

そして同時に白くフワリとした姿をみた・・。

仲伍である・・・。


スー
「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロ
「さてさて・・・お邪魔だな 俺はあっちに行ってる・・」
そう言いどこかに行ってしまった・・。

仲伍
「ユーロさん〜一緒にいないのかな・・・」そう言いながら

仲伍
「遅くなりました・・・いろいろ込み合ってって」横にいるスーに少し話をした。

スー
「え?」

仲伍
「トニーの事何も思ってないですよ あれは仕方なかった組織同士
どうしても衝突は避けられなかったので・・・でも今僕は違いますから
彼を助けなければレンマ君たちが危ない・・・」

スー
「ああそうだな・・・・・・・・」

仲伍は音も立てず彼らのナイフを数珠で引っかけて落とさせると、素早い蹴りと手の動きで彼らは地に顔を落としていった。

トニーは仲伍が狙われていると気が付いた時
「危ない!!!!!!!!!!!!!」そういい仲伍をかばって銃の鉛を受けた。

仲伍
「トニー――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!さん!!!!!!」

スー隠れていてほしいと言った仲伍の言葉をググッとしながら
身体が半分乗り出しそうになった。

ローグに言われてた“「冷静になれ犠牲はその中では自分の
熱を下げる作用をする犠牲者の命を救うのは自分が冷静に処理できてからだろ?仕事だろ?スー」“


スーは熱を下げるように拳を下げて様子を見ていた。
レンマが叫んでいる・・ドニーたちが集まってきた・・・
これはまずい・・・・・・そう思ったとき

スー
「逃げろ!!!!!!!!!!!!!!!!!」彼らにそう言った同時自動小銃が音を立てて地面を揺らした。

スーはレンマをかばうように茂みに倒し「動くなレンマ!」
息苦しそうにしてるレンマに腰を下げさせた。

レンマ
「なんなんだよ!!!!!!!!!!」

スー
「うるさい!!!!!!!!!!!死にたいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レンマ
「トニーが!!!!!!!!!!!!!」

スー
「知ってるよ!!!頭を下げてろ!!!!!!!!!!!!!」

銃声が静かになるまで息を殺して彼らが近づく足音を聞きながら
スーに「三歩近づいたら一斉に攻撃を仕掛けろよ」

レンマ
「奇襲かよ 正当ではないな」

スー
「奇襲を向こうがかけて来たんだ まともに相手して死にたいのか
現場はそんなにTVのようなことはないんだ」

そういい有無を言わさず彼らの足音を聞いて近づいた時一斉に
竹の棒で彼らの足を引っかけその竹の棒で投打した。

スーは「羅漢ができるだろ円陣を組め少林寺で習ったんじゃないないのか?」

レンマ
「ああ・・一人じゃできない ドニーとコリンがそこにいるだろ?」

ドニー
「円陣を三人ではできない」

スー
「三人で誰も狭く囲めなんて言ってない・・・」

レンマ
「どうゆうことだ??」

スー
「後ろを見ろ師父たちが来てる、だからそうゆう事だ」

レンマたちは何も知らない・・

だがスーはユーロから連絡があり師父たちを後ろに配置したとの事
ユーロに合図を送った・・。そしてレンマたちに
スーは「1,2,3GO!!!!! 」そう手を振り合図をした。

その合図で少林の師父たちと去ったと思われた女性たちが
一斉に彼らを囲んで羅漢布陣図を作ってこの暗殺集団とイムの弟を竹棒だけで攻撃してイムたち弟殺人集団は痛い痛い!!と頭を丸めて死にもの狂いで逃げようとしていたのをとことん痛めつけられ・・
結局そのまま連行となった。


スーはそんな感じを見てその後に来た亮をつかまれえると
「この計画をやめろって言っただろ・・・・・・・・
俺の大事な人間二人も殺した償いは人生をかけてしろ」

亮を相手にもしたくないと言った表情で一蹴りいれると
亮は倒れ・・・顔面を泥だらけにした。


それを横目に見ながらトニーを抱えるとスーはそのままどこかに消えて行った。
仲伍は土をふるうとスーの後ろを歩いていた・・。

夏の風は秋の匂いと一緒に吹いて彼らの時間に溶け込んでいった。


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