『少林学園 武侠兄弟』其の四ーW Missionー後編
  作者: hiyoko&ミコ   2016年06月30日(木) 21時01分32秒公開   ジャンル:総出演
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『天人さまお誕生月記念』リレー小説

第六章 by hiyoko

―――話――――

スーは変わらず製図を見て編み物をしていた。

ローグはその様子を見ながら仲伍には調査をしろと指示をしていた。

仲伍は廬山・・天廩署・・少林・・ヤナガワと・・
いろんなキーワードを
結びつけていきつつ背後には全く違う黒い物ばかり見えて、なんだか昔の自分がそこにいる気分だった。

スーは何も考えてない。 
何もしたくない・・・

誰がどういう事をしているのか?そんな事は今なにも考えたくなかった。

ここにいるときはぼんやりしたいものだと・・・

ローグは適当な日々を過ごしてるこの元相棒を横目に、事件が大きくなっている事を伝えること、、、
ユーロたちからは密かに情報が入るのだが、
今のスーにはどうも乗り気ではない。
そのようにしか見えない事を伝える。

ユーロはメールでこんなことを言う。
「話に乗る、乗らねえじゃないんじゃ事件は解決しないっての。
スーの腰に重りでもつけた?ローグさん〜」

そう返事が返ってきた。

ローグ
「スー、帰って来いと言われてるぞ。どうするんだ???」

スー
「うーん・・・・・今帰ってもな〜
まぜっかえすだけだと思うんだけどなー。
ちょーっとだるいわ」

ローグ
「仕事はどうかたづけるつもりだ?」

スー
「しごとねえ〜¥がつけばいいけどな〜
時間外の仕事は手当てがつかないんだよ・・・」

ローグはそばによってスーの手元を止めると
「お前は何が望みだ?」

スー
「俺か?
俺は平和な人生だな。毎日まあ事務して見回りして定時に上がって飲んで帰る」

ローグ
「サラリーマンじゃないんだぞ・・・
普通の仕事に戻りたいというのならなぜ天廩署から出ない? 
お前は元々事務次官だろう?」

スー
「どっちもどっちなんだよ・・わがままとか言うけどな。
俺は本来無言で済むものは無言で通り過ぎたりする人間なんだ。
そう毎回熱くなって体壊す仕事は人生の半分が消耗するようなもんだ」

ローグ
「お前はずっと前からそんなこと考えたのか?」

スー
「・・・悪いのか?普通に生活したいんだよ・・・
いろいろするのもいいけどさ・・・なんだろうなー、レンマとか見てるとほのぼのするじゃん?
なんだろうな〜あのフワリ感は・・学生の特権か?」

ローグはゆっくりその言葉を聞いていた。

もしこれが他の人間ならスーを攻め立てるだろう。
いまさら何を言ってる!などと言うのは想像できる言葉の一つだろう。

ユーロが聞いたらきっと怒りつつ泣いてる顔も少し浮かぶ。
相棒がこんなことを言い出すなんて誰も考えない・・・

スーは軽くぺらぺら喋るわりに本当のことなど誰にもしゃべらない人間。

心の中は誰より孤独なのに、いつもそれを軽く流して笑っているのだからその事さえ気づかずいつも過ごしてる人間にとってイキナリの本音に近い言葉は、裏切行為と捉えられる事も・・

ローグはそんなスーの小さな希望をかなえてやれたらと思う反面、仕事柄そんな事をしていたら社会の秩序という物が崩壊していく運命も見える・・
別にスーでなくても誰かがその秩序を守っていける事は分かるが、人にはできる事と
出来ない事があるという事からすると、スーは必要な人間となる。

ローグ
「お前本当に帰らないのか???」

スー
「帰ったら馬車馬の如く働くだけの毎日だ・・・
お前は・・俺がいつまでもこんな生活していいとおもってる??」

ローグ
「どうゆう幸せを求めるかは心次第・・・
ミシェールの件はお前にとって忘れたかった事なんだろう・・
嘘ばかりついて私の前にいるというのは余りいい心がけでは
ないとおもうけどな」

スー
「だれも女っていってないし、俺いらないし・・
俺はーお前がいればいいと思ってるから、俺も家族なんて縁がない」

ローグ
「家族を作ればいいだろう??」

スー
「家族ねえ・・子供がいて妻がいて・・・か?
そんなもん夢だな・・・・・・・・・・夢は夢で見たらいい
そんな甘くはないだろう・・・お前が一番よく知ってるくせに
俺にそんな事を言う・・・・
お前はいったい誰を失ったんだ??
自分の心に聞いてみろよ」

そういったスーの胸倉をぐっとつかんでにらんだローグ

スー
「俺嘘言ってねえよ、ホントだろ?
殴りたきゃ殴れよな
お前の運命は最初から一人になる運命と同じように俺もな
人並みに幸せは遠いっていう仕事してるんだよ!それを言って何が悪い・・」

ローグ
「人の心をえぐるようなことを平気で言うんだな」

スー
「いつもいい人なんて出来ねえんだよ!」

ローグの手をぐーっと握りしめると「お互い毒づいたんだから
もういいだろ・・・・離せよこの手を」

ローグ珍しく感情が表に出てスーの胸倉をつかんでしまった。

ローグ
「あまり本音を隠すな」

スー
「わるかった・・・・でもな幸せはそばにあるって言うから、今のままなのはよくはないけど、程ほど平和だからいいだろ・・って
いいたかったのさ」

スー
「それより長編みして目を数えてたのに、わかんなくなったじゃんよーどうしてくれんだよーもーーーー・・」

ローグふっとした呟きのようなスーの言葉を聞き、編み物の話を戻してぶつぶつ言うスーの顔を見ながら笑うしかなかった。

スーの本音は時にローグの背中の裏にある黒い心を引出し、非情にさせる音がいくつかある。
その音が出たときローグはスーの体を突き刺すようにその暗闇に突き落としてしまう。

スーの悪い癖とも言うがローグと一緒に仕事して、スーが見たローグの後ろ背中だった。

だがそうして自分に毒づくのもスーくらいだった。
ローグは子供が文句を盛大に言ってるそれを父親が聞きいるそんな光景が広がっているのだった。

―――――報告――

仲伍は話し合いはおわったかな?とそっとローグに近づいた

ローグ
「なにかわかったか?」

仲伍
「そうですね・・・・・・・・・・まあ」

ローグ
「教えてくれ」

仲伍
「金の球と銀の球がカギになります。
リュウさんにそれを届けてきました」

ローグ
「金の球か・・スーに言ったら狸の金球か?とお茶を吹くような事をくちばしるだろうな・・」

仲伍
「・・・・なぜそうゆう事をローグさんはいうんですかあ〜
下品ですよースー様が言うっていう事だと決めつけるのは良くないと思いますよ…」

ローグ
「いや・・可能性がないとは言えない」

仲伍相変わらず毒のある言葉ばかり・・・これが愛情の裏返しか?
などと適当な事を考えて苦笑いした。

ローグ
「それにスーがその気になるまで時間がかかる」

仲伍
「スー様は掃除人ではありません、僕の大事な友です。
貴方がそういった事を言うのは構いませんけど・・・ごみに捨てたら後ろからドラゴンを打ちますよ」

ローグ
「怖い執事だな・・・・まあいいか・・
そんな風にお前が言うとはなあ〜スーもすごい人間に信頼されたもんだ」

ふっと笑うとローグ仲伍に言った
「そんな風にスーといた事は一度もない
ただな・・・・すこしひね曲がってるから時々治さないとな
上手く生きていけないやつなんだよ」

仲伍
「ローグさんほどひねてませんよ・・」

ローグ
「仲伍はどうだ?」

仲伍
「僕にそのことを振りますか・・まいったな・・・」

ローグ
「お前まだまだだな スーならこう言ってる
“俺はローグじゃねえ”って・・・いうんだ」


仲伍
「なるほど・・・・スー様はローグさんよく知ってますね。勉強になりました。スー様がその気になるまで待ちましょう。
ローグさん苛めないでくださいよ」

ローグ
「了解」

スーはWmissionを脳内で少しだけ考えていた・・・

“二人は紙一重なんだよ・・・俺であって俺でない。奴であって奴でない・・・
お互い狸と狐・・・“


―――mission??ヤナガワ・・失態・・・―――


その頃コウはヤナガワたちに言われダンカンスーを探し始めた。
ランにダンカンスーを先に見つけられたら困ると思っていた。
しかし少林学園は男女共学?か?廬山の男どもの中にいると何かこうイライラする・・・

手がかりはないかとひっそり確かめていた・・・
¥があるのか…ないのか・・・・それよりここの人間を手にした時
某だな力にもある・・宝力まで教えるなんてすごい学校だとそんなものが自分の手にできたら〜と考えるだけで色々と頭がいっぱいになっていた。

そうしてコウはあちこちを歩いていた。
そんな時ユーロが正陽といたのを見てコウは写真を見てびっくりした・・・
ダンカンスーはたくさん分身を持ってる?!
なんて奴だ・・・と法力はダンカンスーにあるんではないかと・・・

ユーロたちは「ローグさんとスーはただ今“恋人“計画の最中だってよ」

正陽
「それってスー先輩がただ単にローグさん怒らせただけじゃ
ないんですか・・・」

ユーロ
「怖いことを言うなよ・・・ローグさん怒らせて無事で済むと
おもってるのか・・・生首にされてしまうぞ」

正陽
「あ・・・・・・・・・・・・・ですね・・・怖い」

ユーロ
「凶悪が絵に描かれた人じゃないからローグさん怖いんだよ。
あれがいかにも〜ってやつだったらスーだって一緒にいないだろうな」

正陽
「スー先輩って怖い人好きですよね」

ユーロ
「それって??」

正陽
「うーん・・・気にしないでください」

ユーロふっと・・・「気配を感じる・・・だれかつけてきたかもしれない」

正陽
「そのうちわかる?かも??」

ユーロ
「馬鹿をいうな消えるぞ」

そういいスーの愛車に乗るとそのまま消えた。


コウ
「くそ!」

その後ろに姐さんの部下がスッと来ると
「お前何をしてるんだ???ミスをするなと言っただろう」
冷たい声が響いた。

コウ
「いたんですか…なんですか・・・・・・・・・・・これ」

部下
「これは天廩署の情報」

コウ
「どうしろと?」

部下
「スーを連れてこい・・・奴を連れてこれたらローグが来るんだ。奴らは二人で一人だからな」

コウ
「少林の方は?」

部下
「あっちはランに任せる」

コウ
「でも・・・・・・・・・・・・・」

部下
「おまえ地下にもぐりたいか?」

コウ
「いえ・・・・・」

コウは天廩署に行くことになって初めの自分の予想とはるかに違う事となった。

――――キーワードは?・・金 銀 コイン?―――

その頃天廩署ではリュウが2つの球をもっていた。

リュウ
「これがローグアサシンの金球、銀球か・・・
これがヤナガワの本当の目的か・・・・・」

まるでスーとローグの組み合わせに見えた

その球は彼らの心次第でどうにも動く事である。
そしてその球が自分を守るのか?
攻撃するのか?それも彼らの心次第という事である。


ヤナガワはその二つの球と二人を持ちその力で、裏も表も統括しようとしていた・・・
だがローグの入れ替わりにきずかなかったヤナガワは自ら崩壊へ導いたという事だった。

今その子孫と部下がこの二つの球を求めて乗り込んできた。

何もないただの球・・・・
小さなくるくるとした
金と銀のガラスの球・・・
リュウの手元へなぜ来たのかは誰も知らない。

少し前リュウは仲伍と会った・・・
仲伍はリュウに手渡したのがこの二つの球。

仲伍はこの二つの球がそろったとき人が消える。
二つそろえた人間だけがその二人を操ることができる
でも・・・それは二つが一つにならないと動けない。
そしてそれには裏と表が一緒になり一個の心が動いた時、もう一人がその球の中のコインを扱う事が出来ると説明した。

リュウは聞いた。

リュウは「コインとは?」

仲伍はいった。
「世界に一つしかないダンカンスー様だけが生まれたときから持って出た黄金のコインです。このコインが巡り巡り争いの種となってるだけです」

「きっとローグさんが事件に絡んでるのも金の馬の件。
生首も金の馬。今回はこの二つの球とコイン・・・
スー様が帰ってこないとこの事件は前も後ろも動かないのは彼らは全く知らないって事です」

リュウはその話を聞いて驚いた。

リュウ
「でも脅迫状で少林はてんやわんやだ」

仲伍
「あれは・・・ただの企業買収です」
「二つも一度に取ることはできませんからね」

リュウ
「“二兎負う物一兎も得ず”か」

仲伍
「そうゆう事です」

リュウ
「スーは・・・・」


仲伍
「今編み物してます そのうちそれから答えが出るでしょう」

リュウ
「編み物ねえ〜それが罠の仕掛けでないといいけど。。。」

仲伍
「え?」

リュウ
「スーはそうゆうことしてる時ほどあまりいい事は考えてないんだ。 
こないだもオムライスを作ってくれた時、その後卵を持って犯人の頭に何個か投げたから・・
その時
卵は生卵じゃなくて硬いゆで卵で・・それだけでいいのについでにあげたてコロッケにしてあったから・・犯人は熱いの痛いので・・病院送りになったんだよ・・・」

仲伍
「ええええええええ・・卵で??」

リュウ
「スーは一言 これって“スクランブルエッグ作戦“と言って報告書にサインしてわらってたけど・・・」

仲伍
「スー様ってなんでも武器にするんですね・・」

リュウ
「彼には何も持たせない事だね〜ローグさんにそう言って」

仲伍
「そうします・・・・“怖いなー・・スー様”」

仲伍とローグが知らないスーの仕事の一面をしった。

そんな事の後・・
リュウはユーロから後をつけられていたと言った事を聞いて本線はここまで来ている事もメモするとトニーのその後の情報を引き出していた。

―――飛―

ユーロはそんな頃、ちょっと出張と言ってローグ邸に足を向けた。

しかし・・・ローグ邸はとても遠くてへとへとになっていた。

そんな時ふら〜ッとしていたスーを見つけた。

ユーロ
「なーーーーーにしてるんだ〜スー〜」

スー
「観光かあ〜ユーロ〜ディスニーランドは行ったか?
USSとか行ってないならローグに言えよ仲伍が案内してくれるぜ〜」

ユーロ
「お前なあ〜〜〜〜〜」

スー
「俺は一応いった〜ミッキーとも写真撮ったんだけど
見るか??」

ユーロ
「おい・・・・・・お前何のために俺が来たか知ってるか?」

スー
「観光だろ〜♪空港で電話してくれたら迎えに行かせたのに仲伍の部下に」

ユーロ
「・・・あのなあ〜ローグの部下はお前の部下か?
違うだろう…ホンマに・・・」

スー
「だってー気軽に言うんだもんローグが〜そりゃ使うだろー?」

ユーロ中々本題に入れない。ローグ邸に来てスーの話の方向と話のそれ方が天廩署の時よりもスピードアップしていると嫌な汗がたらりと流れた。

スー
「買い物に付き合ってくれよ—」

ユーロ
「はあ〜〜〜〜〜〜〜〜!なんだそれ!」

スー
「レース糸が足りなくなってなー困ってるんだ〜
ついでにキャッシュ持ってるんだろー100円だからさー
おごってよー」

ユーロ
「オイコラ!お前迎えにきてなぜおまえの趣味?!に付き合わなきゃならないんだえ??
それにお前におごる¥なんか持ってないわ!」

スー
「いいじゃーん後さローグからもらえば・・
アイツはドル箱だからな〜」

スーはユーロの手を引いて100円ショップに行き40番のレース糸を探していた。

ユーロに「これもってろ」

ユーロお買いもの籠を持って何が何だかわからずスーの横でボー然としてた。

スー
「あーうーん〜これこれ・・ユーロとってよ
お前少し背が高いだろー」

ユーロ
「うるせー何が背が高いだ!そこにある椅子使えよ!
ロクなもんじゃねえなー・・・」

スー
「まあいいか・・」そういい適当にとって
ユーロと一緒にレジに持って行った。

店員
「手芸ですね、10100カラー20個 」
ピ〜
そういってレジに打ち込んでいた。

店員「包装おねがいします〜
全部で2000¥になります〜」

そうテキパキした日本語とレジのお姉さんの話を聞きながらユーロが持っていた23ドルを渡すと

ユーロ
「おい!!!!!!!!!!!!!!!!」

スー
「ありがとうございました〜」

日本語で言いユーロを引っ張った。

ユーロ
「おまえーその金はな〜タクシー代だっツーの誰がお前の趣味の金になるんだ!!!!返せよ!」

スー
「あとーな〜」

ユーロ
「お前いつ日本語を覚えたんだ??」

スー
「ローグが日本東京いただろ〜だから〜
ちょーっと日本に言ったんだ〜その時いいお姉さんに声をかけたいって言ったら教えてくれたのさ〜ローグっていいやつ〜♪」

ユーロ
「どんな基準でいい人になるんだ?あ?
お前何がおきてるか知ってるのか?」

スー
「埋蔵金でも出たか?」

ユーロ
「そんなんじゃねえよー〜というか!俺は荷物持ちか!
おい!!!!!!!!!!!!〜〜〜こらーどこに行くんだー」

スー
「つかれた・・・スタバ行こうぜ」

ユーロ
「疲れたっていうのは俺だっツーの・・・・
お前じゃねえだろうが!!も―――――――――――
俺はお前の彼氏じゃないんだぞ!!!だから女がいないんだよ!
バカたれ—」

スー
「何か言ったか〜お前何飲む?」

スー「ダブルチョコ抹茶クリームフラペチーノお願いします〜
トール、チョコチップ追加、チョコソース追加で」

ユーロ
「おいおい・・・甘党かよースタバだぞー」

スー
「え?何か言った??お前頼まないなら俺が進めするの飲めよ」
チャイクリームフラペチーノでチャイシロップ、シナモンパウダー追加、トールで」

店員
「わかりました〜ありがとうございます〜」

そういってスーはぽっけから適当にドル札を出すとユーロに「おごり」とかいって・・・清算していた。

ユーロはソファのある席を取っていたのもあり疲れた様子でどかった座っていた。

そうするとアメリカサイズの大きなパフェ!かと思う
プラペチーノを持ってきたスー。

ユーロ
「うげ〜〜〜〜・・信じれん…あんなの全部飲むのかよー」

スーはお子様の様に「いただきます〜」と言い
ストローを指して飲んでいた。

ユーロ
「お前って・・・・・」

スー
「うまいぞーのめよー」

ユーロ
「おまえ・・・・・・・この食生活でよく太らないな――
信じられないな・・・」

スー
「毎日すわってりゃ〜そりゃまあ〜デカくなるな
運動だよ運動〜」

ユーロ
「お前の運動って・・・・普通か?」

スー
「普通だろ?いい汗流して楽しかったらいいじゃんね」

ユーロ
「お前にそうゆう事を聞くんじゃなかった・・・・」

そういい甘い三時のおやつを飲んでいた。

スー「で〜なにしにきたんだ?」

ユーロ
「・・・今やっと聞いたな・・遅いよ」

スー
「イヤーついテンションあがってな悪い悪い
みんな元気か?リュウは真面目だろ?」

ユーロ
「何も聞いてないのか?」

スー
「生首の四谷怪談なら聞いたけど」

ユーロ
「四谷怪談ってお化けの夏を涼しくする話だろ・・
ちがうよ、ほんとにヤナガワが来たんだって」

スー
「マジかよ〜〜〜〜〜〜〜〜生首持って聞いたのか?」

ユーロ
「生首から外れろ・・こんな店で生首生首って飲んでるものがまずくなるじゃねえかよ・・・」

スー
「進展は?」

ユーロ
「すぐそこか・・お前を探してる・・ヤナガワは・・必死だな」


スー
「はあ・・・レンマたちは?」

ユーロ
「演劇大会で準備してるよ あ、なんか悪い奴が忍び込んでる・・ドニーとコリンにそっくりだ」

スー
「ふーん・・・・。ドニーとコリンねえ〜
顔が濃いコンビだな、それすぐ捕まるだろ?」

ユーロ
「学校は偽物と本物が入り乱れてわからなくなってるらしい。
それに学校にとまってる・・みんな怖くて出れないらしい」

スー
「宿泊付き演劇大会に変更か?」にやっと笑った。

ユーロ
「笑っている場合か!」

スー
「夏のキャンプだろ??早めの♪
いいじゃん〜別にみんなでキャンプファイヤーも乙なもんだぞ 青春だなー」


ユーロ
「事の重大さを考えろよ」

スー
「買収乗っ取り インサイダー取引 恐喝 事件だろうな〜」

半分上の空で口走っている休暇中の刑事ダンカンスー・・
適当に言ってるのだがこれがそこそこはまる言葉もちらりほらり・・

ユーロ
「帰ってこないのか??いい加減」

スー
「・・・・・・・・・・・・・いまいち乗らない」

ユーロ
「スーおまえなあ〜乗らなかったら仕事しないのか?」

スー
「うんまあな〜なんというか〜ゴーストとかエイリアンは嫌いなんだよー昔から・・・・映画も嫌いだしな」

ユーロ
「事件は映画じゃないだろ?」

スー
「それを言うなら〜事件は事務所で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!だろ?それって〜」

ユーロ
「・・・・お前はどこまで本気なんだ・・・」

スー
「こんなところで真剣に話するか??????????????」

ユーロ「はあ??」

スー
「誰かが聞いてるかも・・・」

ユーロ
「そんなわけねえだろ!」

スー
「わからねえよ〜♪」

にやにやわらってるスーについに悲劇が起きた。

馬鹿話をしていた時だったヤナガワの部下が突然店を襲ってきた。

そして抹茶フラペチーノを飲んでいたスーに
麻酔銃が飛んできてそのまま胸に直撃・・・

スーはあっという間に眠ってしまった。

ユーロ
「スー起きろ!!!!!!!!!!!!!!!!
馬鹿ねるな!!!」

ユーロはドリンクを投げてスーを引っ張り
逃げようと銃声をかき分けて外に出た。

ユーロ何とか逃げたのはいいが・・・・・・・・・・・
スーを置き去りにしてしまったのだ!

ユーロ
「ウワ――――――――――――――
スー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウワー
まじかあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

そういい店に帰り廃屋となった店にかき分けてスーを
引っ張り出そうとしたがスーは重い。

ユーロ
「スー起きろよ――――!!!!!!!
お前やっぱ太っただろーたくもう!何が楽しい運動だ!
お前―――何してんだよー起きろよー」

スー
「???????????????」

ユーロ
「?じゃねえ!」

スー
「お前逃・・・たぶん大丈夫だから」

ユーロ
「太っただろ!」

スー
「なわけねえだろ・・筋肉がついたと言え」

ユーロ
「いい事なにもねえな!お前といると!!!」

スー
「引っ張れよー」

ユーロ
「歩け!このあんぽんたん!!お子様野郎!」

スー
「わかったから!爆弾だ!ユーロ飛ぶぞ!」
ろれつが回らないスー何とかユーロをかばって路地裏まで飛んで行った・・

ユーロ
「殺されるところだった・・・」

スー
「そうだな・・・・・・・・あるけねえ〜」

ユーロ
「手のかかる相棒だ・・やっぱり太ったろ・・
甘い物食いすぎなんだよ」

スー
「このハンサムに太ったとかいうな・・
少しふくよかになっただけだ・・・」

ユーロ
「同じだろ・・」

スー
「うんにゃ・・重さは毎日同じだ・・・」

ユーロ
「ハンサムねえ・・背はねえけど」

スーは笑いながらやっと何とかユーロが見える様になってほっとしてタバコを出してユーロに渡そうとした時

ユーロは気を失った・・・・・・・・

「わるいな・・・・・・・・・・・・
コイツは持っていく」

ユーロ
「スー――・・・・・・・悪い・・」

スー
「何するんだ!!!!!!!!よ!」

スーは「ユー―――――――――――――――――ロ!!!!!!!」

スーはもう一度気を失い何者かに連れされた・・

その頃仲伍は嫌な予感がしてスーの帰りを待っていた・・・

そして・・・・・・・・一言メール
「スーが連れ去られた・・・」リュウからの伝言だった・・。

仲伍はローグに叫んだ

仲伍
「ロー―――――――――グさん!スー様が!!!!!!」

ローグ
「?」

仲伍
「連れ去られた!んです!!!」

ローグ
「そうか・・・それでは犯行現場ではなく
天廩署に行くユーロを探して来い」

仲伍
「え???ユーロさん?」

ローグ
「早くしろ 連絡があったリュウからな・・
爆破があった店の近くだ早く車を出せ」

ローグはスーツを羽織ると仲伍に車を出させ

ユーロがいる場所を探すと路地裏で倒れていたユーロに声をかけた。

ユーロ
「スーが・・・・・・・・・・」

ローグ
「OK天廩署に戻るぞ ユーロそのまま寝てろ」

そういいローグは彼を抱き上げると仲伍に「飛ぶぞ」そう告げた。

――――――――己・・・?―――

スーはくらやみの中をぼんやりしていた。

そして倉庫の中で目を覚ました。
どこがどうだかさっぱりわからずどう移動したのかも覚えてない。 ただ生きてる事だけがわかった。


スー
「やばい密入国だよ 犯罪者ジャンか俺・・いやだよー」

ぶつぶつ言ってるとヤナガワ娘キラの部下がこちらに向いて笑った。

「お前意外と簡単な奴だな〜」

スー
「人のおやつの時間を襲いやがって食い物の恨みは深いんだぜ。後悔するぞ」

「何を言ってるんだか・・・・お前は立場が分かっていない」

スー
「あんた誰だよ・・・俺のさらっていいことあるのかよ
もっと大物をさらえよ俺は¥なんて大金持ってないぞ」

キラの部下
「ほう〜さらわれているという自覚があるんだな
じゃ・・・ヒトミとレンマを知ってるって事はお前は天廩署の者だな」

スー
「まだ何も言ってないんだけど・・・」

キラの部下
「だが知ってるだろう?」

スー
「うーん・・・・・・・どうなんだろうなあれは知り合いか???」

スーはすっとぼけたつもりは全くないが本当に知り合いだったら
一生懸命何かかばう気持ちになるのだがそうゆう必死の気持ちが
どう転んでも出てこない。

キラの部下
「お前は天廩署の刑事というのは分かってる素直にダンカンスーの居場所を知ってるという事を言えば楽にしてやる」

スー
「まてまて・・なんでダンカンスーなんだ??」

キラの部下
「うちの主がダンカンに聞きたいことがあるからだ」

スーしばらく考え「俺がダンカンスーと言ったらその・・レンマとか助けてくれるのか・・・?」

スーは少し声を落としてそうキラの部下に問いかけた。

キラの部下
「何を言ってる・・・・・お前がダンカンスーなわけないだろ
お前はダンカンのつかいぱしりだろうがダンカンはもっと無口で
お前の様にひ弱じゃない ダンカンならとっくの昔にこんな所から
飛び出て私たちが倒れてる」

スー他人の自分の想像像がずいぶんカッコよく形が計上されてることにびっくりした・・・


スー
「あのな知らせてやる。人は時間がたてば形状は同じでも中身は変わるもんだお前の探してるダンカンだってそんないつまでも
無口のまま日々を過ごすわけないだろ・・・奴も喋るぞこの俺みたいに・・」

スー(俺・・なのに俺の事こいつに自己紹介なんてしてどうするんだ??
おかしいだろ・・・・・誰と間違えたのか知らないが俺は使いパシリなんて
バイトで雇ってねえよ・・・どこの資料をかき集めたんだ?このスットコドッコイ)
心で沢山文句を言いながらスーはキラの部下を見ていた。

キラの部下
「おまえ早くいえ!ダンカンスーはどこだ?
今どこにいる?かばうといい事ないぞ・・・」

スー
「決まったセリフいう所が役者じゃないよな・・すこし演劇でもして言葉を磨いたらどうだ?今の世の中役者じゃなかったら生きるのつらいぞ・・顔はいいのにな〜・・・」

そんな所にコリンそっくりの男が来た・・

コウはスーを見て「こいつ〜分身ですよー俺天廩署のデカで似た人間がいるの確認しましたもん」

スー
「はあ〜〜〜〜?????????????????
なーに言ってんだ…目が悪いんじゃねえのか〜 孫悟空じゃねんだ
分身なんて持ってるかよお前いい加減なこと言うなよ」

スーはロクでもない話が出てるもんだなとあきれいていた。

コウ
「少林はいま俺たちを疑ってかかってる
あそこはまずいですよ・・・トニーレオンなんて相手にしたらいけませんよ・・・」

キラの部下
「何を言ってるんだがガキごときに」

コウ
「ガキってなめてたら大けがしますよ
トニーレオンは“赤蠍”のボスですよ知ってますか!」

キラの部下
「赤蠍は解散したはずだ・・・」

コウ
「そう思ったんですけど!あの学校が保っているのはトニーレオンの赤蠍がいるからですよ!!!ただの武術学校ではありませんよ・・」

キラの部下
「ますます楽しくなってきたな 赤蠍のボスはガキか〜いっそそのまま全部潰せば私たちが君臨するのに容易となる コウお前見つけたのならなぜ廬山を動かせない??」

コウ
「ランが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ワンシンク―を怖がってッて・・・」

キラの部下
「ワンシンク―は死んだ とっくの昔にな
そんな幽霊信じてどうするんだ?????お前らは現実しか
信じないと言っただろ 早くいけ!少林の隙を狙って校舎ごと
爆破する計画だろ早く行け」

コウそんなうまくいくのか?と思いながら・・・
何もまだ見つかってないのに爆破まで計画が進んでるとは・・・
疑心が生まれていた。

―――騙しあい?――――

その頃ランは小さなチップをあちこちにつけていた。

このまま学校ごと爆破すれば皆死ぬ・・
イチイチここの人間相手にできるほど時間はない

ラン
「コウ悪かったな俺が手柄は持っていくからな」

にやっとしたランは学生を素通りして歩いていた。

不意に・・・ドニーと呼ばれた・・ランは振り向くと
トニーが笑っていた。

ラン
「なんだーよ〜」

トニー
「君ひかり君と今練習じゃないのか??」

ラン
「な・・・じかんができたん・・だよ」

トニー
「・・・おまえ誰だ?」

ラン
「俺はドニーだろ・・・馬鹿じゃないのか・・・・
クラスメートもわからないのか?」

トニー
「僕が誰か知ってるよね?」

ラン
「と・・・・・・トニー」

トニー
「悪いな ドニーはそういった話したはしない
それに僕の名前を聞かれて呼ばないのがドニーのくせだ・・」

トニー
「ちょっと来てもらおう」

ラン
「何を!!!する」

トニーはランの背中をドサっと叩き その骨のツボを押さえると倒れた・・

トニー
「ほやっとした僕を見て油断しすぎ
一応この学校は武術を教えてくれるんだ 馬鹿だな」

そういいずるずる引っ張っていくと校門で待ってる天廩署の人間に引き渡した。

トニー
「あれ?」

正陽
「それが・・・・・・・・・・・・・・・」

トニーに耳打ちした正陽

トニー
「それはまずいことになった・・・・」

スーとユーロが爆破に巻き込まれたことを彼から聞くと

トニー
「Wmissionはそれでも進行のまま?リュウさんは」

正陽
「ええ計画を変える気はないそうです」

トニー
「彼は心を持ってるのか?!」

正陽
「ローグさんもリュウさんも待ってるのは一つ」

「四龍をもつ人間の覚醒」

トニー
「覚醒って…誰が?」

正陽
「聞いてわかると思いましたが」

トニー
「・・・・スー・・・・・・・・・・・・
それはやめた方がいいと彼は判断していないのか!
やめろ・・恐怖はレンマとヒトミを地獄に落とす・・・」

正陽
「地獄はその人が作るだけの事・・・・
今の事態は最悪になってます。ここも(学校も)あの人も・・・
何時かわかる事、いつまでも隠せないのですから謎解きを速めてください。 
送られていた書簡の答えを」

トニー
「それは・・・もうわかったんじゃない?」

正陽
「わかっている事と あなたたちの見解とが
ないと答えは出てこないんです」

トニー
「リュウさんは??」

正陽
「二つの球が現れるとき一つの言葉により扉が開く・・・と
言っておきます。これを伝えてくれと言っていたので・・。
後はお任せします」

トニー
「二つの球・・・」

そういうと正陽は起きないランを引っ張り車に乗せて署内に帰って行った。

―――――パズル――――――

リュウは署内で情報が流れてくる文字を記録して
計画を遂行していた。

リュウの手元に二つの球が置いてある。

この球の持ち主を探してこの球が出てきた
しかしそれがヤナガワの手に渡りこの中を開けては
意味が無くなる。

天地はひっくり返らなくとも、世の中の力関係が変わる事に
変わりはない。


リュウ「簡単な事なんだ だけどその簡単なことほど
みんなみんな遠回りするんだな・・・学校もこの二つの球と
人間を皆パズルで合わせたらこのゲームの出口が見える
Wmissionとはそうゆう事・・・なぜわからない・・・」

パズルは見えないピースで作られていく
その一つ一つのピースが無駄なようで
無駄ではないピース・・たとえ何もない白い枠でも
そのピースがないとそのパズルが完成はしない。

リュウ「ただの格闘買収ゲームと思う人間は脱落する
それだけの話しだ・・・」

カギを握る最後の言葉はレンマたちの純粋な心の中にある言葉
それは濁った大人の目では見ることができない答えだと
リュウは確信した。


純粋なものほど汚れた人の心には透視できず
その見えない心は澄んだ流水の波紋をとらえるかすかな
時を感じれる事ができる心だという事もリュウは知っていた。

リュウ「ただ答えを求めるだけじゃこの事件は解決しない
すべて・・・元戻さなければ」

彼はそうカギを握るものをメモにしておくと
とらわれてるスーこちらに向かって来るローグを
待っていた。

・・・スーはぼんやりと彼らの話を聞きつつ
遠目で何かこうぼーっとした風景の中で
ローグと自分と・・・ヤナガワという男の何かを見つけようとしてた。




スー「死んだ親爺は・・・俺に何を言いたかったんだろうな・・
韋駄天と龍はお前が持ってるって…韋駄天ってなんだ?
それでどうヤナガワが消えるんだろうな・・・・・・・・・・
ローグ〜助けに来てくれるのかよー まいったなあ〜」

“俺がダンカンスーなのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だ――――――――――――れも信じてくれねえ・・・・・・・・・・・・・“

深いため息をついてとりあえず眠ることにした。


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