『少林学園 武侠兄弟』其の参 外伝ーPolice Enjoy Life&消えた秘技書 後編
  作者: hiyoko&ミコ   2016年05月26日(木) 10時49分26秒公開   ジャンル:総出演
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第九章 by ミコ

駅前の特設会場では猥褻犯罪防止女装大会の前夜祭が繰り広げられている。

夕方六時半、駅裏の公園にはビラを見た希望参加者が二十人ほど集まり、案の定そこには禿鷹と偽道らしき二人組が変装してやって来ていた。

沽月楼の店員に扮したミヤコとマンチェクは滑り台に隠れ見張っている。

ミヤコ
「変装の名人が聞いて呆れるわ、あれじゃバレバレよね」

マンチェク
「ホントだね。どう見ても一人は眉毛が不自然だし、もう一人も向こうじゃともかく、こっちに道士なんかいるわけないじゃん」

ミヤコ
「前夜祭も始まったわね」

マンチェク
「パンさんを信じて、決行するのみですよ!」

仕掛けられたくじを引いた禿鷹と偽道は店に通され開始時間を待っている。

七時になり奥の座敷で早食い大会が始まった。

二階の竹の間ではアンディたちと女子大生たちの合コンが行われていた。

アンディ
「紹介するよ。左からドニー、コリン、くまきん、ターフー、キョウマだ」

トニー
「まぁまぁ、緊張せずに」

ドニー
「みんながよく聴く音楽は?」

女性3
「私はハウスミュージックとか好きよ」

くまきん(独り言)
「家の音楽ってなんだ?」

コリン
「それって流行モードのワンピースだね、雑誌で見たよ。どこで買ったの?」

女性4
「自由ヶ丘にある行きつけのブティックよ」

ターフー(独り言)
「僕の服は駅前のしまくらで十分」

トニー
「彼女はこの間のピアノコンクールで最優秀金賞を取ったんだよ」

キョウマ(独り言)
「僕だって、武術大会エリート選手権のチャンピオンだよっ!」

女性5
「ねぇ皆さん同い年、、、じゃないわよね」

アンディ
「ドニーは僕とトニーの一歳下、コリンは三歳下、あーくまは同い年だったな」

くまきん
「うん」

女性6
「そちらのお二人はまだ若そうね。年下かしら?」

アンディ
「二人はまだ未成年。だからジュースなんだ」

女性7
「そうだったのね、年下クンか」

トニー
「年下クンはダメ?」

女性6
「そんなことないわよ。話が合えば年齢は関係ないわ」

アンディ
「ここは料理がホントに美味い!特に蟹玉あんかけは絶品だよね」

女性1
「そうね、このエビチリも辛すぎず甘すぎずでホントに美味しいわ」

トニー
「あーそうそう、この店は学園の先生の奥さんの店なんだよ」

ドニー
「あっ、蟹玉あんかけ取ろうか」

女性3
「ドニーくん、有難う」

コリン
「お皿貸して、エビチリ取るよ」

女性4
「コリンくん、有難う」

その頃、一階奥の座敷では各自、皿に盛られた50個ずつの中華饅頭を口に頬張っていた。

パンと禿鷹はほぼ互角で饅頭を食べ続けていくが、偽道は30個食べたところで手が止まってしまっている。

経過時間25分。
パンと禿鷹の皿には3個の饅頭が残っている。
禿鷹は饅頭を両手に握り一気に口に入れお茶で流し込む。

そして残り1分で禿鷹が先に食べ終わった。
鐘が鳴らされ禿鷹の優勝が決まるが、パンも残り30秒で完食した。

ジンスン
「費用免費。你是冠軍、是賞金的5萬日圆。
(食べ尽くせた方は饅頭代は無料。そして優勝者のあなたには賞金です!)」

禿鷹にはジンスンから勝利金の五万円が入った封筒が渡され、パンからは新チャンピオンの盾が渡される。

パン
「恭喜!(おめでとう!)」

パンは盾を禿鷹に渡すと同時に手腕に鎖をかけた。

禿鷹
「做什麼?(なにをする?)」

パン
「錢幹,但是還偷的東西!(金はやるが、代わりに盗んだものを返せ!)」

偽道
「騙了?(騙したのか!)」

そこへミヤコが現れジンスン夫妻と店員を連れすぐに店の外へ連れ出した。

禿鷹はパンに鎖を絡ませ闘い始めた。
偽道は耳飾りを投げつけてくる。

マンチェクはテーブルにあった饅頭を掴み、偽道の投げた耳飾り鋲を受け止める。

パンは禿鷹の腕から鎖を外し、腕を掴み手首を捻る。
禿鷹も頭突きで攻撃して二人は厨房へと逃げ込んだ。

一方、二階の竹の間では・・・

女性3
「お腹も一杯になったし、そろそろお店変えませんか?」

アンディ
「じゃあ、ここはとりあえず閉めて、、、女性と未成年二人は千円、あとの男性は二千円徴収です」

トニー
「そうだ!面白いもの見に行こうか」

女性4
「なぁに?」

トニー
「刑事の女装大会だよ。今日は前夜祭らしいよ」

女性2
「楽しそうね」

ドニー
「スー刑事が出るやつか?」

トニー
「前夜祭だからどうかな」

コリン
「オレの唇を奪った男の女装か、なんかゾクゾクするな。複雑な気持ち、すっげぇ綺麗だったらどうしよう」

女性1
「みんな、外で待ってて。会計はわたしがしてくるわ」

アンディ
「あっ、すまないね」

女性1
「あのぉー、お会計お願いしまーす!」

店員に扮したミヤコは会計が終わると、すぐに店の入り口の鍵をかけた。

ミヤコ(独り言)
「ヤバイヤバイ。二階にお客がいたなんて陣内先生言わないんだもん」

トニーとアンディは女性たちを連れ、駅前通りに向かい歩き始めた。

ドニー
「なんかいい感じだな」

コリン
「更にいい感じに持ってかないとな」

ターフー
「僕は明日早いので、帰ってもいいですか?」

アンディ
「これからなのに残念だな」

くまきん
「おいらもニャア子のご飯の時間だし、帰ろうかな」

ドニー
「キョウマ、お前はどうする?」

キョウマ
「年上女性ばっかりだし、刑事の女装見ても仕方ないし、僕も帰ろうかな」

コリン
「なんだよ、ちょっとだけ行こうぜ」

キョウマ
「じゃあ、ちょっとだけ」

ターフー
「ではまた。失礼します」

くまきん
「じゃあねー」

ドニー
「次もできるように上手くやっとくからな。じゃあな!」

前夜祭会場に着くとレンマたちとバッタリ会ったアンディたちは、暫し前夜祭を観ていたが、、、

キョウマ
「あーっ!店にスマホ忘れた、取りに行ってくる」

キョウマは急いで店に戻るが、ドアに鍵が閉まっている。

とそこへ一人の女性が現れた。

女性
「どうしたんですか?」

キョウマ
「店にスマホを忘れちゃって。さっきは営業してたのに閉まってるんです」

女性
「まだ営業時間なのにおかしいわね。では裏から入りましょう、わたしはここの娘なの」

キョウマ
「じゃあ、陣内先生のお嬢さん?」

女性
「父をご存知なの?」

キョウマ
「僕は学園の生徒でキョウマと言います」

女性
「わたしは儷咲(リサ)よ。じゃあ行きましょう」

キョウマとリサが裏口の鍵を開け中へ入ると、厨房で大きな物音がしている。

リオ
「なんの音かしら?」

厨房ではパンとマンチェクが大泥棒二人と闘っている。

禿鷹は鷹爪を指にはめ、偽道は首飾りや耳飾りを身につけ構えている。

パン
「マンチェク、暗器に気をつけろ!」

禿鷹は全指に付けた鷹爪をパンに投げつけてくるが、パンは金のお玉を手に一個一個打ち返す。

偽道は耳飾り、首飾り型の鋲を次から次へと投げてくる。
マンチェクは中華鍋を手に打ち返す。

パン(独り言)
「指は十本、あと六個避ければ反撃だ」

マンチェク(独り言)
「耳飾りがあと一個、簪、腕輪が二個だから四個避ければ反撃だ!」

二人は暗器を次々と避けていく。

その頃、二階の竹の間では・・・

キョウマ
「あったー。どうも有難う」

リサ
「良かったわ。でもどうしたのかしら、二時間以上も早く閉店するなんて」

キョウマ
「今、帰宅だとお仕事の帰りですか?」

リサ
「学校終わりで習い事してたから。わたしも学生よ、OLに見えた?」

キョウマ
「落ち着いて見えるから年上かなって思って」

リサ
「高校三年生よ」

キョウマ
「じゃあ、同い年だ」

リサ
「少林学園の生徒さんならすごく強いのよね」

キョウマ
「そんなことないよ」

がっしゃーん!(ガラスの割れる音)

キョウマ
「なんの音だ?」

二人が螺旋階段の上から一階を覗くと、シャンデリアが落ちている。

キョウマ
「暗くてよく見えないね」

リサ
「非常灯のスイッチがフロントの横にあるんだけど」

キョウマ
「なにが起こってるんだ?」

リサ
「怖いわ」

キョウマ
「僕が見てくるからキミは竹の間で隠れてて。絶対に動いちゃダメだよ」

キョウマはスマホの照明で照らし下へ降りていく。

すると光ったなにかが飛んできて壁の大きなミラーに当たり割れてしまった。

とっさにキョウマは誰かに腕を掴まれ太い柱の影に引きずり込まれる。

「どこにいたの?危ないから早く逃げて!」

キョウマ
「もしかして、その声はおばちゃん?」

おばちゃん
「キョウマくん?」

キョウマ
「おばちゃんなにしてるの?それよりなにが起きてるの?」

おばちゃん
「店に大泥棒が入ったの。犯人はパンさんが探してた連中なのよ」

キョウマ
「パンさんの人探しって泥棒だったの!?」

おばちゃん
「キョウマくん、どうしてここに?」

キョウマ
「夕方からアンディたちと一緒に来たんだけど、忘れ物して取りに来たら鍵が閉まってて。陣内先生のお嬢さんに開けてもらったんだ」

おばちゃん
「彼女はどこ?」

キョウマ
「二階の竹の間にいるよ」

おばちゃん
「早く連れ出して」

キョウマは急いで二階へ上がりリサを連れ外へ逃げる。

リサ
「なにが起きてるんですか?」

おばちゃん
「泥棒が入ったの、でも今退治してるからとりあえず安全なところへ避難しましょ」

リサ
「母やスタッフは?」

おばちゃん
「陣内先生とお母様は上のご自宅です。スタッフの方は皆さん帰っていただいたので大丈夫よ」

キョウマ
「あっリサさん、彼女は学園の購買部のミヤコさんだよ」

おばちゃん
「泥棒はあたしの知り合いが探していた連中で、お店から連絡をいただいてやってきたの。片付いたら陣内先生には連絡することになっているの」

リサ
「そうだったんですか、ではわたしも家に戻リます。キョウマさん、あとで連絡して。これメルアドよ」

キョウマ
「うん、じゃああとで!」

おばちゃん
「どうしようかしら」

キョウマ
「パンさんは一人で何人を相手にしてるの?」

おばちゃん
「マンチェクくんも一緒よ。でも敵は二人だけど暗器を持ってるの」

キョウマ
「暗器?それでシャンデリアやミラーが割れたんだね」

おばちゃん
「あれがあると攻撃しようにもできないのよ」

キョウマ
「僕が助っ人に行くから、おばちゃんはここにいたほうがいいね」

キョウマがそう言うとおばちゃんは外ドアの横に立っていた宣伝用幟を手にしている。

キョウマ
「そんなもの持って、まさかまた闘うつもり?」

おばちゃん
「まぐれはもう一度起きる!キョウマくんはこれね」

ミヤコは幟をキョウマは大旗を手に店に入って行き、非常灯のスイッチを点けた。

キョウマ
「パンさん、マンチェク助っ人に来たよ!」

パン
「どうしてここに?」

キョウマ
「話はあとあと。で、暗器はあといくつ?」

パン
「鷹爪はあと一つだ」

マンチェク
「飾り鋲は簪一個だけだ」

キョウマ
「二人が一個ずつ躱す間に二人が攻撃にかかろう!」

パン
「おい、幟なんか持って。お前、また闘う気か?」

おばちゃん
「あたしはあんな小さいものを打ち返せる自信はないのよね」

パン
「私とマンチェクが暗器を躱すから、そしたら二人で攻撃しろ。いいな」

禿鷹は爪を偽道は簪を投げつけてきた。
パンは禿鷹の爪をお玉で受け取り、マンチェクは簪を中華鍋で打ち返した。

すぐにキョウマは禿鷹を大旗でミヤコは幟で偽道に攻撃して行く。

キョウマは禿鷹の腕、腰、胸を旗で殴り倒した。

ミヤコは偽道の腕を一発殴るが、偽道は後ずさりし逃げようとした。
ミヤコは近づこうと幟を振り回そうとした途端に廊下の壁に幟が支えてしまい転んでしまった。
それを見た偽道はミヤコに襲いかかってくる。

ミヤコが幟を放し足をバタつかせ蹴ろうとすると、後ろから鷹爪が飛んできた。

パン
「ミヤコ、大丈夫か!」

パンはお玉で受け取った鷹爪を偽道に投げつけていた。
鷹爪は偽道の肩に刺さり偽道は倒れた。

パンとマンチェクは二人を鎖で柱に縛り付けた。

パン
「偷的東西在哪裏?
(盗んだものはどこだ?)」

禿鷹
「公園的沙池(公園の砂場)」

スー
「終わったみたいだな」

パン
「スー刑事?レンマ?」

スー
「ちょうど前夜祭が終わって通りかかったんだが、取り込んでたから終わるのを待ってた」

マンチェク
「また黙って見てたんですか?」

スー
「俺が手を貸すまでもないと思ってな」

レンマ
「パンさん、おばちゃんどうしてここに?」

おばちゃん(ミヤコ)
「早食い大会のお手伝いしてたら大泥棒が入ってね」

パン
「この二人組は江南の大泥棒でな、あっちの昔の知り合いに頼まれずっと探してたんだ」

スー
「今夜は署で拘留し明日迎えにこさせるよ。パンさん、これで探しものは全部見つかリましたね」

パン
「はい、おかげ様で」

キョウマ
「おばちゃん大丈夫だった?」

おばちゃん
「パンさんが助けてくれたから大丈夫よ。まぐれは二度起きなかったわね」

キョウマ
「やっぱりこの間はまぐれだったんだね」

おばちゃん(耳打ち)
「それより、リサさんって可愛いわね。キョウマくん頑張って!」

キョウマ
「もうーからかうなよ、おばちゃん」

パン
「キョウマ、私たちはちょっと行くところがあるから、陣内先生には連絡しておいてくれ」

おばちゃん
「壊した物は二人が持ってたお金で弁償させるから、このお金をリサさんに渡してちょうだい」

スーが呼んでいたパトカーで禿鷹たちは署へ運ばれて行った。

レンマ
「キョウマ。もうちょっといれば、潔い男の生き様が見れたのに残念だったな」

キョウマ
「なに?」

レンマ
「スー兄貴の悩ましすぎるブーメ」

スー
「レ、レンマそれ以上言うな!あれはあそこにいた者だけが見れた特典だ!」

レンマ
「潔い男は女性にも男性にもモテるってことだ、キョウマ。きっとミシェール先生も惚れ直したことだろう」

キョウマ
「スー刑事とミシェール先生ってそういうこと?」

レンマ
「まだ始まったばっかりらしいがな」

公園・・・

ミヤコ
「真っ暗よ。スマホの明かりで照らすわね」

パンとマンチェクが砂場を掘り起こしていくと小さな布袋が見つかり、中には秘技書と相関図が入っていた。

ミヤコたちはウミノシンに報告するため学園に戻った。

キョウマがリサに連絡をすると、店の前へ降りてきてくれた。

キョウマ
「大泥棒は無事逮捕したよ。これは壊れた物を直すのに使って」

リサ
「キョウマさんも闘ったの?」

キョウマ
「ちょっとだけね」

リサ
「勇者の姿を見たかったわ」

キョウマ
「もしかして武術に興味あるの?」

リサ
「わたしは生まれはこっちだけど母は中国人なの。春節には毎年帰ってお祭りを見るのが楽しみなのよ」

キョウマ
「ホント?じゃあ、来月に行われる演劇祭で武侠劇をやるから是非見に来てよ」

リサ
「わぁ、楽しそうね。絶対に行くわ」

キョウマ
「また連絡してもいい?」

リサ
「もちろんよ。わたしもするわね」

学園長室・・・

ミヤコ
「師匠、無事に戻ってきましたのでこれをまた保管しておいてください。お願いします」

ウミノシン
「今度は禅堂裏の宝庫にしまうからな。無忌、頼んだぞ」

ミヤコ
「無忌くん、宜しくお願いします」

無忌
「ぼくがしっかり管理しますのでご安心を」

パン
「禿鷹と偽道はスー刑事が手配してくれて、明日中国警察が迎えに来るそうです」

ウミノシン
「随分と手回しがいいな」

マンチェク
「偶然、スー刑事がレンマと店に来たんです」

ウミノシン
「二人も助太刀してくれたのか?」

マンチェク
「いいえ、助太刀したのはキョウマとミヤコさんです」

ウミノシン
「キョウマも来たのか?」

ミヤコ
「キョウマくんも夕方から食事してたらしいのですが、忘れ物をして戻ってきて」

ウミノシン
「お、お前まさかまた闘ったんじゃないだろうな!」

パン
「暗器を回避したのは私とマンチェクで、こいつは幟で腕をコツンと殴っただけです」

ウミノシン
「まったくもう!キョウマにバレたらどうするんだ?」

ミヤコ
「大丈夫です。キョウマくんにはちゃんと説明してわかってもらいましたから」

ウミノシン
「は、話したのか?」

ミヤコ
「あたしが武侠オタクの棍術マニアだってことだけ話しておきました」

ウミノシン
「とにかく大ごとにならずに済んで良かった。パンくんまた世話になった、有難う。マンチェクもご苦労だったな」

パン
「私は学園のためなら、たとえ火の中水の中ですので」

マンチェク
「今回は学園のためじゃなくて、ミヤコさんのためですね」

パン
「マ、マンチェク。私は困ってる人を助けるのが趣味なんだ!」

ウミノシン
「だそうだよ、マンチェク」

ミヤコ
「マンチェクくん、無忌くん、有難うございました」

パンとミヤコは用務員室へ戻った。

ミヤコ
「パンさん、有難うございました」

パン
「あんな狭いところで幟なんて振り回せるわけがないだろ」

ミヤコ
「幟はこの間のモップより少し長かったようね」

パン
「まったく、お前ってやつは、、、」

ミヤコ
「そう言えばさっきお店で、あたしのこと名前で呼んでくれたわね」

パン
「そうか?お前の気のせいだろ」

こうして秘技書と相関図を無事に取り戻すことができ、ミヤコの秘密もキョウマを始めとした生徒たちにも秘密にできた。

そしてパンはミヤコとの約束通り、警察を巻き込むことなく解決できたことをなによりも喜んでいた。

今回のことをきっかけにミヤコは、パンへの対する想いが、信頼とは別の感情で自分の中に芽生えていることに気づき始めていた。


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