『少林学園 武侠兄弟』~消えた袈裟と数珠 前編
  作者: ミコ&hiyoko   2016年04月29日(金) 21時19分25秒公開   ジャンル:総出演
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第三章 by hiyoko

ところ変わって空の上・・・
雲の上の宇宙が広がってまた永遠の大きな空・・

そんな中にやっぱり人間がいる・・・

「おねえさ〜ん〜ちょーーと〜〜〜まってーよ〜」

「ちょーっと離しなさいよーこのボンクラ!」

「おねーさん〜ちょーっといいでしょう〜」

「何あんた!あたしは行くところがあるの!
あんたにかまってる暇はないのよ!!離せこのボケカス!」

お姉さんは行ってしまい・・ひとりガチョ―ンと
口を開けていた男がその天界の主の部下であり白虎という名前を持つのだが、女癖が悪いのか?
手が早いのか・・・とにかく暇さえあればここの天女に声をかけている・・。

そんな部下を持つ主はいつも冠をして地上と
この天を行き来する神官たちと日々の安寧を願いながら沢山の仕事をこなしていた。

この主昔の事だが地上にて活躍するダンカンスーという同じ名前、職業刑事 
だったが色々な事があり、人間界ではできない事を依頼されるという異例の人事もあり繋がりもありという事で、存在はもう人間界ではないが、この天界という所で新しい人生をスタートしたのだった。
今は地上にいるダンカンスーという存在は彼にとって分身であり、等身大であり・・自分を見る大事なもう一つの大事な存在である。そして彼の存在が分かることによって翠という天界の主は見えない守護神として彼のそばにいることになっている。

だたスーは守護神がいるという事は分からないが、人は少なくとも誰かに守られているという事が見えない繋がりによってあるという事も言葉に出せば存在し、見えないものを信じるかどうかはその人間の心だという事もあるが・・スーにとっては見えない守護神も
知らないうちに身に着けてるという事は悪いことではない人間性みたいなものが・・あるという事だと考えてみるのもいいのかもしれない。

だからと言って関係はないのだが・・ダンカンスーはいろんな形を変えて今も存在してるという事は彼らにもそれはそれで異次元であるが楽しいことに他にない。

ここ最近はこのスーを天から眺めているのこの主
前世の名前は“ダンカンスー”今の名前は「朱雀翠」である
色んな名前があるがいろんな神様が呼びやすい様に翠と皆言ってるのである。

朱雀翠が部下&元同僚なのがラウのそのままの顔してるリクである。
リクはラウと言っていたが同じ同姓同名が多いことから翠も呼びにくいという事で長いこと呼んでいたのだが
いろいろあり改名したのである。

だが・・・・・・・・このリク・・中々の女ったらしであり
軽薄?な所は前世があるように翠は思う事がある。

リクは義理の兄弟にもなり翠の奥様はリクの妹である・・。

そんなこんなでここまで腐れ縁的なこの男と日々を過している・・

そのリクがふらり〜ふらり〜として天界をうろうろしていた時
今回の袈裟事件&桃の木の話題を耳にして翠に報告した事から
普段は見る事のない地球のその向こうの今生きているダンカンスーの事も10秒で知ることになり・・翠はそろそろ・・地上に降りようと思っていた・・がリクの行いがいつも聞こえるもの耳が痛い・・
そんなこんなでスーの事が気になりつつも仕事に追い立てられて
いる翠に・・神官から今日もリクの話を聞いていた・・


「またか・・・・」

神官
「あの天女は・・翠様の奥御殿でお働きに・・
なっているとおもうます・・」


「リク・・何でも声をかければよいという物ではないのだ・・あやつめ・・・」

神官
「・・・ではいかがしましょう・・」

翠「よい私が行く 仕事を増やして悪かったな・・」

神官
「いえいえ」

そういい神官は仕事に戻っていった。


「あーもースーの事もあるし、その兄弟の事も気になるし
袈裟はただの袈裟ではないのだが 法海に聞きたいのだが地上になかなか行けぬのはこまったな・・」

頭を抱えていると リクが帰ってきた。

リク
「翠〜よんだか〜〜〜〜お前は相変わらず硬いな〜〜〜
ほんとにー」


「だれかれなしに!声をかけるな!そなたの今日の件は私の奥御殿の使いだ!何をしてるんだ・・」

リク
「そうおこるなよ〜〜翠が相手しないからこの俺様が
声をかけてるんだ」


「余計な事をするな!」

リク
「お茶目でないと嫌われるぞ・・ただでさえ堅物になってるのに
昔の陽気なお前はどこに行っちゃったんだよー俺はさみしいぞ!」

翠は壇上から降りながらリクに言った
「お前これ以上騒ぎを起こすな・・あのな、いつまでも
ダンカンスーでは仕事できないんだよ、わかってるだろう・・
私はこの冠と大勢の妖怪、そして神と話をする立場だ
お前が思うより人と世界を手に仕事するのは楽ではない」

リク
「そーんなに怒らなくてもいいだろー―
もー怒りっぽくなったんだから・・ちぇー」

翠は話題を変えた・・
「地上はどうなってる??」

リク
「え??ちじょー?あーうーん・・
それがな〜お前のスーなにを血迷ったか男と一緒にいるぜ?」


「そんなんじゃない全体を見ろ」

リク
「うーん袈裟が見つからないらしいそれに学校は何か怪しい感じだ・・
一難去って一難ってところか?
法海さんってあそこの先生してて無忌がお弟子さんだってよ」


「最近見ないと思ったら学校の先生だったのかこないだお茶を飲んで白蛇さんが落ち着いたとかってお話してたが・・そうか・・それは何かあるな・・」


「大聖さんがそう言えば来られてない」

リク
「あ〜最近見ていないね大聖さんまたどこか?
旅にでたのか?」


「そうそう今簡単には出れないぞ・・
天竺行かれてからお忙しそうだからな・・」

リク
「へえ〜いろいろあるんだなー」


「リクお前も一応南大門の主だぞ。白虎という名前を返上してもらうぞ」

リク
「それこまるな〜・・」


「じゃ仕事しろ・・地上の人間とアタックできる人間を見つけてきてくれ。頼むぞ 
お前の等身大もいるんだからな」

リク
「マジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そう翠はリクに仕事をいい雲を飛ばせた。


「スー・・・・・・・何とか頑張れよ
そのうち見えない翼を付けてやるから」

そういい音もなく部屋に戻り神官の上奏文を見ていた。

お話は地上に戻る・・

ドニーはティンパオの存在が学校をまた悪い事へ行くのではないか・・とコリンの怪我で少し胸が晴れないでいた。

ドニー
「ティンパオとレンマ・・水と油だな」

コリンの怪我が無事治ってくれたらと思いつつ一人今日は家路に足を向いていた。

そんな時あのスーを見たのだ・・

ドニー
「あ・・・・・・・スー・・・うわさは聞いたが
仕事だからってそれはないだろう?!信じれん
あのクールな不器用な男が・・・」

唖然としたドニーはスーの怪しい香りの香水となんだかしっくりこない微妙な姿にしばらく見入ってしまった。

ドニーは見入ってしまった自分にも怖さを感じた。
目が離せなかったスーの姿には自分もドキドキしてきて
そんな趣味が全くないのに・・しばらく目がそこから逸らせなかった・・

スーはそんなドニーなんて目に入らず“F”の部下をまんまと自分の手中に入れ奴の懐に入る事に成功していた。

一緒にいた夜などはリュウに教わった通り鍼を使い適当に
酒を飲ませて幻影を見せた後チクっと鍼を入れると部下はコロッと寝てしまった。もちろんしっかり眠っている事を確認してそれから行動を始めた。

周りのカメラをごまかしそのまま部屋の様子をリュウの通信できるものとつなげると警戒されたこの部屋も
丸裸にしPCも全部調べてみると、まさかそんなにデータを入っているとは思わなかったのもあり・・
あれこれといろんなデータを見てすべて自分のチップに
保管してそのままリュウに流した。

そして何もなかったようにPCを洗うとさっさと閉じた。
諮問もぜーんぶ消してけして紫外線みても
わからないようにするものをかけるとそのままシャワーを浴びさっさとこのグースか寝ている
男のそばにくっついて眠った・・

男は真っ裸になってねてるのでくっついて寝てみるとなんだか嫌な感じだったが、仕事なので仕方なくくっついて寝てみたスーあくる日の状況はこの男の想像通りに運んだという夢ですべて100%信じてるようで、よくわからないたわごとを聞きながら
ベッドで時間をすごし奴の匂いが嫌で妙な汗と
べたべたした肌をシャワーで流して・・次の仕事に取り掛かろうと
いつものように二人で一日を初めた。

スー
「気持ちわりー同じならハンがいい」そう馬鹿な事を言いながら
ICチップを奴につけていた。

スーは“F”の部下と一緒に車内にいて今日はどこに行くのか?
聞いてみた。

スー
「ねえ今日どこに行くの??」

部下
「今日は学校だ俺の上司は学校で教師をしてる」

スー
「へえ〜ガッコの先生ね〜セクシー❤」

部下
「浮気したら駄目だよ・・ジョニー❤」

スー
「名前つけてくれたの?」

部下
「うん昨日ずっと考えたんだけど・・
一緒にいるのになーにも君から聞いてないから勝手につけてみた ジョニーってどう?」

スー
「嬉しい〜〜〜❤ 外人になった気分♪」

でもスー心の中でつぶやいた
(ジョニーだ?ジョーダン顔だけにしろよ!もっとましな源氏名つけろっての
だれがアメリカ人の名前つけてんだよたくよう・・
ボキャブラリーが貧困なんだから・・かっこ悪)

心とは裏腹に笑ってごまかすスーはジゴロ?!
なのか恋人なのかどっちかわからない状態で
その部下のそばでゴロゴロしていた・・

そしてベンツという車はレンマたちの学校へ着いた。

スーはさも初めて来た顔をして「わ〜〜すっごい学校どんな生徒さんがいるの?」ときいた。

部下
「あー武術の学校だ俺の上司も強いが
ここの生徒を相手にして無事で出られる保証はないな・・」

スーはわざと目を輝かせて「わ〜それっていろいろ強いのかな?
たのしみ〜〜♪」

ちょっと抑揚をあげた普段ならそんな声は出さないであろう
甘たれ声を出して寄り添うように一緒に校門に入った。

そんな車がめったに来ないこの学校・・

丁度授業がひと段落したレンマたちにもその様子が窓から見えた。

コリン
「あれ・・・・・・・誰の客だ?」

ドニー
「さあ〜ね・・あんななよなよっとした客なんか来ねえ
たいていごつ〜いやつかキンゾウの妙にどっしりとした武術できんのか?っていう客だけだ、誰だ?あれ?えらくちびだな」

そんなこんなを話していて・・驚いたのはティンパオが玄関で
迎え入れてた事。

キョウマ
「え?ティンパオの友達か!!
おいハグしてkissしてるよ――――マジか〜〜〜〜」

コリン
「誰だ〜〜アイツ・・おいおい・・昼間っからなにしてんだよー」

ドニー
「あれ挨拶 向こうはそうして挨拶をするんだ」

キョウマ
「でも・・あれって普通じゃねえよ。ティンパオって雑食食いなのか?」

ドニー
「どのみちあまり普通じゃねえよ・・
強いとなんでもできるんだろう?わからねえ新入生だ」

そんな事を言いながら休憩時間なのもあり教室の階段をおりて静かにティンパオの姿とそのスーと来たお客を見ていた。

そんな所をトニーに見られ「こらこらお客様を覗き見して
見るのは行儀がよくないと思わないか?武術組のお兄さんたち」

ドニーが後ろを見ると折り目正しい制服に髪を綺麗にして
眼鏡かけてこちらをみてるトニーレオンがいた。

ドニー
「相変わらずお前は優等生な格好が似合うやつだなお前関心がないのか?・・珍しい〜珍客がきたんだ」

トニー
「お会いしたいのならちゃんとあいさつすればいいだろう?
こんなところで盗み見しなくても」

そういいその横を歩いていた時トニーは「はて?」呟いた。

コリン
「お前いろんな人間と面識があるからあれも
お前の特別な“お客”じゃないのか?」

コリンが言うお客とはこないだの事件できたローグの事を
指して言っていたがその時はトニーは何年ぶりかのローグとの対面であってこちらから学校に招待した覚えはないのもありコリンの話を流して笑って流した。

トニー
「お客ねえ〜コリンあれスーだ。
へえ〜スーって
意外と似合うじゃん〜ドニーのモデルした時のぴちぴちのスーツ」

コリンそれを聞いてびっくりした・・。

スーの今日の姿は 蛇の柄の細身のぴちっとした細いスラックス
上にシースールのカッターを短く羽織りそのボタンをはずし
きらきらとしたものを付け 上にはドニーがModelをしていた時に羽織っていた玉虫色のジャケット。それにショートブーツ
いつもの髪ならつんつんなのに妙に固めてちょっとリーゼント風に綺麗にあげている。肌はいつもよりきらきらにてダイヤのピアスに手にはいろんな指輪などつけてじゃらっとした金属製の音が歩くたびにして音を鳴らしていた。

女ではないのに時々見える上半身の肌が薄白首回りにほのかに赤い跡が残っているのものまま・・。

トニー
「スーって意外なかっこうさせるとセクシーだな
中々ああ変身なんてできないのにダンカンスーの匂いを
さっぱり消してどこかのジゴロかそっち系のお兄さんに変身かあ〜・・」

感心してるトニーの横でドニーたちは「アイタ〜〜〜あのスーってやつ
何をしてるんだ?これレンマに見せるなよ発狂するぞ・・」

トニー
「ココでは失礼だ、みんな挨拶しよう」

そういって嫌がるコリンたちをつかむようにしてスーのいる玄関奥に入ったところで武術組とトニーはスーたちに顔を合わせた。

空恐ろしい物を見るような顔をして数人の武術組はスーの前で目をあわせないように落ち着きない姿をごまかすようにしらっとした顔をのぞかせた。

ティンパオは
「ほう〜生徒会長様と御一行様がご挨拶ですか
まあそれは仕方ない ここの学長の付き合いもあるしフジタ教諭の客だからな」

コリン
「なんだと・・テメー」

ティンパオ
「まだ懲りないのか? 馬鹿じゃないのか?
あたま筋肉でできてるだろう??コリン」

コリンは今にも拳が出そうな勢いだった・・。

そんな中スーは「まあまあ・・・お互い学校で学んでいるでしょ?
なかよくしたほうがいいよ」

そうなだめるように言葉を言うとコリンは切れたのか
スーを突然つかんで後ろの壁に押し付けた。

コリン
「お前何やってんだよ!!!!!!!!え?仕事!!」

スー こいつジョークが通じねえのか・・
とっさに口をふさぐことができないと思った彼は誰も思いもよらない行動に出た。

コリンのその騒ぎ立てる声をふさぐように
突然頬をつかんでそこの深いキスをしたのだった。
コリンの腰を寄せぐっと壁にもたれかけると
自分の足を少し絡めて角度を変えるとコリンはコリンは目の前のスーの顔といい匂いの香りとその深いキスで何もかも考えられなくなり、こともあろうかそのスーの腰を寄せてキスを深く味わっていた・・
まるで愛しい女を抱き寄せるようにコリンの知らない心臓の奥から出てくる気持ちに
コリン自体抑えきれなくなったようだった・・

スーはそっと唇を離すとコリンの耳元でそっと呟いた
「このまま天国に連れってやるから」

コリン
「・・・いや・・・」

スー
「今日はサービスだこの次はちゃんと払ってくれよ
俺はただでしてるんじゃねえから・・それなりの見返りが
あると思ったからお前を指名したんだ・・わかってるだろう??
コリン??」

コリン
「・・・・・・・しかたねえな・・・・・」

スー
「当然だ・・じゃ天国へ行かせてやる」

そういい耳元から息を吹きかけると、目をキスしながらそっとまわした手をコリンの背をなでるようにス〜ッと肌に触れると、ドクッとしたコリンの心臓と背の妙な汗とがスーの手に触れ、
スーはそのままもう一度深い息を吐いて彼のツボをそっと撫でながらキスをすると彼の声ととれる何かがぱちんと弾けコリンはスーの
その行動にただ身を任せて鼻をくすぐるその彼の香りとソフトな
肌の暖かさに焼かれる様に妙な動きを見せていた。

スー「汗出てるよ・・・大丈夫?お休みコリン」

そうコリンの耳元でささやいた時はすでにコリンは何処かに行ってしまった顔をしていた。

何が起きたのか…………・それはスーにしか知らない事で
コリンは自然の摂理にはかなわなかったという事である・・

一同は唖然 ドニーたちは卒倒して倒れそうだった・

キョウマ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!@@0| ̄|_」

気分悪いのを通り越して頭が真っ白になり何を見たか
何が起きたかもう何も考えられない状態になっていた。

キョウマ
「唇と×※◆◆がカッチンコ・・・・・・・・・・・・・・・」

ドニー
「お前何口走ってるんだ キョウマ!しっかりしろ」

しばらく時が止まったような時間・・・・・・・。

スー唇を離すと「頼むよ・・・・なあ・・・コリン」

切なさそうな顔をのぞかせていたスーに・・
コリン分け判らなく無くなってしまい「あ・・すまない・・・あのな・・」

スー
「悪い付き合えない・・今度ゆっくり話そうかコリン」
そういいそっと抱きしめてトニーに言った
「彼気分が悪いって・・保健室はどこ?」

トニー
「あ・・・・・・・・あっち・・・連れいていこうか?」

スー
「僕が連れて行くからいっしょにきて・・」

トニー
「お客さんの対応が悪くてごめんなさい
応接室にどうぞ^^彼らは私が保健室に案内しますので
ご安心ください」

そういってその場をしのいだが、“F”の部下はなにか
スーが取られたような嫌な気分・・その横のティンパオは何も言えず・・・・・ただ気がついたらスーの妙な色香にぼんやりしていた。

“F”の部下
「ティンパオ!何を見てる!案内をしろ」

ティンパオ
「あ・・はいこちらです・・」

ドニーもキョウマもボー然としてる中
トニーは「早く歩いてくれ・・」そういい
彼らを教室に返そうとしていた時無忌は「あーいい匂い〜」
なんて言いながらキョウマとドニーをみて「?どーしたの?」
そうくるくるとした瞳で二人を見た。

キョウマとドニー
「童貞には刺激が強すぎるから知らない方がいい」

無忌
「童貞とかっていわないでよ・・恥ずかしい・・」

キョウマ
「わるかった・・わるかった・・いやね正常とは何かを知らずに刺激的なものを見たら大人になれないって事です」

無忌
「へえ〜今度和尚様に聞いてみよ」

ドニー泡突く様に「そんなもの聞くな!」そう大声をはり

無忌は「そんなに怒らなくても・・・授業始まるって
言おうとしただけなのに・・コリンさんは??」

キョウマ
「あー・・気分が急に悪くなってな保健室だ」

無忌
「そっか〜いろいろあるもんな最近」

そういうと「講義はじまるよー」無忌はにこにこしながら言っていた。

保健室に連れて行ったトニーにスーは言葉もなくあるものを渡すとさっさと消えてしまった。

トニーはコリンをベッドに座らせるとボ〜〜〜〜〜〜〜っとしていた
コリンに声をかけた。

トニー
「おい〜コリン〜」

コリン
「あいつのキスはミントの味がした・・。」

トニー
「うーん重症かも・・・」苦笑いをしながらスーの渡してくれたもの見ると“これを飲ませろ元に戻ってしばらく寝たら
通常に戻る ““解毒剤”という風に書いてありラムネみたいなものをコリンの口に何とか入れると飲み込んだようでそのまま熟睡してしまった。

それと一緒にドニパンのキーホルダーが手の中にあった。

トニー
「なんだこれ?ワオ〜刺激的」

そして「警察署に届けろ盗もうと思っても無理!」

そう注意書きがしてありトニー「あーあ・・ことごとく
今回も使いっパシリかな」

そうぼやきながら、警察のお兄さんなんて見たくもないと思い
メール便にてさっさと某警察署リュウあてに送った・・。

トニー
「今回は出番がないのかな・・・」
そんな事を天に仰ぐように言うと少しさみしかった。

警察署はいつもの如く騒々しく警官が裏も表も行き交い小さいな事件大きな事件と交差していた。

袈裟紛失事件表には出てないがリュウとユーロはぼんやり
事務仕事をしながらスーの動向を見ていた。

ユーロ
「学校行ってるよ〜玄関先でチューはないよなーリュウ〜」

リュウ
「ああ〜しょうがないコリン君はイライラしてるから新入生と何かあったんだろう・・・スーは喧嘩っ早いから
(本人はそんな事ないと言ってるが)相手の心が分かるんだよ
スーもそうして大人になっていくのはよいことだと思う」

ユーロ
「まあそうだけどよ〜キョウマの奴大変な事を言ってたぞ・・うーんやはり刺激が強いかあ〜な〜」

リュウ
「ユーロお届け物が届くはずなんだ」

ユーロ
「お届け物ね・・・・・・・・・・・・・」

そう二人で話していると宅配便のお兄さんが「メール便です」
そういい宛名のない袋を持ってきた。

ユーロは探知機でピーピーと一度検査してそれからサインをして
「ありがとう」と言い受け取った。

ユーロ
「きっとリュウの言ったお届け物かも」

リュウ
「開けてみて」

ユーロ「ああ」そういってナイフで封筒を開けると
中からドニパンキーホルダーがでてきた。

ユーロ
「誰の趣味だよ・・・ドニパンのキーホルダーって
ありえねーな・・・しんじれねえ・・」

リュウ
「これはスーの手作りだな これがしるしだ」

ユーロ
「これかよ!!!!!!!!
もっとましな画像はなかったのか?スーも趣味わりーな」

リュウはユーロに怪しまれないように適当なちょっと
特殊?!なキーホルダーを作って渡して相手に渡しているんだと
笑っていった。

それが相手の趣味の趣向のようだと。

ユーロはゲ〜〜〜〜ッと言いながらそのドニパンのキーホルダーを
解体するとリュウの思っていたものが出てきた。

リュウ
「これだねスーが探してたの」

そういいその小さなチップをリュウのチップ専用の機械にコードを通すと画面には袈裟事件の全貌と“F”が
どうして学校という場所を選んだかのキーワードが出ていた。
「””””””””####\\Momo monkey school Damaso School martial arts
Monkey Hitoshiten Daisho White Snake heaven scriptures money student president‣・・・・・・・・・・・・・”””””””###$$$$$::::::;;;;******"""""""""////////・・・・・・・・・・・・・・・・”””””」

「桃の木 ふーん・・・桃の木ねえ 桃の木で思い当たる
何かと言えば孫悟空の西遊記・・
西遊記と言えば妖術
妖術言えば・・・白蛇・・白蛇と言えば天・・・
天界からの使者か主が絡んで“F”は世界を取り込もうとしてる??
桃の木の話なら西遊記のお話だな」

西遊記と“F”これまた面白い取り合わせだが
妖術とそれを手にして、乗っ取りを図る事を企てている学園
それもまた私怨による強い何かを引き起こしている事を
スーのデータから読み取れた。

リュウ
「やっぱりただの袈裟ではないことがわかった」

そういって話してまた元の仕事をしていたら

コリンが顔を見せた。

ユーロ思わず、あのスーとのキス事件を思い出して、黙ってみていた彼は思い出し笑いをしそうになった。
だがそんな事をしたら、彼の気持ちに怒りを噴出させるだけだと思うと何事もなかったように「どうされました?」そう言った。

コリン
「ユーロっていう刑事に用事があるんだけどな・・・」

ユーロ
「俺がユーロだけど?おまえ誰?」
ユーロ全く知らんふりをした。

コリン
「スーってやつからこれ・・・・ちょっとな
きょう会ってなこれ渡せってよ・・」
「あーメッセージも・・・」

“ハンに裏朱雀に会わせろと伝えろそうしたら奴は動く
あ・・お前ユーロだろ??これ読んでるの?俺が寝ていた屋敷に行けよ
キーワードがあそこに眠ってるってさ よろしくな ユーロ❤“

ユーロ
「❤は余計なんだよ・・・・・・・・・。」

コリン
「?」

ユーロ
「これ見たか???」

そういいその手紙の封筒を見せると
コリン「そんな気持ちワリ―もんみるかよ 男からのラブレタなんざさわりたくもねえ・・・・・・・・・・・・」

なんだか妙な顔のコリン・・ユーロは思った
(まだ体の粗熱が取れてねえな〜ほほ〜解毒剤を飲んだワリに
スーの毒薬が体に回ってるってか・・毒蛇の毒牙は濃いんだな・・・
スーは魔物だな・・・・・・俺はできるだけ距離とっとこ)

ユーロ
「大丈夫?か?気分悪いなら休んで行けよ」

そう肩を触った時コリンは「触るなゲス!」と思わず怒鳴った。

ユーロいつもなら“ゲスだと!誰に向かって言ってんのか知ってんのかあ!!!”
そういう事が相場だが、今回はいきさつも知ってるので ご愁傷様堵いった所で
あり、その反応は仕方ないな・・と思ったらやんわりと彼に言う言葉が自然に出てた

ユーロ
「わるかった わるかった。でも大丈夫か?本当に?」
心配したような顔をしてコリンを見ていた。

コリンばつが悪くなり「ああ・・」

リュウ
「すこしやすんでいかれては?」
やんわり言うと・・コリンはやはり少しまだ疲れているのだろう・・・
どさっとそこに倒れてしまった。

リュウ
「無理して・・・・スーも伝言を頼んだんだな・・」

ユーロ
「刺激が強すぎた?のかスーの悪戯がすぎたのか?リュウ?」

リュウ
「あの場でスーは仕方なかったんだろうと思う
コリンはいろいろスーの事それとなしに知ってるから
きっと腹が立ったんだろうな そんなことしてまで事件を
何とかして手柄がほしいのか?と・・
でもスーは命をそこでかけてる、事件に対してではなく
その全貌が明らかにならないとこうした事件は片付かない
レンマに災難がふっかかったら彼も泣きたくなるから
だから・・・・・・・・・・レンマがあまり関係ない所で
となったら・・・トニーではなくコリンだったんだろう・・
スーも駆け引きしたんだよ・・」

ユーロ
「大人の事情を読むというのは難しい年頃だろうな〜
この青春期は・・」

リュウは重いであろうコリンの体をそっと抱き寄せて抱き上げると軽々と医務室に運びベッドに寝かせて
なるべく早く回復するように鍼をそっと打った。

ユーロはスーのメッセージを持ってハンのいるお屋敷に
車を向けて走って行った。

その頃藤田に会いに行ったスー事今は“ジョニー“とティンパオと
“F”の部下はその主Fに接触という事になった。

スーはどんな奴が出てくるのか・・と思いながら待っていたら
とっても体格の良い一昔?まえの日本人の形をした藤田という
人間をみたのだ。

スー心の中で(“武士道”とかそんな言葉が出そう〜な日本人
久しぶりに見た)そう思いながら、この部下の後ろでそっと笑っていた

スーを見た藤田「お前朱雀翠、あるいは、ビクターショウの従妹か?
なにかか?」と聞かれてスーは「え?誰ですかそれ?」
きょとんとしてしまった・・。

藤田スー見てすぐ浮かんだのは日本の地で裏を仕切っていたという
朱雀翠という人物とその朱雀翠と一緒に影を操っていたビクターショウを思い出したといった顔をしてスーの顔をにらんでいた。

藤田
「本当か?????????お前ウソなど言ったらこの拳で命を消してやる」

スー““F”は俺の事知ってるっていったからこんな格好してるのに
なぜ朱雀翠なんていうよくわからない名前を口走るんだ?
おかしいだろう???“ そんな言葉を心で呟きつつも
その人間によく似てるらしいという事で折り合いをつけようとした。

藤田
「お前は・・・どこでこいつと知り合った?」

部下
「クラブで知り合ったんですけどね、この子って口が堅くて
結構いい感じで・・・あなたにもって」

藤田
「お前の趣味は知らん!だが他人を引き入れるには
それなりの警戒をしたんだろうな?」

部下
「ええ私がクラブに行って誰も近寄らないけど、この子はそっと近寄ってきて接待してたから・・最初は
変な奴だと思ったけど何も聞かないし仕事したいっていうから
一緒にいただけです」

藤田
「手癖は?」

部下
「何も盗まれてないですよ それにけっこうサービスいいですしね」

藤田
「そんなんを聞いてるんじゃない!
もしコイツおかしな仕草したらすぐ消せ!いいな!!」

スーは「そんな事は・・ありません・・・・・日本行きたくて・・・・」
そう水商売を辞めたいんだという事と日本に行って仕事がしたいというそんな事しか話をしなかった。

藤田はダンカンスーを知っていて警戒しているが、そのダンカンスーがどんな格好で来るかまでは予想していないようだ
そうスーには見て取れた。

(おかしいな俺の背丈恰好は知ってるはずで顔見るとわかるはずなのにワザと言ったのか???“F”お前何が狙いだ?・・・まあいいや
こうゆうの慣れてる後から殺そうと思ってるならお前の顔に泥を塗りたくるくらい朝飯前だ あまり俺を見くびるなよ)

そう思いながら藤田のくだらない話を聞いていた。

だが用件が見えてこない・・・・・・・。

そんな時ティンパオという生徒はいいことを言った。

ティンパオ
「袈裟の魔法は法海が握ってるようです
奴は俺が逆らったときにえらく怒ってましたからね
アイツは馬鹿正直ですよ、あいつを誑し込んだら
きっと袈裟の魔法もそこから出る大きな力も
出るはず・・」

藤田
「あれを甘く見るな、弟子の無忌ってやつがいるだろう
アイツがいる限りそんな事ができるとおもうか?
お前は無忌の隠れた力を知らぬのだ・・
それにお前は黄飛鴻という強力な武術家をまだ知らない・・」

ティンパオ
「黄飛鴻なんて遠い昔の化石ですよね?
映画の見過ぎですよ、あんな奴を恐れてたら何もできない」

藤田
「お前は何を見てるんだ?ここはそうそう簡単には落ちないんだぞ・・お前こそ甘く見てたら足元すくわれるぞ」

スー
「そんなにすごい所なんだね・・」

藤田はまだウミノシンに一度も勝った事がなく、苦い思いをしているのもありこの学園と奴を追放して日本にもこうした学校を建てようと密かにもくろんでいる
そのためにも、ここの生徒をこの手にしたい・・・
そんな事も考えているのだが・・簡単に実行できない
何かがここにはある事を知ったのだ。

藤田がどうしてもその握れないその母体が
何なのかは情報をたどってみてもつかめない
どれだけ¥をばらまこうとどこかで突き放され何処かでその情報屋が消えていくのだ。

一体どこに情報が洩れて消えているのか・・
そこを調べ上げろと部下とティンパオに命令した。

藤田
「袈裟は必ず手にするそうしたらここの妖術も思うがままだ・・あのマンチェクをもう一度こちらに引き寄せろ、奴は元々武術組の使いだ
ティンパオお前必ず落とすんだぞ」

スーはただだまっていた・・。

そして藤田はスーをつかむとここの道場に連れて行った。

スーは過去キンゾウとここで一度だけ組み合っただけだった。
道場なんて自分には似合わない場所だと・・。

ウン十年たってここにに来るとは・・・。

藤田は言った「お前みたいな男には少し鍛錬が必要だ」

スー
「いや・・・・・・・こうゆうの駄目だから
お願いします〜〜〜〜」

そういうスーを投げ飛ばした藤田・・・・・・・

スーは上手く転げたが何かこう見えないものを見たい藤田の
目線を見るとそうごまかしてもいられない??しかし怪我をしたら
どうしようもない・・と上手く転げつつも逃げれば追ってくる
彼に少しだけアタリを付けるようにそっと手を取った。

スー
「あの・・・・・ですね・・・違う事なら
お相手するんですが・・・同じことをするなら楽しいことしません?」

そういいながら彼の懐にそっと手を当て押すように力を入れた。

藤田
「少しは話が分かるんだな・・」

スー
「??」
(何言ってんだこいつそんな趣味ねえって言ってたよな)

そう思いながら離れようとしたとき
突然押さえつけられてしまった。

スー(おいおいそうゆうことかよ!!!!!!!!!
俺もそうゆう趣味はないだよ!おいこら猛獣!おーいおっさん!)

そんなときだった・・救いか?悲劇か??
キンゾウの声がした

キンゾウ
「ここで何をやっておる!!!!!!!!!!!」

藤田
「ちょっと根性を叩き直したいやつがいまして」

キンゾウ
「神聖な場所でいかがわしいことをしてるしか
見えなかった!藤田!やりたいなら私が相手だ!」

スーはそんな事を言ってるキンゾウを見ながらだまっていた。

藤田は不承不承スーから離れると「また試合をしよう」
などと言って道場から出て行った。

スーはたすかった・・・と体が少々痛いなと思いながら
衣服を整えているとキンゾウの目がテンになっていたのを
みて笑ってた。

スー
「そんなに驚くなよ まあそうゆうこともある」

キンゾウ
「そんなものに驚いてるのではない!
その恰好はどうした!え?!お前は何をどうしたらそうゆうふしだらな事ができる?! お前は!!!!勘当だ!!」

スー
「怒らないでよ〜も〜ジョークが通じないんだからさ
叔父さん血管きれるってね じゃ・・。」

キンゾウ
「自分を大事にしろと言いたい」

スー
「それができれば 苦労しないんだよ・・
寝技なんて最後の一手だぞ藤田先生も何を考えてるんだか
指導しろ指導・・後ろからの寝技は反則行為ってね」

少し泣きそうなキンゾウと切なさそうな目をするスー
そのままポーカフェィスを崩さず仕事にすぐ戻ると何もなかったようにスーは藤田と組み合ってる間に
GPSを付けれたことが何よりの収穫だった。

スー
「まあこれも?作戦のうちってね
みんな弱い物には手を出しやすいし・・狼ってのは意外と子羊だからな 子羊が大きな狼になるって言う話は
しらないのかね・・まあいいや・・レンマが元気でいれば
頑張れよーレンマ」

そういうと“F“の部下が待っているらしくスーは
何事もなかったようにまた傍に寄った。

部下
「だいじょうぶ?」

スー
「少し疲れちゃった・・・今日はもう休みたい」

部下
「あのキス事件のお仕置きがある・・」

スー
「そういわないで・・・」なんて腰をくねらせて言う。

馬鹿馬鹿しい話だなと思いながら、さっさと時間を済ませて
この男を見ながらたくさんの睡眠薬を入れた
アルコールを飲ませながらいつの間にかスーの横で眠っていた。

スーは「そんな簡単にこの体を触らせるかよ〜
馬鹿言ってんじゃねえ」

しっかり聞いてない男を膝に乗せ・・いつの間にか
上下関係が変わりつつあるこの二人だった。

袈裟の行方を追うリュウのデータとこの動くデータを
じっと見てる捜査官たちが動いてる事も知らず
藤田とティンパオは次の行動に出るのだった。

スーはリュウに静かにその後のリストを送るとそのまま次の仕事に手を付けて行った。

天から仰ぎ見る翠はそんなスーの姿を見ながら、ユーロという青年がいつこちらに連絡を持ってくるか?
じっくり待つとしよう・・・

それぞれの思惑が重なりながら時間は過ぎようとしていた。


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