連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
アバター
By hiyoko
#8779 ミコさんからの続きです
最終章

10章
―――コイン――――

スーは無事天廩署に変えることができ 上司にあれこれ言われつつ
とりあえず休暇その他の報告書類を書いてサインをしていた。

スー「ユーロ~なんかコインとか?なんだ??」

ユーロ「キラって御嬢さんは ヤナガワの子供でな トライアイドの抗争と
金の馬を巡ってローグさんと争ったわけだけど今回のターゲットは
この金のコインだ」

スー「きれいなコインだな」

スーはリュウの机にある金と銀の球を見て
「この金球どうした?狸のキン球みたいだなー」
などと口走った時ユーロはローグの言っていた話を聞いていたらしく
「ぶ・・・・・・・・・・・やっぱりな・・あたったな~ローグさんの
話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ユーロくっくと笑った。

困惑気味のスーの表情「ローグがどうしたって??」
ローグが予見?そんな話は聞いていないと。

ユーロ「この話を仲伍さんとローグさんが初めて聞いた時
ローグさんが言うにはスーなら狸のキン球っていうだろうって
はなしだよ」

スー「・・・・なぜわかるかな」

ユーロ「人がおおよその想像をすることを裏切らず
見事にその想像通りの事を言うスーって単純だな・・・」

スー「ローグの口が悪いんだよ」

ユーロ「違う違う100%の確率でおまえと一緒にいたら
何をどう考えるかの想像はできるようになるだけだ」

スー「そうなのか?」

ユーロ「そうだよでなけりゃお前と一緒に仕事なんか
できっこないからな」

スー「ユーロも?」

ユーロ「おおよその事はだ・・・・」

感心するスーだったが不思議なこの金と銀の球をみて
スー「これってさ~あれだな」

ユーロ「?」

スー「レンマとキョウマだな」

ユーロ「その答えは?」

スー「どちらも磨けば光るでしょう~ってね」

スー「冗談はともかく、あの二人がこの球を持っていると
必ず磨いたものが光る・・そうゆうものが大事なお宝って事で
俺が持っていても光が鈍るだけだ」

スーは何となくだがお宝は使わないと意味がないだろうと。

ユーロ「でもこのコインは1つだ
このコインを持つのはダンカンスーその人だと誰もが言ってるな」

スー「このコイン・・・・・・・・・・・親爺の形見」何かを
切れ切れの記憶のからこのコインの鷹のデザインを眺めながら
無くしたと思ったものがこんな所にあるなんて・・・と
しばらく眺め話を聞き幼い頃を思い返した。

スー「これ・・が争いの種かあ・・どんな魔法がかかってるんだろな
俺にはさっぱりだ」

ユーロ「さあ黄金の輝きが人の心を狂わすんだろ」

スー「コインひとつで人殺しまで発展するとは信じられない」

ユーロ「たかがコインされどコインって事」

ユーロ「ローグさんとスーの立場もコインの裏表という事だ」


スー「さあなあ・・俺たちは偶然仕事で会った。それだけだ」


ユーロ「ぐうぜんにしちゃエラク長い付き合いだな」

スー「腐れ縁だろ?」

ユーロ「そうか??俺はそうは思わないけどな、ローグとヤナガワが
どんな関係であったのか?今のローグさんなのか?違うのか?そこでずいぶん違ってくるだろうけど・・」

スー「うんまあ・・・・いろいろ事情があるみたいだ」

ユーロ「ヤナガワとローグさんの間に何かがあって
親爺さんが巻き込まれたって事はありえるだろう???」

スー「遠い昔の話だしな俺には関係ない」

ユーロ「そうは顔に書いてないけどな・・」

スー「どうゆうことだよ?それユーロ」

ユーロ「キンゾウさんはローグを好きじゃないだろう?
ただ好きじゃないという好みの問題以外に何か含みがあるって事だ
何かがあったから、ローグアサシンという人間に嫌悪感を感じている。
なのに自分の義理の息子はそのローグアサシンに
吸い込まれた・・・って親と子供では出会いが違うんじゃないのか??」



スー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなのわからねえよ・・俺は何も知らない それにローグは
アメリカで仕事してる時にあったんだからその前はしらない
アイツもそれなりの犠牲があるという事だけが俺の耳に入ってる
それだけだ」


ユーロ「俺ね後から気づいたんだこの仕掛けを
そりゃ目に見えないさ今回の事件は なにもかもブラハ (罠)
ってことで焦点を絞らされないようにあちこちにいろんな
物を仕掛けていたって事」


スー「なるほどな・・・」

ユーロ何も知らない顔をしてるスーを見て一言
「ローグアサシンをひそかに探っていたのはおまえだろ?スー
そして自分の思惑とはずいぶん違う答えが出たってことだ
ほんとは気づいていたんだろう・・・
でなきゃ普通はあんな危険なローグアサシンと言われる人の傍にいない」

スー「ローグと偶然会ったそれだけだ・・・」

ユーロ「まあいいさ」

ユーロはそれ以上言わないスーの言葉に言葉にできない
裏をお互い知ってる事をスーのありきたりの言葉から
感じ取っていた。誰にも言えないお互いの立場・・・

ユーロは感じている スーとローグは対極の立場にいる
だがその対極の立場の中で手を広げているのはローグ
そしてその手をそっと伸ばしたのがスーという関係を
その関係の中に誰かが割り込んで入れるその手の間なんて
ホントはどこにもないんだと・・。
少しさみしい話だが 人とはきっとそうして出会う前から
その陰の存在があるという事をスーから何気なく教えられていると。


スーもローグの事に対して何処かで関係を探っていた訳ではない
しかし出会いともに仕事をする中で色んなことが起きそのたびに
この身に火の粉がかかってきたときローグと共に振り払いその時間の中で
知ろうと思わなかったローグの過去が書類言葉現場にてすべてに
繋がりそれでもその時の相棒をどこまで信じれるかがその生命の
全てにかかりわが身に降りかかったという事だった。

ローグのその懐に入らねばその時は命さえ危うい生きる事さえが
わからない時間があったのは事実だった・・。
しかしそれはもう過去運十年の事、今のスー自身の立場とローグの立場とは
また異なりそれをどうこう言っている事さえスーには過去の事と割り切っていた。

どんな事が起きてもローグはローグでその代償を支払って生きてきて
自分もそれなりの代償はおおきくローグに言わなかったが
それだけの犠牲が起きる事がこの仕事だろうと事件が起きるたびに感じたスーだった。

スー「ヒトミには何も言ってない・・言う方がいいのか
どうなのかは時間がいるだろうと思っている」

Wmission スーとローグの状況と立場を利用して
ヤナガワはスーにローグを殺させようとしたという事が
本質にあるという事はスーもローグもそして
ユーロはこの仕事をしていて気付いた。

ユーロ「Wmissionはスーとローグさんをけす計画だったんだろうな
今それが崩れて来たって事で奴らは焦ってるんだろうな」

スーは「罠は飛び越えていくのが人だろ?
簡単な小細工で俺たち両方共倒れはしない」

ユーロ「言い切ったな・・そのままつかまったくせに」

スー「あれは偶然だ・・」

ユーロ「偶然であんなに騒ぐなよ」

スー「だって三時のおやつでお腹が減ったんだもん
頭の回転も悪くなるんだよハングリーだと」

ユーロ「やっぱりそこはまだお子様だなスー
だからおやがいるのかあ~だからローグさんがそばにいないと
いけないんだな・・・なるほどね~」

スー「そんなわけないでしょ~ユーロ
誰でもお腹がすいたらエネルギーが出ないだろ?
ローグが美味しく食べれるフォアグラに見えるか?
アイツを食べた奴は腹痛起こして入院してるよ
こわいこわい・・」

そうおどけてスーは笑いにあっさり変えた。

そんなバカ話に変えたスーだが本題に戻した

スーは「今回の事件の中核が分かった所で
ぼちぼち検挙と行きますか」

ユーロ「ヤナガワどのみち道は険しいから俺たちで終止符を
うってやろう」

スー「そうだな さて 学園はレンマたちはどうでるのかね
そして今回もキンゾウの怒り狂った顔が想像できるわ~こええな~♪」

そういいながら二人は天廩署を出て行った。



――――――――――――対面・・――――

その頃ふらっとキンゾウの元に顔を見せたローグは
キンゾウと久しぶりに対面した。
スーの事スーの親の事・・ヤナガワの事
端的に話すとキンゾウは言った。

キンゾウ「今の今まで黙っておってスーの事はどうるするつもりだ」

ローグ「どうもしない スーはもう知ってる」

キンゾウ「身勝手だな」

ローグ「スーはあなたが思ってる以上に傷つき悲しみ
そしてこの仕事をどうするかを今回考えるために
私の所に来ていた 答えはスーが出す」

キンゾウ「おまえはどうする?」

ローグ「どうもしない そのまま受け止める
それが私の今できる事」

キンゾウ「ほう、ではその言葉を違うなよ」

ローグ「そのように」

キンゾウは複雑な顔をしながらローグという暗殺者
そしてスーの大きな影として黙認したのはこの時が初めてだった・・・。



ローグは何もなかったようにキンゾウと別れると
レンマに遭遇した。

レンマ「あ・・・ローグさんスーは??」

ローグ「無事だよ」

レンマ「そうですか・・・・・・あなたは?」

ローグ「少し時間があったから来た」

レンマ「あの・・・・・・・・・・・・・・」

ローグ「なんだ」

レンマ「いえ・・・スーのことヒトミに伝えます」

ローグ「了解した」

レンマはローグと話をしようとしたがローグの顔を見ると
どうしても言葉が出なかった・・・。

すれ違うようにそっとローグは廊下を歩いて行った・・・。


レンマ「スーにはいろいろ言えるのにローグさんにはなぜ
こんなに言葉が詰まるのだろう・・・・・」

レンマはこの学園で感じた事のない緊張感が体に伝わり
時が止まったように感じた。


ローグはそんなレンマを見て昔々のスーの幼い顔を思い出すと
その表情がよくにてるなと思いつつ歩いていた。


そしてトニーが目に中に入ってきた。

トニーは何か渋い顔をしながらローグの胸倉をつかんで言った。
「貴方は!この学園を崩壊させるつもりですか!!!!!!!!!!!!」

ローグ「いきなりなんだ???」

トニー「スーもあなたも殺人者のほかにならない
なぜ・・スーを利用したんです!!」
ローグ「何の話か分からないが」

トニー「ヤナガワの娘の叔父を奇襲したのはあなたですよね!
その時動いて怪我をしたのはスー!あなたはなぜスーを利用して
コインを取り返したんです!!!!!!!!!!!!目的はヤナガワの持っていた
権利書だったはずなのに!!!!!!!!!!!!!!スーを利用して二回目の
復讐を行った事はもう上がっているんですよ!!!!」

ローグはトニーを廊下の角の部屋に押し込めると
「お前今ここで大きな声で何を言ってるのかわかっているのか??
どこで調べてどこで知った情報か知らないが誰も知らない 
私とスーの間をどう思ってるかは知らないが私怨で言葉を出すな」

トニー「ローグさんにしてはずいぶん喋りましたね
冷静さをかけていらっしゃるのはあなたですよね?」

ローグ「なにがいいたい?冷静さが無くなっているなら
お前を刀で串刺しにしている・・・」

ローグ「私に勝ちたいのならスーを救え、足を引っ張るな
一度でも守ってみろその手でその手腕で 自分が半人前なのに
人の事言えることなどない・・・アンディが笑ってるぞ
私情がおおいと・・・・その手を離してもらおうか」

トニー「スーは渡さない」

ローグ「好きにしろ 子供の相手をしてるほど暇ではない」

トニーはローグの完璧なまでの冷静な態度と言葉に
返す言葉がなかった。

トニーはスーが拉致されてあれこれしていたのだったが
ローグとリュウの情報に追いつけず現場に行ったときは
部下たちが転んでいただけだった。

ランを捕まえ天廩署に連れて行ったときはスーはすでにデスクで
PCをみていた・・・。

リュウにありがとうと言われて嫌な気分のまま学園に帰ってきたら
キラの奇襲予告を手にしギリギリとした苛立ちのまま次の策を
練らなければいけなかったトニーにとって彼らの動きを見逃した事
片手落ちが悔やまれた・・。

そんな所に飛び込んだ情報やローグの姿 やり場のない怒りを
ローグにぶつけてしまったのだ。

トニー「俺何やってるんだ???」

いいところまで来てどこかで落ちる策・・・
キラの奇襲が今そこに来ている。動き始める時計を見ながら
先を考えて行かないといけない中今度はスーたちがここへ来る前に
防波堤を考えて行かないといけない頭の中は色んなことが
まわっていた…。


その頃廬山ではキラたちが乗り込んできて嵐が吹いていた
キラ「学校ごとき早く潰してしまいなさい!何をしてるの?」

生徒「あんたがここのBossじゃないだろう..・・
命令はいらない」

キラ「誰に向かって言ってるの!!!!!!!!!」
キラの部下がぐるっと生徒を囲んで銃を突き付けていた。

そんな光景の中スーがふらっと入ってきた。

スー「キラお前の狙いは俺たちだろ?そんな坊や相手に
銃なんか出して何してるんだ?ローグアサシンならその辺で
タバコ吸っていたぞ・・・」

キラ「ダンカンスー!お前を最初に血祭りにあげてやる」

スー「血祭りねえ・・・・ナイフ一本で片づけられる物事は
ないって事知らないのか??」

スー「悪いが・・・女の相手はしない 魅力的だがその性格は
好きじゃないな・・・・冗談はここまでだ 叔父を出してもらう
早くしろ・・・・・・・・・あまり・・・時間はない」

そういいスーはそっと黄金のコインをもって隠れてる
キラの叔父を狙っていた。


キラの叔父は後ろから声を出した。
「スーしばらくだな」

スー「叔父さん何してるんだ?遊んだんなら日本に帰ってもらいたいんだ
ヤナガワはもう落ちた・・・俺の何がほしいんだ????いい加減
手を引いてくれ・・お前の大事な部下は俺の銃弾に倒れたんだ
叔父さんが親爺を巻き込んだ後にな」

叔父「お前の親父さんは聞き訳がなかった・・うまくいけば
私と大きな事業ができると思ったのにな・・仕事熱心は困るよ」

スー「俺を後釜になんていう都合のいい事を考えていたことくらい知ってる
そこの御嬢さんと一緒になってほしかったってね・・残念だが俺はそんな
大和撫子は好きじゃない・・好みもあるしな・・時代は変わったんだ・・・」


スー「ローグアサシンが来る前に答えを出せよ
それともあんたの趣向の趣味をばらしてやろうか?」

キラの叔父はググッと言った顔をした。

キラ「叔父さん??????????????」

スー「俺は知ってる・・・ここにあざが残ってるんだ」

そういい首の横の古傷を見せた。

キラは叔父を見ていった・・・
「スーをローグから離せって言ったのはそうゆうことだったの!!!!!!!」

スー「そうゆうう事だ 」

愕然としたキラは叔父に向けてナイフを当てた。

スー「来いよ…俺に会いたかったんだろう????来れればの話だが・・・」

そんな事を言っていた時叔父の部下がスーの傍に来た
部下「スーいつまでここにいるつもりだ?」

スー「さあ~」

部下はスーの背中をそっと抱きしめ耳打ちした。

スー「叔父さん?悪いが先約がある親子喧嘩はほどほどにして
けりをつけた方がいい俺はこの“彼氏“と予約があるんでね
じゃ~」

そういい見せつけるように叔父の部下と軽いキスをするとにやっとして
消えて行った。

ローグとすれ違いローグはスーのその手をぐっとよせたとき
叔父の大事な部下はその手から血を流して崩れて行った・・・。

ローグ「馬鹿だな」

スー「意外と・・・」

ローグ「どうなってる?」

スー「見てみりゃわかるよ」

ローグ「レンマたちと会った」

スー「時間の問題だな」

ローグ「Wmission・・・」

スー「Game Set」

時間が止まり・・・また流れて行った。



――――― W mission――――― Last mission――――――――――


だがヤナガワたちは最後のあがきをした。
「学園の爆破を急げ!」

そう言葉を流した時 大きなうねりが彼らを包んだ。

トニーの組織赤蠍が一気に動きヤナガワの集団がローグにかかりきりになっていた間
廬山は彼らによって包囲され身動きが取れない状態になってのだった。


レンマたちの行く方向に集団が山になっている
だが彼は真正面しか向いてはいない
それがどんな人間達かはレンマたちには関係ないのだ。
ただ自分たちの大事なものを守るために動く。

その行動を遠くからスーは見ているだけだった。
彼らが動くのに自分たちが動くことはできない
しない・・・彼らが動くとき人が吸い込まれるように
集まることがレンマの力になりこれからの人生に
大きく影響するのだからとスーは思うと
彼の大きな波をわざわざ崩すことなんていいとは思わない。


ローグはそんなスーに声をかけた
「お前はいいのか??レンマには何も通じないぞ」

スー「アイツは知る時には知るさ そんなに鈍感ではない
俺がアイツのま反対の人生ならアイツはまっすぐな人生を
歩めばいいんだ」

ローグ「本当にそうなのか??このコインはどうする」

スー「そんなものいらねえ」

ローグ「どんなものでも必要ないと思えば
捨てればいいがこれはそうはいかない、一度は無くした
そのものが帰るという事は持ち主をこのコインは選んで
帰ってきたという事になる」

ローグはそういいそのコインをスーの手に渡すと
「一足先に署に帰る スーお前はレンマたちを見届けてこい」

スー「消えるのかよ?」

ローグ「天廩署の人間が来るだけだ 私はどこにも行かない」

スー「信じれねえな」

ローグ 「お前が私を信じた事はあるのか??」

スー「ねえよ」

ローグクスッと笑いながら「そうだろうな」

ローグはその言葉がスーの“YES“とらえると
笑みを漏らすとスーの視界から消えた。

スー“たまにはその足を止めてそばにいろよ”

その言葉を飲み込んでスーは黒いサングラスをかけ
仕事の顔に戻した。

ローグの車が消えた反対の道からスーの愛車を運転してきた
ユーロが来ると「動いた」そう合図しユーロ「OK」
指を指してその方向をお互い確認しあい学園の裏にいる正陽に伝えた
スーはその確認をすると「後は頼んだぜ」ユーロに言葉を伝えると
ユーロ「ごくろうさん」にこっと笑ってスーを見送った・・。

そしてスーはユーロから車のキーをもらうと
仕事を終えたように彼らに任せ自分はその場から消えた。

リュウはその事を署内で確認すると
彼らの地点を割出し大きな包囲網を正陽に伝え大きな見えない
網をはった・・・ちょうどスーが編んでいたドイリーの様に
その周りをかがる様に・・人を配置した。

スーのレース編みはこの作戦のためにひそかに編んでいたというのは
仲伍が持ってきてその旨をリュウのみに伝えていた。

仲伍のそうした行動もローグの行動もすべてスーの計算した
策の一つだがそうしたことをスーは今回も一言も言わず
場所場所でマーキングの様に後を残す事でこの二人に
伝わりその最後をリュウに託す・・暗黙の了解というべき
作業を作りスーはいつも仕事に取り掛かっていたが
今回も網を張り網を作り密かに画策していたのは誰よりも
スーの頭の中にあった二つの秘密に隠されスーにしかわからない
計算だった…。

スーの頭にあった事 “ローグと光と影”

それは 言い換えれば 自分とローグ  影と影は光に照らされてる
どちらの影も光があってはじめて影が重なるのだと。
そうして答えを出しこの事件をW mission というゲームにも
見えこのゲームの崩壊の入り口出口のコマを詰めて行ったものが
レースの糸に意図を乗せて作り後はリュウたちにゆだねた
そのあとはレンマたちの動きに合わせてこの作戦を動かす
それだけだった・・・。

――――Mission―――――――

そしてリュウはこの仕掛けを実行事件は収束に時間を動かしていた。

スー 少林の校門の裏を歩いていた。

キラの部下はあたり一面に散らばっていた。

スー「俺の美学的に銃を使うのはあまり好みではないっていう
映画のセリフがあったけどあれは実際そんな銃弾は持っていれないって
いう事を言えよ・・」

そういいながら向かってくる部下を蟻の子を散らすように
その手で払っていた。

血のりがついた手は昔仕事で見た光景もあり
どれだけ殴ったかもわからないまま学園は血なまぐさい
状態にはいっていた。

表ではレンマたちがワイワイしている
その隙に裏で掃除をしていた。

スー「やれやれ・・・応援くらい来いっての・・・」

そう言って呟いたときユーロが「よお~まだそこで遊んでいたのかよー
アメリカにとんだ飛んだと思ったけど割とてまがかかるのな~」
そうスーにつぶやくとスー「ローグが置いて行ったからなあ~
だれが二人で一人だあの野郎はいつも一人で一人なんだよ
頼りにならねえ奴」

校庭の裏でなぎ倒したキラの部下と
リュウが配置した人間で一斉に掃除を初めて校舎の屋上に上がった時
キラとローグは対峙していた

キラ「何をする!!!!!!!!!!!!」

キラは怒りに任せてナイフを投げてきた。

ローグは何もなかったようにそのナイフをよけるとキラの首元に
刀の刃を持っていき「これで終わりだ W missionの終わりは
身の破滅で感じろ」

キラ「殺さないのか!!殺せ」

ローグ「自分の罪もわからない人間に死ぬ選択はない
生きて親の分まで償え 人生のチャンスをあの時やった
チャンスを生かさなかった己を恨め」


ローグ「生首を届けてやったのにまだ未来の道を
歩んでないのか 子供も叔父も未来が分からないのか
困ったものだ」

キラ「お前に何が分かる!!親が殺された私に何をした!」

ローグ「殺しもいろいろあるんだ望まない依頼を押し付ける
お前たちに¥で買収される覚えはない。織田信長はそんな無利益な
殺しはしてないと歴史には記載してある お前の親はそれを
曲げて都合よくとらえてただけだ。天下はいつも誰かの手に渡るという
時代を止めることはできない」

日本刀を持ったローグはクルリと刃の向きを変え
キラの長い髪をバッサリと切った。
そう呟くとジー――っと見ていた

ローグ「何時までここにいるつもりだ?夢は覚めただろう
帰れ」

キラ「夢はお前がいるまで覚めないのよ!」

ローグ「懲りない人間だ」

ローグ日本刀の刃を裏にするとキラがナイフを投げる瞬間
キラの懐に入りみぞおちのあたりを刃の裏で押し込むように
当てるとキラの体は崩れ落ちた。

ローグ「終わりだ」


手錠をかけてスーに言った
ローグ「これで終わりだ」

スー「そうだなあとは??」

ローグ「この叔父を片づけるだけだ。まあ日本に帰っても
無事ではいないだろう」

スーはキラをみて後味の悪い事件を起こしてくれたものだと
感じていた。


ゆっくり空が流れていた・・・。

そしてリュウの実行した作戦は学園を包囲したキラの部下を
罠にかけるとイモズル式に網にかかり その中に コウとランも入っていた。

―――――鬼―――――

スー「さてさて・・・あのおやじはどこにいるんだろう
廬山からキラがこっちに来たという事はキラの親父も
当然Lastbattleはここか~うーん・・仕方ない付き合ってやるか~」

屋上から降りると 理事長室に足を向けた。

スー「ほかに行くところはないしな。」

理事長室のドアをそっと開けると ウミノシンとヤナガワゴロウが
二人たって眼を見合した。スー「やっぱりここか bingo」そういい
静かにドアを閉めた。

ヤナガワ「スーそのコインを出してもらおう」

スー「コインは親爺の形見だ お前の渡す義理はない」

ウミノシン「スーお前の父親はこの男の手にかかった」

スー「ああ知ってるよ・・師父・・・」

ヤナガワ「やはりお前たちは繋がりがあると思った」

スー「どっちだっていいだろ 生みの親と育ての親は
違うんだ 刀を下ろせ」

ヤナガワ「どうした?さっきの余裕の顔がないぞ」

スー「お前は俺を本当に怒らせるのが好きなのか?」

ウミノシン「スーを怒らせるな・・ヤナガワ お前は
この男の怖さを何も知らない」

ヤナガワ「怖い?この坊ちゃんが??そんな私は坊やを
怖いと思った事などない 皆部下だからな」

スー「おい・・・・ここをどこだと??まさか忘れたとは
いわないよな」

ヤナガワ「何のことだ」

スー「俺はお前の事は知ったことじゃない親爺の事もな
でもなその師父に刃を向けるやつは俺の前から消えるんだ」

ウミノシン「やめろ!!!!!!!!スー!!!!!!!!!」

スー「師父 世の中は学校の様に理屈で通らないって
昔言ったよな・・わすれたのか・・」

スーに笑みもなければおどけた顔もしてない
ただ淡々と言葉を口にし、隠していた手をそっとだして
拳を握っていた。

ウミノシンの声を聞いたレンマ ドニー コリン ヒトミが
理事長室のドアを開いた時スーは両手を出してコインを胸に投げ
ヤナガワの胸の骨が砕ける音を目の当たりにした。

ヤナガワは血を吐きスーはその血を吐いたヤナガワの
身体を蹴り上げると機械的な音がし心臓のあるその胸に
拳をたたきつけた。

ヤナガワは血反吐を吐き「許してくれ・・・・」
スーの足にすがりついたがスーはその手を靴で踏みしめ
骨の砕ける音が響いた・・・。

ヒトミ「やめて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兄さんやめて!!!!!!!!!もういいじゃない」

スー「どけろ・・どけろ!!ヒトミ!!!!!!!!!!」

そういい彼女を付き離しヒトミは倒れてしまった。

だがスーにその彼女に気遣う様子は微塵もなかった。

これを見たレンマたちは普段目にしてるスーの姿からは
想像できず圧倒されレンマは言葉が出ない。

だがレンマは「スー・・・やめ・・ろ」

スー「はあ?????????????????????」

じっと睨んでにやっと笑っていた。

スー「ヤナガワ許しを請うくらいなら最初から俺の言う事
聞いてればよかったんだよ もう知らねえよ」

スーの言葉は地獄の鬼の言葉に聞こえ「静かに眠ってくれ」

ヤナガワを起こして拳を入れようとしたとき
後ろからローグの声がした。

ローグ「轍の靴は踏まないんじゃなかったのか」

スーにぐっと近寄り手を引きスーの顔を見ると
スー「お前が首なんて切るからだ!!!!!!!!!!!!俺が何しようと
関係ないだろう!!!!!!!!!!!!!!!離せ!!!!!!」

ローグ「離さない お前がそうして荒ぶると誰も
本当の人の心はなくなる ここは学校だ お前がいた
ヤクザの潜伏先ではない だからやめろ」

スー「ああ」にやっとしたが拳はヤナガワの右肺に入っていた。

ローグ「殺すのか・・」

スー「息だけ出来りゃいいだろ良い子にはなれねえって言っただろう
 どけよローグ処分はお前に任せる。」

ローグ「何も言う事はない お前とはこれきりだ」

スー「上等」

そういい冷たい空間の中事件は解決に向かった・・。

Wmissionの悪質極まるこの事件は後味が悪いのだが
ヤナガワは半分死んだまま 母国に帰らされた

――――――20年――――――

リュウはスーの書類整理に追われていた。

スーはそれきり天廩署には顔を出していない。

リュウ「ユーロ スーの行先分かる??」


ユーロ「こうゆうときは分からねえよ・・・
ローグさんにああいわれていくところなんかねえもんな」

リュウ「どこに行ってるんだろうね」

二人ともぼんやりするわけではないがスーのいない
天廩署は静かだった・・。

そんな頃 正陽はスーの居場所を見つけていた。

路地裏のバーのソファにいてバーボンを飲んでいた。

正陽「何時まで隠れてるんです・・」

スー「あ~ウルセエなあ 親の仇も取れねえ仕事
ってあるかよ・・」

正陽「それローグさんに話したんですか?」

スー「ローグ?しらねえあってねえもん なんでお前
そんなこと言ってるんだ??ばっかじゃねえ
ローグがああいったときは殺しに来るんだぞ
知ってるか? まあ殺されるだけの事はしたけどな」

ふふふっと笑って飲んでいた。
正陽は「先輩そのローグさん来てるんですけど会います?」

スー「ふーん・・いい俺は退職する」

ローグ「誰が退職するんだ他にお前にあう
転職はない」

スー「殺しに来たか?まあいいけど」

ローグ「本当に死にたいのか?」

スー「殺しに来たんだろマジで殺せ」

ローグ「飲んだくれを殺してもチンピラと同じだ
お前を殺すのならもっとましな奴をターゲットにする」

スー「何しに来たんだよ・・・」


ローグ「スー裁きたいんならお前の手で裁け」

スー「裁判かよ」

ローグ「裁判で人は裁けないことくらい知ってるだろう
せいぜい実刑が出るだけだ。お前ならできるだろう
なぜ懐の刀を抜かない・・・・」


スー「お前知ってたのか・・・・・・・・・・・・・」

ローグ「お前の事くらい知ってる何もかもあの瞬間からずっと」

ローグのあの瞬間とは今回の事件の以前に仕掛けて未遂になった
ヤナガワの別の事件から20年余りの時が経ち スーは20年前から
ずっとヤナガワを張っていた事をローグは知り尽くしていた。

ローグ「お前が恨んでないというのは信じられなかった
また忘れていたふりを20年もするとはな そろそろケリをつけろ」

スー「それならもう終わった」

ローグ「今朝の新聞にWmission殺人事件と刑事殺しの
犯人取り押さえ 現職の警視幹部」この文章だな。

スー「胸糞悪かった俺の親父は切られてキンゾウが知る前に同僚に売られていた
それと同時にレンマの親がヤナガワの事件で、殺されていたのも全部W missionだった。」

スー「本当の俺はどこにいるんだろってな」

ローグ「後輩に心配をかけさせるな」

スー「ローグがあの時 俺の事切るっていう言葉を言うから
皆誤解をしてる あれは説いた方がいい」

ローグ「お前は?」

スー「100%の確率で演技だなって 乗ってやったんだよ!
学校も演劇大会だったしな」

ローグ「そうゆう事にして置く」

スー「よく飲んだし・・二日酔いだ ローグ手を貸せ
今度こそお前が俺たちを守れよ」

それを聞いた正陽いつかユーロが同じことを言ったあの話を
思い出すとクック・・・と笑いスーは「気持ち悪いなお前昨日キムチでも
くったのか・・」と首をかしげローグに背をもたれ歩いた。

地下の暗い所から出たスーを迎えたのは ユーロとリュウ
笑っていた

そして二人は「またローグさんの画策に僕たちが乗せられましたよ
本当にどこまで演技でどこまで本当かたまには種明かしをしてくださいよ・・」

スー「リュウまで見事に乗せられたのか 俺たちって演技の才能が
あるんじゃないのか??」ローグに言うと「スーの場合は半分性格の悪さだろ」
呟かれ、スーは「お前が大体罠をずっと張ってるから俺がそんな風に育つんだろ??
俺はな元々清廉潔白だーっつうの」

正陽「清廉潔白?!?????????????」

スー「なんだよ―――――――――――――――悪いのかよ」

ユーロ「レンマが聞いたら倒れるな・・お前それ言うなら 
“自業自得“の人生じゃないのか 俺はそれが一番似合ってると
思うんだけどなリュウ・・」

リュウ「・・・・まあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スー ヒトミさんにはちゃんと言っておいた ヒトミさんも
あの日の兄さんおかしかったからちょっと乗っちゃったって
いってましたよーあとお礼言っておいてくださいね」

ユーロ「リュウ話を見事にはぐらかしたな お前もスーに似て来たな」

リュウ「そんな事はないんだけど」

スー「ユーロ話を逸らせるというのは結構テクニックがいるんだぜ~」

ユーロ「何がテクニックだ それで女にはフラれりゃ意味ねえじゃん」

スー「うわーーそうゆう事をこのメンバーでばらすかあ~~~
いやーも・・・勘弁してくれよ…」

ユーロ「かっこつけてローグさんといるからだよ
自分の身の丈にあう人生を送れスー・・・」

正陽「そうなんですね・・・」そう妙な?納得をし
リュウはただただ笑いローグは「まあいろいろある」
この一言ですべて収め今回の事件とこのメンバーのよもやま話に
終止符を打ったのだった。


アバター
By hiyoko
#8780 天人様
お誕生日おめでとうございます。
今年も体に気を付けて過ごされてください

hiyoko

doiei1.jpg
レースで作っていたドイリー。糸の色はある色で編んでみました。


2016asa.jpg
花のモチーフ 向日葵 マツムシソウ 
アバター
By ミコ
#8783 本編は終了ですが、、、
最後に演劇祭の後夜祭&次作予告!

ウミノシン
「今回は和尚のお陰で誰も傷つくことなく治まった。本当に和尚は少林学園の守り神だな」

キンゾウ
「そうですが、心の傷は体の傷よりも痛いのですよ」

ウミノシン
「君たち父娘やレンマの気持ちを考えるとなにも言えんが、このことでキョウマまで傷つくことが心配だ。あの子はああ見えてナイーブだからな」

そこへ演劇祭を終えたレンマたちがやってきた。

レンマ
「師匠、和尚とスーたちのお陰ですべてが終わりました」

法海
「演劇祭に楽しく参加しただけでわしはなにもしておらんぞ」

ドニー
「でもトニーがリュウ刑事たちとあんな密に繋がってたなんて意外だな。トニーはぼんやりおぼっちゃまくんだと思ってたのに」

コリン
「そのうちマスクつけて"拙者、遊侠紅牡丹!"とか言うんじゃないか?」

くまきん
「コリンは中国ドラマの見過ぎだよ」

ウミノシン
「さぁ、反省会を兼ねた後夜祭だ!」

禅堂に集合した参加者たちは飲み物を手に乾杯をした。

女性陣で作った料理を食しながらそれぞれの演目について語り合っている。

ウミノシン
「みんな聞いてくれ。演劇祭を終えたばかりだが、実は先ほど本場のテレビ番組製作者とあちらの有名学園の学園長から嬉しい話があった」

その話というのは、、、

演劇祭鑑賞に訪れていたドキュメント番組のプロデューサーが「願、日中友好〜学校対決!中国対日本」と言う番組で、本場の武術名門校である『精武学園』との対決校にこの少林学園を選んでくれたのだ。

数日後には現地に飛び、浙江省の千丈幽谷で探険運動競技会のロケを行うという話である。

その番組の主旨はテレビ放送と同時に公開オーディションとなっており、そこから優秀な人材を映画関係者がスカウトし、新春公開予定の映画の出場権が与えられることにもなっているのだ。

ドニー
「上手く行けば映画デビューか?」

コリン
「マジかよーすげえな」

くまきん
「悪役でもいいから出てみたいよ」

キョウマ
「憧れの剣士になれたりして?」

レンマ
「浮かれるのはまだ早いぞ」

ウミノシン
「精武学園の生徒や教職員とペアを組み、友好を兼ねて探険運動競技会をする内容らしい」

おばちゃん
「せっかくですが職員は仕事があるので参加できませんね」

ウミノシン
「学期末の試験休みを利用し4泊5日で行くので大丈夫だ」

キンゾウ
「旅費はすべて番組持ちだ。師匠に今から名前を呼ばれたメンバーはすぐにパスポートを用意して荷造りを始めてくれ!」

ウミノシン
「参加メンバーは!
レンマ、キョウマ、くまきん、ドニー、コリン、マンチェク、アンディ、トニー、ヒトミ、ハニー先生、紫苑先生、ミヤコ、ひかりさん、みにさん、無忌の十五名だ。わしとキンゾウくん、法海和尚、パンさん、ミシェールは保護者として同伴する。みんな、いいな!」

全員
「ハイ!」

次作に続く、、、
アバター
By ミコ
#8785 天人さま、お誕生日おめでとうございます。

この一年が有意義でありますように。

HB amato 2016.png
HB amato 2016.png (27.91 KiB) 表示数: 57395 回
アバター
By ミコ
#8788 劇場に投稿しました。

『少林学園 武侠兄弟』其の四ーW Mission 前編

http://www.amaterasuan.com/theater/mini ... tion=html2

『少林学園 武侠兄弟』其の四ーW Mission 後編
http://www.amaterasuan.com/theater/mini ... tion=html2