連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
アバター
By hiyoko
#8750 ミコさんからの続きです
「8章」
リュウはユーロと話して医務室で眠ってるスーが目を覚ますのを
待っていた。

スーはやーっと目が覚めぼんやりした所にリュウの姿が
ぼんやり映った。

リュウ「おはよう・・スー」

スー「おお・・」

リュウのしょげた顔を見てスーは心配をかけさせてしまった!と
謝らなければとおもいながら話しかけた・・。

スー「どうした??????????????????」

リュウ「いや・・そうじゃなくて」

スー「??」

リュウの言ってる事がさっぱり今日はかみ合わなくて
スーは今日は変だなと感じた。

そして彼の持ってるその紙が目にはいるとリュウに言った。
スー「それ始末書かあ~俺の??~その用紙??」
「しょうがないなー書くから渡してくれよ
なーんにもしてないのに・・しかたないな~」なんて言いながら
ぼけてみた。

リュウはその話を聞きながら一言も言わずこの用紙を
渡したのだった。

スーはそれを見て「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・悪趣味だな」その一言だった。

リュウ「あー・・・・・・・・」

スー「OKだけどリュウどうした??問題でも?」

リュウボ~~~~~~~~っとして聞いていない。

スー「おい~~~~~~~~~~~リュウ~~~~~聞いてるのかあ~」

リュウは、はっと!スーの声に反応して
「え・・・・・・・・・?????なんだっけ?」

スー「俺が暴れると思ったんだろうな・・心配かけて悪かった
OKだよリュウ悪いが準備とかつきあってくれないか?」

リュウ「そうなの??いいの????」

スー「いいよ。」

リュウ「わかった」

スー「あーいろいろわるかった」

リュウ「いや・・・」

スー「お前に言ってなかったけど潜入捜査でよくあるパターンが
このdanceとかだ、俺ローグと組んでた時結構この手が多くてさ
沢山仕事したんだよ やばいことが何回も起きてね
まあやばかったけどなんとかやり過ごした」

リュウ「そうなんだ」

スー「おかげで・・俺はゲイと間違われてしょっちゅう
そんな男ばかり告白してきた。
これをイベントでやるってのは悪趣味・・・誰が喜ぶんだか。
俺がイベント係だったら速攻で企画は無にするけど
ストレスたまってるんだろう?!なあ・・おお怖い・・」

そう笑うだけだったけど・・・スーまさか仕事でしてる事を
こんな事でやることになるとは思わず、この日はレンマたちも
見に来るって事になると自動的に後の学生も来るという事になり
大人でないヒトミも・・・来る・・・・・・・・。



これは妹としてはものすごく刺激が強すぎる姿と縁を切りたい兄に
なってしまうだろう・・と思うとちょーっとだけ胸が痛かった・・。

スー―――うーんこれでますますレンマたちは近づかなく
なるんだろうな~・・・・・―

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「まあ~~~~~~いっか~~~~~~~~~~~~~」

いいわけないのだが大人事情って事でなんとかなるかあ~と
スーはおもうことにした。

リュウはそのつぶやきを聞いて色んな意味で
なんとかなってくれたらいいのだが・・・・・・・・・・・と思っていた。

女装大会まで・・あと一日半・・・。

―スー舞台側―

そんなこんなで当日・・・・・・・・・・・・・

スーはその前の夜に最初??の女装前の男の姿のパンツダンス?!を
リュウと打ち合わせしてその上に着る薄いスーツと髪型と・・
メイクなどをあれこれ準備しつつついに当日を迎えた。

この「D trunks Model change」オープニングセレモニーという一日から
スーの長い~長い日々の始まりだった。

初日は男の姿で“パンツでダンス”・・・・・・・。

スーは髪を固めシルバーのブーメランショーツを履き
薄いシースルーのスーツを着ると帽子をさっとかぶり
リュウと一緒に舞台のそでに立った。

そんな所へカイが笑っていた。

カイ「へえ~これにも出るのか」

スー「お前もだろ??」

カイ「悪いな俺がこれは取るぜ」

スー「勝手にしろ・・」

カイ「お前~これがくるまで失神してたとか??
お前らしい~なあ~スーはプライドで生きてるからな
そりゃ~まあ失神もするするわな~」

スーはじろっと睨んで「カイ・・・まだしゃべるのか?」

カイ「おお?緊張してるのか?天廩署のスター・ダンカンスー様」

スー「それで????いう事は全部か?もう満足か?」

カイ「舞台でこけるなよ まあこけてもそこのイケメンのサポータが
お嬢様?!!を何とかするんだろうな~ククク・・まあ健闘を祈る」

スー(ずっこけるのはお前だ馬鹿者・・・)

一番最後にスーは舞台に上がる事になっている。

舞台のそでからあまり見えないが、観客席にはレンマやヒトミ
ドニーといったメンバーがそこに座り興味と好奇の目をし
舞台を見ている。

―レンマたち観客席―

レンマもヒトミもそして彼らもこの舞台にダンカンスーが
出るとはまだ何も知らされていない。
ただ女装大会のオープニングで珍妙なその舞台があるとこだけ
耳にしてここに来たのだ。
この後の女装のオープニングの舞台を楽しみにしているだけである。

そんな彼らにはっと驚く・・驚愕の時間が迫るが
そんな事は考えもしないであろう・・・という事だ。


次々と刑事の男たちが意気揚々??と舞台に出てくるのだが
レンマたちはなぜこんな舞台をしてるのかなあ~~~~っと。

ドニー「おいおい・・・誰の主権だ?この舞台・・・
アフリカの儀式じゃあるまいし・・ファッションショーでも
もっとまともだぞ」

コリン「ショーツのファッションショーあるのかよ??」

ドニー「あるさ でもこんな奇妙なショーじゃないさ
もっとふわ~さらっとしてさ、それはそれでゲストもみんな
その関係者だしな、次の流行を見ようと来てるんだ
こーんな何がどう目的かもわからない舞台なんて
上がったことないさ・・・まあ俺の知ってるやつはいないけどなここに」

コリン「ほお~~~~~~~~~~ドニーModel無駄にしてるわけじゃ
ねんだなあ~」

ドニー「ケンカ売ってんのか?コリン」

コリン「いや~感心してるんだよ 怒るなよー それにしても
どいつもこいつも筋肉男だけだな・・気持ちわる・・」


トニー「それ・・・・・・・・君たちが言う???」

ドニー「おまえはどうなんだよ~腹でもでて裸になれないんだろ?」

トニー「見せてないだけだよ。学校が毎日あれだけ武術してて
隣のクラスが太ってってどうするんだよ、ちゃんとトレーニングくらいしてる」

キョウマ「ほお~今度拝んでみたいなそれって・・」

ドニー「顔が良くても体ができてなかったらセクシー先生が
トニタンなんて言うはずないからな~とーっくにあれこれ知ってそうな二人だし」
トニー「なにいってるんだか・・そんな事あるわけない
見つけられた時の後は予想してるより怖いからね・・・
そんな事考えるなんてできないね・・・」

トニーは自分の言ってる学校がどんな所くらいかは
しってるのでそんな危ないことができるわけないと
思っている。何よりそんな事を見つけれた日には
腕一本じゃ済まないこの学生たち相手にしたくはない・・。


そんなバカな話をしていたとき最後の出場者の番が来ていた。

ドニー「最後かあ~誰だろうな~~~~」

コリン「ムッキムッキの筋肉男だったりして
なんか異様な踊りばっかでなんだかやっぱり違うだろう??
男の体見てセクシーっていう奴はこの世の中っているわけねえさ」

ドニー「まあな~~~~~~悩殺セクシーボディってのが
簡単に手に入ればいう事ないしな・・そんな奴ってあれだな~
苦労しないんだろうな・・・いろんなことに」

そうぼやくと様に言っていたドニー舞台が急に暗くなってきた事を
何だ~くらいにしか感じてなかった。

舞台にスポットが何度かあたって何人かはスポットに照らされて
踊ったり動いたりしていたので またか・・・・くらいだった。

そんなかんじでぼ~~~っと早く終わらないかなーとメンバーが思っていた時
見覚えのある~???よーなふいんきの男が出てきた。


ドニー「????????????????うーん????????」

レンマ「どうした?ドニー??顔をしかめて」

ドニー「なんだか~みたことがあるよーな~ないよーな・・・・・・・・」

レンマ「似た奴がいるんだろ?世の中って目の錯覚だよ」

そうレンマが笑ったとき・・・・・・・・・だった

舞台の真ん中に歩いてきた人間がくるりとステップを踏んで
帽子に手にかけ顔を上げもう一人の男らしき人間にその帽子を
渡して顔が見えたとき一同は目がテンになっていた。

ドニー「世の中きーっとおんなじ顔をした奴がいると思うわ・・」

そう言ったドニーの言葉を信じたかったのだが・・・
その言葉とは裏腹に見事にその話も飛んでいく事態になった・・。

舞台の真ん中の男はドニーたちが絶対信じたくない・・・
知人だったのだから・・・・・・・・・・。

スー舞台に顔を隠してスタスタ軽いステップで歩いてきた
そしてスポットがあたった時リュウの肩に手を回し
クルリと回ると足を上げ軽めのステップを踏み少しづつ
スーツをひらひらとさせ少しづつリュウと体をからめながら
肌を出していた・・・。

そのフリを見ながらリュウはスーの体をふれながらそ~っと
スーツのジャケットに体を添わすように悩ましげに振っている手
スーの手を握りしめそのまま顔を落としながら彼のその布を落としていく・・
片腕・・首筋・・・唇から息が漏れる触れるか触れないかのギリギリで・・
スーの白い肌は少しづつ桜色に変わりつつあらわになるその肢体を
ゆーっくりとした音楽と共に合わせて少しづつ生まれた姿に
なっていくスー・・。

音楽と少しづつ動く腰や体をあわせて隠れていたスーの肢体は
光に照らされるたび白く浮き上がるのだった・・。

そうして・・・・・リュウとスーがダンスをしながら
スラックスに手をかけて少しづつ肌から離れるように落ちていく衣服と
妙になやましく動く柔軟な手先足先から男とはおもえない・・・
体系・・程よく筋肉がつき程よい色と艶が醸し出していたスーの体は
気がつけば・・ショーツ一枚になっていた…。

この状態をレンマたちは息をのんでみるしかなかった

レンマ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

おもわずゴクッとのどを鳴らしてしまった彼・・。
ドンドン顔やふいんきがスーとわかると舞台から目を離そうとしたのだが
ダンスを踊ってる彼を見ているうちに目が離せなくなった自分が
気持ち悪くなっていたがそれと同時に訳が分からない気持ちが
こみ上げて・・・・・感じた事のない妙なざわめきを覚えた。

レンマ「俺どうしたんだろう・・・・・・・・・・」

アンディ「いや―――――――――アイツ・・ただのチビの色気もくそも
ない暴力男子だなーと思ったんだけど・・・あんな事ができるなんてな・・・
なんか・・・惚れる男の気持ちが少しだけわかるよーなきがする」

コリン「おいアンディさんっていう色男がそんなこと言うなよ
けどな・・・・・・・・・あの色気は本物だ・・俺あのkissマジで
失神しそうだった」

ドニー「失神してただろう・・お前・・・」

コリン「そうだっけ?」

ドニー「そうだっけじゃねえ・・・・・・・・・・・・・ゴク・・
ウー――――――ン・・・・・・・・ダンカンスーってナニ人だ?」

トニー「宇宙人じゃない事は確かだけど・・・・ロー―――――グ
羨ましい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ふと振り返ったコリン「おいお前大丈夫か?」

ジー—――っとみてるトニーを揺さぶりながら
コリンはまあ・・・なんというか・・・・・・・IFならば
想像の彼方のはなしだが・・・あの二人がそうゆう事の想像は
限りなく気持ち悪いと思い込んでいたが、今のスーの舞台を見ていたら
トニーのいう事は・・そうなのかも・・・・・・・と

でもコリンはありえねえ!ねえよーー男となんてことなんて!!
気持ち悪いだけ・・・・・・・・・・・。

そんなメンバーの横でレンマは固まっていた。

レンマ・・「スーお前・・・・・・・・・そこで何してるんだ?
なぜそうなった???断れよ 俺の兄貴になる人だろう・・・
やめろよ・・・・・・・どうなっちゃたんだ・・え?
なんとか言えよー・・・・・・もー・・・」

レンマのそんな心の叫びはスーには聞こえず
スーはリュウとこの舞台を楽しんでいた。

ヤケクソでもあるが、相棒がリュウというのは心地よい
リュウは真面目に見て臨機応変な心を持ってる。
それにこうしてみると結構かわいいしな~と。

スー男前と言えばいいのにラフに同じようなスーツ着てるリュウを
可愛いと思うのがスー独特の感覚だろうが・・・
リュウは結構思い切った姿でスーのサポートをしていた。

リュウは思ったよりスーの体が軽く感じて少しだけ
心配にもなった・・・。
(この人、本当にご飯を食べているのだろうか・・・・・・・・・・・)
普段から細い人だなと思ったけど、こんなに軽々とダンスできて
重いと感じないその姿に軽いのはいいけど、いつ倒れるか?
わからないスーの姿に心配しか感じなかった・・。


音楽のテンポが次々変わりキリキリとショーツ一枚で踊っているスーだが・・
思わず見てしまう焦点が危なく・・・まずい~~~いとおもながら
妙に目立つ△のショーツだけが怪しく揺れて動けば動くほど
妙なドキドキと妙なグワグワが観客席にいるレンマたちの目にも
飛び込んできて、なんだかよくわからないショーが続いて行くのを
早く終わってほしいような、終わってほしくないような
その感覚を研ぎ澄ましていた。
周りを見るとみんなダンカンスーの姿に目が行き
彼が踊っていると観客はどよめきよくわからないため息が聞こえ
この会場が妙な熱気に包まれている事だけが感じ取れた。


コリン「きっとおれたちがする演劇よりこっちの方が・・
お客が入るだろうな…スーを呼ぶか?」

レンマ「やめてくれ!・・キンゾウに見られてみろ!!!!!!!!!!!
勘当騒ぎだけじゃ済まない!!!!」
思わず声が上がったレンマ・・・。

ドニー「や・・・・・・・やっぱり・・・でも・・
客は入るぞ・・・」

レンマ「客が入るのとヒトミの親とどっち大事なんだよ!」

コリン「ヒトミと親のキンゾウ」


トニー「それは禁句だよ あとからばれるにしても
わざわざ見せる事はない・・キンゾウは倒れるだろうな・・」

アンディ「ああ~そうだな」

そう静かに話しながらスーのショウを見ていた。

スーはプログラムを全部終えると何事もなかったように
頭を下げるとリュウと共に消えて行った。

そうして会場が明るくなったとき
審査が始まっていた。


何かほっとした観客席のレンマたちと
何事もなく終わってよかったとフ~ッと言ってる舞台袖の
ユーロたち・・。

観客席と舞台袖の人間が落ち着きを取り戻した時
参加者は舞台に集められた。

そう舞台を歩いてるとき・・・スーはカイに押されて
前のめりになりそうになった時スーは上手くかわして奴の
足を引っかけてやった。

カイは前の参加者たちと馬乗り?になる様に??
こけそうになり・・・スーはそっと腰を手で引いてやった。

カイ「お前!」

スー「何がお前だ・・・カイ手を出したのはあんただ」

カイ「気持ち悪いなその手を離せ!」

スー「そうか・・では」

そういいスーが手を離したときカイは状態を崩して
前のめりになりゴロンと転がった・・・・・・。

ショーツ一枚の男が転がるようにこけた姿・・・・・
脚が無駄に長いのでなんだか踏ん張ったのが悪かったらしく
その△ショーツが大きくはだけて見えるようなそんな
カッコ悪い状態でこけてしまい・・・
審査の前に大きな笑い声が聞こえていた・・・・・・・・・。

コリン「間抜けな格好だな・・・・馬鹿じゃねえ?
スーに嫌がらせをするとああなるんだな・・根性の悪い
二人が一緒にいるとロクな事にならないな・・・」

彼らは声をそろえたように「コエ~~~~~なあ~~
嫌がらせだけはやめた方がいい・・」と一言教訓を言葉にした。

審査員は「静粛に!!!」とマイクで言っていた・・。

そうして審査結果をあれこれいい
色んな賞を参加者に渡し最後の賞を「天廩署」と一言言うと
スーの代わりにリュウとユーロが舞台に来ると
お礼を言って記念品を取ると Sueを真ん中にして
三人お辞儀をして笑って手を振っていた。

こうしてこのショーは無事閉幕をした。


その後は誰も知らなかったが・・・
スーとリュウはModelの仕事の依頼をいただくことになり
刑事のあれこれ・・・外の服飾の新作などを着れるチャンスに恵まれ
その服はプレゼントという契約を結ぶというのがこのショーの
本当の狙いだったそうだ・・。

知ってるのはほんの一握りだったらしい・・・・・・。

スー「ただでスーツがもらえるのはラッキーだな~」

リュウ「でも~どこでそれをきるんだろう?」

スー「署内で(笑)」

ユーロ「リュウがそうゆうのを着てデスクに座ってると
今以上にファンが増えるぞ~~~~~すごいことになるな~
Xmasとか」

スー「うーんそうだな~想像を絶する贈り物の山だな」

リュウ「困るんだけど・・」

スー「リュウ~人生ってのは~うまくできてるもんさ
いいじゃんいらないものは俺にくれてもみーんな有効に使ってやる」

そんな事を言いつつ控室に戻っていったスーたちであった・・。


続く
最後に編集したユーザー hiyoko [ 2016年5月22日(日) 16:42 ], 累計 1 回
アバター
By ミコ
#8752 hiyokoさんからの続きです。

第九章

駅前の特設会場では猥褻犯罪防止女装大会の前夜祭が繰り広げられている。

夕方六時半、駅裏の公園にはビラを見た希望参加者が二十人ほど集まり、案の定そこには禿鷹と偽道らしき二人組が変装してやって来ていた。

沽月楼の店員に扮したミヤコとマンチェクは滑り台に隠れ見張っている。

ミヤコ
「変装の名人が聞いて呆れるわ、あれじゃバレバレよね」

マンチェク
「ホントだね。どう見ても一人は眉毛が不自然だし、もう一人も向こうじゃともかく、こっちに道士なんかいるわけないじゃん」

ミヤコ
「前夜祭も始まったわね」

マンチェク
「パンさんを信じて、決行するのみですよ!」

仕掛けられたくじを引いた禿鷹と偽道は店に通され開始時間を待っている。

七時になり奥の座敷で早食い大会が始まった。

二階の竹の間ではアンディたちと女子大生たちの合コンが行われていた。

アンディ
「紹介するよ。左からドニー、コリン、くまきん、ターフー、キョウマだ」

トニー
「まぁまぁ、緊張せずに」

ドニー
「みんながよく聴く音楽は?」

女性3
「私はハウスミュージックとか好きよ」

くまきん(独り言)
「家の音楽ってなんだ?」

コリン
「それって流行モードのワンピースだね、雑誌で見たよ。どこで買ったの?」

女性4
「自由ヶ丘にある行きつけのブティックよ」

ターフー(独り言)
「僕の服は駅前のしまくらで十分」

トニー
「彼女はこの間のピアノコンクールで最優秀金賞を取ったんだよ」

キョウマ(独り言)
「僕だって、武術大会エリート選手権のチャンピオンだよっ!」

女性5
「ねぇ皆さん同い年、、、じゃないわよね」

アンディ
「ドニーは僕とトニーの一歳下、コリンは三歳下、あーくまは同い年だったな」

くまきん
「うん」

女性6
「そちらのお二人はまだ若そうね。年下かしら?」

アンディ
「二人はまだ未成年。だからジュースなんだ」

女性7
「そうだったのね、年下クンか」

トニー
「年下クンはダメ?」

女性6
「そんなことないわよ。話が合えば年齢は関係ないわ」

アンディ
「ここは料理がホントに美味い!特に蟹玉あんかけは絶品だよね」

女性1
「そうね、このエビチリも辛すぎず甘すぎずでホントに美味しいわ」

トニー
「あーそうそう、この店は学園の先生の奥さんの店なんだよ」

ドニー
「あっ、蟹玉あんかけ取ろうか」

女性3
「ドニーくん、有難う」

コリン
「お皿貸して、エビチリ取るよ」

女性4
「コリンくん、有難う」

その頃、一階奥の座敷では各自、皿に盛られた50個ずつの中華饅頭を口に頬張っていた。

パンと禿鷹はほぼ互角で饅頭を食べ続けていくが、偽道は30個食べたところで手が止まってしまっている。

経過時間25分。
パンと禿鷹の皿には3個の饅頭が残っている。
禿鷹は饅頭を両手に握り一気に口に入れお茶で流し込む。

そして残り1分で禿鷹が先に食べ終わった。
鐘が鳴らされ禿鷹の優勝が決まるが、パンも残り30秒で完食した。

ジンスン
「費用免費。你是冠軍、是賞金的5萬日圆。
(食べ尽くせた方は饅頭代は無料。そして優勝者のあなたには賞金です!)」

禿鷹にはジンスンから勝利金の五万円が入った封筒が渡され、パンからは新チャンピオンの盾が渡される。

パン
「恭喜!(おめでとう!)」

パンは盾を禿鷹に渡すと同時に手腕に鎖をかけた。

禿鷹
「做什麼?(なにをする?)」

パン
「錢幹,但是還偷的東西!(金はやるが、代わりに盗んだものを返せ!)」

偽道
「騙了?(騙したのか!)」

そこへミヤコが現れジンスン夫妻と店員を連れすぐに店の外へ連れ出した。

禿鷹はパンに鎖を絡ませ闘い始めた。
偽道は耳飾りを投げつけてくる。

マンチェクはテーブルにあった饅頭を掴み、偽道の投げた耳飾り鋲を受け止める。

パンは禿鷹の腕から鎖を外し、腕を掴み手首を捻る。
禿鷹も頭突きで攻撃して二人は厨房へと逃げ込んだ。

一方、二階の竹の間では・・・

女性3
「お腹も一杯になったし、そろそろお店変えませんか?」

アンディ
「じゃあ、ここはとりあえず閉めて、、、女性と未成年二人は千円、あとの男性は二千円徴収です」

トニー
「そうだ!面白いもの見に行こうか」

女性4
「なぁに?」

トニー
「刑事の女装大会だよ。今日は前夜祭らしいよ」

女性2
「楽しそうね」

ドニー
「スー刑事が出るやつか?」

トニー
「前夜祭だからどうかな」

コリン
「オレの唇を奪った男の女装か、なんかゾクゾクするな。複雑な気持ち、すっげぇ綺麗だったらどうしよう」

女性1
「みんな、外で待ってて。会計はわたしがしてくるわ」

アンディ
「あっ、すまないね」

女性1
「あのぉー、お会計お願いしまーす!」

店員に扮したミヤコは会計が終わると、すぐに店の入り口の鍵をかけた。

ミヤコ(独り言)
「ヤバイヤバイ。二階にお客がいたなんて陣内先生言わないんだもん」

トニーとアンディは女性たちを連れ、駅前通りに向かい歩き始めた。

ドニー
「なんかいい感じだな」

コリン
「更にいい感じに持ってかないとな」

ターフー
「僕は明日早いので、帰ってもいいですか?」

アンディ
「これからなのに残念だな」

くまきん
「おいらもニャア子のご飯の時間だし、帰ろうかな」

ドニー
「キョウマ、お前はどうする?」

キョウマ
「年上女性ばっかりだし、刑事の女装見ても仕方ないし、僕も帰ろうかな」

コリン
「なんだよ、ちょっとだけ行こうぜ」

キョウマ
「じゃあ、ちょっとだけ」

ターフー
「ではまた。失礼します」

くまきん
「じゃあねー」

ドニー
「次もできるように上手くやっとくからな。じゃあな!」

前夜祭会場に着くとレンマたちとバッタリ会ったアンディたちは、暫し前夜祭を観ていたが、、、

キョウマ
「あーっ!店にスマホ忘れた、取りに行ってくる」

キョウマは急いで店に戻るが、ドアに鍵が閉まっている。

とそこへ一人の女性が現れた。

女性
「どうしたんですか?」

キョウマ
「店にスマホを忘れちゃって。さっきは営業してたのに閉まってるんです」

女性
「まだ営業時間なのにおかしいわね。では裏から入りましょう、わたしはここの娘なの」

キョウマ
「じゃあ、陣内先生のお嬢さん?」

女性
「父をご存知なの?」

キョウマ
「僕は学園の生徒でキョウマと言います」

女性
「わたしは儷咲(リサ)よ。じゃあ行きましょう」

キョウマとリサが裏口の鍵を開け中へ入ると、厨房で大きな物音がしている。

リオ
「なんの音かしら?」

厨房ではパンとマンチェクが大泥棒二人と闘っている。

禿鷹は鷹爪を指にはめ、偽道は首飾りや耳飾りを身につけ構えている。

パン
「マンチェク、暗器に気をつけろ!」

禿鷹は全指に付けた鷹爪をパンに投げつけてくるが、パンは金のお玉を手に一個一個打ち返す。

偽道は耳飾り、首飾り型の鋲を次から次へと投げてくる。
マンチェクは中華鍋を手に打ち返す。

パン(独り言)
「指は十本、あと六個避ければ反撃だ」

マンチェク(独り言)
「耳飾りがあと一個、簪、腕輪が二個だから四個避ければ反撃だ!」

二人は暗器を次々と避けていく。

その頃、二階の竹の間では・・・

キョウマ
「あったー。どうも有難う」

リサ
「良かったわ。でもどうしたのかしら、二時間以上も早く閉店するなんて」

キョウマ
「今、帰宅だとお仕事の帰りですか?」

リサ
「学校終わりで習い事してたから。わたしも学生よ、OLに見えた?」

キョウマ
「落ち着いて見えるから年上かなって思って」

リサ
「高校三年生よ」

キョウマ
「じゃあ、同い年だ」

リサ
「少林学園の生徒さんならすごく強いのよね」

キョウマ
「そんなことないよ」

がっしゃーん!(ガラスの割れる音)

キョウマ
「なんの音だ?」

二人が螺旋階段の上から一階を覗くと、シャンデリアが落ちている。

キョウマ
「暗くてよく見えないね」

リサ
「非常灯のスイッチがフロントの横にあるんだけど」

キョウマ
「なにが起こってるんだ?」

リサ
「怖いわ」

キョウマ
「僕が見てくるからキミは竹の間で隠れてて。絶対に動いちゃダメだよ」

キョウマはスマホの照明で照らし下へ降りていく。

すると光ったなにかが飛んできて壁の大きなミラーに当たり割れてしまった。

とっさにキョウマは誰かに腕を捕まれ太い柱の影に引きずり込まれる。

「どこにいたの?危ないから早く逃げて!」

キョウマ
「もしかして、その声はおばちゃん?」

おばちゃん
「キョウマくん?」

キョウマ
「おばちゃんなにしてるの?それよりなにが起きてるの?」

おばちゃん
「店に大泥棒が入ったの。犯人はパンさんが探してた連中なのよ」

キョウマ
「パンさんの人探しって泥棒だったの!?」

おばちゃん
「キョウマくん、どうしてここに?」

キョウマ
「夕方からアンディたちと一緒に来たんだけど、忘れ物して取りに来たら鍵が閉まってて。陣内先生のお嬢さんに開けてもらったんだ」

おばちゃん
「彼女はどこ?」

キョウマ
「二階の竹の間にいるよ」

おばちゃん
「早く連れ出して」

キョウマは急いで二階へ上がりリサを連れ外へ逃げる。

リサ
「なにが起きてるんですか?」

おばちゃん
「泥棒が入ったの、でも今退治してるからとりあえず安全なところへ避難しましょ」

リサ
「母やスタッフは?」

おばちゃん
「陣内先生とお母様は上のご自宅です。スタッフの方は皆さん帰っていただいたので大丈夫よ」

キョウマ
「あっリサさん、彼女は学園の購買部のミヤコさんだよ」

おばちゃん
「泥棒はあたしの知り合いが探していた連中で、お店から連絡をいただいてやってきたの。片付いたら陣内先生には連絡することになっているの」

リサ
「そうだったんですか、ではわたしも家に戻リます。キョウマさん、あとで連絡して。これメルアドよ」

キョウマ
「うん、じゃああとで!」

おばちゃん
「どうしようかしら」

キョウマ
「パンさんは一人で何人を相手にしてるの?」

おばちゃん
「マンチェクくんも一緒よ。でも敵は二人だけど暗器を持ってるの」

キョウマ
「暗器?それでシャンデリアやミラーが割れたんだね」

おばちゃん
「あれがあると攻撃しようにもできないのよ」

キョウマ
「僕が助っ人に行くから、おばちゃんはここにいたほうがいいね」

キョウマがそう言うとおばちゃんは外ドアの横に立っていた宣伝用幟を手にしている。

キョウマ
「そんなもの持って、まさかまた闘うつもり?」

おばちゃん
「まぐれはもう一度起きる!キョウマくんはこれね」

ミヤコは幟をキョウマは大旗を手に店に入って行き、非常灯のスイッチを点けた。

キョウマ
「パンさん、マンチェク助っ人に来たよ!」

パン
「どうしてここに?」

キョウマ
「話はあとあと。で、暗器はあといくつ?」

パン
「鷹爪はあと一つだ」

マンチェク
「飾り鋲は簪一個だけだ」

キョウマ
「二人が一個ずつ躱す間に二人が攻撃にかかろう!」

パン
「おい、幟なんか持って。お前、また闘う気か?」

おばちゃん
「あたしはあんな小さいものを打ち返せる自信はないのよね」

パン
「私とマンチェクが暗器を躱すから、そしたら二人で攻撃しろ。いいな」

禿鷹は爪を偽道は簪を投げつけてきた。
パンは禿鷹の爪をお玉で受け取り、マンチェクは簪を中華鍋で打ち返した。

すぐにキョウマは禿鷹を大旗でミヤコは幟で偽道に攻撃して行く。

キョウマは禿鷹の腕、腰、胸を旗で殴り倒した。

ミヤコは偽道の腕を一発殴るが、偽道は後ずさりし逃げようとした。
ミヤコは近づこうと幟を振り回そうとした途端に廊下の壁に幟が支えてしまい転んでしまった。
それを見た偽道はミヤコに襲いかかってくる。

ミヤコが幟を放し足をバタつかせ蹴ろうとすると、後ろから鷹爪が飛んできた。

パン
「ミヤコ、大丈夫か!」

パンはお玉で受け取った鷹爪を偽道に投げつけていた。
鷹爪は偽道の肩に刺さり偽道は倒れた。

パンとマンチェクは二人を鎖で柱に縛り付けた。

パン
「偷的東西在哪裏?
(盗んだものはどこだ?)」

禿鷹
「公園的沙池(公園の砂場)」

スー
「終わったみたいだな」

パン
「スー刑事?レンマ?」

スー
「ちょうど前夜祭が終わって通りかかったんだが、取り込んでたから終わるのを待ってた」

マンチェク
「また黙って見てたんですか?」

スー
「俺が手を貸すまでもないと思ってな」

レンマ
「パンさん、おばちゃんどうしてここに?」

おばちゃん(ミヤコ)
「早食い大会のお手伝いしてたら大泥棒が入ってね」

パン
「この二人組は江南の大泥棒でな、あっちの昔の知り合いに頼まれずっと探してたんだ」

スー
「今夜は署で拘留し明日迎えにこさせるよ。パンさん、これで探しものは全部見つかリましたね」

パン
「はい、おかげ様で」

キョウマ
「おばちゃん大丈夫だった?」

おばちゃん
「パンさんが助けてくれたから大丈夫よ。まぐれは二度起きなかったわね」

キョウマ
「やっぱりこの間はまぐれだったんだね」

おばちゃん(耳打ち)
「それより、リサさんって可愛いわね。キョウマくん頑張って!」

キョウマ
「もうーからかうなよ、おばちゃん」

パン
「キョウマ、私たちはちょっと行くところがあるから、陣内先生には連絡しておいてくれ」

おばちゃん
「壊した物は二人が持ってたお金で弁償させるから、このお金をリサさんに渡してちょうだい」

スーが呼んでいたパトカーで禿鷹たちは署へ運ばれて行った。

レンマ
「キョウマ。もうちょっといれば、潔い男の生き様が見れたのに残念だったな」

キョウマ
「なに?」

レンマ
「スー兄貴の悩ましすぎるブーメ」

スー
「レ、レンマそれ以上言うな!あれはあそこにいた者だけが見れた特典だ!」

レンマ
「潔い男は女性にも男性にもモテるってことだ、キョウマ。きっとミシェール先生も惚れ直したことだろう」

キョウマ
「スー刑事とミシェール先生ってそういうこと?」

レンマ
「まだ始まったばっかりらしいがな」

公園・・・

ミヤコ
「真っ暗よ。スマホの明かりで照らすわね」

パンとマンチェクが砂場を掘り起こしていくと小さな布袋が見つかり、中には秘技書と相関図が入っていた。

ミヤコたちはウミノシンに報告するため学園に戻った。

キョウマがリサに連絡をすると、店の前へ降りてきてくれた。

キョウマ
「大泥棒は無事逮捕したよ。これは壊れた物を直すのに使って」

リサ
「キョウマさんも闘ったの?」

キョウマ
「ちょっとだけね」

リサ
「勇者の姿を見たかったわ」

キョウマ
「もしかして武術に興味あるの?」

リサ
「わたしは生まれはこっちだけど母は中国人なの。春節には毎年帰ってお祭りを見るのが楽しみなのよ」

キョウマ
「ホント?じゃあ、来月に行われる演劇祭で武侠劇をやるから是非見に来てよ」

リサ
「わぁ、楽しそうね。絶対に行くわ」

キョウマ
「また連絡してもいい?」

リサ
「もちろんよ。わたしもするわね」

学園長室・・・

ミヤコ
「師匠、無事に戻ってきましたのでこれをまた保管しておいてください。お願いします」

ウミノシン
「今度は禅堂裏の宝庫にしまうからな。無忌、頼んだぞ」

ミヤコ
「無忌くん、宜しくお願いします」

無忌
「ぼくがしっかり管理しますのでご安心を」

パン
「禿鷹と偽道はスー刑事が手配してくれて、明日中国警察が迎えに来るそうです」

ウミノシン
「随分と手回しがいいな」

マンチェク
「偶然、スー刑事がレンマと店に来たんです」

ウミノシン
「二人も助太刀してくれたのか?」

マンチェク
「いいえ、助太刀したのはキョウマとミヤコさんです」

ウミノシン
「キョウマも来たのか?」

ミヤコ
「キョウマくんも夕方から食事してたらしいのですが、忘れ物をして戻ってきて」

ウミノシン
「お、お前まさかまた闘ったんじゃないだろうな!」

パン
「暗器を回避したのは私とマンチェクで、こいつは幟で腕をコツンと殴っただけです」

ウミノシン
「まったくもう!キョウマにバレたらどうするんだ?」

ミヤコ
「大丈夫です。キョウマくんにはちゃんと説明してわかってもらいましたから」

ウミノシン
「は、話したのか?」

ミヤコ
「あたしが武侠オタクの棍術マニアだってことだけ話しておきました」

ウミノシン
「とにかく大ごとにならずに済んで良かった。パンくんまた世話になった、有難う。マンチェクもご苦労だったな」

パン
「私は学園のためなら、たとえ火の中水の中ですので」

マンチェク
「今回は学園のためじゃなくて、ミヤコさんのためですね」

パン
「マ、マンチェク。私は困ってる人を助けるのが趣味なんだ!」

ウミノシン
「だそうだよ、マンチェク」

ミヤコ
「マンチェクくん、無忌くん、有難うございました」

パンとミヤコは用務員室へ戻った。

ミヤコ
「パンさん、有難うございました」

パン
「あんな狭いところで幟なんて振り回せるわけがないだろ」

ミヤコ
「幟はこの間のモップより少し長かったようね」

パン
「まったく、お前ってやつは、、、」

ミヤコ
「そう言えばさっきお店で、あたしのこと名前で呼んでくれたわね」

パン
「そうか?お前の気のせいだろ」

こうして秘技書と相関図を無事に取り戻すことができ、ミヤコの秘密もキョウマを始めとした生徒たちにも秘密にできた。

そしてパンはミヤコとの約束通り、警察を巻き込むことなく解決できたことをなによりも喜んでいた。

今回のことをきっかけにミヤコは、パンへの対する想いが、信頼とは別の感情で自分の中に芽生えていることに気づき始めていた。

続く、、、
アバター
By hiyoko
#8753 ミコさんからの続きです
最終章 10章
―――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――2日目―――――――――――
―――――戸惑う?!贈り物―――――

やれやれで始まった・・・この初日を終え・・・

スーは衣装を見ながらしばし考えていた・・・・・・・
「まずいな・・・・・・・・・・・・・・・・まず―――――――い・・」

リュウは「どうしたの????」

スー「どうこれを着るかだよ!」

ローグの仕掛けたというべきその問題作?!となる
衣装を目の前にこち固まるスー・・。

リュウ「この浴衣は着るの??」

スー「あ~まあ・・・・それは着るけど」

リュウ「着るの???」

スー「・・・女装のみのイベントでお前はいいかもしれないけど・・
俺はほかになにきるんだよ~このイベントの最中男物を着てはいけないなんて
きまっているんだぜ?この衣装意外に何きるんだ????」

リュウ「うーんそうだね~浴衣結構いるけど」

スー「そんなもんで目立ったって仕方ないだろう??
とりあえず着とくんだよ メイドさんよりましだろ?」

リュウ「ああまあ~好きで来てる人いるかもしれないけど」

スー「俺はやだね!あんな・・子供じみたの」

リュウ「スーも可愛いと思うけどね~ツインテールにしてさ
ミクちゃんみたいに・・・」

スー「リュウお前は・・・・・・・・・・・・・ミク???????
いいこと思いついたこの際だもういいこれで行こう」

そういってあくる日のイベントの音楽などを決めていなかった
スーはリュウにある動画を見せて秘策を?練った。

リュウ「へえ~そんなのがあるんだ~って・・・・・・・・・・・・
え?これ??????????」

スー「他にないだろう・・だれだよ花魁の服選んだの・・・・・・・・」

リュウ「それ・・・・・・・・・上司」

スー「ああ!!!!!!!!!あのボケナス野郎!!!!!!!!」

女装する人間に何か一つ署内で服を支給という事があり
何着か候補をいただいている人間は多い。

しかしそれはこれくらい?といったあくまで目安であり
何もなければといった所で署内の人間がイベントに出る人間の
顔かたちなどを見て考えて恥をかかせないようにするホローなのだが
スーの場合は上司から疎ましく思われえるところにこのイベントである。

上司は恥かいて落っこちてくれいう本人が笑いものになればいいと思う
事しか頭になかったのだろう“渡りに船”といった勘違いを?したのか
全く意に介さない服がスーの元に送らえていたのだった。

スー「わかってないな・・俺がこければ天廩署が笑いものになるって
事くらい考えないのかね・・・・・・・・・・・こんなもの送る神経が
わかんね~・・・・・・・・・・・・」

花魁の着物なのだがこれが結構な肌が見える素材で
挙句の果てにスーは小さく着物を着て上手く着ないと
つまずいてこけることになるのだ。
そして派手・・大きな和傘に扇子・・・・
明らかに“踊ってこけろ“という意味合いが100%込められていた
贈り物だった・・・。

リュウ「賭けですね~」

スー「あーあ・・・・・・」

とりあえず・・・レンマから借りたものを明日着るわ・・。

リュウ「これは・・・・・・・・・・・・・」

スー「・・・・・・・・・・・・・・・・」

リュウ「まずいでしょ・・ほかに着るものあります?」

スー「うーん・・・・・・・・・・・・」

リュウ「歌もあるし・・この日はたいてい勝負をかけてきますよ
みんな」

スー「ここで勝ち負けかあ~~~~~~~~・・・
いやすぎる!!!!!!!!イヤーだ・・・」

リュウぽんと手をたたき「スーは結構偏面ができるとか・・」

スー「顔の入れ替わりだろ?・・・まあ昔どーしてもしないと
まずいことがあったからそうゆうものがあればまあ簡単だけど」

そういうとリュウはあの服のメイク等となどを話していた。

スー「マジかよ…どのみちえらいことだぞ」

リュウ「他に………ありますか??」

スー「・・・・・・・・・・・・・・・ない」

リュウ「でしょ・・・・・・・・・・・・・」

服は限られている・・日程は決まっている
花魁かあれか・・どのみちいい事はない・・・
レンマの借りた服を着てしまえば後がない・・
この何日かを乗り切らいないといけない・・・。

スー「明日はパレードを含めた奴だ重いもんを
着るわけわけにはいかないからな・・・・・・・・・・・」

スー「おい最後でえらいことになるぞ・・・・・・・・・・」

リュウ「・・・・・・・・・・少しだけ派手になる」

スー「少しどころで済むと思うかよ~~~~~~
泣きたくなってきた!も―――ローグの野郎!!!!!!!!!!
くっそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

リュウ「ローグさん来ますかね・・」

スー「来てもらったら困るんだよ!こんな姿見せられるかあ!!!!!!!!!!!!」

そんな時スーの携帯メールがなった

――――――――――――――――
件名 仲伍のバースディ
――――――――――――――――――
仲伍の誕生日の贈り物はお前のLastdey
―――――――――――――――――
良い贈り物となるだろう
―――――――――――――――
綺麗にしておけ




ローグのメールの文面を見て
このメールを見て一気に怒りがこみあげてきて
しまったスー・・怒りにまかせてこの文章をそのまま返信してしまった・・


「件名 無」

「テメー―――――――――――――
―――――――――――――――――
何考えてんだ!!!!!!!!!!!!!!あ!
――――――――――――――――――
俺の人生最後の日が楽しみだと!!!!!!!!!!!
――――――――――――――――――――――
殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ぶっ殺してやる!!!!!!!!!!!
――――――――――――――――――――――
くそローグ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――――――――――――――――

その後・・・・・・・・・・・・リュウは一言
「それ返信したんですか」
「ローグさんそのままスーを銃で撃ちぬいたらどうするんですか・・」

スー「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・・・・やく言えよ――――――――リュウ
ウワ~~~~~~~~~~~~~~~~~もう人生おしまいだ!!!!!!
ど――――しよう!!!!!!!!!!!!!八つ裂きにされる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!まずい
グオ――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スー パニックになり・・・女装が吹っ飛んでいた・・・。

リュウは時々思う
後先考えず感情が噴出した時スーはものすごい事をしでかし
そしてすべてにおいて炎上して大惨事 ボヤなどと言う
可愛い話では済まなくなることをいつも忘れているという事
今回ももしやとは思ったけど・・やっぱり・・という
呟きが心の言葉に出てしまった。

どうしよう~~~~~~~~~~~~~~と唯一の理解者を
怒らせるという大惨事?!を引き起こす可能性を100%にしてしまった
スーの運命を祈るしかなかったリュウ・・・だった。

そんな頃ローグはその文章を見て
「ほう・・チビゴジラが火を噴いたか・・・。
元気だな スーは・・」そう呟いただけだった。

リュウ「話は戻しますけど・・・どうします?」

スー「・・・・・・・・ウー・・・・・・・・・・・」

リュウにこくりとうなずくしかなかった。

リュウはその納得できない様子のスーをみつつ
エントリー表に記載していた。

明日 衣装 妓女 
踊り あり 
歌なし 
曲  あり

最終日
衣装1 花魁 
踊り あり

衣装2 パンクロリータ

踊り あり
唄  曲あり  

そう記載して・・・用紙を提出した。


その日はず~~~っと女装でそのまま過ごさないといけない運命・・。

スー「浴衣って・・・・・・・・・すまきみただな・・」

リュウ「すまきっていいますか?」

スー「だって帯がこーんなに長いとはな・・」

仲伍選んだスーの浴衣は 日本でこの時期から着ることを意味する
夏の夕涼みあるいはお祭りに着ていく地味だがあでやかな
色合いだった。


襟元などを整えて帯を結び 
飾りをつけ袖元もとなどを整えた

リュウ「杜若の染に 朱の明るい帯ですか」
いいですね

スー「そうなのか??」

リュウ「ええ涼しげですよ」

そういいながらスーの髪を櫛でときながら
長い髪を足してつけると くるっとゆったり巻き
後れ毛を綺麗に揃えスプレーをかけて それにかんざしをそっと
さすと湯上りのいい感じのお姉さんに変身した。

可愛い感じのイメージだが大人の女性というスタイルに変身させた
リュウは日本のちょっとしたイメージをスマホで検索し
いろいろ見た中からかわいいイメージを少し大人にむけた
そんな世代の無理のないふいんきがいいなと思いながら
スーの顔を見ながら帯などを結んでいた。

スーの髪とウイッグを上手く合わせてつけたので
スーが女性で髪を伸ばしたらこんな感じという事が
想像できる姿になっていた。

メイクを程よく施し 目元など崩れぬように
補正すると 扇子などの小物をスーに渡し

稽古で履いていた女物の下駄を履渡すと
リュウ「あとから行きますから」

そういい天廩署の“浴衣美人“を送り出した。


リュウはサラッとした中華風の古典服を羽織り
髪を整えるとスーの後を歩いた。

この期間サポートする相手は同じように普段とは
全く違う事をしないといけない事が明記されているのが
ルールになっていた。

それにはそれなりの作法も知っていることが重要である・・
ユーロはそうしたことを見抜きリュウが適任だと
感じスーの傍につかせてみた。

それは普段ユーロがスーの傍に自分がいると同じように
リュウもそうしてそばにいる事でより彼が理解できると
思えたからだった。

二人並んで署の外の会場に“専用のベンツ”で乗り合わせ
リュウのエスコートでスーがそっと降りてワイワイしている
その会場に一番遅く・・足を踏み入れたとき
ざわざわした。

ユーロはシャンパンをもって彼らを迎えると
さっきまで怒りに震えていたスーの顔から想像ができないほどの
にこやかな笑顔を見せ浴衣美人は「こんばんは」と一言
ユーロに挨拶をした。

ユーロ「こんばんは 浴衣美人^^」

そういいシャンパンを渡すと「おめでとう」

スーは「?」

ユーロ「今日のオープニング」

スー「あ・・・どうも」そう照笑いをして会釈をした。

リュウは小物をもちそっと後ろで耳打ちをした
「今からオープニングのエキシビジョンがあります
舞台に上がりましょう」

そういわれスー「ああ・・わかった」

そういいユーロは笑ってリュウの後に着き
スーはリュウの手の中にそっと入ると
「関係者立ち入り禁止」という札の向こうに立ち

リュウは「行きましょうか」
スー「ええ」

そういいこの二人に添うように
SP役となったユーロが後ろにそっと歩いて
舞台に上がった。

そうしていると 正陽がユーロの後ろにそっと行くと
ユーロ「おそいじゃないか~」そう笑い

舞台の中央にたつスーとリュウをみて
正陽「自分が言うのは変ですけど・・今年一番の
美男美女のお二人ですよ」

ユーロ「へえ~」

正陽「今・・・・・・・人気投票でこの大会の
カップルを皆選んでるんですけど・・ダントツです」

ユーロ「嘘・・・・・まだ何もないぞ」

正陽「オープニングよかったみたいですからね・・・
ただ・・・・・・」

ユーロ「なんだ?」

正陽「男が・・・・・・・・・・・おおいんです」

ユーロ吹き出しそうになり「それは内緒な・・・」

正陽「了解です」

二人こそっと話をし、何事もなかったように
スーとリュウをずっと見ていた。


この風景をローグは遠目から見ていた

メールは最終日と記載してあったが
ふらりと仲伍と会場に来ていたのだった。

ローグ「浴衣美人だ」

仲伍「似合うと思って」

ローグ「お前は好きだなスーが」

仲伍「ローグさんは愛がないんですよ愛が・・・
絶対着ないと思うな~僕は」

ローグ「いや奴に選択の権利などない」

仲伍「たくもう!・・・・何をしてるんですか・・・
“愛しの人“に最大の侮辱をするなんて・・・それが
大事にしてる人のやる事ですか・・ローグさんの心を
疑いますよ・・信じられない」

ローグ「そうか?私はこのイベントの最大の見どころだと思うがな
私だからあれを選んだ・・スーの事は悪いが私が一番よく知ってる
今の顔と手の中にいる顔は違うからな・・・」

仲伍「何言ってるんですか・・澄ました顔ですごい事言ってますよ・・」

ローグ「仲伍同じ立場だったら言えるのか?」

仲伍「・・・・・・恥ずかしくっていえませんよ・・・」

ローグ「大人になれ」

仲伍「・・・・・・・・・・・・無理ですよ…」

ローグはわらって彼の頭をそっと撫でた。




―lastまで2日・・・。―

―――――――――――夜の舞台にて―――――――――――――

スーとリュウは舞台に立って司会者の話を聞きながら
適当に合わせて笑っていた。

後ろのサウンドは昔から聞いたことのある曲が
ゆったり流れている。

その音楽を耳にしながらスーは笑顔を作っていた。

何かまるでどこかのアイドル?!のような・・・
おかしな感覚に陥りそうなこのイベント・・。

それまで色んな賞の発表の後
色んな女装をした署の男たちが横に並んでいた・・。

ナース メイド アイドル チャイナガール・・・・
あげればきりがないと言った所
そしてどこからこんなアイデアが彼らに出るのか?
普段の仕事でそんな事を考えているのか?と思わせる
凝った作りの服を自前の人間もいた。

リュウと同じように男もコスプレか?と言った感じで
何やら気張ってきていた。

その後グランプリだけが味わえる?といった
このインタビューのコーナ・・・。

いいのか悪いのかまるでどこかのラジオの公開生放送と
言いたいが、この場合女になって署内の人間の慰労会?!状態に
見えるのは気のせいか?いや・・気のせいなどではない・・と
今皆こちらに向いてる・・・・・・・・・・・・
そして・・・・・・・何か良くわからないふいんきで
アイドルでも見てるようにジー?―っとみられる空気は
スーにとっては干物を乾かして焼かれてるそんな気分で
いい気分ではない・・。

スー(いい加減に切り上げろよ・・・どこのだれか知らないやつに
ペラペラしゃべれるかよー・・・)

(まだ明日もあるんだよ・・・・・・・・)

そう思いつつ司会者はすっとんきょな事を質問された

「お二人はいつもこうしてお付き合いをされているんですか?」

スー「普段はこうゆうかっこをしておりませんから
仕事をしていますが・・・」

リュウ「お互い忙しいので中々そうした女性には
巡り合うことができませんね~・・ねえ」

スー「ええまあ・・・」
(ねえって・・・なあ・・・・・・・・・・・・・
そのままこっちにふるのか・・)

司会者は思わずこの二人を女性男性と勘違い
したようであるが、スーにしてみれば嫌がらせか?お前?
だれの差し金だよ・・・・・・・・・・と
喉まで言葉が出そうになった・・・。

そんな会話が続き・・・急にアカペラで歌うという
無茶ぶりがここで出てきた。

スーはえ?などと悠長に言ってる場合ではない
(宴会のカラオケじゃねえんだぞ!!!!!!!!!!!)

突然のふりに困惑しそうな顔を何とか保つと
会場からは指笛まできて妙な盛り上がりを見せ
スーはたまったもんじゃなかった・・・・。

スー「はあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
リュウは(バックの曲・・・英語で歌えます?)

スー(まあそれくらいなら・・・・向こうでも何やら
唄わさてたきょくだし・・・)いって
少しだけと笑ってそう決めた。

リュウは正陽に言いそっと何でもいいから楽器を
あるなら持って来いと言い
正陽はとりあえず・・・舞台を見たとき 笛か何か
わからないがリュウに渡した

リュウ「これ・・・・・・・・・・笛かあ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そういいながらスーの目を見て合図を送ると
スーは後ろのこの曲が掛けてあった音を取って
静かにそっとマイクから声を出した。

スーはうる覚えの歌詞を適当に英語で曲を取りながら
ゆーっくり歌っていた。


リュウの笛が遠くに響き・・・夜を彩る様に
流れて行った。

和やかに?何とか閉幕したこのベントまだ始め・・
えらい物に乗っかったと思いながら舞台を降りて行き
お客様に会釈をしスーは天廩署内の人間達とやっと笑う事が出来た。

そんな所へ レンマたちがふらりとあらわれて笑って逃げた。

スー「奴らどこまで見てたんだか・・・・・」

そうしてぼんやりしていると
「スーよく似合ってるわね^^」
ミッシェルはシャンパングラスをもって笑顔で
スーの顔を見ていた。

スー「来てたのか………」

ミッシェル「メールくれたじゃない もう忘れたの?」

スー「わすてるわけないじゃないか・・・・花束まで送ったのに」
とぎれとぎれの記憶を何とかつなぎとめている。

スーこういった記憶だけは霞に覚えてる人間である。

霞程度というのがとてもあやふやな危険と言えば危険なのだろうが
とりあえず女性関係は覚えてる事が多い。
確率的に・・・。100%とはいかないが。

ミッシェル「ダンスうまいわね~どこで習ったの?
こっちにいるときはそんな事なかったわよね」

スー「あれも見てたのか・・・・」

ミッシェル「ええレンマたちと キンちゃんもね~」

スー「「誘ったのか」
スーあまりの衝撃に言葉がそれ以上でなかった

ミッシェル「キンちゃんにはいかない方がいいっていったんだけど
情報が耳に入ってってどうしても行くって・・・きっとレンマたちの
話がキンちゃんまで届いたのよ。だから~確かめるって
言ってきょうきたの・・・そしたら想像通りの反応 後免」

スー「そこまで話が及んでいたか・・・今日はまあまだいい方」

ミッシェル「え?なに?」

スー「いや、なんでもない なんでもない
まあ仕方ないなそれは・・」

そういってシャンパンを飲んで心を落ち着けた。

スー「ゆっくりしていってくれ あちこち行かなきゃいけなくて・・」

ミッシェル「スー・・事件の黒幕が動いてる・・・
それを言いに来た」

スー「そうか・・・・リュウが言ってたよ・・」

ミッシェル「そうなの・・ユーロさんじゃなくて?」

スー「ああ勘のいいやつでねリュウ」

そういってるとリュウがミッシェルに挨拶すると
ミッシェル「お似合いのカップルだわ」よく似合ってると
笑っていた。

ミッシェルにリュウが言った
「動いてるのは本当のようだ 学校に見回りを兼ねて行ったら
なんだか騒がしかったからきっと動き始めたみたいだ
レンマたちもそう、うかうかしてられないな・・そうなると」

ミッシェル「何かしてるみたいだけど・・・
見えてこないのよ・・見えない感じで何時もしてるから
学生らしいところがあるのね~」

スー「彼らたちをよろしく頼む 何かあっては遅いから」

ミッシェルはスーの仕事に戻った顔をみて観察してるところは
しっかりしてるんだなと思うとそこは相変わらず
狼のような目は今も昔も変わっていないことを感じた。

そうしてこの日は終わったのだった。



あくる日・・・

事件も気になりながらスーは妓女の服を着て
舞台が一緒になってる可動式の壇上に上がり
手に持っている扇子と剣を持ち音を取りながら
舞っていた・・・。昨日歌った曲が流れその後に
中華の旋律が体に流れるように曲線を描く様に
くるくると動きバランスを取りながらスローなステップを
踏んで衣装が動くたびに歓声を聞きながら
なびく衣装と髪を揺らしていた。

後ろ前は大きなスクリーンがありそれで自分の姿を映していた・・。


この日から生演奏もあり署内一大イベントらしく
お客もこうした珍しい普段見れない競演を見ながら
警察の服なども見れるというお祭り感覚を
味わっていた。

順番で男たちが化粧をしては壇上に上がり
舞ってみたり?歌を披露してみたりと・・・
その後パレードがあり舞台のままオープニングで
とったランクの順に並び手を振っていた。

スーにちょっかいを出して舞台でミスをしてしまったカイも
横にいた・・。

スー(コイツ・・・・・女装なんて本当に興味があったのかよ・・・
自分も言いたくないが似合うんだか似合わないんだか・・・・
自分と同じ中華の服装かあ~・・・顔が微妙だ)

スーは人のことを言ってる場合ではないのだが・・・
ちらっと見て愛想笑いをしてみると
カイはまんざらでもない顔をこちらにのぞかせていたので
スーは背筋が凍りザザザザ~~~~~~~ゾ~~~~~~といった
音が聞こえて耳に確かに聞こえた。

カイ「スーあといい?」

スー「何を言ってるんだ・・・誘われたってOKするわけねえだろ
おい・・尻を触るな尻を!どこを触ってるんだ!!!!!!」

そうカイに小声で言うが彼は観客がいると聞こえないと言って
スーの言葉を無視し体を触ってきた。

スー(ギョ――――――――――――――!!!!!!!!!)
(まずい・・・・・・・・・・・・・・どこ触ってるんだよ!オイコラ!・・・・・・・・・・・・・・・)
ゾクゾクしてきたスー少しでも遠くへ行こうとしたが
カイの手はがっしりと腰をつかんで離さなかった。

身動きが取れないスー、大きな声で騒ぐこともできない
というより・・蹴り上げられれないこのいらだちが
妙な気持ちに変わりイライラのほかがたまってきた。

カイ「しんどいのか?泣きそうなら一緒に控室に連れってやるぞ」

スー「あ??なめてんじゃねえぞ」

カイ「そんなこと言ってたら周りにばれるぞ
何がどうなってるか・・・」

スー「いーってみろよー現行犯だぜ」

カイ「お前今男か?女か?いい女がそんな汚い言葉言ってたら
周りにまる聞こえだぞ・・」

スーは睨んだまま・・・。
カイ、スーの体をしっかりつかんで離さず
スーは顔をしかめどんどん不快に落ちて行った・・

スー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カイ「どうした???????」

無言のスーに ちらりと見たカイのその顔に
目が合わせられないスー・・・・・・・・・

泣きそうな顔を一度見てみたかったカイ
スーの顔はいつみてもきれいでかわいいとにやっと笑っていた。

カイ「逃げれないぞスー愛人がいるなら俺が取ってやるよ
お前を・・知ってたか・・・お前そうゆうものが昔から
あったんだよ、今知ったことじゃないね俺は昔からだ
色気ありすぎなんだ お前女になっちまえよ 俺がしてやろうか?」

リュウはそのカイを後ろから蹴り上げ
カイはリュウのそのアクションによりどっと崩れ落ちた。

リュウ「何をしてる」
「誰が手を出していいと言ったうちのモデルに!」
顔はすでにキレていた。

そうして事なきを得た


やれやれの二日目ぐったりしたスーはそのまま署内からハンの待つ家に
かえるとへちゃげた蛙の様にべろべろで寝てしまった。

ハンは何が起きたのかさっぱりの状態で
スーの体をひこずり・・ベッドにドンと下すと
全く起きないこの訪問者又は同居人の衣服をぱっぱと洗濯すると
ほのかに香水の匂いがついていた。

ハン「へえ~気を使うんだな~それにしても何をしたのかな・・・
仕事より疲れて寝てる・・・・・・・・・・」

呟きながら彼の部屋から出ていくとスーのクークという
寝息だけが部屋に静かに聞こえるような夜だった。



――――――――――――――最終日――――――――――――――


運命の・・・・最終日・・・・。

スーはぼおおおおおおおおおおおおおおおお~~~~っとして
控室に行きとりあえず・・・スポーツドリンクらしきものを手にして
ぐびぐび飲んでぼんやりしていた。

スー「あーーーーーーーー疲れた・・・・・
俺はまだ何にもしてないのに・・・・・・・・・・・・なぜつかれる・・」

ぐおーぐお―と言いながら鏡のあるメイク室ですでに眠ってしまった。

リュウは仕事を終えて控室に行くとぐ~ぐ~と寝てるスーを朝から見ることに
なった。

リュウ「朝なのにもう寝てる・・・・・」

スーの脱いだ衣服をハンガーにかけてバスローブのまま
眠ってるスーをソファに運んで移動させると 今日の最後の衣装をや
小物を準備してメイク道具を点検していた。

スーは何も考えずず~~~~~~っと寝ていた。

ユーロがそっと見に来たときはすでにスーは熟睡をしていて

ユーロ「あいた~~~~・・・ダメじゃん・・・差し入れ持ってこようとしたけどやめとこ・・」

周りを見ながらリュウが頼んでいたものを置くとあれこれ彼と話していた。

ユーロ「いつおこすんだよー」
リュウ「うーん・・・・・待ち時間は余りないほうがいいのかな?」

ユーロと二人でしばし考えていた。

出来れば何事もない様に最終日を有終の美で飾りたい・・・
何事もなく過ぎれば負けても勝ってもこちらとしては
とりあえず仕事として順調に進んで終わってくれればいいと思っているだけ。

二人は悶々としながらしばらく時間を過ごした。



それからしばらくしてむくっと起きたスー
顔洗って来ると言ってトイレの方向へ行きバシャバシャ適当に洗い
そこにあった瓶のレモン水をコクコクとのむと突然鼻歌を歌い始めた。

その歌は初めからかなり気障な歌でどうやら女性との
別れの唄をうたっていたようだがとーっても
モテない男は歌う事ができないある意味高度?!な歌だった。

ユーロ「その歌気障だな」

スー「これ日本の唄」

リュウ「スーそれって日本の唄?」

スー「ああ~ ローグが歌いながらピアノで弾いてたよ」

そういってぐしゃぐしゃな頭をかきながら笑って見せた。

スー「さーてもうひと踏ん張りしますかあ~」

メイクの椅子に座るとリュウがそっと来て
支度をし始めた。

リュウ「これ~」

スー「あー・・・」

ユーロは「??」

スー「着替えるから外出ろよ恥ずかしいだろ」

ユーロ「十代の女の子じゃあるまいし何が恥ずかしいだ」

スー「お前ねえ普通の格好をするじゃないんだよ・・
恥ずかしいに決まってるだろう・・・・・・・下着姿が」

ユーロ「ぶぶぶぶ~~~~~~~~~~馬鹿だな相変わらず」

相変わらず馬鹿話をしてユーロは笑いながら部屋を出た。


さてさて最終日・・・。

色んな人間模様があるがその中でもスーとカイはなんだかんだで
張り合う事になってしまったらしく・・
最初から最後までカイはスーを敵視?していたようだ。

そんな彼カイはそれなりの格好をしていたが
スーは何となくあんまりなじんでないなーとか
何にかこう怖いなーとか・・そんな風に思っていた。

そう思ってるスーだが“あんたが一番ろくなかっこをしてないだろ!“
とレンマに突っ込まれる衣装を着てるのだが、スーはそうゆう時に限って
自分の事は棚に上げて他人をジー?―っとみる癖があり何かと後で
「あ!」そういって顔を青くするパターンなのだが
たいていその時まで本人は気づいてない事も多い・・。

カイ「エラクものすごい物に化けたな すでに化け物だな」

スー「そうか?お前・・・・・・・それに合わないぞ・・何かの
ドラマでみて着たんだろうがその服~と顔が真っ二つだと思う・・
女優さんは綺麗だったんだけどな~」

カイ「白塗りの男に言われたかないね」

スー「はあそうか?」

カイ「お前どこまですっとぼけりゃ気が済むんだよ」

スー「色気出しても仕方ないしな~いいだろー趣味なんだから(苦笑)」

カイ「ついに頭にきたか・・・」

スー「どうとでも言え 俺はこれをやりこなせたらいいんだから」
「お前知らないの? “終わりよければすべて良し“」

カイ「結果オーライ くらい知ってるよ そのすべて良しになればいいけどな」

スー「お前出番だ呼ばれてるぞ」

カイ「見てろ」

スー「ああ見てるよ~ほれほれ行ってこい・・・・・」

子供の発表会の親の様に適当な事を言ってるスーはすでに
どうでもよかった・・。

―――――――~空の上~――――

そんな光景を空で見てた朱雀は「ちょーっとマジックかけてみよー」

リウ「やめろよー・・お前はー」

朱雀「いいからいいから~」

スーの守護神は時々下界をみてほのぼの楽しむ癖がある・・
その癖がまた出てしまったようだ・・・。
そういってみねえない魔法をかけて
スーの姿を楽しむ朱雀だった。

――――――――――――――――――

そんな事はつゆほど知らないスー カイの女装をみて笑っていた。
笑ってる場合ではないのだが・・。

カイは韓国で有名なドラマの皇后の衣装をして踊っていた。
だが手と足と顔がさっぱりあってないところがあり
会場に来てるレンマたちは「あーアイツ・・・音感があるのかね?」
そう呟いていた。

―――――――――――観客側 レンマ――――
ドニー「俺と同じ顔した奴いるのなあ~」

コリン「ドニー頼むから女装はやめてくれよ 俺の女とかに
とてもじゃないけど紹介できなくなる」

ドニー「女装なんかするか・・」

キョウマ「でも~時々~違う人に声かけられているだろ?
クラブとかで・・・」

コリン「そうなのかあ~あーそうなのか~へえ~
それわかる!ドニーってタイプだもんな」

ドニー「それから言うとスーもリュウも一緒だろ?!」

トニー「うーんちょーっと好みが違うかも
可愛い系が好きなのと男子系が好きなのと別れるな・・・」

ドニー「お前いたのかよ!!!!!!!!!!!・・・それに急に顔を出すな
びっくりするわ」

レンマ「気づけよ・・・」

キョウマ「まだスー出てないよ」

レンマ「そう・・・・・・・・・・今回も怖いぜ 
昨日はおとなしかったらしいけど 
まあ俺が貸したからな・・演劇の衣装」

ドニー「猿か? それとも?パンツか?」

レンマ「猿とパンツ貸して女装できるかよ・・」

ドニー「女物のパンツあったぜ」

レンマ「あのね・・・・・・・・・・・・・・・」

ドニー「“ああそう~“くらい言えよ・・だからスーに笑われるんだ」

レンマ「どうしてそうゆう話になるんだ?!スーは大人だろ!」

ドニー「ああ年齢不詳~のな。」

コリン トニー アンディは「確かに年齢不詳だあれは・・論外だな
一体何食べたらああなるのか・・・」そう三人顔を見合わせて
苦笑いしていた。


そんな事を言っていたらカイの舞台が終わり静かになった。

ドニー「奴はどんな格好だと思う」

レンマ「・・とりあえず看護婦」

ドニー「とりあえず看護婦って・・」

レンマ「お前は??じゃあ何?」

ドニー「あいつアニメ好きらしいから・・ミク」

レンマ「ドニーお前意外だな」

キョウマ「本当だ・・・でも~ツインテールする?」

レンマ「スーならやりかねないな・・やけくそになると
何でもしてしまうらしい・・ヒトミが可愛そうだな・・・
あんな兄貴もって・・」

ドニー「お前それ言うか?いつかお前の兄さんになる人だぞ」

レンマ「だから大変なんだろう 交換できるならしてるよ」

キョウマ「だれと?」

レンマ「ローグさんか~リュウさん」

トニー「すごい所を言ったね けどレンマのそのチョイスはいいかも
でも―僕は両方嫌だな・・」

アンディ「交換ね・・俺もどれも嫌だな・・・
スーってあんな感じだからレンマとあうとおもうけどなー」

レンマ「・・やめてくれ」

トニー「えらく嫌われたようでスー 今日はチャイナ娘?」

アンディ「着物 着てたからそれ系じゃないか?」

コリン「白衣の天使もいいかも」

ドニー「病院行って・・元気じゃなくて病気が酷くなるパターンだろ
それって・・やっぱり」

皆「あー――――――――――・・それはあるかも・・
治る病気も治らない!うわー・・怖いぞーそれは・・・」

そんな事ばかり言いながら出番を待っていた。



すると和風の音楽が聞こえてきた。
それも結構なロック、しかしあまり聞いたことがない
だが和風の匂いがする。
アンディ「あ~俺があたるかな~」

レンマ「さあね~」

そういいながら曲がサラ~ッと流れてしばらく間が開いたとき

薄白く塗った女性がきらびやかな和風の衣装を着て
舞台へ出てきた。

皆「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんだ~あれ・・・・・・・・・・・・・」
「あったま重そうだな・・・・・・・すごい飾りだ」

スーの面影が何一つ見えなかった・・。

司会者が「それでは天廩署 ダンカンスーさん お願いします」

そうマイクから聞こえた。

スーは傘を開き扇子を持って踊りだした。
曲はあの舞台へ出てきたときの曲だった・・。

小物を上手く使ってくるくる重い衣装をうまくさばくと
そ~っと上着を脱いで軽くなった時扇子を閉じて
そのまま琵琶を持って演奏をしだした。

踊りながら演奏をして時々歌うスー

ドラムをたたきながら歌いながら時々踊ってる・・
そんな状態と言えばいいのか? 楽器を持って奏でながら
優雅に踊ることなど中々素人はできない代物である。

レンマ「意外な一面・・」

ドニー「道を間違えたんじゃないのか?」

レンマ「多分・・・」

そういいながら軽やかに歌い踊る様はプロの踊り子に見えた。

トニー「花魁の格好してあんな器用な事が出来るんだな~
どこからあんな教養が出てくるんだろう・・」

アンディ「きれいだなーほんとに~」

コリン「信じれん・・・・・・・・奴は何して生きてるんだ?」

トニー「雲霞を食べて生きてるかもよ」

レンマ「かもしれない・・・・」

そんな話も知らない舞台側は女装としか銘打ってないこのイベントに
まさか署内にこんな器用な男がいるなんて思ってみなかった・・と
イベントを企画した人間はただ唖然としていた。

―――――――――――舞台側―――――――――――

ユーロたちは「あいつ~って意外に音感があるよなー」

リュウ「あれはローグさんのおかげかもよ」

正陽「それはありますね~元々は音楽なんて全然ってタイプですもん」

ユーロ「よく知ってるな~後輩~アイツが唄なんてカラオケでも
ぜーったい歌わねからな~だからモテないんだよ・・」

三人三様いろんな話をしながら何とかやり終えてほしい・・それだけを
願ってじーっとみていた。

なんだか安全なものを見て安心してるレンマたちを襲う?!次の悲劇?!など
誰も予想だにしない出来事がこの後起きる。

曲が終わり ああもう~終わりだな~と舞台のユーロたち以外が
思っていた頃・・・・・・急に暗くなりそして明るくなって
くるっとスーが一回りして花魁の衣装などがリュウたちのいる場所まで
とんだとき舞台袖以外の人間は言葉も出なかった…。

スーはいわゆる パンクロリータという格好をしていた。

この服の特徴・・とは中世を現代的にアレンジし
とてもかわいくそして少し癖のあるメイクなど・・。
全体に露出度が高くそして上半身はコルセットのような形をし
ミニスカートをガータベルトにロングブーツといったそ
の独特の格好模した形の極度の露出をした服装になっている。

ローグが送ったこの代物はこうして最後の最後でスーを変身
させたのである・・。

しかし・・・・・・・ほとんど裸・・・
それをどういうわけかスーの身長からするとそんなに悪くなく
胸もないのに・・・似合ってる言うべき言葉を言えばいいのか
困惑の観客だがもう出てしまったものは仕方ないと言ったふいんきで
なにか珍しい動物でも見るようなそんな奇妙な気持ちで観客は彼を見ていた・・。

レンマは言葉をなくし何もそこまでしなくてもいいじゃないか・・・
無事終わればと思っていたのにこのスーの行動にもはや何も言える言葉は
一つもなかった。

全体がシー―――――――――――ンとした中

ドラムの音が周りをかき消すように鳴り響くとマイクを持った
スーがとても低い地声で日本のある有名な漫画のアニメの唄を歌いだした。

この漫画ある二人の同じ名前の少女たちの話である。

スーが真似をしてる服装はその主人公の少女の服を少し過激にしたものである。

会場全体を飲み込んだ・・スーの格好・・そして歌いだした曲は
とってもアップテンポでそれでいて少し切ない歌詞に次第に吸い込まれるように
スーの方を見ていた。

何となくだがその歌は少しだけスーの裏面を書いてるような
そんな歌・・。

それを歌いながら舞台を所狭しと動いているスー。

気持ち的にはかなりヤケクソである。

観客の勘当とは別にスーはヤケクソと妙な怒りがこみあげてきて
唄になってるのだ。

怒号のような声で歌を全部終えたとき

「アンコール」なんて聞こえるとは思わなかったスー・・。

スー「え????・・マジで?」

そうマイクに通った・・・・・・・・。

観客「マジ!」

アンコールコールなんて信じられねえ・・といった
スーだがリュウが合図をすると前半で踊った曲のフルバージョンが
かかりその勢いで歌い始めた。

この衣装でその歌?!という相反する曲と格好だがもうヤケである。

会場はライブの様に観客は踊っていた。

勢いに任せて歌い踊り~目の前が変わっていくそんな感じだったスー。

歓声が上がるなか・・「ありがとう~」なんて言いながら舞台袖に入ったのだった。

――――――――――――舞台を終えた後・・――――――――


リュウ「よかったですね~」

スー「あ・・あ・・つかれた・・・・・・・・・・・
もういい・・もうやんねえから」


ユーロ「一躍アイドルだな 今度から宴会の依頼がくるぜ」

スー「死んでもやらねえよ!」

そういって舞台袖の控室に戻っていこうとしたとき

「意外と似合うな」

スー「誰のせいだと思ってるんだ!」

仲伍は珍しくローグのような言葉で言った。

スー「あ・・・・・・・・・・・・・・・・」

仲伍「びっくりしたでしょ? 僕もびっくりしたけど
綺麗なだーって思ってね^^かっこよかったですよ
僕もああいうひとになりたいなー」

スー「仲伍やめておけ・・地獄を見るぞ」

ローグ「誰が地獄を見るだ???意外とのっていたじゃないか」

スー「あ~!誰のせいだと思っているんだよ!!!!!!!!!!!!
全部テメーだろ!!!!!!!!!!!!!責任とれよな!責任!!!!!!!!
俺に人生がめちゃくちゃになったらどうするつもりなんだよ!」

ローグ「私がすべて引き取るつもりでその恰好をさせたのだが
いけなかったか?」

スー「何ほざいてるんだ!いけねえも何もねえだろ!」

その恰好のままローグのネクタイを引っ張って
声を張り上げた。

ローグ「おい・・その恰好で怒られてもただそそるだけだぞ?
お前…」
スー「あああああああああああああ!!!!!!!!なんだと!」

ローグ「おい・・・お前呼ばれてるぞ」

スー「知らねえよ!」

ローグ「お前舞台行け!話はそれからだ」

そういいローグはスーの手を外し・・
リュウに目配せをした。

リュウはスーを落ち着かせ 舞台に上げた。

どうやら・・・・・・・・今年のグランプリを勝ち取ったようだった。

スーは何も言えない状態のまま・・副賞など手渡され
傍にリュウと共に舞台にて喝采を浴び写真を上層部の人間と
何枚かとられた後・・・顔を隠したローグは舞台上で
イキナリバラの花をスーに手渡した。

スー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ローグはにやっとしてそのまま上層部の人間と笑っていた。
だが上層部の人間はまさか黙ってローグが来てるとは
思わず背中に冷や汗が流れたのは言うまでもない。

ローグ「よい物を見た」
上層部「それはよかったですミスターショウ様さあこちらへ」

そうとぎれとぎれの言葉を言いながらこの舞台は無事終え
今年のグランプリは天廩署が獲得したのだった・・・。


―――――――――――――後夜祭・・・・――――――――――――

リュウ「終わりよければ」
スー「すべて良し・・・か」

天を仰ぎみるスー・・・事件の話も聞いて
ユーロとリュウが今回は自分が動けない分動いてくれたと
話していた。

そして着替えてメイクを落としイベントの企画者にあい
挨拶をすると署内に帰った。

その後後夜祭があり スーは黒のスーツを着こなし会場で
リュウたちと事件の話など話した。

スー「大きな事件だったのによーこんなチャチャが入って何もできなかったじゃないか・・
ちぇーそっちが俺はしたかったのに」

ユーロ「悪いがおかげでな~スムーズに運んだって後輩の正陽が
言ってたぞ、これからも他の事で手いっぱいになってくれたらとか
俺も思ったけど少しだけな~」

スー「あー―――――――お前いったな・・・
そんな俺と仕事するの嫌かよ」

ユーロ「いや、実のと所スゲー退屈だった・・・
だってーだーれも何かを起こす事なくてあくびが出て眠かったのが
本当の所だな スーがいないと意外と静かだけどでもあくび数は
きっと今回がNO1だ。お前に言うと女装したまま
暴れそうでそっちが怖いと思う。俺も犯人も」

リュウ「きっと怖すぎて失神するかも・・」

正陽「そうですね~きーっとキョンシー状態でしょう♪」

スー「お前ら~言いたいだけ言うな!誰のおかげで昇給できたと思ってるんだ??」

ユーロ「あなたのおかげです」

スー「さて あのアンポンタンにありがたがってもらわないとな」

ユーロ「そういうと思った・・まあ好きにしろ・・
どのみちこの天廩署はお前が事実上の上司だからよ・・でもな
女装した上司って!・・」

スー「ユー―――――――――――――ロ お前股絞めされて死にたいのか?!」

ユーロ「悪い・・悪い・・・冗談だよ ジョーダン・・・」

スー「お前ならまあいいか・・」

ユーロ「おいローグさんどうするんだ?」

スー「この代償はしっかり払ってもらわないとな」

ユーロ「?」

スー「悪いがしばらく休暇だ」

リュウ「じゃ・・そう署に入っておきます」

スー「ローグは?」
そういって仲伍を呼ぶと仲伍「こちらに来るの??スー殿」

スー「ああ~ローグに往復の費用を出せと言ってやれ
ポケットマネーでなってね」

仲伍は嬉しそうにすぐ連絡してローグにメールを入れた。


ローグ「また居候か・・・」

少しだけ微笑み昔の相棒が男に戻るとそっと肩を抱き
ほとほと疲れた?スーと一緒に歩くとリムジンは
そっとドアが開きこの会場のすべての人間に見送られる二人の姿を
リュウたち三人は笑って見送った。




次回・・・・・・・・・・

スー「 何が何だか~~~~~~~~~~」

ユーロ「まさか・・・・・・・・・・・・そんな事が・・」

スー「天の神様は何してんだよ!!! たくもう~~~仕事しろよ!」

二人は困惑した様子で現場にいた・・。


次回につづく~
最後に編集したユーザー hiyoko [ 2016年5月24日(火) 11:38 ], 累計 1 回
アバター
By hiyoko
#8754 スーがこの小説の中で歌ってる曲 参考までに・・。
初日夜の舞台浴衣姿 アカペラで リュウの笛 スー 歌った曲
夜来香(いえらいしゃん)

最終日 控室にて
最終日 スーが歌っていた歌
泣かないで

花魁姿にて 踊って歌った曲
千本桜
 
最後に歌った曲
GLAMOROUS SKY


この曲を想像しながら読んでもらえたらうれしいです。<m(__)m>
アバター
By ミコ
#8757 pちゃん☆

スーさま女装の絵、モデルStyleの方を最初に描き上げて、花魁Styleの画像を探すときに『花魁ロックバンド』と検索したのです。

pちゃんの文章に「傘を回して」とあったので、雰囲気はその画像を参考にして描きました。

ちょうど描き上がったところで、pちゃんからイメージ楽曲の投稿があってビックリしてすぐにミコも投稿しました。

『千本桜』はミクちゃんのより『和楽器バンド』が歌っているのを以前にYou Tubeで観て知ってたのでまさにピッタリ!と思いました。

女装姿のスーさまは既に面影ないけど(笑)、顔のパーツはそのまま描いてみたので多分スーさま(りんちぇ)が花魁に化けたら、あんな感じになるかもね。
アバター
By ミコ
#8758 劇場ヘ投稿してきますました。

『前編』序章ー第五章
http://www.amaterasuan.com/theater/mini.cgi?log=&key=20160526103024&action=html2

『後編』第六章ー最終章
http://www.amaterasuan.com/theater/mini.cgi?log=&key=20160526105036&action=html2