連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
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By hiyoko
#8915 ――4章――

古い巻物を事を何気に考えながら、天廩署の人間の宴会を横目に
無礼講などというよくわからない言葉が飛び交いながら
一応お酒をもってまわる、スーは営業マンの顔出していた。

ユーロ「確か俺たちSPだよな・・」
どうしてかそうゆう事もあるのにスーはにこにこしながら
お酒を持ってまわっていた。

ユーロでもあの乗り合いバスよりスーの高級車の方が
酔わないし楽だし、気兼ねがないしといった三拍子で
半分プライベートの旅行に変わったこともまあほっとはしてるが
どうして、宴会に呼ばれなきゃいけないのかは「・・・」である。

リュウにカーロにみんな浴衣であまりなじみのない服なのに
それなりに着こなしているのは、元がいいからか?なんて
みつつ・・リュウは伊達眼鏡をして わざと見えない近眼で通していた。

スーはにこにこしながらまあスマイルのかわいい巡査さんになり
女性の警視にずいぶん可愛いと言われて、お酒注ぎ 話し相手になり
気がついたら一緒にカラオケなどしていたのだった・・。

ユーロ「よくやるよなあ~スーは」

リュウ「スーは万能だからね」

ユーロ「まあそうだろなあ~上の方へいつも椅子がある人間は
滅多に会わない奴ばっかだろうからなー」

リュウ「スーは憧れの警視なんだよきっとね
女性の警視さんはスーが好きでね 可愛いでしょスーって笑うと
だからやっぱり色んな意味でスー♪って言われてる」

ユーロ「奴が可愛いかね~」

正陽「表向きの顔はベビーフェイスで通ってますからね
ユーロさんもバレンタインとかって先輩と同じくらいでしたよね?」

カーロ「ユーロそうなのか?」


ユーロ「そうだ・・な~スーと組んでるとチョコだけはもらえるんだ♪
スーはウケがいいしお洒落だし 服もくれるからねただ~ちょーっと華奢
で俺には小さいのもあるけど、結構奴はお袖がヒラヒラだったりする」

カーロ「それは大きいってことか?」

ユーロ「それもあるけどどこか女性的なんだな
アイツ中性でもめざしているのかね~」

リュウ「ただ単にまちがえたか・・女性からもらって
袖を通してなかったり・・プライベートで着てたりしたものだと思う」

ユーロ「ああ確かに時々クラブへ一緒に行くと奴は
どっちだよ?っていう服着て笑ってるからな・・
それで案外事件の犯人を捕まえるパターンも多い
女と間違えるらしい・・・・・・・」

カーロ「そうか・・」

カーロはスーの行動を見ながらリュウとユーロに
耳打ちしてそっと宴会の部屋を抜けた。

リュウ「あの巻物がやはりスーを色々複雑にしてる」

ユーロ「巻物????」

カーロ「天廩署にあった古い巻物からスーの
兄弟がいるという話」

ユーロ「だれだよ」

カーロはリュウとユーロを指し ユーロはハッとして
え?っといった顔をしていた。

リュウ「これが不思議話で僕たちってスーによく似てるから」

ユーロ「ああ・・・・・・・・先祖もそうだったのかな」

カーロ「さあ・・・」

カーロ「この温泉旅行はそういった含みがあるって事だな」

ユーロ「仕事ですか」

リュウ「ゆっくり行こう」
三人はそれぞれ本来の仕事を始めた。


その頃朱華蒼は天廩署の宴会の隣の部屋で
スーの姿をとらえていた。
朱華蒼にて参謀になりスーをローグから奪還しようとしてるヤナガワ
朱華全体を掌握しようとしてる知略家天寶
朱華蒼を事実上取り仕切っている ポー
それぞれがそれぞれの思惑を持ちスーを見ていた。


彼らはそうしてスーが純粋にこの朱華蒼の血筋を持っているという事に
置いて共通点があり、彼をどう取り込むかで自分たちの立場が
変わる事を知りスーという一人の人間の中で権力闘争をひそかに
していた・・・・・・・。

そんな事を全く知らないスーはとりあえず上司の機嫌を取り
宴会はたけなわどんちゃん騒ぎの中スーはその場を静かに抜けよう
と部屋を出たとき、ライバルだった昔の同僚にあった。

スー「さて・・ぼちぼちねますか~」

カイ「おいスーお前怪我はしていないのか?」

スー「女装大会以来だな~奇襲に来たのか?
賞金は使ってしまってもうないぞ」
適当なウソを言い逃げようとしたときカイは心配な顔をして
スーの足を止めた。

カイ「ハンから聞いてる スーこのまま天廩署に帰れると
思ってるんじゃないのか?」

スー「はあ・・襲われるって事か?」

カイ「だからお前を探せしていたんじゃないか・・」

スー「気にしすぎだよ 俺を襲って何がいいんだ?」

カイ「何も知らないんだな!」

カイは彼の浴衣の肩を引っ張ると
「あのな!お前の存在がすべてをひっくり返す
事件になろうとしているんだ!!!!」

スー「ひっくり返す?」

カイ イライラしながら言った。
「お前の家族とお前の同僚が全部死ぬって事だ!」

スー「ほう」

カイ「目を覚ませ!」

スー「だからカイは出世しないんだ・・・・・・
いい事を教えてやる」

カイ「出世など目的じゃない!俺はお前が!!!!」

スー「俺の心配はいい・・・後ろを見ろ
俺たち囲まれている」

カイ「だから言った!!!!!!!!」

スー「動くぞ」

影に影を重ね合わせその影を消していくスー
カイは目を止めるしかなかった。

スーは音もなく皆闇夜に埋め二度と立ち上がれることはできなくしていた。

カイ「けがはない・・か?」

スー「カイどうした??」

カイ「いや・・・・・・・・・・・」

スー「疲れたな帰ろう」

カイ「気をつけろよ」

スー「お前もね~じゃ」

スーは何事もなく自分の部屋に戻り
その夜はユーロの横でしっかり眠っていた。

ユーロはスーがそばでクーク眠るので
何か起きるのかとやはり感じていた。


――――襲撃感知――――

―・・・レンマたち・・―

温泉でワイワイってるスーたちが過ごしている頃
レンマたちは練習に明け暮れた。

だが時々ドニーが「スーの体ってよかったよなあ~」などと
デッサンの話をしててレンマは「コイツ最近そんな事ばかり
言ってるよ・・そんなに本能がウズウズするのなら
頼めばよかったんだ・・」とキョウマに言うとキョウマは
「兄さんスーに似てきたなあ~その言い方と言いストレートな
言い方とか…やっぱり兄弟になるってそうなのかな~」

レンマ「お前の兄にもなるのによくそんなこと言ってられるよな」

キョウマ「え?やなの?俺は結構ラッキーだと思ってる♪」

レンマ「そうなのか?」

キョウマ「なにかくれるかな?って」

レンマ「そこか・・期待するな何もくれないから」

キョウマ「そ・・そうなの?」

レンマ「あー女の子引っかける事だけ伝授してくれるかもよ」

キョウマ「あーそれもいいかな~」

レンマ「で・・引っかけた女の子がスーに行くというわけ」

キョウマ「え~~~~~(゜∇゜;)」

レンマ「お前はダシ」

キョウマ「そうゆう事を言って新しい兄を拒否ることを
強いるのはやめてほしいな」

レンマ「あ?そうかあ~?お前もまだまだだな」

そんなつまらない話をしながらレンマとキョウマ「あー腹減った」と
言っていた時ヒトミは焦ってきた

レンマ「どうした??」

ヒトミ「あのね兄さんたちが襲撃される」

レンマ「え?温泉で襲撃か?暇な奴だな」

ヒトミ「いま卓球のラケット持った人が
教えてくれた」

キョウマ「ラケット持ってる人?」

レンマ「変人じゃないのか?」

ヒトミ「これ・・・・」

そう言って手紙を見せてくれた。

レンマ「え・・・・・・・・でも・・・・・・・・」

キョウマ「メール!メール」

レンマ「あ・・うん」

レンマは急いでメールしたのだが
何時電話を変えたのか戻ってきた。

レンマ「え?どうしたんだ???」

キョウマ「マジで!」

ヒトミ「あ・・もしかして わざと変えてるのかも・・・」

レンマ「もしかして全部知ってるのか?」

ヒトミ「え?????・・・・・・」

トニーはレンマと帰ろうと思って体育館へ
行ったときレンマはヒトミの話を話してメールの
事を話した時トニー「きっとスーはなんとなーく
分かってるんだよ・・今までアイツがメールを拒否しなかった
多分この大きな何かが分かって収束するまでメールと電話は
出ないと思う」

レンマ「やばいんじゃないのか?」

トニー調べてみるけど今回は何か大きなものが出てくる
それがレンマたちの人生がひっくり返される事なのかも・・。

レンマ「早く調べてくれよ」

トニーは早々情報を収集したとき入って来たのは
「朱華蒼 暗躍 陰謀 二度襲撃天廩壊滅 蘇 皇子復興」

トニー「スーは朱華蒼の企みと陰謀に巻き込まれ
襲撃は二回ある 天廩署壊滅する可能性有りで
スーは・・・・」

レンマ「スーはなんなんだよ!」

トニー「朱仮蒼の皇子(主)に返り咲くって・・」

レンマ「そんな馬鹿な!アイツはそんな事はしない
天廩署で刑事を続けるって言ってた」

トニー「どこかでかわったんじゃないのか?」

レンマ「馬鹿な事を言うなよ・・俺たちと対立するって事か?」

トニー「いや・・・・・・矛先が変わった天廩署だ」

レンマ ヒトミ「えええそんな・・・・・・・・・・・・」

ドニー達は「どうした??????」

レンマ「天廩署が危ないスーが襲撃する」

ドニー達「なんだって??・・・」

バタバタとしてたときヒトミが会った卓球ラケットを持った
ドニーとそっくりのナルポン兄さんが現れて言った

ドニー「どこの回し者だ!」

ナルポン兄さん「伝言だ 天廩署に関わるな」

ドニー「変な事を言うな!俺たちは!!!!!」

ナルポン兄さん「伝えたぞ もし天廩署に近寄ったら
ここにも襲撃が必ず来る 天廩署のメンバーを助けようと思うな
当日朱華蒼へ必ずいく様に!! 伝えたぞ やることをやれ」

そう言うとナルポン兄さんは何処かに消えた・・。

レンマたちは急いで仲伍の屋敷に行きこの事を話すと
仲伍はレンマたちを落ち着かせしばらく屋敷に待機し
レンマたちメンバーをここから朱華蒼に行かせることにした。

―――・・・画策士と失策?・・―――

スーたちの現場…。

風のようなスーの行動を見て言葉を失い
三人は次々に言葉を言った。

ヤナガワは言った
「お前たちはスーを小さく見過ぎている
奴は手も足を縛ってもこちらに刃を向けてくるんだ
もっと慎重にしろ 頭を使え」

ポー「ほーヤナガワお前はただ生け捕りにしたいだけだろ?
奴は死んでもお前になびかない」

天寶「貴方方は近くにいる彼を何も知らない
若し近くに彼がいたら貴方たちはあの色気に狂うだけだはない
何もかも持っていかれるあれは悪魔だ
もっと遠くからターゲットを狙うべきだ」

藤田「殺してしまえ!神輿なら他でいい!」

ヤナガワ「藤田お前は神輿が誰でもいいなど
口走るから三下なのだ。朱華蒼は彼がいないと
まとまる話もまとまらない・・頭がないなら
ここで言葉を言うな」

藤田はここで立ち上がり奇襲をすると言って
大きな音を立てて立ち去った。


この人間達はそれぞれの部屋に行きスーをどう料理して
この手元におこうか画策ばかりしていたが天寶とヤナガワは
同じ妄想?をしていた・・。

天寶は罠にかかりスーに苦い経験をさせられた事があるはずなのに
彼はそんな事よりスーの色気をしみじみ味わったいい思い出が
しみついているらしく一人になるとそれを思い出していたらしく
刑務所を出て、女性を傍に置かなくなっていた。


その手にスーが包まれるとき、泣いて抗いだが
最後はこの手の中で死んでいく様に、何かを味わっている表情を
浮かべると別の意味で、天寶はそれで目的達成でありその上に
朱華蒼を支配出来ればそれに越したことはないと思っている。


ヤナガワはヤナガワでスーを利用したい反面
ローグの手元で笑ってる事が許せなく彼らの間を
引き裂きローグの悔しがってる顔を見ながら目の前で
スーを抱きしめて見せつけてやりたいという小さな復讐を
考えていた・・。

この考えを全く知らないポーはひそかに考えてる
悪人たちの気持ちなど考えた事はなく
スーを完全に取り込み、この手に権力と大きな資金を得られる
手段を持つ方法を画策している。

それには彼のそのものの純粋な血統が何より大事だと
スーは朱華蒼の御曹司であり、王族の血を引いた皇子である
それを知ってるものを後から消して全て我がものにと
そしてついでにその皇子の身も心もその身体も
懐に収められるのならそれに越したことはない

スーの一族がまだスーしか知らない事も
幸いしてるのか?リュウやユーロは外の人間で刑事だという事で
誰も気にもしない事でかられは動きやすくなっているのだった・・。

―――襲撃―――

旅行も最終日・・・

事件は突然起きた。

朱華蒼の武力部隊が天廩署のメンバーを襲撃することを
スーは察知し天廩署の一行を脱出計画を上司の頼み
包囲網が広がる前に手を打った。

間一髪・・彼らが来る前に旅館はもぬけの殻
旅館にはスーが手配した警備部隊が武力部隊を抑え
スーたちはそれを確認すると部隊長に後を託した。

4人の人間はスーの運転する車に乗った。
スーはしばらく走りリュウの情報を聞きながら
山道を走り抜け車を止めるとスーはリュウに言った。

「このままこの車で走っていけ 俺がいないと
奴らは本来の目的を見失って二手に分かれる
そのあとはリュウ予定どうりに行動しろ」


リュウ「わかりました・・・・貴方は??」

スー「俺は奴らの思惑に乗ろうと思う」

カーロ「助けは?」

スーはその答えには何も言わなかったのだった。


カーロ「スー君は・・」

スー「カーロリュウと逃げろよ」

そういいスーは時計をみて早く行けとカーロに行った。

リュウは何も言わずカーロ達を乗せて行った。

スーはこの大きな旅行を襲撃するなど
無謀な計画をするものだ、さすが密計社だと
感心したが“天廩署慰安旅行襲撃事件“
この話が夕方のニュースに出ない事が
何よりだろうと・・・・。


さて・・その後リュウたちは何とか天廩署に帰途につけたが
リュウはスーの追跡を開始したがスーはそのGPSを壊していた事を
しり手に汗が出てきた彼は、スーの真意がわからなかった・・。

リュウ「どうしたらいいんだ?」

不安になるリュウはそばにいたカーロに呟いた
カーロは「縛られると何もできないというのが彼の答えじゃないか?」と
返すと、リュウは「身の安全も何もなくなっている」と頭を抱えていた。

カーロはその様子を見て「何かあればそれなりの電波を出してくるだろう」
そういいリュウが泣きそうな顔をしているのを見ると
カーロは肩を叩いてドラゴンが泣いていては何も始まらない
「リュウのするべきことがあるだろう?」と問いかけて
肩を抱いていた。

その後リュウはじっと仕事をしながらスーの事を
調べていき毎日彼の見えない足取りを追う事が日課となった。


つづく
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By ミコ
#8916 ここで今作で悪役として登場する『朱華蒼』のメンバーをご紹介します。

★朱華蒼とは?
表向きは総合商社であるが、裏の姿はかつては密計社で現在はマフィア組織である。

※参謀 柳川史郎 
モデル俳優=石橋凌 by ローグ・アサシン

※智謀 董天寶(ドン・ティンパオ) 
モデル俳優=銭小豪/チン・シウホウ by 大地無限

※武力部隊 藤田剛 
モデル俳優=周比利/ビリー・チョウ by フィスト・オブ・レジェンド怒りの鉄拳

※藤田の護衛 于鎮海(ユー・ジャンハイ) 
モデル俳優=計春華/ジー・チュンホワ by レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター電光飛龍

※陰のボス 甫光(ポー・グアン)
モデル俳優=于栄光/ユー・ロングアン by D&D完全黙秘

※総督 雨化田(ユー・ホアティエン)
モデル俳優=陳坤/チェン・クン by ドラゴンゲート

作品内のキャライメージ画像は↓
朱華蒼 pr m.png

モデル俳優画像は↓
朱華蒼モデル.jpg
朱華蒼モデル.jpg (156.99 KiB) 表示数: 470 回
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By ミコ
#8917 どうも、ミヤコです。

朱華蒼って一体何者?
襲撃だなんてスーさんたち、暢気に温泉に入ってる場合じゃないですよ!

智謀、ティンパオにしてやられちゃうんじゃない?
武力部隊の藤田はボクシングのチャンピオンで、あの中国一の武術者と言われてるビリーさんにそっくりだし。

カイ刑事はスーさんが女装大会の時、好敵手だったあのカイ刑事だったのね。
今回は良き協力者として活躍してくれそうですが、藤田も護衛のユーも相当な腕のようだから、油断せずにね!

このあともまだまだ何か起こりそうで、ハラハラドキドキ!
銃撃戦?もあったりするのかしら!?
ポーさんは裏ボスと言うことだけど、この人がキーマンなのかな?

さて、江湖好漢録/武勇双侠もいよいよ中盤。
気合い入れて書くぞぉ!
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By hiyoko
#8921 hikariさんコメントありがとうございます・
ドニーさんの画像もぴったりで あんな感じで正陽ブチ切れておりました・・
めったにない怒り・・ユーロもさぞ大変だったよーです・・
ドニーさんのあのイメージ(トリプルX)も結構あってどどない?って言うかんじですが
まだまだドニーさんふんするナルポンさんに少し出てきてもらう必要があるという
展開も^^また遊びに来てください。

ミヤコさん
コメントありがとう ♨満喫してておりまして~
どうなっても遊びと観光は好きなようです。
まあこのメンバーはそいつもそんな感じですがぼちぼち
行くはずです・・・。
そんな事を言いつつ書いてる人間は「・・」ですが
頑張ります~。

ミコさんへ

絵と悪役紹ありがとうございました
何時も架空のカナで名前を見てイメージで
書いています。こんな風なかおなんだなあ~って・・。
またリアルになってきています♪
いつもありがとう~
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By hiyoko
#8922 ――――5章―――

“闇雲(やみくも)に歩いてはいけない“
捜査に行き詰まり網を張った罠に片足を突っ込んだとき
相棒に言われた言葉・・。

自分で壊す事はない だが足を入れたのならその綱渡りの
綱を引いて手繰り寄せろ その先が必ずある・・と

ふと誰もいない道を歩いていたスーはこの言葉を思い出した。
よくこの言葉を発したなとかつての相棒のピリリと光る
ドラマのセリフのような現実を言ったものだと
だがそれがあたるのだから、混乱した世界で仕事を
した人間しか言えない言葉だと納得していた。

あの言葉以上のものが中々でない
しかも格言に近いのだ。
スーはいまだにそうしたことをリュウにもユーロにも言えない
そんな所は格好をつけてもまだまだ、がきんちょのままだと
昔も今も思う所だ。

さてさて…夕暮れが近いもしここで誰も来なかったら
最大のミスと最高の間抜け人として誰かが認定するだろ・・
一番嫌な状態で記録は困ると思っていたら
助けではないが助けが来た。

藤田「探したぞ!」

スー「よかった・・まああまり歓迎したくない人間だが
間抜け人にならない事をが一番の今の心境だな」

藤田「スーお前は人の裏をかくのがそんなに好きか??!!」

スー「待っていたのになかなか来ないから俺は勘違い野郎に
なるのかとおもってな。」

藤田「何をってるんだ!!!!!!!お前は策士か
ただの迷惑野郎か!!!!!」

そういいスーの手を縛り気を失わせ運び幾時間か
スーは装甲車に揺られ時間が流れた。

スーは藤田に抱えられ ヤナガワたちがいる部屋へ連れて行かれ
そのまま床に転がされた。


スー「よう~・・・生きてたか皆さん」

転がされたままスーはテーブルの面々を見て 悪態をつく様に
喋った。

天寶「そんな無様な格好になってもそうゆう口を聞ける
スーはプライドがないんだな・・」

あきれたように言う天寶 笑ったスー
「プライドなんて仕事には必要ないさ 必要なのは
犯人を上げるための技だけさ」

ポー「その技で今ここにいるんだろ?スー失態だと思わないのか」

スー「失態?お前たちこそ失態ではないのか?
それぞれの思惑を隠したまま俺に丸投げするその仕事ぶりは
大した実績にはならないけどな そんなに金が欲しいなら
もっとマシなビジネスをしろよ 方法が原始的だぞ」

ヤナガワ「原始的というがお前はその原始的な物に何度も
関わっているではないか?刑事とはそんなにスマートな仕事を
する職業とは思えんがな」

スー「警察は元々原始的だ 知らなかったのか?
馬鹿だな~マフィアのボスだったのにそうゆう事が分からないから
ビクターショウに一杯食わされるんだろ? マフェィアが原始的で
警察が机の上で決まるってのはお前らのその頭のなかが最先端を
無理に入れるからだろ? シンプルイズベストが一番単純だって
しらなかったのか?」

スーは転がされているのにいう事は一番長く言っている。

ポー「警察相手にカラ文句を言ってる場合か?
こいつらはそのプロフェッショナルだ
相手にして勝てるとはおもない。さっさと仕事しろ」

スーはゴロゴロ引っ張って行かれながら
舌を出して「馬鹿」と呟きながら消えて行った。


ポー「本当にアイツを使うのか・・・・」

ヤナガワ「他にあるまい」

ポー「お前は奴が頭を下げると思うのか?」

ヤナガワ「あの人に頼むしかないだろ」

ポー「奴に!!」
ポーとヤナガワは静かな怒りで手が震え
天寶はあの冷たい微笑にぞくっとした。


天寶「ユー・ホアティエン総督・・・・・」

その人 ユー・ホアティエン優美な快楽殺人者
スーはまだ本当の朱華蒼の権力者を知らなかった。

スーは倉庫に押し込められ 光のない場所で無言の時間を
過ごしていた。

リュウやユーロが巻き込まれたら天廩署は立ち行かなる
自分より奴らの方が数倍仕事もするからだ・・

リュウがいてユーロがいてカーロが眠っていて
天廩署は成り立つ 隠れた龍を潰すわけにはいかなかった・・。

そう思うと同じ顔をしていていい事もあるが今回は
巻き込まれ怪我だけですまない事は大体の話を聞いてわかっていた。

時間がまたしばらくたった・・。


藤田の部下 ユーが倉庫ドアを開け スーを引っ張り
夜の朱華邸の庭へ蹴って転がした・・。

スーは痛いも言わず泥だらけになって引きずられていた・・。

そしてスーの知らない声と夜の月夜中 冷たい目をした
ユー・ホアティエンの手はスーの泥だらけ傷だらけの顔を上げさせ
「よい顔だ・・・これが皇子か気に入った」

その一言を言いスーはこの男性なのか女性なのかわからない
人間の言葉で立場が決まり屋敷に連れて行かれけがの手当て
汚れを洗い落とされた。

手の鎖がなければ自由の身やっぱり昔の罪人のような扱いは
しかたないなと・・。

そのまま立たされたまま手の鎖は繋がれやっぱりこのまま殺されるのかと
思っていた時 ヤナガワが入って来た。

スーはなるほどなー木刀でボッコボコにされ
川に捨てられるのか・・と。
だがヤナガワがスーの体をみて一言「なるほどなきれいだ」

スーは「・・・・・・・・・・・え?」

ヤナガワはスーの体をじろっと見ると
手に石鹸をつけ泡立てると「綺麗にしてやる」

スー嫌な予感だけしかしなかった。
嫌な予感は当たり・・スーは痒みを覚えるようなびくりとする
感覚で汗が流れた・・。
「お前そんな趣味があった・・・・・・・・・・・・・・・・のか?
趣味よくないんじゃないのか?」

もし鎖がなかったらコイツの頭を股締めして殺してる
無駄な涙を流す事になった・・。

ヤナガワ「美を追求するときこうした綺麗な体が必要だ」

スー「何が・・・・・美だ・・・・ただの悪趣味だろ」
「お前さ・・・・・・・・あとで後悔する」

ヤナガワ「それはお前もだ 愛しのビクターではなくてこの私だという事だ」

スー「馬鹿言ってんじゃねえよ・・誰だよそいつ」

ヤナガワ「Wmissionの借りがあるのを忘れたか???・・」

スー「そんな昔のことなんか覚えてるわけないだろ」

ヤナガワ「あれは痛かった。許してくれと言ったのに
お前は非常にも私を殺そうとした 今はその反対だな
お前が私の前で 泣いて許しを請うんだ。」

スー「簡単に泣くかよ お前狂ってんじゃないのか?」

ヤナガワはこうした苦痛を与えれば陥落すると思ったが
やり過ごしたスーに言葉がなかった・・。

ぐったりし目を空けることもできないスー・・・・・・・

「そんな扱い方をしろとは言わなかった・・」

冷たい声がこの場所に響いた。

どうやら違う人間が来てるらしい・・・・・・・。

あまりの熱を持つ体のせいでスーは意識が朦朧としていた。

ヤナガワは「体を洗ってやっただけです のぼせたのでしょう」

そういいどこかに行ってしまった。

その声の主は 薄い着物を羽織りそのままスーに近寄った。
「皇子大丈夫か?だいぶ体の熱があるようだが・・」

スー「・・・・・・誰だよ」

「楽にしてやるから体の力を抜け」

スー「みんな同じだ・・・・」息ができない


「馬鹿だな」


スー「お前など嫌いだ 死ね」

「ああそれでいい皇子はそれでいいんだ 権力者は孤独なのだから
綺麗だ」

スー「ナルシストめ・・・・・・良い死に方はしない」
意識が薄れて行った。

「それもでいい 今皇子のその顔が見れるなら」

スーは力を奪われ悪魔を受けいれるように沈んで行った。
ゆっくりと男と時間を過ごしたスーは眠りについた・・。


男は「皇子はとても美しい あの時代にも多分・・」

起きる事のないスーのその頬にそっと触れて
安心したようにその場を後にした。

ユーホアティエンはヤナガワを皆の前で叱りつけた
「お前は皇子を弄ぶための玩具ではない!」

ヤナガワ「総督はそれでも・・楽しまれたのでしょう?」

ユーホアティエンは鋭い目で彼を投打した

ヤナガワ「ただ私は彼を洗っていただけです」
ユーホアティエン「もういい」

ヤナガワは座っていた椅子から投打され足で踏みつけられ
恥をかかされた。

ポー「お前のその悪趣味がその事態を招いたんだな
スーは男だ 男を遊ぶなんて俺たちにはキワモノの趣味だな
ゲス」

ヤナガワ「ポーお前はスーの悪面しか知らないから
そんな馬鹿を言えるんだ! 奴の誘惑帯びた表情を見れば
男は落ちる・・お前はまだ何も知らない」

ポー「ほう男を見て男がおかしくなるか・・
お前はその犠牲になったと言いたいのか、
言い訳くらいもっともらしいことを言え
ここの参謀がそんな悪趣味だとばらされたいのか?」

天寶「ポーさんヤナガワさんのいう事は本当です
今は分からなくてもすぐわかる事です」

ポー「1対2でそれを言うのか まあいい
それが分からなかった時はお前たちの悪趣味を
ばらしてやる」

ポーは高笑いをして部屋をっ去った。

天寶「ヤナガワさんなぜあんな命令違反を」

ヤナガワ「ちょっと遊ぶつもりで触れたら
奴はやせ我慢を通し総督が来るとは思わなかった!
部屋でお待ちしてるという話だったんだ!」

天寶「最初からスーを落そうなど・・
時間をかけたらよいではないですか・・。
総督が認めて殺さない事がどんな事か
貴方もお分かりでしょう・・・」

ヤナガワ「うるさい! お前に何が分かる・・」

天寶は何があったのかは知らないが
スーが落ちるとはとても思えなかった・・
よほどの事がないと、総督が楽しんだかどうかはわかないが
だいじな宝石を遊ばれることは由々しき事であり
いいと思われてはいないをなぜわからない?と・・。
天寶はヤナガワのどんな復讐かわからなかった・・。


その後スーは眠りから覚めることなく瞳閉じたままだった・・。


そして幾日が立った・・。

眠りから覚めたスーに あの男がベッドの傍で笑っていた。

スー「お前・・・・・・・・・・・」

「私の名前は ユーホアティエンという ダンカンスー」

スー「フルネームで呼ばれたのは久しぶりだ」

ユーホアティエン「ずいぶん眠っていたな」

スー「さあ・・・」

ユーホアティエン「もう覚えてないのか・・・・・・」

スー「ああ」

ユーホアティエン「綺麗な顔だった」

スー「それはよかったなで?俺はどうなる?やはり殺すか???」
ユーホアティエン「やっと見つけた宝石を捨てるなど誰もしない 皇子
三千年の眠りを覚ましてくれ」

スー「映画のミイラじゃあるいまいし馬鹿言うな」

ユーは愉快だと笑い「その気になるのをまとう」
スーには不愉快な奴だと記憶した。

そしてこれがこのプロローグ スーは最初はどうだかわからないが
そのうち狐を化かす事が出来るだろうと・・・隠していた
チップをつけ爪を研いでいた。

その頃天廩署ではリュウが小さい事でもわかる様にと
追跡をしていた携帯の機械に反応がありリュウはそれをじっと見た。

リュウ「ユーロ スーが動いた」
ユーロ「やっとかよー」

リュウはその画像を覗き込んだがすぐ何処かへ行こうとした。

ユーロ「おいリュウ!!」

ユーロは追いかけていったそしてリュウとドン!と当たり

「リュウどうした?顔色が悪いぞ」

ユーロ「ウゲ!ローグさん」

リュウ「・・・・・・・・」

走って行ったリュウをユーロ「リュウ!」

ローグ「何かあったようだが 私がいく」

ユーロ「いやあの・・」

ローグは踵を返してリュウの後を追った。

リュウのその機械には スーのデータ画像にあの最初の日が
全て映っていた・・。

リュウは言葉にできず画像を消そうとした。

ローグ「ほう・・なかなか興味深い映像だな」
「まだ始まったばかりだろ スーはこれを知ってリュウたちを
早く避難させたのではないか? もし間違えてお前を彼らが囲んでいたら
もっと悲惨になったという事だ」

リュウ「スーはどうなるんですか!」

ローグ「どうもならない普通に戻ってくる ちゃんと仕事終えて
ここの会社をつぶして天廩署もその周辺も穏やかに暮らせるように」

リュウ「犠牲になって?」

ローグ「仕事だと言っただろ そんな顔をしていたら
スーに振られてもいいのか?」

リュウ「ローグさんは悲しくないのですか?」

ローグ今回はえらくリュウが熱くなってるなと驚きながらも
「リュウのアキレス腱はスーか リュウ落ち着いて聞け
そのGPSをデータにして仲伍に送れ
仲伍はその筋には顔がきく 痩せても枯れてもまだワンシンク―は
生きてる。彼らの世界ではな。スーを救いたいと思うなら
まずその世界にいた人間と接点を持つ事だ」

リュウ「それが全てですか?」

ローグ「ああ蛇の道は蛇だからな」

リュウ「その後何かのきっかけで接近をします」

ローグ「あとは現場に任せる 私はゆっくり朱華蒼を包囲して
主に会うまでだ」

リュウは決心するとカーロと“朱華蒼包囲網”を組み
天廩署のメンバーは動き始めてた。

その朱華蒼ではスーが当主となる動きを始めたユーホアティエン
スーはその身を綺麗にし髪を伸ばしカーロの様にゆったりと
結び王族の復活か?そうしたデザインのスーツを着ると
ゆっくり目を開けユーホアティエンの肩を手に歩き・・眠っていた部屋を
出て当主のお披露目の部屋にゆっくり歩いていった。

朱華蒼 当主 となり名前も表向き 朱総となり
ヤナガワたちの思惑が崩れて行った・・・。

ポー「ユーホアティエンの奴まんまとトンビをかっさらっていった!
だが奴の策にはまって生き残ったやつはいない
スーも生贄だ」

ヤナガワ「そんなものではない・・生贄いらない
総督自身がもしかしたらスーの思惑に入ったのかもしれないぞ」

ポー「そんなわけない」

ヤナガワ「早くユーの目を覚まさなければ事は大変になる」

天寶「どうもそのようですね・・」

ヤナガワ「まずい・・・・・・・・・・・」

ヤナガワの直感は当ることになる

天廩署が動き始め・・スーは罠を自ら入り
この朱華蒼を中から崩壊と手に出した事となった。


スー「ユー今日は疲れた・・休むぞ」

ユーは何も言わずそっと肩を貸して その時間は
あっという間に過ぎて行った。


―――企みと企み―――

スーはユーの傍を片時も離れなかった。
なぜにそうなのかは分からないが。

自室に戻るとユーは部下に彼の装飾品服などを下ろすと
ローブを着て その後のここの仕事の書類に目を通す。

まだ一日は過ぎて行ってはいないがソファに横たわり
書類をペラペラと開き目を通すと「ユーこの会社は契約を切った方がいい」
「ヤナガワはいるか?」そういいすぐスーのあるデスクの部屋に呼ぶようにいい
スーは古典服に着替えると書類を持ってヤナガワを待った。

ヤナガワはスーがこれから行くであろう場所の手筈を整えて
いたのに急な呼び出しに顔をしかめながら立場上の仕事を
終えようとした。

スー「ヤナガワ お前は本当に仕事ができるのか?
この契約は無効にする。」

ヤナガワ「書類を見ただけで無効とは昨日来た人間が
わかるはずもない」スーを馬鹿にした笑いを浮かべながら
呟いた。

スー「そうか・・・分からないと?
このいまの世の中で三か月の収支報告書もまともに記載してない
そんな会社が契約を持ってくるというのは資金に底をついて
こちらに投資の金額と名義の書類を出せという事だ」

ヤナガワ「あとからそれを補てんするようにとの事で
サインを当時の老版のサインされたのを無効とは
貴方が何ができるのですか?」

スー「なにができるといったな?」

スーは立ち上がりヤナガワを叩き伏せると
「この契約でこの会社が損益をこちらに回していると
こんな風に言われたかったのか…」

ヤナガワはスーの横柄な態度に今まで以上の
怒りを覚えその足をのけるように立ち上がり
スーの胸倉をつかみ「お前のような右も左もわからないやつが
ぼざくな!!!!!!!!!!!!」

スー「だったらまともな仕事をしろ
これごときの物が見抜けないというのは
評価としては最低だその程度で
資産を持つというのは不似合である。」

ヤナガワ「何を!!!!!!!!!!!下でに出れば!!」

怒りが浸透していたヤナガワは叩きつけるように
スーを投げ飛ばした・・。

幾らヤナガワが自分に食って掛かろうと
現実は現実書類は嘘をつかない。

その投げ飛ばしたスーをユーは起こすと
ユーホアティエン「ヤナガワ お前は 何をしたかわかるのか!
当主の命令は絶対だ」

ヤナガワはユーホアティエンの言葉をはっと!聞くと
朱華蒼の当主を投げ飛ばした事 
ただの警察の仇だと勘違いをその場でし 我に返り帰った。

スー「ユー私が悪い ヤナガワは仕事で返せ」

スーはヤナガワを始末しようと今は思わなかった・・・。
どのみち皆手錠をかけるのなら自分の犯した犯罪は後片付けはしてもらおう。
後戻りが訊かない闇の巣窟に男たちの復敷金になるのは分かっている。
スーはこの朱華蒼を潰そうと決心した。

そしてスーは誰にも言わない企みを胸に秘め
ここの権力構想を改めて見ながらユーホアティエンの傍にいることにした。
ユーホアティエンはそう言ったスーの企みを知りながら、スーに惹かれ始めていた。
時折見せるスーの悲しげな顔に吸い込まれるのだった。

ヤナガワはユーホアティエンのスーに対する態度を見て
なぜ気が付かぬ?この男の企みを・・と怒りがわきあがったが
どうしようもない今ズルズルと引き込まれる闇を感じていた。

ヤナガワはスーの私室をあとにし 天寶 ポーにその件を伝えた。

ポーは「お前!引き下がったのか???武力も資産もこちらにあるのに
なぜユーの一言で!!!!!!!!!!」

ヤナガワ「わからないのかユーは一言言えばここの部下は
奴に付く。朱華蒼の中は今両頭の鷲を持ち円熟期に入ってる。
スーの存在でな!!!!!!!!!」

ポー「今まで探していた巻物さえ手に入れば
この事態は回避できた、そもそもスーがここに自分で来た事態で
可笑しく思わなかったのか?ヤナガワ??」

ヤナガワはふと・・・そこに引っかかっていたのだ
「飛んで火にいる虫だと思ったのはやはり間違え?だった言うのか?」

ポー「ヤナガワお前は一度スーたちと激戦したはず 二度と奴の企みに
加担はしないと言ったはずだ、お前は叉その罠にはまったんだぞ」

天寶「ここでそれを言ってもはじまらない
スーをどう始末するか?を考えないといけないでは?」

とてもこんな状態でユーホアティエンの権力とスーの思惑企みに
勝てはしない・・・天寶はこの際少林学園を引き入れようと
とっさに思いつきヤナガワたちに提案した。

スーのアキレスは少林学園の家族とその母体が彼の
全てだろうと天寶は二人に言った。

そして・・スーはその卒業する彼らのパーティなどの
話をうけそのレンマたちを屋敷で待つことにした。

スー(うまいことを考えたものだ レンマたちを引き込む?
浅はかな)

スーはオーダしたスーツを身にまとい
髪を束ねて細い指輪をし 彼らが来たことを聞き
ユーホアティエンと共に応接間の部屋へ足を向けた。

続く
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By ミコ
#8923 どうも、ミヤコです。

ヤバーい!スーさん大ピンチじゃないですか!

それにしてもローグさんにあれだけやられても、ヤナガワって野郎も懲りない男だね。
ティンパオは頭は良さそうに見えないけど、悪知恵だけは働くようだし。

ポーは敵?それともって感じだな。
藤田は戦闘馬鹿っぽいし、護衛のユーも侮れないって感じ。

それにユー総督って愉快犯っぽいね。
人を痛めつけて喜ぶドSなのかな?

リュウさん、ユーロさん、新任のカーロさん、スーさんを早く助けて!
えっ?ナルポンさんも一役買っちゃうのかな?

抗争爆裂!
続きが楽しみになってきたぞぉ!


hiyokoさん☆

刑事モノをお好きなのが伝ってくる奥の深いストーリー展開で、ドキドキします。
コメディ性と凶悪性とが入り混じった独特の手法。

ホッとさせるコミカルシーンあり、手に汗握るシーンありで、続きを早く読みたくなってくる進め方に感服です。
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By hiyoko
#8925 ミヤコさんへ
温泉旅行がどんどんいろんな事件に巻き込まれ行くようです。
ヤナガワはきっといろーんな意味でスーに興味を持ってるんだと思いますが
あまりいい趣味では無いのかもしれなないのはポーも言ってるし・・
ポーとヤナガワと天寶いったいどう計画を立てているのか?
リュウたちの動きもあります~(目立たないけど)
その次を楽しみにおいてください~


ミコさんへ

刑事ものって結構アクションが多いのですが
文字にするって表現すると擬音が多くなってしまいます・・。
わかりやすい言葉やそのシーンの風景が少しでも想像やふいんきが伝わったらと
 山あり谷ありだと面白いかも・・・とアイデアが浮かんで来たのでつづってみました。
これから本題に入りながら時々横道にそれる事もあるかもしれないけど
また楽しんでくださいね^^
ではまた♪
最後に編集したユーザー hiyoko [ 2017年3月17日(金) 20:55 ], 累計 1 回
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By hiyoko
#8926 ――――六章――

ゆっくりした歩幅で彼らの待つへやに現れたスーは
挨拶を受け座る様に手を向け彼らが座った時
ゆっくりと中央のキンゾウが見える位置に座った。

キンゾウが話しかけたがすべてユーが喋り
スーは一言も話す様子は見せなかった。

レンマたちはそのスーの変わりようを
伝えたい言葉が出ない様子

スーの小さい姿が大きく見えそのふいんきに呑まれた。

にやっと笑うスー いつぶすかしげなキンゾウ・・
そしてレンマ スーは全て計算ずくのこの時間
キンゾウたちの話が終わると立ち上がり 「また会いましょう」
その一言を告げスーはユーホアティエンの肩をそっと叩くと
寄り添ったユーホアティエンはスーの背後を守る様に付き
消えて行った・・。

その光景はレンマたちにとってどういっていいかわからない
光景であり・・・今までに見た事のないスーがそこにいたという事だけだった。

ユーホアティエン「疲れているのではないのか」

スー「お前がいるから楽をしている」
そう笑うと私室に入りソファに腰を掛けるとユーはそっと手を取り
「皇子貴方は一体なにをかんがえているのですか?」 

スー「平安だけだ」

ユーホアティエン「平安ね・・・・・」
スー彼の手を握りユーは目を閉じたスーを思わず抱き寄せた。
ユーホアティエンどんな綺麗な男でもそれが力の強い
あの三人でも全く考えなかった行動・・・。

ユーホアティエン“この人間だけは殺したくはない”などと
女子供を虫の様に殺す殺人者ユーが感じた事のない
気持ちが胸を打っていた・・。


―――愕―――

レンマたちは変わり果てた??スーの姿をまじまじと見せられ
言葉一ついう事ができず朱華蒼を後にした。

仲伍の屋敷で過ごすレンマたちは練習はもちろんしていたが
それ以上にこの屋敷で過ごすと世間から浮世離れした
世界を見ることが多く戸惑っていた。

だがそんな事にもなれ コリンも合流して 部屋を使っていた。
時々見知らぬ人間が通り過ぎのだがそれは関わらぬことで
知らない顔していた。

レンマは鍛錬をし日々をすごし程よい時間を過ごしていた時
突然ローグから声をかけられて驚いた。

レンマは直立不動になってしまって緊張してしまう。
昔からスーといる時はカナリ、言いたいことをいうが
ローグ、ビクターショウの前では、言葉が詰まって挨拶もできない・・

ローグ「演武の仕上がりはどうかな?」

レンマ「あ・・何とかまねあいそうです
獅子舞をあと少しできればと」

ローグ「そうか、ここで練習をするのは
色々と変わって難しいのではないかと気にしていた」

レンマ「あのー今日はどんな用件です?」

ローグ「レンマはスーとやっぱり似てる
その言い方その顔の表情は昔のスーだね」

レンマはその言葉はあまり好きではなく
「あのースーと似てるって言われるんですけど
僕は余り好きでないんです・・スーはスー
僕は僕だと・・」

ローグ「ああそうだね ただ・・初めて私と
彼があった時・・君と同じ顔をしてどうしていいか
分からない表情が多くてねつい・・すまない」

ローグは申し訳なさそうに少し笑いながら
レンマに話してきた。

ローグはレンマには幸せになってほしいと願いをかけていた。
兄になるスーの様に心が傷つき不自然な心のまま生きてくのは
耐え難い苦痛を伴う事を知っているからだ。
出来るだけ日常をすごしヒトミと過ごす時間を大事に
してもらえたら・・と。

ローグ「立ち話もどうかなと思うので部屋に入ろう」

レンマ「ちょっと汗臭い」

ローグ「大丈夫」

部屋に入り仲伍がレンマとローグの飲み物をそっと持ってくると
静かに部屋を後にした。

ローグ「朱華蒼のスーを見た感想は?」

レンマはずっと違和感を覚えていた物を
心の奥にしまっておこうとした事を聞かれるとは
思わなかった。

レンマ「・・・あ・・・なんというか
違和感と威圧感でした」

ローグ「そうか」

レンマ「え?」
(もしかしてそれだけ聞きたかったのかこのオジサン・・)

拍子抜けを起こしそうなローグの一言
思わずいろいろ言いたくなったレンマ

ローグ「ゆっくり話す事が多いので拍子抜けしたか?」

レンマ「・(゜o゜)あーいえ・・・」

ローグ「話を戻そう スーは多分迷っていたんだろうな
旅立つ君たちに災いを降りかかるような事をしてはいけないと」

レンマ「そんなことまで考えるんですか??
スーって・・」

レンマ(あ!思わず本音が・・・)

ローグ「意外と繊細な所があるが
レンマたちには見せないようにしてるんだ
時々それが裏目に出る いきなり反転して一人で
考えを行動に起こしてトラブルが多いからね」

レンマ「たしかに・・・トラブルメーカだけど」

ローグ「だろ??手綱を上手く引っ張らないと
大変な暴走馬になる 今回は深く考えて
捕まったと・・・レンマはどう見たかな?」

レンマ「自分で捕まったのなら内偵捜査だと思います
身内を騙せないと仕事はできないと思う
だから今回はまず成功だと思うけれどキンゾウ叔父さんは
カナリ・・憤慨していました」

ローグ「あんな人間だけど・・
大きな心で見てもらえる?か?」

レンマ(あんたに言われて嫌っていう奴はいない
馬鹿)そう思いつつ「ええまあ」

ローグ「本心を隠さなくていいから」

レンマ「え???????試したのか!!」

ローグ「顔に出てるんだ」

レンマあ!!えー・・・・・・とまずい顔をしてた。

ローグ「あまり高い靴を履いてほしくないんだ
君には あの兄を持つのは大変だなのは十分わかる
だけど君は君だから、落ち着いて過ごせば状況判断ができる」

レンマ「ええまあ・・スーは仕事ができます。
弱みを見せないから何時も悲しい笑い顔で
僕には信じれない心持ってる・・それは認めます
だけど・・・・・・・大きすぎる・・・存在が」

ローグ「レンマ君だけだよ スーに言いたいだけ言えて
彼と話しているのは スーは君といる時が一番いい顔を
してる。必要なのは私じゃない、君なんだ・・
奴は言わないけど・・家族がいてほしいんだよ」

レンマ「そうなのか・・・・僕はってっきり
貴方といることが本当の幸せだと思ってた」

ローグ「いや・・それはない・・・」

レンマ「え?じゃあ・・あれは」

ローグ「彼がどこにも出せない塊を吐く道具」

レンマ「楽しそうだけど」

ローグ「そう見えたか・・無理をしてる
楽しんでるというのは否定しない申し訳ない」

レンマ「必要悪の一つって言い方悪いけど
でも貴方がいてきっと最愛の女性がいて
スーは生きれるんだと思う・・
なんだかわがままのさびしがり屋だと気付いた」

ローグ「レンマ その通りだよ 」

レンマ「やっぱり間違ってなかったんだな
あの時の顔は・・違和感がありすぎた色々・・」

ローグ「こんな話の時間を取らせてすまないな
一度話しておきたいと思い呼んだのだ」

レンマ「いいですこれで家族になっても
堂々と奴と喧嘩できるし、一緒に入れるから」

レンマはローグの話を聞きながら
色々な事を回想しながら 自分の人生と
一緒に彼を家族として過ごそうと決心していた。

レンマ「ローグさんありがとう」

ローグ「こちらこそ礼を言う
ありがとう」

レンマはふっと吹っ切れ・・また練習に励んだ・・

だが時は進みレンマたちは否応なくスーの騒動に
巻き込まれいく・・。


―――学園ー――


レンマたちをローグの邸宅に預けてそのままキンゾウは
学園に帰って行った。

キンゾウは見事なほどに化けたスーの外見と物の言い方を
聞いて圧倒され言葉が何一つ出てこなかった。

キンゾウ長い間スーと共に何年か暮らしていたが
キンゾウの知っているスーは飄々としているか
黙って言葉を言わず行動に出るかの二つだったが
人を圧倒させるような事は一度もなく
「まあ話したらわかるさ~♪」といった軽い感じで
此方に話を向けるそうゆう子供・・家族だったのだ。

キンゾウが一度も見た事のないスーが他人の中で
堂々としかも主として一度も声を出さずまるで皇帝の様な
振る舞いに怒りと落胆が同時に心に寄せてきて
気分はまるでよくなかった。

キンゾウはウミノシンと会いそんな話をしていた。

キンゾウ「まったく!あんな大人に育てた覚えはない!
いくらわしの教育が悪いとはいえあんな横柄な態度をする
大人になってなりよって!」

ウミノシン「スーにはスーの考えがあると思うのだが」

キンゾウ「学園長!そんな事があってもあんな演技は出来ぬ男だ
あれは何かを考えているのはなく、スーの本来持ってる
野望としか思えんのだ あんな人を見下げた目をして
卒業式のセレモニーを行う準備をしろと?
ワシは言ってやりたかった!スーお前がそもそも元凶だろうが!」

ウミノシン「そう怒ってはだめだ あれはあれで
考えがある 理事長地信じてみてはどうだ?」

キンゾウはいきり立った気持ちを何とか抑えようとしていた時

その話していた朱華蒼の主とキンゾウと話があるとユーを連れてきたのだった。

――話――

キンゾウ「何が目的だ」

ユーホアティエン「こちらの学園を買い取りたい」

キンゾウ「なんだと!!!!!!!!」

ユーホアティエン「主が心配されている」

キンゾウ「言っておけ!!!!!!!!!
スーお前にここの心配をしてもらう必要はないとな!!!!!!!」

ユーホアティエン「主は本当に心配されているのだ
ここは大事な人間を輩出している、その学園を他の
会社に乗っ取りをかけられるとの情報を耳にして
私は足を運んだのだが・・」

ユーホアティエンは主とスーを招き入れると
スーソファにそっと座りこう言った。
「理事長 私はここを守りたい ここは大事な人材を育てて
世の中に送り出している ここを失うのは大きな痛手だと
思っている」

キンゾウ「スー!お前は何がほしい??あ??昔から
適当な言葉を言ってワシがお前の野望を知らないとでも
思っているのか!」

ユーホアティエンの部下はそのキンゾウの言葉にカッとなり
前に出たがユーはスーのそぶりを見て止めた。

キンゾウ「ほお~殴ろうって言うのか!言い心がけの
部下だ達だな!大勢できてわしらを脅そうというのか?」

立て続けにキンゾウはスーに罵声を浴びせた。

しかしスーはそんなキンゾウの罵声に眉ひとつ動かさず
「理事長 どうか検討しておいてもらいたい
あまり時間はない」

スーはそう言うと立ち上がって部下たちが先に出ると
足音もなくユーホアティエンの手を取りそっと立ち上がった。

まるで・・どこかの宦官と皇帝の様に悠々と歩いて
その姿は皇帝そのものだった。

その話を外で聞いていた ドニーたちは怒りを持ち
立ち去るスーに言った。

ドニー「お前は! 何もわかっていない レンマのことも
ヒトミの事も!どれだけお前の事で悩んで苦しんでいるか
分かってない!野望と権力だけで人を操れると思うな!」

スー「人は力も必要だ 君はその事を知らない訳ではないだろう
レンマの様に気持ちと武術だけでは生きていけない事の現実を
もっとあの子供に教えてやってほしい」


そう言っているとキンゾウの話をローグ邸で聞いたレンマが
そのスーをみていた。

レンマはスーに初めて殴り掛かった。

殴りかかったレンマをユーの部下は遮ろうと
したがスーは必要ないと下げたのだ。

ユーホアティエン「皇子!!!!」

ユーホアティエンがそうレンマに拳を手に受けると

スー「大丈夫」

スーは何も言わずそっと足をだして彼の手をそっと受けると
押し返した。

レンマはそのフワッとしたスーの受けた手の力で
バランスを崩しそうになった。

スー「だいじょうぶかい?」

レンマは手を出したスーに攻撃を仕掛け
スーは古典服をさばきながらレンマの攻撃を避けて
彼の胸のあたりに腕を入れ「レンマ今の君は私に勝てない」

レンマ「そんな事はない!!!!!!!」

スー「言葉ではやはり通用しないようだ」

スーは風をなびかせる様に 素早くレンマの懐に拳をいれ
バタバタと風がなびいた後・・レンマはスーの足もとに倒れていた。


ドニー「レンマ!!!!!!!!!!!!!!!!」

レンマ「来るな!!!!!!!!!!!」
息が荒いレンマ 乱さないスーの冷酷な目線 レンマがドニーに
言葉を言うかいわないかにスーは足元の石でも蹴り上げ
レンマをゴフッという鈍い音と共にドニーの足もとに落ちてきた。


ドニー「お前!!!!!!!!!!!!!!」
むしゃくにドニーはつかかっるようにスーに拳を向けたが
スーはドコ!っと音がした後ドニーは血を吐き彼の足もとへ
落ちたのだった・・・。

スーはドニーの髪をつぐっとつかむと「礼節をわきまえぬ武術者に
用はない」

ドニーは初めてダンカンスーに倒され
圧倒する力を痛感した


彼は強い・・・・・・・・・いつも笑って冗談ばかり言う
ダンカンスーはこの時どこにも居なかった…。


スーは「卒業式を楽しみにしている」

一言いうとここを立ち去ろうと足を車の方に向けて歩いていたが
そこにいないはずのヒトミが彼の古典服を両手で鷲掴みにし
車の前に立ちはだかる様に立っていた。

ヒトミ「兄さん!!!!!!!!!!!!!行かないで戻ってきて!!!!!!!!!!」
「兄さん!!!!!!!!!!!!!」

スーは無言そのヒトミの手を離させると
ヒトミ「兄さん」スーの手を離さなかった。

ヒトミを見るスーの目はどこまでも澄んでいて
寂しそうな目をするヒトミに対して感情をいれない
冷めてた目を向け彼女の言葉一つさえ聞き入れる事はなかった。

スー「殺されたいのか・・・」
スーの手はヒトミの顎を取ると喉に手をおろし
力をそっと込めヒトミが嗚咽し苦しむ顔を見ていた。

ユーホアティエン、スーが手を伸ばしてその彼女を手をかけた時
ユーは「主これは私が」スーの手を握ると「お前に任せる」スーは何事もなかったように車のドアが開くと
車内に消えた。


嗚咽する彼女をスーから預かったは
傍にいるトニーたちへ渡した。
ユーホアティエン 「二度はない」
一喝するとスーと共に夜の中に消えて行った。

ユーホアティエン「皇子本当の事を言わなくてよいのですか・・」

スー「答えはすべて生死で決まる」

ユーホアティエンの表情を見ながら言葉を言い
先ほどの行動を制してくれた彼に「ユー礼を言う」スーの表情は見えなかったが
抑揚から色々な感情を押し殺している事がユーには聞いて取れた。

高ぶった感情を抑えると時に冷酷な心に
変化した彼の心の奥の叫びを止める様に
あの手が彼女の顎から喉に降りる数秒・・
鬼が潜んでいたという事を・・・・・・。

スー「すまない肩を貸してくれ少し眠る・・・」
ユーホアティエンの傍でスーはこの日の心の行方の分からない日々の
その前にどっと疲れ彼の言葉に救われるように・・
目を閉じ車内には無音の夜の夜光だけが飛び散る様に消えて行った。

少林学園のレンマたちは悔しさと涙が一緒になって
いたがスーがいれた拳は手加減をしている事が手当てでわかり
少し顔が赤くなる程度で済むことをキンゾウたちは知ると
彼の威圧感と力を抜いた防御ができる彼の技術にまた驚かされた。

レンマはローグとの話を思い出しながら
「この痛みは必ず返せよスー」
かすかに切れそうになった”信じる”という言葉
この痛いみ共に心の奥にしまったのだった。

キンゾウはこの事態の行方を案じながら
ダンカンスーという家族の身を案じた。

キンゾウ「あいつは 本来ここを継げる人間だったのだな
だがレンマに譲りたかった気持ち 今までワシは気づかずにいた
本当に悪かった・・・・・・」

学園長「彼はあなたに似てるな・・不器用な所そして
真っ直ぐな心・・やはり貴方は理事長職をしてよかった
ここは大丈夫じゃ 彼ならやり遂げる 今回の事も
今からも なあキンゾウ」

キンゾウは学園長のその暖かいまなざしに
「ありがとうございます」と礼を言った。
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By ミコ
#8928 どうも、ミヤコです。

スー刑事は朱華蒼の皇子だったのね。
ユー総督もレンマくんまで巻き込んで、学園を譲れだなんてどう言うこと?

これまでも学園を乗っ取ろうとする連中がいたり、財宝が盗まれたりしていろいろあったけど、天廩署の協力やみんなの知恵で乗り切ってきたのに。

レンマくんが新任校長になると決まった途端に朱華蒼の出現で、またもや危機が訪れるのかな?それともこれは危機ではないのか?

どうなるのーーーーーーー!?

さてさて、『江湖好漢録/武勇双侠』もいよいよ終盤にさしかかってきたところですので、仕上げと行くぞぉ!
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By hiyoko
#8930 ――――7章前半――――

―――天廩署・・・―――

データの画像見るリュウは苛立ちを覚えながらも
その罠に見事にかかってくれた
このユーホアティエンに感謝していた。

ユーロは「本当に綺麗な快楽殺人者だな
それにしてもコイツを惚れさせるとはなあ~・・
何処かいいんだ?スーの・・・」

ユーロは首をかしげながら普段の適当なスーの意地悪な
顔を思い出しこんな風に無防備に眠ってるスーの姿も
なかなかお目にかかれないと思うといつまでもリュウの
機械の画像を覗いていた。

リュウ「何時まで見てるんだ?ユーロ・・」

ユーロ「いいじゃないか~天使のスーはかわいいな~・・ってね
そんな怒るなよー」

リュウ「怒っていない」

ユーロ「怒ってる」

リュウ「違うんだ」

ユーロ「お前は本当に分かりやすいな~」

そうからかうユーロにローグは「仕事はできいるのか?」

ユーロ「ウワオ!!!!!!!!!!!!」
そさくさ仕事に戻っていた。

スーは思わない所で転がり落ちる統率者の気持ちも知らず
警戒感も捨てユーの腕の中でクークと眠っていた。

――ローグ邸・仲伍――

仲伍はリュウの送ってきたデータを見ながら
昔からの少ない仲間のユーが朱華蒼の権力者になっているとは
思わなかった。

彼は秘密密計社やマフェィアと言った家族を嫌い
アメリカに行っていたのに・・何を思ってこの朱華蒼に
自ら行くことにしたのか・・・。

仲伍はしばらく考えていたが、もし彼の心の中を探るとしたら
一番嫌だったその家族を探していたのではないか?という事。

その家族が、日本にいることを知ったユーは
朱華蒼を使って一族を探し始めた事であればこの汚い
仕事を請け負って権力者になって行ったというのも
つじつまが合うだろうと彼は考えた。

スーは全く知らないがユーはその事を気付いた。
それに合わせるようにスーの方が接近してきた事
ユーホアティエンの心は今一番の円熟期にはいりスーを離さない。
そしてどんな形でも守り、没落した家紋を再興させる事を
胸に抱き今を生きている事を仲伍は資料を見ながら直感が
確信に変わり始めていた。

そのユーの心とはま反対に自ら罠に入ったスー自身の心までは
つかみきれてはいない。


全てスーの計算と企みにユーがはまり、進行している事を
ユーホアティエンは気づいた時、怒り狂い彼を殺す手段を択ばない事は
確実であり彼らを仕留めるには中核正確に突いて行かねば、
スーの人生を狂わす事になるという危険性をはらむのだった。

彼の気持ちを図ることはできないが今わかるのは
スーは確実に朱華蒼の権力者を引き込みその当事者
ユーホアティエンはスーの謀事を気付いていながら
スーの掛ける手に引かれて冷静さを失っている事である。

スーという人物が一つ怖いと言われるのは
暖かな言葉とは裏腹に仕事を遂行するため
声色を使い相手を落し残酷を通り越す冷酷さと非情の
心を隠して使命を果たす人間性を持っているという事を
忘れてはいけない事を仲伍は記憶を呼び戻していた。


その景色はまさに地獄、そして彼は優しさを凍結した時
残酷を通り越す笑顔をのぞかせ人の心の奥底をえぐりだし
鮮血が滴り落ちる人の心臓を食いちぎる様に闇が広がる光景が
その時の彼の全ての真実を語るという事を鮮明な記憶として仲伍は
記憶をしていた。

そして主ローグが言った言葉もその耳にし
荒ぶる龍、スーの流した涙を後も・・・。

仲伍はローグの言葉も共に脳裏に浮かべた

“ローグ スーはそうした一つの手段で仕事は成功するが
自分自身はボロボロになっていく その後を誰も見守る人間がいないのなら
遠くから見ている。自分はそうした役目があるのかもしれないが勘違いと
大きなお世話になっていないとよいが・・と“


仲伍がその話を聞いた時、ああなるほど 自分にも同じ事が
繰り返されていたとふと遠く昔を思い出し、今彼がどれほどの
物を背負い深い沼があるか、それは自分たちでしか分かりえない事だと
仲伍は気づき彼を受け入れることができている。

だが・・・ユーにそこまでの覚悟があるかどうかは
わからなかった・・・。

仲伍はユーホアティエンが目を冷ましスーの企みを確信し
スーを殺害を実行する前に屋敷の輩たちを潰す事を急いだ。

スーとユーがどんな結末になってもいい様に
静かに事を押さえようとさっそくリュウに情報を集め
朱華蒼と少林学園とのイベントまでに整えようと
計画を立ててその日までに多くのその系列の会社を止めた。
契約破棄に持っていくことまで仲伍はリュウと話し合い
内偵捜査とかく乱しユーロたちは小さい会社の不正から
大企業までの隠し資産等をそれぞれの機関の人間と接触し
情報を天廩署へ集めたのだった。

天廩署の署長ヤムはそれを集めて計画の一部を決行した。
その日はよく晴れていた・・・。

朱華蒼の子会社たちの立ち入り捜査に
彼らは驚き・・・手が回る間のバタバタに追われ
報告さえ本部には上がってこなかったのだ。
そんな事は知らない ヤナガワたちは優雅に朝食を食べていた。

「ヤナガワさん!!大変です資産が抑えらえました」
一報が入って来たのは仲伍たちが計画したあとの二週間後
ヤナガワは声を上げ急いでスーに報告した。

スーは眠っていた・・。

バタバタと足音がして目をさましユーを呼んだ。

スー「なんだ?」

ユーホアティエン「会社が立ち入り捜査です」

スー「そうか・・いつかはなると思った」

ユーホアティエン「では!!!!!!!早々と手をまわさないと」

スー「お前は私といればいい」

ユーホアティエン「でも・・・・・・・・・・・」

スー「私といるんだ」

最初の出会いから数か月・・スーの言葉が変わり
スーは不安になる彼に耳元で「大丈夫だから」と
いい目を細めた。

ユーホアティエンは培った全てがなくなる事をなぜ?
そう言えるのか・・・・・・・。

ユーホアティエン「すべて失い何もなくなるのです!
なぜ皇子はそう笑っていられるのです」

スー「お前がなぜそうそわそわしている?」

スーはバタバタしている屋敷を眺めがら遅めの
朝食をし身支度をすると天廩署へ自らユーと共に足を運んだ。

天廩署の刑事は大きな高級車がアポなしに玄関に付け
朱華蒼の大物が来たと騒いでいたが・・
その大物が玄関を入った途端 音が消えた。


スーがゆっくり歩いている靴の音が響き
傍にと通って行こうとした人間は足を止め
ついこの前まではやったマネキン動画の様に
表情まで固まっている。
玄関からの窓口~署長~ユーロたちの
刑事がいる仕事場まで誰一人言葉を出す人間がいなかった・・。

その静けさを切り裂く声が響いた。
一斉放送「朱華蒼陥落」
誰も拍手はしないまま・・・スーたちは署長室のドアを叩いた。

――署長室――

署長「ようこそ天廩署のような小さな署に」

スー「ここは綺麗ですね^^ ユー座っていいよ」

ユーホアティエン「え?????????・・・・」

スーは「彼は私の大事な家族最近疲れていてね 失礼だと思ったが
先に座ってもらった」

後ろからユーロが「そんなに大変なら屋敷に帰った方がいい」
皮肉を飛ばした。

スー「先ほど聞いたよ 礼を言う ユーロ警視殿」

焦る事もなく署長ヤムは「朱老版どうぞ」

スー「お言葉に甘えて」

そうしてリュウとユーロと・・・スーが対峙した。


署長「用件を聞こう」

スー「話はあったんだが今屋敷まで押さえられたのなら
もういう事はない だが頼みがある この家族だけは亡命をさせてほしいんだが」

署長「それは逃亡罪で国外には出れない事になっているのだが
私にその罪の一端を課そうというのか?」

スー「ええ責任はあると思います 彼は身寄りがなかった・・
日本には家族を求めてあの屋敷に入ったことになっている
その前にここに来た事がある、真剣に話を聞いたことなど彼からは
聞いたことはないんだが」

署長「それはずいぶん前の事で私どもには測り兼ねる話です」

スー「そうしてうやむやにしておいた事も罪では?」

署長「そんな事をよく調べてここに来たのですか?」

スー「ええ、罪を逃せとは言いません、服役したのち
彼の将来を考えてくれるか、海外に出国して身を立てる事を
保障をしてもらさえすれば他は何もいらないんです」

ユーホアティエンは真面目に言ってるスーが信じられなかった
もし、彼が芝居をしているのであればとんでもない大ウソつきだが
なぜ利用とした人間の話をここでこの場所でしているのか?

ユーホアティエン「私の事はよいのです・・・・貴方はどうするのですか?!」

スー「部下思いの上司は嫌いか? 

ユーホアティエン「いえ・・」

ヤム「上司としてはとても優しい上司だが
署としては罪を作る大罪人としてしか見えない
さっき館内に響いた放送が聞えなかったのか?
お前の所は終わりだ」


スー「ええ聞こえてました。それでお願いをもう一つ
立ち入り捜査をするのは辞めてもらいますかね、
どんな手を使ったのかは知りませんが、これ以上の騒動は迷惑です」


ヤム「そんな事を言っていていいのか?
不法入国 横領 脱税 挙げればきりのない犯罪の温床に
なっている組織を潰すのは正当な手続きだ。
老板あんたはそんな事も気付かなかったのか?。
数日で社長になったせいでそれさえも見つけれられない
分からないでよくその職に就いたな。
部下の話を持ってきて天然ボケも程ほどほどにしないと
お前のその頭に銃口を突きつけるくらいは簡単だという事だ」

スー「もし証拠が出なかったらそれ相応の事は覚悟しているのか・・
横領の確証したデータはどこにある?ここに出してくれ
証拠という物が不正なら応酬をするまで。
今もヤムお前に銃弾の銃口はもう向けている。捜査が深みにはまる前に
やめるのも懸命な判断。その胸に銃口が突きつけて、いるのを忘れなきよう 」

スー 「署長さん ではいい返事を期待していますね」

ヤム署長の答えを聞かずスーは話を終わらせ何事もなかったように
天廩署を後にした。

――ひと時―――

屋敷はてんやわんやだった。

しかしすぐに仕事が0になるというのでは困るのである。
実際はかなり追いつめられているのだが、この会社そう簡単に潰れてはこまる。

どれだけの脅しも脅威も感じていないスーだった。

この事を仲伍がヤム達から聞くと「彼らしい」

ヤム「これは計算か?」

仲伍「ええ彼はそうゆう事をします」

ヤム「芝居に一杯食わされたのは俺たち天廩署の人間だけか?」

仲伍「全員です 僕だってどうゆう事になるかは想像できてなかったし
彼の言葉一つでここで、戦慄した状況になっていたらどうしようと・・
不安でした。」

ヤム「やられた」

苦笑いをしたヤムは「ビクターショウ殿によろしくって言っといてくれ」

仲伍「了解しました^^」

にこやかにこの話をして仲伍は屋敷に帰ったという・・。


その後屋敷に刑事は一歩も来なかったという。

その光景にヤナガワは「あの・・刑事は」

スー「止めた」

ヤナガワ「え・・?」

スー「止めた きいてないのか・・」
スーは耳が遠くなったのかコイツと心に呟き
「ユーお疲れ 今日はもういいから休め」

ユーホアティエン「それはできない 皇子はどうする?」

スー「風呂に入る」

ユーホアティエン「私が支度をする」

スー「頼む」

ユーホアティエン「では」

私室に入ると不思議とどちらが主かわらからない・・。

スーは支度した事風呂にぼーっと入っていた。
「うん??」

ユーホアティエンが立っていた

スー「もしかして殺しに来たのか?」

ユーホアティエン「いや・・」

スー「お前も入るか?」
ユーホアティエン「入らない外で待っている皇子」

スー「そうかさっきの話だがホントだぞ」

ユーホアティエン「銃があればの話」

スー「死ぬときは俺が撃ってやるよ」

ユーホアティエン「え?」

スー「お前死ぬときに嫌いな奴に打たれたいか?」

ユーホアティエン「そんな事は言わない、皇子は私を信じているのか・・」

スー「信じている」

ユーホアティエンは無言でスーの背中をしばらく見て
 立ち去ろうとしたが何を思ったかしばらくそこにいた・・。。

スーは汗を流し 彼からバスローブをもらおうとしたが
長湯をしてしまい倒れ部下のユーは受け止めた。

気を失い目を閉じているスーをユーの手の中で身体を冷まし
しばらくしてスーを抱き上げてベッドへ行くと乾いた髪をなでながら
そっと置き立ち上がろうとしたときスーは彼の手を握った。

スー「お前どこに行く傍にいてくれ」

ユーホアティエン「明日の支度がある」

スー「お前は働き過ぎだ」そういい少しぼんやりしていたが
ユーホアティエンは「眠ればいい皇子来たときの様に」彼の手を握り返し
スーは子猫の様に眠っていた。

ユーホアティエンはいつまでもこうした日が続けばいいと思いながら
だがそれはいつまでも続かない事がスーと自分の立場だと
スーの手を握りかえした時の彼に伝えられない心の奥にある
叶わない願いだが残酷に時間は過ぎ、時はこの朱華蒼の終焉に
近づいていた。
最後に編集したユーザー hiyoko [ 2017年3月22日(水) 11:42 ], 累計 1 回