連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
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By ミコ
#8769 前作から登場で今作より少林学園の仲間になったキャラクターのご紹介です。

学園購買部に設置された『ミニキャラガチャガチャ』の製造販売員のみにさんです。

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本名は方 二三香(フォン・フミカ)25歳
二三を逆さにしカタカナ読みにしたのがニックネームの由来。

趣味で描いていた絵をでミニキャラキーホルダーを製造して販売している。
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By hiyoko
#8770 ミコさんからの続きです

六章


―――話――――

スーは変わらず製図を見て編み物をしていた。

ローグはその様子を見ながら仲伍には調査をしろと指示をしていた。

仲伍は廬山・・天廩署・・・少林 ヤナガワと・・いろんなキーワードを
結びつけていつつ背後には全く違う黒い物ばかり見えて
なんだか昔の自分がそこにいる気分だった。

スーは何も考えてない。 何もしたくない・・・

誰がどういう事をしているのか?そんな事は今なにも考えたくなかった。

ここにいるときはぼんやりしたいものだと・・。

ローグは適当な日々を過ごしてるこの元相棒を横目に
事件が大きくなっている事を伝えることユーロたちからは
密かに情報が入るのだが、今のスーにはどうも乗る気ではない
そのようにしか見えない事を伝える。

ユーロはメールでこんなことを言う
「話に乗る、乗らねえじゃないんじゃ事件は解決しないっての
スーの腰に重りでもつけた?ローグさん~」

そう返事が返ってきた。

ローグ「スー帰って来いと言われてるぞ どうするんだ???」

スー「うーん・・・・・今帰ってもな~まぜっかえすだけだと
思うんだけどなー。ちょーっとだるいわ」

ローグ「仕事はどうかたづけるつもりだ?」

スー「しごとねえ~¥がつけばいいけどな~
時間外の仕事は手当てがつかないんだよ・・・」

ローグはそばによってスーの手元を止めると
「お前は何が望みだ?」

スー「俺か? 俺は平和な人生だな。毎日まあ事務して見回りして
定時に上がって飲んで帰る」

ローグ「サラリーマンじゃないんだぞ・・・。普通の仕事に戻りたいというのなら・・
なぜ天廩署から出ない? お前は元々事務次官だろう?」

スー「どっちもどっちなんだよ・・わがままとか言うけどな
俺は本来無言で済むものは無言で通り過ぎたりする人間なんだ
そう毎回熱くなって体壊す仕事は人生の半分が消耗するようなもんだ」

ローグ「お前はずっと前からそんなこと考えたのか?」

スー「・・・悪いのか?普通に生活したいんだよ・・・
いろいろするのもいいけどさ・・・なんだろうなー
レンマとか見てるとほのぼのするじゃん?
なんだろうな~あのフワリ感は・・学生の特権か?」

ローグはゆっくりその言葉を聞いていた。

もしこれが他の人間ならスーを攻め立てるだろう。
いまさら何を言ってる!などと言うのは想像できる言葉の一つだろう。

ユーロが聞いたらきっと怒りつつ泣いてる顔も少し浮かぶ
相棒がこんなことを言い出すなんて誰も考えない・・・。

スーは軽くぺらぺら喋るわりに本当のことなど
誰にもしゃべらない人間。

心の中は誰より孤独なのに、いつもそれを軽く流して
笑っているのだからその事さえ気づかずいつも過ごしてる
人間にとってイキナリの本音に近い言葉は裏切行為と
とらえられる事も・・。

ローグはそんなスーの小さな希望をかなえてやれたらと
思う反面仕事柄そんな事をしていたら、社会の秩序という物が
崩壊していく運命も見える・・別にスーでなくても誰かが
その秩序を守っていける事は分かるが、人にはできる事と
出来ない事があるという事からすると、スーは必要な人間となる。

ローグ「お前本当に帰らないのか???」

スー「帰ったら馬車馬の如く働くだけの毎日だ・・・
お前は・・俺がいつまでもこんな生活していいとおもってる??」

ローグ「どうゆう幸せを求めるかは心次第・・・
ミッシェルの件はお前にとって忘れたかった事なんだろう・・
嘘ばかりついて私の前にいるというのは余りいい心がけでは
ないとおもうけどな」

スー「だれも女っていってないし 俺いらないし・・
俺はーお前がいればいいと思ってるから、俺も家族なんて縁がない」

ローグ「家族を作ればいいだろう??」

スー「家族ねえ・・子供がいて妻がいて・・・か?
そんなもん夢だな・・・・・・・・・・夢は夢で見たらいい
そんな甘くはないだろう・・・お前が一番よく知ってるくせに
俺にそんな事を言う・・・・お前はいったい誰を失ったんだ??
自分の心に聞いてみろよ」

そういったスーの胸倉をぐっとつかんでにらんだローグ

スー「俺嘘言ってねえよ、ホントだろ?殴りたきゃ殴れよな
お前!の運命は最初から一人になる運命と同じように俺もな
人並みに幸せは遠いっていう仕事してるんだよ!それを言って何が悪い・・」


ローグ「人の心をえぐるようなことを平気で言うんだな」

スー「いつもいい人なんて出来ねえんだよ!」

ローグの手をぐーっと握りしめると「お互い毒づいたんだから
もういいだろ・・・・離せよこの手を」

ローグ珍しく感情が表に出てスーの胸倉をつかんでしまった。

ローグ「あまり本音を隠すな」

スー「わるかった・・・・でもな幸せはそばにあるって言うから
今のままなのはよくはないけど程ほど平和だからいいだろ・・って
いいたかったのさ」

スー「それより長編みして目を数えてたのに
わかんなくなったじゃんよーどうしてくれんだよーもーーーー・・。」

ローグふっとした呟きのようなスーの言葉を聞き
編み物の話を戻してぶつぶつ言うスーの顔を見ながら
笑うしかなかった。


スーの本音は時にローグの背中の裏にある黒い心を引出し
非情にさせる音がいくつかある。
その音が出たときローグはスーの体を突き刺すように
その暗闇に突き落としてしまう。

スーの悪い癖とも言うがローグと一緒に仕事して
スーが見たローグの後ろ背中だった。

だがそうして自分に毒づくのもスーくらいだった。
ローグは子供が文句を盛大に言ってる
それを父親が聞いるそんな光景が広がっているのだった。

―――――報告――

仲伍は話し合いはおわったかな?と
そっとローグに近づいた

ローグ「なにかわかったか?」

仲伍「そうですね・・・・・・・・・・まあ」

ローグ「教えてくれ」

仲伍「金の球と銀の球がカギになります
リュウさんにそれを届けてきました」

ローグ「金の球か・・スーに言ったら 狸の金球か?と
お茶を吹くような事をくちばしるだろうな・・」

仲伍「・・・・なぜそうゆう事をローグさんはいうんですかあ~
下品ですよースー様が言うっていう事だと決めつけるのは
良くないと思いますよ…。」

ローグ「いや・・可能性がないとは言えない」

仲伍相変わらず毒のある言葉ばかり・・・これが愛情の裏返しか?
などと適当な事を考えて苦笑いした。

ローグ「それにスーがその気になるまで時間がかかる」

仲伍「スー様は掃除人ではありません、僕の大事な友です
貴方がそういった事を言うは構いませんけど・・・ごみに捨てたら
後ろからドラゴンを打ちますよ」

ローグ「怖い執事だな・・・・まあいいか・・
そんな風にお前が言うとはなあ~スーもすごい人間に信頼されたもんだ」

ふっと笑うとローグ仲伍に言った
「そんな風にスーといた事は一度もない
ただな・・・・すこしひね曲がってるから時々治さないとな
上手く生きていけないやつなんだよ。」

仲伍「ローグさんほどひねてませんよ・・」

ローグ「仲伍はどうだ?」

仲伍「僕にそのことを振りますか・・まいったな・・・。」

ローグ「お前まだまだだな スーならこう言ってる
“俺はローグじゃねえ”って・・・いうんだ」


仲伍「なるほど・・・・スー様はローグさんよく知ってますね
勉強になりました。スー様がその気になるまで待ちましょう
ローグさん苛めないでくださいよ」

ローグ「了解」

スーはWmissionを脳内で少しだけ考えていた・・・。

“二人は紙一重なんだよ・・・俺であって俺でない
奴であって奴でない・・・。お互い狸と狐・・・。“


―――mission??ヤナガワ・・失態・・・。―――


その頃コウはヤナガワたちに言われダンカンスーを探し始めた。
ランにダンカンスーを先に見つけられたら困ると思っていた。
しかし少林学園は男女共学?か?廬山の男どもの中にいると
何かこうイライラする・・・。

手がかりはないかとひっそり確かめていた・・・。
¥があるのか…ないのか・・・・それよりここの人間を手にした時
某だな力にもある・・宝力まで教えるなんてすごい学校だと
そんなものが自分の手にできたら~と考えるだけで色々と
頭がいっぱいになっていた。

そうしてコウはあちこちを歩いていた。
そんな時ユーロが正陽といたのを見てコウは写真を見て
びっくりした・・・ダンカンスーはたくさん分身を持ってる?!
なんて奴だ・・・と宝力はダンカンスーにあるんではないかと・・・。

ユーロたちは「ローグさんとスーはただ今“恋人“計画の最中だってよ」
正陽「それってスー先輩がただ単にローグさん怒らせただけじゃ
ないんですか・・・・」

ユーロ「怖いことを言うなよ・・・ローグさん怒らせて無事で済むと
おもってるのか・・・生首にされてしまうぞ」

正陽「あ・・・・・・・・・・・・・ですね・・・怖い」

ユーロ「凶悪が絵に描かれた人じゃないからローグさん怖いんだよ
あれがいかにも~ってやつだったらスーだって一緒にいないだろうな」

正陽「スー先輩って怖い人好きですよね」

ユーロ「それって??」

正陽「うーん・・・気にしないでください」

ユーロふっと・・・「気配を感じる・・・だれかつけてきたかもしれない」

正陽「そのうちわかる?かも??」

ユーロ「馬鹿をいうな消えるぞ」

そういいスーの愛車に乗るとそのまま消えた。


コウ「くそ!」

その後ろに姐さんの部下がスッと来ると
「お前何をしてるんだ???ミスをするなと言っただろう」
冷たい声が響いた。

コウ「いたんですか…なんですか・・・・・・・・・・・これ」

部下「これは天廩署の情報」

コウ「どうしろと?」

部下「スーを連れてこい・・・奴を連れてこれたら
ローグが来るんだ。奴らは二人で一人だからな」

コウ「少林の方は?」

部下「あっちはランに任せる」

コウ「でも・・・・・・・・・・・・・」

部下「おまえ地下にもぐりたいか?」

コウ「いえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

コウは天廩署に行くことになって初めの自分の予想と
はるかに違う事となった。



――――キーワードは?・・金 銀 コイン?―――



その頃天廩署ではリュウが2つの球をもっていた。

リュウ「これがローグアサシンの金球 銀球か・・・
これがヤナガワの本当の目的か・・・・・・・」

まるでスーとローグの組み合わせに見えた

その球は彼らの心次第でどうにも動く事である。
そしてその球が自分を守るのか?
攻撃するのか?それも彼らの心次第という事である。


ヤナガワはその二つの球と二人を持ちその力で
裏も表も統括しようとしていた・・・
だがローグの入れ替わりにきずかなかったヤナガワは
自ら崩壊へ導いたという事だった。


今その子孫と部下がこの二つの球を求めて乗り込んできた。

何もないただの球・・・・小さなくるくるとした
金と銀のガラスの球・・・。リュウの手元へなぜ来たのかは
誰も知らない。

少し前リュウは仲伍と会った・・・。
仲伍はリュウに手渡したのがこの二つの球。

仲伍はこの二つの球がそろったとき人が消える
二つそろえた人間だけがその二人を操ることができる
でも・・・それは二つが一つにならないと動けない
そしてそれには裏と表が一緒になり一個の心が動いた時
もう一人がその球の中のコインを扱う事が出来ると説明した。

リュウは聞いた

リュウは「コインとは?」

仲伍はいった。「世界に一つしかないダンカンスー様だけが生まれたときから
持って出た黄金のコインです このコインが巡り巡り争いの種となってる
だけです」

「きっとローグさんが事件に絡んでるのも金の馬の件
生首も金の馬。今回はこの二つの球とコイン・・・
スー様が帰ってこないとこの事件は前も後ろも動かないのは
彼らは全く知らないって事です」

リュウはその話を聞いて驚いた。

リュウ「でも脅迫状で少林はてんやわんやだ」

仲伍「あれは・・・ただの企業買収です」
「二つも一度に取ることはできませんからね」

リュウ「“二兎負う物一兎も得ず”か」

仲伍「そうゆう事です」

リュウ「スーは・・・・」


仲伍「今編み物してます そのうちそれから答えが出るでしょう」

リュウ「編み物ねえ~それが罠の仕掛けでないといいけど。。。」

仲伍「え?」

リュウ「スーはそうゆうことしてる時ほどあまりいい事は
考えてないんだ こないだもオムライスを作ってくれた時
その後卵をもって犯人の頭に何個か投げたから・・その時
卵は生卵じゃなくて硬いゆで卵で・・それだけでいいのに
ついでにあげたてコロッケにしてあったから・・犯人は
熱いの痛いので・・病院送りになったんだよ・・・」

仲伍「ええええええええ・・卵で??」

リュウ「スーは一言 これって“スクランブルエッグ作戦“と
言って報告書にサインしてわらってたけど・・・」

仲伍「スー様ってなんでも武器にするんですね・・」

リュウ「彼には何も持たせない事だね~ローグさんにそう言って」

仲伍「そうします・・・・“怖いなー・・スー様”」

仲伍とローグが知らないスーの仕事の一面をしった。


そんな事の後・・リュウはユーロから後をつけられていたと
言った事を聞いて本線はここまで来ている事もメモすると
トニーのその後の情報を引き出していた。



―――飛―



ユーロはそんな頃ちょっと出張と言って
ローグ邸に足を向けた。


しかし・・・ローグ邸はとても遠くてへとへとになっていた。

そんな時ふら~ッとしていたスーを見つけた。

ユーロ「なーーーーーーーーーーーーにしてるんだ~
スー~」

スー「観光かあ~ユーロ~ディスニーランドは行ったか?
USSとか行ってないならローグに言えよ仲伍が案内してくれるぜ~」

ユーロ「お前なあ~~~~~」

スー「俺は一応いった~ミッキーとも写真撮ったんだけど
見るか??」

ユーロ「おい・・・・・・お前何のために俺が来たか知ってるか?」

スー「観光だろ~♪空港で電話してくれたら迎いに行かせたのに
仲伍の部下に」

ユーロ「・・・あのなあ~ローグの部下はお前の部下か?
違うだろう…ホンマに・・・」

スー「だってー気軽に言うんだもんローグが~そりゃ使うだろー?」

ユーロ中々本題に入れない。ローグ邸に来てスーの話の方向と
話のそれ方が天廩署の時よりもスピードアップしていると嫌な汗がたらりと
流れた。


スー「買い物に付き合ってくれよ—」

ユーロ「はあ~~~~~~~~!なんだそれ!」

スー「レース糸が足りなくなってなー困ってるんだ~
ついでにキャッシュ持ってるんだろー100円だからさー
おごってよー」

ユーロ「オイコラ!お前迎えにきてなぜおまえの趣味?!に
付き合わなきゃならないんだえ??それにお前におごる¥なんか
持ってないわ!」

スー「いいじゃーん後さローグからもらえば・・
アイツはドル箱だからな~」

スーはユーロの手を引いて100円ショップに行き
40番のレース糸を探していた。

ユーロに「これもってろ」

ユーロお買いもの籠を持って何が何だかわからず
スーの横でボー然としてた。

スー「あーうーん~これこれ・・ユーロとってよ
お前少し背が高いだろー」

ユーロ「うるせー何が背が高いだ!そこにある椅子使えよ!
ロクなもんじゃねえなー・・・」

スー「まあいいか・・」そういい適当にとって
ユーロと一緒にレジに持って行った。

店員「手芸ですね 10100カラー20個 」ピ~
そういってレジに打ち込んでいた

店員「ほうそうおねがいします~
全部で2000¥になります~」

そうテキパキした日本語とレジのお姉さんの話を聞きながら
ユーロが持っていた23ドルを渡すと

ユーロ「おい!!!!!!!!!!!!!!!!」

スー「ありがとうございました~」

日本語で言いユーロを引っ張った。

ユーロ「おまえーその金はな~タクシー代だっツーの
誰がお前の趣味の金になるんだ!!!!返せよ!」

スー「あとーな~」

ユーロ「お前いつ日本語を覚えたんだ??」

スー「ローグが日本東京いただろ~だから~ちょーっと
日本に言ったんだ~その時いいお姉さんに声をかけたいって
言ったら教えてくれたのさ~ローグっていいやつ~♪」

ユーロ「どんな基準でいい人になるんだ?あ?お前何がおきてるか
しっててるのか?」

スー「埋蔵金でも出たか?」

ユーロ「そんなんじゃねえよー~というか!俺は荷物持ちか!
おい!!!!!!!!!!!!~~~こらーどこに行くんだー」

スー「つかれた・・・スタバ行こうぜ」

ユーロ「疲れたっていうのは俺だっツーの・・・・
お前じゃねえだろうが!!も―――――――――――
俺はお前の彼氏じゃないんだぞ!!!だから女がいないんだよ!
バカたれ—」

スー「何か言ったか~お前何飲む?」
スー「ダブルチョコ抹茶クリームフラペチーノお願いします~トール
チョコチップ追加 .チョコソース追加で」


ユーロ「おいおい・・・甘党かよースタバだぞー」

スー「え?何か言った??お前頼まないなら俺が進めするの飲めよ」
チャイクリームフラペチーノでチャイシロップ シナモンパウダー追加
トールで」

店員「わかりました~ありがとうございます~」

そういってスーはぽっけから適当にドル札を出すと
ユーロに「おごり」とかいって・・・清算していた。


ユーロソファのある席を取っていたんのもあり疲れた様子で
どかった座っていた。

そうするとアメリカサイズの大きなパフェ!かと思う
プラペチーノを持ってきたスー。

ユーロ「うげ~~~~・・信じれん…あんなの全部飲むのかよー」

スーはお子様の様に「いただきます~」と言い
ストローを指して飲んでいた。

ユーロ「お前って・・・・・」

スー「うまいぞーのめよー」

ユーロ「おまえ・・・・・・・この食生活でよく太らないな――
信じらんれないな・・・」

スー「毎日すわってりゃ~そりゃまあ~デカくなるな
運動だよ運動~」
ユーロ「お前の運動って・・・・普通か?」

スー「普通だろ?いい汗流して楽しかったらいいじゃんね」

ユーロ「お前にそうゆう事を聞くんじゃなかった・・・・」

そういい甘い三時のおやつを飲んでいた。

スー「で~なにしにきたんだ?」

ユーロ「・・・今やっと聞いたな・・遅いよ」

スー「イヤーついテンションあがってな悪い悪い
みんな元気か?リュウは真面目だろ?」

ユーロ「何も聞いてないのか?」

スー「生首の四谷怪談なら聞いたけど」

ユーロ「四谷怪談ってお化けの夏を涼しくする話だろ・・
ちがうよ、ほんとにヤナガワが来たんだって」

スー「マジかよ~~~~~~~~生首持って聞いたのか?」

ユーロ「生首から外れろ・・こんな店で生首生首って
飲んでるものがまずくなるじゃねえかよ・・・」

スー「進展は?」

ユーロ「すぐそこか・・お前を探してる・・ヤナガワは・・
必死だな」


スー「はあ・・・レンマたちは?」

ユーロ「演劇大会で準備してるよ あ、なんか悪い奴が
忍び込んでる・・ドニーとコリンにそっくりだ」


スー「ふーん・・・・。ドニーとコリンねえ~
顔が濃いコンビだな、それすぐ捕まるだろ?」

ユーロ「学校は偽物と本物が入り乱れてわからなくなってるらしい
それに学校にとまってる・・みんな怖くて出れないらしい」

スー「宿泊付き演劇大会に変更か?」にやっと笑った。


ユーロ「笑っている場合か!」

スー「夏のキャンプだろ??早めの♪
いいじゃん~別にみんなでキャンプファイヤーも
乙なもんだぞ 青春だなー」


ユーロ「事の重大さを考えろよ」

スー「買収乗っ取り インサイダー取引 恐喝 事件だろうな~」

半分上の空で口走っている休暇中の刑事ダンカンスー・・。
適当に言ってるのだがこれがそこそこはまる言葉もちらりほらり・・。

ユーロ「帰ってこないのか??いい加減」

スー「・・・・・・・・・・・・・いまいち乗らない」

ユーロ「スーおまえなあ~乗らなかったら仕事しないのか?」

スー「うんまあな~なんというか~ゴーストとかエイリアンは
嫌いなんだよー昔から・・・・映画も嫌いだしな」

ユーロ「事件は映画じゃないだろ?」

スー「それを言うなら~事件は事務所で起きてるんじゃない
現場で起きてるんだ!だろ?それって~」

ユーロ「・・・・お前はどこまで本気なんだ・・・」

スー「こんなところで真剣に話するか??????????????」

ユーロ「はあ??」

スー「誰かが聞いてるかも・・・」

ユーロ「そんなわけねえだろ!」

スー「わからねえよ~♪」

にやにやわらってるスーについに悲劇が起きた。

馬鹿話をしていた時だったヤナガワの部下が突然
店を襲ってきた。

そして抹茶フラペチーノを飲んでいたスーに
麻酔銃が飛んできてそのまま胸に直撃・・・。

スーはあっという間に眠ってしまった。

ユーロ「スー起きろ!!!!!!!!!!!!!!!!
馬鹿ねるな!!!」

ユーロはドリンクを投げてスーを引っ張り
逃げようと銃声をかき分けて外に出た。

ユーロ何とか逃げたのはいいが・・・・・・・・・・・
スーを置き去りにしてしまったのだ!

ユーロ「ウワ――――――――――――――
スー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウワー
まじかあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

そういい店に帰り廃屋となった店にかき分けてスーを
引っ張り出そうとしたがスーは重い。

ユーロ「スー起きろよ――――!!!!!!!
お前やっぱ太っただろーたくもう!何が楽しい運動だ!
お前―――何してんだよー起きろよー」

スー「???????????????」

ユーロ「?じゃねえ!」

スー「お前逃げろよ・・・たぶん大丈夫だから」

ユーロ「太っただろ!」

スー「なわけねえだろ・・筋肉がついたと言え」

ユーロ「いい事なにもねえな!お前といると!!!」

スー「引っ張れよー」

ユーロ「歩け!このあんぽんたん!!お子様野郎!」

スー「わかったから!爆弾だ!ユーロ飛ぶぞ!」
ろれつが回らないスー何とかユーロをかばって
路地裏まで飛んで行った・・。

ユーロ「殺されるところだった・・・」

スー「そうだな・・・・・・・・あるけねえ~」

ユーロ「手のかかる相棒だ・・やっぱり太ったろ・・
甘い物食いすぎなんだよ」

スー「このハンサムに太ったとかいうな・・
少しふくよかになっただけだ・・・。」

ユーロ「同じだろ・・」

スー「うんにゃ・・重さは毎日同じだ・・・」

ユーロ「ハンサムねえ・・背はねえけど」

スーは笑いながらやっと何とかユーロが見える
様になってほっとしてタバコを出してユーロに
渡そうとした時


ユーロは気を失った・・・・・・・・。

「わるいな・・・・・・・・・・・・
コイツは持っていく」

ユーロ「スー――・・・・・・・悪い・・。」

スー「何するんだ!!!!!!!!よ!」

スーは「ユー―――――――――――――――――ロ!!!!!!!」

スーはもう一度気を失い何者かに連れされた・・。


その頃仲伍は嫌な予感がしてスーの帰りを待っていた・・・。

そして・・・・・・・・一言メール
「スーが連れ去られた・・・」リュウからの伝言だった・・。

仲伍はローグに叫んだ

仲伍「ロー―――――――――グさん!スー様が!!!!!!」

ローグ「?」

仲伍「連れ去られた!んです!!!」

ローグ「そうか・・・それでは犯行現場ではなく
天廩署に行くユーロを探して来い」

仲伍「え???ユーロさん?」

ローグ「早くしろ 連絡があったリュウからな・・
爆破があった店の近くだ早く車を出せ」

ローグはスーツを羽織ると仲伍に車を出させ

ユーロがいる場所を探すと路地裏で倒れていたユーロに声をかけた。


ユーロ「スーが・・・・・・・・・・」

ローグ「OK天廩署に戻るぞ ユーロそのまま寝てろ」

そういいローグは彼を抱き上げると仲伍に「飛ぶぞ」
そう告げた。


――――――――己・・・?―――

スーはくらやみの中をぼんやりしていた。

そして倉庫の中で目を覚ました。
どこがどうだかさっぱりわからずどう移動したのかも
覚えてない ただ生きてる事だけがわかった。


スー「やばい密入国だよ 犯罪者ジャンか俺・・いやだよー」

ぶつぶつ言ってるとヤナガワ娘キラの部下がこちらに向いて笑った。

「お前意外と簡単な奴だな~」

スー「人のおやつの時間を襲いやがって食い物の恨みは深いんだぜ
後悔するぞ」

「何を言ってるんだか・・・・お前は立場が分かっていない」

スー「あんた誰だよ・・・俺のさらっていいことあるのかよ
もっと大物をさらえよ俺は¥なんて大金持ってないぞ」

キラの部下「ほう~さらわれているという自覚があるんだな
じゃ・・・ヒトミとレンマを知ってるって事はお前は
天廩署の者だな」

スー「まだ何も言ってないんだけど・・・」

キラの部下「だが知ってるだろう?」

スー「うーん・・・・・・・どうなんだろうなあれは知り合いか???」

スーはすっとぼけたつもりは全くないが本当に知り合いだったら
一生懸命何かかばう気持ちになるのだがそうゆう必死の気持ちが
どう転んでも出てこない。

キラの部下「お前は天廩署の刑事というのは分かってる素直に
ダンカンスーの居場所を知ってるという事を言えば楽にしてやる」

スー「まてまて・・なんでダンカンスーなんだ??」

キラの部下「うちの主がダンカンに聞きたいことがあるからだ」

スーしばらく考え「俺がダンカンスーと言ったらその・・レンマとか助けて
くれるのか・・・?」

スーは少し声を落としてそうキラの部下に問いかけた。

キラの部下「何を言ってる・・・・・お前がダンカンスーなわけないだろ
お前はダンカンのつかいぱしりだろうがダンカンはもっと無口で
お前の様にひ弱じゃない ダンカンならとっくの昔にこんな所から
飛び出て私たちが倒れてる」

スー他人の自分の想像像がずいぶんカッコよく形が計上されてることに
びっくりした・・・。


スー「あのな知らせてやる 人は時間がたてば形状は同じでも
中身は変わるもんだお前の探してるダンカンだってそんないつまでも
無口のまま日々を過ごすわけないだろ・・・奴も喋るぞこの俺みたいに・・」

スー(俺・・なのに俺の事こいつに自己紹介なんてしてどうするんだ??
おかしいだろ・・・・・誰と間違えたのか知らないが俺は使いパシリなんて
バイトで雇ってねえよ・・・どこの資料をかき集めたんだ?このスットコドッコイ)
心で沢山文句を言いながらスーはキラの部下を見ていた。

キラの部下「おまえ早くいえ!ダンカンスーはどこだ?
今どこにいる?かばうといい事ないぞ・・・」

スー「決まったセリフいう所が役者じゃないよな・・すこし
演劇でもして言葉を磨いたらどうだ?今の世の中役者じゃなかったら
生きるのつらいぞ・・顔はいいのにな~・・・。」

そんな所にコリンそっくりの男が来た・・。

コウはスーを見て「こいつ~分身ですよー俺天廩署のデカで
似た人間がいるの確認しましたもん」

スー「はあ~~~~?????????????????
なーに言ってんだ…目が悪いんじゃねえのか~ 孫悟空じゃねんだ
分身なんて持ってるかよお前いい加減なこと言うなよ」

スーはロクでもない話が出てるもんだなとあきれいていた。

コウ「少林はいま俺たちを疑ってかかってる
あそこはまずいですよ・・・トニーレオンなんて
相手にしたらいけませんよ・・・」

キラの部下「何を言ってるんだがガキごときに」

コウ『ガキってなめてたら大けがしますよ
トニーレオンは“赤蠍”のボスですよ知ってますか!」

キラの部下「赤蠍は解散したはずだ・・・。」

コウ「そう思ったんですけど!あの学校が保っているのは
トニーレオンの赤蠍がいるからですよ!!!ただの武術学校では
ありませんよ・・」

キラの部下「ますます楽しくなってきたな 赤蠍のボスは
ガキか~いっそそのまま全部潰せば私たちが君臨するのに
容易となる コウお前見つけたのならなぜ廬山を動かせない??」

コウ「ランが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ワンシンク―を怖がってッて・・・」

キラの部下「ワンシンク―は死んだ とっくの昔にな
そんな幽霊信じてどうするんだ?????お前らは現実しか
信じないと言っただろ 早くいけ!少林の隙を狙って校舎ごと
爆破する計画だろ早く行け」

コウそんなうまくいくのか?と思いながら・・・
何もまだ見つかってないのに爆破まで計画が進んでるとは・・・
疑心が生まれていた。

―――騙しあい?――――

その頃ランは小さなチップをあちこちにつけていた。

このまま学校ごと爆破すれば皆死ぬ・・
イチイチここの人間相手にできるほど時間はない

ラン「コウ悪かったな俺が手柄は持っていくからな」

にやっとしたランは学生を素通りして歩いていた。

不意に・・・ドニーと呼ばれた・・ランは振り向くと
トニーが笑っていた。

ラン「なんだーよ~」

トニー「君ひかる君と今練習じゃないのか??」

ラン「な・・・じかんができたん・・だよ」

トニー「・・・おまえ誰だ?」

ラン「俺はドニーだろ・・・馬鹿じゃないのか・・・・
クラスメートもわからないのか?」

トニー「僕が誰か知ってるよね?」

ラン「と・・・・・・トニー」

トニー「悪いな ドニーはそういった話したはしない
それに僕の名前を聞かれて呼ばないのがドニーのくせだ・・」

トニー「ちょっと来てもらおう」

ラン「何を!!!する」

トニーランの背中をドサっと叩き その骨のツボを押さえると
倒れた・・。

トニー「ほやっとした僕を見て油断しすぎ
一応この学校は武術を教えてくれるんだ 馬鹿だな」

そういいずるずる引っ張っていくと校門で待ってる
天廩署の人間に引き渡した。


トニー「あれ?」

正陽「それが・・・・・・・・・・・・・・・」

トニーに耳打ちした正陽

トニー「それはまずいことになった・・・・・・・」

スーとユーロが爆破に巻き込まれたことを彼から聞くと
トニー「Wmissionはそれでも進行のまま?リュウさんは」

正陽「ええ計画を変える気はないそうです」

トニー「彼は心を持ってるのか?!」

正陽「ローグさんもリュウさんも待ってるのは一つ」

「四龍をもつ人間の覚醒」

トニー「覚醒って…・誰が?」

正陽「聞いてわかると思いましたが」

トニー「・・・・スー・・・・・・・・・・・・
それはやめた方がいいと彼は判断していないのか!
やめろ・・恐怖はレンマとヒトミを地獄に落とす・・・」

正陽「地獄はその人が作るだけの事・・・・
今の事態は最悪になってます。ここも(学校も)あの人も・・・
何時かわかる事、いつまでも隠せないのですから
謎解きを速めてください。 送られていた書簡の答えを」

トニー「それは・・・もうわかったんじゃない?」

正陽「わかっている事と あなたたちの見解とが
ないと答えは出てこないんです」


トニー「リュウさんは??」

正陽「二つの球が現れるとき一つの言葉により扉が開く・・・と
言っておきます。これを伝えてくれと言っていたので・・。
後はお任せします」

トニー「二つの球・・・」

そういうと正陽は起きないランを引っ張り車に乗せて
署内に帰って行った。


―――――パズル――――――

リュウは署内で情報が流れてくる文字を記録して
計画を遂行していた。

リュウの手元に二つの球が置いてある。

この球の持ち主を探してこの球が出てきた
しかしそれがヤナガワの手に渡りこの中を開けては
意味が無くなる。

天地はひっくり返らなくとも、世の中の力関係が変わる事に
変わりはない。


リュウ「簡単な事なんだ だけどその簡単なことほど
みんなみんな遠回りするんだな・・・学校もこの二つの球と
人間を皆パズルで合わせたらこのゲームの出口が見える
Wmissionとはそうゆう事・・・なぜわからない・・・」

パズルは見えないピースで作られていく
その一つ一つのピースが無駄なようで
無駄ではないピース・・たとえ何もない白い枠でも
そのピースがないとそのパズルが完成はしない。

リュウ「ただの格闘買収ゲームと思う人間は脱落する
それだけの話しだ・・・」

カギを握る最後の言葉はレンマたちの純粋な心の中にある言葉
それは濁った大人の目では見ることができない答えだと
リュウは確信した。


純粋なものほど汚れた人の心には透視できず
その見えない心は澄んだ流水の波紋をとらえるかすかな
時を感じれる事ができる心だという事もリュウは知っていた。

リュウ「ただ答えを求めるだけじゃこの事件は解決しない
すべて・・・元戻さなければ」

彼はそうカギを握るものをメモにしておくと
とらわれてるスーこちらに向かって来るローグを
待っていた。

・・・スーはぼんやりと彼らの話を聞きつつ
遠目で何かこうぼーっとした風景の中で
ローグと自分と・・・ヤナガワという男の何かを見つけようとしてた。




スー「死んだ親爺は・・・俺に何を言いたかったんだろうな・・
韋駄天と龍はお前が持ってるって…韋駄天ってなんだ?
それでどうヤナガワが消えるんだろうな・・・・・・・・・・
ローグ~助けに来てくれるのかよー まいったなあ~」

“俺がダンカンスーなのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だ――――――――――――れも信じてくれねえ・・・・・・・・・・・・・“

深いため息をついてとりあえず眠ることにした。

続く・・。
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By みに
#8771 こんにちは。
三章のその後・・・
「みんなで学園(禅寺)に泊まろう~熊VSくまきん」
くま対くまきん01.jpg

くま対くまきん02.jpg


多分、このあと熊と一緒に学園に帰ってきちゃうんですよ・・・
山菜シーズン、熊注意です!
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By ミコ
#8772 みにさん☆

早速可愛いくまちゃんの絵を有難う御座います。

くまきんはこの熊に熊次(くまじ)と名付け、学園のペットにしましたとさ。
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By ミコ
#8773 hiyokoさんからの続きです。

第七章

レンマは朝一番にトニーからのメールで衣装部屋に呼び出された。

レンマ
「トニー、こんな朝っぱらからどうした?」

トニー
「スーが拉致されたらしい」

レンマ
「拉致って誰にだ?あの男を拉致できる人間なんているのかよ!それに休暇中なんだろ?」

トニー
「今回の事件の鍵はダンカンスーと買収ゲームらしい」

レンマ
「狙いはスーで買収はこの学園のことを指してるのか?」

トニー
「リュウの情報だから間違いない。ローグさんもこっちに向かってるって言うからさ。ぼくたちはこのまま用心しながら練習を続けるだけだよ」

レンマ
「言ってることがわかんないよ。狙いは理事長とヒトミだったはずだろ?」

トニー
「伝説の殺し屋に消された男のキラって言う相当イカれた娘が今は実権を握ってるらしくて、廬山高校の腐れ野郎を利用し引っ掻き回してるってのが今現在でわかってることだ」

レンマ
「もういいっ!僕はこの学園から一人も犠牲者を出さず、演劇祭を成功させることだけ考えるさ」

トニー
「怒るなよ。ぼくだって事実を伝えてるだけなんだから」

レンマ
「お前に任せる。だがハニー先生は絶対に守れよ」

トニー
「ぼくだって演劇祭を成功させたいし、ハニー先生は大事なパートナーだからね。絶対に守るよ」

レンマ
「それとこれ以上みんなを動揺させたくないから、今は誰にも言うな。約束してくれ」

トニー
「わかったよ。あとはリュウたちに任せて、またなにか情報があったらレンマに話すよ」

禅寺では・・・

法海
「無忌、マンチェク戻ったぞー」

無忌、マンチェク
「師匠、お帰りなさいませ」

法海
「みんなまだ寝てるのか?」

無忌
「はい。みんな練習で疲れているようです」

パン
「おー法海、戻ったかーお帰り!」

法海
「無忌から聞いたがまたなにか起きたらしいな」

パン
「そうなんだが、一向に進展がなくて、、、ただただじっとここで練習を続けてるだけなんだ」

レンマ
「和尚、お戻りになられていたんですね。お帰りなさい」

法海
「私が戻ったからにはもう心配はいらんぞ。君たちは用心しながら練習を続けていれば大丈夫だ」

おばちゃん
「食事ですよー。あっ法海和尚、お帰りなさいませ」

法海
「私の分もあるかな?」

おばちゃん
「もちろんですとも」

おばちゃんは女性たちを起こし、みんなで食事を始めた。

法海
「みんなに土産がある。これを身につけていれば安全と健康に恵まれるぞ。金山寺の床下の石にみんなの名前を彫り、祈願してあるんだ」

みんなは受け取った石に紐を通し首から下げた。

パン
「法海、お前も無忌と演劇祭に参加しろよ。無忌は練習に参加できずに退屈そうだ」

法海
「あぁわかったよ」

無忌
「あの、、、それとひかりさんのことで大事なお話があるのです」

法海
「ひかりさん?わかった、聞こう」

無忌は昼にひかりの実家に行くことを話した。

法海
「なぜそんな大事なことを黙ってたんだ?私もお前の親として同行する!すぐにひかりさんを呼びなさい」

無忌に呼ばれたひかりが禅寺の方丈にやってきた。

ひかり
「申し訳ありません。どうすることも出来ず、無忌くんにお願いするしかなかったのです」

法海
「貴女の一生を左右する大事なことです。本当に無忌でいいのですか?」

無忌
「師匠、そうではなくてご両親に納得していただくまでの一時的なお芝居です」

法海
「???ご両親を騙すのですか?」

ひかり
「騙すつもりはありません。ワタシは無忌くんさえ良ければそうしたいのが本心ですから」

無忌
「えー!?本気だったのですか」

ひかり
「こればっかりはワタシの身勝手で決められることではありませんし、、、親に嘘をつくということには違いありませんが、ワタシの無忌くんヘの気持ちには偽りはないといいますか、、、あーなに言ってるのかしら、、、」

法海
「わかりました。ご両親にはきちんと納得していただけるよう私からお話しましょう。禅を組み終ったら出かけることにしましょう」

ひかり
「有難う御座います」

土曜日で休校のため、食事を済ませたみんなは各自練習を始めていた。

体育館では・・・

パン
「くまくん、思いっきり太刀を振り下ろすんだ!もっと大きく回ってー!そうだ、いいぞー」

くまきん
「じゃあ、次はもっと速く行きますよ!」

ミシェール
「コリンくん、遠慮は無用よ、思いっきり来て!」

コリン
「先生、強さの中に美しさもあって流石です!」

ミシェール
「いい?ワタシが突き出したら剣を掴んでワタシを引き寄せるーーー!わかった?臨場感を出すのよ!」

ハニー
「トニタン、躊躇せず大胆にね!」

トニー
「わかったよ」

ハニー
「行くわよー、受け止めてよっ!」

トニー
「ごめんなさい、これじゃ胸触っちゃうよ」

ハニー
「大丈夫。照れたりすると余計にいやらしく見えちゃうから、ギュッと背中を掴んで抱き寄せるのよ、いい?」

トニー
「わ、わかった」

ハニー
「じゃあ、もう一回行くわよー!」

美術室では・・・

アンディ
「先生も途中から一緒に歌ってハモるのはどうかな?」

紫苑
「わかったわ」

アンディ
「それと間奏で先生のドラムソロを入れたいんだ」

紫苑
「じゃあ、間奏部分はエイトビートに変調して、速さを加えてやってみるわ」

アンディ
「いいね!」

禅寺では・・・

みに
「出だし部分のスロー曲は壱越という曲はどうかしら?」

マンチェク
「弾いてみてください」

みに
「♪♪♪」

マンチェク
「いいですね。今ので登場してゆっくり演武します。そして鷹に曲が変わった段階で剣を抜き舞います」

本堂では・・・

キンゾウ
「ここはもっと速く行けますがどうしましょう?」

ウミノシン
「わしが右手を回し腰を落としたら一気に攻めてくれ」

キンゾウ
「わかりました!」

トレーニングルームでは・・・

ヒトミ
「レン、大丈夫?どうしたの?なんか集中してないみたい」

レンマ
「ごめん」

ヒトミ
「紐だったから良かったけどこれが鞭だったら痣になってたわ」

レンマ
「そうだな。よし、もう一回だ!」

ヒトミ
「兄さんはまだ戻らないの?」

レンマ
「なんでだ?そんなに気になるか?」

ヒトミ
「なぜ怒るの?事件のことが気になっただけよ」

レンマ
「ローグさんと戻ってくるって話だ」

ヒトミ
「レンはどうして兄さんの話をするとそうやって感情的になるの?あなたがキョウマくんを気にかけるのと同じじゃない」

レンマ
「キョウマは男だし実の弟だ」

ヒトミ
「兄さんだって身内よ。それにワタシが彼とどうにかなるわけないでしょ」

レンマ
「ごめん、そんなつもりで言ったんじゃない、君には大事な兄さんだったな。帰ってきたら連絡が来るだろう。さぁもう一度やるよ」

ヒトミ
「ワタシも言い過ぎたわ。じゃあもう一回やるわよ」

道場では・・・

キョウマ
「やっぱり合間だけじゃ、おばちゃんが暇すぎるね」

おばちゃん
「太鼓とはそういうものよ」

キョウマ
「登場の前に太鼓ソロを入れようか?そうだ!その時は透けた障子の中で舞うよ」

おばちゃん
「いいわね。連打したら障子を破って登場!」

キョウマ
「おばちゃん、もしかして剣も振れるんじゃないかな。棒をあれだけ振れるんだからきっとできる。僕が教えるからちょっと見てて」

おばちゃん
「、、、わかったわ。もし今日一日で出来るようになったらやってみるわ。それでいい?」

キョウマ
「おばちゃんならきっと出来るさ。じゃあ僕と並んでやってみよう。これが出来れば僕の攻めを全部受け止められるんだ」

おばちゃん
「そう言えばリサさんとはうまく行ってるの?」

キョウマ
「うん。演劇祭を楽しみにしてくれてるよ」

一方、座禅を終えた法海と無忌、ひかりは支度をしてひかりの実家である『吉真寺』に向かった。

ひかり
「ただ今戻りました」

ゆかり(ひかりの母)
「お帰り。お父さんが本堂でお待ちよ。お連れの方はお話の方なのね」

ひかり
「えぇ」

吉真寺、本堂・・・

ひかり
「お父さん、ただ今戻りました。こちらが今お世話になってる少林学園の法海和尚と弟子の無忌さんです」

真(ひかりの父)
「こんな素敵な方がいるならなぜ早く言わんのだ」

ひかり
「???」


「法海殿、貴方のような立派な方を息子に迎えられるなら私は本望です」

ひかり
「お父さん、法海和尚は金山寺の高僧よ」


「ではどちら様が娘婿に?、、、も、もしかしてこちらの無忌さん?」

無忌
「は、はい。わたしはひかりさんより少々年下ですが、、、」

法海
「二人の出会いはまだ浅いですが、 お嬢さんは縁を大事にしておられますのでしばらく見守っていただけませんか。無忌を育ててもうすぐ十年ですが、この子は慈悲に満ち温情のある人間ですので安心してください」


「無忌さんは和尚の大切なお弟子さんのようですが、もしそうなったら手放してくださるのですね」

無忌
「縁が全て、私は仏様のお導きにお任せするだけです」


「わかったよ、ひかり。良い結果が出るよう父さんも手を合わせるよ」

ひかり
「お父さん、有難う御座います。近々学園の演劇祭があるので今日はこれで帰るわね。二人で見に来てください」

法海、無忌
「ではこれで失礼します」

ゆかり
「お昼のご用意をしてましたのに」

ひかり
「練習があるから行くわ」

ゆかり
「ではすぐお重に詰めるからちょっと待って」

両親に見送られ三人は学園に戻った。

ひかり
「和尚、無忌くん、有難うございました。これ二人で召し上がってください。まったく父ったら相手を和尚と間違えるなんて失礼しました」

無忌
「あんなにいいご両親を騙して胸が痛いです」

法海
「ではいっそのこと事実にしてしまえばいいではないか」

ひかり、無忌
「お、和尚!」

その頃ひかりの帰りを待てず、学園の周りをランニングしていたドニーは、廬山高校の前を通りかかったところで一台の車を見つけ驚いた。

目つきが鋭い運転手の助手席には、コリンとそっくりな男が乗っていたのだ。

ドニーは急いで学園に戻り体育館へ走っていく。

ひかり
「ドニちゃん、そんなに慌ててどこ行くの?」

ドニー
「あっお帰り、レンマのとこだよ」

コリン
「ドニー、どうした?」

ドニー
「廬山の前で偽物のお前を見たんだよ」

レンマ
「とうとう現れたな」

ドニー
「後部席には色白で長髪の女が乗ってたよ。誰なんだ?」

レンマ
「今回のゲームを企てたと思われる女だ」

コリン
「なんで廬山に?オレにそっくりって誰なんだ?」

レンマ
「みんなには黙っていようと思ってたが、スー刑事が拉致されたらしい」

ヒトミ
「兄さんが?」

ミシェール
「スーが?もしかしてその女に?」

パン
「一体なにが目的なんだ?学園を消すとか理事長の身代金とか。今度はスー刑事まで!」

ヒトミ
「兄さんはワタシたちの身代わりにされたんじゃ?」

レンマ
「今はリュウ刑事たちの報告を待つしかない。とにかくみんなは単独行動をしないようにしてくれ」

ドニー
「なにもできないのか?」

パン
「法海も戻ったし、なにかできることはないかな?」

キョウマ
「こっちから演劇祭に招待するってのはどうかな?」

ドニー
「挑戦か?」

レンマ
「この間とは訳が違う、危険すぎる。殺人も絡んでるんだぞ」

コリン
「オレたちが殺したんじゃないさ。学園を守るだけだよ」

法海
「怯えていても仕方ない。来るものは拒まず去るものは追わず、、、キョウマくんの言う通り、引き込んで陥れてやろうじゃないか。少林学園を侮るなかれだ!」

続く,,,
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By hikari
#8774 ミコさん!

もうドキドキですー :angry: :angry: :angry:
どうしましょ :redface:
モウゲイくんと・・・ :heart: :heart: :heart:
ミコさんが言ってたように、本当にドキドキワクワクが続いてます。



みにさん!


ありがとうー!
ふざけて言ってた「熊VSくまきん」を本当に4コマにしてもらえるとは :bigsmile:
もう感激です。
熊は今後は学園の一員「熊次」として登場かも(笑)


hiyokoさん!

スー様がレース編みとか「おやつの時間」とか
めっちゃ可愛いじゃありませんか :pinklove:
「俺は本来無言で済むものは無言で通り過ぎたりする人間」なんてクールを気取ってますが
結構アツくて可愛い人なんですね :bigsmile:
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By hiyoko
#8775 ミニさんへ
10コマ漫画楽しく読みました
熊きんと熊さんの次のステップともだちになれたんだろうか・・・と
いろんな想像をしながらゲーム感覚のバトルも面白いなあと。
後後の餌が大変そう~とふとおもったけどくまきんさんなら
いろんなものもってくるんだろうな~って★

hiakriさん

スーの意外な一面を書くつもりではかなった(初めは)けど
進んでいくうちに無言で通すのはきっとむりだな・・・って
イメージと中身が違う・・お茶目な一面はきっとあるはず・・
そして結構甘党では?と思いながらスーを表現。
ただ今アイデア絞り中・・・。また何か日常でヒントが
出てきたら考えてみようかなと考えてます。
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By hiyoko
#8776 ミコさんからの続きです
8章

―拉致その後―

スーはぼんやりしていた。

けれど・・グ――――っとお腹がなりどうもエネルギーが不足していた。

スー「腹減ったなあ~ 通常は仲伍君が今日のメニューを
教えてくれんだけど・・・今日は・・たしかーポークチキンに
フレンチのコースだったよーな・・うー・・・ウニとカニのソテー
くいそこなったな・・・。」そんな事を口走っていた。

そして彼の見張り役は暇なのだろうTVをみていた。

スー「おーい何見てんだー??」

見張り「ウルセー!だまってろしかも英語と中国語で喋ってくるな!
何言ってるのかさっぱりわかりゃしねーからイラつくんだよ!」

スー「じゃ日本語でよいか?」

低めのしゃがれ声で片言の日本語をいうスー。

見張り役はいったいこいつはなんなんだ?と思いながら
スーの方を見た。

見張り役「お前はー怖くないのか?」

スー「はあ?・・・Ha?」

見張り役「怖くないのかって聞いてるんだ!」

スー「コワクナイ??コワクナイ??」

見張り「お前が俺に聞いてどうするんだ・・お前に聞いてるんだ」

スー「You areNot scary?ってきいてるのか??」

見張り役「おまえなあ!わかってるんなら聞き返すなあ!」

スー「そんなこと言ったってよー日本語分からねもん
Not a know Japanese Tatte say such a thing」

見張り「はあ~何言ってるんだ???」

スー「・・・I do not know Japanese(日本語分からない)」

見張り「(お前の英語も中国もわからねえよ
なにいってるんだ??)Your English also do not know China」
What are you saying ??


スー「腹減ったんだよー何か食わせろよ!!!
俺は三時のおやつも食べ損ねたんだぞ!!
モーお前らのせいだ!!
I Kuwasero something Yo I was hungry !!!
I'll I failed to eat snack of three o'clock!
Meaux blame you guys! !」


見張り役「はあ~なんだって!!!!日本語話せよ!!!
Ha ?! What Even !!!! Japanese speak !!!
よくわからないうえに逆ギレしてんじゃねえ!」

スー「腹減るとなぁ~イライライスルンダヨー」

見張りは最後のイライラだけが微妙に聞こえた。

見張り役「誰かアイツの妙な言葉を理解できる奴いねえのか!
たくよー・・・・アメリカから連れてきたわりに
よくわかんねえことばっか言いやがって・・英語くらい
ちゃんよ話せよ!」

スー「ウルセエ!!!!!##$%&&’((‘####$$$$”””””」

見張り役「はあお前にウルセエって言わる筋合いはねえよ!」

スー「ココは通じたのか・・・・・・なんでだろな・・」

最初はイントネーションで通じたが後はさっぱりで
スーも何言ってるかわかってないがスーの気持ちから察すると
文句を悪口を言ってるにほかになかった・・・。
余りいい言葉ではないので通じない方が良いと誰もが思う
言葉をたくさん話していたのだった・・・。

しばらくして・・スーは余りの腹減りにエネルギーが切れたのか
じたばたするのもやめてまた眠りに入ったのだった・・。




そのうちTVは時代劇をしていて日本の昔の侍のチャンバラを
みんな見ていた。


スーはぼんやりとしながら「チャンバラかあ~日本はチャンバラが好きだなー」

ぶつぶつ言ってると中国語が分かると思われるキラの部下の日本人に言われた。

「お前の所はカンフーでアチョ――――!!!ってトラックスーツと
ヌンチャクで敵を倒すのが得だろ??」


スー「何年前の話をしてるんだよーそんなん今はやってねえよ」


部下「うそつけーDVD見てたらブルースリーの真似した
おさるのお顔の奴が黄色いトラックスーツ着てアチョ―って言ってたぞ」

スー「そんなんあったっけ?“つけ麺~僕イケメン”」

スーが言った駄洒落?か何かは分からないがキラの部下たちは
その日本語を聞いて一斉その場がに凍った・・。

部下「お前・・・・・・・・・・・」

スー「何か悪い事?いったのか・・どうしたんだ??固まって・・・
はらでもへったのか??」
部下「周りを固まらせるようなギャグ言ってんじゃねえ!!!!
空気を読め!空気を!!!・・・信じれねえ・・・」

スー「どこかで聞いた日本語言っただけだろう・・・
そんなに怒らなくてもいいじゃん~♪も~ギャグが通じないって
モテねえぞ~まあモテなくても生きて行けるんだろう思うけどな~♪」



部下「おまえいい加減にしろよ!何がギャグだ!!
お前自体がポンコツギャグだ!それに・・DVDくらい見ろよ!知らねえのか!!世の中に疎い!な
そんなんでよくダンカンスーのパシリができるな!・・。
少しはネット見ろよ!パシリ!」

スー「パシリ パシリ言うんじゃねえよ!
そんなひまあるかよ・・・俺だって忙しいんだ」

部下「お前みたいな凍りつくようなギャグ言うパシリをよく使うな
ダンカンスー・・どんな性格してるんだ??。俺だったらはっ倒して殺すぞ。
お前の心臓には毛が生えてるとしか思えないな・・
お前みたいな部下持つのは俺でもいやだぜ だからお前いつまでも助けてもらえないんだ・・少しは
危機感を持てよ!!!!!!!!!。」

スー「え??そんなにいやな奴なのか・・・・俺って」

部下「おまえじゃねえよ・・何度言ったらわかるんだよ!
おまえみたいなへなちょこ馬鹿男じゃねえんだ!英語もペラペラだし
第一甘党じゃねえからな」

スー「そうじゃない事もあるんだよ・・」

部下「お前いかーにも~おれおれって言ってるが基本的に
ちがうだろう・・・・・・・・・・ダンカンスーは黒い車から
下りない。そんな凍った日本語は言わない!」

スーは黒い車はいつも乗ってるとは限らないんだ・・と
愛車はただ今ユーロが愛車をのってる・・。

そして愛車はただ今車検中のはずなんてことを考えていた。


それにしても・・・・いつになったら天廩署のメンバーが
たすけてくれるのだろうか・・・・・
それが気になって眠れない・・。

天廩署のメンバーで助けてくれそうな面子・・・

リュウ ユーロ 多分正陽・・・ほか・・・・
際もあてにならないローグ・・・・・・・・・・・・・・

だけど誰も来る気配がないのもありスーは俺って
悪い事したかな…といろいろと想像と妄想をめぐらせていた。

スー(だれかー助けてくれよ――――――――――Help me!!!
何だよ―――――もーーーーーーーーーみんなつめたいなあ~)

心の叫びはだーれも聞いてはいなかった。

このスーの会話はスーが覚えてないがユーロのちょっとした
悪戯?により天廩署のリュウと正陽に筒抜けだった・・。
二人の刑事はこの会話を聞いて仕事どころではなく??
腹が痛くなるほど笑っていたという・・・
ユーロのちょっとした悪戯が普段笑わないこの二人をを笑いの渦?に
巻き込んだことはまだユーロは知らない・・


――天廩署――――――

ユーロはやっとの思いでやっと署内のドアを開くことが
出来た・・しかし待っていたのは上司のがなり声だったのだった・・。

ユーロは何とかローグに助けられて署に戻れた。

上司「ユーロ!スーはどうしたんだ!!
お前迎えに行ったんじゃないのかあ!!」
空手で帰ってきたりしておまえ!!!!!!!!
馬鹿者があ!!!!」

ユーロ「そう怒鳴らないでくださいよ!!スーが拉致されたんだから・・
大変だったんですよー・・・」

上司「お前は何をしに行ったんだああ!!!!!!出張旅費こんなに使いやがって!」

ユーロ「こんなにって・・・飛行機代の燃料だけですよ・・
ローグさんがいなかったら俺帰られなかったんですから…
いいんですかあ~そんなこと言って…ローグさんの所に
いるってスー言ってたでしょ?・・しりませんよー・・・」

そう上司の机の前で言ってたユーロ・・。

ローグは署の自動ドアが開いたとき音もなく入ってきた。

上司「ビクター―ショウどの・・・・・・・あの・・・・・・・」

ローグ「そんなに大きな声を出してどうした?
なにかあったのか??」


ローグはスーの上司に問いかけるように言葉を出した。

上司「・・・・・・・・・・・・・あ・・・
スーがご迷惑をかけて申し訳ありません」

ローグ「別にそれはいいスーを救出しないとな
なあリュウ」

リュウ「ええ~そうですね~」

ユーロ「どうするんだよー・・」

リュウ「この際ランを一度保釈してGPSをつけて
帰せばいい どこに帰るかわかるからそれをヒントに後ろから
ついて行けばいいと思う」

ローグ「そうだな 飼い犬は飼い主の所に帰る
それを使えば答えはおのずと出てくる・・。」

リュウは「たまにはそうゆうのもいいと思うけれど
ユーロはどうする??」

ユーロ「あーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーん
俺考えてたんだけどよー リュウおまえスーに似てるだろ?
いっそお前がスーに化けて本物のスーを救出すれば
いいと思うんだけど??お前変装してみる??」

ローグ「ほう・・・・リュウはそうゆう趣味があるのか?」

リュウ「そんな ないですよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロにそっとリュウは言う
「ユーロ!なんてことを言うんだ・・・・ローグさんのってしまったら
どうしたらいいんだ・・・困るよそれにスーの様には喋れないし・・」

ユーロ「周りのスーの本来のイメージは無口で足蹴りをするというのが
本来の姿だ・・今のスーを信じろと周りに言っても無理だな・・
もしあいつがダンカンスーってわかったらもうちょっと捜査が進展
するだろう・・それがないって事はスーはスーという認識をされてない
ただの坊やって事だな・・・スーも哀れだな・・・・」

リュウ「さっきスーが拉致された所でその犯人たちと
会話を交わしていたけどなんというか…」

ユーロ「なんなんだよー」

リュウ「つけ麺 僕イケメンって・・・」

ユーロ「あいつアホか!!・・・・・・・・・・・
そりゃ認識されないわー・・それより危機感0だろ?!
全部ダンカンスー本人だと知られたときはビビるだろうな~
色んな意味で」

ローグ「そんな日本語どこで覚えたんだか
余計な事はよく覚えるんだなスーは」

リュウ「・・・・・・・・・・・そんな話ではないんだけど
重要なはなしでもなかった・・・・」

ユーロ「それよりリュウどうする???」

リュウが珍しくはなしを逸らしたのでユーロは
スーになってみる話を戻したらリュウは笑顔を消してしまった・・。

リュウ「・・・・・・・・・」


リュウはユーロの案をしばらく考えながら・・・・
何処かに消えてしまった・・・。

ユーロ「中々頑固だな・・・・・」


ユーロはとりあえずランを保釈して尾行をするという
話を上司と話を書類でかわすとランの所に書類を持って行った。



ユーロ「お前~保釈だ」

ラン「なんだって??」

ユーロ「許してやろうというんだ早くサインしろ」

ラン「ほらみろ!俺を捕まえるから お前の相棒が拉致されるんだ
自業自得だ」

ユーロ「どうでもいいからサインしろ」

ユーロはランにサインを急がせ
一緒に部屋を出るとGPSをつけ署から出した。

ランは一目散に?!Bossの所に行くのかと思ったが
意外に意外スーがいると思われる場所に足を変えた。

ローグ「賢いのか馬鹿なのか・・・・」

ユーロ「賢くはないと思うな・・・俺は・・・」

ローグ「ユーロならどうする・・・」

ユーロ「この場合はとりあえず上着とかを脱ぐ
何かつけれてるとおもうだろう???」

ローグ「まあわかればの話だ・・・。」

ユーロ「だな~ローグさん」

そう顔を見合わせて笑っていた。



しばらくしてリュウは何か考えが落ち着いた?!ように
ローグにそのスーになる事を了承した。

リュウはこれも事件解決になると思って・・・。

リュウは顔を 鏡に映して ぼんやり見ていた。

目のふいんき顔のつくりよく見たらスーに似てるらしいと
鏡を見ながらそんなににてるかな?といろいろ考えていた。

そこへランを逃がして仕事をしたユーロが来た。

リュウ「スーに似てる?」

ユーロ「ああ~そ~っくり~なんてね~
まあそう自分の顔眺めないでさ~がんばってみようじゃないか~」

ユーロそういいながらスーのロッカーを開けると
スーがいつも持ってるアイテム サングラス とつんつんヘアを
作るワックス・・チョーカ・・・革靴・・・。

ローグ「私がやろう うちにいるときは私がスーの身の回りをしてる
アイツの事はよく知ってる・・髪の一本の立ち方まで」

にやりと笑うローグはリュウの背丈に合わせた服をす~っと 取り出した。

ユーロ「ローグさんその服~は?」

ローグ「スーから預かったものだ」


リュウ「それ・・・」

ローグ「昔から知ってるスーの服だろう?」

リュウ「ええ」



ダンカンスーにはじめてあった時のイメージそのままに
記憶に残り、物言えぬ威圧感に満ちたその姿は
ジーンズの生地の 上着 黒い革地のズボン
黒いサングラス隠された表情、リュウはそのスーの姿声に心の奥が
震えたのも一緒に思い出すとぶるっと今も手が震えそうな
そんな気持ちになった。

誰にも言えないあの時間・・・。リュウはローグたち
悟られぬよう笑って誤魔化した。

ローグはリュウのふいんきをスーに変えた。

ローグはリュウの髪を少し切っていた。

リュウ「うまいですね」

ローグ「スーは髪を切るのもうるさくてな 最近は私がきってる
一応美容師の資格は取ってみた」

ユーロ「へ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人は見かけによらないもんだな・・・」

ローグ「奴は大変な男である」

ローグはそういいながらリュウの髪をスーのように立たせると
すっかり顔はスーにそっくりになった。

ユーロ「ほお~~~~~~~~~~~~~~双子みたいだ
よくにてるなあ~」

リュウ「複雑な気分」

ユーロ「そうだろうなあ~・・・俺もスーになれるだろうな・・・
でもいやだな・・・俺足蹴りは嫌いなんだよ」

リュウ「なんで?」

ユーロ「それはお前~足が短いことを証明するからだ」

リュウ「俊足でしょ?あれ?」

ユーロ「まあそうなんだけど・・・・・でもこの服はその短足も
カバーできるんならまあいいかもしれないけど・・・・・・」
ユーロはそう笑いながらあれこれ準備をしていった。


そうして・・リュウはスーの愛車にのってランの行く方向に
ハンドルを切った。

ユーロはローグと共にキラのいる場所に向かった。

―――救出―――


キラの部下たちはスーを置いといて ゲラゲラと
TVを見て笑っていた。

そんな所へキラが来た。

キラ「お前たち何をしてるの?早く黄金のコインを見つけろと言ったはずよ!」

部下シー・・・ンとしたときナイフが飛んできた。

スー「おっかない女だな日本の女は大和撫子って聞いたのに
こんなナイフを投げるおっかない女はガールフレンドには
不向きだな~どんな教育されているんだか・・・
親の顔が見てみたいわ~♪」

スーまた場所の空気を読まずそんな事を口走っている。

キラ「誰よ!こんな男拉致しろと言ってなかったわ!
ダンカンスー!を連れて来いって言ってたのに
こんな使い物にならない男を拉致してさっさと殺してしまいまなさい!」

ご立腹のキラに対して何も言えない部下と にやけてるスー
キラもこの喋る男がダンカンスーと認識できず
部下に怒りをぶつけていた。

スー「待ってよ・・俺がダンカンスーだっての!
パシリとか使い物にならないとか言いたい放題だな・・
少しは確認しろよ・・・」

スーはどんどん落ち込んでいった…。


そんな時 リュウはスーの来ていた昔の服を着て現れた。


スーは驚いた。まさか昔着ていた服を誰かわからない人間が着ていて
どうやら自分の代わりをしているのだろうがそれが行った誰か
さっぱりだった。

無口な男 態度の悪い口調 そして性格の悪い行い・・。
リュウはその姿でダンカンスーのイメージ全てを表現していた。

そんな姿を見てスー
昔の俺に良くて似てるなあ~ やっぱり俺って
結構カッコいいと思うんだけど・・・」などとぼやいていた。


リュウ「そこの男を返してもらおう」

キラが去って行ったその場所 キラの部下は「その男はローグと
お前が来た時の切り札になってる 何とかの虫だなお前待っていたよ」

リュウ「その男は最初からお前たちの物ではない」

部下「スーお前が来たという事はローグがそばにいるのだろう?
ローグを出せ」


リュウ「ローグ?だれだ?知らない」
「そんな人間あったことはない」

部下「ネタは上がってるんだぞお前とローグの写真」

リュウの目の前にその写真がばらっと落ちてきた。

リュウ「これは違う」シラを切るつもりもなく無表情のまま
言葉を返した。

部下「いい加減にしろよ・・・この男殺すぞ」
そういいスーの首にナイフを当てた。

スー「まじかよ・・・・・・・・・・・」そう呟く

スーの服を着たリュウはスーの様に
素早く動くとナイフを取り上げ部下の首筋に薄く当てて
切りスーの服ごと寄せると片足でキラの部下を蹴り上げた。

スー「油断したな?」

そういいながら笑い次の瞬間ダンカンスーという名前通り
意地悪い顔を隠して動いた。

ランは「このやろ!!!!!!!!」

そういい本物のスーのむけて殴りかかった時
スー「馬鹿野郎」そういいリュウと同じように片足で蹴り上げると
ランは大きく宙を舞いどさっと落ちた。

ランはその時はっとした・・瞬間的にぶれたが偽物と思っていた
男が本物のダンカンスーだと気付いた時やられた!!!!!!!!と。

その顔を見たスー「だから言っただろう…ダンカンスーは俺だと」
そう彼らが知ってるダンカンスーの表情と仕草
ダンカンスーが二人・・・・・・・・困惑するキラの部下たち
「お前ら表と裏か!!!」

リュウはスーの方向に顔を向けると首をかしげただけだった。


スーそのリュウの答えを見て取った時
「ただの二人と思ったら怪我するぞ」そう答えリュウに
無言の合図を飛ばすとキラの部下は一斉に飛びかかってきた。

リュウとスーは同じスピードで合わせたように一瞬で
部下たちの動きを封じそのまま地面に落とした。

スー「さて本題に入る ランお前が天廩署から盗んだ金の球を
返してもらおう」

ラン「しらねえ」

スー「そうか命を惜しまないのもお前らしいな」

胸倉をつかんだときラン「金の球は・・・・・・」

スー「なんだ??」

ラン「ヤナガワさんが持ってる」

スー「そうか~」にやっと笑うと
「嘘が下手だな」そういいランのポケットから取り出し
ランをそのまま部下の傍で地につけた。

部下「おまえ・・・・・・・・・・・・」

スー「だから言ったろ?」またスーは笑った。

リュウは無言のままスーはただ立っていた。

気味のわるい風景に周りはシンとなった。

スー「ローグアサシンはいない・・・・・・・・・・・」
「奴にそう言っておけ」

そういい汚れた衣服を整えると
今まで何もなかったように「帰るぞ」そう言い残し
その場所を後にした。

書類整理が終わったような顔をしてスーはリュウの傍に近寄ると
自分の服を着たリュウに向け笑って話した。

スー「よくにあうな~」

リュウ「まあそうなんですね・・・」

スー「惚れなしそうだ」

リュウ「やめてほしいなあ・・スー」

スー「キスしていい?」

リュウ「いやですよ」

スー「ちょーっといいだろ?」

リュウ「遠慮しておくよ」

スー「え~~~」

リュウ「鍼打ちますよ」

スー「やっぱ・・・・・やめるわ・・・」

二人のどうでもいい会話・・笑いながら話していた

そんな所にユーロとローグが来ていた。

ローグ「リュウ感謝する」

リュウ「いえいえ スーが無事でよかったです」

スーはおどけて言った。
「ローグはひでえよな~助けてくれないんだもん・・」

ローグ「お前を助けるのは決まっている 私じゃない」

スー「よく言うよダイエットにには協力してくれるのに・・
そうしたことは全然だな」

ローグ「何をどこで言っているんだ?スーが積極的じゃないから
付き合っただけだ・・・」

ユーロ「スー・・・・・・なんてこと言ってるんだ・・・
つけ麺僕イケメンって つまんない事ばっか言って聞いたぞ」

スー「・・・・・・・・・・・・うっそ~~~~・・・・
そんなことまで知ってるかよー・・地獄耳」

ユーロ「ヒトミに言ってやろー きっと兄弟の縁を切られるな」

スー「・・・・やめてくれ」


リュウは黙ってただ笑っていた。


リュウとユーロ ローグがさりげなくスーの傍に
近寄った時その顔を察し何もなかったようにその場から離れた。


ローグ「まあ元気で何よりだった」

そういいそっとスーを抱き寄せた。
スー「なんだよ・・・・・恥ずかしいじゃん」

ローグはスーの顔を上げて「ふーん・・・・」

スーはローグの顔のぞきながらそっと唇を指で触り
にやっとした

ローグ「その笑みはサインか?」

スー「いや・・」

ローグ「素直にじゃないな・・・・・・・」

どちらがどうとも言わずその唇はそっと動き
触れた感触にスーは包まれ気がついたらローグの手は
彼の背中を抱きしめた。

スー少しはにかみながらローグの暖かいフワッとした
その感触を遊び深く吸うようにそのローグの唇を何度も
重ねた。一瞬自分がこの男の懐にしまわれ
何もなかったようにそのまま身も心も消えていきそうな
そんな感触と腕の中だが・・何かが今は違う・・・
場所が悪いのだ・・・と後ろのリュウとユーロの気配が
気になった・・・。

ローグ「どうした?」

スー「やっぱ・・・・・・・・違うだろ・・・・・」

ローグ「意外な事を口走るんだな」

スー「だって・・ここ廃棄工場」言葉を濁した。

ローグ「事件が終わったら?」

ローグのカマを?かけた話し方にスーは少し照れながらも
真顔でローグにその話を外して言った。

スー「俺は天廩署で書類整理なんだよ!」

ローグ「そうだな・・・・」
仕事中なんだと伝えるスーの顔に少しだけ
いえない言葉を感じ取るローグはそっともう一度キスをした。

スー「言っただろ書類整理しないといけないんだよ
…ひつこいやつは嫌われるぞ」

現実がすぐそこにある未解決の事件にローグと馬鹿をしてる暇は
ないんだとスーは拒否をしローグは意外と仕事熱心だなと
にやりとうなずいた。


ローグ「誰の手垢もつかず元気でいてくれて何よりだな」

スー「用件は早く言えよ」

ローグ「スーに浪漫などを求めるのはまだ早いか・・・」

スー「そんなん好きな女とやってくれ・・ロマンで飯は食えねえよ」

ローグ「スー」

スー「なんだよ・・・まだ何か言い足りないのか?“ローグアサシン”」

ローグはスーの顔を見て「いや、呼んでみただけだ」

スー「お前は食えねえな」


ローグは子供をあやすように?スーの頭をなで 
スーは照れるように ヤメロ~と言って 二人の影が一つになったり
別れたりしたそんな光景もちらりほらり・・・


リュウはそんな二人を見ると 何となく 自分が入るすきがない事を
感じるとユーロにいった

あんな光景を堂々と見せられてイラつくほかに微妙なフットワークの
軽さを持たないといけないそのクリアな方法を考えて行くと
いまいち今の自分のレベルでは無理だと思う反面いつかああして
スーと二人で笑っていたいと・・どこか心に誓ってみた。


リュウ「やられたなー」

ユーロ「片思いには大変な相手だなリュウ 敵は大きいぜ」

リュウ「うーん・・・・・・やりがいはあるけど」

ユーロ「まあせいぜいがんばれ~」

そうユーロは笑って話を流し リュウはふ~っとため息をついていた・・。

このことを知ったキラは怒り心頭になり叔父と一気に学園に
攻め込んでいくこととなった。

続く
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#8777 hiyokoさんからの続きです。

第九章

スーが拉致されたことで動揺したレンマも、法海の力強い言葉で冷静さを取り戻した。

各ペアの万全な練習と準備は済み、明日は朝から学園のみんなが楽しみにしている演劇祭が予定通り開催される。

レンマ
「明日はいよいよ演劇祭だ。10日前に送りつけられた挑戦状の被害には幸いなことにまだ遭っていないが、油断は禁物だ。僕らがすべきこと、、、それは無事に演劇祭を終えることだっ!」

そこへトニーのスマホにメールが届く。

レンマ
「リュウ刑事からの連絡を伝える。スー刑事の奪還が成功したそうだ」

ウミノシン
「向こうがなにもしてこないからって、こちらから仕掛けるというのか?」

キンゾウ
「この間のようにぎゃふんと言わせられなければ、ゲームに負けてなにもかも失うかもしれないんだぞ」

ウミノシン
「命まで取られたらどうするつもりだ!」

キンゾウ
「親の仇討はなによりも恐ろしいぞ」

法海
「確かにいつもとは事件の筋が違いますが、襲い来る敵を招待しなにをするか見物しましょう。私たちはそのお礼に素敵な芸を披露して差し上げるのですよ」

ウミノシン
「和尚、一体なにをなさるつもりですか?」

法海
「護珠を身につけ敵の遊戯に参加するのです」

キンゾウ
「護珠?」

レンマ
「和尚からお土産で頂戴した名前入りの石が護珠なんです。先程、廬山高校の校旗に招待状を括りつけてきましたので掲揚すればきっと敵は現れるはずです」

ドニー
「俺とコリンの偽物はどうした!」

トニー
「偽物ドニーは署で勾留中だが、偽物コリンはまだ敵中にいるよ。そもそもこの事件は仇討に乗じた買収ゲームで、愚かで身勝手な父親を持った娘が身内を引き込み、父親を殺した暗殺者を抹殺することが目的だ。最も重要な鍵はスー刑事とローグ刑事が握ってるという情報をリュウ刑事からもらったから、明日は天廩署の刑事ご一行様も招待したよ」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『平成二十八年度 少林学園 演劇祭』
【開会式】
一、開会挨拶−学園長
二、 念仏唱−法海和尚
三、開会宣言−連馬

【演目】午前の部
壱、『ルンバダンス』
演者:トニー&ハニー

弐、『迷踪拳と琴奏』
演者:マンチェク&二三香(みに)

参、『歌とドラム演奏』
演者:アンディ&紫苑(ひよこ)

肆、『剣長拳対南拳』
演者:コリン&ミシェール

伍、『詠春拳表演とキーボード演奏』
演者:ドニー&ひかり

ー昼休憩ー

【演目】午後の部

陸、『青龍偃月刀
対朴刀(槍)』
演者:くまきん&パン

柒、『太極剣表演と太鼓演奏』
演者:京馬&京(おばちゃん)

捌、『八卦太極拳対鞭術』
演者:連馬&妃十三

玖、『蟷螂拳対洪家拳』
演者:学園長&理事長

拾『武術表演』
演者:法海&無忌
★★★★★★★★★★

無忌
「皆さま、進行表をご覧ください。開会式で唱える念仏で身につけている石に法魂を送ることで皆さんを柵欄に包みお護りしますので、安心して芸を披露してください」

キョウマ
「それだけ?」

法海
「そうだ。あとは悪魔遊戯を見ておれば天廩署のみんなが遊戯を終わらせて悪魔を退治してくれるさ。因果応報からは絶対に逃れられませんからな」

おばちゃん
「お食事ですよー!」

無忌
「食事が済んだら身を清め休みましょう」

みんなは食事を終え順番に入浴をしていた。

庭に出たレンマとヒトミは・・・

ヒトミ
「兄さんが無事に戻って良かったわ」

レンマ
「そもそもあの男を拉致するなんてネズミが猫に鈴をつけるより難しいよ」

ヒトミ
「それもそうね。きっと見張りの人たちも大変だったと思うわ」

居間のホームシアターではみんなで『水滸伝』を観ている。

ドニー
「燕青ってカッコいいよな」

コリン
「伊達男、オレの憧れだぜ」

くまきん
「でもさ、結局は妓女の李師師に捨てられるんだよ。それでもいいの?」

マンチェク
「それでもカッコいいよ。俺が明日演る迷踪拳の別名は燕青拳って言うんだ。迷踪拳は霍元甲が使った技だ」

キョウマはリサにメールをしていた。

キョウマ(メール)
『明日は一等席を用意して待ってるよ』

リサ(メール)
『キョウマくんの晴れ姿を楽しみにしているわ』

台所・・・

ひかり
「本当に大丈夫かしら?」

無忌
「護珠が守ってくれます。明日はご両親もいらっしゃるのですよね」

ひかり
「それが息子の妙技が観られるってウキウキしてるのよ。もうやんなっちゃうわ」

無忌
「息子って僕のことですか?」

ひかり
「必ずいい人を見つけるから、それまではご迷惑かけるけど赦してね」

無忌
「二人に縁があれば実が成るかもしれません。一年間、様子をみませんか?」

ひかり
「それってお付き合いするってこと?」

無忌
「お互いのことをまだ知りませんからね」

ひかり
「無忌くんはそれでいいの?」

無忌
「いいかどうかはすべて天からのお導きですから、僕はそれに従うだけです」

ひかり
「無忌くん、ホントに有難う」

用務員室では・・・

おばちゃん
「なんかいろいろ起こってもすべてが丸く収まるのは、この学園が強いなにかに護られている気がするわ」

パン
「この学園は仏園さ。法海も戻ったしもう大丈夫だ。私も法力を学ぼうかな」

おばちゃん
「出家したら結婚はできないってことですよ。いいんですか?」

パン
「ここは中国じゃないぞ」

おばちゃん
「法海和尚の教えを請うということはそういう意味ですよ」

パン
「出家はせずに在家修行だ。一度は結婚と言うものをしてみたいしな」

おばちゃん
「ではまず相手を見つけなきゃですね」

パン
「もういるではないか」

おばちゃん
「いつの間に見つけたのやら、、、(ぶつぶつ)」

パン
「まったくお前は意地悪なのか鈍感なのか、よく解らん!」

おばちゃん
「???」

夜も更けみんなは眠りについた。

翌朝ー

廬山高校では校旗が掲揚され、裏のアジトで校旗の招待状を見たキラたちは重装備で少林学園に向かっていた。

観客席には生徒の父兄や関係者に混じって武術界の重鎮や演劇芸能界関係者も観に来ており、毎年生徒の中から芸能界や武術界にスカウトされた経緯もあり、本場の武術劇や映画、テレビデビューした生徒もいるのだ。

ー午前10時ー
学園長の開会式挨拶で演劇祭が開催された。

リュウ(メール)
『駐車場に着いた。敵は現れたか?』

トニー(メール)
『いや、まだだよ。最初のぼくの演目が始まるまでに早く来てっ!』

リュウ(メール)
『了解!』

ステージの法海と無忌が座禅を組み念仏を唱え始めると、ステージ裏のレンマたちが左手に握った石が光りだした。
その光を右手ですくい上げ一気に飲み込む。

リュウたちは裏口から二階へ上がり用意されたVIPルームでスタンバイ完了。

そこへレンマが登場しステージ上で、開会宣言を叫んだ。

演目開始・・・

[♪Rolling in the Deep]が流れ、トニーとハニーのダンスが始まった。

ハニーの妖艶な腰つき、トニーのキレのあるステップ、、、ターンして倒れ込むハニーの腰を抱き、トニーはハニーを見つめる。

ハニーはトニーの腰に足を絡み付けると後ろに倒れる、、、トニーは背中から手を回しハニーを受け止めた。

拍手喝采の中、【演目壱】が終了した。

暗転の中からゆっくりとした琴の音色が響き渡る。
【♪壱越】
薄紫のライトに照らされ、和服姿のみにが琴を奏でていた。

バックに白い布が下がり一匹の青蛇が舞うと同時に、上から鎖に掴まったマンチェクが降りてきた。

曲は一気に激しさを増し【♪鷹】に変わる。

マンチェクは上半身の着物を脱ぐと、迷踪拳の套路から側宙翻、後ろ蹴りを決める。

先ほどの鎖に下がる剣を握り、目に見えないほどの速さで振り回す。

歓声の渦の中、演目弐が終了した。

次に重低音のバスドラが響き渡ると、高座にスティックを高々と上げながらドラムを叩く紫苑が現れる。

ライトが旋回しビームライトと共にアンディ登場し[♪We are the Champion]を熱唱する。

間奏に入ると紫苑のドラムソロが始まり、アンディは華麗にダンスステップを踏む。

汗だくで歌い踊り、拍手の渦の中、【演目参】が終了した。

ステージは暗転に変わり琵琶の音色 [♪長安への道]が響き渡る。

舞台端から荷車が現れ、そこにはコリンが仁王立ちしている。

回転して飛び降りたコリンは拳を握ると、激しい南拳の構えを披露する。

そこへ連続片手側転で登場したミシェールが、背中の剣を抜き颯爽と振り翳すと、その剣をコリンは掌で挟み受け止める。

ミシェールはコリンを蹴り飛ばし、拳を構え片脚立ちでコリンを見据える。

拍手の渦の中、【演目肆】が終了した。

次にステージライトが黄色く旋回すると、サイレン音と共に神秘的なシンセサイザーの音色が響き渡る。

ステージ左上からゴンドラに乗ったひかりが、キーボードを首に下げ登場。

中央ステージにはヌンチャクを華麗に操るドニーも登場。

キーボードを設置したひかりの演奏が[♪怒りの鉄拳]から[♪戦国無双]に楽曲が変わるとドニーは詠春拳の套路を見せる。

精錬された技の繰り返し、そして腕を何度も素早く交差させ回転すると拳を振り下ろす。

拍手の渦の中、【演目伍】が終了した。

アナウンスが流れ、午前の部の幕が降ろされた。

昼食・・・

ステージ裏の控室では女性全員で作った昼食を食べ始めていた。

そこへトニーのスマホにメールが送られてきた。

キラ(メール)
『招待状は受け取った。いよいよ午後からゲームのスタートだ。準備はいいか?さぁルーレットを回しコマを進めろ!』

トニーはすぐにリュウにメールを送る。

トニー(メール)
『キラが現れたようだけどどこにいるのか確認できないよ。午後からゲームを始めるって言ってる、どうすればいい?』

スー(メール)
『レンマから聞いたがお前らは護珠に護られてるんだろ、安心してステージを続けろ。奴らの居所はこっちで探す』

トニー(メール)
『宜しく頼む』

法海
「トニーくん、敵からの宣戦布告かな?」

トニー
「は、はい。でも居場所が掴めないのです」

法海
「無忌、屋上に昼食を届けてやりなさい」

レンマ
「奴らは屋上にいるんですか?」

法海
「会場に設置した映写機で舞台の様子を伺っているよ。まったく自分で仕掛けた遊戯に怯えて姿も出せない臆病者に私たちが負けるわけがない。ハハハッ、ハー!」

無忌は屋上に上がると、こっそり手紙と共に重箱を置いてきた。

【三途の川の入り口へようこそ。奈落の底へ墜ちる前の最後の晩餐だ。
我々はもう賽は振ったぞ、堂々と姿を見せたらどうだ?
毒は入っておらんから安心して召し上がるがいい。法海】

重箱に気付いた手下が手紙をキラに見せると、、、

キラ
「キィーっ!舐めた真似しやがるクソ坊主だ。だれかサラダ持ってきてよぉー」

手下(ヘイン)
「ローグよりも性質の悪い坊主が連中を護っているようです」

ヤナガワゴロー
「キラ、コウに様子を見に行かせよう」

キラ
「コウ、行け!」

腹の減っていたコウは重箱のオニギリを咥えると、下へ様子を見に走った。

午後の部、開始・・・

[♪男兒當自強]の曲と共にくまきんが青龍偃月刀を持ち現れると、大きく旋回させ左右に振り下ろす。

そこへパンが朴刀槍を背中に携えて登場し、前後に大きく開脚し構える。

青龍偃月刀と朴刀槍が激しくぶつかり合い、鈍い音を立てる。

くまきんは青龍偃月刀
を高く振り上げ、脚を上げポーズを決めた。

パンも朴刀槍を背中から前方へ旋回させ、振り下ろす。

拍手の渦の中、【演目陸】が終了した。

次に暗転の中から雷音が響き渡ると、櫓に乗ったミヤコが現れ太鼓を連打する。

中央ステージ上の円形の障子内では太極拳を舞うキョウマがシルエットで映し出される。

ミヤコの太鼓が一音大きく鳴らされ、銅鑼の音と共に障子を突き破りキョウマが登場すると、櫓から紐をつたい降りてきたミヤコと剣を合わせる。

剣に打たれたミヤコはステージから転げ落ちる。

[♪精忠報国]の流れる中、尚もキョウマは剣を振り、舞い続けていた。

再び紐をよじ登りミヤコは狂った虎のように太鼓を叩き続けていた。

拍手の渦の中、【演目柒】が終了した。

次に暗転の中から激しい鞭音が響き渡る。

左手に扇子を右手に鞭を持ったヒトミが妖艶な姿で登場。

するとバックに桜の花びらが舞い、軽快に[♪滄海一声笑]が流れ、筏に乗ったレンマが登場する。

ヒトミが手をこ招くとレンマはそれを拒み、後ろを振り返り八卦太極拳の套路を見せる。

ヒトミが筏に鞭を投げると、絡め寄せられたレンマは筏から降りヒトミの手を握りしめる。

離れようとするヒトミをレンマが抱き寄せると暗転の中でシルエットで映し出された二人は唇を重ねていた。

拍手の渦の中、【演目捌】が終了した。

その頃、会場入り口ではコウが会場のすべての様子をキラに伝えていた。

コウ(メール)
『刑事の匂いもする。絶対にどこかに潜んでる、間違い。演目はあと二つだ、トリは妖怪坊主と弟子の演目だからその前になんとかしないとゲームに負けるぞ』

キラ(メール)
『お前に言われなくてもわかってる!』

ゴロー
「キラ、攻め込むか?」

キラ
「このサラダを食べ終わったら突撃よっ!」

背中を叩かれたコウが振り向くとそこにはコリンが立っていた。

コリン
「オレに似てるってのはお前だな?こうしてやろう、(ドンっ!)」

コリンに鳩尾に拳を捩じ込まれたコウはその場に倒れ伏し、ステージ裏に担ぎ込まれてしまった。

ステージではウミノシンとキンゾウが蟷螂拳と洪家拳の技を交えていた。

次にステージバックに紅幕が下り、中から数台の太鼓音が響き渡る。
ステージ上の法海が紐を引くと肩には襷を掛け、額には鉢巻姿の演劇祭参加メンバーが一心不乱に乱れ太鼓を打ち鳴らしている。

鐘の音と共に法海と無忌がピーンと張られた紐の上を両端から歩いてきた。

天井からは大きなカン袋が降りてきて、中では人が大声を上げながらもがいている。

法海は下から錫杖で何度もその袋を突くとメンバーたちは一斉に歌い出す。

♪金山寺の(ポンポンポン)和尚さんは(ポンポンポン)
毬は蹴りたし毬はなし

ワルをカン袋に押し込んで ポンと蹴りゃ ヒャーと鳴く
ワルがヒャーと鳴く
ヨーイヨイ♪

♪ダカヂクダカヂクダカヂクダカヂク エイホホー
ダカヂクダカヂクダカヂクダカヂク エイホホー♪

歌が歌い終わると、無忌は握った剣で紐を切り離そうと何度も飛び上がる。

法海
「早く助けに来ないと、奈落の底に墜ちてしまうぞっ!仲間を助けに早く参らんかー。引き入れた以上は見捨てるではないぞ。ハハハッ、ハー」

続く、、、
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#8778 演劇祭の模様を描きました。

『平成二十八年度 少林学園 演劇祭』

【演目】

ー壱ー『ルンバダンス』
楽曲[Rolling in the Deep]
トニー&ハニー
01トニーとハニー.png


ー弐ー『迷踪拳と琴奏』
楽曲〔壱越〜鷹〕
文卓&二三香
02マンチェクみに.png


ー参ー『歌とドラム演奏』
[We are the Champion]
アンディ&紫苑
03アンディとしおん.png


ー肆ー『剣舞と南拳』
楽曲[長安への道]
コリン&ミシェール
06コリンとミシェール.png


ー伍ー『詠春拳とキーボード演奏』
楽曲[怒りの鉄拳〜戦国無双]
ドニー&ひかり
04ドニーとひかり.png


ー陸ー『青龍偃月刀対朴刀槍』
楽曲[男兒當自強]
くまきん&パン
05くまきんとパン.png


ー柒ー『太極剣長拳と太鼓演奏』
楽曲[精忠報国]
京馬&京
07京馬とミヤコ.png


ー捌ー『八卦太極拳対鞭術』
楽曲[滄海一声笑]
連馬&妃十三
08連馬とひとみ.png


ー玖ー 『蟷螂拳対洪家拳』
楽曲[無忌の笛奏]
ウミノシン学園長対キンゾウ理事長
09学園長理事長.png


ー拾(締)ー『悪魔退治の舞』
楽曲[出場者全員の太鼓連打と合唱]
法海&無忌
10法海と無忌.png