連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
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By ミコ
#8740 今作の悪党である『江南の大泥棒』の禿鷹と偽道です。

江南大泥棒.jpg
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馬春兒(マー・チュンイー)法名−雲春(ユンチュン)通称−禿鷹
※モデル俳優−計春華(チー・チュンホア)
画像左

劉柴建(ラウ・チャイジェン)法名−雲建(ユンジェン)通称−偽道
※モデル俳優−孫建魁(スン・ジェンクイ)
画像右
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By hiyoko
#8741 ミコさんからの続きです

「4章」

―「回想」衣装とミッシェル―

彼女と会う前こっそり行ったつもりだったスーだが
なぜか自分が来ることがキョウマにばれていると思わなかった
そしてばたりとキョウマにあってしまったのだった・・
本当は静かに行ってミッシェルに会う約束だけを
したつもりだったのに・・・・・・・・・・・・・・・。
中々上手く世の中は動いてくれないようである・・。
―――――――――――

レンマの学校に行きにさっそく衣装をもらってゴソゴソしてると
ミッシェルの姿があり声をかけようとしたとき・・・
キョウマが「あれ?スー何してるの?」なんて声をかけて来た・・。

スー―うげ~~・・・なんでこえをかけるんだ~・・・・・・-
心の声はこう叫んだのだった。

スー「(― ―;)・・・・おう~キョウマ~げんきかあ~
レンマの様子はどうだ??」

キョウマ「もしかして~衣装取りに来た?」

スー「(― ―;)・・え?何のことだ?俺はミッシェルに用事があって
きたんだけどな・・・」

キョウマ「え?そんな事兄さんから聞いてない
スーが女装するって話だから来てみたんだけど・・
今じゃないのか」

スー「あのな・・・・・・・・・・この何もない日に
イキナリ女装して現れるやつがいたらそれこそ変質者だろ・・
犯罪だぞそれこそ、そんな奴がいる方が怖いわ」

キョウマ「そりゃそうだ~スーがまあ変質者ではないけど
コリンにkissした時点でちょーっと変わり者だとは思うけど
女装してくるわけないか~やっぱり」

スー「あのな・・・・・・・・・俺そんなにおかしいか?」

キョウマ「まあ・・普通じゃできないかもな~男にkissなんて・・・
スーはやっぱりただの刑事じゃないなーって、変わってるから天廩署って
持ってるのかも・・」

スー「おまえ~・・・今度うちに来いよ稽古つけてやるから」

キョウマ「え??スーって武術できるの?!うっそだろ~」

スー「おいおい・・これでも一応刑事なんですけどね
そんなに弱く見えるのかよ」

キョウマ「うん・・どうやっていつも犯人を捕まえてるんだろうなって・・
そのなよっとした姿でさとーっても不思議だわ」

スー「そのうち見せてやるさ」

キョウマ「女装の方が楽しみかな~じゃね~♪」

キョウマは笑ってほかの学生と話していた。

スー「どいつもこいつも・・・・ロクなこと言わねえな」

そうぶつぶつ言いながらミッシェルと会いバーで
話をしたのだった・・・・・・・・・・・。


―>よいがが覚めるスーの現実・・・・・
ゆめはあっというまだった・・・。<―

スー「あ~俺って・・・・・そんな気障でなよってしてるのか?・・・
いやだなー・・なんて言いながらあ・・夜勤って忘れてた」

なんていい署内に戻ると酒の匂いがするのもあり
更衣室に入って持って帰った衣装をロッカーにしまうと
ざーざとシャワー浴びていた。


不意に声がした・・・・


スー「?」そう横を見ると・・・・・・・・・・・・
リュウがいたのだ

スー「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」


リュウ「間違えたでしょスー」

スー「え・・え・・・・・え――――――――――――――・・・・・」
リュウ「大丈夫?スーここのシャワー室狭くないからいいけど
もし誰かいたらかなりの不審者だと思う・・それも男二人裸だしね」

両方裸の上にシャワーの飛沫で肌がぬれ
ほどほどの距離感でお互いが鏡に映っているのだ。

スー「わるい・・・・・・ちょーっと飲み過ぎて」

リュウ「仕事忘れてたんだ、今日はいろいろあったから
仕方ないのかもしれない」

スー「お前は?なんで??」

リュウ「体動かしてて汗かいたから」

スー「あ~ああ・・そう・・で今日はもう帰るんだろう?」

リュウ「まだ仕事が残ってるんだ」

スー片言の言葉しか出なくて・・恥ずかしいような何というか
男同志なのに妙にカチカチしてる自分が変だった。

リュウ「スー意外と細いんだな~しらなかった」

スー「え?お前もだろ?なあ・・お前って好きな奴いないの?」

リュウ「あーうーん・・・縁がないから」

スー「嘘つけいい女と仕事してたろ?」

リュウ「あれは偶然だ子供もいたしあの凶悪男は許せなかった」

スー「キスオブドラゴンさすがだな。カッコいいよなー
俺もそうありたかった・・・」

ざーざと頭を冷やすようにぬるま湯のシャワーを浴びながら
スーはぼんやり湯気の中でリュウに話しかけた・・。

リュウ「スーちょーっと近い・・あのね・・・」

スー「悪いあたった・・・・あ・・・・・・のさ」

リュウ「何?」

スー「わりと大きいな」

リュウ「・・・・どこをみてるの?」

スー「わるい・・わるい・・偶然だ悪気はないから・・
・・・ほんとだぞ・・鍼打つなよゆでだこになるから・・・」

リュウ「ぶ!そんなに硬くならなくてもいいのに。
そうゆうのも程ほどにねスー」

ふっとスーの顔にふれたリュウのその手は細く
しなやかに見え顔が近くなると自然にそのまま何もかもが
湯気の中からみえ・・・スーはゴクッとのどがなった・・。

スー「リュウ上がるわ・・」
そう逃げようとしたときスーの体はリュウに当たってしまい・・
スーはギョギョギョ~~~~~の状態になってしまった。

リュウは笑って「偶然もいいと思う」

スー「え?????なんだって・・俺はなそうゆう事ではなくて~
いやーねえ・・そうゆう趣味は基本的にないからなリュウ」

リュウ「かわいいなあ~」

スーは絶対普段いわないこのリュウという同僚のそうしたいいまわし
ユーロなら言うジョーク交じりのその言葉だがこいつはあり得ない
なのに今それを言われたら妙に何かを感じる・・・。
スー「いやいや・・あのですね・・・一応」

リュウ「スーって意外とウブ??(笑)」

スー(コイツ!!!!!!!!!!!!!!悪魔だ・・)

スー「そんな顔したらお前・・わかってんだろうな?あ?」

スー思わず目が光って思いっきりリュウの顔を手で上げた。

リュウ「だから?」

スー「お前知らねえぞ」

スーはぐぐっと体を近づけるとコン!と軽くリュウの頭をたたいた。

スー「お前にはそんなんにあわねえよ~」

リュウ「・・・ごめん…あのー・・スー湯あたり起こした」

スー「はあ~~~~~~~~~~~~~~~~~
それなら最初から言えよー!!!!!!!!!馬鹿野郎!!!」

リュウがいきなりドカッと倒れた時スーはこれこそ
変な誤解を招くだろうこのおバカが・・そう呟きながら
濡れた彼の体を抱き上げ、お湯を止めてドアを開けると
誰もいない更衣室でタオルを巻くとリュウを介抱した。

リュウ「ごめん」

スー「まあそうゆう事もあるだろうさ お前らしくねえな~(笑)
色気はとっておけ・・のぼせるってのがリュウらしいわ ははは~」

スー今日の夜勤は大変だなとぼんやり考えながら
介抱したリュウを抱き上げて医務室に行き水分補給をさせつつ
衣服を適当にきてしばらく傍にいるとリュウは言った。
リュウ「女装どうなったの?」

スー「しゃべるなよ・・」

リュウ「レンマの所・・」

スー「ああミッシェルに会った」

リュウ「相変わらずだね それで今日はそうなった?って事」

スー「まあね」

スー「なんだか・・あんまり結婚生活は面白くなかったらしい」

リュウ「スー身を引くからだよ・・なぜ止めなかった」

スー「俺が結婚できる人間だとおもうのか?こんなチャランポランの
男の傍にいていいことあるわけないだろう。いつどこでどうなにしてるか
さっぱりの人間は恋も結婚もしない方がいい、女性を傷つけるだけだ・・」

リュウ「そうかな・・彼女なら理解してくれると思うけど
スーの性格って言うのは本来かなり真面目だと思うけど
なぜそれをまわりに伝えないの?」

スー「真面目だけでこの仕事ができるかよ・・死ぬぜ」

リュウ「何があったのかは知らないけど・・ほんとの自分を
知ってる人間は大事だと思うけどね・・あ・・・一人いるね
頼れる大きな人が・・。最強の見守り人。」

スー「アイツは人間じゃねえ ゾンビだ」

リュウは笑って「そう言える相手にはとーっても自分たちには
見えないけど、そういってるスーの顔はなんだか楽しそうに見えるけど?」

スー「馬鹿言うんじゃねえ、それよりお前さ何か隠してるだろ?
あまり人のこと言えないと思うけどなこの策士」

リュウ「いや何も・・・トニーほど僕は考え込まないから」

それからしばらくして・・・「秘技書の件と女装大会はもしかしたら重なるかも
しれない。なんだかきな臭いけど人が油断したときに事件は起きやすい
そんな気がする」

スー「そうか~・・・そういえば昨年の女装大会のグランプリって・・・」

リュウはにやっとしていた。

スー「美形美人だったよ惚れそう (笑) 」

リュウ「それはそれは~じゃ今年も期待しようかな」

スー「お前…やっぱりトニーと変わらないくらい嫌な奴だな・・
でも・・まあ・・・いいかあ~お前なら別に。俺はお前のようには
なれないから」

そういいスーは仕事のあれこれを考えながら・・夜を過ごして
あくる日の仕事をこなすとリュウと別れ明け方ハンの家に帰り
眠っていた。

そうして次の日・・・お昼から署内に出てきたスー
大々的に女装大会の看板が出ていたのである。

スー「マジかあ~なんだろうなこれ・・・・・・・・・
俺不運だな・・・やっぱり・・・あ・・仲伍君のメールを待つしかないなー
うーん仲伍君元気なかなーそういえばバースデーだ~
何か考えないと・・・・・・・・・・・・・・」

そういいながら署内に行くと上司に呼び止められた。

上司「準備は進んでいるかね?スー天廩署は負け知らずだ
君もがんばる事だね、その顔がどう変わるか私も楽しみだよ」

スー「はあ・・・さいですか・・で?何かいい事でもあるですかね?」

上司「今年は“K”がくる。」

スー「だれですか?それ?テニス選手?」

上司「きみはしらないのか~意外と疎いんだな~
Kellyだ」

スー「Kelly?犬ですか?それとも―猫さんですか?」

上司「君は全くこれくらい読め!ばかものが!」

スーは渡された一冊の本をペラペラめくると
警察のモデルをしてる何やらとーってもカッコいい男だった・・。

スー「なんだ男じゃねえか・・何がいいんだよ!」

そしてしばらくぺらぺらすると・・その男は有名なモデルという事が分かった。

しかしスーは意味不明である。しかも男に興味はない・・・。

スー「なんなんだよ・・・」そういいなんだか仕事がめんどくさくなり
またふらっと出てしまった。



スーはウロウロウロ・・・
「いい事ってないよなー・・・・・・・・・・・・」

そんな時「スー メールだよ~メールだよ~」着信のお知らせだった。
スーの着信のボイスは何を間違えたか?ボーカロイドの歌い手ミクちゃん
の声だった・・・。

スー「ミクからメールだな(^.^)」

タバコをくわえながらこの不良刑事・・はメールを開いた。

仲伍にメールを送ったのになぜか・・・・・・・
ローグのアドレスになってる。

スー「ローグ!また仲伍君のメールを黙ってみたな!!!!!!!!!コイツ
ホントにアクドイ奴だな!!!」

そしてメールを見ると・・・
『“「件名「馬鹿者」」
――――――――――――――――――――――――――――
お前は大した用もないのにメールをするな以上・・。“
―――――――――――――――――――――――――――

スー「テメ―!!!!ー――――――――――――!!!!!!!!!!!!」

街中で思わず叫んだスー。

その声に皆反応し思わずスーを凝視した。

スー「すみませーーー・・・ん・・捜査の演習です・・・」と
一言。

「なんだ~警察学校の演習か・・・驚かすなよ・・」

そう誰かがポツリ。

そうやり過ごしたのはいいが・・・さすがに頭に来たスーだった・・。

こうした用もないときにローグに邪魔されることがしばしあるだが
ローグらからしてみると・・そのくらい自分で考えろという事だった。

仲伍という人はとても本来優しい人なのでついつい皆いろいろ頼み
仲伍もそうしたことはあれこれいろんな事をしているので顔も広く
人脈もあり・・悪く言えば利用されやすいという事を主のローグは
知っており、つまらないことに悪用される事を嫌い時々こうして
仕事用のメールをチェックするのだった。

そうとは全く知らないスーはただただ・・無性に腹が立ち
イライラしていた。

そんなイライラが募るスーはしばらく仕事場に帰る気がまたしなかった・・。
そんな中・・・仲伍は国際電話をかけて来た。

仲伍「すみません…………………・スー様うちの主人が勝手に
めーるをして・・・・ごめんなさい~~~~~<m(__)m>」

スー「おお・・仲伍君・・いや・・あ~
こっちこそ御免よ・・・。無理なお願いして・・電話大変だから
いいよきって・・何とかするからさレンマにも相談のってもらったし
いいから気にしないで」

仲伍「あ・・・・・いやスー様のお話ならがんばってみます
いつもごめんなさい・・うちの主人がとんでもない事ばかりして・・・
スー様また遊びに来てくださいね~お待ちしてますから」

そういい申し訳なさそうな声で電話を切った仲伍だった。

こちら→―仲伍とローグ邸のお話・・。―

仲伍「なんてことするんですかあ!!!!!!!もーローグさんは~
スー様ぜーったい怒ってたーんですよ―――も―――――
僕がお友達がいないからって好きなことして!!!
スー様は大事な僕の親友なんですからね!やめてください!!!」

ローグ「ほ~~~スーがそんなに大事なら一緒にいればいいじゃないか~
スーが仲伍の親友とは~初めて知った。でもできる事とできない事は
親友でもはっきりしたほうがいいぞ」

仲伍「このくらいはなんとでもします!ローグさんの突然の無茶ぶりと
違いますから・・たくもう何でも勝手に決めて・・・何でも勝手に
返事するんだから、僕は一応あなたの秘書なんです、ちゃんと
ルールは守ってください!」

仲伍はそうローグに言うとローグ無表情のまま「そうゆう意識的な
物が目覚めた事は一歩前進だな・・しかし友達は選んだ方がいい
ダンカンスーのような奴と友達になったらトラブル続きで何も
いい事はないと思うのだが・・・・・・・・・・・」

そう目を細めて言うと、仲伍は「ローグさんって~もしかして自分以外に
自分の物を横取りされるのがイヤなんでしょう~」というか言わないかに

ローグ「余計な事はいい。私とお前はお前だ ダンカンスーと私は
違う。そして仲伍お前とスーは私の中では全く違う
仲伍は所詮仲伍だ・・そこをわきまえろ・・」

仲伍の心を冷たくさせる一言をピシリと言い放った。
まるで氷を割る様に・・それは仲伍の心の中を二つに割る
言葉に聞こえた。

仲伍「所詮仲伍って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ローグ「お前はお前の仕事をしろ。スーもいいが私の傍で
余計な事を考えるな、仲伍お前がスーのすべてを抱えるだけの力あるのか?
そういいただけだ。スーはいい奴だそれも全部知ってるだから
大丈夫だと私は思っている。だが他の奴がみんなスーというような
寛容な人間だと思うな・・なんてな。泣いた顔をするな
いい男が崩れるぞ」そう振り返りすこし父親の顔をのぞかせて
また笑っていた・・。

仲伍「・・・・・・・それを最初から言ってくださいよ~
遠まわしなんだから~・・傷つくじゃないですか・・・」

ローグ「そう捻るな・・。スーの事よろしく頼むな
まあ私もそれなりに楽しませてもらうよ」

このローグの最後の一言がスーの悲劇を招くのだが(ことになるのだが)
仲伍はそんな事とはつゆほど思わずにっこりすると、スーに精いっぱいの
気持ちを送ろうと思っていたのだ。

ローグ「そうか・・ふーん~たまにはいいか・・」
笑っていた。


―スーの話に戻るー

ローグと仲伍がそんな話をしてるとは全く知らないスーは
秘技書の仕事もすっかり忘れ・・また街をうろうろしていた。

東署のあたりを愛車でウロウロしているとやな奴に声をかけられた・・。

嫌な奴はたくさんいるスーだがこいつは典型的に?嫌いな奴だったらしく?
この仕事を初めて一度もまだ近寄ったことがない奴だった・・。

「おい何してるんだ?」

スー「あ?・・だれだよ・・」

「俺知ってるだろ・・カイだ」

スー「カイってハンに半殺しにされたんじゃないのか??」

カイ「あれは違うだろ・・同じ名前で顔が似てるからと言って
あれもこれも同じにする癖を治せと言われただろう?軍の時に」

スー「もう忘れたな~ウン十年前の話は それで俺に何の用?」

カイにやっとして「お前~女装大会に出るんだろう?」

スーなんでこんなやつまで知ってるんだ???誰も何も話してないだろう
たく!・・・そう思いながら「しらねえな~」そうシラをきった。

カイ「知らねえ?お前FB見てないのか?もう告知してあってお前の
カッコイイいつ画像が知らないが出てるぜ」

スー天廩署・・いや警察にそんなもんあったけな?と思いながら
話が見えてないスーにカイはスマホの画像を見せた。

スー「おい・・・・・・・・・・・・・・・何がカッコイイだ~!
この画像はなんだよ・・これ顔と胴体が違うだろうが・・
いつ俺がこんなヌードになったんだ?俺は一度もこんな姿さらした事ない」

カイ「知ってるよー誰かがお前の顔に合った体を探して上手く合成してるだろ?
しかも顔は微妙に神威(ガクイ)だ・・ビジュアル系も似合うなら
最初からそうしていたらいい」

カイの言った通り自分の面影はあるがほとんど日本のビジュアル系の
バンドの顔になっていてその神威(ガクイ)とはボーカロイドのキャラクター
のなかにそうしたロック系の衣装、GKTというアーティストをモデルに
作られたキャラクターのイメージそのままFBにのっていたのだ。

スー「好きにしろよ」

カイ「お前はすきだね~K2(怪盗二十面相の略)並みだな」

スー「気が済んだかよ、あんまり警察の人のお喋りは好ましくないと思うが」

カイ「お前は喋らないのか?」

スー「仕事上はな カイ・・お前のその無口でカッコいいイメージも
話しすぎたら崩れるぞ・・男は黙って仕事してモテるんだ
モテたけりゃ口は閉じる事だ」

スーはカイの目を見ていいながら済ましていた。

遠目に婦警の若い女の子がこちらを見て自分にきずき
「あ・・天廩署のダンカンスーさんよ~~~~キャー―――
女装するんですって~たのしみ~~でも素もカッコいいわよねー
今度~サインもらいに行きましょ~」などと話していた・・・。

スー女装大会だけ余計なんだよ・・・と思いながら
「じゃな~カイせいぜいがんばれよ あとな・・お前女装したら
ゴリラになるからやめとけ じゃな~」

そういって若い婦警の女の子たちに手を振りそのまま愛車で
通り過ぎた。

彼女たちは「キャー――――――――――――♪」
黄色い声が響いてそれを苦虫を潰した顔でカイは見ていた・・。

カイ「なんで俺たちが出るって知ってんだ??スー・・あ~
秘密にしておいたのに・・・・・・・・・・・・・」
カイはスーが知ってるとばかり思い込んでいるが
スーは適当な事を言ったまでであった・・。

スー「女装女装って・・・・・・・・・・・どこまで
漏れてんだか・・・・・・・・・・・・・・・・
あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
信じれねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

言葉がとぎれとぎれの妙な一日・・あっちこっち
いつの間にか漏れている話にどうしようもなかったのだ。

スー「署に帰ってちょーっと汗流して今日も寝るかな~」
そうしてやっと署に帰ったのであった。

―秘技書盗難事件犯人捜し リュウ&Eユーロの仕事―

秘技書の話はリュウの耳にも当然入り“他言無用”との
赤文字の書類が回ってきているがそんな書類なんて
そのうち会ってもなくてもいいくらい広まるだろうな・・と
思ってる。“人の口に戸は建てられぬ”の言葉を知らぬのか?と
署内の上の人間に言ってやりたい気持ちをぐっと抑え
少林学園の秘技書の捜査を行う事になってリュウは
早くスーが元に戻ってくれたらなと思う事だけだった・・。


リュウ「これユーロ仕事だって よろしくね」
そういってこの秘技書の捜査の書類を渡したのだった・・。

ユーロ「わかった。相棒が仮死状態じゃな
中々進まないと思うがまあがんばってみるわ」

ユーロ「“秘技書盗難他言無用“ってあほか・・
何が他言無用だよ・馬鹿みたいだなこんな話はぷわ~~~~~っと
広まるためにあるんだよ・・そんな事も知らねえとは
世の中わかってねえんじゃねえのか?お偉いさんはよ~
あー現場を知らないってのは困るよなー何かと・・」

ぶつぶつ言いながらこの捕り物?捜査にネットのゲームを
閉じて正しい使い方を始めた。


―ローグと仲伍のお話― 

ローグは仲伍と一緒にたまにはいいかと
仲伍と共にスーのために女装の衣装を考えていた。

仲伍「ローグさんの選ぶ服って~~~ぐふふ・・」

ローグ「気持ち悪い・・そばに寄るな傍に・・」

仲伍「(T_T)そんないわなくてもいいじゃないですかあ~」

相変わらずそっけないこの主に上手く言えない仲伍
ひっつきもっつきなどしたらカウンターパンチが飛んでくるだろうと
仲伍は考える。
これがダンカンスーならくっついてもそれはそれで
それなりにお付き合いをしてくれることを知ってる仲伍は
スーの寛容さと主のいまいちのそのノリの悪さに
なんてぎこちないんだなんておもっていた。

そんな頃ローグは「これはいいな」
そう笑っていた。

仲伍それを見て思わず引いた。

ローグ「案外似合うかもしれないな奴はチビだし
どデカい女にはなるまい」

仲伍「あの・・・・・・・・・・・もっとこう
清楚なのはないのですか・・・スー様が着るわけないですよ
そんなの・・・」

ローグ「お前は?どうなんだ?」

仲伍「これ~・・・」

それは日本のきれいな浴衣の着物だった。

ローグ「そんなもの誰でも着るちょーっと顔が良かったらな」

仲伍「でもローグさんの趣味を疑いますよ
そんなものを・・・もっと大事にしてあげてくださいよ
大事な人なんでしょう?スー様って 僕もいろんな意味で
大事だけど・・・。」

仲伍はその服をどう表現したらいいのかわからないけど
なんだかこうその服というのか下着というのか
なんというのか・・主の思考回路が読めずそんな趣味だったら
本当にどうしようかとおもうとある怪しげな世界を想像して
しまい・・そんな趣味でいわゆる・・・本来と違う事を
もししてたら・・・どどど・・・う理解していいかわからず
どっちも理解しがたいと思っていたのだがローグは
あれこれ結局話してして・・寸法とかいろいろ話しこんで
いて・・なんとお買い上げと来たのだった。

仲伍「ええええええええええええ~~~~ええええ~~~~
そんな・・・・・うっそ・・・・・・・
どういえばいんですかあ~~~~~~~~~~~~~~
僕の身にもなってくださいよー やばいですよー
きらわれますよーやめてくださいよ――――(T_T)」


ローグ「お前のその趣味の良さはいいと思う。
丁度いいじゃないか、正反対の趣味があるって
分かってもらえばスーは寛容だ。
しかも細い、チビで女になるにはもってこいの男だろ?
バービ人形だと思えばいい 着せ替えごっこだ
お前も少しは自由な発想をしろ 嫌われるぞ
そんなお堅い人間。スーは自由人だからな」

めずらしくよく話すローグ・・と
固まる仲伍・・・。

そう話すとさっさとダンカンスーの所へ
荷物を送ってしまったのだった。


―スー女装大会の紀要の話・・。―

スーはその女装大会のこまごました紀要を
仕方なく机で見ていた・・。

「猥褻防止 女装大会紀要」

「前夜祭 昼間審査 メインイベント 」
出演者は必ず女性の服を着る事。
着数は問わない。各自いつ着用するか決めておくこと。

※重ね着の場合 重ね着をする場合必ずその着用服を舞台で見せる事。
(メインイベントに限る)


後夜祭の表彰式後 セレモニーの際はスーツ着用。
(この時は写真を立てるので男性のスーツである)
審査はメインイベントまで。

後夜祭 はどちらでもいい。「男女兼用」

準備に関して。

毎年一人男性役を署内から一人選ぶ事。
同じ部署から一人。

全体の女装のイベントの間はdance 歌・・・等
必ず行う。潜入捜査にてどこにどうなるかわからない設定により
そういった事は練習を日頃からしておくこと。

女物の服はエントリーした人間が管理する事。

グランプリ 一名
署内全員特別金額を昇給。

以上

―――――――――――――――――――――――――――――

だいたいこんな所となっているが誰も重ね着はしない
良くしてマントくらいである・・・。
しかしスーに悲劇が起きるのはまだ誰も知らない・・。
仲伍の送った荷物がとどくまでは・・・


続く
最後に編集したユーザー hiyoko [ 2016年5月19日(木) 19:18 ], 累計 1 回
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By ミコ
#8743 ※美術講師 著尾日陽子(ひよこ)のプロフィール改定です。

彼女は美大に在学中、ある雑誌に小説投稿もしている多彩な芸術派女性だった。

著尾日陽子は絵を描く時のペンネームで本名は莉 紫苑(リ シオン)である。

よって美術講師である時はひよこ(著尾日陽子)を名乗っている。
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By hikari
#8744 ミコさん、hiyokoさん、書くの本当に速い! :smile2:
まだ流し読みしかしてないので、これからじっくりと読ませて頂きます :bigsmile:

和尚のおせっかいースー様編ー.JPG
和尚のおせっかいースー様編ー.JPG (71.05 KiB) 表示数: 8464 回
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By hiyoko
#8745 hikariさんへ

テンポのいいこの画像の使い方とーってもいいな~って。
スーの顔の表情とそのキャラの設定と言葉が目に入ってきて
思わず吹き出しました!!。

そうか~たしかに・・・スーまでにいろんな~人がダンスと歌をしてるって
改めて思いだすことができました。
スーが女装ってそんな不自然じゃない事も・・。
スー・・・頑張れ~なんて・・・・さてさて・・・今からあれこれまた膨らませようと思います~

ありがとう~hikariさん^^
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By ミコ
#8746 hiyokoさんからの続きです。

第五章

翌朝、ミシェールは用務員室を訪れた。

パン
「ミチルさん、どうしました?あいつは洗い物しに行ってますけど」

ミシェール
「いいの、パンさんに話があってきたのよ。実はミヤコの一件だけど天廩署の方にはもう知られてるようなの」

パン
「そ、そうなんですね」

ミシェール
「国をまたいでのことだから、あそこのローグ警視には筒抜けなのよ。でも安心して、くれぐれも大ごとにしないように知り合いに念を押してきたから」

パン
「あいつの性分だとそのことを知ったら、きっと責任を感じて姿を隠すことを考えるんじゃないかって、それだけが気がかりでね」

ミシェール
「わかるわ、その気持ち。ミヤコは脳天気に見えるけど、昔から一人で解決しようとするとこがあるのよ」

パン
「師匠の話では最初、休みを取って一人でなんとかしようとしてたらしいですから」

ミシェール
「このことはミヤコの耳に入れないで」

パン
「わかりました」

ミシェールは教員室へ戻った。

午後から授業が休校のレンマはヒトミとの久々のデートだ。

ヒトミ
「レンから誘ってもらえるなんて嬉しいわ」

レンマ
「午後からは自主練があるけど、今日は君と遊びたくなったからさ」

ヒトミ
「そう言えば来月の演劇祭の衣装を確認に行ったら、着物が一着とカツラがなかったけどどこに行ったのかしら?」

レンマ
「あれは君の義兄さん(にいさん)に貸したよ」

ヒトミ
「なんでまた、、、スー兄さんに?」

レンマ
「署のイベントらしいよ」

と、そこへスーからメールが入った。

スー(メール)
『言い忘れたことがある。あのイベントのことはヒトミと金蔵氏には内密で』

レンマ(メール)
『今話したとこだ。もっと早く言えよ』

スー
『おいおい、女装させられる上にダンスと唄まで歌えって言われてる俺の身にもなれーーーー!』

レンマ(メール)
『ダンスと歌って出来んのか?』

スー(メール)
『出来るかー!お前ならやるのか?お前もできないくせに!ーーー!』

レンマ(メール)
『今、デートなんだ。じゃあ無事の成功を祈る』

レンマ
「噂をすればのスー兄さんからだった」

ヒトミ
「なんだって?」

レンマ
「女装の上にダンスと歌が追加になってキレてたよ」

ヒトミ
「是非見に行かなきゃね」

レンマ
「そうだな」

一方パンは似顔絵を手に、ホテルや中華飯店、食堂など、二人が立ち寄りそうな店を歩き回っていた。

すると偶然にも通りの向こうに以前のコンビニで見かけた覆面パトカーが駐車しているのを発見したパンは、通りを渡り車の前で待っていた。

しばらくするとパンの予想通り、天廩署の二人が現れた。

パン
「天廩署の刑事さんですね。私は少林学園の用務員でパンと言います」

リュウ
「お顔は存じてあげております。今日はまたなにか?」

パン
「いつも学園のことではお世話になってます。実はお願いしたいことがあってお待ちしてたんです」

ユーロ
「なんでしょう?」

パン
「既にご存知だということを聞きましたが、どうぞ今回の一件は知らなかったことにして欲しいのです。
あっ、お気を悪くなさらないでください。一般庶民になにができる?ってお思いになるのは百も承知です。でもこのことは私がなんとかしてやりたんです。ですからお願いします」

ユーロ
「我々は命令に従ってるだけです。なにか起きてからじゃ、こちらも知っていたのに放置してたのかって言われますからね!」

リュウ
「ユーロ、熱くなるな。そもそも盗難事件とは届けがあって初めて発生します。増して盗まれた側に手を引くように言われてはこちらも動きようがありませんので捜索に関しては手出しはしません。ただ、この地へ逃亡して来たと言う報告があったため、これ以上の被害を食い止めなくてはなりませんので。ホシは凶悪殺人犯ではないという調べもついてますが、くれぐれもお気をつけて」

パン
「有難う御座います」

リュウ
「では」

リュウとユーロはそう言って車で去って行った。

ホッとしたパンは最後に駅前の中華料亭を訪れた。

パン
「最近、この二人の男が来なかっただろうか?」

店員は似顔絵を他の店員にも見せてくれていた。

ジンスン
「あれ?用務員のパンさんではないですか?」

パン
「あなたは新しくいらした生物学の陣内先生ですね。お食事ですか?」

ジンスン
「ここは妻が経営する店なんです」

パン
「そうでしたか。それでは、もしこの似顔絵の男が来たら連絡をください。それと私がここに来たことは内密にお願いします」

パンとすれ違いでアンディとトニーが女性二人とやってきた。

アンディ
「先生こんにちは!」

トニー
「先生もお店を手伝ってるんですか?」

ジンスン
「今日は友人が店でパーティをするので挨拶に来ただけだよ。二人とも彼女連れとはやるなぁ」

アンディ
「最近、合コンで知り合ったばかりなんです」

ジンスン
「じゃあ、美味しいものでも食べてゆっくりしてってくれ」

アンディ
「好きなものを頼むといいよ」

女性1
「アンディくんに任せるわ」

トニー
「キミの好物は?」

女性2
「トニーくんが好きなものならなんでも好きよ」

女性1
「ねぇアンディくん。あなたのお友達も何人か紹介してほしいのよ」

アンディ
「それはいいけど」

女性2
「実は友達にあなたたちの話をしたら、是非、お友達の男性と合コンしたいって頼まれちゃって」

トニー
「そう言うことなら任せてよ。何人集めればいいかな?」

女性1
「5人お願いするわ」

アンディ
「了解!」

沽月楼を出たパンはホテルや旅館の数軒に似顔絵を預け、学園へ戻った。

ミヤコ
「秘技書がなくなって何日か経つのにあれからなにも起こらないわね。盗んだだけであたしのことは諦めたのかしら?」

パン
「それならいいが、、、しかし君にとっては大切な物だ、絶対に取り返さなくてはいかんから私が責任持ってなんとかするぞ。二人がもし向こうに戻り売ることができないよう、法海に頼んで古物商にも手を打ってあるからな」

二人がお茶を飲んでいるとくまきんが慌てて駆け込んできた。

くまきん
「パンさん、すぐ来て!」

パン
「そんなに慌ててどうしたんだ?」

くまきん
「キョウマが練習中に怪我したんだ」

パンとおばちゃんが急いで道場へ行くと、キョウマが腕をかかえ倒れていた。

ドニー
「骨折してんじゃないか?」

パンがキョウマの腕を取り診てみると、肘を脱臼していたので処置を施した。

コリン
「まったくキョウマともあろう者が」

くまきん
「ボォーっとしてたろ?」

キョウマ
「・・・」

パン
「練習とは言え気をつけなくては駄目じゃないか。どうしたんだ?」

キョウマ
「僕の不注意です。パンさん、有難うございました」

そう言ってキョウマは道場を出て行ってしまった。

おばちゃん
「くまちゃん、キョウマくんどうしたのかしら?」

くまきん
「ここ何日かボォーっとしてるんだよ」

パンとおばちゃんはキョウマを追いかけた。

パン
「お前らしくないぞ」

おばちゃん
「そうよ、キョウマくんが練習中にボォーっとして怪我するなんて」

キョウマ
「そう言う二人こそ変だよ!おばちゃんはずっと元気ないし、パンさんはなんかコソコソしてるし!」

パン
「そ、それは!」

おばちゃん
「キョウマくん、二人だけで話そうか」

おばちゃんは心配そうに見つめるパンを黙って促し、キョウマと丘の上へ向かった。

おばちゃん
「キョウマくんが聞きたいこと全部言ってみて」

キョウマ
「先ず、コンビニで薬を飲ませてくれたのはおばちゃんだよね?そしてターフーくんを助けたのもおばちゃんなんじゃない?」

おばちゃん
「そうよ。薬を届けに行ったらキョウマくんが捕まっていたからあたしが薬を飲ませた。そしてターフーくんが危険だったからあたしが救った。それだけのことよ」

キョウマ
「それだけのことよって、おばちゃんは武術ができないって言ってたじゃないか!」

おばちゃん
「できないわ。あれは武術じゃなくて、ただ棒を振り回しただけだもの」

キョウマ
「十年以上も武術をやってる僕に嘘をついてもダメだ。あれが武術じゃなくてなんだって言うんだよ!」

おばちゃん
「キョウマくんも知ってるようにあたしは武侠オタクよ。ずっとDVDを観ながら練習してたら棒を振り回すことが得意になったの」

キョウマ
「おばちゃんが闘った相手は棍術チャンピオンだよ」

おばちゃん
「信じてないようだから全部話すわね。一緒に居たのはひかりさんで、彼女は猿王様の手袋のお陰で闘うことができた。そしてあたしは救える状況にあったから勇気を出してやってみたら勝てた。それが真実で勝てたのはまぐれよ」

キョウマ
「まぐれって、負けて怪我することとか考えなかったの?下手すれば殺されてたかもしれないんだよ」

おばちゃん
「一番近いところにいたし、もしなにかあってもみんなが助けてくれるって信じてたからよ。だからホントにまぐれで倒せたってことよ」

キョウマ
「じゃあ、最近パンさんがコソコソ出かけて行ったり、ミシェール先生が買い物に行ったり、無忌くんとマンチェクが見回りをしてるのはなぜ?」

おばちゃん
「パンさんが出かけていくのは人探しのため、ミシェール先生が買い物に行くのは彼女の希望で行ってもらってるの。無忌くんは事件が続いたから警備を厳重にするためにやってるのよ」

キョウマ
「じゃあ、僕の考えすぎ?」

おばちゃん
「コンビニでのことはいずれキョウマくんには話さなきゃって思ってたのよ。だからそのこと以外はキョウマくんの思い過ごしよ。でもそのせいで怪我させてしまってごめんなさい。最初に心配して来てくれた時にちゃんと話しておけばよかったわね」

キョウマ
「そうだよ、もうー!治ったからいいけど、腕痛かったんだからね!」

おばちゃん
「ホントにごめんなさい。お詫びに明日は特製スタミナ弁当を昼休みに作っておくわ。それで許してくれる?」

キョウマ
「わかったよ」

おばちゃん
「キョウマくん、もし誰かにあの時のことを聞かれたら今の話をしてあげてちょうだい」

キョウマは家に帰り、おばちゃんは用務員室へ戻りパンにキョウマとの話を報告した。

キョウマが家に帰るとレンマが一人で食事をしていた。

キョウマ
「一人でご飯?たまにはマドンナと食事でも行けば?」

レンマ
「お前に心配されずともヒトミとは昼間デートしたよ。そういうお前こそ、いつ童子功を破るのだ?」

キョウマ
「童子功どころかファーストキスの相手が男で、それもよりによってあいつだなんて可哀想すぎると思わない?」

レンマ
「そうだ。法海和尚が言っていたが女性の間に起きたことは、男性に戻った時点でなかったことになるらしい」

キョウマ
「ホ、ホント?」

レンマ
「本当だ、言うのを忘れていた。それより練習中に怪我したんだってな」

キョウマ
「ちょっとした不注意だよ。パンさんに治してもらったからもう大丈夫だよ」

レンマ
「なにか心配ごとでもあったんじゃないのか?」

キョウマ
「それも解決したよ」

レンマ
「おばちゃんのことだろ」

キョウマ
「全部話してくれたんだ」

レンマ
「そうか。これからは気をつけろよ」

キョウマ
「そう言えばスー刑事、女装するんだってね」

レンマ
「署で犯罪防止のイベントがあるらしいよ」

キョウマ
「面白い署だね。今日は疲れたよ、シャワー浴びて寝るね。おやすみ!」

その頃学園では・・・

ウミノシン
「不審物が侵入しかけ守衛が怪我を負った。見回りをしていた無忌とマンチェクがすぐに気づき追いかけたが逃げられてしまった」

パン
「あの二人の仕業ですかね?」

マンチェク
「黒覆面姿でしたが、追いかけた時に頭巾を脱がせたんです」

無忌
「坊主頭の男と化粧をした男でした」

ウミノシン
「とうとう姿を現したな。守衛は耳飾り型の投げ鋲で腕を刺されていたそうだ」

パン
「暗器の使い手ですか」

ウミノシン
「一体今まで、どこに潜んでいたのだろうか?」

パン
「この季節なら雨さえ凌げればどこでも寝られますが」

無忌
「寝るのは外でもいいけど、お腹は減りますね」

ミヤコ
「無忌くん、いいこと言うわね。食事こそ絶対不可欠よ」

パン
「中華料理店も何軒か回ったが手がかりがなかったんだぞ」

無忌
「ではそこに来るように仕掛けると言うのはどうでしょう?」

マンチェク
「例えば?」

無忌
「無料でたらふく食べられる、、、おまけに食べ尽くせれば褒美が出るとか」

ミヤコ
「いい案ね。時間内で全部食べたら無料!そして優勝者には賞金も出る。これでどうかしら?」

ウミノシン
「いい案だがそんな店があるのか?」

ミヤコ
「ないなら自分でやるというのは?」

パン
「そうだ!生物の陣内先生のお店に協力してもらえるか頼んでみましょう」

ミヤコ
「そう言えばミチルから聞いたんだけど、近々犯罪防止のイベントがあるんですって。それに乗じてこっちもやるってどうかしら?」

マンチェク
「警察がいることを知ったら余計に現れないんじゃ?」

無忌
「腹が減っててお金がもらえるってなれば来るよ」

ミヤコ
「変装の名人だもの。その辺は用意周到で現れるわよ」

ミヤコは早速ビラを作り始めた。

【中華饅頭早食い王者に挑戦!
三十分で五十個食べ尽くせればお代は無料。更に王者に勝てれば賞金五万円!
中華饅頭早食有,挑戰帝王!
如果能把50個在30分吃光的話,費用免費!
如果早食有,對帝王勝利的話,賞金是5萬日圆!】

無忌
「でもこんな紙見たら人が大勢来ちゃうね」

ミヤコ
「参加出来るのは二人にくじ引きで決めて早食い王者のパンさんに挑戦させるの。もちろん当たりくじは二人が引くように仕掛けしてね」

ウミノシンは早速、陣内に電話で相談を持ちかけたところ、明日の夕方までに中華饅頭を作ることと店の提供を引き受けてくれた。

ミヤコ
「じゃあ明日、無忌くんとマンチェクくんはビラ配りをよろしくね」

続く
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#8747 ミコさんの続きです

「6章」

スー「どんな大会だよ…」

デスクでしばらく放心状態になりながらも
他の仕事をてきぱきとこなしながらサポート・・・
どうにも一人考えないといけない事が
頭が割れそうだった・・。

あんな大会ただでさえ恥ずかしいのに
(男役だと?一人でできるっての!)
俺は男だ!!!!!!!!!!!と心で叫びながら・・。

心穏やかでないスー・・イライラがとどまることを
知らず・・・どんどん湧き上がってその空気が
知らないうちに周りに広がっていき
皆そのスーの顔をうかがいながらそっと書類を
置いて行ったのだった。


スー喫煙室で怒りに震えながらタバコを吸っていると
リュウがのぞいて一言。
「スー ユーロにエスコート頼もうか?」

スー「・・・・・・・・・・・・・」

リュウ「ユーロならOKしてくれると思う。」

スー「あ?何の話だよ?エスコート?!お前何様?
ユーロの仕事邪魔するとぶっ殺すぞ」

スーはリュウをにらんでそう呟いてタバコをふかした。

スーは今なにも耳に聞こえてない。


そんな所にユーロ「リュウどうした??この不機嫌なスーに頼みごとか?
やめた方がいいぜ・・」

スー「ルセ!テメーら~~~~~~~」

机が大きなと音を立てた。

ユーロ「そう~おこるなよ・・」



ユーロリュウに「ちょーっとこいよ・・」

リュウの腕を引っ張るとスーから離れた。



ユーロ「お前さ・・・お前が女装してたの
話したのか???その時俺がお前のエスコートしただろう??」


リュウ「話がいまいち見えないんだけど」

ユーロ「おい・・・昔スーがお前の代わりに
うたれて・・死にそうになった時・・・
個室でうずくまっていたの誰よ?
しかもお前・・・大事なシーンでなーにもできなかっただろ・・
あの一瞬でお前を助けてボロボロになったのを覚えてねえのか」

リュウ「それとこれは・・・・・・・・・・・・」

ユーロ「どこでどう借りを返すかは人それぞれだけどな」


リュウ「ユーロ僕が」

ユーロ「そうこなくっちゃな」

リュウ「でも・・・・・・・・」

ユーロ「気にしすぎだ 俺は意外とそうゆうの
嫌いなんだよ。それにああいったところで目立つとな
仕事しづらいんだよ」


リュウ「本当に?」

ユーロ「嘘は言ってねえよ。俺はあんまり変わらねえけど
お前は変わるからな それと俺の相棒恥かかせるなよ
アイツは天廩署の大事な奴だ。俺とお前のな」


リュウ「・・・・・・・・」

ユーロ「“恋人”たのんだぜ~じゃな~」



ユーロは何事のなかったように缶コーヒを買うと
隣の喫煙室で煙を吐いた。



リュウはスーが静かになった頃を見計らって
「僕 あなたの傍にいたいんだけど」

スー「それを言ってくれ・・・」

スー「・・・悪かった・・・・・八つ当たりして
じゃ・・頼む ユーロは大丈夫なのか?」」


リュウはコクッとうなずくと

その日からスーは夜の時間をリュウと一緒にダンスをしたり
歌の練習をしたりと基礎的な所を稽古していた。


スーは覚えが早くだんだん要領を覚え
上達が早くしばらくすると体も細くなり
しなやかな動きができるようになった。

衣装・・衣装・・・・と大会が近付くにつれ
レンマの衣装合わせていた時
スー「あ・・仲伍君からか?」
荷物を開けた。

みると浴衣などの衣装が入っていた。

リュウ「へえ~きれいですね」

スー「だな~日本かあ~」

なんてことを言っていた時、見た事もない服を見つけたリュウ
固まっていた。

スー「どうした?????」

リュウ「いやー・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー「なんなんだよ~」


ローグの送った衣装とはスーの未知の世界・・
そして体が細くなければ決して着れないであろうボディラインが
そのまま出るモデル体型のみが着用でき、見苦しいか見苦しかは
すべてその体系が物を言う・・これを着て気持ち悪いとなれば
男の人生そのものがが一巻の終わりということになり
独自の世界観がそこにひろがるのであった・・・。
荷物の中を見てみるとスーも固まった・・。

スー「マジかあ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」

リュウ「・・・・・・・・・・・・・」

スー「ローグの野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーは・・・その事すら知らない世界・・・・・・・・
そういうとスーはまた倒れてしまった・・・。

スーの記憶は戻るのか…………・

それはだれもわからないのであった・・・・・・。


さてさて・・・目の覚めないスーはそのまままたぐっすり眠ってしまった

そして追い打ち?をかけるように??
彼のデスクに女装大会の同時開催イベントの
追記用紙がスーのデスクにひらりと一枚おいてあった・・・。

スーがいないので代わりにリュウが目を通してた。
リュウその用紙を見てはて?なんだろうか?
ジー—――っとみていた。
同時開催「D trunks Model change」と書いてあった。


リュウはその記載を目で追って最後までよむと
「これはスーに言えるのか言えないのか?どうしようかな・・」
かなり悩み多きイベントになっていっている。

ユーロはリュウに「それなんだ??」

リュウ「あーうーん・・・・・・・・・・・・・・・・」

歯切れの悪いリュウの言葉にユーロ
(はは~んスクランブル起きそうなんだなそりゃ~じゃやっぱり~みなくちゃな~)と心に言いつつ
リュウの手にあった用紙を取っていった。

リュウ「あ~~~~それ・・」

ユーロ「ぐおおおおおおおおおおおおお~~~~~~
裸祭りかあ~~~~すごいことになるだろうなあ~~~~~
想像しただけでホッテントットだ!サバンナの儀式状態
リンボーダンス状態だな~~これ~~~~~~~
ぐははははっはあははっははあはははは~
想像しただけで笑える!!!ゴホ……あー腹痛てえ~――――――――――」

ユーロはこの用紙をみてリュウが想像していないぐらい
わらっていた。

リュウ「笑い事じゃないよユーロ」

ユーロ「ああ~わるいわるい・・・・ついな・・・
いやーわるかった・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロ「そうだな~これはまずいぞリュウ・・
この用紙の話をしたら」

リュウ「・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロ「俺たちの手に負えなくなる事態が発生だな・・
リュウ会場でアイツはゴジラに変身。
そして町中火の海になるってのが相場だな・・こええなあ~~~~~・・・。
身もけもよだつ夏の肝試しどころじゃなくなるイベントに変身だな。」

しかし・・・もう決まったこと・・・・スーにはどうしても
何とか・・・・・・・・してもらいたいというか・・あの人選は
本当に良かったのか???と・・。

その用紙には・・・こう書いてあった


「Modelと自己紹介をかねショーツ一枚で
参加者は舞台に立ち踊る事。」


この二列のみが大きく書いてあるのだが・・・・・・・・・
簡単に言えばパンツ一枚で舞台に裸踊りをしろと言ってるのである・・。

いわばどこかの夜のクラブの余興の舞台でよくある
その仕事してる男たちの裸でショーをやるという余興だ。

それをあのダンカンスーに披露してその男らしい所を
見せろという事である。
しかも男らしいという表現には果てしなく遠く
全く違う180度の意味を持つ表現が組み込まれているのである。

それをどう解釈するかはそれぞれだが
ただの一般的に想像するブランドの新作紳士物の下着の
ファッションショーではないという事だけは確かだった・・。


リュウ「うーん・・・ただでさえ拒否感が100%なのに
そのうえこの追い討ちとは・・・」

仕事以上のストレスがユーロとリュウとスーにのしかかる
このイベント・・何が怖いか?スーが暴走して暴れるというのが
目に見えていて・・まともにこのイベントが終わることが
見えてこなくなったという事だった。

リュウ「どうしよう・・」
ユーロの顔を見ながら話すリュウ・・
不安と恐怖が入り混じるその表情の険しさは少しどころではない。

ユーロ「・・・・・・・・・・いうしかないだろう・・・・・・
ほかにあるか?」

リュウ「・・・辞退はできないかな」

ユーロ「できねえよ・・・もう何もかも全部告知済みだろ・・
無理だよ」

リュウ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだよね・・・・・・・・」

ユーロ「ああ・・・」

リュウ「頑張ってみる」

リュウは黙したままその用紙を手に取り・・・
スーの眠ってる医務室にいったのである。


―――女装大会まであと2日・・・。――-

続く
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#8749 hiyokoさんからの続きです。

第七章

『女装大会』だけのはずだったイベントにいつしかダンスと歌まで追加され放心状態のスーは、後輩たちに励まされればされるほどイライラ度が沸点を超えそうだった。

こんな時はなにをすれば、この気持ちが落ち着くのか?
シャワーを浴びても、タバコを吸ってもそのことだけが脳内をぐるぐる巡っていた。

ふと、ミシェールを思い出した。
あの花に彼女はどう反応しただろう?
スマホを握り、思い切ってメールをしようとしたその瞬間、メール音が鳴りビックリした。

ミシェール(メール)
『今夜、またあの店で飲んでるから、気が向いたら顔出して』

スーはちょっと戸惑った。
「行くよ」と即返するべきか?黙って行くべきか?それともいっそのこと行かないべきか?
スマホを握り締め暫し考え込む。

そして次の瞬間、ジャケットを羽織り医務室から飛び出していた。

Bar胡蝶蘭・・・

店に入ったスーが店内を見渡すと、この間のカウンター席にミシェールが座っていた。
黙って近づくと、隣にさり気なく座りタバコを咥えた。

ミシェール
「返信がないから来ないかと思ったわ」

スー
「そうか?キミのようないい女に誘われて来ないわけないだろ」

ミシェール
「粋なことするのねっていうか、できるのね」

スー
「なんのことだ?」

ミシェール
「花よ。それも意味ありげな花ね」

スー
「綺麗だったから買っただけだ」

ミシェール
「でもあの時、俺の気持ちだって言ったでしょ。調べたのよ、花言葉」

スー
「再会を祝って綺麗な花を贈った。それだけだ」

ミシェール
「なんとも思ってない男にもらったなら調べないわ。でもそうじゃなければすぐ調べて当然よ」

スー
「、、、でなんだったんだ?」

ミシェール
「黄色いゼラニウムが予期せぬ再会、そしてピンクのガーベラは崇高愛ですって。これはアタシの返事の花よ」

そう言ってミシェールは色とりどりのポピーの花束をスーに渡した。

スー
「偶然だろ。じゃあこの花の花言葉はなんだ?それよりこの花はなんの花だ?」

ミシェール
「ポピーよ。そうそう、女装大会の方はどう?」

スー
「その話はするな」

ミシェール
「あらなぜ?楽しみにしてるのよ」

スー
「考えれば考えるほど腹立たしかったが、ようやっと腹くくったとこだ」

ミシェール
「そんなに大ごと?たかが女装でしょ。天下の蘇黨恆がイジイジ悩むことでもないじゃない」

スー
「そう簡単に言うな。ダンスと歌まで追加になったんだ」

ミシェール
「プフっ。劇だと思えばいいじゃない」

スー
「思えるか!」

ミシェール
「アタシは女優してたでしょ、だからいろんな役をやったわ。男装もしたし、ギリギリセクシードレスも着たしね。ほらっ、レンマくんやキョウマくんだって女装したり、ダンスしたりしてんのよ」

スー
「俺は刑事であって役者じゃないさ」

ミシェール
「そうだけど。そうそう、前の亭主がね、職場のイベントで腹踊りさせられそうになった時、すっごく嫌がって断ったの。そしたら同僚が代わりに引き受けて知事に気に入られて秘書に抜擢されたのよ」

スー
「それとなんの関係がある?」

ミシェール
「元亭主は、知事の事務所の事務員だったの。体裁を気にしすぎて出世の道を逃したって話よ。恥ずかしいのは一瞬よ、潔くやれば評価されることもあるわ。でも結局亭主はその知事の娘に唆されて浮気したけどね」

スー
「慰めが慰めになってないな。まぁもうやるって決めたからやるさ」

ミシェール
「ちょっと化粧室、、、」

スーはミシェールが席を外した隙にポピーの花言葉をググってみた。

【ポピーの花言葉=恋の予感】

ミシェール
「潔い男に乾杯!」

スー
「乾杯!」

最後の一杯を飲み二人は別れた。

駅裏の公園へビラを配りに行ったマンチェクと無忌は・・・

無忌
「あそこにいる婦警さん、女性にしては腕筋がすごいですね、胸板も厚いし。日本の女性は強そうでいいです」

マンチェク
「最近は婦警も鍛えてるんじゃない。しかしごっつい、まるで男みたいだ」

無忌
「男みたいというより、まさに男です」

マンチェク
「もしかして、女装大会の参加者じゃ?」

無忌
「ということは刑事さん?」

二人は駅前の女装大会特設会場をこっそり覗きに行った。

そこでは、明日開催される前夜祭用のテントが張られ、パレード用に使う神輿の飾り付けをしていた。

マンチェク
「あっち見ろよ。リュウさんもユーロさんもいるよ」

無忌
「女装するのはスー刑事だよね」

二人はテントから人が離れたのを見計らって、近くまで行ってみた。

※※※※※※※※※※
「猥褻防止 女装大会紀要」

「前夜祭 昼間審査 メインイベント」
出演者は必ず女性の服を着る事。
着数は問わない。各自いつ着用するか決めておくこと。
※※※※※※※※※※

マンチェク
「見ろよ、みんな女性の服を着用だってさ」

無忌
「じゃあ、やっぱりさっきの婦警さんも女装だったんだね」

ユーロ
「お?学園の無忌くん?違うか?」

無忌
「変装したはずなのに、バレちゃいました?」

ユーロ
「なにを着てもその眉毛でわかるさ。あれ?そっちはマンチェクだろ?」

マンチェク
「ハハハ」

ユーロ
「なんだその紙?」

無忌
「あっこれは、、、」

ユーロ
「なになに?明日夜、中華饅頭の早食い大会?」

マンチェク
「は、はい。女装大会に便乗して客寄せすれば大勢集まるでしょ」

ユーロ
「なんか企んでないよな?」

無忌
「企んでないです」

上司
「ユーロ、なにしてる?早くこれ運んでくれよ!」

ユーロ
「まぁいいか。だがひとつ言っておくが、気をつけてやれよ。じゃあな」

マンチェク、無忌
「は、はい!」

マンチェク
「ありゃ、なんか気づかれたな」

無忌
「大丈夫かな、どうしよう?」

マンチェク
「大丈夫。内緒、内緒」

学園、昼休み・・・

キョウマは購買部へお弁当を取りに行った。

キョウマ
「おばちゃん!」

おばちゃん
「キョウマくん、約束のお弁当よ!」

キョウマ
「サンキュー」

ひかり
「こんにちは」

キョウマ
「ひかりおばさん、こんにちは」

ひかり
「あら、お弁当?」

キョウマ
「おばちゃんの特製だよ。お腹ペッコペコだ、またね!」

おばちゃん
「コンビニでのことだけど、キョウマくんには話したわ」

ひかり
「話したんですか?」

おばちゃん
「あたしがあのことを隠そうと悩んでたら、キョウマくんが心配して練習中に怪我しちゃったの」

おばちゃんは丘の上でキョウマに話した内容をひかりにも話した。

おばちゃん
「誰かにあの時のことを聞かれたら、今の話をしてあげてちょうだい」

ひかり
「もしまたドニちゃんに聞かれたらそう言っておきますね」

おばちゃん
「なに持ってるの?」

ひかり
「ちょっと新作ができたので見せに来たの」

おばちゃん
「新しい道着?」

ひかり
「じゃーん!体操着にどうかと思って作ってみましたー」

おばちゃん
「それってブルース・リーの衣装でしょ」

ひかり
「はい、トラックスーツです。ミーコさんはどう思う?」

おばちゃん
「あたしはなんとも言えないから、みんなに聞いてみれば」

ひかり
「ダメかしら?ドニちゃんに聞いてみようかな。もう来ました?」

おばちゃん
「今日はまだ来てないけど」

みに
「こんにちは、ガチャガチャの補充に来ました」

おばちゃん
「ひかりさん、ミニキャラ製造社のみにさんよ」

ひかり
「道着セールスレディのひかりです」

おばちゃん
「みにさん、ひかりさんは大お得意様なのよ」

ひかり
「ドニパンキーホルダー目当てでずっとやってるんですけど、全然当たらないんですもの」

みに
「それは有難う御座います。お得意様は大切ですのでこれ差し上げます」

ひかり
「わぁ、有難う御座います」

ひかりはドニパンキーホルダーを手に喜んで走って行った。

みに
「ミーコさんにはこれを差し上げます」

おばちゃん
「どうして君寶キーホルダーが欲しいってわかったの?」

みに
「以前お伺いした時に、奥で彼が主役のDVDを観ていらしたからお好きなんだなと思ったんです」

おばちゃん
「彼はあたしが尊敬する守り神なの。有難う御座います」

みに
「喜んでいただけて良かったわ。ではまた」

購買部横の渡り廊下・・・

ひかり
「あっドニちゃん」

ドニー
「ひかりさん!」

ひかり
「是非見て欲しいものがあるの。これなんだけど」

ドニー
「おぉ!俺が崇拝する永遠の師匠のお召し物じゃん」

ひかり
「まだ試作品なんだけど、体操着にどうかなと思って作ってみたのよ。みんなの意見を聞きたくて」

ドニー
「いいねぇ、俺は賛成。それ預かっていい?みんなに聞いてみるからさ」

ひかり
「ホント?有難う」

ドニー
「じゃあ、二、三日したら連絡するよ」

ひかり
「お願いします!」

教室では・・・

キョウマが弁当を食べているとアンディとトニーがやって来た。

アンディ
「キョウマ、彼女欲しくないか?」

キョウマ
「そりゃ、欲しいけどなんで?」

ドニー
「彼女がどうしたって?」

トニー
「お前は彼女いるんじゃないのか?」

コリン
「女の話か?」

くまきん
「彼女でも紹介してくれるの?」

レンマ
「なんの話だ?」

アンディ
「みんな女性と聞くとこれだよ。実はこの間合コンした女の子から、友だちにも彼氏を紹介して欲しいって頼まれたんだよ」

トニー
「5人探してるんだ」

ドニー
「レンマとマンチェクは彼女がいるだろ。俺、コリン、くま、キョウマ、あと一人か」

レンマ
「集団見合いか?」

トニー
「合コンって言えよ」

キョウマ
「じゃあ是非、童子功同盟のターフーを頼むよ」

アンディ
「決まりだね。じゃあ、明日の夜六時からで店は沽月楼の竹の間だからな!」

チャイム音♪

3時間目、保健体育の授業

ハニー
「今日は遺伝子のお話です」

ドニー
「なに着て行こうかな」

コリン
「やっぱスーツだろ」

アンディ
「相手は女子大生だ。カジュアルで頼むよ」

くまきん
「カジュアルって言ってもジャージじゃまずいよね」

トニー
「確かにジャージはまずいが、着ていく服は大した問題じゃない。要はなにについて会話するかだね」

アンディ
「武術話を熱く語るのはご法度だ」

トニー
「格闘技の話も禁止!」

くまきん
「じゃあ、なに話せばいいの?」

アンディ
「流行のファッションの話題とか」

トニー
「芸術や音楽の話とかさ」

キョウマ
「なんか決められてるのって面白くないな」

レンマ
「それじゃやはり見合いのようだな」

トニー
「第一印象で好感を持ってもらえればハートも掴める」

アンディ
「初めが肝心。それが成功の鍵だよ」

ハニー
「男女の性交によって、、、」

くまきん
「性交が成功?」

ハニー
「くまピー、性交がどうしたの?」

チャイム音♪

ハニー
「今日の授業は終了です。次回は正しい避妊法についてです」

ビラを配り終った二人は学園へ戻ると、無忌は見回りに、マンチェクはすぐにパンのところへ行った。

マンチェク
「パンさん、ちょっと」

パン
「どうした?」

マンチェク
「駅前でビラ配りしてたら、女装大会会場でユーロ刑事さんに見つかっちゃって。ビラを見られたからなんか気づかれてるかも」

パン
「なんか言われたのか?」

マンチェク
「気をつけてやれよって、それだけです」

パン
「私の意志は伝わってるはず。明日、決行するのみだ!」

スーは女装大会を乗り切る決心を、パンはミヤコのためにひと芝居打つ決心を、そして彼女が欲しい若者たちは胸弾ませながら翌日が来るのを待つのであった。

続く、、、