連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
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By ミコ
#8716 hiyokoさんの続きです。

第八章

おばちゃん
「ねぇ、パンさん。ぎゃふん大作戦の全貌を教えてくださいな」

パン
「随分と楽しそうだな、これは遊びじゃないんだぞ」

おばちゃん
「だって、、、あたしもなにか役に立ちたいんですよ」

パン
「この間のように急に飛び出してきたりしてはだめだぞ。あの二人は相当な悪党だからな」

おばちゃん
「悪党と聞くとじっとしてられない性分なんですよ。ねぇ教えてくれるだけでいいですから」

パン
「仕方ないな。レンマくんとキョウマが女性に化け、キャバクラとやらで二人を罠にかけて懲らしめるってとこかな」

おばちゃん
「それで事件が解決するの?」

パン
「法の裁きは警察に任せて、武術者としての制裁は武侠兄弟が下すということだ」

学園ではいつも通りに授業が行われていた。

1時間目、美術の授業ー

ひよこ
「皆さま、はじめまして。毎週月曜日、講師として絵の指導をすることになった著尾日陽子(チョビヒヨコ)と申します。宜しくお願いします」

ティンパオ
「なぁ武侠兄弟よぉ、
暢気に絵なんか描いてる場合か?」

レンマ
「ひよこ先生、今日はなにを描きますか?」

ひよこ
「そうですね。肖像画にしましょうか」

キョウマ
「ひよこ先生、モデルはだれですか?」

ひよこ
「では、この箱の中の赤い棒を引いた方にしましょう」

生徒たちは箱の棒を順番に引いていった。

ヒトミ、レンマ、ドニー、コリン、アンディ、くまきん、、、だれも赤い棒ではない。
そして棒は残り二本、キョウマとティンパオだけになった。

二人は一斉に棒を掴む、、、
赤い棒を引いたのはティンパオだ。

ひよこ
「では、天宝寺くん前へ」

ドニー
「まさか、お前を描くとわな」

ティンパオ
「男前に頼むぜ、ハハハッハー」

コリン
「なんか、普通だなぁ」

くまきん
「なんか、つまんないなぁ」

キョウマ
「もっと芸術的な物を描きたいなぁ」

ひよこ
「では、皆さんが日頃から鍛えている肉体の美しさを描くヌードデッサンはどうですか?」

アンディ
「ひよこ先生、それはグッドアイデアです!」

ひよこ
「それでは天宝寺くん、服を脱いで」

ティンパオ
「脱ぐってどこまでだ?」

ひよこ
「ヌードですからぜぇーんぶですよ~!この布で隠したいところを隠していいわよ」

ティンパオはカーテンに隠れ服を全部脱ぐと、腰に布を巻いて出てきた。

ひよこ
「さぁ、そこに座って」

みんなはティンパオをじーっと見ながら鉛筆を走らせる。

しばらくするとティンパオがモジモジと動き始めた。

キョウマ
「おい、動くと描けないだろ、じっとしてろっ!」

ティンパオ
「せ、先生、なんかチクっとしたぜ!おい???なんだ、このでっかい蜂はーーー!」

ティンパオは布を投げ捨てると手で大事なとこを押さえ走って行ってしまった。

ひよこ
「あっ、さっきサイダーこぼしてその布で拭いたんだったわー」

みんな
「ハハハッハーーー、いい気味だぜ」

ティンパオ
「保健の先生いるかぁー?頼むーーー薬くれーっ!」

ハニー
「あら、天宝寺くんそんな格好でどうしたの?」

ティンパオ
「いいから早く!痛くて溜まんねえ、なんとかしてくれっ!」

ハニー
「あら蜂に刺されたのね、わたしが塗りましょうか?」

ティンパオ
「自分で塗るっ!」

薬を塗り痛みが治まるとハニーに白衣を借りると美術室へ戻ってきた。

生徒一同
「先生、描けましたー!」

みんなは血相を変えてもがくティンパオのお尻の絵を一斉に見せた。

ティンパオ
「お前ら、ふざけやがって!」

キョウマ
「見たままを描いたんですよね、先生」

コリン
「さっきより立派で大きくなってよかったな!」

ティンパオ
「先生よぉ、かわいい顔してやってくれるじゃねぇか!」

レンマ
「お前のような立派な武術者ともあろう男が、か弱い女性にまさか手なんて上げないよな」

ひよこ
「わざとじゃないのよ、赦して。ごめんなさい」

ティンパオ
「も、もういいー!」

ひよこ
「では、今日の授業はこれで終了します」

ティンパオ
「武侠兄弟、この礼はあとできっちりと返させてもらうからな。覚えてろよっ!」

ティンパオはみんなが描いた絵を破り捨てると、教室を出て行ってしまった。

ひよこ
「これで良かったかしら?」

キョウマ
「ぎゃふん大作戦の序章は成功だな!」

講師に就けたお礼になにかしたいというひよこに、キョウマが予め頼んでおいたのだった。

ヒトミ(Fに電話)
「F、ティンパオがあいつらに、、、」

F
「ちくしょー、、、あとで思い知らせてやる!お前は引き続き奴らの動きを報告しろ、いいな」

ヒトミ
「わかりました」

F
「トニーは見つかったか?」

ヒトミ
「刑事に匿われているようです」

藤田
「得意体質だと知っていたら利用しなかったが、魔力を解かれたら私たちはお終いだ。すぐトニーに会ってここに連れてこい」

ヒトミ
「ハイ」

F(ティンパオに電話)
「今どこにいる?」

ティンパオ
「学園だよ。もう俺には何もないんだぜ。親爺、もう赦せない。チキショー、やっぱ学校なんか来るんじゃなかったぜ!」

F
「ジタバタするな。金なら又すぐ手に入れられる。だが名誉は失ったら取り返すのが大変だ。今、私とお前がやるべきことはひとつ、あいつらの名誉を奪取することだ!」

ティンパオ
「今度こそあいつらの息の根を止めてやるぜ!」

2時間目も終わりもうすぐ昼休みだ・・・

ひかり
「ミーコさん、こんにちはー」

おばちゃん
「ひかりさん、早いじゃない。試合は放課後よ」

ひかり
「今日の試合でお二人に着てもらおうと思って道着を持ってきたんです。渡してもらえますか?」

おばちゃん
「昼休みにくることになってるから直接渡すといいわ」

ひかり
「お話できるなんてなんてドキドキしちゃうわ」

チャイム音♬♬♬

キョウマ
「おばちゃん!」

おばちゃん
「キョウマくん、こんにちは。怪我はもういいの?」

キョウマ
「胸の傷はまだちょっと痛いけど、武力はもうすっかり元通りだよ!」

レンマ
「こんにちは」

おばちゃん
「あぁ、こちら道着のセールスレディでひかりさん。貴方たちにプレゼントがあるんですって」

キョウマ
「こんにちは」

ひかり
「こ、こんにちは。ひかりテーラーのひかりです」

おばちゃん
「ターフーくんの叔母さまでもあるのよ」

キョウマ
「元通りになれたのはターフーのお陰なんだよな」

ひかり
「これ今日の試合で着てもらえるかしら?こっちがキョウマさんのでこれはレンマさんのです!」

キョウマ
「わぁ有難う。この刺繍は?」

ひかり
「あなたの守護神でもある狼よ」

キョウマ
「兄さんのは?」

レンマ
「ひかりさん、これは龍ですね」

キョウマ
「色もいいし、カッコイイね。有難う!」

おばちゃん
「ひかりさんのお手製よ」

レンマ
「有難う。是非、着させていただきます」

キョウマ
「じゃあ、これから作戦会議だからそろそろ行くね」

おばちゃん
「あーこれ昼食よ、持ってって!」

キョウマ
「サンキュー!」

ひかり
「素敵なご兄弟ですね」

おばちゃん
「喜んでもらえてよかったわね」

ドニー&コリン
「おばちゃん、チィーっす!」

おばちゃん
「ハイ、二人の好物よ」

ひかり
「こんにちは、昨日はどうもぉ」

ドニー
「今日は道着を頼もうかな」

ひかり
「それは有難う御座います」

コリン
「ドニー、作戦会議に呼ばれてるんだぜ」

ドニー
「午後は自主訓練の日だから、試合前にちょっと来られるけどそれでいいかな?」

ひかり
「ハイ、お待ちしています!」

くまきん
「おばちゃん、ウィンナーパン残ってる?」

おばちゃん
「ちゃんと、とっておいてあるわよ」

くまきん
「ひかりおばさん、こんにちは」

ひかり
「こんにちは、くまちゃん」

くまきん
「道着に入れる刺繍だけど熊がいいな」

ひかり
「了解しました」

くまきん
「これから作戦会議なんだ。じゃあ放課後、体育館でね!」

ひかり
「ホントに素敵な生徒さんばっかりね」

ひよこ
「こんにちは、なにが残ってますか?」

おばちゃん
「いらっしゃいませ。美術講師のひよこさんね」

ひよこ
「ハイ。どうぞ宜しく!」

ひかり
「手作り惣菜、おにぎり、サンドイッチとなんでもありますよ。わたしは道着のセールスレディでひかりです。どうぞ宜しく」

ひよこ
「では、その鮭おにぎりとほうれん草のお浸しをください」

ひかり
「わたしはぶどうパンとポテサラを。ミーコさん、今日もここで休憩させてもらってもいい?」

おばちゃん
「もちろんよ。ひよこさんも宜しかったらご一緒にいかが?」

ひよこ
「ハイ。そう言えばさっき面白いことがあったんです」

ひよこは美術の授業での出来事を二人に話した。

おばちゃん
「じゃあ、ひよこさんも作戦に参加されたのね」

ひよこ
「参加したというより、ちょっとだけお手伝いしただけですよ」

ひかり
「作戦って?」

おばちゃん
「悪党を懲らしめるための作戦らしいのよ」

ひよこ
「ごちそうさまでした。近々公募展があるのでワタシはこれで失礼します。では放課後、体育館で」

ひかり
「なんか映画みたいで楽しそうですね」

おばちゃん
「でも危ないから手を出すなって言われてるのよ」

ミシェール
「ミヤコなんでもいいわ、なにかちょうだい!」

おばちゃん
「来ると思ってハムパンならとっておいてあるわよ。ひかりさん、彼女は音楽教師のミシェール先生よ」

ひかり
「はじめまして、道着のセールスレディでひかりです」

ミシェール
「こんにちは、ミヤコとは幼なじみなのよ。それよりミヤコ、学園が大変なことになってるのね。作戦会議があるって呼ばれてるからまたね!」

おばちゃん
「みんな参加するのにあたしだけじっとしてろって、この性分でできるわけないわよね。ねっ、ひかりさん!」

ひかり
「ワタシもなにかお手伝いしたいけど、力の方はからっきしだめだし、、、」

おばちゃん
「あぁ、じっとしてられないわ。二人のためにスタミナ弁当でも作ろっかな」

ひかり
「ワタシもお手伝いしてもいいですか?」

早速二人は弁当を作り始めた。

その頃、禅堂では・・・

ウミノシン
「それでは作戦会議を始めるぞ」

パン
「あくまでこの作戦は武術者として出来る最大の制裁作戦だ。しかし奴らは我々に情けはかけてこんだろう」

法海
「だからと言って我々が法を犯すことは絶対にしてはならぬ。心して望んでくれ」

法海はそれぞれの役割をみんなに伝えた。

法海
「問題は秘薬の素だ。あの二つを手に入れないことには計画が決行できないのだ」

レンマ
「ホントに猿王はまた来ますか?」

法海
「来てくれるよう念力は送ってあるのだが、なにせきまぐれ屋だからな。いつ来るか」

キョウマ
「僕たちは試合もあるし役割もあるから、もし来てくれても会いに行く時間がないよ」

パン
「法海、それなら暇でじっとしてられないのが一人いるからその者に頼んでもいいか?」

法海
「だれだ?」

パン
「購買部の店員だ。みんなのため、学園のためになりたいってうるさいんだ」

ウミノシン
「まったく、あいつらしいな」

法海
「ウミノシン殿もよくご存知なようですし、いつも美味しい食事を差し入れてくれてるし、お願いするとしよう」

キンゾウ
「ヒトミが心配だ、大丈夫だろうか?」

パン
「彼女は演技派育成組の女王ですぞ、ちゃんとやってくれますよ」

ウミノシン
「早く秘宝を取り返さんと悪いことに利用されてからでは取り返しがつかんからな。アンディ、刑事の方はどうだ?」

アンディ
「彼らはプロ中のプロでこれまでに解決できなかった事件はひとつもありません。奥の手を使い奴らとも直接接触し、かなりのところまで調べ上げているようです。なぁレンマ」

レンマ
「刑事のひとりは理事長もよくご存知の男ですから信頼もできます。ねっ理事長!」

キンゾウ
「あいつはいい加減に見えるが、気骨があって一本筋の通ったやつです。それは私が一番よく知っていますのでどうぞご安心を」

ウミノシン
「藤田は頭のいい男だからな、どんな手段を使ってでも秘宝に変えてしまうのではないか?」

レンマ
「でも最初からそれを知っていっていて盗んだのではないようだと刑事も言っています」

法海
「それに袈裟の持つ秘密は私にしか解読できません。奴らが手にしたところでただの布でしかないのですから」

キョウマ
「とにかく難しいことは警察に任せて、僕らが出来ることで奴らに立ち向かいましょう」

法海
「では二人は最後の特訓、衣装や変装の準備に携わる者は抜かりのないよう頼んだぞ!それでは解散!」

禅堂裏の小屋では・・・

マンチェク
「無忌いるか?」

無忌
「わぁ、びっくりしたぁ!」

マンチェク
「どうした?トニーじゃないか」

無忌
「さっき、レンマ殿のお友達の刑事さんのお友達の正陽殿が連れてきたんです」

マンチェク
「まだ記憶が戻らないのかな?」

無忌
「いろんな手を施したらしいですが、今度は眠ったままらしいんです」

マンチェク
「無忌も作戦には参加するるんだろ?」

無忌
「ぼくはトニーさんが再び奴らに襲われないように見張りを任されています」

トニー(うわ言)
「無名、、、私を置いていくな。駄目だ、如月、、、飛雪、目を覚ませ、、、」

無忌
「夢を見てるんですね」

マンチェク
「なぁ無忌、夢の中では記憶は失っていないのか?」

無忌
「夢の中でも記憶喪失のはずですが、なぜですか?」

マンチェク
「今、トニーが口にした言葉は以前彼が演じた劇中のことだ。ということは夢の中では記憶が戻ってるんじゃないのか?」

無忌
「そうか!トニーさんは寝ている間に魔力をかけられていたんだ!だから念力の効き目もや医者が診ても治らなかったんだ」

マンチェク
「どういうこと?」

無忌
「ぼくは殴られた衝撃で記憶喪失になったと思って念力を送っていたのですが、寝ている時に魔力をかけられたのであれば魔力を解いただけでは駄目だということで、魔力は解けているのだから、夢の世界から引き戻さなくては、、、、、、」

マンチェク
「無忌、その話ってまだ続く?手っ取り早い方法で早く治してやってくれ」

無忌
「では師兄、裏に生えてるどくだみをたくさん採ってきてください。ぼくは禅堂から書を取ってきますので」

無忌は『幻夢還』と書かれた書を読みながら、どくだみをトニーの口に押し込むと念力を送った。

しばらくするとトニーは咽返りながら目を覚ました。

トニー
「マンチェク、、、無忌くん、、、ここでなにしてるんだい?、、、ってに、苦ーい!み、水ちょうだい!」

無忌
「成功です、師兄!」

マンチェク
「トニー、よかったな。完全に元に戻れたぞ」

用務員室に戻ったパンは・・・

おばちゃん
「会議は終わったのですか?」

パン
「あぁ。こちらは?」

ひかり
「お邪魔しております。道着のセールスレディのひかりです」

おばちゃん
「作戦に参加させてもらえないならせめてもと、お弁当を作ってたんですよ」

パン
「これより任務を与える。丘の上での見張りを命ずる!」

おばちゃん
「なにを見張るんです?」

パン
「猿王殿に会って尿と涙をもらってくるのだ!それがないと作戦が決行できないんだ、夜までに頼んだぞ」

おばちゃん
「どうやって意志の疎通をするんです?」

パン
「地上界でも普通に話せるように法海が念力を送ってくれてあるので心配はいらん。手に入ったら冷蔵庫にある金の桃二つをそれぞれで煮て学園長室まで届けてくれ。いいな」

おばちゃん
「了解しました。ひかりさん行きましょう!」

二人は丘の上に向かった。

ひかり
「ここにいたら試合が見られないわね。猿王さま早く来ないかしら」

おばちゃん
「試合は四時からだからそれまでに来てもらえるように誘き出しましょう」

ひかり
「猿王さまが好きそうな物でも作って誘ってみる?」

おばちゃん
「すぐ作ってくるから、ひかりさん見張っててね」

おばちゃんは桃を持てるだけ持って用務員室へ戻ると、桃を使った色々なデザートを作り丘の上に戻った。

ひかり
「今さっき、すっごい風が吹いたんです」

おばちゃん
「もしかして向かって来てるのかしら」

ひかり
「ミーコさん見て、あっちの空が蒼白いわ」

すると飛ばされてしまいそうなほどの風が吹き、閃光の如く猿王が天空から舞い降りてきた。

二人は木に掴まって立っているのがやっとだった。

おばちゃん
「猿王さまでいらっしゃいますね」

猿王
「そうだが、法海はどこだ?」

おばちゃん
「和尚の遣いの者でございます。先ずはネクターをどうぞ」

猿王
「今日は風が強くて喉が渇いていたからちょうどいい」

ひかり
「次は桃ゼリーでございます」

猿王
「これはぷるぷるしてて美味そうだ」

二人は桃酒、桃饅頭、桃大福、桃羊羹と次々に勧めた。

猿王
「わしを呼んだのはこのためか?」

おばちゃん
「いえ、、、猿王さまのある物を頂戴したくございます」

猿王
「あー、飲み過ぎてもよおしてきた。厠はどこだ?」

ひかり
「お待ちください。こちらにどうぞ」

ひかりはおマルを差し出した。

猿王
「欲しいものとはなんだ?」

おばちゃん
「ひとつは今頂戴いたしましたが、あともうひとつございます」

猿王
「なんだ、金桃薬を作るのか?」

おばちゃん
「は、はい左様でございます」

猿王
「あげたいのは山々だが、そう簡単には涙は出んな」

ひかり
「どうしても必要なのです、お願い致します」

猿王
「では涙が出る程に可笑しいことを見せてくれんか?」

おばちゃん
「それでは今夜、少林町三丁目のコンビニの地下にあるキャバクラ・ビリーブで涙が出る程可笑しいことが起こりますのでその一部始終をご覧になってください。そしたらこの容器に涙を入れてまたここにいらしてくださいますか?」

猿王
「わかったよ。美味い料理のお礼にこの手袋をやる。これをして棒を持てば一瞬にしてお主は棒術使いになれるぞ」

猿王はそう言うと天空に舞い戻って行った。

おばちゃん
「さぁそろそろ四時だわ、行きましょう」

ひかり
「ねぇ、なぜこれをくれたのかしら?」

おばちゃん
「あたしたちの心が読めたからよ」

ひかり
「そうか!でもひとつしかないわ」

おばちゃん
「ひかりさんが使って。あたしは自力でなんとかやるわ」

体育館では試合が始まろうとしていた。

第一試合。
キョウマ対ティンパオの闘いだ。

キョウマは両足を肩幅に広げ、合掌したまま微動だとしない。

ティンパオは虎拳の構えでキョウマが隙を見せるのを狙っている。

しかしキョウマは一歩も動こうとしない。

ティンパオ
「おい、なんのつもりだ。やる気あんのか?」

キョウマ
「さぁ、早く仕掛けてこいよ。それとも怖気づいたのか?」

ティンパオは虎の手でキョウマの首筋を突いてこようとしてきた。
キョウマは右に旋風脚で一回転する。

次にティンパオは鶴が舞うように片足を上げ、腕をキョウマの頭上に落とそうとしたが、キョウマは左方向へ側宙しその腕を避けた。

ティンパオは次に片腕を上げ蛇拳の構えを見せた。

するとキョウマはティンパオと反対の方向へ走り、腕にしていた布をまるで流星錘のように操るとティンパオの上げた腕に絡ませこちらに引き寄せる。

そこを拳で眉間に一発!

次にキョウマが右方向に一気に走り出すと、ティンパオは腕に絡んだ布に引かれ投げ飛ばされた。

ふらつきながら起き上がってきたティンパオ目がけキョウマは走り寄ると、腹、胸、顎への三段蹴りを食らわせた。

ティンパオは血を吐き倒れ起き上がれない。
キョウマは布を外すと、ティンパオの胸の上に足を乗せた。

審判員のキンゾウが降参を問うと、ティンパオは悔しそうに唇を噛み締め床を叩いた。

キンゾウ
「第一試合、天宝寺豪の降参で呉李京馬の勝利とする!」

第二試合。
レンマ対ビリーの闘いだ。

ビリーはボクシングの構えでステップを踏む。

レンマは両腕を大きく振り上げると、左足を思い切り広げ腰を低く落とした。

お互いにどう出てくるかと様子を窺っている。

ビリーが先ず右拳を突き出すとレンマはその腕を掌で叩く。

ビリーは左足を一歩前へ踏み出すと右足を上げ横蹴りで攻めてきた。

レンマはその脚を両手で掴み投げ飛ばす。
ビリーが片膝を付き立ち上がろうとするところで頬を掌で叩く。

レンマは三歩後ろに下がると回転しながら近づき連続で首筋、額、耳を叩く。

ふらつくビリーにレンマは後ろ回し蹴りで脚を首に絡ませると股締を食らわせた。

審判員のキンゾウが降参を問うと、ビリーは気を失っていた。

キンゾウ
「第二試合、藤田比利の昇天で呉李連馬の勝利とする!」

客席の生徒たちが旗を降って喜んでいる姿を、客席にいた黒尽くめの連中は睨みをきかせ見つめていた。

ヒトミ
「F、大丈夫ですか!武侠兄弟とあろう者が随分汚い手を使うのね。武術だなんて笑わせないで!」

ティンパオ
「お前、いつの間にそんな強くなったんだ?くっそぉ!このままで済むと思うなよ!」

ティンパオと手下の男は藤田を抱え控室に入って行った。

医術を学んだ部下の処置で目を覚ました藤田にヒトミはタオルとボトル水を渡した。

ヒトミ
「試合に勝ったくらいであんなに喜ぶような単細胞な連中は放っておいて今夜は楽しみませんか、お疲れでしょ?」

藤田
「美味い酒が呑みたいな」

ティンパオ
「酒もいいが美味い女がいいな」

ヒトミ
「店に新人が入ったそうです。今夜はワタシもサービスしますからリフレッシュしましょうよ」

ティンパオ
「俺らにはできてあいつらにはできないことがもうひとつある!それは?女と豪遊することだぁー!」

藤田
「よぉし、久々の息抜きだ。行くぞー!」

藤田たちは手下が運転するリムジンで店へ向かった。

しかしこのあと想像を絶する大悲劇に襲われることを二人は知る由もなかった。

続く
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By hikari
#8717 hiyokoさん、ミコさん、お二人が頑張ってるのに、ご無沙汰してすみません。
ミコさん、セールスレディでの登場嬉しいです♪
ありがとうございます。

ドニパンまで測れるなんて嬉しすぎます :angry: :angry: :angry:
ひよこ先生、やりましたね!ぎゃふん大作戦 :pinklove:


えーと、、本当に使い回しの画像で申し訳ないのですが、1枚だけお持ちしました :redface:
また近々お持ちします。

ミニきゃらガチャガチャ2.JPG
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By hiyoko
#8718 ミコさんからの続きです
[9]

さてさて二人は改めて捜査を再開した。

リュウのメールには““F“怒り心頭”試合二人負けた模様 ティンパオ
蜂に刺され恥をかく“など、どんどん情報が入ってきた。

スーは笑いながらユーロに話す。
スー「ティンパオの野郎美術の時間に蜂に刺されたんだってよ~
しかもヌードモデルなんてしてさ~結構腫れたらしい」

ユーロ「鼻の下を伸ばしてるからだ~バーカ」

スー「試合に負けて、トニーは無事正気を取り戻したらしいし
いい事一つもなくなったらしいぜ」

ユーロ「ほう~やっと目が覚めたか トニー」
感心しながら車を走らせていた。

そんな時正陽から情報あり
「黒い集団が後方から走行、“F“の組織の模様 追走お願いします」

スー「ほうほう~どこかに行くんだな」

そういいながらユーロは「了解」そういい
車を走らせていた。

爆音を響かせてその集団のベンツらしき車体は
彼らの車を追い抜いて行った。

スー「追い越すかぁ~ここ赤線 追い越し禁止なのに・・。」


車などは彼らを避けて走行または停止をしたのだが
あのベンツの集団は一向に停止しない。

スー「警察です~とまりなさ~い集団走行は違反です
そこのベンツ番号00000とまりなさーい」

いちおうそう彼らに聞こえるよう声を飛ばしたのだが
一向に止まる気配がなかった。

ユーロ「そりゃ駄目だろ?スー」

スー「やっぱり?」

スー「コノヤローなめとんのかあ~とまれ~!!
警察なめとったら殺すぞ!!!!!!!!!テメーら~死にたいのかあ!!」

ユーロスピード上げながらとても警察の人間ではありえない
この横暴な言い方と高級車のオープンカーから
聞こえる暴言が入り混じりながら
イキナリの銃弾にユーロ、スピードを変えずさっさと
集団の後ろに車を付けた。

スー「お前らとまれってのが聞えねえようだな!」

そういいながら銃をガンガン打ちながらユーロ
「アブねえ!!スーよけろ!」

スー「わお!」

彼らは後ろからバズーカを打ち込んできた
その後ろでバスーカがあたった車が炎上してる

スー「公道の真ん中でそんなもんうちやがって!テメーこれでもくらえ!」

ユーロ「お前も待て!!!!!!!よ」

スー「くそ腹立つ!!!!!!!!!!」

そういいながらぽっけから手榴弾を投げて奴らの車を
大破した。

ユーロ「おおおおおおおおわ! 馬鹿スー!!
前見て投げろよ!それになに投げてんだよ!」

スー「もらった」

ユーロ「もらったって!お前キャンディーじゃないんだぜ」

スー「キャンディもある くらえコノヤロー!」

ユーロ運転しながらボンボンという爆弾にひやひやしながら
速度を上げて相手の車につけそのまま銃弾を撃ち込んでいった。

ユーロ「危ないんだよ~もっと優しくしろよ~」

スー「お前もだろう?」

そういいながら集団の車体を大破していった。

余りの危険なカーチェイスに公道は車が炎上 そこらじゅう
火の手が上がって大変なことになっていた。

スー「正陽聞こえる~消火お願いね」

正陽「・・・派手にやりすぎましたね・・・いやー・・先輩・・
始末書の山は覚悟しといてくださいね」

スー「なんだって?始末書―?!結果良けりゃすべてよしって事で
何とかしといてよ 謹慎は困る」

正陽「そうは言っても」

スー「え?なに~聞こえない?じゃそうそうゆう事で
あとよろしく~♪」

携帯を切るとユーロ「なんだって・・」

スー「始末書は正陽が書いてくれるって♪」

ユーロ「本当か?ならいいけど」

そういいながら二人の車は走り抜けて行った。

スー「あの集団はなんだったんだ?」

ユーロ「交通違反で切符だろ?」

スー「そうだよーな追い越し禁止の車線でぶっ飛ばしたんだもん
そりゃ切符切るくらいじゃ済まないさ、罰金払ってもらわなきゃ」

そう涼しい顔をして走り去った。

スー「えーと・・なんで走ってんだっけ?」

このカーチェィスに思わず一生懸命になり
肝心な事をすっかり忘れてしまったスー
ユーロは“とほほ…これだからこいつは・・・”そう呟きながら
ユーロ「リャン追い詰めるんだろ?」

スー「ああ~~リャンねリャン忘れるところだった。
袈裟と数珠は神さんが何とかするって話だろ?
えーと孫悟空だったかな・・ほんとにいるんだな~
西遊記ってすごいわ」

ユーロ「朱雀翠のお友達は結構幅が広いらしいから
人間から神さんまで友達らしいからな・・
お前もきっといつか神さんになるかもよ~」

スー「まだ死にたくないよ、俺やることあるし」

ユーロ「やる事って・・・・・・・スーは一つだろ?」

スー「え?レンマの結婚式だろ キンゾウの隠居だろ
あと俺の幸せだ」

ユーロ「よく言うよ、そんな気ないくせに」

スー「バレた?」

ユーロ「スーが人の事を言うときってろくなことを
考えてないからな・・。今最高にhappyだろスーは
リフレッシュして今から最高のパーティくらいにしか
思ってねえと思うな~スーってだから相棒組むのを
みんな遠慮するんだよな・・個性が強くて」

スー「今は個性の時代だぜ?」

ユーロ「個性ありすぎっての」

スー「そうかな~人並みだと思うけど」

ユーロ「どこが人並みだよ・・・聞いた俺が馬鹿みたいじゃないかよ」

スー「そうしょげるなって」

ユーロ苦笑いをしながら「しょげてねえけど、お前の後始末は
きっとリュウしかできないな署内じゃ外じゃローグさんだろう
俺は無理だぜ」

スー「ユーロごめん・・」

ユーロ「はいはい~まあいいけどよ。そういってるうちに到着しました~
お客さん」

そんなおどけた事を言いながらリャンが
待ってる?というガラクタのある場所に来た。

スーはふ~ふ~んと鼻歌を歌いながらウロウロ歩いていた。

スー「リャン~リャーン~いる~いたら返事してね~」

右手をぽっけに詰め込んだまま歩いていると
不意に後ろから人影発見、素早く振り返るとスーの手は動いてた

スー「びっくりするじゃねえか~・・
俺はお化けは嫌いなんだよ」

ぶっ倒れた人間はリャンの部下?らしき人間だった。

一発で倒れた部下を通り過ぎるとナイフがバンバン飛び込んできた。

ユーロ「スー!」

スー「うん???おわ! マジかよ~~~~アブねえなあ~」

そういいながらナイフが来た方向に投げてみると
微妙な声がして人が倒れてた。

スー「肝試しみたいだぞユーロ」

ユーロ「悠長だなスーは・・・・・・・・」

そうこう言ってるうちに あの濃い顔の男が裸に?スーツといった
格好で立っていた。

ユーロ「あれだろ?」

スー「多分・・・・・・・・・・あんなに顔が濃かったかな・・」

リャン「公道で俺の部下を爆破しやがって」

スー「だってさ交通違反だったもん」

ユーロ「そのまま返すか?話?もっとこうドラマティックには
行かないのか??何かいいから聞けよ」

スー「え?何から聞いたらいいと思う?」

ユーロ「あのね・・・Fの事とかさあるだろ?
聞きたいことが」

スー「イヤ~別に・・」

ユーロ「なんでお前がいるのとか?普通はいろいろ言うぜ」

スー「うーんまあね・・でも~終わったことを蒸し返す事なんて
メンドクサイし~ダイヤは破棄したし・・今更恨まれてもな
俺も仕事だったんだよ~仕方ないだろー刑事は安月給なんだから
出張旅費も出なくてマジで大変だったんだぞ」

ユーロ頭が痛そうに「スーそこを言うか?!今?・・」

スー「言うわ!めっちゃ大変だったのをフェイトが
何とかしてくれた、いい奴だったよ」

リャンはボー然としたまま色々と詰め寄って
スーの心の奥をえぐろう&etc.考えてセリフではないが
ちょっと考えていたのに対面したらどうかというと
出張旅費がどうだとか、仕事の¥が安いとか・・・

もろもろとその仕事のあれこれをリャンが考えてもいない事を
スーはペラペラと相棒と喋って緊迫感なんて言うシーンはどこにもなかった。

リャンが唖然とした頃・・
スーは「えーとねえ で~今日の仕事は君と対面だったね
忘れてた・・・・・・・・・」

リャン「お前はどこまでおちょくれば気が済むんだ!!!!!!!!!!」

見事に怒らせ突進してきたときスーは一瞬に内に彼の胴体を地に沈めた。

スー「ユーロ捕獲」

ユーロ「あ~早かったな」

スー「これって能書きを垂れたらきっと口ほどにもないっていうんだろな~」

ユーロ「まあドラマ的にはヒーロはそういうかもな」

スー「なあ正陽とか呼んであと調書取ってもらおうぜ~」

ユーロ「お前が取らないのかよ」

スー「うーんなんだかねむなってきた・・・あ・・まずい・・
腰も痛いし・・・ちょっと~年かな・・」

ユーロ「スーおまえねえ・・・・少しは考えろよ・・」

スー「本番までとっとこ~って思ったらさ・・」

ユーロ「本番っていつだよ?」

スー「いつだろう?ね」

ユーロ「・・間違ってなかったら今じゃね?」

スー「かもな~~~~~~」

ユーロスーにかかればある意味あっという間に済むのはいいが
その間が省略しすぎていざ何かを聞こうと仕事しようとしたとき
その犯人は気を失って戻るは難しく下手をすると病院送りに
なっているパターンもあり、手加減をすると行ってるわりに
思いっきり殴ってるのでいう事と行動がま反対な
この相棒に時々どういっていいかわからなのだが・・
犯人を取り逃がすって事はないのでそれでOKとしてるが
今回も意識が戻るのに数時間はかかるだろう・・と
ユーロは感じていた。

ユーロ「まあ~Fが手錠掛けるときくらいには
こいつもなんか思い出すだろうな」

スー「マジックをかけるのうまいから俺♪」

ユーロ「そうゆう事にしておくわ・・」

そうして彼の手に手錠をかけていくと
正陽たちが現場に来た。

スー「お~早かったじゃん」

正陽「死んでませんよね?」

スー「ちょっと打ち所が悪かったかもよ」

正陽「え・・・・・・・・・・・・またですか・・・
仕方ない・・リュウさんに何とかしてもらいます」

スー「そうだな~リュウなら大抵なんとかできるから
後よろしくな じゃ~」


正陽「どこへ??」

スー「儀弟がいるところ今から楽しいショーが見れるから
そこで捕り物ってところだ」

正陽「無茶はしないでくださいね」

スー「お~約束は守るからよ」

正陽は何かイヤーな予感が廻ったが・・
外れることを祈っていた。


そんな頃その袈裟を持ってくる悟空は
その・・スーを筋斗雲で探していた。

孫悟空「あれ~~スーっていう人間はどこだ???
もしやお師匠さんと一緒にいるとか?いや・・
人間だろ?逃げ足?早いのかあ~~???」

そういいながら雲ぴゅーんぴゅーんと飛んでた。
そうして米粒を見るような景色の中からスーを見つけて
突然車にどさっと乗ってきた。

ユーロ「うわ~~~~~~~~~~~~猿!猿!!
Monkeyセンターから猿が降ってきた!!!ぐお~~~~」

スー「え?猿?猿って・・どこよ・・・・・」

スーきょろきょろしていたら
悟空「お前がスーっていう人間か?」

走っていた車の前に突然降りてきたその孫悟空に
ユーロはびっくりして車の運転がえらいことになった。

ユーロ「猿!!そこをどけろ!前が見えねえ~おまえ!!」

悟空「猿ではない 聖天大聖孫悟空だ」

ユーロ「なんでもいいからそこをどけろ猿!!」

悟空「聖天大聖孫悟空と呼べ―」

スー「孫悟空さん俺たちが事故って死ぬ前に
なんとかしたいから~お願いどいてくれ~」

そう叫んだ時「仕方ない・・ドいてやろう」
孫悟空はユーロの目の前をどくとユーロは何とか
車を止めて「あー死ぬかと思った・・猿のせいで・・」
孫悟空「その猿猿いうのはヤメロ聖天大聖孫悟空だ」

ユーロ「・・せい・・てんたいせい・・そごくうな」
「あーーー」そういいボ~っとしてしまった。

孫悟空「おい・・無礼な奴だな・・スーとはこんな
ぶしつけで無礼な奴だったら土産はやらん」

スー「孫悟空さんあの~スーは自分ですけど~・・」

孫悟空「お前がスーか・・朱雀によく似てる
ほどほど男前だな、俺様には叶わないが」

スー褒められたのか、けなされたのか?
よくわからないが・・・これがあの孫悟空なのかと
ジー—――っとみていた。

孫悟空「おい・・いつまで見てるんだ?お前は
この俺様が見えるのか?それともお前目が悪いのか?」

スー「西遊記っていう本があるんだけどね
金毛の毛に真っ赤な目輪っかをつけて如意棒をもって
筋斗雲乗るっていう話なんだけどほんとなんだな~って」

孫悟空「おい・・何を感心しているんだ?
スーというのはお前か?早速だが俺様の土産を受け取れ」

スー、俺様という猿王孫悟空の俺様立場がものすごく
上から目線だなと思いながら・・なんだか・・妙に
気が合うのかも?なんて思いながらためしに桃のキャンディーを
あげてみた。

たしか~孫悟空は桃が好きだから桃の何やらでも
きっと機嫌がよくなるに違いない・・と
勝手に思い込みキャンディを手渡した。

スー「これ桃の味だったと思うので」

猿王「桃か?いただく」

スー「どうでしょう?」

猿王「面白いものだな~桃の味がするうまいぞ」

スー「それはよかった♪ お土産ってなんでしょう?」

猿王「これだ!袈裟と数珠だ」

スー「あ~それ~~」

ユーロ「もしかして届けろって話か?」

猿王「yesだ」

スー「でも~聞いたところによると~魔術がかかってるとか?」

猿王「心配するなその魔術なんかとっくに解けてるぞ
ただの袈裟だ、人間が魔術にかかったらこの袈裟の術は
解けることになってるんだ」

ユーロ「え?そんなんあり?」

スー「まさか~トニー????の事か?」

猿王「何がどうだかは知らないが、何かに術を使えば
他の魔術は弱くなるという物だ、それを知ってるのは
俺様達天上界の神だけだ・・人間たちは何も知らない
しかも術という物は正しいことに使う技だ
人の不幸を喜ぶ奴のような人間に術を使わせても
魔力は弱く、邪道な心だけがそこへ固まるだけだ
それは怨念という奴だな・・。そんなもんは
天界に通じない俺様に、通じるわけないって事で
この魔術らしき物はどうやら~この物を誰の手にも
渡さないという了解もとでそうしたお守りを
つけていたって事だな。守護神という神だ」

ユーロ「へえ~~~見かけによらずいろいろ知ってるんだな」

猿王「こう見えて天竺に行ってお経が読める
身分だそれくらいの道理という奴は少しわかる・・」

ユーロに西遊記という本があって自分が書いてあるなら
ちゃんと読めとユーロに言うとユーロはへーへ~と
返事らしきものしていた。

猿王「俺はまだ用事があるんだ
スー~お前届けろ。魔術は解けてるっていうんだぞ」

スー「まって~くれ~」

猿王「さらばだ」

そういって筋斗雲に乗ると雲霞にいなくなってしまった。

スー「仕方ないな~・・・クラブじゃなくて少林学園になっちまった
もしかして俺が届けて魔術が解けたってのか俺の本番かよ~」

ユーロ「そうゆう事らしいな今回のお手柄は
レンマたちって事で俺たちは~袈裟を届けて
レンマたちの作戦が成功するようにクラブを囲むって事だな。」

スー「バックルのなぞは~」

ユーロ「それは袈裟の魔術が無くなったら
バックルの謎はあっても無駄っておもわないか?」

スー「そうゆう事かもしバックルのデータがあったら
そのデータをもとに今度は魔術と大きな力を持って
人間を支配、そのうえで自分たちのWorldを作り
世界征服 ¥もうけをしたかったわけか・・・・
それが彼らの狙いって事は~それがそろわないって事に
なると全部おじゃんって事だな」

ユーロ「そんな感だな」

スー「それは推測だけどリュウたちが聞いたら
わかる事か~」

ユーロ「まあメールを楽しみにしようか・・」

そういいながら車を走らせていると
そのリュウからメールが来たのだった。

ユーロ「帰るか?」
スー「そうだな~楽しい夢物語でもきこうか~」

そういいながら署内に二人は帰った。


リュウ「お早いですね」

スー「メールもらったから」

リュウ「ではでは~リャンが気が付いたのあって
早く調書が取れてすべて出ましたね」

さて「バックルの件は“F”藤田が最初からマンチェクの親を
借金をさせて脅してとれと言った事。まあ二転三転したけどね
マンチェクを使って自分の手を汚さずバックルの中にあった
データを手に入れようとした。そのデータ 犯罪リストの
ブラックリストの名簿 武器の闇市場の人間listです。
まずこれが失敗し藤田は焦っていた。
そこに少林学園の乗っ取りを考えて国外の新しい学校新設という
名前で買収をしようとした。その¥は以前得た闇資金にて
だがそのキーワドは袈裟だった。
この袈裟は天竺に行った孫悟空の師匠三蔵法師の宝物
金襴の袈裟と天竺の翡翠にて作り仏が手にしていた数珠。
これには孫悟空が掛けたと言われる術がありその魔法を解くと
その孫悟空の妖術から魔術が受け継がれそれは神を説き伏せられる
力といわれていた。
だけど・・実際はそんなものはなかったという事。
なぜなら三蔵法師の肉を食べれば3千年の命を持つという
その迷信と同じであり、その術も持つ人間により
どう生かされるかはその人間の心次第という魔法という事
でした・・。藤田はそんな事も知らず袈裟と学校を乗っ取れば
良いと乗っ取りをかけてこちらの思惑の罠にはまったという
事です。」

スー「以前からこいつは犯罪歴が半端じゃない
株式を失敗して最近は武道人としての名前を出して
道場をもっているからな、そうした所でも名門の学校が
欲しかったのだろうな・・武術人をの地位も上がると
思ってるからな。でも少林武術はそう簡単に手入れる
事が出来なかった・・って事だな」

リュウ「そうですね~武術は・・器量と心と技一体であって
¥で何とかできるものではないですから・・。」

ユーロ「なるほど」



スー「あとは袈裟だ“F”がそんなに袈裟を・・?」

リュウ「答えは簡単三蔵法師の宝物と言えば
どんな金額でも出すでしょう?オークションにだしても
何億円何兆円って・・・ほかの袈裟にはない輝きが
あるという事が公になるのだからその話だけでも
十分¥になるって事。翡翠の数珠はそもそも高い
それが仏が持ってたとなると~それは人の心を
つかみやすいって事です でもそんなものに心を
揺らすというのは余りいい事ではないけど
そうしたことに人はいろんなものを求めるという事」

スー「それは人間の欲望を満たす物になって
本来のそのものの価値が落ちてしまうってことか?」

リュウ「まあ~平たく言えばそうですね・・
こうした宝物を言うのはその持ってる人間の心で
後光がさす物になったり、ただの派手な袈裟になったり
するってことですね」

ユーロ「ひとのこころって怖いな~」

なるほどね・・・といった三人はうなづきながら
リュウにその袈裟と数珠を見せた。

リュウ「白檀の香りがしますね・・良い物ですね」

スー「ああ~あの孫悟空さんが空から届けてくれた」

リュウ「スーが飛んだんじゃなくて?」

スー「飛ぶ?」

リュウ「翼をもってるはずですよ」

スー「・・・・あ~・・それがね~用があるはずだったのに
まだ・・・・・・・・・そうした力が要らないみたいで・・・」

リュウ「じゃまたいつかですね・・」

スー「うーんなんだかねえ~幽霊は見るし・・・
霊感があるのかな??」

リュウ「守護神がいるんですよスーには」

スー「守護神ねえ~」

スー「ハンは???もう帰ったのかな?」

リュウ「しばらくいるそうですよ、いろいろあの人も
藤田で仕事があるらしくてね、僕に協力できると言ってましたから
彼も元々刑事ですからね、しばらくこちらで仕事もあって
いるっていってましたから叉会うといいですよ」

スー「わかった~thank youリュウ~」

リュウ「いえいえ^^では」

そういってユーロとリュウはあれこれと事務処理をすることを
すると言って仕事に戻った。



スーは何事もなかったように学校に足を運んだ。

キンゾウのいるであろう部屋に行くとミッシェルがいた。

スー「ミッシェル帰っていたのは本当だったのか~
キンゾウは?」

ミッシェル「キンちゃんは今~いろいろ校長と話してるけど」

スー「そうか・・校長とか・・」

ミッシェル「スーはいつこっちに??」

スー「少し前」

ミッシェル「そう。レンマ君元気ね」

スー「ああ・・あのさ・・・これ」

ミッシェル「袈裟と数珠」

スー「ここに届けに来た・・キンゾウに渡してくれるかな?」

ミッシェル「ええいいわよ それより~スー元気??」

スー「君は?・・もう日本には?」

ミッシェル「もう未練はないわ スーいつ・・向こうにかえるの?」

スー「こっちにいる・・いろんなものがここにはあってね・・」

ミッシェル「ローグさんとずっと向こうにいるって
ローグさんと暮らしをしていくっていうのはやめたの??」

スー「あいつにも大事な人間がいてね、だから俺はこっちに
帰ってきた。お前は・・?」

ミッシェル「私もよ」

ミッシェルはスーのたどたどしい言葉を
聞きながらスーの目を見つめて一言「貴方の心はここにあるんでしょ?」
そう投げかけるように言うとスーはしばらく~天井などを見ながら
ミッシェルに言った。「昔から俺は変わってないよ」

ミッシェル「そうね」

そう納得したように彼女はスーに言いスーはそっとサングラスを
かけなおすと 袈裟と数珠をソファにおいて
そのまま彼女にも振り向かずドアを閉めて廊下を歩いた。


ローグがそこにいた
「仕事は済んだか?」

スー「まだだ」

ローグ「付き合うぞ」

スー「もっとましな事が言えねえのかよ」

ローグ「暇だからっていうのがいいのか?」


スー「それもあんまり好きじゃねえや」

ローグ「相変わらずだな」

スー「今更いうか? しょうがないな~ついてこいよ」

ローグ「トニーには会わないのか?」

スー「心の隙を突かれただけだ奴は、少し鍛錬が必要かもな
また遊ぶさ」

ローグはクスッと笑ってスーの車に乗ると
レンマたちのいるクラブに車を走らせた。


スーリュウ伝えた「クラブKに行く そこに“F”とティンパオがいる
レンマたちの様子をみてゆっくり彼らを囲め、そしてこの二人と
後の部下たちがいる場所を察知したら一人づつ確保してくれよ
よろしくな。俺は友人と見学してるから」

リュウは「了解 じゃまた」
そういいリュウはスーの連絡を切り 正陽とユーロにいうと
ゆっくり署内の機動隊を移動させてその日のクラブKの
オーナに言い貸しきりにすると虎狩の囲いを始動し
余興の中でターゲットを絞りその的を射ぬく様に
見えない矢を用意していった。

続く
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By ミコ
#8719 hiyokoさんの続きです。

第十章(最終章)

法海は怪我がまだ治らないウミノシンに付いて学園に残り、レンマたちはパンの運転するマイクロバスでキャバクラKに向かっていた。

ドニー
「キョウマ、最初は動かないからビックリしたけどあの戦法はすごかったな」

キョウマ
「構えを見せると攻撃が読まれてしまうだろ」

コリン
「レンマもさすがだな。一発も打たせずに倒したもんな」

パン
「キョウマ、着替える前にこれを飲め。そうしないとこの可愛い服が着られないぞ」

キョウマが金桃薬壱を飲むと背が縮み胸が膨らみ体にも丸みが帯びすっかり女性の体になったので、すぐにアンディにメイクもしてもらった。

コリン
「か、可愛いぃ〜!オレが今まで付き合った彼女のだれよりも可愛いぜ」

キョウマ
「パンさん、もう一個の薬は?」

パン
「作っておけと言っておいたのに壱しか置いてなかったんだ。涙をもらうのは容易じゃなかったのかもしれんな」

キョウマ
「弐がないと男に戻れないんだよね」

レンマ
「女性になっている間はもしかして闘うこともできないとか?」

パン
「法海曰くそうらしい」

くまきん
「じゃあ、もしキョウマになにかあったらどうするの?」

ドニー
「そのために俺らがいるんだろ」

コリン
「おい、レンマもなかなか可愛いな。これがさっき藤田を倒した男には見えないぜ。よぉっ女装王!」

パン
「衣装と化粧はそれでいいが、これが足らん。饅頭を胸に入れておけ」

くまきん
「アンディ、そのまま働けそうなほどカッコいいね」

アンディ
「くまの方こそそのまま働けそうなくらいにお似合いだ」

レンマ
「じゃあ、宜しく頼んだぞ」

キャバクラKでは・・・

ヒトミ
「さぁ、おかけになって。ワタシは着替えてきますのでこれを飲んで待っててください」

藤田
「豪、ニュービジネスパートナーが来るぞ。さっき呼んでおいたんだ」

ティンパオ
「誰です?」

藤田
「トンという男で、三年連続武術チャンピオンだ。リャンはもうお払い箱だからな、今度は彼と組むんだ」

ティンパオ
「親爺、今度はなにに手を出すつもりだ?」

藤田
「少林学園に対抗できる武術学校を設立し、これから入学する生徒をこちらに引き込むんだ。入学希望者がいなけりゃ少林学園もいずれ潰れるさ!」

ティンパオ(独り言)
「そんな上手くいくのかよ?まったく次から次へとよく考えるぜ」

コンコン・・・(ノック音)

藤田が北京在住時代に共に武術を学んだトンがやって来た。

トン
「ビリー、ヒサシブリネ。ワタシノトモダチ、チントカンアルヨ」

藤田とトンは久々の再会にシャンパンで乾杯し、握手をした。

ティンパオ(独り言)
「名前がよくないぜ、それじゃ頓珍漢じゃねぇか。大丈夫かよ」

藤田
「ここの新しい娘たちが来るから楽しんでくれ」

ティンパオ
「親爺、前にいた娘は生意気なだけで可愛くなかったな」

藤田
「女は従順がいい。三歩下がって跪き三指立ててか?」

ヒトミ
「新しい娘を連れてきました。二人とも、ご挨拶なさい」

キョウマ
「キョウカでございます。豪さまお隣に座らせていただいて宜しいでしょうか?」

ティンパオ
「おぉ~、座れ座れ」

レンマ
「レミと申します。ビリー男爵って背が高くてとってもダンディですこと」

トン
「ビリー、ソッチノウツクシイジョセイモ、ミセノコカ?」

藤田
「この娘はヒトミで、私の操り人形だ」

コンビニ駐車場では・・・

アンディ(ドニーたちへメール)
「トニーが迷惑かけたお詫びに無忌くんとマンチェクと助太刀しに来るってさ」

ここには夜鳴きそば屋に扮し屋台を引くくまきんと、角の信号前ではパンが易者に扮し座っている。

アンディはキャバクラの隣にあるホストクラブのホストに扮しビラ配りだ。

ドニー、コリンは雑居ビルの二階にあるスポーツジムで客としてトレーニング中だ。

衣装に着替えたトニーは合流しアンディと一緒にビラ配り、マンチェクは托鉢僧、無忌は虚無僧に扮しくまきんの屋台の前に立っている。

藤田
「レミ、もっと飲め。ヒトミ、なんか面白いゲームでもないのか?」

ヒトミ
「では、ツイスターゲー厶はいかがですか?」

藤田
「おぉ、それは楽しそうだ」

右手が青、、、左足が緑、、左手が黄色、、、

レミ
「えぇ〜?緑は遠いわ、届くかしら〜」

藤田
「黄色に付くにはレミの胸の上に覆いかぶさって、、、」

レミ
「もぉ〜男爵ったらイケズ〜」

藤田
「次は右足が赤だぞ〜届くかな???」

するとレミは意図も簡単に開脚すると、赤に右足を乗せた。

藤田
「体が柔らかいんだな。私はもうダメだぁ〜」

藤田は尻もちをついてしまった。

ヒトミ
「Fの負けですね」

藤田
「トン、今度は君がやれよ。レミ、彼は友人のトンで日本語も上手だ。お手柔らかにな」

キョウカ
「豪殿は、お酒が強いんですね」

ティンパオ
「キョウカはカクテルが好きなんだな」

キョウカ
「豪殿ってすっごく強いんですってね。キョウカ、戦ってる姿が見たいわ」

豪殿
「ここじゃあな。今度親爺のジムで見せてやるよ」

キョウカ
「ヤダヤダ〜!今見たい〜!格好だけでもいいから、みぃ、せぇ、てぇっ!」

ティンパオ
「しょうがないなぁ。いいか、これが虎の形、これが鶴の形、これは蛇の形、、、」

キョウカ
「素敵ぃ〜!」

トン
「ワタシノカチー」

レミ
「もぉ〜イジワルね」

トン
「オシオキダー」

レミ
「キャ〜もぉ〜」

トン
「我去厠所(トイレに行ってきます)」

レミ
「私もちょっと失礼します」

ティンパオ
「キョウカ、グラスが空だな。次はなにがいい?」

キョウカ
「チェリーブロッサムフィズ、サクランボも入れてね」

藤田
「飲み過ぎた、私もトイレだ」

ティンパオ
「キョウカ、なにしてる?」

キョウカ
「サクランボのヘタを舌で結んでるの。ほぉら出来た!」

ティンパオ
「そんなことができるのか?器用だな」

キョウカ
「豪殿はできる?これができる人はキスが上手なんですって!」

ティンパオ
「それはできないがキスは上手いぞ、試してみるか?」

キョウカ
「みんなが見てるぅ」

ティンパオ
「大丈夫だ。いいだろぉ?」

キョウカ
「じゃあ、私から、しぃ、てぇ、あぁ、げぇ、るぅ〜」

キョウマはティンパオの首に手を回すと唇を奪った。

廊下では・・・

レミ
「我也比裝模作樣的男人喜歡像你那樣的不好的人(気取った男爵よりホントは貴方が好きよ、、、)」

トン
「ホントニィ?」

レミ
「だって鼻毛出てても気にしないような人よ。それに比べて貴方はどこかワルっぽくて私のタイプ、、、ココデイカガ?」

トン
「ココデ?」

レミはトンのズボンのファスナーに手をかけ、キャミソールの紐を外しかける。

トンは我慢できずレミを壁に押し付けた。

藤田
「おい、お前らそこでなにしてる!」

トン
「レミ、ワタシサソッタアルヨ」

藤田
「レミ、貴様。こうされたいか?」

レミ
「助けて〜」

ティンパオ
「レミ、どうした?」

レミ
「トンが男爵より俺がいいだろ?って。男爵はレミが好きだから、でもホントは、、、この人がいいけど、、、男爵可哀想だからホントはしてあげたいけど鼻毛出てるしぃー。でもやっぱりこの人がいいけど、、、トンは男爵のお友達だから。ねぇ男爵と私のどっちの味方?」

トン
「コノオンナ、ヨッパライ。ビリー、ユルシテアゲテ」

藤田
「お前、この私に恥かかせやがってー!これからって時にいきなりこれじゃ信用できるか!やめだ、出ていけぇ!」

手下(イン)
「せっかくいい話だったのに、こんなキャバクラ嬢ごときでやめるんですか?」

藤田
「うるさい!出ていかないならここで死ね!」

藤田はそう言うと右拳を思いっきり振り上げると、トンのこめかみを殴った。

トンは倒れた勢いでテーブルに後頭部を殴打してしまった。

インが確かめると息がない。

ティンパオ
「死んだのか? やり過ぎだぜ、親爺」

藤田
「お前まで盾突くのか〜こうしてやろうか!」

ティンパオ
「とうとう本性を見せたな、俺まで殺す気か?一族とは言えお前は元々他人だぞ、天宝寺家をナメるなー!」

藤田
「父親に勘当されかけてたお前を拾ってやったのはこの私だぞ!」

藤田はティンパオの頬を拳で殴った。

ティンパオ
「痛ってぇ、なにすんだ!」

ティンパオは反撃しようと拳を前に突き出すが、まったく力が入らない。
構えようとするがなにをしていいかもわからない。

イン
「どうしたんですか?」

ティンパオ
「あれ?俺どうしたんだ?」

キョウカ
「豪殿、さっきのキスはこれまでにしてきたおイタへの制裁よ。もうあなたは闘うことができないのぉっ!」

ティンパオ
「な、なんだってー!?」

キョウカ
「なんなら試しにわたしを叩いてみれば?」

ティンパオはキョウカの頬を叩いたが、頬に触れることしか出来なかった。

ティンパオ
「お、お前らはだれだ?一体何者なんだ?」

レミ
「男爵ともあろうお方が女取られたくらいでお仲間まで殺しちゃって、怖〜い!大物って聞いてきたのにこれじゃチンピラ以下だわ〜」

藤田
「ヒトミ、どこからこんな女ども連れてきたんだぁ!」

レンマ
「まだ気づかないのか?お前らが大嫌いな武侠兄弟だよ!」

藤田
「お前ら、なにぼぉーっとしてやがる。やってしまえ!」

インともう一人の手下サンはレンマとキョウマに攻撃してきた。

キョウマ
「兄さん、ぼくは無理だ。頼んだよ!」

レンマ
「ヒトミ、早く逃げろ!」

レンマはサンの胸に右拳で一発、左足で脇腹に横蹴りを決め地上へ出る。

藤田
「イン、早くヒトミを追え!」

ヒトミはすぐに店を出て隣のホストクラブに駆け込んだ。

ホストクラブにはあとから駆けつけオーナーに扮したキンゾウがヒトミを連れ外へ逃げる。
客に扮したミシェールは襲いかかるインと闘う。

イン
「オンナカ」

ミシェール
「女だとなんなの?くたばれ!」

ミシェールはインの攻撃を躱し、連続回し蹴りからの右エルボーでインを倒した。

キョウマが地上に逃げると、コンビニの駐車場で待機していた手下アン、ポン、タンの三人が車から降りてきた。

くまきんは右手に握った箸でアンの胸を突き左手に持った麺の湯切りザルでアンの顔を連打する。

くまきん
「一丁あがりぃ!」

マンチェクは笠を振り回しポンの首、胸、頭を叩き数珠を握った右拳で額を殴打した。

マンチェク
「阿弥陀仏(アミダバ)」

無忌は頬への平手打ちから回し蹴りで腰を蹴り、右手に持った笛で額を叩きタンを倒した。

無忌
「対不起(ごめんなさい)」

藤田はレンマから逃げ外に出てきたが、パンに首を掴まれる。
拳を握り足をばたつかせながら逃げようとするが、パンの握る筮竹で突かれ、指で喉元を抑えられ一瞬にして気絶してしまった。

パン
「こんなんでましたぁ!か」

ティンパオはウミノシンを襲おうと学園に送り込んでいた手下たちをすぐに呼び戻す。

手下たちはすぐに駆けつけ、戦いに参戦する。

アンディの連絡を受けたドニーたちは駐車場へ駆けつけ、ティンパオが呼んだ手下マーとロクと闘いはじめる。

二人はナイフを手にしている。
ドニーは首に巻いていたタオルを腰に挿していたペットボトルの水で濡らすと、布棍の如く巧みに操り、マーのナイフを握る手に当て手放させる。
そのまま濡れタオルで眉間、頬、首と連続殴打でマーを倒した。

ドニー
「きっもちいいぜぇ!」

コリンは頭に巻いていたタオルを右手に巻きつけると、走り飛び蹴りでナイフを握る手を蹴り、倒れたところを頭突きからの右フックでロクを倒した。

コリン
「爽〜快!」

キョウマはコンビニに逃げ込むが、藤田が連絡していた手下が駆けつけ襲いかかられる。

レジに居た店員はホーに襲われている。

店員
「助けてーーー!」

キョウマは女の力だけで闘おうとするが、全く太刀打ちできずアーに殴られている。

ホー
「コイツドウナッテモイイカ?」

するとコンビニの前に二台の自転車が停まり、掃除婦が二人降りてきた。

長身の掃除婦は長箒を巧みに操り、まるで棍術使いの如くホーを殴り倒した。

小柄な掃除婦は中へ入ると、キョウマに近づいて行った。

「早くこれを!」

キョウマは掃除婦に小瓶の中身を飲ませてもらう。

駐車場では次々と現れる手下たち相手にレンマたちが大乱闘を繰り広げていた。

レンマ
「どれだけ手下がいるんだよ!」

小瓶の液体を飲んだキョウマは男の体に戻り、羽交い締めにしていたアーを投げ飛ばす。

キョウマ
「元に戻ったけど服、破けちゃったじゃないか」

キョウマの着ていた女性用の服は体が伸びたせいでビリビリに裂けてしまっていた。

アーは売り物の果物ナイフを握りキョウマに襲いかかってくる。

アー
「コノオトコオンナメ!」

キョウマはおもちゃの剣を手に反撃していく。

キョウマ
「もう男だぜ!」

コンビニ裏で見張ってた手下たち五人(ヘン、チク、リン、フー、オン)もアーの連絡で駆けつけてきた。

キョウマはおもちゃの剣を手に長身の掃除婦は長箒を手に闘っている。

キョウマは店員をトニーに引き渡し安全な場所へ避難させた。

駐車場ではまだ大乱闘が続いている。

劇のために少林武術を学んだアンディは七星拳の構えから前に拳を打ち左膝で蹴りを決めフーを倒した。

アンディ
「こんな時に役に立つとは。一生懸命やっといて正解!」

トニーも劇のために学んだ詠春拳の構えから横に拳を打ち回し蹴りを決めオンを倒した。

トニー
「一生懸命やっといて僕も正解!」

長身の掃除婦はヘン、チクを次々にバッタバッタと倒していくが、手袋が汗で滑り脱げてしまい長箒まで投げ捨ててしまった。

たちまち闘えなくなってしまった掃除婦はリンに捕まえられてしまう。

しかしそれを見ていたドニーが走り寄り、彼女を救った。

ドニー
「大丈夫か?」

長身掃除婦
「は、はい」

ドニー
「?ひか、?」

ドニーはリンの頭を掴み膝で蹴り上げると、後頭部に肘落としでリンを倒した。

ドニー
「またもや、きっもちいいぜぇ。クセになるわ」

長身の掃除婦は急いで自転車に乗り去って行った。

そこへ刑事たちが現れた。

スー
「トニー、彼らはもう気が済んだかな?」

トニー
「はい、すっかり片付きましたよ」

リュウ
「藤田、天宝寺。もうお終いだ!」

レンマたちは藤田とティンパオ、大勢の手下をスーたちに引き渡した。

レンマ
「来るのが遅いぜ」

スー
「お陰で手下が全員集合したさ」

リュウ
「映画みたいだったよ」

レンマ
「見てたのか?」

キョウマ
「助太刀してくれればもっと早く片付いたんじゃ?」

スー
「だってこれがやりたかったんだろ?」

スーたちは藤田たちに手錠をかけた。

藤田
「なんの罪だ?えっ?」

スー
「ローグ、教えてやってくれ」

ローグ
「窃盗罪に恐喝罪、銃刀取引法違反罪に麻薬取引違反だ。あー今日更に未成年者飲酒強要罪とわいせつ罪も追加だな」

ティンパオ
「あれ、この腕輪痛いね。知恵の輪かな?」

ティンパオは武力を失ったショックで気が触れてしまっていた。

レンマ
「教えてやろう。私は少林寺の僧を演じた劇で、天寶ってやつに裏切られ気が触れてしまった役をやった。お前もあの気持ちを味わうがいい!」

ティンパオ
「♬親爺の部下は名前が悪い。
ヘンチクリンとアンポンタン♪マーとロク(馬鹿)、アーとホー(阿呆)、インとサン(陰惨)、フーとオン(不穏)ときたもんだ♪
新しい友達が来たと思ったらトンチンカン(頓珍漢)♬〜」

スー
「これは気の毒としか言いようがないな」

リュウ
「すごい数だ、全部乗れるかな?」

ローグ
「これで全部か?」

レンマ
「もう一人、藤田が殴り殺した男がいる。遺体はキャバクラだ」

スーが藤田たちを車に乗せていたその時だった。

トン
「コノオトコシヌアルヨ、イイカ?」

死んだと思ったトンが一人の若い男性にナイフを突き付けドアのところに立っていた。

レンマ
「お前死んだんじゃなかったのか?」

トン
「イヤナヨカンシタカラ、シンダフリアルヨ。ビリーニ、ワタシコロセナイアルネ!」

スー
「なにが望みだ?」

トン
「クルマ、カネワフジタノポケットノカギ、コッチヘ」

スー
「なんの鍵だ?」

藤田
「金を隠してある貸し金庫のだ」

スー
「俺が持って行く、その男性と引き換えだ。車はそこの紺色のスポーツカーを使え、鍵はついてる」

トン
「オトコダメアルヨ、ヒトミガモッテコイ」

レンマ
「おい、人質の男性ってターフーくんじゃないのか?」

ドニー
「なにしてんだ、こんなとこで」

くまきん
「そう言えばよくこのコンビニで立ち読みしてるって言ってたよ」

キョウマ
「さっきは店内にいなかったぞ」

くまきん
「よくトイレも借りてるって言ってた」

ヒトミは鍵を手にゆっくりと歩き始める。
トンはナイフをターフーの首に当てたままスポーツカーに近づいていく。

トンはヒトミから鍵を受け取るとヒトミを突き飛ばした。

キンゾウはすぐさま走り寄りヒトミを起こし上げるとトンに体当たりをするが、ナイフで腕を斬りつけられてしまった。

トンも体当たりされた勢いで車のドアに叩きつけられた。

トン
「イタイ、コノデブナニスルアルカ!」

ヒトミ
「お父さん、大丈夫?」

キンゾウ
「かすり傷だ、大丈夫さ」

トンが殴打させられた腰を押さえながらターフーを連れ車に乗り込もうとすると、反対側のドアに小柄な掃除婦が隠れていてレンマたちの方へ向かい「シーっ」をしていた。

キョウマ
「さっき薬を飲ませてくれた掃除婦さんだ」

レンマ
「なにをするつもりだ?」

すると小柄な掃除婦はオープンカーの窓枠に立ち上がり手にしたモップでトンの殴打した腰を殴った。

「早く逃げて!」

ターフーはレンマたちの方に向かい猛ダッシュで走っていく。

トン
「イタイ、コンドワチビアルカ?」

トンは落ちていた長箒を手にし、掃除婦に向かっていくと二人は闘い始めた。

藤田
「トンは棍術チャンピオンだ。間違いなく掃除婦は死ぬぞ」

キョウマ
「助けに行かなきゃ!」

トンは藤田が言うように巧みな棍技で攻めてきた。
掃除婦も必死でモップで長箒を躱していく。

トン
「ナカナカヤルアルネ。ワタシホンキダシタラ、オマエシヌアルヨ」

トンの箒の先が掃除婦の頬に当たる。

すると掃除婦はモップを頭上でくるくると回転させ、次に背中の後ろで回しながら自らも回転したり、十字に交差させ何回も回転させるとモップを前に大きく振り降ろした。

小柄掃除婦
「我也認真打倒你!
(私も本気でお前を倒す!)」

そう言い長箒を持つトンの腕を打つと、モップの中央に両手を持ち替えると柄の部分で腹を突き、モップ部分で顔を突付いた。

掃除婦は箒を手放し倒れるトンの胸の上に足を乗せると、モップの柄で首を突く動作をし寸止めにした。

スー
「殺すな!生きて罪を償わせるんだ」

急いでスーが走り寄り、トンを起こし上げ手錠をかけた。

小柄な掃除婦は自転車で走り去っていた。

スー
「これで組織を一網打尽にしたぞ」

リュウ
「秘宝も取り返し学園に届けてある。あとは警察の手で型をつけるからな」

藤田
「優秀な弁護士がついてる。すぐ出てくるさ」

ローグ
「どうせ弁護士も悪徳だろ。それにさっきオレが言ったように余罪も山ほどあるから一生ムショでほざいてろ!」

スー
「お、おやじ大丈夫か?もう年なんだから無理すんな」

キンゾウ
「ありがとな。お前も頑張れよ」

スー
「じゃあ行くぜ。レンマ、これからもヒトミを頼むぞ」

リュウ
「マンチェク、藤田の組織はこれですべて壊滅した。金融会社も消えてなくなったから借用書も無効だ。彼女は開放されるぞ」

ローグ
「あの金融会社は元々、違法営業の疑いで調べていたからな」

マンチェク
「有り難うございました」

ドニー
「迎えに行くんだろ?」

マンチェク
「まだ修行中の身だ、今は行けない。これは己への戒めだ。連絡だけはしておくよ」

スーたちは藤田たちを車に連行し、署へ戻って行った。

レンマたちもマイクロバスに乗り込み、学園に戻った。

パン
「キョウマ、いつ金桃薬弐を飲んだんだ?」

キョウマ
「コンビニで掃除婦さんが飲ませてくれたんだよ」

パン
「なぜコンビニの掃除婦が?」

キョウマ
「そう言えば、あの自転車っておばちゃんのママチャリと同じだったよね」

学園へ到着・・・

レンマ
「師匠、ただいま戻りました。藤田たちを一網打尽にしました」

ウミノシン
「みんな、怪我はないか?」

キョウマ
「理事長が怪我しただけでみんな無事です」

ウミノシン
「大丈夫か?」

キンゾウ
「可愛い娘が無事なら、私はこれくらい屁でもありませんよ」

ウミノシン
「秘宝は先程、刑事たちが届けてくれて無事に保管した」

法海
「私が確かめたが、思った通り解読された形跡は残っていなかった」

レンマ
「悪を滅ぼし、無駄な力も奪い、秘宝も無事ですべて一件落着ですね」

ウミノシン
「そちらに居るのは仏具店の?」

レンマ
「ちょうど運悪くコンビニにいて、人質にされたんです」

くまきん
「でも居合わせたスーパー掃除婦が助けてくれたんです。これ拾っちゃった!」

法海
「それは猿王殿の巧手布ではないか」

くまきん
「これがあればオイラも今日から棍術王!」

法海
「効果があるのは身につけてから一時(いっとき)だけだ」

コリン
「でもコンビニの掃除婦がなんで猿王殿の手袋持ってんだよ」

くまきん
「通販だったりして」

法海
「巧手布をはめ棒を振ればどんな棒でも如意棒の如く効力を発し棍術使いになれるのだ。猿王殿の手の毛でできているのだ」

ドニー
「もうひとりの方は素手だったぞ」

レンマ
「あの動きは只者じゃない」

キョウマ
「モップをまるで棍みたいに頭上でくるくる、背中でくるくるって少林寺十三棍僧みたいだったよ」

くまきん
「レンマ兄やキョウマみたいにね」

ウミノシン
「みな、本当にご苦労だった。明日から連休だ。ゆっくり休みなさい。法海殿、貴方には多大なる感謝でいっぱいです」

法海
「人として当然のことをしたまでです。私は少しお暇をいただきたい、近々行われる高僧の大法要で帰らねばならんのです」

ウミノシン
「そうですか。では暫くは休講ということで」

法海
「無忌を置いて参りますので、マンチェクにも補佐させてください」

ウミノシン
「パンくんも前回に続き学園のために本当に有り難う。きみもゆっくりしてくれ」

パン
「学園長にはずっとここでお世話になり感謝していますから」

ウミノシン
「部屋に戻ったらあいつにここに来るよう言ってくれ」

生徒たちは家路に戻った。

レンマ
「ヒトミ、明日行きたがってた春物のセールの日だろ。お伴するよ」

ヒトミ
「覚えていてくれたのね。じゃあ帰りに美味しい物でも食べてゆっくりしましょ!」

ドニー
「あー!ひかりさんとの約束破っちゃったよ」

コリン
「じゃあ、埋め合わせにお茶でも誘っちゃえば?」

ドニー
「お前こそ、ミシェール先生の琵琶の会を見に行くんだろ?」

くまきん
「オイラはニャア子のおもちゃ買いに行くんだ!」

キョウマ
「みんなデートか、いいなぁ。ターフーくん、僕らの童子功はいつ破られるのかな?」

ターフー
「キョウマさん、明日から仏具展があります。宜しければご一緒しましょう!ご近所の好でオール半額でご奉仕しますから」

キョウマ
「ありがと。仏具好きのおばちゃんも誘ってみるよ」

用務員室では・・・

おばちゃん
「おかえりなさい。無事解決したんですね」

パン
「金桃薬弐ができたら連絡しろと言っただろ」

おばちゃん
「メールしましたよ!」

パン
「メールってのは苦手なんだ」

おばちゃん
「じゃあ、電話すればよかったですか?」

パン
「それどころじゃなかった」

おばちゃん
「返事もないし、きっとそうだろうと思ってコンビニに行って店員に預けて帰ってきたんです!」

パン
「預けただけか?ではここにずっといたのか?それにしてはなぜさっきから息切らしてハァハァしてる?」

おばちゃん
「丘の上行ったり、台所片付けたり、購買にミニキャラガチャガチャ設置したりバタバタしてたんです!」

パン
「そういや、大事なお買い物自転車が倒れていたから起こして空気を入れておいたぞ」

おばちゃん
「それは有難うございます!」

パン
「ミニキャラガチャガチャってなんだ?」

おばちゃん
「レンマさんたちが劇で演じたキャラクターのキーホルダーが出てくる機械です。ターフーくんのご紹介で購買に新しく設置することになったんです!」

パン
「先ほどからなにをそんなに怒ってる?作戦に参加させなかったことか?」

おばちゃん
「いいえ、猿王殿ともお会いできましたから充分です!」

パン
「明日から器械展がある、一緒に行かんか?」

おばちゃん
「明日はキョウマくんと仏具展ですから、明後日でいいですか?今日は疲れたのでもう寝ます!」

パン
「あぁ、おやすみ。おっと、学園長がお呼びだったんだ。すぐに行きなさい」

其の弐、終結ー

☆演員(モデル俳優)

レンマ−−−ジェット・リー(李連杰)

キョウマ−−−ウー・ジン(呉京)

ヒトミ---ロザムンド・クワン(關之琳)

くまきん−−−ション・シンシン(熊欣欣)

ドニー−−−ドニー・イェン(甄子丹)

コリン−−−コリン・チョウ(鄒兆龍)

マンチェク---チウ・マンチェク(趙文卓)

アンディ−−−アンディ・ラウ(劉徳華)

トニー−−−トニー・レオン(梁朝偉)

ウミノシン−−−ユー・ハイ(于海)

キンゾウ---サモハン(洪金寶)

ハニー---チンミー・ヤウ(邱淑貞)

ミシェール---ミシェール・ヨー(楊紫瓊)

ターフー---ウェン・ジャン(文章)

藤田---ビリー・チョウ(周比利)

ティンパオ---チン・シウホウ(銭小豪)

☆演員(モデルキャラクター)

パン---パン・チンユン(ウォーロード/男たちの誓い)

法海---法海(白蛇伝説)

無忌---無忌(カンフー・カルト・マスター魔教教主)

購買部店員---おばちゃん(ミヤコ)

道着セールスレディ---ひかり

美術講師---ひよこ

☆警察部隊
スー(ブラック・ダイヤモンド)
リュウ(キス・オブ・ザ・ドラゴン)
ローグ(ローグ・アサシン)
ユーロ(ザ・ワン)

ハン(ロミオ・マスト・ダイ)

仲悟/クー(リーサル・ウェポン4)

★次作予告!!☆

コンコン、、、

ウミノシン
「入りなさい」

おばちゃん
「お呼びでしょうか?」

ウミノシン
「なぜ呼ばれたかはわかっておるな?」

おばちゃん
「・・・」

ウミノシン
「どうしてあの技を使った!」

おばちゃん
「では、あのままターフーくんを見捨てればよかったのですか?そんなことあたしにはできません!」

ウミノシン
「そうかもしれんが、あそこには人も大勢いたそうじゃないか。誓いを破ればお前の身に危険が迫ることになるのだぞ!」

次作に続く、、、
最後に編集したユーザー ミコ [ 2016年5月04日(水) 23:29 ], 累計 1 回
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By ミコ
#8720 其の弐までを書き終えたミコから、、、

チャットでの何気ない会話から出たこの『少林学園 武侠兄弟』。

私は本当に武術作品が大好きでりんちぇ以外の武術俳優の作品(りんちぇ共演者が主)もよく観ています。

りんちぇの動きとはまた違った良さを持つ他の俳優さんたちをこうして書くことが出来ることはとても楽しいです。(作品内での俳優のキャラクター性はあくまでもフィクションですのでお赦しください)

hiyokoさんは刑事ものもお好きなようなので、会話やト書きに使われている言葉が警察用語だったり、背景や状況を描く言葉が本物の映画作品のようで、小説を読むことも好きだとお伺いしてるので流石だなと思いました。

妄想性(ファンタジー)もhiyokoさんの書く表現法は例えるなら『宮崎駿』の 『夢のようなお伽話』に対し、私の表現法は『周星馳』の『ありえねぇ〜』と言った感じでしょうか。

先程、其の弐の最終章を投稿しました。

近々、劇場の方へ後編(第八章から最終章)を挿絵を添えて投稿いたしますので、もう少しお待ちください。

暫く、この『少林学園 武侠兄弟』のリレー小説企画を続けて参りたいと思っておりますので、皆さまお付き合いくださませ。
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By hikari
#8721 ミコさん、hiyokoさん、お疲れさまでした!
とーっても面白かったです☆
ぎゃふん作戦大成功♪
読む方は笑いながら気楽に読めるけど、作家さんは大変だったでしょうね。
しかもシリーズ化!

またまた続きが楽しみです!

私も登場させて頂き感謝してます。
セールスレディひかりには実は野望が・・・ :bigsmile:

ひかりの野望.JPG
ひかりの野望.JPG (72.76 KiB) 表示数: 3577 回
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By 黄飛鴻
#8722 いやはや、お姉さま方の妄想力に、黄飛鴻・大変驚き楽しく読ませて頂きましたぞ☆


hiyoko殿の書かれる刑事殿方の活躍は凄いですな。
私・黄飛鴻の名前が出た時は嬉しかったですなー :yes:
しかし・・・時々私・黄飛鴻が分からない事を書いておられる。
イー叔母に何かと尋ねたら、顔を赤らめて :redface: 去って行きましたが、何か悪い事を尋ねたのであろうか・・・ :question: :question:

ミコ殿。
格闘場面の技の描写が見事でございますな。
ぜひ私の弟子にも読ませたいものです。
お姉さま方も途中で出演されて、楽しくなってきました。

そこで!この私・黄飛鴻!思いつきましたぞ☆


この少林学園シリーズで登場したいお姉さまを募集致しますぞーーー!!
少林学園で働きたい、または出演したいお姉さま方大募集★
同時に登場させたいキャラも募集致します!

ただし、お姉さま方の登場場面や設定、登場させたいキャラの設定などは作家殿にお任せ下され :pinklove:

皆様方の熱いご応募、お待ちしておりますぞ!!
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By ミコ
#8724 hikariさん☆

実は『ぎゃふん大作戦』を思いついてから、どんどん書くのが楽しくなってきましてね。

格闘シーンは至って真面目に書きましたが、途中のセリフや配役設定(各自の役割)
を考えていると、自分でも可笑しくなってました。

そしてとうとう手下の名前で遊んじゃいました(笑

セールスレディひかりは今作からの登場です。
測り魔でもあり、野望人でもある彼女を、今後も美味しく登場させますよ!

今回頂いたギャグ画は後編の挿絵として使わせていただこうと思います。

有難うございました。

師父☆

武術家の師父に格闘場面のお褒めのお言葉をいただけて、大変光栄であります。

頭の中にはその一連の動きがあるのですが、文字にして表現するのは難しいです。

そしてまたまた、良い提案を考えてくださって有難う御座います。

師父からの募集で新しいお姉様の出演希望や、師父のお仲間の登場希望が来ることを楽しみにしております。

応募がありました暁には、張り切って書かせていただきます。
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By ミコ
#8725 『少林学園 武侠兄弟』其の弐 〜消えた袈裟と数珠の後編を劇場に投稿しました。

第八章から最終章が一気に読めますよ。
http://www.amaterasuan.com/theater/mini.cgi?log=&key=20160506200153&action=html2

今作での登場人物を描いた総出演ポスターです。
総合p.png
総出演ポスター