連杰トークや井戸端トークなどお気楽雑談トピック
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By hikari
#8703 ミコさん、hiyokoさん、書くの速い!!
面白いです☆

色々頭には妄想が浮かぶのですが、なかなか画像に出来ずお持ちできませんでした(陳謝)
えーと・・・全然関係ないモウゲイくん1枚だけコッソリと置いて帰ります :redface:

hiyokoさん、キョウマのスーツ選びのシーン好きです :heart:
でも、頭にはドニパンしか浮かばない(笑)

ミコさん、事情通のおばちゃんとパンさん、一体どんな関係なのでしょうか。
今後の発展にもワクワクしますねー :pinklove:


そして、そしてみにさん!!
ありがとうーーーーー!!!
無茶振りリクエストに、マジ絵とミニきゃらの2つも!!!
ミニ藤田!少林学園は渡せませんが、小林学園はいつでもお渡しします( `ー´)ノ

マジ藤田の刈り上げが素敵 :smile2:
そしてミニ藤田!なんと憎たらしくも可愛いきゃら絵なんでしょう :bigsmile: :bigsmile: :bigsmile:
ドニパンミニきゃらと一緒に夢に出てきそうです :angry:

モウゲイの忘れ物.JPG
モウゲイの忘れ物.JPG (60.05 KiB) 表示数: 3228 回
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By hiyoko
#8704 hikariさん画像ありがとうございます
無忌君とのお話のシーンなど盛りだくさんの中で
画像を拝見するとこれからのいろんなイメージを膨らましていこうと思います
ドニパンの画像キーホルダーに。
キョウマとドニーの服選びも以前小説の画像からイメージしました。


ミニさん素敵な藤田さんのイラストありがとうございます。
ミニきゃらのイメージと等身大可愛いかっこいいです^^
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By ミコ
#8706 hiyokoさんの続きです。
:oops:
第四章

キョウマはレンマにパンたちとの話と、しばらく学園に泊まることを連絡し眠りについた。

ー翌日ー

1時間目の音楽の授業。

レンマたちは朝からの驚きの状況に不穏を感じながら、ミシェールが奏でる琵琶の音色を聴いていた。

ドニー
「おい、コリン。目が虚ろだぞ」

コリン
「あの唇の感触がまだ残ってるよ」

トニー
「外国暮らしをしたのことない君には衝撃的だったろう」

ドニー
「まったく朝から珍客御礼って一体なんなんだよ」

コリン
「しかしどう見ても怪しい連中だぜ」

キョウマ
「なぁ、くま。キスってどんな感触なんだ?」

くまきん
「それはそれはふわふわしてて夢心地さ」

ドニー
「ホントにしたことあるのか?」

くまきん
「おいらだって彼女くらいいるさ」

レンマ
「シーっ、静かにしろ!琵琶の音色が聴こえないだろ!」

ミシェール
「今の曲はわたしの大好きな曲、蘇州夜曲でした」

キョウマ
「新しい彼女だな」

くまきん
「あとで教えるよ」

ティンパオ
「先生がそんな曲弾いてるから夫が浮気しちゃったんじゃない?もっと明るい曲にすりゃ良かったのに」

コリン
「お前のおつむはどれだけ曲がってんだ?」

ティンパオ
「腕はもう一本あるが、外されたいのか?」

ミシェール
「天宝寺くん、いい加減にしなさい。なんならわたしがあなたの腕を外してあげましょうか?」

ティンパオ
「おーこわっ。こんな女房じゃ亭主も他の女に走るわな」

キョウマ
「止めろ!」

ティンパオ
「お前は試合でオレさまに負けないように特訓することだけ考えてりゃいいんだよ」

ミシェール
「貴方も武術者を志す身なら、もうこれ以上は黙っていなさい。今日の授業は終了します」

くまきん、コリン
「ミシェール先生」

ミシェール
「どうしたの?」

くまきん
「放課後、また琵琶弾いてくれますか?」

ミシェール
「いいわよ」

コリン
「先生は武術の腕もすごいんですよね」

ミシェール
「小さい頃キン兄ちゃんたちと一緒にウミノシン師匠に習ったのよ」

くまきん
「キン兄ちゃん?」

ミシェール
「洪野理事長さんよ。そのあとキン兄ちゃんの薦めで中国に渡り役者をしていたのよ」

コリン
「そして中国で結婚したんですね。あっゴメンなさい」

ミシェール
「いいのよ。あの人は地位と名誉に目が眩んで知事の娘に唆されたの。女々しい男だったしせいせいしたわ。では放課後ね」

休み時間。
ドニーはマンチェクの様子を見に行き久しぶりに手合わせをするが、驚くほど強くなっていた。

ドニー
「おい。こんな短い間ですごいな」

マンチェク
「法海師匠たちの指導は半端ないからな」

ドニー
「そうか。それよりどうしてあんなことしたんだ?話してくれよ」

マンチェク
「実はクラブで知り合った女性と付き合ってたんだが、父親の病気の治療代を闇金から借金しちゃってさ。それで泡姫にさせられそうになっていたのを助けるために金が必要だったんだ」

ドニー
「金のことなら相談してくれりゃよかったのに」

マンチェク
「俺はドニーやコリンみたいにイケメンじゃないし、尤もモデル代で払える金額でもなかったしな」

ドニー
「そうだけどさ」

マンチェク
「選択は間違ったけど、そのお陰で法海師匠たちに出会えたさ」

ドニー
「で、その彼女はどうなったんだ?」

マンチェク
「頼みこんでどうにかそっちは免れて、今キャバクラで働いてるよ」

ドニー
「そうか。そうそう、新入りが酷い奴でコリンなんか初日から怪我させられて大変だったんだ」

マンチェク
「キョウマはそいつと試合するんだろ」

ドニー
「今、パンさんに指導してもらってるよ」

マンチェク
「法海師匠の話じゃパンさんも相当な腕らしいし、キョウマなら大丈夫だな」

チャイムの音♬

ドニー
「新入りの藤田の授業だ」

マンチェク
「物理教師だなんて語ってるけど裏じゃ怪しい連中と繋がってるって噂だ」

ドニー
「そう言えば今日は朝からその怪しいのと一緒だったぜ。天宝寺もそいつらにはヘコヘコしちゃってさ」

マンチェク
「学園に来たのか?」

ドニー
「あぁ」

マンチェク
「ドニー、俺はここから出れないから、またなにかあったら教えてくれよ」

ドニー
「わかった。じゃまたな」

2時間目の物理の授業が始まった。

藤田
「では授業を始めよう。超伝導とは、特定の金属や化合物などの物質を非常に低い温度へ冷却したときに、電気抵抗が急激にゼロになる現象で、、、
この原理を用いてリニアモーターカーが、、、」

コリン
「あいつのツラ見てるとなんか胸糞悪いな。偉そうで気に入らねぇ」

ドニー
「あっちじゃビリーって呼ばれてるらしぜ」

藤田
「今日はクリスタルボウルの実験だ。洪野くん、戸西くん前へ」

ヒトミ&トニー
「ハイ」

藤田
「さぁこの珠をよぉーく見てー」

ドニー
「あいつは魔術師か」

ボウルを見ていたヒトミとトニーはめまいを起して倒れてしまった。

レンマ
「ヒトミ大丈夫か?」

ヒトミ
「大丈夫ですので気になさらずに」

藤田
「今日の授業は終了とする」

レンマ
「あの玉はなんだ?」

藤田
「クリスタルボウルはヒーリングのためのものだ。疲れていたり心に迷いがあると効果を発するだけだ」

レンマ
「彼女になにかしたらただじゃおかんぞ」

藤田
「わたしがなにかしたとでも言うのか?」

レンマ
「もういい!」

レンマはヒトミを追いかけた。

レンマ
「おい、まだ怒ってるのか?」

ヒトミ
「なんのことです?」

レンマ
「そんなよそよそしい言い方して怒ってるんだろ?」

トニー
「大丈夫だって言ってるだろ。そんなに心配なら保健室にはボクが連れてくから大丈夫だ」

レンマ
「あ、あぁ頼むよ」

トニーはヒトミの肩を抱え保健室へ向かった。

その様子がなにか気になり後を追うと階段の下で抱き合いながらキスする二人を見てしまった。

ドニー
「レンマ、ボォーっとした顔でなにしてんだ?」

レンマ
「あっ、な、なんでもない」

コリン
「まったく今期の新入りはろくでもない奴らばっかだな。おっと一人を除いてな」

ドニー
「ミシェール先生のことだろ、また惚れたか?」

コリン
「ハハハ、バレたか」

ドニー
「マンチェクが言ってたが藤田と天宝寺には気をつけろってさ」

コリン
「マンチェク元気だったか?」

ドニー
「すっごく強くなってて驚いたぜ」

コリン
「さすが法海和尚だな。さぁ昼飯だ、購買行こうっと」

ドニー
「コリン、スパゲッティパン頼むよ」

コリン
「了解!レンマ、早く行かないと焼きそばパン売り切れるぞ!」

おばちゃん
「レンマさん!焼きそばパンとっておいたわよ」

レンマ
「あ、有難う」

おばちゃん
「浮かない顔してどうしたの?」

レンマ
「あの二人が来て以来次から次へと問題が起きてる」

おばちゃん
「レンマさん、困ったときはなに頼み?」

レンマ
「神頼みでしょ」

おばちゃん
「神様以上の方がいらしたでしょ」

レンマ
「おばちゃん有難う」

レンマは仏堂へ向かった。

無忌
「こんにちは、レンマ殿」

レンマ
「法海和尚はいらっしゃいますか?」

無忌
「マンチェク師兄と座禅を組んでおられます」

レンマ
「そうですか。お邪魔してはいけないのでまた」

無忌
「レンマ殿、元気がありませぬ。いかがなされたのですか?」

レンマ
「あぁ、ちょっとね」

無忌
「女性のことで悩んでおられるようにお見受けしますが」

レンマ
「わ、わかるのかい?」

無忌
「女性のことはよく解りませぬが、人の心を読むことは少しだけ」

レンマ
「さっき物理の授業でちょっとあってね」

無忌
「宜しかったらお伺いしましょう」

レンマは物理の授業での話とその後のヒトミたちの行動を無忌に話した。

無忌
「それは魔珠の効力かもしれません」

レンマ
「クリスタルボウルだと言ってたが」

無忌
「お二人は魔力にかけられている恐れがあります」

レンマ
「魔力?そう言えばこっちを見たヒトミの目が青く光ってた気がするよ。どうすれば解ける?」

無忌
「法海師匠なら可能ですが間違うと危険ですので、もう少し様子を見てください。
師匠にはぼくから伝えておきます」

レンマ
「宜しく頼むよ。あぁこれ焼きそばパン、よかったら食べて」

無忌
「有難く頂戴いたします」

レンマ
「じゃあ、また」

一方キョウマは今日も特訓のため、パンのもとを訪ねていた。

キョウマ
「パンさんこんにちは」

おばちゃん
「キョウマくん、いらっしゃい」

キョウマ
「あれ、パンさんは?」

おばちゃん
「桃の木を見に行ってるわ、すぐ戻るからこれ食べて待ってて」

パン
「おぉ、キョウマ来てたのか」

キョウマ
「パンさんはご飯食べた?」

パン
「この人がこしらえてくれた粥を食べたよ」

キョウマ
「パンさんはホントにお粥が好きなんだね」

パン
「この人の粥は特別美味いからな。さぁ、明日はいよいよ試合だ。食べたら最後の詰めを伝授するぞ」

おばちゃん
「あたしはキョウマくんが好きなものたくさん作っておくからね」

パン
「いいか。これから教えるのはすべて防御法だ」

キョウマ
「攻撃法は?」

パン
「今の君の力では天宝寺には勝てない。身を守ることだけを学ぶんだ」

キョウマ
「勝てないってどうしてわかるんですか?」

パン
「殺そうとしてる奴に勝ってどうする?」

キョウマ
「奴はホントにそんなこと考えてるって言うんですか?」

パン
「奴の使う技は鷹爪翻子拳(ヨウソウホンシケン)と言って、筋肉の隙間に指を差し人体を破壊させるのが特徴だ。だから絶対に体を掴ませないことだ」

キョウマ
「距離を置くってことですね」

パン
「キョウマ、少林拳の技はできるか?」

キョウマ
「七星(シチセイ)拳は学びました」

パン
「そうか、学園長は蟷螂(トウロウ)拳の使い手だったな。でも決して攻撃はせず距離を置き躱すことだけを考えるのだ」

キョウマはパンの攻撃をすべて躱すことが出来るようになった。

パン
「教えるべきことはこれですべてだ」

キョウマ
「有難うございました。ねぇシャワー浴びて行きましょうよ」

パン
「あぁ」

キョウマがシャワー室から出るとパンが着替えをしていた。

キョウマ
「パ、パンさんその背中の傷どうしたの?」

パン
「訓練中に槍が刺さったんだ」

キョウマ
「槍が刺さったって、パンさんどこにいたの?」

パン
「さぁ腹減った。戻ろう」

キョウマ
「ねぇパンさん、キスしたことある?」

パン
「キ、キスとは接吻のことだな?
あ、あ、ある」

キョウマ
「もしかしておばちゃんと?」

パン
「ち、違う。あの人とはまだ清い間柄だ」

キョウマ
「じゃあ昔の恋人とだね」

パン
「あれは許されぬ恋だった、、、」

キョウマ
「許されぬって、、、もしかして不倫?とか?」

パン
「彼女は弟分の妻だった、、、もう過去のことだ。さぁ行くぞ」

用務員室に戻るとおばちゃんがキョウマの好物をたくさん作って待っていてくれた。

おばちゃん
「さぁ、お腹空いたでしょ。たくさん召し上がれ」

キョウマ
「わぁ、僕の大好物ばっかりだ。ねぇ、おばちゃんもここに泊まってるの?」

おばちゃん
「学園長に許可をいただいてね」

キョウマ
「けっ結婚したの?」

おばちゃん
「やだ、キョウマくんまだよ」

パン
「だから二段ベッドなんだ」

おばちゃん
「そうだパンさん。これを法海和尚たちに持って行ってあげて」

パン
「あぁ」

パンはお粥と饅頭を法海たちのところへ届けに行った。

ミシェール
「こんばんは」

キョウマ
「こんばんは、ミシェール先生。先生も学園に泊まってるんですか?」

ミシェール
「えぇ、住まいが見つかるまで宿直室をお借りしてるのよ。貴方は
呉李京馬くんね」

おばちゃん
「ミチルも食べる?」

ミシェール
「ミヤコの料理久しぶり。戴くわ」

キョウマ
「ミヤコって?」

おばちゃん
「あたしの名前よ。キョウマくんの京の字でミヤコって読むのよ」

キョウマ
「ミチルとミヤコって知り合いなの?」

ミシェール
「私たちは幼なじみなの」

キョウマ
「おばちゃんと先生が?」

おばちゃん
「昔、あたしも武術を習おうと学園長にお世話になっていたけど、全然才能がなくてね」

ミシェール
「でも料理の腕を師匠に見込まれて学園の炊事係として働いていたのよね」

おばちゃん
「一度は辞めたんだけど、またこうして購買員として雇ってもらったのよ」

キョウマ
「じゃあ、おばちゃんも武術できるんだね」

おばちゃん
「だから才能ないって言ったでしょ。でもいっぱい見てるから知識はあるわよ」

ミシェール
「そう言えばキョウマくんは明日、天宝寺くんと試合ね」

キョウマ
「それでパンさんに特訓してもらってるんです」

ミシェール
「じゃあ、こう突かれたら?」

キョウマ
「こう躱す!」

おばちゃん
「こう出てきたら?」

キョウマ
「こう祓う!」

ミシェール
「じゃあ明日楽しみにしてるわよ。ミヤコ、またね」

ミシェールは宿直室へ戻って行った。

キョウマ
「パンさんってここに来る前はなにしてたのか、おばちゃん知ってる?」

おばちゃん
「なんで?」

キョウマ
「さっき、背中の傷を見ちゃったんだ」

おばちゃん
「なんでも特殊部隊にいたらしいわ」

キョウマ
「もしかしてPLA?」

おばちゃん
「うん、そんな感じかしらね」

パン
「ミチルさん来てたのか?」

キョウマ
「あぁお腹もいっぱいになったし寝るね。おやすみなさい」

おばちゃん
「おやすみ。明日は頑張ってね」

ー翌日ー

新学期記念の模範試合大会が始まった。

この試合は勝敗を問うものではなく、生徒たちの練習の成果を見せ合うための試合だ。

ドニー
「おい、あそこにいるの昨日藤田たちと一緒にいた奴だぜ」

コリン
「試合を見せるために呼んだんじゃねえのか」

第一試合のウミノシンと藤田の試合が始まった。

ウミノシン
「お手並み拝見だ」

ウミノシンは蟷螂拳の構えを見せる。

藤田
「いつまでも自分が強いと思うなよ」

藤田は両拳を握りしめボクシングスタイルで構えている。

ウミノシンはカマキリのような指先で素早く攻撃に出るが、藤田はその手を左手で祓いのけると右手でアッパーカットを食らわせた。

拳を顎に受けてしまったウミノシンは倒れるが、すぐに起き上がってきた。

藤田
「おぉ起き上がれるか?」

しかし審判員をしていたキンゾウがそこで終了させた。

藤田
「おい、勝負はまだついてないぞ」

キンゾウ
「勝敗は関係ない」

ウミノシン
「お前の勝ちだ。これで満足だな」

藤田
「なにが日頃の成果だ。笑わせるな!」

キンゾウ
「足りないならわたしが相手になるぞ」

藤田
「そんな風船のような体で動けんのか?」

ウミノシン
「今度きちんと相手をする、それでいいな」

第二試合はキョウマとティンパオの試合だ。

キョウマは七星拳の構えを取り、ティンパオの動きをじっくりと見据える。

ティンパオは鷹爪翻子拳の構えだ。

キョウマはティンパオの攻撃をひとつひとつ躱していくが、藤田の目配せを合図にキョウマの肩と胸をトントントンと突いた。

それに気付いたキンゾウが慌てて止めに入ったが、ティンパオの鷹のような爪が襲いかかりキョウマは血を吐き倒れてしまった。

すぐにパンが駆け寄り用務員室に運んだ。

レンマ
「キョウマは大丈夫ですか?」

パン
「点穴を使うなんて小癪な奴だ」

くまきん
「点穴ってツボを突いて動けなくする技だよね?」

パン
「法海を呼んでくれ」

すぐに法海を呼び点穴は解けたが、命に別状はないが武力が半減してしまっているという。

レンマ
「キョウマは治りますか?」

パン
「酉の刻までに目覚めないことには」

レンマ
「なんのことです?」

法海
「童貞の尿が二人分必要なのだが。キョウマが目覚めなければ、無忌ともう一人分探さなければならぬのだ。レンマお主は?」

レンマ
「あぁ、残念ですが」

パン
「くまくん、きみは?」

くまきん
「おいらもダメです」

レンマ
「ドニーもコリンもダメだと思うし、だれか探さなければ」

ターフー
「こんにちは。福大仏具店ですぅー」

くまきん
「いいところへ来てくれた」

ターフー
「今なら特大蝋燭が半額ですけど」

おばちゃん
「そうじゃないの。知り合ったばかりで悪いけどターフーくんは童貞?」

ターフー
「えっ?そうですけどなぜですか?」

おばちゃん
「特大蝋燭と徳用線香も買うから今日は夜までここにいてお願いよ!」

レンマ
「法海和尚、パンさん一緒に師匠のところへ行きましょう。おばちゃん、キョウマを宜しくお願いします」

おばちゃん
「わかってるわよ」

レンマは学園長室で話を始めた。

レンマ
「師匠、天宝寺と闘わせてください」

ウミノシン
「お前まであんな目に遭わせたくはない」

パン
「これが奴らの狙いだったんだな。先ずはキョウマを傷めつけ、お前の闘争心に火を点けたのだ」

法海
「袈裟と数珠を奪うことで学園長に責任を負わせ、お前の大事なものまで奪おうとしてるのだ」

レンマ
「じゃあ藤田たちが?」

パン
「手に入れられないのなら滅ぼしてしまえということだ」

法海
「無忌に聞いたがヒトミくんの様子がおかしいって?」

レンマ
「あれからメールをしたのですが返信がなくて、アンディにもトニーの様子を聞いたのですが目が虚ろでなにを聞いてもボォーっとしてるらしいです」

法海
「魔珠を利用し少しずつ気を送って操っているのだろう。要は洗脳だ」

レンマ
「じゃあやっぱりあそこにいたのもヒトミだったんだ。トニーの態度が最近おかしかったのもそのせいだったんですね」

パン
「レンマくんからはヒトミくんまで奪おうとしてるのだ」

用務員室では・・・

おばちゃん
「キョウマくん。絶対によくなるわよ」

くまきん
「キョウマ、新しい彼女は猫のニャア子だよ」

おばちゃん
「もうすぐ酉の刻ね。ターフーくんお願い、出る?」

ターフー
「はい」

おばちゃん
「有難う。このお礼は必ずするわね」

おばちゃんとくまきんは無忌のところへ向かった。

無忌
「ぼくもお伴いたします」

おばちゃんは二人分の尿を丘の上に植えた桃の木に撒いた。

くまきん
「どうなるの?」

無忌
「見ていれば判ります」

すると一瞬にして花が咲きその花が散ると桃の実がなった。

くまきん
「すごいね」

無忌
「明日にはこの実が熟します。金色に熟した桃をキョウマ殿に食べさせれば武力は元に戻ります」

おばちゃん
「無忌さん、禅堂でお祈りしたいわ」

無忌
「わかりました。それではご一緒に参りましょう」

三人が禅堂で祈りを捧げていると、向こうの空が蒼白く光り竜巻のような風がこちらに向かって来ていた。

続く
最後に編集したユーザー ミコ [ 2016年4月25日(月) 21:53 ], 累計 1 回
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By hiyoko
#8710 ミコさんからの続きです
「5」

・・・・・・・・・・・・「だからいわんこっちゃない」
「馬鹿が」・・・・・・・・・・

こんな声が聞こえる・・。

トニーの脳内が色んなことを巡っていた・・・。


彼は今幻影に惑わされている。

ぐるぐるとまわる視界、いろんな声が聞こえる
この世界誰がどう開くのか 一度かけられた魔術とシャグリラの
世界に彼はただよっていた・・・。

・・・・・・・・・

話しはユーロが尋ねるハンのいる予定の家だ。

ユーロたしかここだよな???と言いながら
スーの書置きを手にして「おーーーーーーーーーい~~ハーンいるかあ~」

ハンは「きたきた」そう言いながら二階の窓から見ると
ユーロがきょろきょろしながら自分を探していたのを
見つけると階段を下りてドアを開けた。

ハン「意外と早かったね」

ユーロ「夜道だったからなあの日は・・あのな~まずいことに」

ハン「スーばれた?とか?」

ユーロ「うんにゃ~違う・・・・スーの情報源が魔術師に
シャグリラの波でおかしくなってな・・それもあって・・
まあきた スーの事もあるんだけどな」

ハン「そうかあ~じゃ・・こっち来てよ」
ユーロは言われるままハンの後ろを着いていくと
見た事のない大きなドアをハンは開くと何やら文字を書き
そこをサインすると光が白く光った。

それと同時に見た事もない大きな屋敷といつの時代なのか?
といった庭園がみえてきた。

ハン「今から会う人は~スーたちの何年か前の人たち
説明は難しいけど今の世界で生きてる君の友人同僚などが
違う世界で違う事をして生きてるという事
ここはここの世界で存在してる。」

ユーロ「なにしてるんだ?」

ハン「うーん・・・・そうだな~密計社と言えば
密計社 裏の影はみんなここで成り立ってるという
場所であり底には神も混在している世界
光と影が両方ここにはあるという事かな」

ユーロは見当もつかずただ誰がいて何が起きるのか
不安と妙なドキドキ感だけが心を支配してる・・
そのドキドキ感もいい感じと悪いなーんか怪しい感じが
100%占めてるという所で、怖いなーとかそんな
色んなごっちゃな感じで無言だった。

ハン「さて・・入ろうか~」

そうハンはにこやかに歩いていくと
その後ろをただ歩くしかなかったユーロ
ハンはベルを鳴らしてここの最初の召使いに用件を述べた。

その召使いは何かを知ってるように案内をしていた。

玄関が開き大きな廊下を歩いていくと奥にまた門があり
それを開いてそこからまた更に歩くと小さな部屋の入り口があった。

「ここでお待ちになってください」そうその召使い?にいわれ
しばらく待ってるとギー・・・・とドアが鈍く開いた。

そしてソファが置いてあり お茶を出してもらい
広い宮殿のような部屋にいろんな骨董のような彫刻 絵画
蒔絵・・・博物館のようなその部屋でぼんやり待つユーロ
そしてえ????っとおもう人物が顔を出した。

ユーロ「あ・・・・・・・・・・・リュウ?」

リュウにそっくりの青年は「こんにちは そちらは?ハン」

ハン「朱雀翠の未来から来たユーロと言います。」

「なるほど、驚かれたでしょう?ごめんなさい
僕は黒龍・・皆リウと言ってます・・。リュウさんとは
きっとつながってるかもしれないけど・・違う事は
兄が朱雀翠・・そちらではスー様という事です」

ユーロ「はあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
兄弟?????????????・・うーんでもちょっと納得」

ハン「目がテンになってるよユーロ」

ユーロ「当たり前だろう!同じ顔した人間がいるっていうのは
ジョーダンにも聞いてるけどそっくりそのままなんて手品師かないだろう?!」

ハン「まあそうだね」

リウ「どうされました?」

ユーロ「うーんいろいろだけどな スーを助けてほしい
まだ助けてもらう状態では…ないのだが・・
ちょっとややこいことになってってな魔術師がいるんだ」

リウ「そうですか。では主を呼びたいところですが・・・
もう一人いるのでお会いしてもらえませんか?」

そういうとリウはス~ッと消えていった。

ユーロ「音も立てずに歩くってああいうんだな・・すげー」

ユーロが見たリュウそっくりのリウは朱い古典服を身にまとい
少し髪が長く女性らしい姿だが目は凛としてて少しユーロの
好みのタイプだった・・。しかしその眼の奥は怖いほど凄味があり
その男を弟としてるその朱雀翠という“過去“のスーの大きさを
かんじた・・。

もう一つ感じたのは(ただの関係じゃねえな・・・あれ・・
何かありそうだ・・それがどんな事かは知らないが・・
まあそうゆう事か・・でも~あれじゃ惚れるわな あのスーの性格だったら
美女と美男子は好んで食べるから・・ははは・・俺も食われそう)

余計な事を考えながらリウのいうもう一人を待っていた。

しばらくぼーっとしてると今度はローグそのままの人間が
出てきた。これまた渋い色の古典服に身を包み濃い黒をもっと
青黒くした髪をしてきっちり整えた“男“でその姿は
なんだかダンディとか紳士とかいろんな言葉がドンピシャリの
人間だった。

ハン「お久しぶりです Mrローグ・・アサシン」

ローグ「いつもいろんな名前で呼ばれるんだな私は・・
ローグでいい・・ で・・ハンそっちの坊やは?」

ユーロ(あー?坊やだあ~テメー――――)

ハン「ユーロっていいます」

ユーロむかつく~~~~~~と思いながら頭を下げた。
(くっそ男!!!!!!!!!!!!いい気になりやがって)
そんな言葉が脳内をぐるぐる回っている。
自分の知ってるローグはもっといい感じの紳士なのに
この男口が悪い!と思うほかなかった。

(どうしてこの男と会わなくちゃならないんだ???)とも

ユーロはそう思う心を押し殺したつもだが彼には皆
分かったらしくローグは「お前は分かりやすいが仕方ない
私に会わねば朱雀翠には会えぬのでな」

ユーロ「そう・・・ですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

“ローグ“「 朱雀翠は光 私は彼の影
いわば私と奴は二人で一人でなく一人で一人の表裏を持ってるって事だ
意味は分かったかな? ユーロ君」

ユーロ思わず「わからねえよ・・何言ってるんだよ
なにが一人で一人の表裏だ 馬鹿言ってんじゃねえよ
お前らはしょうゆ味のせんべいか?あ?」

腹が立ち何をほざいてるんだこのくそ男と思った瞬間
ボロボロと本音が出てしまった・・。

そしてユーロ“ローグ”の顔を見た時しまった!!!!!!!!!!!!!と
思ったが後の祭り・・・・・・・。

“ローグ“はこちらをしっかり睨んで今にも拳を
こちらに飛ばす勢いの目を向けていたのだ。

“ローグ“「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それで?ほかには?」

ユーロ血の気が下がり「いや・・・・あの・・・・・・・・・・・・・・・
あ・・・・・・・・」

ハン「ユーロ言ったねえ~言いたいこと」
ユーロ「なんとかしてくれ~~~~~~~~~」

ハン「まあまあ」笑っていた。

そしたら彼は「そんなに恐れなくてもいい
まあ未来の私はきっとこんな風な態度は君みたいな子には
出さないんだろうなとふっと思ったが・・朱雀の面子があるんでね
悪いな・・・・・・・奴は優しいが私は余りそうゆうのは上手くない・・
だが・・・・・・・・・・何かあったんだろう?それは聞いてる
朱雀を呼ぶ・・・。ただ・・少し待ってくれ・・
アイツは中々表に顔を出す事が苦手でね・・
ハンここで彼を逗留できるようにしてやってくれないか?
手配はしたから」

ハン「あ、いいですよ」

ユーロ「急いでるんだ!よ わかって・・・ます・・・??????」

“ローグ”「わかってるよまあスーの友達(トニー)には
しばらくシャグリラにいても脳内は破壊されない少しだけ
動じないように私から彼らに抑えておこう ではまた」

ユーロ「おい!!!!!!!!!あんた!!!!!!!!!!!」

“ローグ”「何かあったらクーを呼ぶがいい」

ユーロの言葉をそのまあ受け流しにやっと笑うと
彼はまっすぐ奥の部屋に戻っていった。

ユーロ「てめー・・・・・・・・・・・・・・・」

ハン「まあまあ~落ち着いて」

ユーロ「大丈夫なのか?」

ハン「彼が言葉を言うときは大体
物がすでにあれこれ終わってる時だから大丈夫だよ
ゆっくり朱雀さんを待つしかないかな・・」

ユーロ「その朱雀翠ってどんな奴?」

ハン「スーをすこし女性的にした感じかな
とーってもきれいな人だよ・・。
でも怒らすと半端なくエネルギーを出して
抑えられないからね・・スーってそんな所あるでしょ?
それがパワーアップかな・・乱暴を通り越して
荒らしになるって感じ・・でも普段はスーのように
フットワークは軽い人」

ユーロ「好みとか??は」

ハン「え?きになるの???」

ユーロ「いやーねスーっていろいろ持ってるから・・」

ハン「あ~~~~~~なるほど・・
うー―――――――――――――――――ン・・・
これがね・・・謎なんだ・・・・奥様もいるしね
愛人もいたし・・・・・・・・なんだろうな~
何でもありのようで好みもあって・・あ~普通の女の人は
嫌いかも・・。あとはね・・きれいな子が好き。
でも・・・男前がいつも傍にいるのは確か」

ユーロ「なんだそれ?生きてるスーと指してかわんないじゃん・・」

ハン「そう・・ともいう・・・(苦笑)形容詞が
うかばない」

ユーロ「何となくわかったわ・・」

そういってしばらくこの宮殿で休むしかないと
ユーロは思うと届くか届かないかリュウに“朱雀翠到着遅れる 繋ぎは取れた”
そうメールを書いて送信した。


そしてリュウはそのメールの内容を見ると
「ユーロありがとう。しばらく休んだらいい」

そうにっこり笑った。








その頃スーはぼんやりして風呂の中で眠っていた。

「うー・・・・・・・・・・あの藤田って野郎は
ロクな事ないな・・“F”はやっぱりやつか・・。」

ほどほどのお湯のなかでぼんやりとして
身体がほぐれたところでシャワーをして上がると
“F”の部下はなぜか目覚めていた。

スー(おきてるのかよ・・・・・・・・)

部下「こっちに来いよ」

スー(マジかよ・・仕方ねえな・・・・・)

部下はスーを強引にベッドに引き込んだが
スーはぼ~っと・・・・・・初めてローグと過ごした事を
思い出すだけで・・こやつが適当に眠るという事を
待っていた。

スーはこの男がロクにそんな事も出来ないのに
よくもまあそうした趣味があるもんだといったなと
スーは消化不良でお腹のあたりが膨らむそんな
お粗末な時間を過ごすのはややメンドクサイけれど
仕事だから・・しかたないなーと・・・天井を見ていた。
スー「・・・・・・・・おい・・中途半端なんだよ・・
もうやめたのか???たくもう・・・・」
「まあいいけど~・・鍼でもうったれ」10秒後には
グーグーと眠ってしまった。

裸のままだったスーは適当に羽織るとなんだか疲れて
眠れない体を横たえた・・。

「ロ・・・・・・・・・・・・・・・・・・グ」
スーはなんだかこうしてると少しさみしいのか
どうなのかわからないが、アメリカにいた時も
潜入捜査をしたとき・・その時・・は彼が迎えに来た事を
思い出した・・。

こうして犯人とベッドに寝てると静かに来て
その人間をしっかりつないで半分銃で腕を潰すと
横にいた自分を抱えて荷物ゴトなぜか自宅に連れ帰った・・。

相手の血で真っ赤になっていた体を綺麗に洗うと
ぼんやりしてる自分を抱えて抱きしめた・・。

しばらく眠った気がする・・・あの時安心して
安堵感があった・・・。ふと目を覚ますと
ローグは横にいて自分が起きるのを待っていた・・・。

目が合うとどちらがどうって事もなく唇が触れて
その柔らかさが女性のように感じたがきっとそれは勘違いで
肌が少しづつ近づくと赤みを帯びたのはローグではなく自分で
侵食されるようにでも少し浮かされた熱帯魚のように
水中に漂った・・そして深海に一気に落とされるマグマの熱さが
身体に響いて熱い熱風が回り“身を焦がして”その言葉が
このためにあるのか?といった感触がじんわり広がっていった事を
スーは覚えている。

“奴が好きなのか?おまえ?”と聞かれてもそれが何でどうだか?
自分でもわからない・・・・・だから言ってやりたい
“好きだけで世の中まわることなんてねえんだ・・嫌いだったらバディなんか組むかアホ!”ってね

隣に眠る馬鹿な男を見ながらそんなカッコいい事なんで起きねえかと
何がカッコいいのかはわからないけど・・今はそんなローグがいるわけじゃ
ねえしな・・と馬鹿な事を考えるとこの身だけではない事が起きる
疲れて寝つけないというのはロクな事を考えない・・・・・・・・
それだけの時間か・・とスーは思い・・奴を起こすと少しスポーツを
しようか・・と上から抑えた。

部下の男はそんな“ジゴロ“に興奮したのか??
少し鼻息が上がっていた・・。

だが・・・・・・シンとしたこの男・・スーは苦笑いだった

「あそっか・・鍼打ったらダメか・・ 馬鹿だな俺」

再び眠ったやつをほおりだして、しばらく仕事をすると
ティンパオが意外な趣味を持ってた事知りにやっと悪い事を
考えて実行に移す事にした。





あくる日・・・この部下は予定通り“ティンパオ君“を
クラブに誘っていた。

さすがにこの学生はよく体を鍛えていて
スーツがぴったりあいそしてカッコいい
顔も結構な男前だが、坊やにしては年食ってる顔を
していて派手な格好もなんだかそこらのチンピラより
堂に入っていた。いわば半分幹部クラスの“ヤクザ”か
そのルートの人間、しかも相当腕が立つタイプに分類される。

スーはそんなティンパオを横目に見ながら
今日はホワイトのフラットなスーツに
紺色の薄い胸元をあけるタイプのシャツ
ボックスのボタンをはずしていた
スーの胸元首筋がしっかりティンパオには見え
目線が自然に来るようにゴールドのクロスをしておいた。
静かに獲物を狙う・・スーの姿・・。誰も気づかず
クラブの中はあれこれとワイワイしていた。
色んな人間が部下に群がり便宜を図ったり大きな裏取引の
話をしたり“F”の世界を知り大きなバックボーンがあることを
知ってか群がる人間の数は日に日に大きくなり、それだけ犯罪が
多くなることを物語っていた。

スーは学校だけじゃねえじゃんって思ったが
袈裟の在り処も聞けるかな?なんて・・。

それよりティンパオの口からきいた事は
驚く事だった。

ティンパオはずっとこちらを見ていたようで
まわりの人間が多くなった時彼はどさくさ?で
スーに近寄ってきた。

ティンパオ「あの・・学校で見たときに
貴方男なのに・・きれいだと思って・・」

スー「はあ・・・でも~僕はジゴロですよ
あのひとの」

ティンパオ「あんな小物より僕が知ってる
人間は親爺と一緒だから変えません?」

スー「恨まれるかも・・。」そんなふうに言った。

ティンパオはそんな事ないと大丈夫~と
言っていた。

ティンパオ「学校に来たときに優等生の
トニーっていたでしょ・・アイツいま魔術で
レンマっていう奴の彼女とkissしたんだよね・・・
それがみんな見ててさ・・学校でもまあいろいろ
なんだか~あっけないなーってレンマってやつ絶対
けんか別れだな・・」

スー「魔術??」

ティンパオ「いやあれは単にボールを振ってみただけなのに
簡単にひっかっかってね~」

酒の席で話が半分前後してるのだが
藤田とこいつが組んでトニーを引っかけてレンマを
仲違いさせるという事が分かったスーは(おまえねえ~ふーん
俺とレンマがどんな関係かも調べずにしゃべっちゃって
くちがかるいんだからこの坊主)

スーは「へえ・・・・・・・・怖いけど
でもそれって気に入らないやつだったら愉快だろうね」

ティンパオ「そりゃもう!最高だな」

スー(最低だな此奴)

スーはそしてティンパオのあの次の人間の話などを
それとなく考えてみると言ったときティンパオは
やった!と小声で言った。

でもその人間は何気に彼自身のような気がした・・。
そんな“F”が人を簡単に信じるとは思えない。

スー「もしかして・・その人間って…・」
ティンパオ「え?通じた??」

スー「うん通じた ❤感じたんだけど・・これは~」

ティンパオ「僕もですよ❤」手でこの形を作って
スーに送るそぶりをした時 スーはにこっと笑ったが
内心は(うげげえ~~~~~~~~~~~~筋肉男趣味じゃねえんだよ!)

そういったのは言うまでもない。
しかし・・こんなに早くコイツが落ちるとは………・
思ってもみなかったと細く微笑んだがその微笑んだ顔が
ティンパオには両想いだと勘違いをしてしまった。

その微笑みは悪魔のささやきという事を
まだ彼は知らない・・・。

スーはそれとなく部下にその話を・・した時
部下は黙するしかなく・・・・・・・・・
「たまには・・・・・・・・・遊びに来てよ」
そういった。

スーは「後免・・・・・・後免・・
すごく怖くて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そう部下には言ったとき部下も「奴は怒らせると危険だから
それは仕方ないんだけど・・体を気を付けて」と
なんだかそういって暴力的だと暗示をくれたような
そんな事も知り・・スーは結構厄介な“恋人“に乗り換えかあ。。と
ちょっと早々ごまかしは利かないけど、でも内情はしっかりわかると
おもった。


そしてティンパオのそばに行くと「乾杯」と
グラスを合わせた。

スーはティンパオにお酒を進めた。
ティンパオは叉喋った。
「袈裟ってが無くなったんだけどさこれは
親爺の画策なんだ」

スー「画策って?」

ティンパオ「君もそのうち役員になれると思う
あの学校って巨大な組織や色んな意味のエリートがいるから
そうゆう意味では何をしてもあの学校がないと
なりたたないんだよ
僕もあそこでNO1になってそうした人生を
歩むんだ。できる人はほとんどあそこ出身だから
今気に食わないやつが二人いて兄弟でいるけど
そんなんどっちでもいい。試合をして俺が勝つから」

「袈裟は親爺の部下が持ってる・・
ただ・・・・・・・あれには誰も消せない呪いというか
そうゆうのがかけられて・・それは天界に行かないと
解読ができないとかっていうんだ・・。だから親爺は
そうした事が分かったからいまいろんな魔術を取得してる
あの袈裟を持つ人間は100以上の力と人間がついてきて
天界も自由に掌握できるし、あの伝説の朱雀翠と対等に
話ができるって事で、みんな躍起になってるんだ」

スー「朱雀翠??」

ティンパオ「ああ~親爺は嫌がってるけど朱雀は
この世界の物を自由に操ってる・・それがどんな時代であろうと
あの人は別世界に自分の巨大な組織を持って今も動かしてる
もう・・・何十年前もなるんだけど、生きていた頃は
日本でも有名なひとだったと親爺はあの人に戦いを挑んで
一度も勝てた事がないんだけど・・親爺はその時は
まだチンピラ?だったらしいから・・・・・武術で戦ったら
10秒で・・って言う話・・情けない俺だったら逆だ
何時か朱雀に勝つ。そんな目標があるから武侠は朝飯前だ」

スーいろいろペラペラしゃべってくれたなあ~と
感心感心~とこの会話は全部リュウに筒抜けだったことを
誰も知らない。もちろん彼も・・。

スーは袈裟が脅しに使われているというのもあるけど
でもこの話をざっくり聞くと袈裟のその自体もそうした
力があるという事がこの人間たちに知れている・・・
魔術でとかれたら・・・何が出てくるのか・・・・
それが怖いなと・・とにかく早く見つけないといけない・・。
それには在り処が分からないと・・・。

ティンパオの話を聞きながらティンパオが何をどう
描く夢がレンマに及ぼしているかも。

スーは乱痴気騒ぎの中で聞く適当な話だが
けれど天界などと言う話が出てるとは・・・
カギは朱雀なのか・・中に入ってる袈裟と・・・魔術なのか
世界征服は前も聞いたが、今回はブラックホールのように
深く入り込んでいる事も危惧した。

ティンパオ「ねえちょっと・・ぬけない??」

スー「いいの??」

ティンパオ「いいから・・」

そう言い強引に手を引っ張り騒いでるその横を通り過ぎた。
アタリを見ると・・?と思う人間が何人か・・
見た事のあるような無いような・・・・
何だろうな・・と






そうした様子をそっと見ていたドニーたち・・。


ドニー「おいおい・・・・・・・キョウマえらいことだな」

キョウマ「そうだねまさかあいつあんなことを考えてたなんて
信じられないな、しかもあんな趣味が!」

ドニー「あいつ何も知らないで酒飲むとよくしゃべってたな」

キョウマ「レンマ兄さん今言ってもダメかな・・
袈裟にはやはり意味があるのか 朱雀翠か法海さんやパンさん知ってるのかな」

学校から帰る偶然に?!二人はこのクラブに、ヒトミが入っていくのを
見たのでそのまま探していたらこんな話が耳に入り思わぬ収穫だった。

ドニー「ヒトミ探そうぜ・・キンゾウに見つかってみろ
どえらいことになる」

キョウマはうなずくと探していた。

ヒトミはスーがテインパオに連れて行かれるところを
見てしまった・・すれ違ったのだ。

スーはそっと見たのだが両方に勘付かれるのは困ると
あえてスルーしたのだが妹が気になった。
レンマの事できっといらっとしてこんな所に入ったんだろう
厄介だ・・だが今は手が出せない・・・・・・・神よ彼女を
守ってやってくれ・・。祈るしかなかった。







そういったすれ違いが起きるこの時間に朱雀翠は
黙って下界に降りていた。

誰もいないこの時間にふらっと~女の姿になって
法海に会いに行った・・。

法海はいなく無忌がそこでお祈りをしていた。

朱雀翠「あの・・・ちょっと・・・」

無忌「何のご用でしょうか?」

朱雀翠「法海和尚様はおられませんか?」

無忌「和尚様は黄飛鴻師父の所に行きました」
無忌は朱雀翠の顔を見ながらきれいだな・・と
思いながら話すと朱雀翠は「ありがとう」そういい
す~っと浮いて空を飛んで行った。

無忌「天女様かな?法海先生も隅におけないな~
天女もお弟子さん??」

そう言いながら・・・無忌はお祈りを続けてた。

朱雀翠は空を飛んでいたら黄飛鴻と法海師匠が
お茶を飲んでいるところを見つけ 「ポーチラム」へ
す~っと降り立つと門の角をコンコンと叩き
中から弟子がでてきたのだ。

「夜分申し訳ありません」

「あの・・・・・・・・どういったことで??」

黄飛鴻の弟子はボ~ッとしながら朱雀翠を見ていた。

黄飛鴻「フー!どこに言ってる!!扉を絞めろと言ったはず」

フー「スイマセン師父呼ばれてて・・・」

黄飛鴻は遠くからフーを見つけてサボってると
また思い・・呼んでいた。

法海「大丈夫ですよ フーも武術励んでいますから^^」
そう黄飛鴻に言うと黄飛鴻「イヤーあれは・・誘惑に弱くて・・
イーさんに何かとあれこれ言ってるし・・困った弟子です」

法海「でも毎日楽しいでしょ?」

黄飛鴻「ああまあ・・・・」そういいお茶を飲んでいる時

フーは「師父~あの女性の方が・・・」

黄飛鴻「女性????」

法海「この時間に女性・・・狐か?・・」

そう思い・・法海はそっと門の上に立って・・
見るとひとりの女性らしき人間がこの世の衣服とは
思えない格好で立っていた。

法海「やはり狐か」

そういいそのまま呪文を唱えて札を投げると
朱雀翠はそれを押し返し結界を切った。

法海「何者!」

朱雀翠「和尚」

法海「誰だ!」

朱雀翠「私です・・朱雀です」

法海「朱雀はそのような出で立ちではない、たぶらかしに来たか!」

朱雀翠「いえ本当ですこの顔をよく見てください
無忌殿に聞いたらここへ来られたと・・」

法海「無忌の奴・・・・・顔を見せよ!」

羽衣をフワッと広げて顔を見せると
薄朱のかみにくっきりとた顔だち静かな目元
薄地ろい肌・・そして衣をそっと包んで立っている姿は
朱雀だった。

法海「なぜ叉・・そんないでたちで・・」

朱雀「男の姿ではあまりに目立ちすぎるので天女になればと」

法海「十分それも目立ちます さあ中へ寒いでしょう」

朱雀「脅かしてごめんなさい」
そういい法海の後をゆっくり歩いて行った。

黄飛鴻はびっくりしたように朱雀を見た。
「このお方は???????」

法海「私の知り合い 朱雀翠様です
碁や詩、音楽をたしなむ友人です」

黄飛鴻「女性の方?」

朱雀「ごめんなさい 違います」

黄飛鴻「え??そうなのですかあ~まあこちらに
フーお茶をお出ししろ」

朱雀は法海の隣にスッと座りにこっと微笑んだ。

黄飛鴻妙に照れてしまい・・「いやー・・どうしよう・・
イーさんに怒られてしまう・・・」

法海「イーさんはお元気ですか?」

黄飛鴻「ええ~」

そんなところにフー「ひやーきれー~~~~
え?法海師父の彼女ですかあ~」

黄飛鴻「馬鹿者!男性だ!何を言うかと思ったら!!」

フー「師父だって顔真っ赤じゃなですかあ~~~~照れて~」

黄飛鴻「うるさい!」 この会話を法海と朱雀翠はそっと笑い聞いていた。
法海「朱雀殿どうしたかな?」

朱雀「ある男の魔術事件を知っていますか?」

法海「ああ~今日あった・・・・・」

朱雀「その事で天界までその話が来まして
さすがにそう言った魔術は人間界ではあってはならないと
思いまして・・ほかにもあるのですが気になり降りてきました」

法海「そうですね・・」

朱雀「全部は治せないかもしれないけど手伝えればと
おもいまして」

黄飛鴻「そうゆう事なら早くいかれてください。
幻覚を見られるという事は心の隙を突かれることも
ままあります、でもそうした隙を狙った人の邪悪な心は
とかねばなりませんね。」そういうと黄飛鴻は一緒に行こうと
いい朱雀と法海と共にトニーのいる場所に飛んで行った。

フー「あ・・師父飛んでる~」
そうびっくりしてた。


トニーは変わらず幻影を見ていた・・
ぐるぐる回る視界・・・・・・・・・・・・・・・。
その顔を見た法海は暗示を一時的にかけ
翠は頭をそっと撫で言葉にした文字を吹きかけていた。
そうすると彼はぼんやりした目が光り目の色が戻りつつあった。
黄飛鴻はそっと彼の体に鍼を打ち意識を鮮明に戻す作業を
してい見た・・。

段々・・うつろな目が元に戻る様になりつつある状態を見て
しばらく眠るであろう・・そう思いながら後は学園のパンに
任せることにしてそっと眠らせたのだ。

黄飛鴻「あとは任せます」
そういい帰宅をした。

法海と朱雀は「まったく・・・・・・・・・・・
後は人の手が大事ですね」彼を眠らせると
そのまま二人は天界へ上がっていった。







スーはティンパオと車内にいた
ティンパオは妙に興奮していた。

スーを向い合せにして座らせた。

スーは「運転手がみてる・・・・・・」

ティンパオはリムジンのその運転手の見える窓を
全部リモコンで閉めると「誰も知らない・・。」

スー「でも・・・・・・・・・・」

ティンパオ「声が出たって聞こえねえよ」

スーの胸元からシャツを引きちぎるように開くと
その手でふれ赤くなる肌に唇を寄せた
スー・・目を閉じた。
こんな所でこんな事をする奴はドラマだけだと思ったが
こんな馬鹿がいるんだなって・・。

ユーロに茶化されたことがある
“スーって気持ちいい事には弱そうだよな~”

スーは「そりゃお前もだろ?!」 そう会話したことがある
ユーロは「お互いさまだ10代の坊やって事だな」

なんてふざけていたのを昨日のように思い出す。

(マジで10代のお盛んな年頃なのかもしれねえな)とスーは
ティンパオの胸元のキスをうけながら少し息上がり始めた。

確かに“気持ちいい事には弱いかも”・・って言ってるばあじゃないな・・
こいつ何してたんだ??ホントにガキかよ・・・

ティンパオは手馴れていた。彼は女をこうして落としていた。
彼はそういう意味ではまあ結構な詐欺師なのかもしれない
しかも・・・・・・・甘い言葉なんていらない・・
どこで学んだのか大人の弱さと使い方・・・。

甘い・・どこまでも・・・急所なんてどっちでもいい
こいつなんか言ってる・・でもきこえねえ・・・。

身体が急降下する倒れそうな勢い服がぐっしゃになる
でもやばい・・・・・・・落ちそう 食われるのかな・・
ガキに食われるって笑えねえ…スーの頭でクルクル
意外と冷静に?言葉が紡ぎ出る・・。

いいところまで来たが・・スー「ね・・えあのさ・・
まだファーストキスしてないんだけど???」

そういって急降下しそうなその体をぐっと我慢すると
彼の唇にぐっと舌を入れて混ぜた。
何もかも無意識に・・・・・・・奴とは違う・・
お前は人形だから・・・
そういうとティンパオのスーツを乱暴に脱がせて
力任せに奴の腕を握ると力を入れた・・・・・・・。
その唇は動かないだろう??とそのままアクションを起こし
揺らしてやった・・。

急降下をするのは俺じゃない・・・・お前だ・・

圧迫されそうなティンパオはぐっと握られた力に
ぐぐもったとき・・・・・・・・はねたようにびくっと
しなった・・・・・・・。

息が荒く・・・・・・声が出たのはティンパオだった。
スーは(まだお前みたいなガキに体中キスだらけにされてたまるかよ
花火はお前がはじくのが正しいルールのはずだ・・間違っていなければ)

スー「だいじょうぶ???ごめん…」

ティンパオ「こんな刺激は初めてだ・・・・・・・・
どんな奴とも違う・・最高・・なあ・・・もう一度
してほしい・・・・・・・」

スー(マジかあ~~~~~~~こいつおっそろしい趣味と趣向を
持ち合わせてるな・・どんなふうに成長したのか聞いてみたいわ!)

スー「じゃ・・今夜」

そういいそういい・・・衣服を整えた。

ティンパオがつぶやいた
「袈裟は・・・・・・・・・・・・・俺が持ってる・・」

スー????(なんだって?????????????????)
誰も聞いてねえ・・・ 罠でもかけて来たか?
まあいいその罠も付き合ってやるよ

明日はこいつはお休みだな・・
足腰が立たなくしてやろ・・レンマとトニーに仕掛けた
罠の代償は高いぞ~っととっても悪~い企みを
スーは行う事にした。



その夜は炎上したようで
スーに抑え込まれるような愛情?!か仕返しか?
うけてガタガタと体を震わして天国に行き戻ってこれない
風呂に入れ綺麗にするとどうやらスーにそのまま嵌められた。


スー「10代は冷静ってのがないのか・・
でもこの親爺の怒り狂ってる姿が目に浮かぶ・・・・
うーんあの相手は中々大変だぞ・・
さて・・・・・・・・・と」

トニーたちの心配もしつつ・・・
袈裟の在り処を探していくのが先決だなと
横でスース眠ってるティンパオ・・。

朱雀翠がもうすぐここに来るのことも知らないスー
守護神は彼を天から見ていた。

朱雀翠「スーって結構やっぱりやることは
やるんだな~僕ってそんなに・・・・・・ひどくなかったよーな気がする」

そんなつぶやきにリクは「どこがだよ・・お前未来も過去も
まんじゃねえ? 覗き見するんじゃなくてぼちぼち行けよ」

朱雀翠「ああ・・・なんか自分いらないかもしれない」

リク「バーカ・・ハンが待ってるぞ」

朱雀翠「はいはい・・」そういい支度をしていた。





その頃学校ではティンパオが来ないので
授業は普通にされていたが・・ドニーたちは昨日の
ティンパオの話をレンマたちにしててクマキンは
びっくりしたような顔をしてぽかーんとしていた。

キョウマ「あいつって意外なこのみがあるなあ~って
もし~あたっていたら多分スーのお気に入りにされてるな・・・
今頃どこで何してるんだか」

ドニー「じゃスー落ち決定だろう?怖いぞ~レンマ
お前の義兄・・・・・・・・でも・・誰が一体好きなんだろうな?
スーって・・。」

レンマ「ヒトミはどうなったんだよ!そっちはいいよ」

ドニー「ヒトミ・・さ・・ローグさんが着てちゃんと帰ったよ」

レンマ「どこへ!」

コリン「キンゾウ宅だ!ローグを信じてないな??お前は・・
ローグさんに聞いたら俺たちに“早く帰れ”っていってさ
ぜーんぶ見てたらしい・・やってられないよなーって」

レンマ「本当にか!」
キョウマ「兄さんなんで疑うんだよ・・・本当だよ
誤解は解いたほうがいいよ」


キョウマはとても心配していた。

続く
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By ミコ
#8711 hiyokoさんの続きです。

第六章

金色の実を食べすっかり元の体に戻ったキョウマは、レンマと共に怪我を負ったウミノシンの様子を見に行った。

キョウマ
「師匠、もう一度天宝寺と闘わせてください」

ウミノシン
「お前の気持ちは解るが、もう一度やってお前が勝っても事件は解決せんのだぞ」

キョウマ
「では師匠はこんな目に遭わされて悔しくないんですか?」

ウミノシン
「確かに彼は悪に手を染めてしまっているが、あれは正当なボクシング技でわしがそれに負けたのだから仕方のないことなのだ」

レンマ
「キョウマ、お前の仇は私が討つ」

キョウマ
「なんで兄さんなんだよ。僕じゃやっぱり結果は同じだって言うのか?」

レンマ
「天宝寺の狙いは私なんだ」

キョウマ
「じゃあ、僕はただダシに使われただけだって言うのか?」

パン
「君たちが揉めてどうする?レンマくん、キョウマにやらせてやれよ」

ウミノシン
「そうだレンマ、お前には藤田を頼む。二人ともそれでいいな」

法海
「それもいいがウミノシン殿が言うとおり、何度試合をしても事件解決にはならんし、例え殺したとしてもそれだけだ。奴らは痛くも痒くもないぞ」

パン
「それもそうだな。法が裁いてもいずれは出て来られるし、あいつらに徹底的な屈辱を与えるなにかを考えた方がいいのではないか?」

ウミノシン
「刑事たちはどこまで調べたんだ?」

レンマ
「二人の悪の証拠は少しずつ掴めていて、裏には大きな組織もついているようです」

法海
「そうだとするとそっちは本職に任せた方が利口だな。やはりパンの言うとおり二人をぎゃふんと言わせるなにかを考えることだ」

パン
「キョウマ、天宝寺のような武術者にとっての屈辱とはなんだ?」

キョウマ
「負けること、、、いやっ!闘えなくなることだ」

パン
「レンマくん、藤田のような高慢な奴にとっての屈辱とはなんだ?」

レンマ
「裏切られることだ」

法海
「そうだ。悪の世界におる者こそ仲間には絶大の信頼をおいているし、それがなくなった時の制裁も大きい。そこを徹底的に突いて突いて突きまくれ!」

レンマ&キョウマ
「はいっ!」

法海
「キョウマは無忌のもとで学ぶのだ。レンマくんはパン、お前に預ける」

二人はその日から厳しい鍛錬を始めた。

ー昼休みー

くまきん
「おばちゃん。キョウマ治って、ホントに良かったね」

おばちゃん
「そうだけど、、、事件はまだ片付いてないのよね」

くまきん
「それにしても点穴を使うなんて天宝寺はホントに汚いヤツだね」

おばちゃん
「確かにそうだけど点穴もひとつの技だから、一概に責める訳にもいかないしね」

ターフー
「こんにちは!福大仏具店ですぅ」

おばちゃん
「ターフーくん、この間はホントに有難う。お礼に今日はミニ蝋燭でも戴こうかしら。それともなにか他のことがいい?」

ターフー
「ではひとつお願いがあります」

おばちゃん
「なぁに?なんでも言って」

ひかり
「どうもぉ~。文章の叔母でひかりと申します」

ターフー
「ぼくの母方の叔母です。実は武道着のセールスレディなんですが、ここで販売できるように学園長さまに取り合っていただきたいのです」

おばちゃん
「購買部のことならあたしが学園長から全面的な許可をいただいてるから大丈夫よ。それにターフーくんの叔母さまなら信用できるし」

ひかり
「有難う御座いますっ!」

おばちゃん
「ただ、出入りできるのはここだけで、生徒に接するのは昼休みと放課後だけね」

くまきん
「おばさん、パンフレット見せて」

ひかり
「えぇどうぞ。あなたお名前は?」

くまきん
「おいらは通称くまきんさっ!カッコイイね、この道着」

ひかり
「そう?オーダーメイドだからピッタリサイズだし、好きな刺繍も入れられるのよ」

ドニー&コリン
「おばちゃん、いつもの!」

おばちゃん
「ハイハイ。ドニーくんはスパゲティパン、コリンくんはハムカツパンね!」

ドニー
「くま、なに見てんだ?」

くまきん
「オーダーメイドの道着だよ~」

ひかり
「こんにちは。ひかりテーラーでございます」

コリン
「オレにもパンフレット見せて」

ひかり
「道着の下に身につける特製サポーターもご用意しておりますよ」

ドニー
「既製だとサイズが合わないんだよな」

コリン
「既製品は蒸れるしな」

ひかり
「サポーターもオーダーメイドで特殊素材ですから、履いてないように爽快ですよ」

ドニー
「夏に向けて新調するか!」

ひかり
「有難う御座いますぅ!」

おばちゃん
「昼休みが終わっちゃうわ、ひかりさんまた放課後にしましょう」

ひかり
「ハイ。ではのちほど」

ドニー
「じゃあ放課後ここに来るね!」

おばちゃん
「くまちゃん、これレンマさんとキョウマくんに持って行ってあげて!」

くまきん
「サンキュー!」

ターフー
「叔母さん、来てよかったね」

おばちゃん
「ターフーくん、ゆでたまご食べる?」

ターフー
「戴きます!では僕は他を回るので今日はこれで失礼します。叔母さんまたね」

ひかり
「私も昼食取ってまた放課後参ります。この辺りに喫茶店はありますか?」

おばちゃん
「あたしもこれから休憩だから、宜しかったら売れ残りだけどご一緒にどう?」

ひかり
「有難う御座います!」

道場では・・・

パン
「正直言うと君に教えることはないんだが」

レンマ
「私はボクシングの経験がないのですから、そんなこと言わずに教えてください」

パン
「ボクシングも武術も基本は同じだ。敢えて言うなら奴より速く動き急所を打つことだ」

レンマ
「具体的なことを教えてください」

パン
「君の師匠はわざと負けたんだ。師匠と同じ力を持つ君なら彼に勝つことは簡単だよ」

レンマ
「仮に師匠がわざと負けたとしても、私はまだまだ師匠には追いつけてないです」

パン
「君が得意とする太極拳を使うのなら藤田の拳や足蹴を吸収し反動させ返すことができるし、八卦形意拳なら奴より先に攻撃をすればいい」

レンマ
「それだけですか?」

パン
「あぁ。私は君の試合を何度も見て君の強さは知っている。それよりぎゃふん作戦を考えんか?」

レンマ
「パンさん、私が殺されてもいいんですか?」

パン
「奴は悪党でも自分の手は汚さんさ」

レンマ
「わかりませんよ。事故だと言えば済みますよ」

パン
「藤田のような奴にとっては恥をかかされることが最も屈辱的なんだ。試合には必ず勝てるから早く作戦を考えよう。なにか弱みを握ってないのか?」

レンマ
「そう言えば藤田も天宝寺も変な趣味があって、どうやら男も好きなんです」

パン
「オカマって奴か?」

パン
「ドニーとコリンの分析によるとバイセクシャルと言ってどっちもイケるらしいんですが、二人の場合は男には攻めて行きたくて女には攻められたいタイプらしいです」

パン
「難しいな」

レンマ
「ということは女性に攻められて喜んでいるところでなにかするとか」

パン
「そうだ!裏切りの術を使おう」

レンマ
「そんな術があるんですか?」

パン
「二人に迫っていた女性が信頼する部下に寝取られるってのはどうだ?」

レンマ
「でもそんな役を引き受けてくれる女性なんかいませんよ」

パン
「私は君らの劇も観たが、二人の女性姿はそれはそれは綺麗で可愛かったぞ」

レンマ
「私とキョウマがやるってことですか?」

パン
「それならもしバレた時も大丈夫だろ」

一方禅堂では・・・

キョウマ
「無忌くんに預けられたということは法力を教えてもらえるということだね」

無忌
「法力は短期間では学べません」

キョウマ
「じゃあきみが得意とする乾坤大梛移 (ケンコンダイナイ)は?」

無忌
「あれも条件がありますし」

キョウマ
「じゃあ、なんなら天宝寺に勝てる?」

無忌
「少林寺の僧曰く彼の力が六千に対しぼくの力は一万だそうです。ぼく曰く天宝寺の力が千五百に対してキョウマ殿の力も千五百で同じです。でもキョウマ殿の方が防御力の割合が低いのです。ですから点穴を受けてしまった訳で、、、、、、」

キョウマ
「ねぇ、その話まだ続く?手っ取り早く教えてよ」

無忌
「キョウマ殿、短気は損気ですよ」

キョウマ
「武術者にとって傷の痛みなど大したことじゃない。武力を奪い二度と闘えなくさせる技を知りたいんだ。それを知ってるから法海和尚はきみに僕を預けたんじゃないのか?」

無忌
「ではやはり法力を使うしかないですね」

キョウマ
「でも法力は短期間では学べないんだろ?」

無忌
「ひとつだけ方法はありますが、やりますか?」

キョウマ
「もちろんやるさ」

無忌
「それは錬姑功と言って金の桃の実を秘薬で煮た物を食べることでキョウマ殿の体が女性になるので、そしたら天宝寺の唇を奪ってください。そうすれば一瞬にして武力が失われ彼は二度と武術ができない体になります」

キョウマ
「秘薬もともかく、僕は女性になっちゃうの?」

無忌
「それもまた金の桃の実をある秘薬で煮た物を食べれば元に戻れます」

キョウマ
「あるものって?」

無忌
「美猴王さまの尿と涙です」

キョウマ
「美猴王って孫悟空だろ、どこにいるんだよ」

無忌
「あの宝桃の木に実が成ったということは穫りにいらしてるはずです。見張っていれば会えるかもしれませんよ」

キョウマ
「秘薬を作るには絶対に会わなきゃならないさ。先ず金の桃を穫りに行こう」

無忌
「桃はすぐにはなくなりませんから練習が先です」

キョウマが持つ武力の防御力を集中的に上げるための鍛錬を始めた。

学園長室では血相を変えたキンゾウがウミノシンたちに相談をしていた。

キンゾウ
「ヒトミの様子が変なんです。溝は埋まったはずなのに口答えして急に暴れたかと思うと、ぼんやりしてしまったり、今も部屋に鍵をかけて閉じこもってしまってるんです」

法海
「私が様子を見に行きましょう」

練習を終えたキョウマはレンマにパンと立てた作戦を話し、丘の上の桃の木を見に行ったが普通の桃ばかりで金色の実はひとつもなくなっていた。

レンマ
「来るのが遅かったようだな」

キョウマ
「無忌くんが言うとおり孫悟空が穫って行っちゃったんだよ。兄さん、あそこの女性の絵を見て」

レンマ
「お嬢さん、この絵は妄想かな?」

女性
「ワタシの絵はすべて見たままを描いてます」

キョウマ
「これっていつのこと?」

女性
「今さっきです。王のような猿が金色の実を全部穫って二つだけワタシにくれて去って行きました」

レンマ
「普通の桃を穫ってあげるからその桃を譲ってくれないかな」

女性
「いいですよ」

キョウマ
「桃は手に入ったけど例の二つは直接会わないと」

レンマ
「お嬢さん、もしまたさっきの猿が来たらすぐにこのメルアドに連絡して欲しいんだ」

女性
「いいですけど。代わりにワタシの願いを聞いてくれますか?」

キョウマ
「僕らにできることならね」

女性
「この学園で美術の講師ができたらなって思ってるんです」

レンマ
「それはちょうどいい。今期はまだいい美術教師が見つかってないって困ってたから学園長に話しておくよ」

女性
「ワタシはひよこと言います。これ名刺です」

レンマ
「じゃあ宜しくね」

キョウマ
「あの絵の猿、兄さんが演じた猿王とそっくりだったね」

レンマ
「特殊メイクに七時間かかったアレだな」

キョウマ
「もし会えても話が通じなかった時のために法海和尚に頼んでおこうよ」

禅堂にて・・・

無忌
「そんなに慌ててどうされましたか?」

レンマ
「和尚に会いたい」

無忌
「マンチェク師兄に付き添って出かけております」

レンマ
「では戻ったら連絡してくれ」

外出先の二人は・・・

法海
「私の眼に狂いはなかったな。だいぶ強くなったらしいな」

マンチェク
「無忌の指導のお陰です。私はここで待ってますのでお願いします」

法海は喫茶店でマンチェクの彼女に会い、借用書をコピーさせてもらっていた。

その帰りにキンゾウ宅を訪ねヒトミの様子を見てみると、やはり巨大な魔珠の効力によって操られていることがわかった。

法海はヒトミの頭に手を当て念力を送った。
「仏法!(フーファー)」

法海
「これできみはもう元に戻れた。しかしまだ魔力に侵されているふりを続け藤田たちの行動を報告してくれんか?演技派育成組の女王のきみなら出来るはずだ」

ヒトミ
「わかりました。それより昨日からトニーと連絡が取れないんです」

法海
「探してみよう。ヒトミくん、では頼んだよ」

学園に戻り禅堂で念力椀を空に翳すと、トニーらしき男性が港近くの廃墟で縛られている絵が見えた。

無忌はアンディを連れ廃墟に向かったが、トニーは傷だらけで意識を失っていた。

アンディ
「トニーしっかりしろ」

無忌
「だれか来たら大変です。早く行きましょう」

学園に戻ったアンディはすぐに保健室にトニーを運んだ。

アンディ
「ハニー先生!」

ハニー
「トニたんどうしたの。すごい怪我じゃない」

ハニーがすぐに治療を始めるとトニーは目を覚ました。

ハニー
「トニたん!」

トニー
「ここはどこだ?」

アンディ
「保健室だよ」

トニー
「ボクはだれだ?ねぇキミはボクを知ってるのかい?」

アンディ
「なに言ってるんだ?トニー?」

トニー
「ボクはトニーって言うのか?」

無忌はトニーの額に手を当て念仏を唱えた。

無忌
「魔力からは覚めていますが、効力が強すぎた衝撃で記憶を失ってしまったのでしょう」

アンディ
「元に戻るのか?」

無忌は急いでトニーを連れ禅堂へ行くと、法海が戻ってきていた。

法海
「無忌、その者はトニーくんだな?」

無忌
「衝撃で記憶を失っています」

法海
「なんとかしよう」

連絡を受けたレンマたちも禅堂へやってきた。

ウミノシンやキンゾウ、パンにも連絡を入れ禅堂へ集合したみんなは、これから巻き起こる壮大な計画の作戦を練った。

マンチェク
「今度は協力させてくれ。取っておきの情報を掴んだんだ。藤田の手下は闇金のボスで俺の彼女が働くキャバクラの経営者でもある男だったんだ」

レンマ
「じゃあ、バックル事件とも関係があった奴なのか?」

キョウマ
「ぎゃふん作戦だけどそのキャバクラで決行するのはどうかな?」

ウミノシン
「明日の放課後、二人には再試合を申し込んである。レンマとキョウマは先ず試合に勝って決着をつけるんだ」

パン
「その夜、負けて悔しがる二人を慰めるためにヒトミくんがキャバクラとやらに誘い出し決行だ!」

そんな大きな計画が実行されようとする頃、購買部では・・・

ドニー
「おばさん、そんなとこ触ったらくすぐったいよ」

ひかり
「ドニちゃん、おばさん相手に照れてどうするの?じっとしてないとちゃんと測れないわ」

コリン
「ドニー、くま。レンマから緊急連絡だ、行くぞ!」

ドニー
「おばさん、ゴメン。またね」

おばちゃん
「仇討ちが始まるわよぉ。明日はひかりさんも体育館にいらっしゃい。勇者たちの姿を生で観られるチャンスよ!」

一同集結。
明日の試合が終了後、いよいよ『ぎゃふん大作戦』の幕が開かれる!!

続く
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By hiyoko
#8713 ミコさんからの続きです  :shock:

「7」
スーはぼんやりしながら ティンパオがいつまでも起きない姿を
横目に見ながら・・、黙って流れた情報を目に留める
“トニー記憶なき傷を負う”

スー目をしばらく閉じていた。
誰がそうしたのか誰がそう進めたのか この件に触れるわけにはいかない
自分が見つけたいのは袈裟と隠している大きな陰謀だ。

そのための道具はたくさんそろっているのにここで脅しを
掛けられても後には引かれない。

ティンパオは誰が命令したのか、“F“がしたのか・・
憶測で物を考えるのはよくないが、今の答えが出てこないのだ。

そんななかティンパオ起こす人間がきた

彼のそばでそっと耳打ちをしてティンパオはぼや~っと
こちらを見て笑った。

ティンパオ「アイツは記憶がないほうがいい、厄介だ
トニーっていう奴がぼろぼろになったんだ
これでうまく事が運ぶ」

スー「ふーん~で?なにを??」

ティンパオ「取引さ ワンシンク―っていう密計社が
動いている、そのワンシンク―を取り込んで大きな取引が
成功すれば、学園も手に入るさ」

スー“ワンシンク―?
ローグが追っていたのはヤナガワか
ワンシンク―ね・・・・・・・・・・・・数年前に死んだといった。
生きてるのか????????????あの小僧“

スーの知らない所で話が進んでいた。

スーは「シャワー浴びてくるわ」

そういい浴槽にふ~っと沈んでいた。

そんな中声がした。

「スー?・・・・・・・・・スー?」

スー「なんだよ…………気のせいか??」

きょろきょろしてふっとあたりを見回すが何も見えない
スー「気持ち悪いなー」

そういいながらシャンパンを口にしたとき
ぶわっと幻影が見えた

スー「うわ!」

「そんなに驚かなくていい 僕は君さ」

スー「姿を見せろ」

「今は見せることができない 今日の取引は
こちら側で話がついているあの子供(ティンパオ)と共に
一緒にいてくれよ。そのあとは何とかする

スー「おい・・・・なんとかってお前行き当たりばったりかよ!
しかも・・・誰だよーちょーっと・・・」

形のない物に声をかけて一人事を大きく呟いていたスー・・
妙に変な気持ちになった。

しばらくすると透明な見えない羽がそこについていた・・・・・・・・。

スー「俺は死ぬるのか?」


なんだかよくわからないがスーはとりあえず
服をきて・・部屋に戻るとティンパオは学校へ
いく様な格好をせず今から何かをする・・黒ずくめの
スーツを着て用意していた。

スー「どこかに?いくの?」

ティンパオ「ああ~君も行かないか?ビッグになれるチャンスだ」

スー「学生だから・・学校じゃ?」

ティンパオ「「学校?!そんなもん行っても行かなくても
武術バトルは俺が勝つに決まってる」

スー「いいの???」

ティンパオ「あんな奴ら目じゃない それよりワンシンク―との
取引の方が優先だ」

スー「・・・え?・・取引?・・・・」

ティンパオ「君も一緒に来て顔を見せた方がいい
これからもっと忙しくなって君も一流の人間になれるから」
そうティンパオはスーににやっと笑いながら今日の取引を
成功させる自信があると言ったような口ぶりをした。



ティンパオは学校など眼中になかった
取引を成功すれば大きな土産が親に持って行かれると同時に
自分が親よりふたまわりも仕事ができる事を
誇示できるのだと。親爺に大きなこの仕事全部を
持っていかれるわけにはいかない。
懐は温かいほうがいいと 親にも内緒で大きな
企みを以前から持ちついに実行するときが来たのだった。


そんな取引・・・・・・・・ティンパオはまさか
そのワンシンク―がスーとつながっているなどとは
つゆほどにも思わず・・・・クーに会いに埠頭の裏に
車を止めて待っていたのだ。



そんな頃・・・・・・・・・・・・
仲伍は“ワンシンク―”に戻り
ローグの部下を連れて屋敷から出る準備をしていた。

そこに翠とハン ユーロが待っていた

仲伍「ハン・・リュウさんから話は聞いたよ
今回はえらくスーがバタバタしてるから・・
この機会に救出できたらと思うんだけど・・・」

不安そうにリュウを見つめる仲伍
リュウ「手筈は整えた・・翠殿がスーにそれとなく
言伝(ことづて)をいったそうだよ」

翠「言ったけど・・・わかってたかな?
丁度シャワータイムだったのであんまり聞いてない様子だった」

ユーロ「本当にどうでもいい時に現れる神さんだな
そんなん真面目に聞いてるわけねえじゃん」

翠「あ~やっぱり?」

ユーロ「あんたなあ~スーの守護神だったらもうちょっと
アイツの性格を知ってるだろう?ぼやけてるんだから
そんな時に行ってもダメだな・・」

翠「運良かったら仲伍君のこの仕事で戻るかもよ?」

仲伍「それはあの子供次第ですね情報を流して
どう出たか? 殺さている可能性も否定できない・・・・・・・・」

ユーロ「・・・・・・・賭けかよ・・俺の相棒だぞお前ら・・・
そんな対象にするなんてな・・・お前らの心臓えぐって出すぞコラ!」

ユーロは実験台のように使うこの会話と実際に起こしてる事に
腹が立った。人間か?お前ら?事件が違ったら全員ブタ箱行きにしてやる
そう思ったのは言うまでもない。

しかし賭けは賭け、ティンパオが見たスーは潜入で
偽物だと言って情報を流しているので守護神翠がその後クンパオに
の後ろにいるという算段だ。スーはワンシンク―の組織情報を警察に
流して実の保全を図った裏切り者であるとも流している。

これを真に受けたらスーは  捨てられているか 死んでいるか?
それとも 取引に使われているか? 最後の後者の言葉に1%を
賭けてみた翠と仲伍“ワンシンク―”そして無言のリュウといないローグ・・。

仲伍 ローグ リュウ 翠 とユーロ
で現場を押さえる事を予定して現場の証拠をしっかり押さえよと
計画を実行する日がきた。だが顔を出さないローグどこにいるのか
さっぱりわからない。だがローグはスーを確認する事だけを
遂行すると笑っていたという・・。リュウたちはきっとどこかで
その現場をみてるだろう・・・・・・・・。そう確信をした。
学校の事はレンマたちに任せて外の事件を綺麗にするという計画を
スーが時間稼ぎしている間にあれこれと考えていたのだった。

だがスーは何も知らされることなく・・彼らの密計によって
計画は着実に実行されてることになった。
ティンパオの思惑と刑事たちの思惑を乗せた時間は
刻々とやってきていた。



ティンパオはワンシンク―との待ち合わせの時間と
場所に車を走らせた。

ティンパオ「この中に潜入がした人間がいるんだって
君知ってる?」

スー「それはどこからの情報?」

ティンパオ言葉も顔色をも変えず返してきたスーを
しばらく見ると「君だろう?それは」と口にした。

スーは「誰がそう言ってるのかは知らないけど
本当の事を知った方がいい・・もし取引相手なら
それは100%罠をそこにかけて君を破滅に導くと思うけど・・
それを信じて僕を海の底に沈める事を考えてるの?」

ティンパオ「裏切りは許さない」

スー「それは取引が成功した後でもできるんじゃない?
今したら相手の思うつぼだと思うけど、どう思う?」

ティンパオ「見かけによらず 策士だなあんたは」

スー「いや この成り行きを言っただけさ」

スーはただ笑っていた。
裏切りと裏切りで組織は成り立つものだ、昔から・・
人を信じて取引なんてできるわけない。それがデカでも
マフェィアでもヤクザでも信用取引がそこにあったことなど
一度もないのだから・・・奴を除いては・・・
スーはそうしたことを自らの経験から出た一つの答えを
少しだけ持っていた。当てはまるかあてはなまらないかは別として。




そんな事もまだ知らないティンパオは尻の青いガキなんだなと
どんなに強くてもどんなに野望を抱いてもそうした
事が分からない事はまだまだ尻の青いガキと言われても
それは仕方ない。 ワンシンク―には赤ん坊の手を捻る
それくらいの事だろう・・と

もっともそのワンシンク―が誰かなんて・・
知ったこっちゃないが・・。
スーはそうおもいながら窓の外を見ていた・・。

雲行きはあまりよろしくない・・・・・。


そして・・・ワンシンク―という人間との
取引だった。

スー初めて見る“仲伍”の“本当の姿“
・・ワンシンク―・・・スーの見つめる先に
白いチャイナ服を着て何事も話さない彼の冷酷な瞳
輝く鉄の光・・・・。彼の部下がクーに確かめるように
取引の品を見て交渉していた。

アタッシュケースからドル札と思われる
札束を手にしたクーの部下・・・
そして無言でティンパオの部下に渡し
それと交換にティンパオの品が開いたのだ。

スーはそこで見た物は学校の人間が探している
“数珠と袈裟”だった。

ティンパオ「交渉の品だ三千年遠い昔 聖天大聖孫悟空が
インドから持ち帰ったという袈裟と数珠・・これには
大聖孫悟空の魔法が賭けられその力は底知れぬと・・」

クー『渡してもらおうか』

ティンパオ「ただじゃない・・・・・・・」

クー「なんだと?」

ティンパオ「貴方には死んでもらう この品を渡すつもりはない
そして・・・・・・・・・・・・あなたの数珠をいただこう
その品こそ私がほしい物だ、玄奘三蔵が仏の前に差しのべたという
その白翡翠のはいった数珠をこちらによこせ」

クー「よくしってるな・・・・・・・・・・・・」

スーはボ~っとしていた。

何が何だか・・・・・・・・ただ袈裟と数珠が何かキーワードに
なっている・・・・・・・・・・・・・・それだけが分かった時
突然暗闇から光が差し込んで来たのだ。

ティンパオはまぶしさのあまり目を閉じた一瞬に
翠は舞い降りて言った「その袈裟と数珠を帰してもらおう」
「本来あるべきところに返し、それを管理するのが私たち天の仕事だ
お前のような邪道な心を持つ人間にそれは渡せない」

翠はそういってスーの後ろでぐっと背を押すと
スーの体は浮き上がり・・・・・・そして光と袈裟と共に
舞い上がった・・・・・・・。

スーは意識なく光を背に受けてふわ~っと舞い上がると
目を閉じた瞬間にその手に袈裟と数珠を持ち
気が付くと・・・・・ローグの手の中に自分がいた・・。

ローグ「仕事は終わったか?」

スー「!!!!!!!!!!!!・・・・・・・」

ローグ「終わったようだな」そうスーを見て微笑んだ。

スーは何のことだかさっぱりの状態でローグを
ただ見て言葉がなかった。


ティンパオはあっという間の出来事に何が起きたのかも
わからず気が狂ったように銃を乱射していた。

クー「馬鹿だな 青二才」

そうティンパオの背の後ろに立つとその数珠で首を
絞めようと鈍い金属音の音がティンパオの耳に聞こえた。

ティンパオ「やめろ!!!!!!!!!!!!!!」

クー「だからバカなんだ」
そう笑うとリュウの持っていた鍼をそって口から出すと
そこにそっと指し彼はそのまま動けなくなった。

クーが仲伍になっている事も何も知らないティンパオ
全てがはかりごとだとは全く分からず
仲伍たちの手のひらにのってクルクルと動いてた。
小物だという事に気づく事さえないまま彼らに
囲まれてしまったという事だった。

仲伍「手の内も読めないただの武術人間では
世の中生きていけないくらい知ればいいのに
だから学校が必用なんだよ10代は・・」

仲伍は固まったティンパオの顔をなでながら
「子供を学校に返す」「そのほかの部下は取り押さえろ」

そういいJPSを付けて情報が分かるようにすると
彼らは仲伍の部下からリュウの部下に渡され連行された。

リュウは知っていた・・・ティンパオは
このままブタ箱に行っても反省はしないだろう・・・・
ではマンチェクたちの中でボロボロになりプライドをたたきおとされ
屈辱を味わってからでも遅くはないと。
自分の失態が何を意味するか・・・・・・それもよい勉強になるだろうと。

リュウはスーから聞いた事がある
“人は一番だと思ったときに一番の屈辱を味わう
そこから這い上がったものだけが強くなる“と

リュウはスーの言葉のなかにスーが何かで味わった
あるいは失ったものがそこにあることをその話で知った。
リュウもまたスーに何かを託された人間だった・・。

そして・・・・・・・・・・・誰も何も言わないが
リュウはスーに惹かれている・・。
しかしそれにはほど遠い何かを感じると同時に
スーの背後にはいつも大きなものを感じそれを
超える事が出来なければそんな心は到底伝わることはないと
なかなか難しい難題を突き付けられながらも
クリアしたいことだと・・・今回強く感じていた。

今回の計画はリュウが綿密に計算した計画に
スーが乗ってくれたという事も・・・。
一計按じたリュウのひそかな計画をスーによって成功
させる・・・・・・そのためのコマを一つ確保して
そして放たれる虎になってもその虎がまた包囲できる
籠に戻していく・・まるで天の神があの孫悟空を臥竜山に
閉じ込めたように・・・・・・。

ティンパオ以外は事件の全容を知ることになる人間なので
これからゆっくり吐かせるのだが、ティンパオには
まだしてもらう事があるので・・簀巻きにしそのまま
学校の校門の玄関において、リュウは立ち去った。

まだまだ・・事件は済んでいないのだから・・
袈裟と数珠が帰っただけでは何も解決しない・・・。

リュウは奥底にある事件の元を見ることにした。

そしてスーの疲労を和らげたかったのだった・・・。


その頃スーはローグの屋敷のベッドで眠っていた。
この仕事の間ず~っとロクに眠ってなかったのだろう
ローグはひっそりとした屋敷に連れて帰ると
軽くなったスーを浴槽にいれきれいにすると
水気をきれいにとり生まれたままの姿で
自分の使うベッドに眠らせた。

クークーと子供の様に眠るスーは背の後ろにある
羽をパタパタさせながら白い大きなシーツの中で目を閉じていた
さながらそれは無垢な天使といった所だろうか。

“ワンシンク―”から“仲伍”に戻りリュウたちの
仕事を終えると何事もなかったようにローグの元に帰宅した。

仲伍「久々の仕事は緊張しました」

ローグ「たまには素にもどれてよかっただろう?」

仲伍「意地悪ですね・・・いいわけないでしょう・・・
あんな事・・戻りたくはないです」

ローグ「お前も変わったものだな」

仲伍「それは・・あなたがいるから・・」

ローグ「・・ご苦労だった・・で?翠は?」

仲伍「静かに去って行かれました品物は孫悟空さんに渡すと」

ローグ「この世の人間ではないが・・・
だがあれもスーの見えない心・・スーにしかできない
事を黙ってみていたのであろう・・そして今からも見るのであろうな
朱雀翠を動かせる人間はダンカンスーしかできない・・・」

ローグは何も知らずやわらかい羽をもつスーの寝顔をただ
見ていた。


仲伍「愛おしそうにスー殿を見られているのですね
いいな・・・そんな風に“愛される”って・・」

ローグ「お前はお前だろう?この男はこの男・・」

仲伍「ローグさんは結構よくばりですよね・・
色んな人に好かれて・・」

ローグ「何?そんな事を言って焼く暇があったら仕事しろそして
私の深い夢をみればいい・・そうすれば私を独り占めできるだろう?」

仲伍「中々難しいことをおっしゃいますね・・主にはかないません」
「では」そういい笑って仲伍は仕事に戻った。


仲伍は仕事がまだあった・・。
スーが動けない分傷だらけのトニーの所にいって
しばらく治療をしなくては・・・と
リュウと話していた。

リュウ「スーは・・・?」

仲伍「スー殿は“主”(ローグ)の屋敷にいます
まだ・・眠ってる」

リュウ「そうなんだ・・・・・トニーの様子はどう?」

仲伍「うーん・・・・・・・何があったのかはまだ話して
くれないですね・・悪い夢でも見たのかな・・・
法海師匠が来て黄飛鴻師父と今治療してます
なんだろう普通の医者では治せない所があるみたいで・・
今学校ではなくハンの屋敷で少し様子見てます」

リュウ「ハンいるんだ」

仲伍「こっちに仕事あるからって・・・
なんだろうな~彼もいろいろあったらしいから」

リュウ「そうかあ・・・・・・あ・・・リンって知ってるかい?」

仲伍「リンって死んだんじゃ・・・・・・・・」

リュウ「スーを探してるらしい・・死んだはずの男が
出てくるなんてな・・・ダイヤはスーが破棄をした
その時死んだのは身代わりか?スーが去ってから
不意にその話が出て来たらしい・・まさか帰国してるなんてな・・
きっとティンパオたちと連絡取ったかも」

仲伍「人違いだといいけど・・・・」

リュウ「スーに何か持ってるのは分かるけど」

仲伍「わかりました」

リュウは電話を切った時リンなんて言う奴が今更
何の用事かわからなかった。報復にしては遅すぎる・・・・。
名前を変えて生きたのかどうなのか・・そんなことは
どっちでもいいが、昔の事を持ち出してあれこれと
事件を起こす輩はどちらにしても始末しないといけない。

ティンパオの部下たちから聞いたこの男の名前
ティンパオの武術を叩き込んだのもリンとだと言っていたが
そんな時間があったのか?ティンパオは予想以上に
強いと感じる・・。
あの剛腕さが何事も仇になってるのを
誰も気づかない・・・・・・・・・・・・・。

リュウはまたスーの知らぬところで計画を一人計算していた。


朱雀翠は天に帰ると孫悟空が訪れるのを待っていた。

孫悟空は「おーい~~~~~~朱雀~」

朱雀翠は来た来たと思い「悟空さーん渡したいものがある」

そう雲間から筋斗雲にのってスイスイと飛んできた
孫悟空に言った。

孫悟空「渡したいものとは~なんだ?」

朱雀翠「これ」

孫悟空「これ~和尚様の 袈裟と数珠ではないか~
これどうしたんだ~」

朱雀翠「下界の少林学園に保管されてるはず
だったんだけどね・・・それが盗まれてしまって取り返したんだよ」

孫悟空「へえ~・・八戒がなくなった!!!!!!!!!!って
騒いでたからな」

朱雀翠「やっぱ誰かが下界に?」

孫悟空「そういえば金精大魔王が消えて大騒ぎになってる
もしかして・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか?」

朱雀翠「金精大魔王はたしか~大聖さんが旅の途中で退治して
観音様に預けた大きな白獅子じゃなかったかな??」

孫悟空「そうなのだが・・・あれ?あれ違う獅子???かあ
ちょーっとまってくれ~」

そう言いながら孫悟空は手のひらで牧場の様子を見てると
金精大魔王は観音様のおひざ元で寝ていた。

孫悟空「あ~あれ違うぞえーと300匹いた獅子が299匹だ・・
八戒の野郎居眠りしやがったな・・・また旅に出してやろうか!」

そんな事を言いながら逃げた獅子を探すと・・
下界に行ってる・・しかし姿が分からない・・人間に化けてるのか
同化してるのか・・・・・・・・・・。

悟空「わ~~も~~~」

朱雀翠「ああ~もしかしたらあれかも・・」

そういって鏡を見せた時本当に悪い奴に一緒に同化して
魔術を使っていること判明。

朱雀「それですべてわか~った
悟空さん~ちょっと協力してほしい」

悟空「いいぜ~八戒の尻拭いかあ~・・あの野郎
あと如意棒でぶっ叩いてやる!!!!」

そう言いながら朱雀はリュウに連絡を入れると

リュウ「なるほどな~」すべてが見えてきたリュウ
専門家に任せるとしようと思ったのだ。


ローグの屋敷で休んでいるスー目が覚めて
ローグを見た。

スー「いつもいったいどこからお前って来るんだ?
俺は今回も神さんに頼んだ覚えはないぞ
いつもいつも・・・亡霊か?おまえ」

ローグ「口を開けば悪態ばかり言ってるなスーは
その言葉をそのままリュウとかには言わないのか?
部下思いはいいが、スーは表裏ありすぎないか?」

ローグやれやれ何時になったら大人になるのか
このやんちゃな大人スーは自分の前ではいつになっても
ガキのまま・・成長という言葉が見えないのだ。

スー「うるせえなあ~大人ぶるなよ いい子にしていりゃ
お前に褒められてうれしいなんて年はとっくに過ぎたんだよ
仕事して疲れただけだろ?ちゃんと成果は上げたんだ
お前に言われる覚えはないね」

ローグ「ああよくやった。 それは認めるが
トニーはどうするんだ?仮にも弟の友達だろう?」

スー「あれは仕方ないだろう?トニーだって
俺といたらそんな目に合うくらい知ってるのに
脇が甘いんだよ脇が!」

ローグ「助けないのか???」

スーしばらくローグの目見つめていた。

助けるか助けられるか?そんなもの・・
あんたが一番よく知ってるだろう?
なんで俺に言うんだよ??とその眼は語っていた・・。

そうしてふっと目があいローグはなるほど・・と
顔を近づけた時・・お客様は来た。

「・・お取込み中すみませんね~・・」

ローグ「相棒が来たぞ」

ユーロ「いや~~~~~~~~~アツアツの所
申し訳ない~いろいろ情報が入ってね
“恋人“を帰してもらいに来ました・・・。」

スー「な~にが恋人だ!ユーロしばらく会わないうちに
そんな事を言うようになったのか?信じれねえ~」

ユーロ「お前—は節操がないからな、どれが恋人で
どれが愛人でどれがパトロンか?さっぱりなんだよ
いい加減一人にしてくれね?俺も付き合い切れねえし・・」

スー「そんなに“友達“じゃないやつはいねえよ
何言ってんだか・・。」

ローグ「スーお前はそうゆう奴だな・・
なーにも知らぬは本人だけっていう事・・」

スー「はあ?なにいってんだ??こいつ
一番胡散臭い身内はお前だろう!」

ローグ「身内か・・」

ユーロ「ローグさんはお前の父親か?それとも~
立派なそのあれか?身内ってお前~さ
ハンと一緒にいて寝落ちした人間をそうゆう風に
思えるかね~・・」

スー「あ!!!!!!!!!!!お前!!!!!それ言うかあ!!!!!!!!!!!
テメー――――――――――――――」

ローグ「寝落ちしたのか・・・・年を取ったなスー」
そういうとぐふっとローグが珍しく笑っていた。

ユーロ「そんなに怒るな~事実だろ?
酒に飲まれるからだよ、それにティンパオを苛めすぎ・・
罰があったんだよ罰が・・。いろいろとな普段の行いが
悪いから・・・(笑)」

スー「もういい・・・もういいわ~テメーらと
二度とお話しない」

丁寧に言ったつもりが全然そのような言葉にはならず
二人の笑いを誘っただけだった。

ローグ「冗談はそのくらいにして・・何かあったのか?」

スー「お前が聞くな・・ユーロ何かあったのか?」

ユーロ「ああ~ありまくり リンって腐れ縁と
リンとFがつながった。Fはやっぱりリンと契約して
武器を輸出してマフェィアを使って裏を乗っ取ろうとしてる
それで裏表自分の手中にしたいって事だ」

スー「リンじゃなくてそれはリャンだ・・
ふーん・・・よく似てるからな二人・・
今頃出て来たか。」

ユーロ「知ってるのか?」
スー「まあコソ泥だ・・リンほど頭がよくない・・・
リンは・・・・・・・・まあいい」

ユーロ「待ってるぜ支度したら来いよ・・
じゃお熱そうだったから続きして来いよ♪じゃなあとで」

スー「何言ってるんだか・・・・・・・・・・・・・・・・・・
馬鹿じゃねえ」

ユーロはハイハイ~と言った様子で部屋から出て行った。


スーはそういいながらローグに顔を寄せた。

ローグ「そんな事はしないって言ってただろ?
あれは嘘か?」

スー「寝落ち男って汚名返上してやる」

ローグ「腰が立たなくなるぞ」

スー「上等だ」

スーはローグに噛みつく様にキスをした。

そんな事をしたのはもう何年も前
いや・・もっとになる そんな事
誰がどういうなんて自分には知ったこっちゃない
こんな仕事してて女と過ごして被害者を出すのは
こっちが御免だ。男だろうが女だろうが
身の保全もロクにできない遊びなんて出来るわけない


俺がおかしいのなら、勝手にそう思え
俺だっていい女は手にしてきた。
だが永遠に手に入れられないものを目の前にして
離れるほど愚かではない。
ローグは手に入らないものなのなら
手に入らないその瀬戸際で囲い込まれようがどうされようが
自分自身の心しかわからないのだから・・・。
自らが欲してるものを、わからないなんてただの馬鹿者か
変なプライドを持っている奴だけだと・・。

“愛”なんてそんなものいらねえんだよ・・

欲しい物はこの手でいただく・・そしてローグのと時間は
ひと時の安らぎ・・・・・・でしかないのだから。


媚もせず臆することもせず真向かいに立った人間に囲い込まれる
スーの体は白く澄んでローグの手の中で熱帯魚になる。
フワリとした羽が広がりその羽に包まれながら海の底の
熱帯魚になり・・人魚にかわり不思議な物体に変われど
包み込まれるその手が自分を浮かし目を閉じてると
時々肌の微妙な体温が熱になり這い上がるような
身じろぎできない押し込まれた炎が身を焦がして
海底火山が爆発し続け、息を吐くと真っ白になるが
真っ白になったその風景のなかでぷかぷか浮いて
海面に漂う淡い光をずっと見ながら浮遊してる・・・。

そんな景色をいくつか見てそのまま水面から沈むように
彼の力は消えてローグのその手の中で静かに吐息を吐き
記憶をなくした。


ローグは肩で息をし震えてる体を包むように
抱きしめるとスーはいつもよりローグの手を握り
ぐっとこちらに寄せた。

ローグ「そんなに無理をすると仕事できなくなるぞ」

スー「ウルセエ……お前は泡姫になってればいいんだ・・・
泡姫にな…………・」

ローグ「泡姫ね・・どこで覚えてるんだか・・・・・
そんな所も最近ロクに遊んでないのに・・強がりばかり・・・だな」

スー「強くないとなつぶ・・れるだけだ馬鹿」

ローグは引き寄せられる手を引き寄せて
ぐっと力を入れるとスーは浮いたままドクッと心臓の鼓動を
鳴らしローグの手握ると羽を広げたまま天に上ったまま
しばらく帰ってはこなかった・・・・・・。

・・・・・・・・・時間が経つ・・・・・・・・
スーはゆっくり起きると、タバコを取り出して一服し
煙を吐いた。

ローグはその起き上がった姿をみて「行くのか??」

スー「ああよく眠れたしな ユーロを待たせてしまった」

ローグ「いい相棒だなわがままなお前を知って
付き合ってくれるのはユーロだけだな」

スー「ああ」

そういいローグの顔を見ると笑いベッドから降りると
身支度を初めてた。

さっぱりした後衣服を整えるとローグに「またな」
ローグ「あとからいく」

いつ来るのかさっぱりのこの軽いフレーズにも
スーは軽く流し「そのうち顔を見せろ」そういうだけだった。

ローグはスーの吸ったタバコをの煙を見ながら
スーがそっと置いて行ったグラスとメッセージを取り
次の仕事を計画していた。


車に乗り込んだユーロとスー
ユーロ「相変わらずだな」

スー「うん?なにが?」

ユーロ「いや~」

スー「変だな~」

ユーロ「まあいじゃん じゃスタートと行きますか~」

スー「リャンを潰してレンマたちの計画を見るとするか」

ユーロ「トニーは?」

スー「そのうち行く・・」

ユーロ「とりあえずFとリャンとティンパオだな」

スー「まあそういう事~」

とりとめのない会話をしながら、ローグへ残したメッセージ
“虎狩“&「“トニーとレンマ ”+α ミッシェル よろしくな」

このキーワードをリュウにも連絡を入れ

リュウ「彼を先に捕獲」笑って了解^^とスーへ返事を
帰すとリュウ正陽を連れて署内の奥のデータ室から
ゆっくり外に出て行った。

リュウ「正陽・・今から虎狩だ」

正陽「虎狩ですか先輩」

リュウ「君は人助けにトニーレオンを元に戻してくれ」

正陽「わかりました」
正陽は時計のようなものをもってトニーのいる
ハンの屋敷に向かった。

リュウはそのまま署内を出ると誰にも言わず
そっと雲をつかむようなそぶりをして
消えて行った。

レンマたちの計画とスーたちの“虎狩”が
始まろうとしていた。
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By ミコ
#8714 リレー小説第二弾
『少林学園 武侠兄弟』其の弐~消えた袈裟と数珠はいよいよクライマックスへ突入です。

劇場に前編を投稿いたしました。

第四章までが一気に読めますよ。

さぁ、劇場へLet's Go!

http://www.amaterasuan.com/theater/mini.cgi?log=&key=20160429211925&action=html2
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By ミコ
#8715 劇場に中編を投稿いたしました。
第七章までが一気に読めますよ。

http://www.amaterasuan.com/theater/mini.cgi?log=&key=20160501211814&action=html2
最後に編集したユーザー ミコ [ 2016年5月01日(日) 21:28 ], 累計 1 回