hikariの部屋『光幻亭』

フォーラムルール: このトピックに投稿された作品のライセンスは、各作者様にあります。
Each author has the license of a art here.

返信する

Prove that you are human and answer this question
スマイリー
:why: :smile: :smile1: :smile2: :shock: :shock1: :roll: :oops: :bigsmile: :yes: :ew: :ohgod: :angry: :mad: :question: :redface: :jason: :ninja: :pinklove: :lovesmile: :heartsmile: :heart:
BBCode: ON
[img]: ON
[flash]: OFF
[url]: ON
スマイリー: ON
トピックのレビュー

トピックのレビュー: hikariの部屋『光幻亭』

Re: 七狗剣客

by hikari » 2018年12月09日(日) 23:48
ミコさん

ますます面白くなってきましたねー。
半年前レンチェに何が起こったのか?
謎の側妃の正体は?
ドキドキしますねー。

今回はムーランが活躍してますね♪
ウーと仲直りできて良かった。
ユーチもやっぱりレンチェが心配でたまらないご様子。
レンチェが回復して謎が解けるのか?
ワクワクします!

Re: 七狗剣客

by ミコ » 2018年12月09日(日) 21:17
『果報は寝て待ての巻』

【操られた記憶】

レンチェは頭を抱えたまま気を失ってしまった。
ウーはすぐに気道を確保し脈を診ると、茶屋の奥の座敷を借りレンチェを運び寝かせた。
しばらくしてレンチェは意識が戻り起き上がった。

レンチェ
「ウー哥、ジュン大哥ここは?」

ウー
「宿場町の茶屋だよ。大丈夫か?」

レンチェ
「私、どうしたんです?」

ジュン
「いきなり頭を抱えたと思ったらそのまま意識を失ったんだよ。覚えてないのか?」

レンチェ
「早く戻ってユーチに報告しなきゃ!」

レンチェの異変の原因がミンインであることに気づいたウーは彼女のことには触れずに、指令があったことも含めて話を進めていくことにした。

ウー
「妖霧滝には行ったのか?」

レンチェ
「ワン博士の研究室が妖霧滝の途中の山林にあるのでまずそこに行って今までに起きた医学的事件の資料を見ていたんです。そしたら過去に朝廷で起きた蠱毒の事件にたどり着いて、今回も蠱毒が絡んだ事件なのではという結果になったんです」

ジュン
「お前たちを心配してムーラン六弟が妖霧滝へ行ったんだ。それじゃ会ってなくて当然だな」

ウー
「ムーラン六弟は近道を知ってるって言ってたから通ってる道も違うだろうし、途中で会うこともないだろうからな」

レンチェ
「ムーランが心配ですね。ワン博士も言ってたけど妖霧滝は危険な場所なんですよね」

ウー
「ムーラン六弟は薬にも詳しいから大丈夫さ。それにイェンも一緒だし」

レンチェ
「ワン博士から預かった調査結果資料を早くユーチに報告しに戻らないと」

ジュン
「ムーラン六弟もお前たちがいなければ戻るだろうから、雨もあがったしオレたちも町へ戻ろう!」

ウー
「レンチェ、もう大丈夫なんだな?」

レンチェ
「はい。すぐに戻りましょう!」

三人は町に戻ることにした。

その頃、ムーランたちは山林でサンキライの葉っぱを手に入れ妖霧滝近くの山林の入り口に向かった。
しかし山林を進んでいき滝の入り口まで来たが、その先に足跡がないことに気づいた。

ムーラン
「妖霧滝の霧のことは村の住人も知っているはずだから滅多に足を踏み入れない。もし昨日ここにレンチェ哥たちが来ていれば雨も降った様子もないから足跡が残ってるはずだ。ということは妖霧滝には入ってないんだよ」

イェン
「葉っぱがあっても危険なことには違いないんだろ?わざわざ危険を冒してまで滝に行くことはないさ」

ムーラン
「ユーチ四哥も調べがつけば戻るって言ってたし、レンチェ哥たちも滝には行っていないならきっともう町に戻ってるかもしれないね」

メイリン
「そうね、雲行きも怪しくなってきたし私たちも戻りましょう」

近道を通ったムーランたちは一時もかからず宿場町まで戻ってきた。だが馬に乗り慣れていないミンインが疲れているようなので茶屋で少し休むことにしたが、茶を飲んでいると店員同士の話が聞こえてきた。

ムーラン
「なにかあったのか?」

店員1
「ええ。ここに来た男性のお客さんが急に倒れて奥の座敷で休んでいったんです」

店員2
「あとから来た二人連れの男性がお知り合いのようで容態を診てましたよ」

ムーラン
「旅の人かい?」

店員1
「倒れた男性は形の変わった帽子を被ってましたよ」

店員2
「あれは判事が被る幞頭っていうんだよ。お前知らないのか?」

ムーラン
「もしかして口髭がある若い男性?」

店員2
「ええ、そうです。お知り合いの男性二人はきっと侠客ですね」

イェン
「なんで侠客ってわかるんだ?」

店員1
「一人は髪の長い力の強そうな大柄な方で、もう一人は結髪で剣を背中に背負ってましたから」

ムーラン
「ジュン大哥とウー二哥だね。おれたちを心配して来てくれたのかな?」

イェン
「ああ、きっとそうさ。ウー二哥はムーラン六弟が可愛くて仕方ないんだよ」

ムーラン
「町でなにかあったのかもしれないね」

メイリン
「ミンインさんも落ち着いたようだし戻りましょう」

ムーランたちは茶屋をあとにし町へ戻ると、町の入り口でチンジュと会った。

イェン
「師父!」

チンジュ
「もう戻ったのか?早かったな」

ムーラン
「山林まで入ったところで滝に向かう道に足跡がないことに気づいたんで滝には入らなかったんです」

イェン
「師父はどちらへ行かれてたんです?」

チンジュ
「お前たちが出かけたあとでウォンが指令を持ってきたんだが、内容がユーチたちが調べている事件と同じだったんだ。それでわしはすぐに蠱毒に詳しい人物に会ってきたんだ」

ムーラン
「そうだ!宿場町の茶屋でレンチェが倒れたらしくて、ウー二哥とジュン大哥が一緒だったようなんです」

チンジュ
「では二人はお前たちを追っていって、レンチェと会ったのかもしれんな」

イェン
「でもなぜレンチェが倒れたのかが心配ですよね」

チンジュ
「レンチェの身にもなにか起きてるのかもしれんな。わしが調べた件もユーチに報告したいから一緒に戻ろう」

ムーラン
「おれはウー二哥と話したいので薬局に寄ってから行きます。メイリンさん、ミンインさんを家で休ませてあげてください」

メイリン
「わかったわ」

チンジュ
「イェン、行くか!」

チンジュはイェンとユーチを探しに行った。

ムーラン
「ウー二哥!」

ウー
「ムーラン六弟、戻ったのか!」

ムーラン
「ジュン大哥と宿場町の茶屋に来たんだってね」

ウー
「ああ。指令が出たから知らせに行ったんだ」

ムーラン
「レンチェ哥が倒れたんでしょ」

ウー
「今は落ち着いてユーチ四弟にワン博士の調査資料を報告に行ったよ」

ムーラン
「レンチェ哥の様子はどうなの?」

ウー
「それがミンインさんの話をしたら、いきなり頭を抱えて気を失ったんだ。すぐに意識は戻ったが、あの症状はある部分の記憶だけが飛んでいてそれに触れると意識を失うという症状だ」

ムーラン
「そのある部分がミンインさんなのかな?」

ウー
「ミンインさんの名前を出したら、彼女のことも忘れているようで拒否してるようにも見えた。でも倒れた時は脈も正常だったんだ」

ムーラン
「半年前にレンチェ哥になにかあったのは間違いないよ。その原因がわかるまでミンインさんには会わせない方がいいと思うんだ」

ウー
「指令の件もあるが、このことはユーチ四弟にも話して先ずはレンチェを治すことが先決だ」

ムーラン
「衝撃を与えることになるけど、ミンインさんにも話さないとレンチェ哥に会っても傷つくことになるのが心配だよ」

ウー
「もし、レンチェを冒してるのが蠱毒だったら危険だぜ。まずはあいつを治療しないことには、両方の問題とも解決しないぜ」

ムーラン
「おれはレンチェ哥の治療に当たるから、ウー二哥はユーチ四哥に話してレンチェ哥をここに連れてきてよ。二人の力でレンチェ哥を治してあげよう!」

ウー
「わかった、、ムーラン六弟、昨日は悪かったな。まだオレのことは大っ嫌いか?」

ムーラン
「もう気にしてないよ。おれのことが心配だから忠告してくれたんだよね。リーファンのことは大事にしてるから大丈夫だよ!」

ウー
「おお!じゃあ連れてくるから待ってろよ!」

ウーはユーチがよく立ち寄る飯処へ行ってみたがいなかったので、二四軒堂に寄ってみると店は閉まっていて戸に紙が挟まっていた。
紙はウーとムーランに当てられたホーからの置き手紙で堡で密談をしていると書かれていた。

ウーがメイリンの家に寄ると、ミンインは疲れて眠っていた。
メイリンにはレンチェのことだけを話すとミンインのことを託し堡へ戻った。

七狗堡に戻るとみんなが集まっていた。
ウーはこっそりユーチを呼びレンチェのことを話した。

ユーチ
「レンチェの報告は半年前に起きた朝廷内で起きた蠱毒の事件と最も類似した事件だということだな?」

レンチェ
「ああそうだ。ワン博士のこれまでの調査結果がそう語ってるんだ。間違いないさ!」

ユーチ
「レンチェ、あの事件は今から半年前だったよな?そうだろ」

レンチェ
「ああ」

ユーチ
「お前にも半年前、なにかが起きたんだ。だがそのことにお前は気づいていないんだ」

レンチェ
「なんのこと?」

ユーチ
「それがなんだかわからないままだとお前自身も危ないし、ある人を傷つけることにもなるんだ。この事件も大切だが、まずはお前に元のように戻ってほしいんだ。ウー二哥の言うことに従ってくれ!」

レンチェがユーチの言葉に驚くのと同時にウーはレンチェを点穴で眠らせ飛鷹薬舗へ向かった。

ホー
「ユーチ四弟、どういうことだ?」

チンジュ
「レンチェが倒れたそうなんだが、記憶のどこかに穴が開いたような状態なんだ」

ジュン
「ミンインさんのことも覚えていないようだし、彼女の名前を出した途端に頭を抱え意識を失ったんだよ」

ユーチ
「皇宮の事件解決も大事だが、オレにとってはレンチェの今の状態の方が心配なんだ。まずはあいつをムーラン六弟とウー二哥に治療してもらってからじゃないと、この事件にも集中できなくってさ」

イェン
「そうだよな。ミンインさんも相当心配してて、旅の疲れも出てきてるし、このままじゃ彼女まで病んでしまうぜ」

ユーチ
「オレたちはレンチェが戻るまで、あいつがワン博士から預かってきた資料と師父の蠱毒の調査結果を照らし合わせてみよう」

ワン博士から預かった資料は、半年前の朝廷で起きた蠱毒の事件のものと、そのときに使用した薬品や解毒剤の資料もあった。
そしてそこには一人の祈祷師の名前があった。祈祷師は西域に住む女性で農作物の豊作祈願から雨乞いなどの自然現象から、子宝や安産祈願まで、所謂すべての願いごとを請け負う地域の神として崇められている人物だった。

ユーチ
「あの事件の時もこの女性のことは聞いてないから、ワン博士が単独で調べていたんだな」

フー
「この祈祷申請書に署名がありますね。誰の物でしょうか?」

ジュン
「書名は本人にしか読めない複雑なのもあるからな」

ユーチ
「どれどれ?これはワン博士とシャトー、レンチェの署名だ。しょっちゅう見てるから間違いないさ」

ホー
「朝廷の事件とは別でこの祈祷師に会ってたのかな?」

申請書の祈願内容はすべて西域の文字で書かれていて、唯一読めるのは日付だけだ。

イェン
「こりゃオレたちには読めないな」

ユーチ
「オレが読んでみるよ」

フー
「そうか。ユーチ四哥には西域の血が流れているんでしたよね」

ユーチ
「祈願申請書の日付は蠱毒事件の調査の二日あとだな」

申請書の祈願内容は族長が冒されている謎の病のための除霊で、医学的治療にワン博士とシャトーも関わっており
レンチェは族長の家族と一緒に、原因が刑部に関していないか立ち合っていたようだった。

ユーチ
「このときレンチェは判事になってすぐだったはずだ」

フー
「もしかしてレンチェはその時になんらかの衝撃的被害に遭ったんじゃないですかね」

イェン
「ムーラン六弟たちがレンチェの異常の元を追求できれば、このことと繋がるんじゃないか?」

ユーチ
「今回の事件も側妃を使って誰かが陛下に危害を加えようとしていのではないかと考えてるんだ。確かに届けられた花は珍しいものだが毒性もないし、嗅ぐだけで癒されるという蘭の一種だったんだ。花を受け取ったのは陛下の側近で送り主は陛下と親しくしていた黄飛鴻先生の弟子だったし、花が原因ではないことは確実なんだ」

ホー
「ということは花が届けられたことを利用して誰かが蠱毒を使って側妃を操っているということか?」

チンジュ
「蠱毒を作れる人間は限られていて媒体は小さな虫からでも大蛇からでも作れるんだ。共食いさせ勝ち残った方が蠱毒となるのだ」

ユーチ
「側妃の場合は小さな虫の可能性が高いですね」

チンジュ
「側妃はある一定の人物に危害を加えるように操られているのだろう」

ユーチ
「陛下に近づける人間も限られているだろうから、蠱毒を仕込んだ者は陛下に恨みを持つ者で、陛下に怪しまれることなく近づける側妃を操っているのだろうな」

フー
「あの温厚な陛下が人に恨まれるなんてことがあるのでしょうか?」

ホー
「蠱毒を作れる限られた人間というのはどういう人物を指すんですか?」

チンジュ
「内力が強い人間だ。自分の力を蠱毒に乗り移らせる力が必要だからな」

イェン
「皇宮にそんな人間がいるとすれば、将軍や錦衣衛のような武力を持った人間が考えられるよな」

ユーチ
「陛下の側近や錦衣衛は陛下自らが選んだ信用度の高い者たちで成り立ってるんだ。今になってそんなことが起きるなんて信じられないよ」

チンジュ
「陛下には側妃は何人いるんだ?」

陛下
「一人だけです。本当は皇后だけで十分だと言っていたんですが、半年前に皇后の勧めで迎えたんだそうです」

イェン
「ユーチ四哥が苦手な例の皇后さまだな」

フー
「あの恐妻家で有名な皇后が自から勧めるなんて、さぞかし気に入った女性だったのでしょうか」

ユーチ
「半年前に陛下が喉の異変を訴え侍医に見せたが、治療に時間がかかると言われたらしいんだ。そこで心配になった皇后は側近たちに専門医を探させるように命じたんだが、連れてきたのがその側妃だったんだ」

ホー
「その側妃が医者にも勝るような特別な女性なのか?」

ユーチ
「癒しの力を持ってるって言う話だったよ」

チンジュ
「そうなるとその側妃を連れてきた者、あるいは側妃自体が怪しいとも考えられるな」

イェン
「操られてるのではなく、側妃が陛下を恨んでいるとも考えられないか」

ジュン
「なぁ、また半年前なのか?」

ユーチ
「それもそうだな」

レンチェを治療しているとウーとムーランは、、、

ウー
「脈と気道には異常がないということは毒じゃないよな」

ムーラン
「蠱毒は毒だよ。毒じゃないということは、、、記憶のどこかに穴、、、やっぱり呪いをかけられてるとしか考えつかないよ」

ウー
「レンチェに内力があるか調べてみよう」

ウーは眠っているレンチェを座らせ手を合わせると背中の中央に気を送る。

ウー
「レンチェは武功を身につけてないんだな。なにも返ってこないよ」

ムーラン
「レンチェ哥の戦闘能力は亢龍鐧を操る技であって武功じゃないんだね。おれが変わるよ」

ムーランがこめかみに気を送ると頭のてっぺんから湯気が出てきた。

ムーラン
「これだよ。これが原因だよ!」

ウー
「なんの湯気だ?」

ムーラン
「天山の師父が言ってたんだけど、特殊なお香を嗅ぐことで脳の一部に空間ができるんだって。その空間というのが記憶の一部で、忘れたい記憶だったり故意に忘れさせられようとしている記憶だったり。それがミンインさんなんじゃないかな」

ウー
「じゃあ、故意にミンインさんを忘れさせようと誰かがお香を嗅がせたのか?」

ムーラン
「ミンインさんだと特定しなくても、例えば愛してる人や大切に想う人を忘れてしまえと念じられていたとすればそれは誰にでもできるでしょ」

ウー
「毒でも蠱毒でもないということがわかったんだ。みんなのところへ行ってレンチェを起こして気を送りながら今のことを問い正してみよう」

ムーラン
「危険は承知の上だけど、ミンインさんも連れて行こう!」

続く~

Re: 七狗剣客

by ミコ » 2018年12月09日(日) 00:36
hikariさん☆

蠱毒という言葉は『ライズ・オブ・シードラゴン』で初めて耳にしたのですが、そのあとで観たあるドラマでも出てきたので、すごく気になってたんです。
ミステリーストーリーに出てくるフィクションだと思っていたら古代中国で実際にある呪術だと知って、書きたくなってしまったのです。

ミステリーって境界線が微妙で難しいと思うのですが、調べながらなんとか書けたらと思い挑戦しています。
七狗メンバーのそれぞれの能力に当てはめて解決できればいいなと思っています。

ムーランとウーはすっごく仲良しですが、似た者同士なのでたまに衝突するという設定も作りつつ、ユーチのレンチェへの真の想いが今回のテーマですね。

まだ前半ですので後半ではちょっと緊迫感も加えつつ、ラストでは涙と笑いを誘えるよう仕上げていきますぞ!

後半をお楽しみに~!
有難うございました♪

Re:七狗剣客

by hikari » 2018年12月07日(金) 23:22
「美味しい店巡りに夢中」のウーさんに吹いた!
一生懸命マジメに修行してたムーラン可愛いなー。
ウーさんとの会話もほのぼのしてて可愛くていいねー。
ジュン兄さんに内緒話したら、すごくデカい声でみんなに筒抜けになりそう。
ウーさん、あとでこっそりのナイス判断!
ジュン兄さんは細かい事は気にしない。
遠くを見つめながらデカい声で「いいじゃないか、それが青春さ~」と言ってるジュンさんを想像して笑った。

蠱毒といえば、やはりあの事件を思い出しますね。
しかし、毒や花、葉っぱなどミコさんはよく調べてますね。
会話の中の説明も分かりやすいです。

さてさて、半年前レンチェに何があったのか?
頭痛の原因とは???
気になる気になる!

Re: 七狗剣客

by ミコ » 2018年12月07日(金) 21:45
『果報は寝て待ての巻』

【不思議な呪い】

ミンイン
「ユーチさんのことはよく手紙にも書いてありました。町に来てからはずっと一緒にいらしたんですよね」

ユーチ
「オレがあいつに会ったのは今から五年前だ。オレは猛勉強の末に朝廷兵から司法官になったんだが、レンチェの家はお祖父様が尚書左丞、お父上も長史だから今の地位もなるべくしてなったとも言えるよな。でもあいつはそれをすごく気にしてたよ」

ウー
「気にするってなにをだよ?」

ユーチ
「親の七光りってやつじゃないのかな。でも実際はそうじゃなくてあいつもすっごく努力したし、親がそうだからってなれるもんじゃないからな」

イェン
「ユーチ四哥はレンチェにいつも冷たくしてるように見えるけどそうじゃないんだな」

ユーチ
「確かに回りくどいし面倒な奴だとたまに思うけど、ホントはすっごく尊敬してるんだ」

ミンイン
「お仕事では仕方ありませんが、行ったら迷惑になりますよね?」

ユーチ
「迷惑ということじゃなくて危険が伴うから行かない方がいい」

ホー
「危険ってどこに行ったんだ?」

ユーチ
「妖霧滝の近くの山林だよ。オレもこの事件の捜査に関わってるんだが、オレは人捜しでレンチェたちは花探しだ」

ウォン
「ワン博士やシャトーさんが一緒っていうことは医学的事件の捜査ですね」

ユーチ
「以前の蠱毒事件はお前も知ってると思うが、それに似た症状にある人物が冒されているんだ」

ウォン
「誰が毒に冒されたんですか?」

ジュン
「オレたちは聞かない方がいいなら席を外すぞ」

ユーチ
「あっ、そういうことじゃなくて、皇宮で起きてることなので内密に。陛下の側妃なんだが、突然小刀を手に暴れ出して、止めようとすると気絶して倒れてしまうんだ」

ムーラン
「蠱毒って呪術でしょ」

ユーチ
「知ってるのか?」

ウー
「武林に生きる者なら知ってて当然だ」

ユーチ
「皇宮に届けられた花があまり見たことのない珍しい花だったんで、オレは花の送り主の捜索中なんだ」

ウォン
「博士たちはその花を探しに行ったんですね。毒性の花だったんですかね?」

ウー
「妖霧滝近くの山林には不思議な場所があるって聞いたことがあるぜ。いつも霧が発生していてその霧事態が毒なんだってさ」

ムーラン
「そこなら知ってるよ。天山の師父に聞いた話だけど、ある娘が仇敵をそこに誘い込み毒を含んだ霧を吸った敵は闘う間もなく毒を吸い込み死んだそうだ。あそこは別名、無還林と呼ばれてるんだって」

ウォン
「そんなとこに行ったの?三人とも生きて帰れじゃないか」

ユーチ
「ワン博士のことだから、その辺は調査した上で行ってると思うぜ」

ミンイン
「では戻るまで待つしかないのですね」

ホー
「全身に布でも巻いて息を止めて行くしかないもんな」

ムーラン
「行く方法はあるよ。抜葜(サルトリイバラ)俗称、山帰来(サンキライ)の葉を咥えて行けば毒を吸い込んでも大丈夫なんだよ」

イェン
「それはどこに生えてんだよ?」

ムーラン
「湿気の多い山野に生えてるよ。無限滝の近くの湿地帯の地面を探せばいっぱいあるさ。ただみんな知らないだけなんだよ」

ユーチ
「ミンインさん、その葉を咥えてでもレンチェに会いに行きたい?オレが連れてってあげたいけど、オレは人捜しがあるから一緒に行けないしな」

ムーラン
「おれが行こうか?ここから無限滝までの近道を知ってるから馬でなら二時間で行けるよ」

ユーチ
「ムーラン六弟なら葉っぱもすぐわかるし頼んでいいかな?」

ホー
「イェン五弟も行ってやれよ。店はオレ一人でなんとかなるからさ」

ウー
「それがいい。ムーラン六弟は可愛い顔してやるときはやる男だから二人きりじゃ危ないぞ」

ムーラン
「そんなこというならウー二哥が行ってあげればじゃん!サンキライの葉っぱならウー二哥も知ってるでしょ!店はおれ一人で大丈夫だからさ!」

ユーチ
「どうしたんだよ。いつも仲良しの二人が喧嘩か?」

ウー
「冗談だよ。ムーラン六弟、そんなに怒らないでくれよ」

ムーラン
「ウー二哥なんか、大っ嫌いだ!」

ホー
「ムーラン六弟がこんなに怒るなんて珍しいぞ。ウー二哥なにがあったんだよ?」

ムーラン
「先を越されたから怒ってるんでしょ」

ジュン
「なんのことだ?」

ウー(こっそり)
「そのことはあとでゆっくり」

イェン
「ミンインさんは馬に乗れる?」

ミンイン
「いいえ」

イェン
「じゃあ、オレが乗せて行こうか?」

メイリン
「馬を用意してくれるなら私がミンインさんを乗せて一緒に行くわ。それでいいわね」

ミンイン
「はい、お願いします」

ユーチ
「そういえば思い出したよ。レンチェのやつも半年くらい前までは手紙が来たって嬉しそうによくミンインさんの話をしてくれたし、返事を書いてるのも見てたんだ。でもここ数ヶ月ミンインさんの話もしなくなったし手紙を書いてるのも見なくなったんだ」

ミンイン
「半年前というと音信が絶えたのもその頃だわ。なにかあったのかしら?」

イェン
「もう夜だし明日の朝、発つことにしましょう。迎えに行きますから」

メイリン
「長旅で疲れてるでしょ、今夜は私の家に泊まるといいわ」

ミンイン
「はい」

メイリンはミンインを連れて家へと戻った。

ユーチ
「判事になったのも半年前、音信を絶ったのも半年前。半年前、あいつになにがあったんだ?」

ジュン
「半年前はオレたちはまだ山で修行してたな」

ムーラン
「みんなは師父の目を盗んでこそこそ町に行ってたじゃない!一生懸命修行してたのはおれだけだったよね」

ホー
「オレが墓を買ったのも半年前だ」

イェン
「オレは賭場でいかさま野郎を絞めてた頃だ」

ウー
「オレは美味しい店巡りに夢中だったな」

ユーチ
「そうだよ!蠱毒の事件があったのが半年前だ!」

ウォン
「朝廷御用達のお茶に蠱が入ってたんでしたよね」

ムーラン
「いかなる物でも蠱毒になるんだよ。大きな物は蛇やカエル、蚤のような小さな物でもなり得るんだ」

ユーチ
「お茶の蠱は目にも見えないほどの小さな虫だったぜ」

ムーラン
「これも天山の師父に聞いた話だけど、その虫を体に入れると入れた人間の操り人形になってしまうんだって」

ユーチ
「じゃあ、蠱毒を誰かが側妃の体に入れたのか?」

ムーラン
「その可能性はあるね。もしかして気絶したあとはなにも覚えてないんじゃない?」

ユーチ
「そうだ、その通りだ。じゃあ花が原因ではなく蠱毒が原因なのか!」

ウー
「蠱毒が側妃を操ってるんだな。そして側妃に蠱毒を入れたやつの言いなりになってるってことだ」

ホー
「花を受け取った奴の仕業なのか?それとも届けた奴が仕組んだのか?」

ユーチ
「イェン五弟、ムーラン六弟、ミンインさんのことは頼んだぞ」

翌朝、ユーチは捜査のため朝早く出かけていった。
イェンとムーランが支度を済ませ、メイリンの家まで行こうとしたところへチンジュがやってきた。

チンジュ
「馬が用意されてるがどこかに行くのか?」

イェン
「妖霧滝の近くまで、ミンインさんを案内するんです」

チンジュ
「知ってると思うがあそこは危険な場所だ。十分用心しろよ!」

ムーラン
「はい!」

イェンとムーランはメイリンの家へ向かった。

チンジュ
「ジュン、なにかあったのか?」

ジュン
「レンチェになにかあったらしく半年ほど連絡を途絶えていたらしいんです。それで幼なじみの女性が心配して太原から彼を訪ねてきたんです」

ホー
「ムーラン六弟たちはミンインさんを連れてレンチェに会いに行ったんですよ」

ウー
「ユーチ四弟の話では皇宮内で蠱毒が絡んだ事件が起きてるらしいんです」

チンジュ
「蠱毒か。それはまた厄介な事件だな」

ジュン
「師父ももちろん蠱毒のことはご存知ですよね?」

チンジュ
「種類はいろいろあるらしい。恐ろしいものだと蠱を盛られ容姿が変化してしまったり、脳を冒されてしまったりするんだ」

ホー
「呪術か。ということは側妃は誰かに呪われてるってことか」

チンジュ
「しかしそう簡単に蠱毒は手には入らんぞ」

ウー
「ユーチ四弟は送られてきた花が原因だと思ってたようですが、蠱毒の絡んでる可能性の方が高いと思うんですよ」

ホー
「花についていた虫が蠱毒になると言うことでもないんだな?」

チンジュ
「蠱毒は呪いだ。小さな虫でも大きな蛇でもそれに呪いをかければ蠱毒になるんだ」

ウー
「ムーラン六弟がついてるから大丈夫だとは思うけど妖霧滝に行ったレンチェたちも心配だな」

とそこへウォンがやってきた。

ウォン
「お届けものです!では~」

ホー
「おい、もう行くのか!」

ウォン
「この格好じゃ長居できないので、すみません~」

ウーが封筒を開けるとそこにはこうあった。

《皇宮内にて謎の事件勃発。
呪術師、蠱毒の疑い濃厚。原因追究、側妃を救え!》

ホー
「ユーチ四弟にも与えられている捜査だよな。すぐにあいつに話して協力しなきゃだな」

チンジュ
「わしは蠱毒に詳しい人に心当たりがあるからちょっと訪ねてくる。三人で手分けして動いてくれ」

ホー
「オレはユーチを探してくるよ」

チンジュとホーは出かけていった。

ジュン
「フーに伝えないとな。そうだ、さっきのムーラン六弟の話ってなんだ?」

ウー
「ジュン大哥はタオファさんとうまく行ってる?」

ジュン
「うまくってどういうことを言うんだ?」

ウー
「そりゃいろいろあるでしょ」

ジュン
「彼女は未亡人だって言うことを気にしてるようだけど、オレは真剣だぞ。でも焦らないことにしてるんだ」

ウー
「そうだね。ムーラン六弟は若いから仕方ないか」

ジュン
「ムーラン六弟がなにかしたのか?」

ウー
「手を握ったことあるかって聞いたら、手はないけど接吻したっていうからさ。ムーラン六弟は大胆だと思っただけさ。まさかあんなに怒ると思わなかったよ」

ジュン
「いいじゃないか、それが青春さ~それよりオレたちはどうするか?」

ウー
「オレたちもムーラン六弟たちのとこに行ってみるか」

馬を用意したジュンとウーはホーに置き手紙をして妖霧滝に向かうことにした。

しかし近道を知らないウーたちは宿場町を越えようとしたところで雨に降られてしまった。雷雨を伴う雨で仕方なく宿場町で休むことにした。
茶屋に入るとそこにレンチェも茶を飲んでいた。

ウー
「レンチェ、ここでなにしてんだ?」

レンチェ
「ウー哥じゃないですか!お二人こそここでなにしてるんですか?」

ジュン
「博士たちと妖霧滝へ行ったんだろ。なにかわかったのか?」

レンチェ
「ええ。花は探せたんですけど、調べたところ花が原因じゃなかったんです。博士たちはそのまま山林の近くにある研究所に残ったので私は一人で戻ったんですが、この大雨で雨宿りです」

ウー
「ムーラン六弟たちに会ったか?お前を探しに行ったんだぞ」

レンチェ
「会ってませんよ。でもなんで私を探しに?」

ウー
「昨日、太原からお前の幼なじみのミンインさんって女性が、連絡を絶ったお前のことが心配で訪ねてきたんだよ」

レンチェ
「ミンイン?それって誰ですか?」

ジュン
「お前の幼なじみだろ?」

レンチェ
「ミンイン、、あっ頭が痛い~!」

ウー
「レンチェ、どうしたんだ?」

続く~

Re: hikariの部屋『光幻亭』

by hikari » 2018年12月06日(木) 09:39
わはは!pちゃん★
私もミコさん同様「驚き逆毛」猫に吹いてしまった!
この表情いいね!

Re: hikariの部屋『光幻亭』

by ミコ » 2018年12月05日(水) 14:48
pちゃん☆

逆毛立った表情いいですね~!
マジで『驚き逆毛』になってて吹きそうになりました。

鉄手は現代にやってきて捕物帖に参加してるんですな。
鷹山と鉄手が並んでるところを想像したらなんか笑えました。

猫森

by hiyoko » 2018年12月05日(水) 13:34
hiakriさんへ

猫だけに鉄手と李全猫李理がいて
初めて鉄手がそこにいるといった事も^^
いろんなキャラが出てきていますが
事件解決に至るのはやっぱり周囲の協力が
あってこそだと思います^^
鷹山さんのボケも聞いています^^
hiakriさんありがとうございます

七狗剣客

by hiyoko » 2018年12月05日(水) 13:21
みこさんへ
動物のイラストと七狗剣客 のイラスト
イメージがすごく似てる!
可愛いいいです!!!!!!
このキャラでまた物語が出来るかもって・・・おもいました
とても好きです♪

猫森物語<猫パンチにご用心 猫耳刑事(デカ)>

by hiyoko » 2018年12月05日(水) 13:02
(猫耳 調書)

鷹山は彼等に手錠をし
証書をとるために取調室へ行く。

鉄手は黙って「自動車の乗り方」という教習本を
読んでいた。

鷹山はデスクに座り構成員の話をおももろに聞いた。

構成員「・・・・・・話なんてねえよ
鷹山よー相棒何時かえたんだよ最悪だぞ」

タカ「悪かったなあ~俺じゃなくて
丁度俺は非番でさ相棒は最近スカウトしたんだ
何時もの相棒はしばらくロングバケーションってことだ」

銀政会「鷹山!お前は宇宙人でも雇ったのか!ええ卑怯だぞ
あの男はなにものだ??????え???俺たちはそこまで
悪くねえぞ??¥盗んだだけだ」

タカ「それだけで十分だ 人質の子猫は」

銀政会構成員「知るかそんなもん!」

余りに怒号が狭い部屋で聞こえるので鉄手はイラついていた。
鉄手は無言のまま車から出すと彼らをまとめて宙に上げ
「命の保証はない」そう言って首を絞めだした。

銀政会構成員「鷹山!刑事だろ!止めろ!!!!!!この犯罪人を」

タカ「お前らがすぐ認めないからだよ知らないよ・・」

構成員「こんなことをして俺たちが言うと思うのか?」

鉄手「言わないなら一度死ぬだけだ・・
俺は余り言葉は通じない NOとYESだけだ」

タカ「猫もってこよ」
riri.jpg
李俚
riri.jpg (45.77 KiB) 表示数: 1183 回

そう言い眠っていた李俚を強制的に持ってきた。

構成員は何とか椅子に座らせてもらい目の前に猫がいて
「馬鹿言ってんじゃねえよ猫にいうかよ テメーぶっころすぞ」

鉄手「好きにしたらいい…」

タカ「李俚―李俚-・・」

李俚「ふわーーーーー・・」

鉄手首を絞めだした

構成員「まてまてまてーねこのあくびで首を絞めるな」

タカ「この猫が鳴かなきゃお前らは死ぬな」

李俚「ぐーぐーぐーーーーーーー」

鉄手 力を少しづつ込める


構成員「やめ・・やめーーーーーーーーーーー
ネコちゃんないて・・・猫!!糞猫!!!!」

李俚「ぐーぐー・・」

タカ「だめだなー猫ってのはあやさなきゃ」

構成員「あ・・・ねーね・・・・くるしいいいいい」

鉄手「いう?」

構成員「だれが!!!!!!!!!!」

タカ「無理しちゃって」

李俚「ZZZZZZZZZZZZZZ・・・」

構成員「マジ殺すのか???」

タカ「俺が言ったらシラ切るだろう
だからこれがいいかなっておもってな
お前らの命は猫の一言で決まるぞ
頑張れ」

構成員「俺たちを殺したら証拠は出ないぞ
馬鹿」

鉄手「馬鹿といわれてそのままにできる事はない」

二本目の指に力を入れぐうううううううううっと首のあたりを押し始めた

タカ「コイツ人の神経くらいは潰せるぞ 証拠を残さず殺すことが
出来るらしい この場合はどうなるのかな?」

構成員「どうしたらいいんだ!!!!!!やめてくれー」

タカ「その猫が鳴いたらな」

構成員「・・・・・・・・・マタタビで鳴くだろう」

タカ「マタタビも質があってなお前らのマタタビは値段が
安いから多分無理」

鉄手は無言で力を入れる・・。

李俚 無視して寝てる。


鉄手「さて・・」

タカ「何か言え 何か・・・」

構成員「猫手会にマタタビの中に金をいれたんだ
それがもとで大損こいたから近所の子猫をかっさらったんだ」

李俚「にゃー」

構成員「泣いたぞないた・・離せ」

鉄手「あれはまぐれだ まだ寝てる」

構成員「まてよ!!!!!!!!!!!!!!約束違うぞ」

鉄手「李俚(師父許していいですかね?)」

李俚 にゃ?(こねこはどこにゃ?)
lili2.jpg
李俚
lili2.jpg (50.41 KiB) 表示数: 1183 回

タカ「どうやら猫さんはまだ納得いってないらしいぞ」

鉄手「無理だな」

構成員泣きそうな顔をして「猫さんお願いだから・・・・
鳴いて・・・」

李俚「・・・・・・・・・・?」
lili2.jpg
李俚
lili2.jpg (50.41 KiB) 表示数: 1183 回

タカ「無視してるぞ」

構成員「子猫は100メートル先の廃屋の空き家の庭だ
そこに金がある 木天蓼(またたび)が降ってあるから猫手会が持って行った」

タカ「確かだな?????」

構成員「確かもくそもあるかよ!!!!!!!!猫ちゃーんお願い助けて」
「マジで助けて 俺死にたくないよー・・あの刑事さん・・」

李俚ジー?―――――――――とみて今にも死にそうな
顔をしたその声を聞き「にゃーにゃ^^」
riri.jpg
李俚
riri.jpg (45.77 KiB) 表示数: 1183 回

鉄手「師父了解です」

そういい自白させて構成員は留置所行きになった。




(捕り物)

タカ「鉄手猫手会に行こう」

鉄手「李俚は?」

タカ「また寝てる」

鉄手「李俚・・・(師父起きてください 耳元とで呟く)」

李俚「ニャーニャ♪^^(何かニャー鉄手兄さん♪)」
riri.jpg
李俚
riri.jpg (45.77 KiB) 表示数: 1183 回

タカ「つれていくのか?」

鉄手「李俚は鼻がいい」

タカ「猫鼻にかけてみますか」
そう言いタカは車を走らせる中猫ナビの李俚の鳴いてる方向へ
車を飛ばした。

「猫手会」は猫港署から20分の路地裏にあった。

鉄手「猫がすみそうな所だ」

タカ「ここねぐらか?」

鉄手「まあそうだろう 行ってみようタカさん」

ちょっと暗い廃工場の様な空家の庭らしきところに
銀政会が持ち逃げたと思わる¥があった。

タカ「おいこれ・・・・・」

鉄手「多分カリカリだと思って猫手会は懸命に
運んだらしいが安いマタタビと紙切れだったから興味を失った」


李俚「にゃー・・・(ここ・・ここにゃーびんごー)」

子猫が李俚をみて「みーみーみー」と鳴いていた。

鉄手が子猫を無事保護するとBoss猫が出てきた

李俚「・・・・・・・・」

タカ「李俚はこわいんじゃないのか?」

鉄手「やる気満々」

Boss猫「おい馬鹿白猫、俺の主を知らないのか?」
lili2.jpg
李俚
lili2.jpg (50.41 KiB) 表示数: 1183 回

李俚「そんなものしらないにゃー」

Boss猫「俺の飼い主は李全って言ったらどうする?」

李俚「僕の飼い主は鉄手兄さんだもん関係ないにゃー」

Boss猫「おーおーー猫耳界の国王の猫を懲らしめたら
お前は死あるのみだ」

李俚「悪い事をする猫は駄目にゃ」

鉄手「あの猫は嘘をついてる 李全師父は今いない」

タカ「お前わかるのか?」

鉄手「まあだいたい」

タカ「ほー猫耳の世界も色々あるんだな」

鉄手「李全師父は猫耳猫森の大ボスといった所だ」

タカ「もどじめってことか?」

鉄手「まあそう言った所だ」

タカ「で?その李全は?」

鉄手は李俚を指差した。

タカ「李俚が李全師父かあ~
なるほどなー・・って李俚はわかってるのか?」

鉄手「いや・・李俚は李俚だから」

タカ「へえ~なんだかわけありだな」

鉄手「まあ・・」

こんなやり取りをしながらそれぞれの子猫の
首輪を見て名前とGPSを確認して記録をし
籠にいれいていた。

タカ「この子猫高そうな首輪してるなあ~」

鉄手「親元が分かれば¥の出所もわかるって事だろうな」

タカ「李俚は?」

鉄手「猫界のプライドがかかってるみたいだな」

タカ「大丈夫か?」

鉄手「まあ」

タカは「まあ」という鉄手の話を聞きながらその様子を見ていた。


Boss猫は飛びかかった・・が手足のリーチが少し短かった・・。

Boss猫「うわー・・・え???????????????」

スカ!・・・・・Boss猫空を切った猫パンチ
あわてたが時は戻らない・・・。

李俚「短足猫―・・・やったにゃー」
lili2.jpg
李俚
lili2.jpg (50.41 KiB) 表示数: 1183 回

李俚はかっとびBoss猫の右頬に猫パンチジャブを入れると
空を切ったBoss猫の左手を交わし後ろにジャンプすると
そのまま後ろから右手のストレートの猫パンチをBoss猫の
後頭部にいれBoss猫はほどなく降参の白旗を上げた・・。

李俚はちょっと汚れたが「にゃー^^」と鉄手の傍で
甘えていた。

鉄手「けがはないですか? 李俚・・師父??」

李俚「こわかったにゃー・・・」

倒れてるBoss猫「どこが怖かったにゃーだよ・・・・
しこたまひっかきやがって・・・・・・バタ」

鉄手「顔に傷かつかなくてよかったです師父」

タカ「猫も顔が命か・・・うーん複雑だな」

そう言いながらこのBoss猫のGPSをとってみたら
「銀政会」の「猫手会」で飼い主であるボスの元に行き当たった・・・。

タカ「猫から人間の飼い主が分かるなんてなー世の中変わったわ
本当に猫サマサマだな」

鉄手「猫好きがこうじただろう」

そういいこのBoss猫を別の籠に入れてその場所のビルに行くと
「“猫手会ぱんちビル”ニャンゴロ支部」と長い立て看板が出ていた。

タカ「どこかの猫好きのサークルの名前か・・・」

鉄手「猫好き好きといった所か・・」ぼんやり呟いた。

エレベータがありそのエレベータのボタンは肉球の猫の手であり
それを押すと「まってにゃー」といいドアが開くと「マタタビ部屋飼い主の階にゃー?」
「どの餌箱が好きにゃ?笹かまべやかにゃ?かりかり部屋かにゃ?」と
聞いてくるので鉄手「マタタビ部屋飼い主の階」といいボタンを押すと
「りょうかいにゃーーーーーーー」といいにゃーーにゃーにゃーと
エレベータが昇って行った・・・・・。

タカはあんぐりして「おいこのために特注の猫エレベータつくったのかな・・」
と鉄手に聞くと鉄手「文明の機器は面白い」といい猫タワー式のビルは
トントンと子猫の遊ぶ画像がエレベータ一面に広がっていた。

猫好きがいたらすごく和むエレベータだろう・・・
余りの珍しさにタカはスマホで写真撮影した。

そうして猫タワーエレベータは「ついたにゃー足元気を付けてニャ」
案内があった・・。

タカは笑いながらそこからすぐの部屋があり
「暗号を言え」と書いてあるが李俚「にゃー」というと
ぱたんとドアが開いた・・。

鉄手とタカは顔を見合わせ「なんだそれ?」と笑った
ようは猫の鳴き声以外でないと空きませんという事だったらしい・・。

タカ「このセキュリティはこれでいいのか?」
鉄手「猫派でないと会員にはなれないって事だろう・・」

二人はドアを開けると猫さんの中でまったりしてる
ボスを見た。

Boss「おおおー鷹山―猫が好きなのか?」

タカ「お前現金強奪と子猫誘拐で保護しに来た」

鉄手「保護じゃない」

タカ「保護だろこの状態は・・・・」

鉄手「コカインを出せよ」

タカ「俺の言葉」

鉄手「さっき調べたらそうセリフに書いてあった」

タカ「どこの脚本だ」

鉄手「爆破なデカだったTVでしてた」

タカ「へー・・・爆破デカの主演は?」

鉄手「ペルシャ猫とベンガルだった」

タカ「猫の刑事・・ってあるのか?」

鉄手「猫耳のTVでは人気で プチ丸と若草丸のコンビだ」

タカ「・・・・見てたのか?・・・」

鉄手「ウーミンとユーロが見てた 猫だけど」

タカ「それ 猫歩きじゃないのか?」

鉄手「猫パンチ車で猫が爆走する話」

タカ「そうかー・・で?ここのボスはそれを見てるって?」

鉄手「若草丸の笹かま爆走車があるからそうだな」

タカ「おい・・・マタタビに隠した物と共に保護だ」

Boss「馬鹿言っちゃいけねえぜ」

タカ「江戸っ子か?それとも落語好きの猫愛好家か?」

鉄手「たぶん・・好きな本は「猫パンチ」か「猫の気持ち」だろうな」

タカ「へえー・・」

Boss「ものどもーやれ!!!!!!!!」

鉄手「さて・・」

タカ「どうするんだー???・・・猫」

鉄手「師父」

李俚「にゃーにゃー・・」
lili2.jpg
李俚
lili2.jpg (50.41 KiB) 表示数: 1183 回


猫たちは「にゃーにゃー」と言って皆腹を見せて
「服従します」と言って終わった・・。

ボスは「おまえらー!!!うらぎるのかあああああ」

タカ「おまえ猫に負けたな・・李俚君は猫のボスだからな」

鉄手「暴れたいなら相手する」

タカ「そうだなー・・・」

Boss「てめーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

突っかかってきたBossを李俚は怒り容赦ない猫拳を発揮して
Bossの顔をぐちゃぐっちゃにした・・・。

タカ「馬鹿だなー」そう言いながら鉄手と手錠をかけて
保護となった・・。

タカ「被疑者確保しました」と言いながら「保護だな保護」といい
この事件を片づけた。

子猫たちは各家に届けさせその家は港区にある大きな豪邸が
並んでいたという・・・。

明くる日その様子を色んなニュースが飛び交う中・・・・・・・
近藤課長は少年課の課長になだめられ、トオルは事なきを得るが
かなり絞られてしまった・・・。

そんなふいんきの中李俚はトコトコとトオルの傍に来て
「大丈夫ニャー」とぐるぐるいい・・怒りのあまりの上司近藤課長も
猫まで怒るわけにいかず「この李俚に免じて言わないが始末書を書け
町田!!!!!!!!!!」そう言って小言は終わった・・。

トオル「あーきっつー・・・・・・・・・・・・・」

鉄手「だいじょうですか?」

トオル「鉄手少林寺拳法かな教えて・・
交換に女紹介するから・・・」

トオルは猫手会からもらった・ひっかき傷を
鉄手に手当てをしてもらい呟いた。

鉄手「あ・・女性はいいですから、マタタビ飼ってください」

トオル「え?それでいいの?」

鉄手「ええ・・李俚のお手柄なので」
riri.jpg
李俚
riri.jpg (45.77 KiB) 表示数: 1183 回

トオル「猫のお手柄かあ~いろいろ痛いなー」

鉄手「大事な猫なので」

トオル「李俚君のおかげで課長が何とかなった・・
今度から猫使いになる・・・」

そう言いながら高級マタタビの値段を課長に聞くので
また怒られていた・・。

そのご李俚は上司近藤課長の傍でにんまり微笑んでいたらしく
近藤課長は「猫は可愛い物だな」と何もかも忘れて
猫じゃらしで遊んでいたという・・・。

署内はほのぼのし・・・仕事をわすてて李俚の遊び相手を
する者が多くなり・・・そう言った意味で課長に怒られる
人間が多くなったが・・日々は過ぎて行った・・。

タカはどうしたら李俚を攻略できるか悩んでいたら
「タカ?李俚も攻略できないのかまだまだだなー」と
ユージがふらっと来ていた。

タカ「ユージ」

ユージ「李俚のおふろセットな まあがんばれ」

タカ「え?お前がするんじゃないのか?」

ユージ「そんなわけないでしょー
鉄手と一緒にお風呂入って李俚を洗ってね
じゃーねー」

そう言いどこかに去ってしまった・・・。

タカ「猫を洗うのが俺の仕事かよ・・・
たく・・・・・・」

そう言いながら遊ぶ李俚を見ていた

―猫森物語<猫パンチにご用心 猫耳刑事(デカ)>おわり―