ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

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トピックのレビュー: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月26日(日) 23:34
劇場に投稿しました。

『少林学園 武侠兄弟』其の七~学園存続の危機!?それぞれの旅立ち 前編
http://www.amaterasuan.com/theater/mini ... tion=html2
『少林学園 武侠兄弟』其の七~学園存続の危機!?それぞれの旅立ち 後編
http://www.amaterasuan.com/theater/mini ... tion=html2

*挿絵に使用した画像

一枚目の緑浴衣のド兄さんはみにさんの描いてくださった絵。
二枚目の画像はお馴染みのhikariさんのギャグ画像。
三枚目の水色浴衣のド兄さんはミコのマウス絵。

みにさん、hikariさん、ご提供有難うございました。

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月25日(土) 08:44
約一年間に渡ってhiyokoさんとわたくしで書き綴ってきました『少林学園・武侠兄弟』もいよいよ来月をもって完結編とさせていただくこととなりました。

そこでフィナーレに相応しく、最後は盛大に二大ストーリーでの展開です。

一作目はhiyokoさん脚本の天廩署メンバー総動員の刑事ストーリー。
タイトルは『天廩署華麗なる一族"Tenchujin Brilliant Clan"』
わたくしは合間で学園メンバーの呟き的なコメンテーターでの参加となります。

其の七の終わり方に疑問を感じている方もいらっしゃるのではありませんか?
答えはすべてhiyokoさんが書いてくださる内容にあるのです。

もう一作は其の七で綴りました、卒業式イベントで行われる少林学園総動員の武侠ドラマ。
タイトルは『江湖好漢録・武勇双侠』
hiyokoさんは合間でナレーション&ナビゲーターとして参加してくださいます。

三月にはこの二大ストーリーが発動していきますので、皆さまどうぞお楽しみに!

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月24日(金) 20:56
hiyokoさんからの続きです。

第八章(最終章)

ひょんなことからヒトミの家で居候することとなったスーは、キンゾウもヒトミも今日は留守なので、浴槽に湯を溜めバブルバスも入れてのんびり入浴することにした。

スー(独り言)
「ヒトミがいると裸で歩き回るなとか、あれこれうるさいから、今日は風呂から出たらパンツ一丁でビールでも飲むかっ!」

そう言ってスーは服を脱ぎ、バラの香りのバブルバスを浴槽に入れ湯に浸かった。
バブルバスがどんどん泡を立て始め、体が泡で見えないほどになってきた。
30分ほど泡風呂に浸かり気持ちよくなったスーは勢いよく浴槽から出ると、溢れ出していた泡で足を滑らせ転んでしまった。

急いで立ち上がろうとしたが、またもや足を滑らせ、浴槽の縁に頭をぶつけてしまった。
打ち所が悪く頭を切ってしまったスーは慌てて血をタオルで拭くが、体が暖まっていたせいで血が止まらない。

頭にタオルを巻き急いで服を着ると、救急箱にあった止血剤で血を止めようとしたが、一向に血が止まらずその場に倒れてしまった。

そこへ友人と買い物に行っていたヒトミが戻り、倒れていたスーを発見する。

ヒトミ
「兄さん、どうしたの?」

かすかな意識の中でスーはヒトミの腕の中で意識を失ってしまった。
とっさにレンマを思い出したヒトミがメールを送ると、レンマもちょうど近くにいることを伝え洪野家へ向かった。

ヒトミ
「レンマ、どうすればいいの?」

レンマ
「出血がひどい、早く救急車だ!」

すぐに救急車を呼びスーは病院に運ばれた。

医師
「この方の血液型はご存じですか?」

ヒトミ
「いいえ、すぐに調べてください」

スーの血液型を調べるとAB型マイナスで、看護士がすぐに輸血庫を調べるがこの病院には在庫がない。

医師
「血縁の方ですか?」

ヒトミ
「妹ですが、ワタシたちは義兄妹なんです」

医師
「そちらの男性は?」

レンマ
「どうしたんですか」

医師
「AB型マイナスの血液が必要なんです」

レンマ
「僕もAB型ですので調べてください」

すぐにレンマの血液型を調べると、幸いにもAB型のマイナスであることが判明した。

ヒトミ
「お願いレンマ、兄さんを助けて!」

ベッドで横になったレンマの腕から血が抜かれていき、横のベッドのスーの腕に流れていく。

輸血が終わり医師の「もう大丈夫ですよ」という言葉に安心したヒトミはレンマの顔を見ると急に泣き出した。

ヒトミ
「レンマ、ごめんなさい。あなたのためにと思ってしたことがすべて今回の原因になってたのね。あなたが一番大事に思うのは学園なのに、ホントにごめんなさい」

レンマ
「もういいんだ、涙を拭けよ。僕も素直じゃなかった、キミをだれよりも好きだから、言わなくてもわかってくれてると勝手に思っていたんだ」

程なくするとスーが目を覚ました。

スー
「俺、どうしたんだ?レンマ、ここでなにしてる?ってここ病院なのか?」

ヒトミ
「部屋で血だらけで倒れてたの。それですぐ病院に運んで輸血したのよ」

スー
「輸血?銃で撃たれてもしたことなかったのに、風呂で転んで輸血って俺、なにやってんだ!」

レンマ
「もう大丈夫そうだな」

スー
「誰の血だ?俺、ABのマイナスなんだぞ」

レンマ
「運がいいのか悪いのか、僕も同じ血液型だったんだ」

スー
「これでもうお前には悪態はつけないな」

ヒトミ
「兄さん、落ち着いたら退院できるそうよ、縫合したからもう少し横になっててね。レンマ、二人で学園に行きましょう」

スー
「あぁ」

レンマ
「あぁ。そうだ、ヒトミ。来月の卒業式イベントで武侠ドラマをやることに決まったんだ。あっちでの契約式が済んだら、一度戻ってきてくれ。今、台本をおばちゃんたちが書いてくれてるから、キミが戻り次第、練習を始めようと思ってる」

ヒトミ
「わかったわ。それとあっちでの契約式が済んでも、ずっとこっちにいることにしたの。父さんはメイドを雇うって言ってるし、マンチェクに頼んでマンションも探してもらったの。明日にでもそのお部屋を一緒に見に行って欲しいの」

レンマ
「本当か?」

ヒトミ
「なんならレンマも荷物持って来て一緒に暮らす?」

レンマ
「それは駄目だ。学生生活が終わったからと言ってそういうのはよくない」

ヒトミ
「もう、冗談よ。レンマはホント真面目ね」

その頃、マンチェクは空港まで法海と無忌の出迎えを終え、ミヤコが作った料理を学園の禅堂で食べていた。

法海
「無忌、ひかりさんのお父さまのところへ挨拶に行かんとな」

無忌
「はい。さっきメールでひかりさんとは話をしまして、明日お寺の方へ行く約束をいたしました」

法海
「マンチェク、お前も行くかね?」

マンチェク
「いいえ。明日は野暮用があってご一緒できません。申し訳ありません」

翌日、法海と無忌は中国土産を手にひかりの実家である吉真寺に足を運んだ。

ひかり
「法海和尚、無忌くんお帰りなさい。お待ちしておりました」

法海
「お母さま、これはつまらない物ですが、私の寺で作っている金山寺の刻印入りの月餅です」

ゆかり(ひかり母)
「有り難く頂戴いたします。早速本堂の仏殿に」

四人はひかりの父、真の待つ本堂へ向かった。


「法海和尚、無忌くんお帰り」

法海
「早速ですが、これからのお話を始めましょうか」


「式の日取りですが、ちょうど来月の娘の誕生日が吉日なので、いかがでしょう?」

法海
「わかりました。それで私からもひとつお願いがございます。式を終えてもここでのお勤めの前に、無忌には学園で一年間仏法講師の道を歩ませたいと思っております。
と申しますのは、本家の寺に戻らなくてはならなくなりまして、私の後任に無忌を就かせたいと考えております」


「では、結婚しても別居と言うことですか?」

無忌
「いいえ、そうではありません、お父さま。婿入りはいたしますし、ひかりさんとの生活もここで二人で、学園にはこのお寺から通うということです」

ひかり
「お父さん、それまでもう少し頑張って。無忌さんには学園での修行が終わったらそのあとでここに来てもらうから。お願いします」


「わかった。そういうことならわしももうちょっと頑張るよ」

話がまとまった五人は食事を済ませると、あちらから持ち帰った無忌の戸籍謄本などを真に渡し別れた。

同じ時間、マンチェクはみにとの約束を果たすため、アンディから借りた車の前でみにを待っていた。

みに
「おはようマンチェクくん、素敵な車ね。マンチェクくんの?」

マンチェク
「はいって言いたいところだけど、アンディに借りたんです」

みに
「マンチェクくんが運転してくれるの?」

マンチェク
「えぇ、誘ったのは俺の方だから」

一時間ほど車を走らせ箱根に着いた二人は、先ずマンチェクが来たかった禅寺に向かうことにした。

みに
「ここが済んだら行きたいところがあるの、いいかしら?」

マンチェク
「もちろんです。どこですか?」

みに
「美術講師の紫苑さんがお薦めの美術館よ」

美術館に着き中へ入るが誰もおらず、閑散とした薄暗い部屋には数枚の絵が飾られていた。

マンチェク
「こ、これって全部ヌード作品ですね」

みに
「ホントね」

マンチェク
「紫苑先生もあんなにおとなしそうだけど、好きな作品は大胆ですね。さすが、芸術家だ」

みに
「?、そうね」

一通り、作品を観た二人が外に出て、上の看板を見ると、、、

みに
「名前が違うわ!」

と振り返ると、木の陰にもう一軒美術館があった。

みに
「ここだったわ」

中に入るとそこには一面に花の絵がたくさん飾られていた。

マンチェク
「ヤバい。大胆だなんて言っちゃったよ」

みに
「ねぇ、見て。紫苑さんの絵があるわ」

二人が観た絵は、二月の花、梅が描かれた作品だった。

昼も過ぎ、美術館脇のイタリアンレストランで食事をしたあと、少し車で山道を登ってみることにした。

みに
「今度はわたしが運転するわ」

くねくねした坂道を一時間ほど登ったころだろうか、車が急にノッキングを始めた。

マンチェク
「どうしました?」

みに
「なんか、ブレーキが思うように効かないのよ」

とりあえず車を横道に停め、ボンネットを開けると、白い煙が立っている。

マンチェクがブレーキオイルを確認すると、空っぽになっている。

みに
「もしかしたらブレーキペダルを踏みすぎたのかも」

マンチェク
「JAF呼びますか?」

すぐにスタッフが来てくれチェックしたが、ブレーキオイルを補充しただけでは直らないと言われ、スタッフの乗ってきた車で駅の近くまで送ってもらうことにした。

スタッフ
「夕方には直りますので、また取りに行らしてください」

修理が終わるまでの間、駅前の土産店ロードで時間を潰すことにした。
歩き出したみには『日帰り温泉』の幟を目にした。

みに
「マンチェクくん、せっかく箱根に来たんだから温泉入っていこうよ」

一軒の旅館に着いた二人が日帰り温泉を申し込むとそこのフロント員が話しかけてきた。

フロント員
「さっき、アクションスターが来たのよ」

とそこヘマンチェクのスマホにした電話がかかってきた。

マンチェク
「さっきのスタッフが、夜までかかるって言ってきました、どうしましょう?」

みに
「女将さん、二部屋空いてます?」

フロント員
「えーっと、申し訳ありません。ご用意できるのは一部屋ですね」

マンチェク
「泊まっていくの?」

みに
「アクションスターって女将さんも知ってる人?」

フロント員
「えっとーなんだっけ?孫悟空やった人で、、ド、ドミ」

みに
「もしかしたらドミー・ニェン?」

フロント員
「そうそう!」

みにはマンチェクの手を引っ掴み、、、

みに
「その一部屋お願いします」

マンチェク
「えっ?」

フロント員
「広めのお部屋ですから、お友達同士でも大丈夫ですよ。余裕がありますのでね、はい(ニヤッ)」

みに
「ダメ?」

マンチェク
「ダメではないです、、」

二人は案内された部屋に入り、先ずは温泉に向かい、そのあとで夕食を済ませた。

みに
「お湯も良かったし、食事も美味しかったし、あとはなにする?」

マンチェク
「なにするって、、、」

みに
「取って食べたりしないわよ」

マンチェク
「そうではなくて、あー、ゲームとかどうかな?」

二人は別館にあるゲーム場へ足を運んだ。

みに
「ドミーはどこにいるのかしらね?」

マンチェク
「部屋でくつろいでるんじゃないのかな」

と、二人がゲーム場の入り口の柱まで来ると、奥の方から「コツン、コーン」という音が聞こえてきた。

マンチェク
「誰かが卓球してますね」

みに
「ドミーだったりして」

するとピンポン球が物凄い勢いで飛んできた。

マンチェクが球を拾い上げると、そこには浴衣の裾を捲り上げ鉢巻き姿のドミー・ニェンが立っていた。

ドミー
「謝謝」

マンチェク
「不客氣(どういたしまして)」


ドミー
「何在一起嗎?(一緒にどうだい?)」

マンチェク
「彼が一緒にどうって言ってくれてるけど、どうする?」

みに
「わたし、学生時代卓球部のエースだったの」

卓球台の方へ行くと、そこにはもう一人の男性がいた。

みに
「タナケンさんですよね?」

タナケン
「ええ。ドミーが来日したときは案内と通訳係なんですよ」

四人はダブルスでの卓球試合を始め、そのあとでみにたちが勝ったのでドミーの奢りでバーで酒を酌み交わした。

ドミー
「這個女人是的妻子嗎?(彼女は君の奥さんかい?)」

マンチェク
「不、情人的(いいえ、恋人です)」

ドミーたちにサインをもらったみにたちが部屋へ戻り襖を開けると、座敷の中央に布団が一組敷かれており、ぴったりと寄り添うように枕が二つ並んでいた。

マンチェク
「あのフロント員ったら余裕がありますよだなんて言っておいて、布団が一組ってどういうことだよ」

みに
「夫婦だと思ったんじゃないかしら」

マンチェク
「俺は畳で寝るから、みにさんは布団で」

みに
「きっともう一組あるわよ」

みにが押し入れを開けるが、布団はなかった。

マンチェクがフロントに電話をするが、満室の上に団体客が来ていて、余分な布団もないと言われてしまった。

みに
「畳じゃやっぱり風邪引くわ。毛布だけでもかけて」

マンチェク
「あぁ、大丈夫だよ」

みに
「ねぇ、この間マンチェクくんがどうして誘ったのか聞いたでしょ?レンマくんがどうとかこうとか?はっきり言うわね。キライな男性とドライブに来るほどわたしも軽くないし、ちゃんと考えた上でこうしてるの!だ、、」

マンチェク
「もうそれ以上は、あとは俺が言うから!みにさん、恋人としてお付き合いしてください!」

みに
「もう、真面目な人は言うこともストレートね。こちらこそ、宜しく!でも年上だけどいいの?」

マンチェク
「みにさんは?」

みに
「フフっ。じゃあ、一緒に布団で寝ましょ」

マンチェク
「まだダメです!」

みに
「冗談よ。あぁ、寝るのは本当だけど寝るだけよ!」

マンチェク
「そう言うことなら。あーーーーっと、今後のことを考えてそれは改めて次と言うことで」

みに
「はい。冷えてきたし、寝ましょう!」

翌朝、修理された車を受け取り都内へ戻った二人は、アンディの家へ寄り車を返した。

アンディ
「どうだった?」

マンチェク
「あーーーーっと。車が故障しちゃってさ。でも修理したから!」

アンディ
「う、うん。マンチェク、なにをあたふたしてる?」

みに
「そうそう!紫苑さんお薦めの美術館へ行ったのよ」

アンディ
「紫苑先生の?」

みに
「アンディくんも絵がお好きなら今度行ってみるといいわ」

マンチェク
「じゃあな。あっこれ、美術館で買ったお土産だ」

アンディが包みを開けると、そこにはヌードの男女が絡み合ったフィギュアが入っていた。

アンディは早速、紫苑に美術館のことを尋ねようと学園の美術室へ行くと、紫苑がキャンパスに向かい筆を動かしていた。

アンディ
「先生!」

紫苑
「アンディくん、ちょっと待って。そこからこっちに来ちゃだめよ。わたしがいいわよって言うまで後ろを向いてて」

10分ほどアンディがじっとしていると紫苑の「いいわよ」と云う声がした。
アンディが振り返ると、そこには似顔絵が描かれていた。

アンディ
「それってもしかしたら僕?」

紫苑
「卒業式に渡そうと思ったけど、アンディくんがいきなり来たから急いで描いたわ。わたしからの贈り物よ」

アンディ
「有難う!ねぇ、先生。先生とは学園祭の時には一緒に舞台にあがって、それからも趣味も合ってよく話したよね。来月、僕はあっちに行くんだ。先生とはもう会えないのかな?」

紫苑
「飛行機もあるし、メールもあるし、国際電話もあるわ。でもわたしちょっと古くさいけど手紙って好きなの。文通しない?」

アンディ
「うん、いいね。でもこっちに帰ったときは会ってくれる?」

紫苑
「もちろんよ!」

その頃、購買部裏の部屋ではミヤコとひかりが台本を書いていた。

ミヤコ
「無事にお話は済んだんでしょ?」

ひかり
「えぇ。あーそうだ、役所に行かないといけないんだったわ」

ミヤコ
「それならあたしも用事があるから。あっ、もしかして婚姻届?」

ひかり
「そうなんです」

ミヤコ
「あとでもらってきてあげるわよ」

区切りがいいところまで台本を書きあげたミヤコはひかりと別れ自転車で出かけようとすると、キョウマが自転車でやってきた。

キョウマ
「おばちゃん、お出かけ?」

おばちゃん
「えぇ、区役所までね」

キョウマ
「僕もその近くまで行くから一緒に行こうよ」 

ミヤコが少林区役所の前に自転車を停めると、キョウマも付き合うといい、中へ入ったミヤコは戸籍係の窓口へ向かった。

キョウマ
「なにをもらうの?」

おばちゃん
「婚姻届よ」

キョウマ
「パンさんとの?」

おばちゃん
「ひかりさんのよ!もう一通もらわなきゃいけない書類があるから待っててね」

ミヤコは新制度となる学園に提出する住民票の申請をした。

キョウマは興味深そうに記入台を見つめている。

キョウマ
「あのー。戸籍謄本って誰でももらえるんですか?」

係員
「ここに戸籍があってご本人さまならば、できますよ」

キョウマ
「うーん、はっきりしないけど」

係員
「戸籍上の正式なお名前をいただければお調べしますが。お待ちくださいね。、、、
ございましたが、発行されますか?」

キョウマが受け取った戸籍謄本を見ていると、ミヤコがやってきた。

おばちゃん
「なにかもらったの?」

キョウマ
「おばちゃん、これどうやって見るの?」

おばちゃん
「、、、、、、これってどういうこと?キョウマくん、説明するけど驚かずに聞いてね」

そこにはレンマの名もあり両親の記載があって、亡くなったことの記載もある。
ウミノシンの養子としてレンマとキョウマの名もある。

キョウマ
「この龐青雲って誰?師匠と養子縁組する前に養子縁組してることになってるよ」

おばちゃん
「それってパンさんのことよ」

キョウマ
「えっ?」

おばちゃん
「すぐ学園に戻りましょう」

学園に戻った二人がすぐさま用務員室へ向かうと、そこにはレンマもいた。

おばちゃん
「これ見てください」

パン
「戸籍謄本だな、誰のだ?」

キョウマ
「僕のだよ。兄さんも見てよ」

しばらくレンマは戸籍謄本を見つめている。

レンマ
「どうしてここにパンさんの名前が?」

パン
「とうとうこの日が来てしまったんだな」

そう言ってパンはすべてを語り始めた。

パン
「今から16年前、殉職した同志だった男の子供を養子として引き取った。男の妻も重い病を患っていて私に託したのだ。
そのあと部隊は解散になり私はキョウマを連れこの地に来た。しかし職にはなかなかあり就けずようやく学園に世話になることにした。
だが、用務員の給料では養えないと思い、師匠との養子縁組をさせたのだ」

ミヤコ
「レンマくんは知っていたの?」

レンマ
「僕も始めて知ったよ。戸籍謄本を見る機会なんてなかったからね」

キョウマ
「じゃあ、僕と兄さんは実の兄弟じゃないんだね」

パン
「確かに血の繋がりはない。だが君たち二人は天命とも言える縁があったと思ってる。
その理由は、レンマの父親の名はここにあるように天馬、そして亡くなった同志の名は昇馬だ。二人の名を見てみろ、天に昇る馬だ。共に息子の名に馬の字を付けていることが偶然でも縁があったということだろ」

レンマ
「僕は小さい頃病弱で、六歳まで治療のため施設にいた。そんなある日、弟が生まれていたことを知らされ、少林学園に武術を習いに通い始めた。そのあと父が亡くなり母も亡くなり、キョウマと二人で学園の孤児院に入ったのは覚えてる。あれからずっとお前は僕の大切な弟だ、そしてこれからもな!」

キョウマ
「兄さん、有難う。これからも宜しく!」

パン
「いつか話そうと思っていた、すまん」

キョウマ
「僕の本当の父さんは立派な人だった?」

パン
「あぁもちろんだ。国のために戦った立派な男だったよ」

後ろですすり泣く声がした。

パン
「なぜ、お前が泣く?」

ミヤコ
「だっていい話なんですもん」

キョウマ
「兄さんとちっとも似てないと思ってたけどそのせいだったんだね。ハハ!」

レンマ
「どっちがいい男かな?ハハハ!」

ミヤコ
「いやだ、どっちもいい男よ!」

レンマ
「パンさん、さっきの話の続きだけど」

キョウマ
「なんの話?」

レンマ
「パンさんに武術講師になって欲しいと思って正式に頼みに来たんだ」

パン
「キョウマ!?」

キョウマ
「誓って言ってないよ」

レンマ
「なんのことだ?」

キョウマ
「僕が兄さんに助言したんじゃないかってことだよ」

パン
「誰に言われたからじゃない。パンさんにはそうして欲しかった。ユアンジャ学園長が誰か連れてきてもパンさんには頼もうと思ってたんだ。すぐに師匠のところへ一緒に行って欲しい」

レンマはパンとキョウマを連れ、学園長室へと向かった。

ミヤコは購買部へ行き、ひかりと一緒に書き終わった台本をコピーしようとしたが、うっかり用務員室に婚姻届を忘れてきてしまっていた。

ミヤコ
「すぐ持ってくるから待っててね」

封筒を手に購買部へ戻り、台本を職員室でコピーしひかりに婚姻届を渡した。

ひかり
「確かに二枚、有難うございました」

ミヤコ
「?二枚?」

ひかり
「どうかしました?」

ミヤコ
「ん、、なんでもないわ」

ひかりと別れたミヤコが用務員に戻ると、テーブルの上にミヤコ宛ての封等が置かれていたので、開けてみると中には婚姻届が一通と手紙が入っていた。

「京へ
あとはお前が署名するだけだ。気が向いたら出してきなさい。
青雲」

ミヤコ
「もう一通はどこに行ったかと思ったら、パンさんもなかなか憎いことするじゃないの!これで二段ベッドももう終わりってこと?」

終わり

来月はいよいよ卒業式イベント!

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by hiyoko » 2017年2月23日(木) 11:09
7章

―――天廩署――――

何とかヒトミがレンマと話をしてその後レンマはヒトミに
しばらくキンゾウと家を空けるから、スーの所にいてくれとの事により
しばらくスーはヒトミと何十年ぶり?の同居生活をしていた。

スー「あー自由になれると思ったのに この年で同居なんてなあ~・・」

ユーロ「いいじゃね? 妹だろ? 」

スー「まあ・・・・・その」

ユーロ「いいチャンスだったのになあ~」

スー「あのなあ~最初からそんな事ねえよ レンマが遠回りしたからな
二人の仲がなんとか収まるのは大変だったんだよ
人の気持ちも知らないでユーロは本当に・・」

ユーロ「これでレンマは弟だな」

スー「まだ先だろ お前のその話を聞いてると
まるでレンマが最初から決まってる感じだな」

ユーロ「決まってたんじゃないのか??違うのかお前?」

スー「IFがあるだろう?IFが・・」

ユーロ「そんなもんだーれも考えていないと思うけどな」

そうぼそぼそ話しながらデスクであれこれ仕事をしていた。
最近はほとんど何もなく、デスクで事務仕事をすることが多い。

意外とこの警察署という所はデスクのお仕事が多く
過去の犯人の履歴をまとめたデータを書類にしておくとか
ナンバーを見て確認するとか、これまでのした仕事も含め
全てデータ管理と報告書に上がる書類にしたためて提出
する事が多くなっていたのである。

リュウが二人のコーヒを置いて「お疲れ様」
優しい声がスーの傍で響く。

彼の声は落ち着いて心地よいと二人は思う。
カフェの店員の優しい声に感じたり、自分たちを理解してくれる
兄の感じの声に似ていたりと癒しボイスというカテゴリーに
勝手に作りスーもユーロもほわわーんとするのだった。


ユーロ「リュウいつもすまないなー」

リュウ「そんな事はないユーロ貴方の書類は分かりやすい
たまには外にでなくていいの?」

ユーロ「このじきだからな、リュウと正陽が
残業してるのを見るとな やっぱちゃんとしたほうがいいなって
おもうんだよ」

リュウ「無理にしないでくださいね あとは僕がするので
大丈夫です」

ユーロ「本当に悪いな・・」

リュウのこの言葉がユーロには仕事しようと思う
天廩署きっての切れ者でソフトなその言い方で
仕事をしない人間もしてしまう秘密の何かを持っているのだ。

隠れた所長代理とか言われるのはそのためなのかもしれない・・

その反対にいるスーはのほーっとしてユーロと
リュウのやり取りを聞きながらにやっとしたまま
またユーロがリュウのあの言葉にころりとやられて
いる姿を目の当たりにした。

そんなぼーっとした顔をしてパソコンを眺めていると
リュウに「スーちょっといい?」と言われ
スー「あー・・まあ」そういいデータを保存すると
PC画面をスリープにしデスクを離れた。

―――休憩室―――

隣の休憩室に一緒に行くとリュウはドアをそっと閉め
スーに座る様に笑った。

スー「どうした??なにかあったか?」

リュウ「朱華蒼はどうする?」

スー「あーそうだなー一人で行こうかなと思ってね」

リュウ「署長からそれとなく話があってスーを一人で
行かさないでくれって無理な話をされた
二人一組の仕事がルールだからと」

スー「まあ・・単独は何かとトラブルになるからな。」

リュウ「スーが本当にその会社の創立者の直系かどうか?
向うは試したいんじゃないかな、それでもし直系で
会社に損益のある人間なら消したい、そうでなくて
自分たちの利益と共用できしかも時期会長になってくれたら
それはそれでいいって事・・」

スー「そこまで考えてなかったな」

リュウ「スーはどうしたいの?」

スー「俺か? 何も考えない」

リュウ「今回は僕と組むことはできないかな?」

スー「天廩署の隠し右腕が表に出たらまずいだろ・・・
色々・・・・・」

リュウ「ユーロにスーの件で話をしたら
ユーロも同じこと言ったよ」

スー「だろ~リュウあっての天廩署って事があるからな」

リュウ「じゃこれ・・」

スー「これ何?」

リュウ「危険察知 笑」

スー「何時もまともじゃないんだけど現場って」

リュウ「まあまあ」そういい今回スーが
単独で乗り込むであろう そう感じたリュウは
シークレットサービスの件を使い彼の周りを
警護する、そのGPSを持っていてくれと
そっと渡したのだった。

スー「これ・・・指輪かあ~しかも俺は指輪をしない・・」

リュウ「それね~濡れてもどうしても大丈夫な
チップでもし壊されてもそこからずっと発信できる
優れもの」

スー「ふーんなんだか秘密の所に埋め込むダイヤみたいだな」

リュウ「そうゆう事を言うと思った、あまり邪魔にならないように
作ってあるからはめてみて」

スー「あ・・指ぴったり これ人を殴ってもわかりにくい
でもーおれの家まで監視はこまるなあ~・・・・・・・・」

リュウ「それはちゃんと僕がプログラムしておいた
スーは何かと秘密が多いからね そこで侵入者が来たときは
見てるけど」

スー「それやだな・・」

リュウ「大丈夫~僕がいるから^^」

スー「楽しんでるところを覗き見をお前にされるのは困る」

リュウ「僕だったら?」

スー「もっと困るだろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

リュウ「嘘」

スー「本当になったらどうするんだよ・・・・・」
スーはあまりこの男が嘘というのは信じれないなと
その見つめる目を見てユーロとは違うドックンと胸が危険?!という
黄色い赤い両方が点滅して 動けなくなるその時間が怖かったのだ。

スー「あまり近寄るなよ・・・・・・・・・・・・
俺なあ~お前殺しそうになるわ」

リュウ「スーだったら殺されても構わないその目に
僕の死ぬ姿が映るのは嬉しい事だから」

スー「何を言ってるんだお前! 俺はお前を死なせたくはない
とかドラマのセリフを言わせるな! 馬鹿!」

リュウ「かわいいな~」

スー「お前!!!!!!!!!!!!!信じれん!」

リュウはに にやりとしてローグが少しソフトになった
そんなふいんきでスーに時々ふっと仕掛ける・・
そんな悪戯が好きだった。

いや・・リュウはスーがその手の中に入ることを
望んでいるのだが・・本心は決してスーに言わない
心の奥にしまわれているそのカギ付きの心臓・・

スーはまだそれが本気だとは知らない。
リュウはにやりと笑い そのままぽかーんとして
言葉を言った口元に触れてスーは「ひえ?!」
突拍子もない声に「ぷ!」リュウは吹き出してしまい
さっきまでしようとしてた行動ができず
スーにもたれてしまった・・。


スー「おいおい・・・・・・・お前は
どうしてそう時々子供みたいになるんだ??」

リュウ「いや・・」

スーの腕の中にいるリュウ。
スー何かの漫画のシーンを思い出し「あのなー
俺そうゆう漫画を読んだけど現実それはないから
お前そうゆうの知っててしたの?確信犯?なら
カナリ犯罪だな」

リュウ「じゃお仕置きする?」

スー「そんなお仕置きしてもらいたいのか?俺に
首輪掛けてその趣味があるなら俺の部屋こいよ」

リュウ「今夜・・」

スー「え?まてよ・・・いやーさっきの冗談な」

リュウ「え?」

スー「いい所で悪いな~妹がいるんだ」

リュウ「妹さんが寝静まった後で」

スー「おまえ兄の尊厳がなくなるからやめてくれ」

リュウはなるほどなと・・ふっと兄弟の何かを
思い出す事があるんだなと感じた一コマだった・・。

スー「いい休憩時間だった」
そう言うとリュウの顎を上げるとパッチン!と
おでこを叩き にやっと笑って「現実はそう甘くないんだよ」
にはは~とリュウと離れ 二人は何事も?!なかったように
休憩を終え仕事を適当な所で切り上げ
妹のまつ家に帰宅した。

――つかの間の時間―――


「だたいまー」スーはためらいもなくドアを開けて
ソファでTVみて笑ってるヒトミに声をかけた。

ヒトミ「お帰り兄さん 早いね^^」

スー「最近は何もないからなー 」


ヒトミ「ご飯作っておいたよ」

スー「え?まじでー?」

ヒトミ「シャワーして来たら^^」

スー「あ・・わるいなーお前は」

ヒトミ「さっきゆっくり入って来たわ
今日は写真撮ったり撮影だったから・・」

スー「そうかあ~大変だな」

スーは仕事の物など置きながらリュウのくれた
指輪をはめながら言った。

ヒトミはその輝くスーの指を見て
「それ・・どうしたの?」

スー「ユーロからもらった。」


ヒトミ「え?そうなの??」

スー「遅れたXmasだってよ」

ヒトミ「それもうバレンタイン」

スー「そう言ってやった お前からは怖いってな」

ヒトミ「で?もらったの?怖いのに」

スー「まあなー襲われても仕方ないなーって
襲うときはあらかじめ言えよって準備があるからって」

ヒトミ「え~ゆーろさんは」

スー「馬鹿かお前!って笑いながら その時はよろしくって♪」

ヒトミ「ユーロさんって面白い~」

スー「いいやつだよ」

そう言いながら「シャワーしてくるわ」
スーはお風呂タイムだった。

スーはザーザとシャワーをしながらふと
昔ヒトミと暮らしていた時のこんな感じで
でもあまり話はしなかった・・と。

よく訳の分からない友達がいて
自分が男友達がいたらじーっと睨んでいたら
レンマだったりキョウマだったりと
そうした事をも思い出す・・。

あのころはあまり彼らとは話をせず
自分の世界に入っていた。
年が離れてる妹はいつも自分を見て育ち 兄が好きだとキンゾウに言い
キンゾウがものすごく反対したこともある。
スーにはそんな気持ちは全然ない、思春期の走りはそうしたことが
多く見られてるという事もあるが、これが本当になるケースもあり
駆け落ち?!なんて話も・・・実際にあって・・キンゾウはそれを
避けたいという・・どうでもいい話だった。

お互い異性と感じるようになったのは多分一緒にお風呂を
入らなくなったとか・・まあ小学生も後半はそうゆう事が
あったなあ~とシャワーを浴びながら思い出してしまう。

レンマはヒトミを見ながらあまり話さず弟のキョウマが
レンマの倍ヒトミと話しているのをすごく焼けていたレンマ
それをからかうドニーとコリン。

何時も喧嘩ばかりして・・ゲームしてたっけ?なんて・・。
大人になったもんだなーとヒトミと過ごした時間を
思い出すといつも少林のメンバーがヒトミを囲んで
ワイワイとしていたのを思い出す。

しばらくシャワーを浴びながら思い出し髪を洗い
石鹸を落とすとヒトミがためておいてくれた
湯船に入りホワン~とするジャスミンの香りが
スーの鼻をくすぐった。

スー「女性がいるとこうゆう所が違う」
ローグもこうした香りをつけて帰ってくるっけ?
あれは女の所にいた よくわかる一瞬なのに
奴はそのまま自分を覆う陰になる・・そしてその香りが
スーの体を包み込むという・・・・・・・・不思議な人間なのも
妙に思い出した・・・・・。

ぼーっとしてると「兄さん電話―」

ヒトミがお風呂のドアを開きスーに言うと

スー「置いといてくれ」伝えやれやれ・・と
湯船から上がり体を拭くとタオルを巻き
湯気の立つ上半身裸のまま
スーは部屋に戻り受話器を持った。

スー「もしもし?」そういい話していた・・。

そしてしばらく話すと電話を切りそのまま居間に行くと

ヒトミ「もー女性がいるのにそんな格好して!
デリカシーがないんだから!!!!!」

ヒトミが顔を隠しながらタオルを投げつけた。

ボス!
スー「うわー」
スー「おーわるい・・何時も誰もないからなー」

ヒトミ「も!」

すー急いでバスローブを羽織ろうとしたとき

ヒトミがスーの体に模様や切り傷があることを気付き
びっくりした。

ヒトミ「痛そう・・・・・・・・その模様は?」

スー「あーまあそうゆう事もあってね・・・
おれ仕事でさ」

ヒトミ「消したの?」

スー「まあ どうせ怪我するから何時の間にか
それも見えない普通のおっさんだな」

ヒトミ「ごめんね」

スー「別に謝らなくていい」

ヒトミ「変な事思っていたけど女性とお付き合いしない訳が
少しわかった・・ごめん色々」

スーまあまあと言ったようにバスローブを着てヒトミを
頬をふれ「飯食いたい」

ヒトミ「もう真剣だったのに」

スー「腹が鳴ってなシリアス顔と時間が保てないんだよ」

ヒトミ「馬鹿・・」笑っていた。

スー汗を取ると部屋着に着替えた。

二人で座りヒトミが作ってくれた ご飯を食べ
お茶を飲み静かな時間が流れた。

TVをみて笑う事はないのだがヒトミといると
バラエティをみて笑うヒトミがそばにいると
スーは普段笑う事がないのに、思わずぷ!っと笑い
気がついたらヒトミはスーに寄りかかり何事もなく
話して馬鹿を言っていた。

ヒトミ「兄さん TV見ないでしょ」

スー「いや見るけど~」

ヒトミ「見てないよー 絶対笑ってないから
ストレスたまってあのポーカフェィスができるんだと思う」

スー「あの顔はな!大事なんだぞー マジで!俺の本来だから!」

サングラスをかけた右手を隠してるスタイルの顔は
スーの一番のビジネスあるいは仕事の顔だが
ヒトミには言いたい事を我慢してる顔にしか見えない。

その時はどうやら相当ひどいことをするらしいと聞いた
だからストレスがたまってああいう態度になり
恐ろしいほどの威力が暴走となる・・ヒトミは
そう感じていたことを、スーに言うと笑いながら
否定した。

スーのその時の顔がどのように作られているかは
スー自身も考えた事がないが、確かに少し何かを
抑えているよーな・・・・。
言われてみれば~である。

こうして仕事と家の往復だが彼が過ごした事のない
普通の生活が過ぎて行こうとしていた。

しかし……その生活はあまり長く続かなかったのである・・。

仲伍から連絡があり・・・スーは朱華蒼へと行くことになった。

仲伍はヒトミを預かり スーが卒業式のセレモニーで
会うまで仲伍はヒトミを預かった。

ヒトミは仲伍に言った
「兄さんは・・・・・・・・無事に帰れるの?」

仲伍「大丈夫です。お兄様は守られています」

ヒトミはレンマやキョウマがこちらに帰ってきたときの
ショックを考えると、どうしていいかわからなかった。

ヒトミ「みんないない間に兄さんがどこかに行って
やっと落ち着いていたのにレンマたちが動揺したらどうしよう
卒業式前に兄さんが朱華蒼っていう組織側にいるとなったら
マンチェクは未来が吹き飛ぶわどどうしたら・・」

仲伍「これは仕組まれた物です。なるべくしてなるものには
必ずそこにひずみが出るものです、歪は崩壊につながる
僕はお兄様とレンマ君たちを信じています。」

ヒトミ「信じることが大事なのね」

仲伍「ええ^^」

そういい仲伍はヒトミを屋敷に連れて帰った。

――――――――朱華蒼――――――

夜の夜中 ビルではなく中華風のお洒落な屋敷に足を運んだスー。

中華の灯篭を持った使用人がスーを見つけて案内した。

スーは寒いといいながらスーツにコートといった誰もが来ている
スタンダードな姿でこの屋敷に行くと幾人かの人間が立っていて
品定めしてるように見えたがスーは無視をして奥の部屋に行った。

その部屋をくぐると少し悪人の顔をしてる男にあったのだ。

スー黙って~立っていた。

男は「玄関の男たちを怖いと思わなかったのか?」との問いに
スー「いえ」そう一言
男は「やはりな」そういい スーを奥の椅子に進めた。

スーは何事もなかったようにその椅子に座り
名前も言わない間に事が進み気がつけば御曹司に収まってしまったのだ。

そのまま部屋に通されまだ誰もそこには足を踏み入れてない
その部屋はスーが帰ってくるのを待っていたかのように
全てが手つかずだった。

スーはそのまま眠りにつき何も思う事などなかった
ただ仕事だと思えばこの数日も過ぎ去る日の一日だと。



あくる朝は部屋ですべてすごしこの部屋から出る事はほとんどなかった。

しばらくして中華風の庭で見知らぬ人間の中に
リュウが潜入してると気が付くが
彼もまた同じような人間の匂いをさせてとても
まともな職業ではない人間の危険な男になっていた。
あのかわいい顔はどこへやら、立派な殺人鬼の笑みをみせ
真っ黒なダークスーツの下に何を隠しているのやら・・
あまり想像をしたくはなかった。

シルクの白いチャンパオ姿で邸内を歩き
人を使い、つい二三日前で天廩署でジーパン姿で
過ごしていた男とは思えぬ若い当主 にっこりほほ笑む顔に
これからの仕事の行方は誰も見通せなかった。

そうしてそこで時をすごし、少林学園のレンマたちへ会う日が来た。

その日は邸内からこの会社の持ちビルに移動し
スーツに着替えると 部下と共にキンゾウたちが待つ応接間に
顔を見せた。

少林学園 キンゾウ レンマ キョウマ ドニー コリン
アンディ トニー が並び挨拶をすると

スーは静かに受けた。

そしてキンゾウたちが顔を上げると そこにはスーが立っていた事に
驚き、今回の卒業のセレモニーの件を言おうとして
一切言葉が出てこなかった。

レンマたちも『!!!!!!!!!!!!!!!』

唖然としたのだった・・。

スーは言葉を言わず、部下の話を聞いてその話の回答を耳元ですると
側近の部下はスーの言葉を彼らに伝え キンゾウはその事を確かめるように
またスーへ問いただして打ち合わせ、セレモニーの企業側の意図など
詳しいことを話をした。

そしてキンゾウたちは一礼をして応接間を後にした。


―――少林学園―――


キンゾウ「どうした事だ ワシは何も聞いていないぞ
ヒトミは無事なのか!」

レンマ「あんなスーは初めて見た。」

ドニー「スーは刑事ではなかったのか?何時から社長職に
転職したって聞いてないぞ」

トニー「何かわけでもあるんじゃないの?」

キンゾウ「天廩署をやめて本来の家に戻ったとでもいうのか?
アイツの家はワシの家しかないのだぞ!アイツは気が狂ったんだ!
あんな黒い闇の家なんかに魂を売りおって!!!!!」

キンゾウはものすごい勢いで怒り憤慨していた。

トニー「あれが本音とは思わないけどな」

ラウ「今日一言も言わなかったよな?」

レンマ「ああ~ おかしいぞ あのおしゃべりが一言も
喋らないときはロクな事がない」

トニー「でもね レンマ スーは本来あまりしゃべらないんだよ
何時も喋るのはある意味本音の自分を隠してるって事もあるんだ」

ドニー「へえ~本音の自分を隠さなきゃいけない危険が
天廩署にあるのかね?」

コリン「さあ~年中トラブルがある署だと思うけどな・・・」

天廩署の刑事たちがSPとしてついていたこともあるが
レンマがふと言った。
「なあリュウさんいなかった」

トニー「いわれてみればどこかにいるのに
全く姿もみなかった・・」

ドニー「なに起きるんじゃないのか?」

さあな・・・・・・・・何かこう不吉な感じを持ちながら
学校に帰ると卒業式の準備をしてるはずなのに
生徒が怪我をして校庭でうずくまっていた。

レンマ「どうした!!!!!!!!!!!!!」

生徒「南山の奴らが来て奇襲をかけて来た」

レンマ「は?なぜ?????????」

生徒「マンチェクが約束を破った
スダンカンスーの左手をもってこなかったって」

レンマ「左腕???????」

生徒「ヒトミさんだよ!」

レンマ「え?なぜまた?左腕ってポケットの
左腕じゃないのか?俺はそう聞いたぞマンチェクから」

生徒「ちがうんだ スーとヒトミサンは兄弟って・・
ヒトミさんを隠したと・・・・・・・ある屋敷に行ったら
もぬけの殻だったっと恐ろしい勢いで押し寄せてきたんだ」


レンマ「なんで南山でヒトミなんだよ!えー?」

しばらくその校庭での同級生たちを保健室に運んで
トニーたちと南山の奴の巻物手紙を読むと
そこにはとんでもない事をが書いてあった。

「卒業式朱華蒼とグルの少林学園の坊主ども明朝復活のために
皇帝一族と共に抹殺する それを回避したしたくば ヒトミを出せ
それを拒むのならすべてを灰にする」

何時の話なのか?時代がさっぱりの巻物手紙に少々疲れがでる
レンマたち・・。
ドニー「おいおい何かの逆恨みがタイムスリップして
俺たちにとばっちりだろ?無関係なのになあ~」

レンマ「まてよーヒトミってスーの妹
ああそうか朱華蒼とつながってるというんだ スーは昔々の
御曹司だとマンチェクが言ってたし、血がつながってると思いこまれてるから
ヒトミを南山はいけにえして企業を立てたいんだ ヒトミは女優契約
してるからな それに目を付けて 俺たちを潰そうとしてる
そんな算段だな」

コリン「おまえ~だんだん刑事のよーに推理ができるよーになったんだなー
やっぱり天廩署に仕事したほうがいいじゃないのか??」

レンマ「馬鹿を言うなよ 偶然つなげてみただけだ 
これはまずいぞ スーはお坊ちゃんになってるし 
リュウさんはいないし天廩署は空だし・・・
どうしてこういうときに他のSPを受けてるかね
天廩署・・・・・」

トニーは「何とかしてみようとは思うけど
リュウさんが捕まらないのはちょっとつらい」

レンマたちは何とか卒業式を成功させたいと
今回の難事件を?解決しようとしていた。


つづく

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月21日(火) 14:38
今作で再登場したキャラクターと新キャラクターのご紹介。

実際の演員の皆さんです。
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上段左 桂綸鎂(グイ・ルンメイ)海洋天堂ーリンリン、龍門飛甲ー韃靼族の女頭目、チャン
上段右 孫儷(スン・リー)スピリットー月慈
下段左 任達華(サイモン・ヤム)ヒットマンーチャン警部
下段右 張敏(チョン・マン)烈火風雲ーイェン、魔教教主ー素素&趙敏

page1.jpg
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上の俳優さんをモデルに描いたキャラクターです。
上段左 くまきんの彼女、ペットショップ勤務の桂木果鈴
上段右 キョウマの彼女、リサ
下段左 天廩署新署長 ヤム
下段右 リサの従姉妹 すず

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月21日(火) 14:34
hiyokoさんからの続きです。

第六章

-時は少し遡る-

片付けもすっかり終わったヒトミは街角のカフェにスーを呼び出した。

ヒトミ
「ごめんなさい、兄さん。忙しくなかった?」

スー
「資料整理も終わったし、近頃平和だからな。で、なんだ、話って?」

ヒトミ
「レンマのことはヤム署長さんから聞いたでしょ。なにか言ってた?」

スー
「あぁ。惜しい人材だったってちょっと残念そうだったよ」

ヒトミ
「もしワタシが余計な口添えをしていなかったとしたらレンマはあの話を受けたかしら?」

スー
「いいや、お前がなにも言わなくてもレンマは学園に残る道を選んだと思うよ」

ヒトミ
「だとしたらこの原因はすべてワタシにあるわ」

スー
「うん、、、お前の気持ちは嬉しかったにせよ、あいつも男だからな。自分で決めたことに下手な横槍を入れて欲しくなかったんだろうな」

ヒトミ
「レンマに天廩署で働いて欲しかった理由はひとつなの」

スー
「俺のことだと言いたいんだろ?なぁ妹よ、俺のことであいつと揉めるのを俺は見たくない。たとえ義理であっても俺はお前の兄であってキンゾウの息子だ。あいつが勘違いするようなことはもうするな。いいな」

ヒトミ
「このまま行くべきかしら?それとも、、、」

スー
「後悔しない道を選べ。素直になれ」

ヒトミ
「兄さん、ありがとう」

スー
「おっ、ユーロから呼び出しのメールだ。そろそろ行くよ」

二人はカフェをあとにし、別方向に別れた。

-今に至る-購買部では・・・

みに
「こんにちは。新しい機械の設置に来ました」

おばちゃん
「待ってたのよ。みにさん」

ひかり
「新しいガチャガチャですか?なにが出て来るの?」

みに
「武侠&功夫キャラが勢ぞろいですよ」

ひかり
「わぁ、これはドラゴン危機一髪の時のブルースね。欲しいわ~」

紫苑
「わたしはこの銀髪のアンディかな。ゴッドギャンブラーラスベガス大作戦の時よね」

ひかり
「ミーコさんが欲しいの、当てましょうか?」

おばちゃん
「いいわよ、当ててみて」

ひかり
「この結髪で裾を捲り上げてる浪子燕青のウーさんでしょ?」

おばちゃん
「当たり~!なんでわかったの?」

ひかり
「だってこの間、動画サイトを食い入るように観てたの知ってるもん」

紫苑
「そうだ、みにさん。来月の卒業式イベントのお話は聞いてる?」

みに
「いいえ」

おばちゃん
「また学園関係者が全員参加の武侠ドラマをやることになってね。今、脚本を書いてるのよ。どう、出られそう?」

みに
「三月は新製品の配達で忙しいのですが、是非とも参加したいので時間を作りますね」

マンチェク
「こんにちは、ミヤコさん。夕方、法海師匠と無忌が戻るので、献立はお任せしますので膳を三脚用意してもらえませんか」

おばちゃん
「畏まりました」

みに
「では、次の納品があるので私も失礼します」

マンチェク
「では、あとで取りに伺います」

みに
「マンチェクさん、待って!なんか元気ないわね?」

マンチェク
「そ、そうですか?」

みに
「お昼は召し上がった?まだなら一緒にいかがかしら?」

マンチェク
「あっ、はい」

みに
「前に行った飲茶のお店にまた行きたいの、いい?」

マンチェク
「はい」

-飲茶楼、南天楽-

みに
「さっき、紫苑さんたちに聞いたんだけど、卒業式イベントでまた武侠ドラマをやるんですってね。私も出演依頼をもらったのよ。もちろんマンチェクさんも出るわよね?」

マンチェク
「えぇ。全員参加ですから」

みに
「そうそう、マンチェクさんは進路決めたの?あぁ、まだ卒業じゃなかったわね」

マンチェク
「あと一年武術を学んだら、仏法講師の修行を本格的にやるつもりです」

みに
「無忌くんがひかりさんのお寺への婿入りが正式になるまでの間だってことね?」

マンチェク
「えぇ」

みに
「ねぇ、私といてつまらない?」

マンチェク
「そんなことあるわけないじゃないですか。どうしてそんなこと言うんですか?」

みに
「だって、なにも話してくれないんだもの。さっきから私ひとりで喋ってるわ」

マンチェク
「みにさん、どうして俺のことを誘ってくれたんですか?」

みに
「マンチェクさんと飲茶が食べたかったからよ」

マンチェク
「飲茶だからですか?じゃあ、もし俺が座禅をしに箱根にドライブに行きたいと誘ったら付き合ってくれますか?」

みに
「もちろんよ。いつ連れて行ってくれるの?来月は年度末で忙しいから出来れば今月中がいいわ」

マンチェク
「それは座禅が好きだから?それとも箱根?あっドライブですか?」

みに
「座禅はすっごく好きな訳じゃないけど、箱根にドライブなんていいなと思って。何故誘っておいてそんなこと聞くの?マンチェクさんって面白いわね」

マンチェク
「じゃあ、もし誘ったのがレンマだったら行きますか?」

みに
「レンマさん?まぁ、そんなはずは絶対ないと思うけど誘われても行かないかな」

マンチェク
「箱根にドライブが好きでもレンマとじゃ行かないってことですか?」

みに
「そうよ、マンチェクさんが誘ってくれたから行くのよ」

マンチェク
「じゃあ、次のみにさんの休みでどうですか?」

みに
「いいわよ。あっもうこんな時間。次の納品があるからそろそろ行かなきゃ。今度の土曜がお休みなの、10時頃学園まで来ればいい?」

マンチェク
「ハイ。では待ってます」

みに
「誘ったのは私だから払っておくわね。じゃあお先に、ゆっくりして行って」

マンチェク
「俺も無忌たちの出迎えがあるので一緒に出ます」

店を出たみには軽トラに乗り次の得意先に向かった。

レンマ
「マンチェク、一人で昼飯か?」

マンチェク
「あぁ、いやっ、みにさんと食べた」

レンマ
「おっ。僕の助言をすぐに実行したのか?さすが色男はやることが早いな」

マンチェク
「違うよ、みにさんから誘ってくれたんだ」

レンマ
「で?」

マンチェク
「でって?」

レンマ
「まさか、飲茶を食べただけってことはないよな?」

マンチェク
「座禅をしようと箱根にドライブに誘ってみた」

レンマ
「で、返事は?」

マンチェク
「今度の土曜に行くことになった。でな、レンマ。
マンチェクさんが誘ってくれたから行くのよって言われたんだけどこれってどういう意味だ?」

レンマ
「僕にそんなこと聞いてもな。女心のことはお前の方が敏感だろ?」

マンチェク
「ありがとう。で、レンマはあれからどうした?」

レンマ
「ヒトミとのことは神のみぞ知るってとこかな。これまでもそうだったけど、僕がまたなにか言っても拗れるだけだ。ヒトミがなにか言ってくるまで待つことにしたよ」

-時を同じくして道場では-

くまきん
「もしレンマが兄じゃなかったとしたら、お前どう思う?」

キョウマ
「うーん、難しい質問だね。人としては立派だけど男としたら物足りなさがあるね。なんで?」

くまきん
「おいらには女姉妹だけだからさ。兄弟がいたらどんな感じかと思って」

キョウマ
「僕は優しい姉さんが欲しかったな。お互いないものねだりだな」

ドニー
「これこれ、女っ気のないお二人さん。なにしてる?そうだ、脚本できたかな?」

くまきん
「自分だっていないくせに」

ドニー
「今、いないだけだ。あっちに行ったら可愛いチャイナ・ガールをゲットするんだ」

コリン
「本土の女より香港ガールはイケてるって聞いたぜ」

キョウマ
「まぁ、どっちにしてもあっちの女性は日本男児に興味津々らしいから気をつけて」

アンディ
「またここで井戸端会議か?」

トニー
「道場は本来稽古をする場だよね。みんなが集まると井戸端会議場と化するのはなぜなんだ?」

コリン
「そして話題はオ・ン・ナ。そう言えばキョウマ、ジンスン先生のお嬢さんとはどうなったんだ?」

ドニー
「童子功は破れたか?それともあえなくフラれちゃったか?」

キョウマ
「そうやって面白がってろ。彼女は今年卒業で大学受験が終わるまではメールだけで付き合ってたんだよ!そして無事合格が決まったからこれからは本格的に交際開始さ!」

アンディ
「良かったな。くまはあっちで彼女探すんだろ?」

くまきん
「実はおいらもペットショップの女性と交際中なんだ。桂木果鈴(カツラギカリン)ちゃんって言うんだ」

コリン
「じゃあ遠距離恋愛か?淋しいな」

くまきん
「それがさ、カリンちゃんもあっちにずっと興味があったみたいで、一緒に行くんだ。向こうに友達もいるらしくて居候しながらペットショップで働くって言ってる。ニャアこも連れて行くから面倒もみてくれるって」

コリン
「なんだよ。女っ気ないのはオレらの方じゃねえか。レンマにはマドンナ、キョウマはジンスン先生のお嬢さん、くまにはネコ好きのカリンちゃん、ひかりさんも無忌がいるし、パンさんにはおばちゃんってか」

キョウマ
「リサさんの従姉妹はどう?この間会ったけどすっごい美人だよ」

ドニー
「従姉妹ってことはジンスン先生が叔父さんだろ?美人も怪しいな」

キョウマ
「リサさんの母方の従姉妹だよ。張素素(すず)さんって言って、OLさんなんだ」

くまきん
「と言うことはあっちの出身?リサさんはハーフだったよね」

キョウマ
「あぁそうだ。あっちの国営銀行員なんだけど、こっちの支店に駐在員で来てるんだ。こっちにいる身内はジンスン先生家族だけだから、お店の近くにマンションを借りて住んでるらしいよ。
そうそう!なんでも功夫アクションの映画も好きで、見た目は長身でがっちり型が好きだとも言ってたよ」

ドニー
「コリンとピッタリじゃねぇか」

コリン
「是非とも紹介してくれ、キョウマ」

キョウマ
「いい人がいたら紹介してって言われてるから、明後日でどうか聞いておくよ」

トニー
「それはそうと、脚本がまだじゃなにもできないね」

アンディ
「キョウマ、催促してきてくれよ」

くまきん
「あの三人に任せておけば大丈夫だって」

キョウマ
「きっとすごいのができてくるから、引っ越しの荷造りでもして待ってろよ」

アンディ
「僕たちは来週の入社式が終わったら卒業式イベントのために一度戻るから、それまでには書き上げてもらってくれよ。じゃあ」

アンディとトニーは帰って行った。

ドニ-
「俺らも行くか!」

くまきん
「ねえ、キョウマ。二人にも協力してもらおうよ」

キョウマ
「パンさんのことか?」

ドニー
「なんだ?」

キョウマ
「無忌とひかりさんの結婚もさて置き、その前にパンさんたちのことも放っておけないだろ?」

コリン
「そのことか。レンマが校長になるのは確定だけど、あれからどうなった?最近レンマも見ないしな」

キョウマ
「兄さんはマドンナのことで頭がいっぱいで、それどころじゃないからね」

くまきん
「レンマもパンさんが武術講師になるのは賛成してんだから、パンさんを口説くのが先だよ。だって本人にその気がないんじゃ始まらないからね」

ドニ-
「でもさ、仮にパンさんにその気があって武術講師になってプロポーズしたとしても、おばちゃんはそれで結婚する気になるのかよ?」

キョウマ
「うーん。確かにパンさんは用務員には誇りは持ってるけど、結婚するには自信がないって前に言ってたけどね」

コリン
「そう言えば俺もパンさんに聞いたことあるぜ。おばちゃんは武侠ドラマばっかり観てて、なに考えてんだかわかんないってな」

くまきん
「武侠ドラマが好きってことは、つまりは武術家好きってことでしょ」

ドニー
「妄想と実生活は別かもしれないぞ」

キョウマ
「前は大地無限の主人公、次は少林武王の主人公、今は浪子燕青の主人公だよ」

コリン
「ってことは?、、、共通点は真の武術明星ってことか!演者は三人とも武術チャンピオンだぜ」

キョウマ
「そうか!じゃあ、やっぱりパンさんが武術講師になることはおばちゃんの望みかもしれないね」

くまきん
「ねっ、やっぱりおいらの言った通りだろ。先ずはパンさんを説得して、ウミノシン師匠に頼みに行こうよ!」

四人は用務員室へと走っていった。
するとパンは武術講座のDVDを観ながら、套路を踏んでいた。

キョウマ
「パンさん、それは迷踪拳だね!」

パン
「おぉ、みんな揃ってどうしたんだ?あぁ確かに今のはキョウマが言うように、別名が燕青拳と呼ばれる迷踪拳だ」

くまきん(ドニーとコリンに耳打ち)
「やっぱね。燕青拳は今、おばちゃんが夢中なやつでしょ」

ドニーとコリン(くまきんに耳打ち)
「あぁ、ってことは、やっぱり、そうか」

キョウマ
「ねぇ、パンさん。無忌の結婚のことは聞いてるでしょ?」

パン
「あぁ、あいつに聞いたよ」

くまきん
「で、おばちゃんはそのことでなにか言ってた?」

パン
「キョウマ、くまたち三人になにか話したんだろ?」

キョウマ
「手っ取り早く言うね。兄さんがここを継ぐことになった。でも武術講師の増員を希望してて、師匠の話では精武学園からも新任講師が来るみたいだけど、兄さんはパンさんのことも推薦したいらしいんだ。もしそうなったら引き受ける?」

パン
「ユアンジャ兄貴はわたしの大親友でもあるし、そうなれば確かに嬉しい。だが、わたしには人を教える資格はないんだよ」

キョウマ
「僕が天宝寺と闘うことになったときには教えてくれたじゃないか!」

パン
「あれはキョウマにだから教えたまでで、人様の息子さんたちを指導する資格がわたしにはないと言うことだ」

キョウマ
「どうして?」

パン
「わたしの過去のことはあいつに聞いただろ?」

キョウマ
「特殊部隊にいたってことだけね」

パン
「特殊部隊と言えば聞こえはいいが、使命のために大勢の人を殺めた。わたしの武術とはそんなものなのだ」

キョウマ
「、、、でももうそれは過去のことで職務だったからでしょ。今は違うよ、パンさんは武術が出来る用務員さんじゃないか!だから、武術講師になって僕のことを一生懸命応援してくれるおばちゃんを幸せにしてあげてよ!」

くまきん
「そうだよ、それだけじゃない!おばちゃんはみんなの好物を一生懸命作ってくれてるんだよ」

ドニー
「俺は来月あっちに行くけど、その前に吉報を聞かせてくれよ!」

コリン
「オレはあと二年ここに残るから、パンさんに武術を習いたいよ!」

キョウマ
「おばちゃんはあの時、身の危険を承知の上で変装してまで闘ってくれたんだよ!」

パン
「キョウマ、それは!」

くまきん
「あの時に変装?」

コリン
「まさか、コンビニの掃除婦か?」

ドニー
「もう一人はやっぱ、ひかりさん?」

キョウマ
「おばちゃん、ごめんなさい。パンさんを説得するためだ、赦して!」

パン
「知られてしまったのなら仕方ないな。確かにちっちゃい方の掃除婦はあいつだ。武術はわたしがあいつに教えたんだ」

キョウマ
「おばちゃんにも教えたんでしょ。だったらパンさん、お願いだよ。結婚のことはそのあとにしても武術講師になってよ!」

パン
「わかった。レンマがわたしのところに来たら考える。でも師匠とレンマには君たちから決してなにも言わないと約束してくれ」

キョウマ
「わかった、約束するよ」

くまきん、ドニー、コリン
「約束する!」

続く

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by hiyoko » 2017年2月20日(月) 15:02
五章

―――招待状―――


天廩署の中では変わらずの日々が続いていた。

スーは出勤しデスクで仕事をしていた
色々ある中だが仕事仕事 いつもの仕事をこなしていた時
付箋に目が留まり「はあ」と言った感じでそれを見ていると
ヤム署長が呼んでると声がした。

スーはぼーっとしながら署長室に入って行った。

スー「何でしょ?」

ヤム「レンマ君は元気かな?」

スー「多分 会ってないんでわかりませんが・・」

ヤム「今度少林学園の卒業式がホテルであるらしいんだが
君に招待状だ」

スー「またなんで??」

ヤム「それはこちらが聞きたい スーなぜ 朱華蒼エンタープライスから
君あてに来てるのかね?」

スー「それ間違えたんじゃないですか?その会社も縁がないですしね
それって昔からの上海かどこかの財閥企業ですよね??
今日本に根付いて日本の企業ですけど・・私は関係ないですもん
そーんな財閥って・・一般市民だし」

ヤム「その割にはくわしいじゃないか?」

スー「だって・・うちのマンションその会社系列のビルらしいですから
そうゆうことくらいは知るでしょう・・いくらなんでも
だからと言って関係はないですよ」

ヤム「そんな高級のマンション借りてるのか」

スー「友達とシェアですよ 」

ヤム「シェアねえ~」

ヤムは少し疑うようなそんなふいんきの口調で
スーの話を聞いていた。

スー「やだな・・僕がシェアするとか外見で
似合わないとか思ってるでしょ?」

ヤム「ああその恰好からは想像できないな
一人で適当に暮らしてるってイメージだね」

スー「まあ~運が良かったんですよ」

ヤム「家賃は?」

スー「二人で3万分けて 6万くらいですかね~」

ヤム「えらく安いな」

スー「都内でそれだから借りたんですよーシェアで」

ヤム「ほー」

スー「で??話は済んだのなら帰りますけど」

ヤム「いや終わってはいない 朱華蒼の主はどうやら
君あてに送ってきたんだ。それも身内に送るゴールドの
カード付きで」

スー「署長それ譲りますけど」

ヤム「でアイデアがある」

スー「はあ」

ヤム「君私と行かないかね」

スー「それ一枚ですよね?」

ヤム「君が女装をして」

スー「女装?仮装大会でもするつもりですか?」

ヤム「女装大会見てたよとてもきれいだったよ
 私の傍にいてもそんなに変じゃないと思って」

スー「ヤム署長の目を射止めたのは嬉しく思います」

ヤム「謙遜はいい 仕事を一緒にしないか?」

スー「お誘いですか?けど貴方は顔がばれてますよね?

ヤム「君は貴婦人に私はボディガードという仕組みで」


スー「冗談なら面白いですけど 仕事なら少し間抜けですよね
失礼ながら、見抜かれやすい手だそれは通じませんよプロには」

ヤム「やはりそう言うと思ったよ スー君でもこの招待状どうするの?」

スー「私をどうしても行かせようとしてますね?」

ヤム「ああそうなんだ」

スー「悪いんですけど 同じ行くならちゃんとしたいので。
自分で選ばせてもらえませんか?」

ヤム「ほう~それは」

スー「僕にも選ぶ権利があります 心当たりの人がいるんですけど駄目ですか?」

ヤム「それは?」

スー「秘密です」

ヤム「そう来たか、また君に振られたな」

スー「誘った覚えはありませんよ」

ヤム「君は知らないだけだ」

スー「美人なら覚えてますよ僕。」

ヤム「これを」
招待状を渡した

スー「どうも」 にこっとして招待状をもらった。

ヤム「ああ  楽しんできたまえ」

スー「ええそうします」

そういい署長室のドアを閉めた。


―――タワーマンション・・-

それから招待状をもらい そのまま定時過ぎの二時間仕事をして
車で自宅に帰宅した。

久しぶりに帰る自宅のマンション。
シェアしてるのはたまに帰ってくる人間。

部屋3Kくらいか、適当な大きさスーにはすでに分からない。
一緒に住む人間が値段も見ずに適当に決めたと言っていい・・。

家具と言えば スーの部屋にベッドがあるくらい
後は・・・オーデォ類にPC 壁に張り付く様に
置いてある。

居間になる場所はとりあえず広い 夜景が見える場所もある
滅多に見た事はない。リビングともいう大体メインの生活空間の場所。
落ち着くカラーの壁紙がしてあり、スタイリッシュ?という
言葉がちょうどいいという。

あとは誰が見るのか?のおおきなTV ソファ 机・・
そしてシャワー室・・・洗面台 洗濯機
クローゼットにはクリーニングしたままのスーツあるいは
外出着 (遊びに行くときに着る服ともいう)
それくらいだった・・・。

スーはコンビニで買ったビールや今日食べる物を冷蔵庫に入れ
カードキーをリビングにある自分が座る場所の机に置き
携帯などの小物をはずし置くとラフな服に着替えた
そのままキッチンに立ち先ほど買った夕食の材料を手早く料理した。
一人分の生ハムサラダ 仲伍から教えてもらった中華風タンドリーチキン
(すでに下調理してあるものに少し加える程度)をオーブンに入れ
ロールパンをレンジにいれておき 立ててあるナイフホークをランチマットと
一緒に  リビングの机に持っていくと適当におき
チキンが焼けるまで シャワー室で汗を流し髪を乾かした。

そしてTVをつけると チキンなど持って行き
夕食を済ませた・・。
スーの外見からはコンビニで済ませる生活だろう?と
いうイメージがあるが 結構こまめにした調理をしたものを
持って帰り調理して食べるタイプである。
どうやらアメリカ暮らしで外食に飽きたらしい・・。

それと昔キンゾウたちと暮らしていたので割と家庭の家事を
あれこれする習性が残っており割と生活感がない
雑然とした部屋をイメージするが、きちんと派。
断捨などはすぐし 自動掃除機を使ったりして
掃除は割とするらしい・・。
本人曰く掃除をしてると割と気分転換になるとか・・・
ユーロにそう言ったらユーロは「お前外見とえらい違うぞ。。」
そう引かれたらしい・・・。


適当に夕食を済ますと TVをけし オーディオからラジオ~ボサノバが
流れスマホを適当に確認しPCを開けその日の話題を適当に見たり
ソファに寝転んで雑誌をぼーっと見るのが 最近の日課になっている。

スーは広い家でボー――っとしてしてる時が一番ほっとするらしい・・。

ビールを机に置いてソファでゴロゴロ スタイリッシュな部屋で
中年?親爺がゴロゴロ独身とはこれいかに???そんな所だが
そのいい時間が突然チャイムのベルで変わる。

―――ヒトミ―――


スーは「だれだよ・・・・・・」

ソファから立ち上がらりスリッパをはいて
玄関のインターホンを取り「もしもし・・・」
「・・・」スーは受話器を置こうとしたとき
「兄さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いる?」
かすかに女性の声がした。

スー「ヒトミ」

スーは仕方ないなと車にキーなど手に取り
そこにあったジーパンとジャケットを羽織り
少し厚手のコートを羽織るとドアを開けて閉め
少し酔ってうずくまっているヒトミに声をかけた。

スー「ヒトミ送ってやるから立てよ」

ヒトミ「今日は泊めて兄さん ヒック・・」

スー「お前なあ何時だあと思ってるんだ」

ヒトミ「まだ22時くらいじゃない・・ヒック」

スー「飲んでるのか・・タク・・おい立てよ」

ヒトミ「何よー女っておもってないくせ・・にー」

スー「帰るぞ 今どんな時期かヒトミもわかってるだろう
仕事の契約が来てるんだろ、女優として仕事するんだろ」

ヒトミ「えー怖いの—?ヒック私とスキャンダルになるの・・」

スー「馬鹿野郎 アホか 馬鹿言ってないで キンゾウが待ってるぞ
帰ろうぜ!立てよーコラ!」

スーはヒトミを立たせようとするがヒトミは酔ってると
疲れてるのとグダグダで足に力が入らない。

スーは仕方ないな・・・・・・そういいスマホを取り出し
キンゾウのナンバーを押したが一行のこの身内も出ない
スー「タク・・・親爺がー!」

スーレンマにTELしたが一向に連絡取れず
仕方ないのでトニーとラウに電話した。

トニーはクラブで?飲んでいるのか?
「え?・・ヒトミ??」

スー「オイコラ・・もういい」ぶちっと切ると
仲伍に連絡をした・・。

仲伍「どうしたんです?」

スー「わるいなあ~ヒトミがなぜかマンションまで来てて
いま動けない」

仲伍「え?????????倒れてるんですか?」

スー「遊んで酔って立てないんだ・・・・すまない」

仲伍「行きますよ」

スー「すまない開けておくから・・・。」

そういい仕方なくヒトミを抱き上げ部屋に入ると

隣のソファに寝かせた。

スー「どうしようか・・・・」

仲伍「スー様預かる事は出来るのですか?」

スーはうーんとしばし考えていた。
確かに兄弟ではあるが、まだ学生・・・
世間一般ではまだ子供という認識の元
これはあまり・・ではなくよくない。
幾ら兄弟でも 同居してるわけではないから
親元に送り届けるのが自分の仕事になる
これを泊めてしまったら自分の仕事に支障がでる・・・

スーはしばらく考え「仲伍君やっぱり泊めるのは駄目だよ
キンゾウに送り届けなきゃ・・」

仲伍「車をこちらで用意します。その方が安全ですし
キンゾウさんに連絡が取れないという事なら
私から連絡を入れますよ」

スー「いや連絡は僕がする こんな夜遅くに呼び出して
本当にごめんよ・・」

仲伍「いえ^^一人で何かしたらスー様の仕事上
間違いがあったら困るのですよね」

スー「連絡してみるわ」

仲伍「ええ^^」

スーはキンゾウに電話をしてメールをしていたが
さっぱり連絡はつかずメールもいつ読むんだかわからない状態・・。

スー「どこに行ってるんだよ!!!!」

思わずスーは声を荒げた。

仲伍「スー様僕ここで泊まりましょうか?」

スー「それは仲伍君が帰宅しないって言うあの屋敷は
とっても困るんじゃないの?? それまずいよ それなら
俺がそっちに行った方がいいし・・・」

さすがに頭を抱えて上手く整理できてない・・。

仲伍「いえ^^出張とかよくあるので屋敷を空ける事は
よくありますよ 大丈夫 スー様の方がこれは困ると思います
夜も遅いし」

スー「だな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あービールなんか飲まなきゃよかった・・運転もできない・・」

仲伍「ローグさんに電話してみます」

スー「うわ~まって・・・・・・まって・・・」

仲伍「大丈夫ですよーここだって半分あの人が勝手に
契約してスー様を住まわせたんですから、スー様は
契約しなくてもいいって以前の舎監に住んでいたのに
勝手にしたのは主ですからね~」

そういいローグに電話した仲伍だった。

電話にローグが出ると何やらおかしな感じが・・。

ローグ「なんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

仲伍「ローグさん他の人と何してるんですか?」

ローグ「仕事だ 用件を聞こう」

仲伍はローグにスーとヒトミの訳を話し
ローグは一言「スーは兄弟だろ
それが困るならお前が一晩とまれ」

それをいい切ってしまった。

仲伍「仕事って言ってたけど・・」

スー「何かあったのか?」

仲伍「怪しい」

スー「仕事でそうゆう事もあるさ 俺もあったもん」

仲伍「そうだといいのですけどね」

スー「いいじゃないか~たまには^^」

仲伍「えーーーーーーーそうなの?スー様」

スー「普通普通あれがどこでも違う方向があった方が
こっちが怖い・・・寒気がする」
ぶるると身震いするようなリアクションをして
仲伍は笑った

仲伍「ローグさんは二人がまずいならお前がいればいいだろ
だって・・・」

スー「そうかあ~でもキンゾウには連絡をしないとな」

そう言っていたら携帯が鳴っていた

スー「噂をするとキンゾウだ」

スー「もしもし~親爺?」

キンゾウ「スー!なんだワシは仕事で忙しいんだ!」

スー「ヒトミが飲んで俺のマンションに来てる」

キンゾウ「お前!!!!!!!!!!!!!!!飲ませて連れ込んだのか!!!!!!!!!
あ!!!!!!!!!!!!」

スー「おいおい そんな俺が悪い奴か?
冷静になってくれよ」

キンゾウは電話の向こうで金切声を出している。

スー「あのな・・・キンゾウそれで今日は遅いから
俺の部屋でキンゾウを預かるから」

キンゾウ「スー!!!!!!!!!お前!!!!!!」

スー「ローグ邸の執事の仲伍君と俺でヒトミを
預かっているからわかった?この事伝えたからな」

キンゾウ「&%&‘()」==」

スー「・・・」

スーはよくわからない事を言ってる
キンゾウの電話を切り頭をかいた。

仲伍「どうでした?」

スー「なーんにも聞いちゃいない はあ・・・
困った親爺だな・・今ドタバタしてるのは分かるけど
もうちょっと何とかならないのかね」

仲伍「今学校は色々あるそうですから 武術校と文化校を
わけるとか時々こちらも話が聞こえてきますね~
有名な企業に出すそうですから 映画会社の契約とか・・」

スー「そうなの???」

仲伍「ええ」

スー「そうなのかあ~」そう言い

ぐっすり眠ってしまったヒトミの傍に行き
「それでレンマと上手く行ってないのか・・なるほどな」

スーは抱きかかえ自室のベッドに運ぶと 巻き付いている
服をそっと脱がしハンガーにかけて そっとメイクを吹く
化粧品で拭いてやると素顔はまだ10代の女の子だった。

スー「無理をして・・大人に見せてもまだまだ子供だな」

彼女のメイクは元の綺麗な顔をより綺麗に見せる事が出来
まさに化粧=化ける よく言った物だとおもった。
クーク眠ってる妹をしばらく見つめてその後そっと
自分の部屋を後にした。
――――――二人――――――――――――
スーは仲伍にローグの使っていた洗いたての
部屋着を渡すと「あ・・・・・・あんまりオシャレじゃないけど
一応アルマーニのブランドの部屋着・・バスに入って
ゆっくりして 明日は休暇だから」

仲伍「え?」

スー「なぜか署長が休みをくれた 後で話すよ」
仲伍はうなづきスーが貸してくれた服に持ってバスに行った。

フードつきの長いウエァとズボン。風呂上りに着る
黒のバスローブ下着 アルマーニである。

仲伍「あこれ~僕が全部そろえた部屋着セットだ」
呟きながらシャワーを浴びゆっくり湯船につかった。
仲伍がゆっくりお風呂に入るなどほとんどなくここが
ある意味初めてだったらしい・・。

仲伍ここで・・・・いやいや・・と思い
スーとローグが二人ではいってるもやっとした
そんな空想・・・少し長めにゆっくりお風呂タイムとなり
冷たいシャワーを浴びて頭をすっきりさせた。

スー「意外とお風呂タイムが長いのは綺麗好きだからな~?」
なんて思ったくらい。

仲伍が湯にはいりもやっとした想像をして長くなったことなど
スーは考えもしなかったのだった。


深夜の時間となり仲伍はバスローブを羽織りミネラルウオータを
スーからもらいぼーっとしながらソファに座り飲んでいると
スーは「どこかの中国の財閥の貴公子だね~よく似合ってる」
笑って言いながら仲伍の傍に行き「バーボンだけど飲む?」
適当にお酒と氷を持って座った。

仲伍「湯船に入ったのは久しぶりです」

スー「そうだろうな~俺もローグがいないときはシャワーだけだもん」

仲伍「え?そうなんですね」

スー「ああなんだか誰か来たら嫌だなーって・・つい」

仲伍「なるほど・・それはそうですね~ ローグさんはシャワーだけ?」

スー「何時入ってるか、実をいうと知らない 爆!」

仲伍「え――――――そうなんだ・・・・・」

スー「だってアイツと俺一緒の空間があまりないし
帰ってきても俺が仕事だったりしてすれ違いが多いから
ここはない・・あった時は結構密度の多いしまあ恥ずかしい事など
全然ないからどこでもフリーダムって感じだな 夜景を見てる事も多いし
ソファでゴロゴロしてるのもまあいい感じ」

仲伍「ぶは!!!ごほごほ!!!」

スー「大丈夫!!どうしたの??」

仲伍「だい・・じょうぶ・・・・・」

彼の中でフリーダムというのが色々な事を考えてしまい
色々「・・・・・」けっして言葉では表せない事だった。

スーは何が悪い事でも言ったかな?と・・。

スー「休みの事だけど・・朱華蒼のパーティの招待カードが
届いていてね・・署長に尋ねられて それでまあそれじゃ考えるし
準備もあるからっていったらなぜーか休暇くれた。
何か死んで来いって言われた感じだな でも俺明日仕事残ってるから
遅くなっても行くけどどう思う?」

仲伍「それはないと思いますけど 家族の事も知ってるんじゃないかなー」

スー「俺は仕事して出張の方がいんだけどね・・」


仲伍「僕はほとんど一人でいたからわからないけど
家族はいいと思いますよ」

スー「血が続いてなくても家族だからなー」

仲伍「そうですよ」

スー「それじゃ 仲伍君も嫌だけどローグもだな・・
ローグは余計だな奴は何考えてるんだか?」

仲伍はそうちょっと嬉しそうに言うスーの顔を
初めてみたと思った。

スー「ヒトミがいなくて俺と仲伍君だけだったら
色々できるんだけどヒトミがいるとそうもいかないな
じゃ一緒に寝ますか~」

仲伍は言ってる事とやることがかみ合わない彼の行動も
ドキドキしながらローグのフードつきの暖かい部屋着を着て
ソファを広げベッドにするスーは羽毛の毛布を持ってきた。
毛布を広げるとそのままソファに寝転び毛布に入ると
「お休み~」と眠ってしまった。

仲伍はどどどどど~しよう・・・とおもながら
ドキドキしながらスーの横に入ろうとしたら
スーは仲伍を引っ張り心臓が飛び出しそうな
仲伍を後ろから抱きしめると「あったかい~」一言
仲伍は心臓が飛び出しそうで眠るどころじゃなかった。

スー「初めての夜みたいにドキドキしてるな」
「襲わないからさ」

そんな寝言だった・・・。

スーは眠り仲伍は震動の音が?静かになった時
眠気が一気にきてスーの横でまた久しぶりに
熟睡をした。

―――家出――――

スーの熟睡はそんなに続かなかった・・。
突然の電話がまたなってしまい
ぼーっとした状態でキンゾウの金切声で起こされる。

スー「なに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

キンゾウ「ヒトミが!ヒトミが!!!!!!!」

スー「ヒトミがどうした・・・・・・・?は?・・ZZZZ」

キンゾウ「家出したんだ!!!!!!!!!!!!!」

スー「家出・・・・」

キンゾウ「お前!!!!!知ってたのか???共犯か!!!!」

スー「あ?そんな!わけねえだろ!!!!!!!!!!!!!!で?家出ってどこだよ」

余りの金切声のスーは眠いの腹が立つのとで思わずキンゾウに
電話口で叫んだ。

キンゾウ「そ・・・・・・・・んなに怒るなよ・・・・・・スー・・」

スーのめったにないその怒号?!のよーな叫び声に
キンゾウは声が小さくなった。

スーは妙な時間帯と伝えたはずの事でイキナリ犯人扱いとは
抑えていたものが吹き出しその叫び声に変身したのだ・・。

スー「あ?! 言っただろ! テメー!」

キンゾウ「なあ・・聞いてくれよ」

スー「??!!!」

キンゾウ「スーの所に家出するって手紙が書いてあって
ワシはそれをさっきレンマから聞いて腰を抜かしたんだ」

スー「何か家出する事をお前らがしたんじゃねえのかよ?!」

キンゾウ「多分・・・結婚の事だ ワシはヒトミにそれでいいのか??って
きいたんだ・・・でもなあんな陶片朴(とうへんぼく)もういいって
お前と結婚するっていいだしたんだ・・・・」

スー「はぁ?ちゃんと三人で話せよ、俺を巻き込むな
俺は仕事でヒトミの面倒は見れないぜ」

キンゾウ「なあ頼む・・・・・・・しばらく面倒見てくれないか?」

スー「親爺あんたなあ!迎えに来いよ!!」

キンゾウ「わしもレンマもしばらく家を空けるんだ・・・
上海 北京と 公演あってな学園の武術部の表演があって
レンマも学校の後を継ぐ後継者としてあいさつ回りもあってな
東京にはいないんだよー・・・」

スー「なぜ連れて行かなかった?。ヒトミは一人にいつもされて
レンマはあまりそういった事を説明しない。結論だけ言うのは
いいけどな、一緒にいるからよりわかりにくい事が多いだろ
見えにくいんだよ・・・・・・・・・・」

キンゾウ「ま・・・あの・・頼む!!頼む!!2か月・・
卒業式までそこでおいてくれ・・桜が咲いたら
あの子もきっとわかることが来るし契約もあって
上海にはくる話もあるんでな」

スー「親爺 !!!!!!!!!!!!」

スー「なんなんだよー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「くそ!!!」

この広い世界に家族という輪のなかにいて
孤独の世界を築いているよーでそれが嫌で
自分もアメリカにとんだ事を思い出した・・。

それが今度はヒトミとは・・・・・・・・・・。

スーの眠気は一気に飛び頭がガンガンしてきた。

そしてヒトミは朝起きてどこがどうだか・・・・・・・・
何がったのか・??????????????

さっぱり覚えてなかった・・

――――――――上海―――――――――――――

レンマはヒトミの手紙を見て固まった。
こんな風に自分の事を思っていたのかと・・

そこに何が書いてあったかわからないが、ヒトミは学校を守ってくれる
そんなレンマの姿を見ながら兄とは違う強さと不器用な優しさを
何時も感じていた。それだけでいいと思っていた・・。

兄とレンマは喧嘩はしてるけど、本当は皆集まってワイワイしてる
そのレンマたちの家族愛が感じられると、仕事で忙しくてもいい
ちゃんと、傍にいて 支えようと思っていた・・そのヒトミの気持ちは
レンマにはわからなかった・・。

けっして優しいだけじゃ守れない非情でないとできない事が
多い最近その中で自分も一緒に苦労をしていこうと思っていた
そんな事を手紙に書いていた・・

レンマはその手紙を見て 呆然・・・・・・・・・・・・・

しばらく色んなことを考え・・
武術どころの話ではなく、これからの事を真剣に考える
事を本当にしていかなくてはいけないのか…と
ヒトミはただ好きっていう事だけではなかったことを
上海で知ったレンマだった・・。

レンマは頭が痛いと珍しく休み 宿から上海の風景を見ながら
昔から聞こえる胡弓の音色が聞える時間を取り
トニーたちがそのレンマを見てちょっと連れ出してくれた
事もあり・・・彼らにヒトミの事を話した。

トニー「それはレンマの判断も悪くはないけど
レンマの事をちゃんと考えてくれてる女性はいない・・
もう一度向き合って話をしてみたら?」

ラウ「ああそうだ簡単じゃないけどレンマが
一生懸命話をした時ヒトミはちゃんと
理解をしようとしてくれるはず・・
その時改めて・・決断すればいいと思うぜ
結婚焦らない方が俺はいいと思うな
もっと色んなことも経験したほうがいいって」
レンマ「ありがとう・・俺もそう実は思って今はできないと
いう事だったんだけど、誤解が生じたのかも」

トニー「少し言葉が足りなかっただけだ 大丈夫
ゆっくり時間をかけてみたら?」

レンマは二人の女性と一緒にいる時間が長い経験の
つちかったなかからのアドバイスをもらい
なるほどな~と上海お土産を持って帰ろうと・・。

ヒトミにメールした。


――――――
件名 上海 ヒトミへ
―――――――――――――――――――
ヒトミ急に出てゴメン今上海
―――――――――――――――――――
日本に帰ったら一度ちゃんと話したい。
―――――――――――――――――――
帰国したら連絡する。
―――――――――――――――――――
じゃ・・・
―――――――――――――――――――

送信ボタンを押した。

その日の上海の自由の女神がある海辺に公園は
綺麗に晴れていて彼女にも見せたい
メールの添付に写真を添えるのを忘れた彼は
もう一度 「上海2」添付画像をそえ
送っていた。

そんな光景を くまきん コリン ドニーたちが
後ろから見ながら「レンマ~~~~頭痛いのは治ったのか?
恋愛相談か?まあいいや キンゾウが呼んでいたぞ」

そう言いながらワイワイとサボったレンマを
珍しい~と思いながら励ましていた。

―――あと少しで卒業式・・・


つづく・・。

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月16日(木) 15:19
hiyokoさんからの続きです。

第四章 

-時は少し遡る・・・-

ヒトミ
「早かったわねレンマ、署長さんとの話はもう終わったの?」

レンマ
「あぁ、師匠のとこへ行く。じゃあ」

ヒトミ
「それだけ?話があって待ってたのになによ」

レンマ
「大事な話だ。もう行く」

ヒトミ
「ワタシの話も大事な話よ!」

レンマ
「あとで聞くよ」

ヒトミ
「待ってよ!」

ー学園長室ー

ウミノシン
「早かったな。説明会はもう終わったのか?」

レンマ
「お断りしてきました。師匠、この学園を僕に受け継がせてください」

ウミノシン
「いいのか?」

レンマ
「えぇ、もちろんです。師匠が築き上げた学園を受け継げることは光栄なことですから。でも武術体育学校にするに当たって武術講師を増員してくださいませんか?僕一人では無理です」

ウミノシン
「実は少林学園を武術体育学校にすることにしたのは、この間の旅行の時にユアンジャと相談して決めたことなんだ。この学園と精武学園とで姉妹校としての協定を結んで講師増員のことも既に頼んである」

レンマ
「では精武学園からどなたかがいらしてくれるのですね」

ウミノシン
「来月の卒業式には新任講師を連れてユアンジャも来ることになってる」

キンゾウ
「ヒトミとは話したのかい?」

レンマ
「まだですが、学園に残ることは僕の意志です。それにこのことはヒトミとは関係ありませんから」

キンゾウ
「関係ないってどういうことだ?」

レンマ
「それはあいつに聞いてください」

キンゾウ
「あいつって誰だ?」

レンマ
「義理の息子さんです」

キンゾウ
「スーには関係ないだろ!ヒトミの気持ちも考えてやってくれ」

レンマ
「キョウマたちが待ってるのでこの話はまた改めて。では失礼します」

キンゾウ
「レンマ!」

これでいいのだ。
今、自分がすべきことは来月の卒業式記念イベントを無事に終わらせ、少林学園を武術体育学校として存続させることが一番大事なことなのだと言い聞かせながらキョウマたちの待つ道場へ向かった。

-そして今に至る-

キョウマ
「兄さん、もう戻ったの?早かったね」

レンマ
「あぁ、この少林学園は僕が責任を持って受け継ぐことにした。さぁ稽古を始めるぞ」

くまきん
「はい、焼きそばパン。買っておいたよ」

レンマ
「あぁ」

くまきん
「これでおばちゃんとひかりさんも安心だ。おいらも心置きなくあっちに行けるな」

レンマ
「大丈夫だ、くまもあっちで頑張って来いよ。でもおばちゃんとひかりさんになんの関係があるんだ?」

くまきん
「ひかりさんはお得意様をなくすし、おばちゃんも仕事がなくなるだろ」

レンマ
「おばちゃんはウミノシン師匠の娘のような存在だ。それに僕がここを継ぐことはもう決まった。ひかりさんとの契約はもちろん、おばちゃんにも購買部に残ってもらうさ」

くまきん
「そうか、そうだよね。おばちゃんとひかりさんにはお世話になったもんね」

レンマ
「紫苑先生も美術講師として残ってもらうし、みにさんとターフーくんとの契約も引き続きするさ。おっと大事な人を忘れるとこだった、パンさんもだ」

くまきん
「そう来なくっちゃ!で、相談なんだけどさ。パンさんに武術講師として用務員と兼任してもらうってのはどうかな?」

レンマ
「いい案だけど僕一人の意見じゃ決められない」

くまきん
「おばちゃんの為でもあるんだよ」

キョウマ
「おばちゃんの為ってどういうこと?」

くまきん
「パンさんが武術講師として勤められれば生活も安定する。そうすればおばちゃんにもプロポーズできる。どう?」

キョウマ
「よく考えついたな」

レンマ
「師匠の話では精武学園と姉妹校としての協定をしするらしく、ユアンジャ学園長に武術講師をお願いしてるらしいんだ。でも確かにパンさんも立派な武術家だ。師匠に話してみるよ」

ドニー
「さーて。卒業式イベントの演目会議でも始めるか」

コリン
「あれ、マンチェクは?来るって言ってたよな」

くまきん
「無忌と修行じゃないのかな」

アンディ
「後で報告すればいいさ、始めよう。
みんなで参加の芝居をやるか、それとも学園祭の時のように個人演技にするか決めないとな」

トニー
「武侠ドラマも楽しかったな」

キョウマ
「ここも武術体育学校になるんだ。記念に卒業生と在校生、職員も全員参加で武侠ドラマをやろうよ」

コリン
「いいな。キンゾウ理事長は武術監督になるんだろ、この学園のイベントをデビュー作としてやってもらってさ。今まで世話になった学園長に捧げよう」

レンマ
「監督はいても脚本家がいないな」

キョウマ
「それなら武侠ドラマ好きの三人組がいるさ」

レンマ
「おばちゃんとひかりさん、そして紫苑先生か?」

くまきん
「脚本家どころか出演も希望してくるんじゃない?」

キョウマ
「それならそれでもいいじゃない。卒業式イベントは全面的に学園長から生徒たちに任されてるんだ。やろうよ!」

トニー
「じゃあ、先ずは脚本家を引き受けてくれるか頼みに行かなきゃ。卒業式イベントは一ヶ月後でしょ、練習もあるし間に合わなくなるよ」

レンマ
「卒業式イベントでは姉妹校となる協定式もあるそうだ。僕は師匠に話してくるから、キョウマはおばちゃんたちに話してみてくれ」

ドニー
「そう言えば、マドンナは?」

レンマ
「引っ越しの準備でもしてるんだろう」

ドニー
「マドンナも卒業式イベントには出るんだろ?」

トニー
「マドンナの国家活劇公司の契約式は僕のところより早くにあるからね」

ドニー
「じゃあ、卒業式イベントには出ないのか?」

トニー
「契約式が終われば一度戻ってくるって言ってたよ。なぁレンマ」

レンマ
「ドニー、ヒトミのことはトニーに聞けばなんでも知ってるさ。これからは彼に聞いてくれ」

トニー
「マドンナと僕とアンディは監督と一緒に残ったからね。僕は中央京劇座で卒業式イベントが終わってからアンディと行くことになってる」

アンディ
「僕の所属する金星演唱座の契約式も卒業式イベントのあとだからね。ところでコリンは残ることにしたのか?」

コリン
「あぁ、俺もあと二年で卒業だ。もう少し武術の腕を磨くぜ」

一方、洪野家では、、、

ヒトミ
「お父さん、これをそっちに運んで」

キンゾウ
「本当にいいのか?お前はここに残って仕事の時だけ向こうに行くんじゃなかったのか?私なら何とかなるから大丈夫だ。メイドを雇えば済むことだからな」

ヒトミ
「いいのよ、もう決めたんだから。これ重いのよ、早く運んでよ」

キンゾウ
「そう言えばレンマがスーに聞けと言ってたがなんのことだ?」

ヒトミ
「そ、それは・・・」

キンゾウ
「レンマの奴ったら相当怒ってたぞ。一体なにがあったんだ?」

ヒトミ
「天廩署ヘの誘いのことよ。レンマのことでちょっと口添えしたの。きっと署長さんから聞いたのね」

キンゾウ
「口添えってお前なにを言ったんだ?天廩署の話はヤム署長からの話じゃなかったのか?」

ヒトミ
「それもそうだけどレンマがあまりにも悩んでいるみたいだったから。ちょっとだけよ」

キンゾウ
「レンマはきっとスーとお前の仲を誤解したんじゃないのか?」

ヒトミ
「兄さんと私は義兄妹じゃない。そんな筈あるわけないじゃない」

キンゾウ
「バカだな、義兄妹だからこそ気になるんだろ」

ヒトミ
「もういいの。あんな分からず屋の頑固者は好きにすればいいのよ」

キンゾウ
「このまま離れ離れでいいのか?」

ヒトミ
「兄さんともきちんと話した上で決めたの。だからもういいの!」

-その頃、購買部では-

キョウマ
「おばちゃんたちにお願いがあるんだ。来月の卒業式イベントで学園全員参加の武侠ドラマをやることになったんだけど、脚本をおばちゃんたちに書いて欲しいんだ」

おばちゃん
「えっ?確かに武侠好きだけど、脚本なんて無理よ。ねっ、ひかりさん」

ひかり
「嬉しいお話だけど卒業式イベントには父兄やOBの方たちも観に来るんでしょ」

くまきん
「武術監督は理事長にお願いするつもりなんだ。ウミノシン師匠を送るためのイベントでもあるんだよ。お願い!」

おばちゃん
「わかったわ。それでいつまでに書けばいいの?」

キョウマ
「イベントは来月半ばだから、今月中にお願いできればかな」

紫苑
「全員参加ってことは教員も?」

キョウマ
「師匠と理事長を除いた全員だよ。もちろんおばちゃん、ひかりさん、紫苑先生も出演者だよ」

おばちゃん、ひかり、紫苑
「了解です!」

-学園長室-

レンマ
「師匠、卒業式イベントの内容ですが、師匠を始めとする来賓の皆さまに向けて学園全員参加の武侠ドラマを演じることにしました」

ウミノシン
「そうか、それは楽しみだ」

レンマ
「では、監督を理事長にお願いしに行ってきます」

ウミノシン
「キンゾウくんなら引っ越しの片付けでヒトミくんに呼ばれて家に帰ったぞ」

レンマ
「そうですか。では、また明日にでも」

ウミノシン
「いいのか。このままで」

レンマ
「えぇ。僕もヒトミもまだ若いですから、後悔しない道を選ばないと。では、失礼します」

学園長を出て丘の上の東屋へ向かったレンマが一人でぼーっと座り空を眺めていると、丘の下の小川の岩の上でマンチェクが座禅を組んでいた。

レンマ
「マンチェク、ここにいたのか。卒業式イベント会議に待ってたんだぞ」

マンチェク
「俺は人生に迷うとここに来て座禅を組んでるんだ」

レンマ
「迷いってこれからのことか?」

マンチェク
「今後の俺は仏法講師となる無忌の補佐をしながら卒業までは武術と仏法を学び学園に残ることにした」

レンマ
「無忌くんとひかりさんと結婚の話は聞いたよ。無忌くんがひかりさんの寺を継ぐことになるまでお前が補佐すればいいことじゃないか。なにを迷ってる?」

マンチェク
「実はさっきスーさんに会ってきたんだ」

レンマ
「なんでお前がスーと?」

マンチェク
「人には消せない過去がある。俺がこの学園に来る前に武術修行のために本土に留学してたのは知ってるだろ。実はその時に武術を生かしてある秘密結社にいたんだ」

レンマ
「秘密結社ってなんか物騒な響きだな」

マンチェク
「秘密結社ってのは大袈裟だけど、あっちではせっかく身につけた武術を悪の道に使う者もいるんだ。その者たちを正すために悪の道から手を引かせ更正させるための団体施設と言った感じかな。俺はそこの代表格だったんだ」

レンマ
「すごいな」

マンチェク
「でも俺は嵌められ引きずり降ろされ、ある裏切り者に乗っ取られてしまったんだ」

レンマ
「裏切り者ってまさか、天宝寺?」

マンチェク
「さすが、レンマだ。あいつはお前も知ってるように武術を封印され今じゃ廃人だけどな。今はその秘密結社レッド・アイも名を潜めている」

レンマ
「じゃあ、なにに迷うんだ?」

マンチェク
「俺は武術を必死で学びこうしてここまで来たが、何故か女運がない。あっちにいたときに付き合ってた年上の彼女に弄ばれたり、次の彼女は先輩の武術家に取られ妊娠してしまったり、そしてこっちで知り合った女もだ」

レンマ
「あー、クラブで知り合った女性だったな。まだ続いてたのか?」

マンチェク
「実は久しぶりに連絡があって会ったんだけど、借金のための呼び出しだった。あれからはキャバクラを辞めてテレアポの仕事をしてまともに暮らしていたらしいけど、悪辣なホストに嵌まって貢いだ挙げ句に借金で首が回らなくなって俺を頼ってきたんだ。仏の道を学ぶ俺でももう無理だ、関わりたくない。俺には今、好きな人がいるからな」

レンマ
「その女性のためにはもう十分したろ。きっぱりと断れ」

マンチェク
「もちろんきっぱり断ったよ」

レンマ
「じゃあ、いいじゃないかで。で、今、好きな人って誰なんだ?」

マンチェク
「お前も知ってる人だ」

レンマ
「誰だ?」

マンチェク
「みにさんだよ」

レンマ
「ちょっと年上みたいだが、いいじゃないか。なにを迷う?」

マンチェク
「それよりレンマ、お前はどうする?ヒトミさんはお前が戻るのをずっと待ってたんだぞ」

レンマ
「ヒトミのことはスーに託すことにする。彼ならしょっちゅう仕事で本土と行き来してるからな。天廩署の話も実はヒトミの助言があって新任署長が動いたことだったんだ」

マンチェク
「そのことはヒトミさんにも聞いたけど、それはスーさんとお前が一緒に自分たちを守ってくれることを望んだからじゃないのか。ヒトミさんは2人とも大事だから、そして理事長とのこともあるからお前に仲を取り持って欲しかっただけじゃないのか?レンマ、お前は俺より頭もいいはずだ、気づいてやれよ」

レンマ
「さっき、ヒトミが大事な話があるって言ってた」

マンチェク
「きっとこっちに残るって話だよ」

レンマ
「女優になるんじゃないのか?」

マンチェク
「本土とこっちは飛行機で三時間の距離だ、向こうに住まなくたってできるだろ。そう言えば不動産屋を紹介して欲しいとも言ってたからな」

レンマ
「ありがとう、マンチェク。お前はもう立派な武術家だ。悩まずに思うままブチ当たれ。でももし砕けたら僕が慰めるさ。じゃあ!」

続く

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by hiyoko » 2017年2月15日(水) 16:36
三章
・・・・騒動・・・・・・・

学園の継承問題などの問題が山積みの少林学園の事もレンマの肩にかかり
天廩署の刑事の事などは考えられず断ってドアを閉めると
廊下を歩いてスーのいる仕事場を横目に帰ろうとした時
スーはレンマに声をかけた。
「レンマ用事は終わったのか?」

レンマ「 ボケがはじまったのか?さっき話しただろ
スーの言うとおり俺は刑事に向いていない
学校の事もあるしな、だから断ったんだ。
スー自分で決めろって言ってたよな?
俺は学校を継ぐ事を選んだんだ。」

スー「そうか」

レンマ「いい忘れるところだった ヒトミはスーと一緒の方が
いいと思うぜ。よろしくな~任せたぞ。」


スーはいきなりレンマからヒトミの事を託され、何がどうだか?
さっぱりの状態だった。

―「まかせたと 人の気も知らぬ  顔なじみ 」(――;)
―とっさの一句― (字余り)―
簡単に言うな スー レンマに連呼―の一句

スー「レンマ 何を言ってるんだ? ヒトミをよろしくって
レンマお前俺がヒトミと兄弟と知っていて言ってるのか?」

レンマは「血がつながってるわけじゃないだろう スー
兄弟として育っただけだろ 俺だってそれくらい知ってるんだぞ」


―「兄さんと 一度もいった事もナシ」-
 スーお前だよ、お前―――・レンマの一句― (-。-)y-゜゜゜



スー「お前 ガッコウの事が大きく頭の中を占めて
一緒になる人の事まで考えらえれないって言えよ」

レンマ「何時もヘラヘラしてるのに真面目だな
そんな顔初めてみたよ。」

スー「お前だけで決められる事じゃないだろって事だよ」

レンマ「ヒトミの事になると真面目に言うんだな 
兄弟じゃなくて親みたいだ、やっぱりスーがお似合いだよ」

スー「レンマ よく考えろ」

レンマ「スーも人間なんだな~いつもの軽い口調が消えてるって
中々見れるもんじゃないな~いいものを見た。
まあ考えてておいてくれ。じゃあな♪」

レンマはスーをからかうように言い 笑いも見せない
スーを笑うと軽い足取りで天廩署を後にした


―「適齢期 とっくの昔 期限切れ」―  結婚に一句 
—知ってるのか?レンマ・・・ ―(スー心の句)(=ФωФ=)


スー「たく・・どいつもこいつも・・」
妙なレンマの言い方に何かを感じながら、新署長に会うために
足を変えた。


レンマは学校へ戻った。

学内では進路でワイワイどこでも誰がどうするとか
皆教科書片手にあれこれ話していた。

キョウマ「レンマ~お帰り しってるか?無忌が結婚するんだって」

レンマ「何時?」

キョウマ「さっき購買部で話があった」

レンマ「え?マンチェクじゃないのか??」

キョウマ「違うよレンマ 無忌だって」

―気がつけば 無忌婚儀 流れてた―\(◎o◎)/!
キョウマ(だってみんなそう言ってるんだもん)
―心の一句―

レンマは天廩署で就職を断って帰ってきたら結婚話まで
話が進んでいて、は~?っというしかなかった。

―「知らねえよ どこまで話 ホントかよ?」―Σ( ̄□ ̄:!!

-さっぱりだぞ、レンマ( ̄‥ ̄)呟くキョウマへ一句―

あちこちで結婚話・・まだ社会に出たわけでもないのに
気の早い話だと、キョウマの話を聞いていた。

レンマ「まだ進路がどちらも向いていないだろ確定した事が
はっきりわかってる事が一番大事なんじゃないのか?
学校もどうなるかわからないのに噂だけでアチコチと
話が広がるのはいい事じゃない キョウマ真実はどこだよ」

キョウマ「レンマ・・・法海師父みたいだ」

レンマ「普通の事だろ」

キョウマ「うーん・・・」

キョウマ「そういえば 卒制の美術の課題提出していなかった」

レンマ「キョウマ~それが今一番大事だろ」

キョウマは「やばい~」そういいシオン先生の所に提出物を持って行った。

レンマが天廩署の話を断り職員室に行きウミノシンにその事を伝え
ウミノシンはそれを受けてうなづくと職員会議に話を持っていく
書類を作ってレンマの継承を進めてようとしていた。

―新署長ヤムー


スーはコンコンとドアをノックしヤムが「どうぞ」
声がしスーはゆっくりドアを開けそっと閉めると
足音もなくヤムのデスクに歩いて行くと
ヤムはにっこりとしてスーを見上げた。

スー「どうも」

ヤム「ダンカンスーか天廩署は君で持っていると本署から聞いた」
スー「そうですか」

ヤム「えらくそっけない言い方だな」

スー「色んなことがありますから」

ヤム「スーはここで一生終える気かな?」

スー「ええ 出世は望んでいないので 役人は気を使うし」

ヤム「それにしては管理官の役をずっとしているが
私がいてもコントロールするかね」

―「――『ロボットか? お前がしろよ 申告書』――」 ―
あーめんどくせえ・・呟くスー一句↑(-。-)



スー「めっそうもない~仕事をするだけです
官吏官の肩書なら返上しますけど♪」

スーはヤムの言い回しに毒づくわけでもなく
距離を持って言葉を交わしていた。

ヤム「スー君は・・・・・・いつアメリカから戻ったんだ?
Wmissionはずいぶん裏を取って精巧に仕事をしてるじゃないか
私怨はなかったのか?」

スー「私怨ですかあ~事件に時効はないけれど、人の心は過ぎれば過ぎて
冷静に見れる目を持ってます。 過去の遺物を清算したただそれだけです」

ヤム「変わらないな・・・」

スー「人はあまり変わらないと思うけれど・・・炎の天使・・・・さん?」


ヤム「さすがだな・・・」

スーはニヤリと笑った。

ヤム「ちなみにそれは誰に?」

スー「誰でしょう? レンマの件どうも」

ヤム「惜しいな、ヒトミ君から頼まれていたんだけど」

スー「そうですか」

ヤム「兄弟なんだって?」

スー「一応 ガキですけど」

ヤム「お互い色々だな。よろしく頼む」

スー「こちらこそ お手柔らかに」

スーは影を感じた・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ヤム「意外としずかですね」

スーの向こうに立っていたのは“仲伍”だった。


—〘ヤムさんへ 股締めあうのは 俺じゃない』―
ふふん~と一句呟いたスーだった●~*


仲伍を見たスーは素知らぬ顔をして初めて会ったように会釈をすると
そっと署長室を後にした。

スー「なーんだ・・そうゆう事なのか・・
それにしても “炎の天使”が来るとはねえ~
天廩署に天使は悪魔になるよーなきがするなあ~ ま、いっか♪」

—「天使たち ヤムの頭は ピカ太郎」―
(新署長の頭を見て一言 ダンカンスー)(^_^)


そういい部下たちをあいさつへ行けと伝えデスクに向かって仕事を再開した。


――――騒動――――


授業の時間 あまり集中していないドニーたちは
ぼんやりしていつつも教科書を立て黒板に向かっていた。

そんなときだった。
「マンチェクがいない」


サボっていたと思われる、キョウマたち
イキナリ教室に入って来て第一声の言葉だった。

法海「お前たち 遅れてきて第一声がその言葉か
まったく卒業を控えているというのに落ち着きがない
マンチェクがいないだと?今日は休みだ。

キョウマ「へ?そうなの?????????・・・・」

きょとんとしたキョウマに後ろの席のドニーが
キョウマにこっちへ来いと小声で言った。

法海「とにかく座りなさい」

キョウマは下を向きすごすご空いていた
椅子に座りドニーに小声で話をした。

―「キョウマよ 怒られるぞ 座ってろ!」―
―ドニーの句― Σ( ̄□ ̄:!!


キョウマは授業をさぼって隣のゲームセンターに
行こうとした所、マンチェクを見たのだ。
その時は学校に行くんだな思い声をかけなかったが
ゲーセンに行って学校に来てみると
マンチェクの姿がどこにもないという。
てっきり武道場か、無忌といるのかと思って
無忌に会い聞いてみたところ今日はマンチェクは
会ってないと言っていたのだ。

キョウマは休みならアイツは大抵修行のため
南山に行っているか瞑想をして自分の部屋から出る事は
滅多にないのに・・外に出かけていく姿なんて初めて見たと
ドニーにぶつぶつと話していたのだった・・。

そんなキョウマを法海は叱りつけた
「何時まで話しているんのだ!!!ヽ(`Д´)ノ!!
机に向かったのなら机に向かう態度があるだろう!
もういい、お前は外で写経を写しておれ!!!!」

法海は大きな声でキョウマを怒鳴ると
キョウマは「マンチェクが!」

法海「事実が判明するまで口にするな!☬!!(`◇´※)!!☬」

キョウマはすごすごと教室を出ていった。

法海は授業を続けていた。

そんな時黄飛鴻師父教室にのドアを開き
法海の傍に行きあることを伝えた。

“マンチェク消息不明・・・”

―――「旅たちが 楽に行かない 最後まで」0| ̄|_―――

―――「マンチェクは! 消息不明 手におえない」(_A_)―――

―レンマたちクラスメートとほほの心の句―(_A_)

そう黄飛鴻師父は伝えると
法海はゆっくりとした口調で「しばらく自習にする」
そう言い黄飛鴻師父と共に教室を後にした。

ドニー達は卒業前にそわそわしていたが
何が起きたかわからないまま自習どころではない。

ラウやレンマたちをはドニーと机を囲むようにして
キョウマの話を聞き始めていた。

ドニー「キョウマの奴の話は本当になるのか?」

レンマ「マンチェク無忌に先のを越されたのがつらかったのだろうか?」

ラウ「まてよ パンさんの方がつらいだろう、そうゆう事なら
パンさん用務員だろ?あの人を講師にするって話をウミノシンに
話してみたらなる程って言っていたから パンさんには何か
アクションがあるはずだ。」

丁度掃除を済ませたパンは教室のざわめきを感じた
だが何がどうかはわからない・・
そんなものに聞く事はしないパンはそのまま
用務員室に帰って行ったのだった。


レンマたちは授業の時間が終わらないか・・チャイムを
気にしながら、今日の放課後探しに行こうと話を詰めて
とりあえず自習をしていた。

レンマ「卒業前だというのに事件ばかりだ」
呟く手元の時計を気にしながら秒針をおい
講義の内容をノートに書き写しす作業を続けた。




―――マンチェク――――


騒ぎの元のになってるマンチェクは南山に行くはずだったのだが
昔の仲間が彼の事を探して偶然を装いマンチェクに近づいた。

マンチェクは振り払おうとして適当にあしらおうとしたが
出来ず腕を取られたのだ。

「おい・・マンチェクそのまま何もなかったですますなよ
お前は優等生で潜り抜けたのだろうが、俺たちはずっと
お前を探していたんだ、昔の事だと思って忘れたら困るんだよ」

マンチェク「お前たちも生き直すという言葉がないのか?」

「へえ~生き直す?馬鹿じゃねえ?
お前レンマの妹の事を取り返すっていってたじゃねえか」

マンチェク「レンマの妹? アイツに妹はいない」

「ヒトミだったけな」

マンチェク「俺には関係ない」

そう言い何とかここをしのごうと思った。


「やめてくれ 今更ここで 通行止め」(゜∇゜;) 
―マンチェクの焦りの句―


卒業前だし騒ぎを起こすのはとても良好とはいえないのだと
マンチェクは考えていたから、昔の仲間とは縁を切り
新しい生活を初めてここまで来たのに
 こんな連中とここで巻き戻しなど考えたくない。
そんな事がよぎり目をあわせずにやり過ごすそうとしたのだが
うまくいかなかった・・・。

マンチェク「最初からそれが狙いだったのか?」

「あたりまえだろ ヒトミを落とせばお前とダンカンスーそれに
レンマとドンドン過去に影がある人間が南山に来る
お前もそういってスーとレンマに仕掛けたのだろ?
今更更生したからって過去は消せないって事も」

「あと・・・・・・・・お前―ダンカンスーが目的で
一度遊ばれたこともな・・全部ガッコにばらしてやるよ
ここに証拠あるしな」

彼らが持っていたその小さなカードにマンチェクがスーとの関係を
残されていたことをマンチェクは聞き顔が青ざめて言葉が
一言もいえなかった・・・
だがどう聞いても後付臭い脅しだというのがマンチェクの
とっさの戻った記憶であり・・この事はこの事件の後
自分の感情の流れでこの仲間が見ていたとはとても思えなかった。


確かに自分の理性がキレてとんでもないことしたと後悔している。
スーに遊ばれたかどうかは?だがマンチェクが事件でバトルをした後
スーをなぜか一目?惚れ??をして天廩署に通った事は事実・・・。

スーは非道だが時折見せるあのにっこりスマイルと人懐こい
その顔は非道さを和らげ 関係ない人間も見入ってしまう
そんなふいんきもち好感度100%の異名を持つ?!
(あくまでも噂だが)そのふいんきにマンチェクは見事に魅入られ
ついつい・・スーを追いかけてしまったという過去。

スーは「あいつ—何考えてるんだ?俺にぼっこぼっこにされたのに
少年院から出て人が変わったなあ~法海師父ってすげー」
笑いながらそんな事を言い少林学園の講師のすごさを


ユーロに語りユーロは「おいおいそれは違うんじゃないのか?
スーの誘惑に落ちたんじゃねえ?」

スー「はあ?お前—目が悪いんじゃないのか?
俺はそんなにいい人じゃねえよ」
「来るものこばわず 去る者追わず が俺のモットーだ」

ユーロ「はあ・・それがいい方向だといいな・・
襲われてもしらねーぞ」

スー「その時は守ってくれるんだろ??」

ユーロ「居合わせたらな・・できればそれは避けたい」

スー「ひでえ相棒だな・・・」

ユーロ「お前を守る俺の姿をイメージしたことあるか?
お前を守るってどれだけ恐ろしいか・・・・」

スー「うーん・・・そっか・・リュウに応援頼もうかな」

ユーロは言うんじゃなかったとため息をし
「あー応援沢山呼んでやるよ 来るかどうかは 置いといてな
どりょくはする・・」

―「―スー警護  そんな暇ない 自己責任―」―(字余り)
ユーロの一句 (-。-)


スー「いいやつだなー^^」

そういった会話をしていたのだったが
事件はおこる・・・・・・・・。

スーはマンチェクを飲んだい勢いでちょっとだけからかったのだが・・・
(悪い癖の一つについ大人の遊びをしてしまう癖がトラブルとなる元凶)

マンチェクはスーが酔っていたとき衝動なのか、スーの女性的な
ニコリ顔にプチンと何がどうなったのか二人の仲など誰も知らず
ここまで担ぎ込んだ所を見ると・・飲み過ぎたというより
適当に遊んで帰宅したというのが本当なのだろと
スーは飲み過ぎて、何が何やらわからない上に、気がついたら
その朝ユーロはあけっぱのスーの部屋に行くと
何もない広い3Kのマンションの広いベッドで
裸のまま眠っていた。

ユーロはスーを起こして「何があった!」
スー「真っ裸でベッドに寝ていた・・微妙に腰が痛い・・・」
その一言だけだった。

“マジお前! 現場処理に 立ちすくみ” ¬!!( ̄∇ ̄;)!!г
(ユーロの心の句)

ユーロ「はーそうですかあ~。(喧嘩して飛ばし蹴りなどするからだ)」

何なのか本人はボーーーーーーっとしていたとくらいだだったので
ユーロから言えば「マグロ」(爆)そう抱えて朝のシャワータイムに
なってユーロは朝から二人で湯浴びという事になった。

「誰と喧嘩して誰に送ってもらったんだよ言えよー
それとも何時もの恋人か?お前は分かる事をしてくれ」

ユーロはあさから男二人裸でシャワーを浴び起きてくれない
相棒を抱きしめる形になりなんだかパッと見たら恋愛してる
秘密の二人などと天廩署で言われかねない一コマなんかになりたくない
何だがなあ・・と同じ顔した相棒を介抱していたことが過去にある。

その時ユーロはまさかあのマンチェクが千一夜の相手(それも不明)
だとはスーが目覚めるまで想像もせず
スーのとぎれとぎれの記憶を後で聞き 本当の所は喧嘩で暴れて誰かが
担ぎ込んだというのが事実なのではないかと。



マンチェクの方は初めて初恋という物が、スーだったとは言えず
その後スーは覚えているのか、とぼけているのか、
その後何事もなかったようにマンチェクと会うと抱擁をしたり、
誰もがする挨拶のキスをかわしたり
マンチェクだけドキドキしてるのに、スーはにっこり笑顔だったのだ。

そんな事はすでに時効の話なのだが
この事を誰に聞いたのか・・昔の仲間に揺すれることなど
考えもしなかった・・。

マンチェクはこういわれた
“ダンカンスーの左手を持ってこい
出来なかったら彼らを抹殺する“

仲間はそう言いマンチェクに期限を切って
真っ青な顔の彼を笑い南山へ消え行った・・。

“ダンカンスーの左手”
彼らが意図したその左手とは “ヒトミ レンマ 少林学園”
となる。

マンチェクは焦り 南山に行くと言って法海に行っていた真逆の
事に走って行ったのだった。

―「スーさんよ どこいるんだ? 迷い道」― (+o+)
マンチェク焦る 一句


キョウマは偶然そのマンチェクが走っている姿を
目撃したという事になったがキョウマはなぜ?
マンチェクが休んでる日の真昼間に繁華街にいるのか
さっぱりわからなかったのだった・・・。

キョウマの目撃したマンチェクはかなり焦り
天廩署の一方向に足を向け
それを見たキョウマは学校に戻る道を歩いてたという事である。




――――非番――――――

マンチェク向かったのは天廩署だが
スーはここに三日は有休の消化のため休みである。
そう言われたマンチェクは天廩署を出て
心当たりがある場所に行った。

あっちかこっちか?スーの足跡を考えながら
あの豪邸に一か八か賭けをして行ってみると
彼の愛車があり心なかでやった!そう呟き
尋ねた

遠くから聞えた鐘にドアが開き
使用人らしき人がどこからどうゆう用件で来たのか?と
聞かれしどろもどろしていた時、仲伍がその客をの姿を
遠くから見ていた。

そして足とをもなくマンチェクに近づくと
「スー様ですね?尋ね人は いますよこちらにどうぞ」
にこやかに仲伍はいいスーのいる部屋に通してくれた。

スーは大きめのゆったりした古典服(チャンパオ)を
来てソファにゆっくり座り、バーボンを飲みながら
何やら書物を読んでいた。


仲伍「スー様お客様ですよ 少林学園レンマ君のお友達
マンチェク君」

スー「仲伍君~ありがとう  あと氷持ってきてくれるかな?
ごめん・・台所が広くてわかんなくて(^_^.)」


仲伍「いいですよ^^ごゆっくり」


仲伍はそういいスーの座ってる場所にそっとマンチェクを
座らせた。


スー「どうした?チョコでも持ってきてくれたのか??」

マンチェク「スー・・それどころじゃないんだ」

スー「もしかして~俺と遊ぶ??今奴はいないから
ベッドも空いてるし広いぞ?シャワー室もきれいだし
どう??変なLove Hotelよりずっと居心地がいいぞ」

マンチェク「違うんだよ!ちょーっと起きて聞いてくれ」

―どたばたで 疲労困憊 やめてくれ― (+_+)
(もーそんなことしてる場合じゃないんだ スー)
マンチェク疲労の句

スーはてっきりバカンスにも来たのかと軽いジョークを言い
トランプカードでも持ってきて遊ぼうかなと思っていたのを言わず
きつい?ジョークを飛ばして笑っていた。

スー「なんだよー宝くじでも当たったのか??
マンチェクって焦る時顔が子供でかわいいけど
どうしたんだよ・・そんな顔して誘惑してるのか?」

スーはマンチェクを引き寄せ軽いキスをしようかな?と
ムードを作ろうとしたときマンチェクは口をふさぎ
「ばれたんだよ・・・・・・」

スーは何も考えず本能の?!ままその手をのけるとぐっと
マンチェクの唇をふれた。

マンチェク息ができない・・・・・・
しばらく無呼吸にてそのままスーは唇を写そうとしたとき
はあ・・とため息を付きぷっと笑って子供を抱き寄せるように
膝に寄せマンチェクを覗き込んだ。

スー「ばれた?俺何時もバレバレだけど?お前何かあったけ?
今いい感じなのにとめるなよ」

マンチェク「今ど・・・どどどど・・」

スー「ガキだなーお前は ここを覚えてたのはすごいな
さすが法海師父の弟子!」

マンチェク子供のよーにまん丸目をしながら
次第に眠くなってきた。

マンチェク「スーの左手をもってこい・・って
南山の奴らにいわれた。でなきゃ僕ら大変なことになるんだ」

スー「チョコがもらえると思ったのに❤とんだ疫病神になったな」

――「バレンタイン 何が何やら 舞い込んだ」―――(^_^.)

―チョコをもらいたかったらしいスーのぼけ句―


仲伍が氷を持ってきてくれた
仲伍「何かありました?」

スー「ウン十年前の遊びが、今頃になって出てきて
脅しにあってるみたい、俺の左手を持ってこないと
遊びをネットにばらすってさ」

仲伍「スー様はどんな事も忘れた顔するのがお上手ですから」

スー「それ・・皮肉かよ~ 仲伍君きっついな~」

仲伍「だって僕の事も素知らぬ顔してるんですもの
時々皮肉も言いたくなります この子も可愛いし
スー様は気が付いてないんです」

スー「一度も気にしたことないけどな」

仲伍「我が主はそれも許してるところがすごいんですけどね
僕には無理ですよ」

スー「仲伍君はアイツが一番好きなんじゃないの?
その奴とまあ、あれこれしてる俺が一番悪いんだけど・・・
ゴメン・・・・・・・・・・・・・・・」

仲伍「それはそれで、いろいろありますから僕も貴方も
そうじゃなかったら・・・殺しています」

―「ほんとはね 楽しい時間 スーと僕」―(v^_^ⅴ)
(―仲伍君の優しい時間―には^^仲伍。)

スー「コエ―!!!!!!!!!!股締めは勘弁してくれ(゜∇゜;)」

仲伍は昔の事と笑いながら氷と変わりのグラスを机に置いてくれた。


仲伍「今回の一件また調べてみます レンマ君の卒業と学校が
関わっているからそれが全部台無しになるのは許せないから」

スー「仲伍ゴメンなトラブルばかり持ち込んで
今回はそんな目的全然 本当に休日に来たんだ」

仲伍「気にしなくていいです 大丈夫ですから^^」

―昔から いつも同じです 関係は―(^。^)
(仲伍の一句)

何時もの様に優しい顔をした彼はそっと扉を閉めた。

マンチェクをそっと寝かせると傍で彼と時間を過ごした。




――――――――――学園―――――


スーとマンチェクの事の噂はあっという間に広まり

レンマたちは愕然としていた。

トニーは何か先を越された?!という大きな誤算?なのか
俳優になる前にどっと人生が終わったという顔をのぞかせた。

―『―トニーレオン スーの毒牙に ガブリされ―』―(;゜0゜)
トニースーの毒牙?にもかかってるのが分からず…。

そんなトニーをみてレンマは「お前もアホだなスーの“恋人“なんて
やめた方がいい・・お前は本当にレディと一緒に香港に飛ぶんだろ?
現実は女性が似合うって事だよ」

―『―あんたには 彼女いるだろ 目を覚ませ―』―(-"-)
レンマ、トニーの勘違いにどつきたくなった 心の一句


トニ「君はあんな兄になる人間の傍にいてよく普通に話せるね」

レンマ「あのチビのどこが可愛いんだ?ただのおっさんだろ。
しかも腐れ縁だ」

「―ダンカンスー 童顔爺 揉めるもと ―」(-_-;)
「―いい加減 大人になれ!二人とも -」( ̄□ ̄:)!!
(レンマトニーとスーにいう―叫びの二句)

―「お前など 家族なんかじゃ ない」―Σ( ̄□ ̄:)!!
スーに振りまされるレンマ・・の心の中ー




トニー「でもヒトミさんは君の伴侶になるんだろう?」

レンマ「ヒトミはスーに預けた」

トニー「え??なんでまた ヒトミさんの気持ち聞いているのかい?
無断でそれはないだろう レンマはどうなんだよ」

レンマ「思っていてもね、ヒトミは何処かで血の繋がらない兄が
すきなんだよ・・・きっとな あの時わかったんだ・・」

トニー「それ思い込みじゃないか? 温泉で襲われた時だろ?
あれはスーが本当にヒトミを助けた顔してたぞ。
それにヒトミは気を失っていた・・それが事実だ」

「―確信は ちょっとまって  霧の中―」(?_?)
―トニーの頭の中とレンマの頭の中の誤差―

レンマ「そうにはみえなかった スーは愛しい彼女を抱き寄せた
そんな顔をして俺は見えていたし、俺なんか相手にしてなかったからな
いくら軟派な男をしても むださ 顔が笑ってない」


トニー「とにかくマンチェクと南山の集団を突き止めないと
卒業式がグチャグチャになるぞ」

レンマ 信じれねえな・・・・」

「―マンチェク なんであいつだ ダンカンスー!ー」 ヽ(*`Д´)ノ(微妙に字余り)

「――「泣きたいわ ダンカンスー 出てこいよ!」―――」!!( ̄Д ̄*)!!!
(レンマ腐れ縁に 怒り覚える連句)


トニー「まあまあ・・。」


―「落ち着こう そう言いながら 五里霧中」―
―トニーの諸々な一言の心の句―



――――― ローグ邸の秘書――――

仲伍は色々調べてみたら 複雑な関係が見えてきた

スーの親は上海で財を成したと言われるれ、朱華邸三代目に当たり
スーの父は朱華邸をきずいた父の息子で直系の第一子 
だが後を継がず上海から出奔・・東京にて国際犯罪科の刑事として
世界を歩き 米国にて殉職。

ダンカンスー 東京生在住 アメリカ生まれ (本籍台湾となっているが
現在は日本国籍としている)
上海の朱華邸三代目となるはずが アメリカにて父の死を巡り
父と同職 国際犯罪科の刑事としてしばらくアメリカ中国と
転々と仕事を変えて事件を追う。
現在天廩署 在籍 ・・

ヒトミ レンマ はスーの遠縁として家計には記載されてあるが
確かではない、しかしレンマはスーの直系として記載され
スーの父が探していたスーの弟はレンマと事件の詳細には
書いてあるがこれは伏してあり レンマは現在キョウマと兄弟として
記載。

現在 スー ヒトミはキンゾウの家族として血縁関係している

チェマンチェク 元々 レッドアイ 秘密結社の息子
鄭成功~チェンカラク 清朝反覆勢力からの秘密組織=レッドアイと
代わって現在は住処を変えながら点在。
南山武術集団=レッドアイ地下活動

仲伍はここまで調べて 自分がかつて秘密結社にいて
色々複雑な経緯でその過去を持ち死に生きを繰り返して
皇子とされてきたが、人生はままならない物で
母国に帰る事も難しい中でローグと会い新しい人生が
待っていたように マンチェクもそんな経緯があるが
今は普通に生活をしてる青年という事でいいのではないかと
仲伍は資料を取り寄せてしばらく椅子に座って考えていた。


何処かでマンチェクの先祖とスーの先祖は組織的に
対立してその祖先の流れが現在こうして起きてるなんて
時を超えた歴史的?建造物になりそうな話だなと
言葉が出てこない仲伍・・

マンチェク「清朝反覆勢力」VS ダンカンスー「清朝系統財閥」

そんな構図が紙に書いてみると浮かび上がった。

そしてその出てくる言葉をつなげてみると
くるくる回る世界がそこにあって少林武術などが
そこにはかかわっている事もちらほら

仲伍は「とても複雑だな~この構図 頭がこんがらがってきた」
珍しく疲労困憊になりそうだったが・・
この構図の中でスーは知らずに天廩署でかかわる人間関係
ずっと昔からつながってる関係・・断ち切るのは難しい
そんな因果関係だという事に落ち着いていた

南山は少林を手の中に入れる算段をている
少林は独自の進化を遂げようとしている
そして金の卵を育て莫大な財産を築き上げようとしている
それを狙い禿鷹を企業は飛ばしている・・

そこまでわかった仲伍はダージリンティーを
カップに注ぐとレモンを浮かべ 机から離れて
休憩をした。

仲伍「みんな¥と財産がほしいのか そんなものを奪っても
人間が生きていくだけしか残らないのになあ~
キンゾウさんもそうしてここまで生きていたんだろうけど
良い好々爺になったのはスー様とヒトミさんのそんざいなんだなー
家族愛のドラマになるなあ~ すごい昔の歴史映画~現在編って
誰か作ってくれないかな?」

そんな事を思いながらさながら映画のような彼らを見ながら
リア充を過ごしていた。

そうしていると ヒトミがこのローグ邸に
駈け込んで来たのだ。


ヒトミ「兄さんいる??!」

仲伍書斎を後にすると ヒトミを案内した。

仲伍「よくここが分かりましたね」

ヒトミ「天廩署で聞いたの そしたらリュウさんが ここだと思うって
ここまで送ってくれたの」

仲伍「なるほど スー様は いまゆっくりしていますよ」

ヒトミはもう全くと言った様子でスーがいる部屋に行くと

大きなソファで マンチェクが眠っていて
その横で音楽聞きながら バーボンを飲みながら本を読んでいるという
まったりとした様子で休日を満喫していた風景をヒトミは見た。

ヒトミ「兄さん!」

スー「おおおおおおお~ヒトミ―どうしたの?」

ヒトミ「私聞いていないわよ 兄さんの婚約者って
どうしてそうなるの?」

スー「え?婚約者?何の話だ?」

―妹よ そんな話は 初耳だー (゜Д゜)
(スー驚きの心境)

ヒトミ「天廩署で聞いたの スーはヒトミさんと結婚するって」

スー「まてよ 俺とヒトミは兄弟だぞ 兄弟で結婚はないだろう・・」

ヒトミ「でも・・血つながってないし」

スー「みんな浮き足立ってるだけだよ 俺は何も知らないし」


ヒトミ「でもレンマから頼まれていたって言っていたんでしょ?
レンマの事は署長に頼んだけど結婚までは頼んでないわ
レンマ一体どうしてそんなこと言ったのか私にはわからない」

ヒトミは急な事にレンマを天廩署で仕事で来たらと
署長にそれとなくいった事気に障ったのか?と
思って後悔していた・・。

その事をスーに言うとスーは「そんな事で怒ってるわけじゃないと思うよ
レンマには何かまだ落ち着いて考えることができてないだけだよ」

ヒトミ「最近冷たいし 何も話してくれないから全然わからない
学校行っても、みんな卒業の後の事でてんやわんやで
落ち着かないの・・だからしばらくここにいていい?」

スー「う~ん 居ていいよって言いたいけど
キンゾウが心配すると思う キンゾウが騒いだら
もっといろいろうるさくなるからなー
メールを入れておいたら?」

ヒトミ「兄さんからじゃいけないの?」

スー「キンゾウが100%怒るからね
“スーお前が神隠しをしたな!!!!!!!”ってね
想像豊だから・・・あの人も」
ヒトミ「え・・そうなの 」

そう言うとヒトミはとりあえず
レンマとキンゾウにメールを送っておいた。


――――――――
件名 居場所
――――――――――
今兄さんと仲伍さんの家に一緒にいます。
――――――――――――――――――
何かあったらメールをください
―――――――――――――――――――
ヒトミ 
――――――――――――――――――――
「送信」

送信のボタンを押した。

そうしてマンチェクを確認したとき

ヒトミ「あ~マンチェク~
みんな探していたのよ もーこんな所に来て
いろんな噂が流れててどうなのよ 本当は!」

マンチェクぼわーっとして起きてヒトミを見ると
「え?????????うっそ・・・ヒトミサン
うわ~~~~」

スー「寝起きからそれ?お前って顔がいいのに
潰れた一言だな」
笑いながらスーはグラスを口につけた。


仲伍「ヒトミさん カフェラテどうぞ^^」

ヒトミ「わーーーーースタバのコーヒみたい~
ハートが書かれてかわい~~~♪
ちょっとしたお菓子も~~❤
仲伍さんってすごい!」

仲伍「僕がしましたって言いたいけど
違うんですよー僕は持ってきただけ
台所にシェフがいてちょっと女の子が来たって
言ったらこれを作って出してあげてって^^」


ヒトミ「ありがとう~~~❤」
ヒトミはふわふわしたラテを口につけ
のみながら微笑んでいた。

スー「女性にはサービスいいね~ここ
何処かのセレブ豪邸だな」

「「―仲伍君 ヒトミの心 鷲掴み―」」(゜o゜)
(すげえ~と呟くスーの一句)

仲伍「バブルの後で安かったから・・」

スー「すげえ・・・」

仲伍「僕じゃないんだけど」

ヒトミ「バブルの後安いって言っても
カナリいいお値段でしょ?」

仲伍「だから定期的に隣の部屋などは 企業さんなどの
レセプションやパーティに使ってもらって
いまでも夜の夜会なんていう事をしてるから
ここはちょっとしベルサユ宮殿に変わったりするんだ
準備大変だけど・・・」

スー「主催者からここの主はガッポリもらうからなー
奴は早々簡単に提供しないぜ・・結構あこぎだな」

ヒトミは管理人が誰が分からないのだが
どき時した話を初めての話にいつかここでパーティが
できたらなあ~っと夢が膨らんだ。

あ・・ヒトミは思い出した

ヒトミ「パーティがあるの 少林学園の記念パーティと
朱盟エンタープラィデスってブランドの会社 お洒落なブランドなのよ」


スー「へえ~そこがバックボーンなのか?」

ヒトミ「よくわからないけど・・」

仲伍「香港に行く人も?」

ヒトミ「うーんわからないけど・・・・」

スー「キンゾウ一体どこでそんな会社を見つけたんだ?
¥もうけは上手いなー」

仲伍「あ!スーまずいよ 少林学園が襲われる」

スー「え??????????????????」

仲伍「南山の武術集団」

マンチェク「どうして」

仲伍「レッドアイ 知ってるよね??」

仲伍は先ほど整理した資料を持ってこようとしたとき
主が帰ってきていた。

「驚いた 主の帰り 声かけて」(゜∇゜;)
―びっくりローグの出現に仲伍君の一句―

ローグ「書斎を使っていいと言ったが整理をして置け」

仲伍「ローグさん」

ローグ「なんだこの資料は・・レッドアイ? 朱華蒼??
今これをどうするつもりだ。今も昔もこの組織は対立ばかりし
社会にいい事は何一つしていない かかわるとお前の過去も
全て知られることになる」

仲伍「周りに知られて自分の人生を悔やむことはありません
もしそれで受け入れられなければ・・去る事くらい
何時も覚悟しています」

ローグ「そうか、お前をここまで来て その大事な秘書を
手放すわけにはいかない そしてスーたちもな」

仲伍「え?ローグさん???もしかして」

ローグ「私が知らないとでもおもったのか・・」

仲伍「いや・・」

ローグ「私はダンカンスーを手の中に入れたていたのは
ただの気まぐれではない。かかわった時から奴がどんな経歴かは
調べた。奴はいつも危険地帯爆弾人間だ。だからここに隠している・・」

仲伍「あの・・・・・・・・・・・言いにくいのですが」

ローグ「なんだ?」

仲伍「ヒトミさんがきてて・・・キンゾウさんに連絡メールしたんです」

ローグ「ヒトミさんが来てるのか それはあわなければ^^」

仲伍「あのーーーーーーーー」

ローグ「ここは広いんだ 表部屋と裏部屋があるだろう?
簡単に散策はできない・・・奥まで入るのは相当ここを知ってる奴だけだ」
仲伍の肩をポンポンと叩くとローグは仲伍が整理した
資料を手にヒトミに会い行った。

「「―ローグさん いつも冷静 憧れるー」」(^_^)
(仲伍心の一句)

部屋にローグが行くと 寝そべったスー
びっくりしてこっちを見る客人2人

ローグがゆっくり空いているスーの横に座ると
ローグ「こら起きろ・・それが客人に対する姿勢か?」

スー「俺は客 お前が主人だろ…でイキナリ
帰ってきてなんなんだよーお前はー」

ローグに文句を言いながらローグはスーに
起きろと体をそっと叩き スーは仕方ないなーと言った
感じでチャンパオをさばくと、どこかの御曹司のような
ふいんきを醸し出したスーとその親?か兄かの?ローグに
マンチェクとヒトミは固まりぼーっと見る事しかできな方。

ヒトミ「あの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ローグ「ヒトミさんですね初めまして ショウと言います
ヒトミさんのお兄様はいつもお世話になっております」

スー「は?なんだって??初めて聞いたぞ それ・・
尊敬していない癖に 信じれん」

ローグ「お前は黙っていれば・・聖人君子 どうして
自らを破壊するんだ?」

本当にこの男はと・・呟きながら

ヒトミは「ぷ」っと笑った。

ヒトミ「ローグさんお名前はいろいろ持っているんですね」

ローグ「仕事柄 分かりにくくて申し訳ないです」

そう言いながら そっと笑うと 仲伍の持ってきた
ブラックコーヒ モカブレンドを一口飲んだ。
そして先ほど仲伍の話をそれとなくはじめ
彼の書いた資料をそっと出して細かく説明したき
スーもマンチェクも「えええええええええええ・・・」と
お互いを見て言葉も出ず 現世でも争いが続いているとは
あっけにとられた・・そんな感じで何が何やらだった・・。

「―「何がある 世の中不思議 摩訶不思議」―」(゜∇゜;)
スーの心の句

「―韓ドラか? タイムスリップ 無理がある―」¬( ̄∇ ̄;)г
マンチェクの感想の句

中々一筋縄ではいかない卒業前の
とんだ大暴走・・この事をマンチェクは
学校へ持って帰らないといけない
事実・・・・・・卒業式はたして無事に行えるのか
段々怖くなってきたのだった。

そんな事もまだ知られてない少林学園は
マンチェクを探してバタバタしていたのだった・・・。

続く


サラリーマン川柳の季節だったのでそれぞれの気持ちを
(呟き)川柳風に文章に表現してみました

字余りもあるけど笑って許してください。。。

Re: ハッピー・バレンタイン♪ リレー小説第7弾☆少林学園武侠兄弟 其の七~学園存続の危機?!それぞれの旅立ち

by ミコ » 2017年2月10日(金) 17:29
さてさて、今回のお話で天廩署の新任署長として登場したニューキャラクターのご紹介。

『ヒットマン』で”炎の天使”チャン警部として共演したサイモン・ヤム(任逹華)さん。
さすが元モデルをなさっていただけにいつ観ても若々しいまでの変わらぬお姿です。

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