「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

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Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月22日(月) 23:44
hiyokoさんからの続きです。

第十章(最終章)

翌朝ー
リュウの予想通りホンファからの挑戦状が、伝書鳩によって届けられた。

ー挑戦状ー

少林学園
李紫苑、吉良光、剣崎京 殿

本日十四時より三人の武術技との腕比べを挑む。

内容
①少林扇子功
②少林掃把功
③少林流星錘

審査員
少林寺、延天方丈 武僧選抜の一名(指導に当たった者以外)
江南武林の武術家『南三獣』の三名
以上五名による十点満点の得点数

公平な審査を望む

葉紅花

少林学園、呉李連馬殿
に武術対戦を挑む

魏雷锋

いずれも当方が敗北した場合には掘り当てた厳家の全財産を贈与し、今後一切報仇しないことを誓う。

ー以上ー

コリン
「あんな汚いことしておいて、まだ諦めないつもりかよ」

ドニー
「正々堂々と腕比べだと思ってたのにありゃないぜ。スーがいなかったら血の雨が降ってたぜ」

くまきん
「おいらにはなにがなんだかさっぱりだ」

キョウマ
「過去の恨みつらみが重なって重なってってことのようだね」

アンデイ
「スー刑事が原因ってことなのか?」

レンマ
「トニー、みんなにわかるように話してやってくれ」

トニー
「僕が話すとみんなが余計混乱するし、それに信じてもらえないよ。レンマから話してよ、お願い!」

スー
「トニー、俺が話す。悪者は一人でたくさんだろ」

トニー
「来てくれたんだね」

ミシェール
「一人で背負ってどうするの?そんなに強くないくせにっ」

キンゾウ
「スー、悪いのはお前じゃない。私が全部悪いんだ」

ヒトミ
「もうお父さんには十分償ってもらったわ。それにみんな話したところでどうなることではないのよ」

スー
「ヒトミ、みんなを巻き込んでしまった以上話すしかないのさ」

スーはそう言って口を開いた。

アメリカ時代の話、そこにトニーも関わっていて、ヨンイー夫人のホンファとの関係など諸々、、、

キョウマ
「じゃあ今回の撮影やドラマの話は、その亮って奴の復讐のための作り話ってことなのか?」

スー
「いや、そうじゃない。王プロデューサーの持ってきた企画はドラマ制作のスタッフも動いてるしな。そろそろ公開オーディションの結果も出る頃だろう」

ミシェール
「で、あの女と従兄はこの挑戦状でいったいなにを果たしたいの?」

スー
「すべてが俺への報復だった。しかし今回のテレビ企画でまた少林学園と精武学園が囃し立てられたことに腹を立て、いっそのこと全部壊そうと亮を唆した」

マンチェク
「あれだけ大暴れしておいてこの挑戦状の内容で引き下がるとは思えないけどな」

アンデイ
「どっちみちお宝は僕らに関係ないし、オーディションの結果を聞いたら帰る方がいいと思うよ」

ミシェール
「そうだけど、レンマくんやミヤコたちに挑むって言ってる以上そうは行かないわよ」

コリン
「それでこっちが勝っても相続書には武術大侠に譲るってあるんだろ。だったらはなっから対戦する意味がねえよ」

くまきん
「おいらは少林寺で戦うといいことないから、絶対にいやだよ」

キョウマ
「それは過去の劇からのトラウマか?」

くまきん
「うん。どっちもキョウマと一緒にやった劇だったね」

レンマ
「とにかく14時になれば奴らはやってくるんだ。その結果で二人がどうするかは仏のみぞ知るってことさ」

スー
「イム兄弟と手下の身柄は確保したし、宝のすべては孫氏のもとにあるので相続書を持ってリュウたちの護衛であとでここに来てくれることになってる。二人が挑戦することで気が済むなら冥土の土産ってことで付き合ってやってくれ」

キンゾウ
「冥土の土産って殺し合いする気か!」

スー
「親父、そうムキになるな、また血圧上がるぞっ、冗談だよ」

ウミノシン
「ミヤコ、ひかりくん、紫苑くん。どうだい受けるかい?」

ミヤコ
「それでことが収まるのであれば受けて立ちます」

紫苑
「もう一度同じようにやるだけよ」

ひかり
「勝っても負けても二人にはいいことないのにね」

レンマ
「きっと二人はお宝のことより、武術者としての名誉を懸けてるんじゃないのかな」

みに
「そもそも精武学園への恨みだったはずでしょ」

ユアンジャ
「レンマくんたちはスーくんの愛する仲間だ。スーくんに勝てないならってことのようだね」

ミシェール
「スー、そういうことのようね。もし二人が負けてまた暴れたらなんとしてでも守ってよ」

フェイホン
「その時は私たちもいる」

延天
「拙僧も力になります」

ユアンジャ
「彼女の恨みの原因は私たちにもある。挑戦状の内容で気が済まぬようなら私が雷锋に対戦を申し出、私が負けたら今後一切、武術を断つことを約束する」

カーロ
「元甲哥、そこまでするのか?」

ユアンジャ
「二つの学園、そしてスーくんのためだ」

ユアンジャは挑戦状に印を押し伝書鳩を放した。

クンパオ
「ミヤコさんたち、もう一度練習しましょうか」

陳真
「でも練習して怪我したら元も子もないぞ」

ミヤコ
「もうすっかり習得できてるから大丈夫。体慣らしに一回だけね」

キョウマ
「兄さんはどうだい?」

レンマ
「最善を尽くし、やれるだけやるだけさ」

黙僧
「南三獣と言えば名のある英雄だ。公平に審査してくれるだろう」

ミヤコ
「青龍、紅虎、白狼の三人ですね」

クンパオ
「京姐、よくご存知ですね」

キョウマ
「おばちゃんは功夫オタクなんだよ」

ミヤコ
「ウミノシン師匠に小さい頃に教えてもらったのよ」

レンマ
「僕も覚えています。青龍は太極拳の達人で本名は楊化龍(ヤン・ファーロン)、紅虎は形意拳の達人で本名は郭雲虎(グオ・ユンフー)、白狼は八極拳の達人で本名は呉暁狼(ウー・シャオラン)でしたね」

ウミノシン
「そうだ。よく覚えていたな」

ドニー
「レンマと闘う奴はどんな拳法の使うんだろう?」

フェイホン
「ホンファの父親は詠春拳の名手だったからおそらく跡目を継いだ雷锋も南派武術を得意としておるだろうな」

レンマ
「南派ということは洪家拳や白鶴拳ということですね」

キョウマ
「兄さんが得意とする太極拳や八卦掌とはまったく違った戦法で、どちらも高い攻撃力を持ってるよ」

ユアンジャ
「まだ時間がある。レンマくん、私が迷踪拳の手ほどきをしよう。君ならすぐものにできるぞ。やるかね」

レンマ
「もちろんです。宜しくお願いします」

コリン
「燕青拳だな。伊達男、連馬の誕生か!」

カーロ
「早速始めよう!」

女性三人は再度練習を始める。

レンマはユアンジャが見せる迷踪拳の套路をじっくり見つめる。

レンマ
「やってみますので見ていてください」

ユアンジャ
「流石だ。一度でさまになっておる」

レンマ
「三年前の演劇祭で霍元甲を演じた経験があり、その時に鍛錬したのです」

ユアンジャ
「それを対戦で使うには相手に一瞬の隙も見せずに集中し、相手の動きを読めば勝利の道は必ず開ける」

レンマ
「どなたか南派武術の使い手と練習できるといいのですが」

ユアンジャ
「カーロの息子のマンディンは洪家拳の優勝経験者だ。早速、彼と練習だ」

マンディン
「連馬哥、宜しくお願いします」

レンマ
「こちらこそ宜しく。
手加減なしで頼むよ」

二人は互いに譲らず、技を繰り出していく。

ユアンジャ
「よしっ、いいだろう」

13時50分

スー
「俺はリュウたちが来たら裏で隠れてるからな。頑張れよ」

レンマ
「あぁ」

レンマたちが準備を整え本堂で待っていると寺の外に一台の車が止まりホンファたちが降りてきた。

ウミノシンとユアンジャが門まで出迎える。

ホンファ
「こちらの要求を飲んでくれるのね」

ウミノシン
「南三獣のお三人にまでご足労いただいたのだから当然だ」

ユアンジャ
「化龍大侠、雲虎大侠、暁狼大侠お久しぶりです」

化龍
「霍元甲久しぶりだな」

延天
「皆さんが少林寺へいらっしゃるのは十年ぶりですな」

雲虎
「方丈、元気そうだな」

延天
「はい」

ユアンジャ
「では参りましょうか」

中庭には対戦台が用意されていおり、審査員席には延天方丈、一番弟子の延霊、南三獣の三人が席に着いた。

その横には少林学園と精武学園の皆が座っている。

フェイホン
「ではまず、武術技の審査から始めることにする。一人目は少林扇子功、少林学園の紫苑くんの演武から」

紫苑が扇子を手に登場。

延天ー9
延霊ー8
化龍ー7
雲虎ー8
暁狼ー9
合計41点

次にホンファの扇子功の演武が行われる。

延天ー8
延霊ー8
化龍ー8
雲虎ー9
暁狼ー8
合計41点

扇子功は同点だ。

フェイホン
「次は掃把功の演武。今度はホンファくんから」

ホンファの掃把功の演武が行われる。

延天ー8
延霊ー9
化龍ー8
雲虎ー8
暁狼ー8
合計41点

次にひかりが箒を手に登場。

延天ー8
延霊ー9
化龍ー8
雲虎ー9
暁狼ー7
合計41点

掃把功の演武も同点となった。

フェイホン
「最後は流星錘、ミヤコくんの演武から」

ミヤコが流星錘を手に連続側転で登場。

延天ー8
延霊ー9
化龍ー9
雲虎ー8
暁狼ー8
合計42点

次にホンファの流星錘の演武が始まった。

延天ー8
延霊ー8
化龍ー8
雲虎ー9
暁狼ー8
合計41点

流星錘の演武はミヤコの勝利となった。

フェイホン
「結果は少林学園の勝利!」

ホンファ
「、、、納得行かない、三獣の意見を聞かせてほしいわ」

雲虎
「ではわしが扇子功の総評を。まず紫苑は腕の回転が柔らかく女性特有の華やかさがあった。紅花は身高と手足が紫苑より長い分動きが大きく見える。その点を踏まえ一點高くした」

暁狼
「わしは掃把功だ。紅花の動きが少し雑に感じた。おそらく余裕から生まれた手抜きだな。それに比べ光の動きには緊張感が生んだひとつひとつの丁寧さがあった」

化龍
「わしは流星錘だ。
京の動きには恐れを知らない勢いがあり、あの小さい体からは想像できないものだった。それに比べ紅花はせっかくの体の大きさを表現できずぎこちなさがあった。きっと心に迷いがあるせいだ」

ユアンジャ
「どうだ、これで満足か?」

ホンファ
「我、明白(解ったわ)じゃ次は表哥(従兄)の番よ」

ユアンジャ
「二人とも前へ。三分間の闘いで撃倒または投降した場合と、競技台から落ちても負けとなる。三分間で勝負がつかない時は三獣による判定で決める。いいな。では開始!」

抱拳礼のあとに二人とも一歩下がり構えを見せる。
雷锋は洪家拳の構え、レンマは燕青拳の構えだ。

先ずは雷锋が右腕を水平に横に振りレンマの首元を攻める。
レンマはその腕を左肘で押さえ右手甲で胸を叩き、右膝を絡めようと屈んだ雷锋の脚を後ろ足払いで躱す。

雷锋は次に両腕を真横に開き片足で立ち金鶏独立の構えを見せるとそのまま真横に螺旋脚、 雷锋の脛がレンマの右腹を蹴る。

レンマは躱せずよろめくが、すぐに後ろ回し蹴りで雷锋の背中を蹴る。

どちらも譲らずもうすぐ三分が経とうとしている。
レンマは砂時計の砂があと少しのところで、雷锋の肩を掴みながら側転し背後に回り込むと雷锋の背中に膝を当てそのまま持ち上げて後方投げで雷锋を競技台から落とした。

ユアンジャ
「勝負あり!レンマの勝ちとする。よって今回の対戦は少林学園の勝利だ。約束通りお引き取り願おうか」

ホンファ
「最後に相続書を見せてもらったら潔く帰るわ。スーはどこ、居るんでしょ?隠れてないで出てきなさいよ!」

スー
「往生際の悪い女だな」

孫大寶
「紅花姑娘、大きくなったな。これが厳精義から託された相続書だ」

ホンファ
「大寶老爷、どうしてここに?」

孫大寶
「もう気が済んだだろ?おとなしく帰りなさい。お前の父の一容哥もこんなことは望んでおらんぞ」

ホンファ
「父さんが武術をできなくなったのも、道場が潰れたのもすべて精武学園のせいよ」

化龍
「葉一容と霍元甲の試合はわしも見たが、一容の力不足による敗北で故意ではなかった。そのことは一容も認めておるのになぜ今になって蒸し返すのだ?」

雲虎
「道場がなくなったのも跡目を継いだ雷锋が悪の道に手を染めたせいだと聞いておるぞ」

暁狼
「己の罪を人のせいにして逆恨みし、ことを荒立ててなんになるのだ?これ以上、葉家の名誉を汚すのはもうよせ!」

孫大寶
「ヨンイーと結婚したのもすべて財産目当てだったのか?」

ホンファ
「そ、そうよ!でなきゃなんであんなろくでなしと一緒になるわけないでしょ。あたしの翡翠水仙鉢、玉菩薩は?おいっそこのチビ、あたしの宝をどこやった?」

スー
「チビって誰だ、俺のことか?」

雷锋
「男じゃなくて女の方だ!知ってるぞお前の秘密を。この女は金になるんだってな。なぁ方丈」

延天
「誰のことかな?」

雷锋
「とぼける気か?ウミノシン殿が可愛がってるその気の強そうなおチビさんのことだよ。立派な方の血を引いてることは調べてあんだよ」

ウミノシン
「なんのことだ!」

ミシェール
「誰のことを言ってるの?この子はただの功夫迷よ、いい加減なこと言わないで」

雷锋
「俺がつい最近まで世話になってた別宅で江南の大泥棒の二人に聞いたんだから間違いねえよ」

ウミノシン
「なにが望みだ?」

雷锋
「紅花の欲しがってる翡翠水仙鉢、玉菩薩だけ頂戴したら潔く退散するさ。どうだ、簡単なことだろ?」

ミヤコ
「結局はそれ?じゃあさっきの対戦はいったいなんだったの!翡翠水仙鉢、玉菩薩もすべて武術を心から愛する者たちの物よ。貴様らなんかにやるもんか!」

ホンファ
「相続書の通りなら武術の心得があるあたしたちにも権利があるのにどうして全部少林寺の物なのよ!武術大侠って誰のこと?」

孫大寶
「少林寺へ寄付すると決めたのはわしの意向だ」

延天
「財宝のすべては武術組合に委ねることにたった今決めました。代表である三獣殿、お受け取りいただけますな」

雲虎
「わかりました。有り難く頂戴します」

暁狼
「最後に言わせてもらうが、先ほどの試合での雷锋には殺気を感じた。あれは武術ではない!」

スー
「余罪でとっ捕まえることもできんだぞ。豚箱がいいか、それとも棺桶がいいか、三十秒時間をやるからさっさと決めろ!」

化龍
「なんならわしが相手になるぞ。そしてもう武術ができんように封じてやるぞ」

雷锋
「ふたつをよこせば引き下がると言ってるのに、、、くっそぉー!やってやるぜ」

化龍
「来吧!」

雷锋は爪を立て化龍に突進するが軽く躱され、頬を両手の甲で殴打された。

口内が切れ唇に血を滲ませながら尚も腕を振り上げ向かっていく。

しかし掴まれたその腕は外に捻り曲げられた。

化龍
「まだやるか?このままだと折れてしまうぞ」

雷锋
「いててて、放しやがれ!」

と化龍が腕を放した隙に雷锋は腰に差していたナイフで化龍の背中を刺そうとした。

雲虎
「當心(気をつけろ!)」

しかしナイフは刺さらず化龍の気功で跳ね返されてしまった。
そして化龍は雷锋の鎖骨を両手で掴むと親指で穿ってしまった。

化龍
「もう貴様は武術ができん。なんなら脚もやるか?」

ホンファ
「表哥!ー」

雷锋
「表妹、もう生きててもしょうがない。ひと思いに殺してくれー!」

ホンファ
「あたしも表哥がいなくなるなら死ぬわ、三獣に殺されるなら本望よ」

スー
「少林寺での殺生はご法度だ。死を選ぶなら勝手に自分で死ね!」

ミシェール
「警察官が死ねはないでしょ。法で裁きなさいよ」

ミヤコ
「法で裁いても数年で出てくるわ。死にたいって言うんだからそうしてもらえば」

紫苑
「生きたくても死んでしまう人がいるのに自ら死を選ぶなんて馬鹿な奴らね!」

ひかり
「まったくお前らは武術を通してなにを学んだんだか。この間抜け!」

ミシェール
「三日で武術を身に着けた人にこれだけ言われたら恥ずかしいでしょ」

スー
「あー女は怖い、怖い」

レンマ
「おいスー、お裁きはどうすんだ?」

スー
「温泉騒動の取り調べがまだだ。一先ず預かる!」

スーはそこにやってきたリュウたちと合流し、取り調べのため署まで連行した。

ユアンジャ
「これで一件落着だな」

フェイホン
「とんだ交流会になってしまったな」

ウミノシン
「しかし得た物もありました」

ミシェール
「そうね。女性武術隊も誕生したし」

ミヤコ
「しかしチビチビって酷いわ」

キョウマ
「小柄って言ってほしいよね、おばちゃん!で、、、おばちゃんの秘密ってなに?」

くまきん
「お金になるってどういうこと?」

ドニー
「立派な方って誰だよ?」

ウミノシン
「そ、それは」

ミヤコ
「あたしの前世は功夫王国の王妃で、三十年前に功夫星から偵察にやって来たのよ!」

キョウマ
「ぷぅー!オタク通り越しちゃったね」

くまきん
「うん、沼にどっぷりだ」

パン
「ホントだ、休憩になると武侠のDVDばっか観てるんだから」

と門の外にワゴン車が止まり王プロデューサーと唐ディレクターが陳水勝監督と降りてきた。


「皆さんお待たせしました。オーディションの結果を持ってまいりました」


「視聴率は過去最高、局に問い合わせが殺到ですよ」

ユアンジャ
「それは良かった」


「腕立て伏せをしてたのは誰だとか武術指導してたイケメンは誰だとかもう大変」


「女性三人には若い男性からのファンレターまで届いてますよ」


「もう一度みんなを観たいって嘆願書も来てるんですよ」

陳水勝
「それでこちらにいらっしゃる間の夏休みを利用してすぐにでも撮影したいのです」


「それで春節特番まで視聴者も待てないだろうと中秋節に放送しようと思っています。ウミノシン殿いかがでしょう?」

ウミノシン
「夏休みはあと十日しかないのに撮影できるのかな?」

水勝
「生徒の皆さんは日頃から演劇の勉強をされていると聞いていますので大丈夫。任せてくれますか!」

ウミノシン
「そういうことであればお任せしましょう」

水勝
「そちらにいらっしゃるのは南三獣のお三方では?」

化龍
「武侠映画の監督さんですな」

水勝
「今回のドラマはまさに南三獣をモデルに描いた作品なんです」

雲虎
「おぉそれは光栄だ」

暁狼
「わしを演じるのは誰かな?」

水勝
「これが演員表です」

『武林伝 三獣剣客』

《演員表》
楽恩寺
法連(ファーリェン)方丈 −レンマ
修行僧
法卓(ファーズォ)=(青龍チンロン)−マンチェク
法京(ファージン)=(白狼バイラン)−キョウマ
法丹(ファーダン)=(紅虎ホンフー)−ドニー
安徳(アンデイ)皇帝−アンディ
紫凰妃(ジーファン)−紫苑
朝貴(チャオグイ)太監−トニー
羅刹門師祖−コリン
羅刹門一番弟子、冠鷲−くまきん

天珠庵
庵主、瞳蓮(トンリェン)−ヒトミ
尼僧、香蓮(シャンリェン)−みに
尼僧、光蓮(グアンリェン)−ひかり
尼僧、京蓮(ジンリェン)(別名:青燕チンイェン)−ミヤコ


「ポスター用の写真に是非お三人方も一緒にお願いできませんか」

南三獣
「好!」

次作に続く・・・

「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by hiyoko » 2016年8月18日(木) 11:28
ミコさんからの続きです

九章
――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――天界と下界―――――――――
レンマたちの後をスーはたどり師父たちがいた少林寺の山門をくぐった。

スー「ふ~ここだけは変わらない」

そう呟きながら珍しく黒のチャンパオを羽織り髪に櫛を入れ整えていた。
普段のスーの格好から想像もつかないそつなく着こなしたその様子は
何処かの導師にみえるくらいのふいんきを醸し出していた。

山門をくぐると修行僧に呼び止められた。
「ここは少林寺 関係ない者は通す事はできない」

スー「主に伝えろ蘇総がきたと」

スーのダンカンスーの名前蘇とは少林寺からもらった名前とも
いう事はウミノシンとキンゾウしか知らない・・。
スーはいろんな所を転々として今のスーが形成されたと言っても過言ではない・・。

数か月・・・この少林寺にもいた・・・・ここで武術の基礎を覚えた事も誰も言ってはいない。

少林寺の主へ修行僧は伝えると主は「蘇がきたか」
そういい笑っただけだった。

スーは修行僧に連れられ主のいる館に入ると一礼をしてバサッとチャンパをの裾をさばくとそっと座った。

主「元気かな?ずいぶん腕がよくなったな・・」

スー「そんな事はありません」

主「そなたはそういって何時もわらっておる・・まるで黄飛鴻の様に」

スー「黄飛鴻師父ほど清廉ではありませんから・・・」

主「そういって何時も私たちを欺いてきたのがお前だ
蘇よ親の事はわかったかね?」

スー「はい」

主「そうか・・そのことについてはウミノシンから聞いてるが・・・そなたの心休まる
事はないであろうな・・・ここに来たのなら少し心を落ち着かせるのもよいであろう
ゆっくりしていくがいい」

寺の主はにこっと微笑むと離れた場所の寺の館に案内させスーは
その館にしばらくいることにした。

スーは持ってきた衣服に着替えるとぼーっと風景を眺めていた。

レンマたちが鍛錬を積んでる事もこの部屋から全部見える・・・。
まさか自分がこの場所にいるなんて知りもしないだろう・・と。

そんなぼんやりとした時間を過ごしていると・・・
リュウが後ろから「後ろから見たらあれだな~無名だな~」とわらった。

スーは「無名の様に髪は長くないし剣もできない」

リュウ「現代版の無名ってこと」

スー「ふーん」

スーはリュウのぼそっと言う話を聞いて笑っていた。

リュウ「進展は??」

スー「ここに来る途中変な男に遭遇して捕まえたかな」

リュウ「ああ~宇宙人のような痴漢男」

スー「間男ね」

リュウ「そうだそれ・・」
リュウ「なるほどね~それを追ってきたわけだ」

スー「まあね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

リュウ「ココは別邸だね」

スー「うーんそうだな~だれのだろう・・・」

リュウ「ココは今ビクターショウ、つまりローグさんの管轄って話だ」

スー「へーお金持ちだな」

リュウ「彼もここの出身らしい・・・何も聞いてないけど」

スーは何となくだかそう感じた事があった・・
ろうそくを立てて瞑想してる様子はまるで僧侶 の様であったから。

スー「武術ができる人間は多少なりとも少林寺に関係があるんだろう??」

リュウ「まあね・・」

スー「だがローグが武術をしてる様子は一度も見た事がない」

リュウ「それは~きっと何かがあったんだよ」

スー「だろうな~」

リュウ「いつまでいるの??」

スー「しばらくしたら帰る」
そういいリュウは消えてスーはしばらくここで休み下山した。





レンマたちはユーロたちが見てるという話でしばらく少林寺にいて
それからまた撮影に帰ってくるという話しを聞いた・・。

スー「夏休み中大変な事だな・・・」

そう言いながら休暇を終えたスーはTV局に足を向けた。

さてさて・・・スーはTV局を歩いていると昔の同僚の姿をみた。

昔はアイドル今は凄腕のADともいう仕事をしている。

そんなADの同僚をみてると偉くなったもんだな~とテキパキと
仕事の段取りをしている彼を見ると昔の事も今もあんまり変わってない
ふいんきはそのまま残っていて妙にアイドルより
この男がTVに出た方がいいのでは?相変わらずいい男でもあった。

今回のレンマの撮影の企画持ち込みも奴だというのは
前々から知っていたが、まさか本当に昔の同僚がこの業界を
動かしてるとはおもわなかった。

スーは一息ついた彼に声をかけた。

スー「亮元気か?」

亮「スー!元気か?変わらないな…ジョナサン」

スー「やめろよその名前は・・何億年前の話してるんだよ・・・亮」

亮「今誰もそんな名前言わないって」

スー「そうか・・実名を誰も知らないもんな翼くん」

亮「翼なんていう芸名が似合わないね俺にはジョナサンはばっちりだけど」

スーは苦笑いをしながら「なあ忙しいそうだな~」

亮「ああ~今新しい新人を上げようと思って」

スー「それはそれは・・」そう言いながらスーはレンマたちの話をそれとなく振った。

亮「なんでそれしってる??スーお前仕事違うだろ?」

スー「世の中は狭いんだよ亮 レンマたちは俺の知り合いって感じでな」

亮「それであんな強い学生のお守りか?」

スー「そんな風に言うなよ学生は大事にしないとな・・少子高齢化の世の中だ
10代は金の卵だぜ?」

亮「お前の10代はほとんど俺とここで過ぎたけどな・・・
いい顔してたのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・消えるなんてな・・
お前まだトニーとはお付き合いがあるのか?」

スー「バーカだからお付き合いなんてないっての・・昔から疑い深いな・・」

亮はそうか?といった感じで「お前ここの控室でトニーとkissしてたの
見たことあるんだけどな」

スー「あれはスキンシップだっていっただろ・・」

亮「知らないのか・・・赤蠍がそばにいて生きた人間はいない・・
お前はそうして守られてきたんだろ?籠に入ってたことくらい知ってる」

スー「だから???その時はその時で取り込んでいたんだよ色々とな」

亮は昔のスーの裏を知っている。
何をしてきたかもみんな知っている事は今は時効だがその当時のスキャンダルには
ずいぶん隠したことが多くスーのその軽さに振り回されたことも多くある。

スーには苦い事が多いっていう事は彼が一番知っていた。

亮「いろいろありすぎなんだよ。だから解散に持ち込まれた」

スー「それにしてはあっさりとOKしたのも亮お前が言った一言だ」

亮「さて・・」

スー「さてかあ~いいよな・・お前は別のパトロンがいたんだろ???
俺の事よりお前の事がスクープに上がりそうだった・・・よ まあ昔の事だ
別にいいけどな、この世界には未練がないから」

遠くにつぶやく様にスーは言葉を言い亮の耳元で言った
「お前レンマたちに手を出してヒトミを自分のものにする計画はやめた方がいい
お前のその計画はもう俺の耳に入ってる どうゆうことか?わかるよな???」

亮「スー地獄耳だな・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー「仕事だからな」

亮「レンマもヒトミもあきらめない スーお前がいてもな
俺はお前をあった時から誓った。お前の物は俺が頂く・・あの時みたいに
お前の物をごっそりいただいてお前を地の果てに追いやってやるよ」

スー「それだけでいいのか?」

亮「お前は俺に勝てない どんな地位にいても お前はいつもかごの鳥だからな
その体は・・・女を愛せるのか?赤蠍にどんな毒を盛られて痺れてしまったかは知らないが・・・
お前はその可愛い顔から涙がこぼれていればみんなお前を守る。お前はそうゆう立場だよ」

スー「なにをいってる」

亮「わかってないな・・・・・・・・・・・・・・お前は・・」

壁に押し付けられるようにスーの世界はぐるぐるとまわっていた。

スー「お前なにを!」

亮「だからそうゆう事だ地を這ってお前は埋まってろって事だよ
何処かの暗闇で手を握りしめて泣いてりゃいい。そうしたらお前は
守ってくれる。お前は人を守る仕事は向いてないんだよ。
自分が守れないんだからな」

スーは彼の手を振り払おうともがくが、亮はスーの両手を壁に押さえつけると
小さなスーの目を見ながらその唇で首筋を咬むように動かした。

スーはぐわっというぞぞぞぞぞぞ~っとした声の出ない震えに足が上がらない
攻撃ができず亮の行動を阻止できず声を出す前に封じられてしまった。

スーはぐっと片足を落とされ壁に押されたまま亮は
そのスーを押さえつけ拳をいれた。亮「わるいな」スーは意識をなくした・・・・・・。

ぐるぐるとまわる世界スー気がつけば誰もいないソファで亮が自分の上にいた。
亮「だから言っただろ・・お前はそうしていれば誰かが助けてくれるそうゆう人間で
おまえが誰かを助けるって事はないって事だ…お前その仕事やめて俺といればいい
その涙を買ってやる・・。」

スー「おれはな、買われるほど安くはないんだ お前に買われるよりな
ヒトミから手を引け、お前の魂胆は分かってる。ヒトミは金ズルじゃない
一人の人間だ」

亮「スーおまえやたら年下が好きになったんだな 知らなかった
お前がそんな純情なんて・・なあそのネックレスどうしたんだよ?
お前それ・・パトロンからの贈り物か?やすいな・・」

スー「これは形見だ誰がそんなバカな物を付けるかよ
お前こそその悪い趣味やめた方がいいぞ・・
レンマもコリンも本当はお前の趣味だもんな、変なのはお前だよ
亮お前が俺が嫌いだったのは、赤蠍が俺を選んだって事だ
お前は赤蠍の機嫌を損ねたマネでもしたのか???俺より知ってたのに・・・」

スーはそういうと亮の手を払いのけ蹴り上げるとさっさと
衣服を整えて亮を見下ろした。

スー「趣味が悪いのは昔から治ってないな~今回の企画も
レンマたちのそう言ったモノをみて考えたんだろ?表向きと
裏が離れすぎてるんだよ・・まあお前の彼氏がどんな奴かは
言わなくても知ってる・・。 もう一回いう 奴らから手を引け」

亮「いやだと言ったら?」

スー「全部落とすだけだ・・大事なモンは守るのが俺の仕事だから
あと・・亮 お前kiss下手だな~俺はそんな下手な彼女はいない」

亮「スー!!!!!!!!!!!!!!!お前・・」

スー「お前は俺のジョークにはまりやすいのを忘れていただろ?」

亮は悔しそうに「お前のジョークで人がどれだけ迷惑してる?と思ってる!!」

スー「それはお互い様だろ? 今お前のすごいジョークですべて動かしてんじゃねえよ
笑えるジョークがあるうちにやめた方がいいってことアドバイスを言おうとしただけだ」

スー「一部始終全部もらったからな」

亮はスーが眠ってると思いついレンマたちの事をペラペラしゃべってしまった事が
スーの持ってるチップにみんな流れてしまいこの話をレンマやリュウたちが
耳にしてその騒動の発端を知ったのは20秒かからなかった。

亮「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!テメー」

スー「怒れ怒れ 口が軽いんだよ・・・さてひきあげるか~
わるいな~俺もただじゃおきないんでね」

亮が怒りに任せて何をするか想像ができるが
スーは暗闇を利用して足音もなく消えて行った。

―――――――――――人・・人・・・――――

ホテルに帰ると・・・シャワーを浴びて漫画本を読んでるユーロに
ビール缶を投げた。

ユーロ「お前は本当に人が悪いよな 亮ってやつはお前が好きだったんじゃないのか?」

スー「勘弁してくれよ~あんな色男食われてみろ穴だらけだぞ
あーやだやだ・・・ 顔はいいんだけどな~昔からあの性格でね
両方イケイケだから困ったのは俺だよ」

ユーロ「あの話の意外性を言ってやろうか?」

スー「え?何かわかったのか」

ユーロ「亮ってやつ本気でお前を襲うとした事」

スー「え?」

ユーロ「意外とそうゆうのが疎いんだなスーは
奴はトニーが恋しかったんじゃなくてお前を採られてばっちり見たって事が
気に入らなかったって事だ キスしてたんだろう?」

スー「う~~~んキスくらいで嫉妬なんて信じれねえ」

ユーロ「もしかしてずっとその後もあとをつけてお前の色気のある
所も知ってたとか・・」

スー「それ変態だろ・・おとこのそんなもんみて
わくわくドキドキ嫉妬する奴って・・・アイツってそうだったのか?」

ユーロ「いやーお前本当に鈍感だな」

スー「別に他意はないしスキンシップだろ?」

ユーロ「そうしてトニーまで降ったんだな・・魔性の女の男版だな」

スー「ユーロ俺が変人に聞こえるじゃないかそれ」

ユーロ「まあ普通じゃないよな・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー「お前~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

ユーロ「どっちでもいいけどよ、お前がストレスためて俺を襲わないきゃそれでいい・・。
でも間男と言い今回の企画と言い共通してるのはムキムキの男臭い奴ばっか
いないか?」

スー「そうなんだよ・・・なのにヒトミとは・・・」

ユーロ「思惑がたーくさんありそうだな ヒトミちゃんはかわいいからな~
色気もあるし~スーの妹にしては出来過ぎてる・・・・」

ユーロはこの兄弟は本当に顔がいいよなと思いながら
ビールを開けて飲んでいた。

スー「これからどうする」

ユーロ「イムの女と弟をどうかたづけるかって事だな」

スー「だなーあいつら・・・内輪もめして¥で亮にあれこれしてるとふんでいい・・」

ユーロ「レンマたちが少林寺にいる間に掃除しないとまずいだろ?」

スー「掃除ねえ~まあいいけど・・芝刈り機がないとなー」

ユーロ「なあローグさん来ないの?」

スー「え・・・・・・・・・・・・・・ローグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ユーロ「いやそうだな」

スー「好きじゃないな・・」

ローグの話を出したとたんスーは口ごもり・・TVを付けて話をやめた。

ユーロはなんだかローグには知られたくない事でもあるのか??と
思いながらも・・複雑な~このスーの後ろ側・・まだ何かありそうだなと
ミッシェルの顔を思い浮かべながらビールを飲み干していた・・。

スーは色々な事を言って派手にやってるがミッシェルの事を
忘れた事はなく、時々二人でいた時間を思い出す。

好きだけでは何もできなかった事も アメリカにいて
彼女が自分の仕事に巻き込まれ命を落としそうになった時も
スーはいつも心がキリキリし愛している人を守りきれないという事に
ジレンマを感じていた・・。

男好きという風に見せているが・・・
心の中にはいつも彼女が見え隠れし・・ほかの女性に声をかけるのは
あいさつ程度に遊んでいる事をそばにいるものは皆知っていた・・。

それを知ってリュウもローグもそのスーの手をそっと握りしてしめて
いるという事をユーロは時々さみしそうなスーの顔を見て感じていた。

今回もヒトミと言ってるが、ミッシェルが撮影の時がけから落ちそうになったのを
コリンたちが来る前に手を引き・・闇の暗殺集団に追われていた彼女を
助けたのは誰も知らないことになってるが、その手を出したのはスーその人である。

スーはミッシェルを抱きしめ林の奥に隠し震える彼女を落ち着かせ
足音を聞きながら集団と声が遠くなるのをじっと待っていた。
そんな時間が過ぎたころミッシェルが歩けるようになったのを
見ながらレンマたちのいた近くまで連れて行きスーは何も言わず
何事もなかったようにユーロたちの所に戻っていたのだった・・。

今回の怪しげな撮影の中でスーはヒトミがターゲットになっている事は
知っていたが・・それ以上に自分とかかわりが深いミッシェルの事を気にかけ
亮という人物がレンマをおとりに本当の目的を果たそうとしてる事も
見抜き行動を速めたのはスーの直感によるものだった。

ユーロはそんなスーの行動を見ると絶対に傷つけたくない人間が
誰なのか?その事も含めミッシェルの帰国から知らぬ顔を決め込んでいる
スーの表向きの顔とじっと見てる顔の両面を垣間見る仕事だと正陽とも
少しは話をしながら彼が胸に秘めてる思いを知らない顔をでそっと見ていた。

スーはテレビを見ながら笑っていた・・。

明日の仕事は仕事と全て知らない顔をのぞかせて・・。


――――――――急展開・・・―――――

あくる日 ミュータントか何かわからないがとりあえず
人間という事が分かり・・悪行の数々を言い襲撃した人間が
イムの内輪もめから出てきたことがはっきりした。

どうやら温泉の事件はスーの形見の
コインを財宝と間違えた事だったらしいということだった・・。

スーはそれを聞いてなんて馬鹿馬鹿しいと笑ってその後の捜査を
するにあたり少林寺付近で捕まえたその男のその正体は秋葉原でコスプレの
仕事をしていてそれがまあ使えると思ったらしいとのことであのような
怪物になり間男となったらしいという事でもあった。

スーは痴漢と間違うじゃないかと言いながらあんまり変わらないなーと
思いながらどのみち変な趣味を持ってるのならそれは犯罪だろ?と
おもうとその温泉事件のこのコスプレ男の事はつかまえてよかったという事で
秋葉原も上手に使った方がいいなと何となく思ったスーだった。

だがこの間男にスーは何かまだあると思ったのもあり
「お前にチャンスをやるよ~それを生かすも殺すもお前次第だ
まあせいぜいがんばれ」

そういい周囲の反対を押し切りとりあえず署から出した。

正陽「もし同じことをしていたらどうするんですか?!」

スー「有名な軍師の孔明がしていただろ 三度離すという事を
やってみればいいさ 現代版はしっかりチップを付けてるから
どこで何をしてるかくらいはデータで流れてくるさ」

正陽「でも責任が・・・・・・・・・・・・・」

スー「責任が怖くて仕事できるかよ~ってね・・・だれも責任なんて取りたくないからな
最近はそんな事を言ってくれる上司もいないって事も多いからな~
責任なんてやめればいいなんて事はないんだよ正陽ちゃんと収めてナンボだろ?
責任の取り方は少し考えた方がいいかもってことでよろしく♪」

正陽「結局僕が見るんじゃないですか…仕事が増える」

スー「まあそういうな・・エリートコースを突っ走るのだけが
人生ではないから」

正陽「でも出世できなかったら先輩のせいです」

スー「正陽 出世して何が待ってると思う?」

正陽「もっと実のある仕事」

スー「それは違うな・・・無責任な責任と意味のない空っぽの日々だ」

正陽「先輩は知ってっていってるんですか?」

スー「・・・まあ」

正陽「知らないのに言わないでください」

そう言いあってるところにリュウが来て言った
リュウ「正陽 君は真面目なのはいいけどスーが言う事は
たまには当たる事があるんだ。人生経験というほどではないが
生きた長さは一応先輩だ たまにはいい事を言うときは聞いた方がいいよ」

正陽「リュウさんがそう言うなら・・・・」

正陽はリュウのその言葉をきき間男のデータを取り込むことを
初めた。

リュウはスーちょっと・・・そういい署内の部屋に連れっていった。

スーはなんだろうな・・・・・・とリュウの後ろをあるいた。
なんだか不思議だった・・・リュウが自分を呼ぶことはない。


リュウ部屋にスーを呼びドアを閉めると
スー「そんな大きな話でも?」 オーバジェスチャーをしていた。

リュウ「夫人の情報が入った」

スー「?」

リュウ「ジャンの前妻でフランソワ」

スー「え?あれは結婚したんじゃ????俺結婚式へ招待された」

リュウ「どうやら殺されたらしい 亮という人間と仲伍さんの名前が記載されている・・」

スー「どうして二人が????」

リュウ「ローグさんの妹は見つかった???」

スー「さあ~聞いたこともない」

リュウ「急に浮上したローグさんの妹と亮、そして仲伍とスー・・」


スー「それはまあ不思議な関係だな」

リュウ「あとトニーと何をしてた?」

スー「さあ・・・・・・・・・・・・・・トニーは学生だ 最近の顔見知りだ」

リュウ「こうゆう事をしていたと写真が残ってるスーはTV業界でトップの地位を
亮と築いていたことも初めて知った。少し情報が君から欲しかったよスー」

スーに近づいてリュウは彼の息がつかめる距離に来た。

スー「おいおいリュウ何するつもりだ???リュウはソフトな人が好みだろ」

リュウは力任せにスーの腕を取ると、彼の口を閉じさせた。

スーはリュウを拒絶するようにとられた腕を引くとリュウの口から血がこぼれた。

スー「慣れない事をしやがって 分かってるのか?」
彼に普段のおどけた笑みはなかった。

リュウ「スーの本当の心はどこ?」

スー「心?あるわけねえだろ。リュウちまよったか?」

衣服を整えるとタバコを取り出して口にくわえ
サングラスをかけなおした。

ひと息ついたスーは先ほどの事は
何もなかったようにまた話をし始めた。

スー「それで・・本題はなに?」

リュウ「トニーの事」

スー「トニーね」

リュウ「いろんな噂と真実が交差してる人間がトニー
スーから見たトニーに何か分ることはない?」

スー「お前調べたんだろ?俺にきくか」

リュウ「わかる事があると思って」

スー「さあな 愛人もいたらしいし・・年は関係ないそんな感じだった
アイツに深入りをしたことはないけど何か大きなもん持ってたよ」

リュウ「気持ちはどこに?」

スー「好きとか嫌いとかか?」

リュウ「嫌いだったらしないだろ?」

スー「さあどうだかな~トニーは俗にいうプレイボーイという言葉が
良く似合う男だからなそこまで重く考えてないよ・・ただ・・仲伍には
何もできなかったと思うけど」

リュウ「仲伍というのが大きな相手 よく殺されなかったと思う」

スー「あの二人って微妙な距離があるんだろう 俺にはわからないけど
お互いが何かいろいろ持ってそうな感じだ」

リュウは亮とトニーと・・仲伍の関係性から何かが出てくる事を
スーに告げたとき、スーは「探ってみようと思わなかったけど
もしかしたらあちらから言うかもしれないトニーはローグと
張り合ってるからなローグ相手によくやるよ 頭のいいやつは
考えることが違うから、そうゆう事も計算済みだろ」

先ほどのリュウの行動にスーは何事もなかったように
さらっと冗談を混ぜて言葉にした。

「リュウさ遊びたいならちゃんとしようぜ、俺もさいろいろ準備が
あるからイキナリの興奮はちょーっと俺は駄目だな逆に盛り下がるタイプなんだ・・
そんな時は一言くれよ。いつでもOKだ」

リュウ「そんなふいんきはスー一度も出してない・・僕に隙は与えない
スーはそうゆう人間だという事・・・」

スー「おかしいなあ~~~~~~~~~~~~隙だらけっていわれるのに」

リュウ「スーは目は笑っていない・・・・・」

スー「気のせいだろ」

リュウ「目は口ほどに物いう という」

スー「考え過ぎだ」

そのしばらくの静かな時間を過ぎ・・・・・・・・スーはからっと笑って見せ
スー「ネタありがと 次はラブレターを待ってる」
そういいスーはいつものように軽いステップを踏むようにドアを閉めた歩いていた。

リュウはフッとしたスーの本当のまなざしを忘れることができなかった
“お前に俺を射止める力はない”そう彼は言ってるようであったと。

リュウはその眼を忘れることができないと・・・・思ったと同時に
その眼をみてもう一度この手の中に入れる事の大きさと深さを気づき
トニーと亮が何を欲しがっていたかも少しだけわかるような気がした
だがそれを言葉にするにはできない何かが彼に見えた事も事実だった。





リュウと会った後ユーロと落合スーはイムたち弟を追って仕事を開始した

イムの弟は自分たちから逃げるように山の中へ入っていった。
スーはまいったなあ~と思いながら無人機を飛ばしながら
奴の行くところをず~~~~ッとつけていた。
山の中で何が隠されているのか?ジャングルなんてこんな所にあるなんてなーと
何処かの大型遊戯施設のようなかんじもするが・・・といろいろ考えながら
黙って黙々と彼らを付けていた。

そうするといつ帰って来たのか?レンマたちがいるではないか・・。

スーは驚いた・・まさかレンマたちがそこにいるなんて・・・。
何時とんぼ返りをしてきたのだろうか?
何時撮影が開始されたのか??びっくりしながらターゲットを
追っていた。

そんな時イムの弟は兄の前妻と一緒にレンマたちを襲った。

スーはレンマたちなら何とかするだろうと思ったとき・・・
そこに女性がいるとは思わず・・・銃を構えたときこちらを向いて
にやっとしたイムの弟の笑いに引き金が引けなかった・・。

スー「奴はヒトミたちを盾にしてる」

ユーロ「ずるがしこい奴だな・・・・・・・・・・・」

スー「あれはまずいな・・・」

ユーロ「時間がかかりそうだ」


スーはユーロに二手に分かれていこうと言い彼らは分かれた時
トニーがスーの肩をたたいた

スー「なんだ?トニー・・忙しいのにお悩み相談か?」
リュウの言った事を話してくれれば話がより分かりやすくなるかも・・
100%の1%をかけてみるか??・・・トニーこの事態で他の話を
持ってきたらおいて逃げてやろうとスーは心に決め
トニーの話を聞き始めた。

トニー「違うよ この企画のデレクターにあっただろう??」

スー「亮か?」

トニー「あいつきっと僕らに復讐だと思う」

スー「俺は恨まれるようなことをした覚えはないぞ」

トニー「それがね・・」
トニーは言いだせない事を言おうと自分の言葉を組み立てていたようだ・・。

スーいろいろ出て来たな・・・いろいろ話がこんがらかってるが
まあそうゆう事なのか…それにしてもトニーっていたるところで
相手がいるんだな・・・体がよく持つよとため息がでつつ・・話の続きを
聞くスーだった。

トニー「それが・・」

スー「それがどうしたよ?あ?」
お前何やったんだ??? トラブルメーカは俺じゃなくてお前だな・・」

トニー「スー昔アメリカに行った時・・亮にModelの役をやらしてたよね?
あれ・・・僕の部下が会社入してて・・・・・彼を看板にTVの映像を流したら
彼の昔の彼女が出てきて・・それ・・僕の愛人だったんだ」

スー「はあ?!お前その年で愛人だと?!!!!・・女がらみでお前恨み買ってたのかよ・・」

トニー「いや亮は僕の愛人を横取りをして手を出した・・だからそこで
その礼を返したんだ」

スー「TVで恥をかかしたのかよ・・・」

トニー「いやTVは普通だった・・・その後・・彼は僕の愛人を横取りして彼女は
物を言わなくなった・・。そんな時にスーが遊びに来て亮入れ違いに
その妹と一緒にいただろ? 亮はスーが彼女を横取りしたと勘違いして
僕らを殺そうとして、仲伍君の部下に取り入って彼は後ろ盾を持ち
彼女を僕らと間違えて殺したんだ・・」

スー「それってただの殺し合いだろ・・恨みなんてどこだよ?
女は?」

トニー「その彼女は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スー「早く言えよ死んだのか?」

トニー「ローグの妹だった・・」

スー「お前それ…………………………・まずいだろ」

トニー「ああ知らなかったんだよ彼女が死ぬまで、あとから仲伍君が
突然来て僕に言ったんだ。「仲伍(すまなかった・・あの子は主の妹だったと)」
まさかそれが僕の傍にいるなんて思ってもいなくて・・
仲伍君はどうやらその事を探していたらしくて・・見つけたときは
亮が嘘八百並べて気がついたら僕は仲伍君に狙われたんだ」

スー「俺と何の関係??ヒトミと全然つながらない」

トニー「スーは亮と仕事していた、それで少しの間僕と一緒いた
だから亮はこの際自分以外の人間がいては目障りと思ったんだろう
その頃スーは知らないだろうけど亮は仲伍君の部下を差し向けて
君を殺そうとしたんだけど、見誤ったことが一つ」

スー「なんだ?」

トニー「君はそこの頃からローグさんと仲が良かった事」

スー「ローグが誰か知らなかったがビクターショウは
表向き実業家としてTVのあれこれを知っていたからな・・
その頃から刑事だったかどうかは?だけどな ただ偶然話してたら
ご飯おごってくれたんだよ・・それだけだ」

トニー「それが亮には誤算だっただろう僕と君を必要にねらうようになった頃
僕はこの組織で戦争を仕掛けられたのもあり、僕も亮と対峙して君を
巻き込んだ・・だから亮は今でも黒い影があると僕が学校行っても
話を聞いてた・・・・・・・・。だから・・・この話はうまくできてるなと
思っていたら出てきたのは亮だったって事」

スー「おまえいろんなところに恨み買ってないか?????
亮もお前の事嫌いだったらしいしな・・・
まさかお前がそんな大きな組織の坊ちゃんとは思わない
御曹司並みのそのしぐさはいい所の坊ちゃんしか見えないからな・・・
裏社会は怖いな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

トニー「きっとスー君はそうした社会の構成員だと勘違いしてる
だからスーの家族を抹殺したいという事につながったんだよ」

スー「勘違いが大きな事件に発展してるって事わかってないな・・
トニーも亮も・・・振り回されてる身にもなれよ、お前退学もんだぞ
まあウミノシンの事だそうしたことを全部飲んでお前を受けれいれたんだろう
ウミノシンは現代の仏だな」

トニー「その手先がイム兄弟になる・・お家騒動は亮があの兄弟を競わせて
夫人を自分の者にしたかったのは言うまでもない・・あの夫人はああ言ってるが
本当は亮の愛人だよ」

スー「どっちでもいいなーそれ興味ないし・・・・・・・・・・
・ヒトミが狙われてるのもそうゆう事か・・・」

――――――――――――結末――――――――――――――

スー「喋っている間にその女が動いたぞ・・」

トニー「ああそれは大丈夫うちの学校の女の子は強いから」

スー「そうなのか? 」

そう言いながら遠目で見ると 
女性三人夫人相手に少林寺拳法を繰り出していた。

スー「すげえ~」

そういい一筋縄ではいかないこの女性たちの活躍を見ながら
後ろの林で夫人の殺人集団を一人づつ落とし穴に落としていったスーたちは
頃合を見計らって彼女ら三人をトニーに誘導させた。

スーこれで何とかなるだろう・・と夫人がトニーを追いかけて行ったとき
「おい・・お前男の手の中でコロコロと動いてないでいい加減自立しろよ」

夫人「うるさい!」

スーは彼女のケリをかわすとふっと・・見た事のある顔をしていたのを
思い出した。

夫人もはっとして足を止め「ダンカンスー!どうして・・・・・・・・・・・・・」

スー「どうして!!!!!!!!!!!!何をしてる??ここで???
君はアメリカでジャンと結婚していたじゃないか!!
どうしてここでこんなことしてるんだ??いつイムの妻に!
結婚式に幸せになるって笑ってたのに・・・どうゆうことだ?」

夫人は無言のままたちさりスーの前から姿を消した


彼女のさみしそうな顔が残り・・
追いかけようとした時ユーロに呼び止められた。
「あの女の命は長くない・・・お前に会いに来たんだよ
別れを言いに来たって事だ」

スー「やはりそうなのか・・・」

ユーロ「お前もいろいろあるんだな~・・



スー「別れと出会いって結構さみしいもんだなあ~
仕方ないか・・この仕事してたらそうゆう事もあるって事だな」

そういいスーはユーロと本来のターゲットを探していった。
そしてターゲットを見つけたときその現場では
トニーとレンマが銃を突きつけられていた。

そして同時に白くフワリとした姿をみた・・。

仲伍である・・・。


スー「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ユーロ「さてさて・・・お邪魔だな 俺はあっちに行ってる・・」
そう言いどこかに行ってしまった・・。

仲伍「ユーロさん~一緒にいないのかな・・・」そう言いながら
仲伍「遅くなりました・・・いろいろ込み合ってって」横にいるスーに
少し話をした。

スー「え?」

仲伍「トニーの事何も思ってないですよ あれは仕方なかった組織同士
どうしても衝突は避けられなかったので・・・でも今僕は違いますから
彼を助けなければレンマ君たちが危ない・・・」

スー「ああそうだな・・・・・・・・」

仲伍は音も立てず彼らのナイフを数珠で引っかけて落とさせると
素早い蹴りと手の動きで彼らは地に顔を落としていった。

トニーは仲伍が狙われていると気が付いた時
「危ない!!!!!!!!!!!!!」そういい仲伍をかばって銃の鉛を受けた。

仲伍「トニー――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!さん!!!!!!」

スー隠れていてほしいと言った仲伍の言葉をググッとしながら
身体が半分乗り出しそうになった。

ローグに言われてた“「冷静になれ犠牲はその中では自分の
熱を下げる作用をする犠牲者の命を救うのは自分が
冷静に処理できてからだろ?仕事だろ?スー」“


スーは熱を下げるように拳を下げて様子を見ていた。
レンマが叫んでいる・・ドニーたちが集まってきた・・・
これはまずい・・・・・・そう思ったとき
スー「逃げろ!!!!!!!!!!!!!!!!!」彼らにそう言った同時自動小銃が音を立てて
地面を揺らした。

スーはレンマをかばうように茂みに倒し「動くなレンマ!」
息苦しそうにしてるレンマに腰を下げさせた。

レンマ「なんなんだよ!!!!!!!!!!」

スー「うるさい!!!!!!!!!!!死にたいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レンマ「トニーが!!!!!!!!!!!!!」

スー「知ってるよ!!!頭を下げてろ!!!!!!!!!!!!!」

銃声が静かになるまで息を殺して彼らが近づく足音を聞きながら
スーに「三歩近づいたら一斉に攻撃を仕掛けろよ」

レンマ「奇襲かよ 正当ではないな」

スー「奇襲を向こうがかけて来たんだ まともに相手して死にたいのか
現場なそんなにTVのようなことはないんだ」

そういい有無を言わさず彼らの足音を聞いて近づいた時一斉に
竹の棒で彼らの足を引っかけその竹の棒で投打した。

スーは「羅漢ができるだろ円陣を組め少林寺で習ったんじゃないないのか?」

レンマ「ああ・・一人じゃできない ドニーとコリンがそこにいるだろ?」

ドニー「円陣を三人ではできない」

スー「三人で誰も狭く囲めなんて言ってない・・・」

レンマ「どうゆうことだ??」

スー「後ろを見ろ師父たちが来てる、だからそうゆう事だ」

レンマたちは何も知らない・・

だがスーはユーロから連絡があり師父たちを後ろに配置したとの事
ユーロに合図を送った・・。そしてレンマたちに
スーは「1,2,3GO!!!!! 」そう手を振り合図をした。

その合図で少林の師父たちと去ったと思われた女性たちが
一斉に彼らを囲んで羅漢布陣図を作ってこの暗殺集団とイムの弟を
竹棒だけで攻撃してイムたち弟殺人集団は痛い痛い!!と頭を丸めて
死にもの狂いで逃げようとしていたのをとことん痛めつけられ・・
結局そのまま連行となった。


スーはそんな感じを見てその後に来た亮をつかまれえると
「この計画をやめろって言っただろ・・・・・・・・
俺の大事な人間二人も殺した償いは人生をかけてしろ」


亮を相手にもしたくないと言った表情で一蹴りいれると
亮は倒れ・・・顔面を泥だらけにした。


それを横目に見ながらトニーを抱えるとスーはそのままどこかに消えて行った。
仲伍は土をふるうとスーの後ろを歩いていた・・。

夏の風は秋の匂いと一緒に吹いて彼らの時間に溶け込んでいった。

つづく

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月17日(水) 21:44
女性三人の勇姿です。
名付けて『武姑隊』

武姑隊.png

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月15日(月) 13:57
今作で新登場人物のモデルとしたりんちぇのサブキャラをご紹介します。

厳一家.jpg
厳一家.jpg (158.96 KiB) 表示数: 53181 回


画像上段右
★イム兄弟、兄 厳忠義(イム・ジョンイー)
ワンチャイ天地黎明で厳師匠、東方不敗でインの父、仁我行(ヤン・ゴーハン)を演じた任世官(ヤム・サイカン)さん

画像下段左
★イム兄弟、弟 厳勇義(イム・ヨンイー)
ブラックマスクでビニール合羽を着た変態男キンカウを、ハムナプトラ3で皇帝の手下ヤン将軍を演じた黄秋生(アンソニー・ウォン)さん

画像下段中央
★勇義老婆 葉紅花(イップ・ホンファ)
ブラックマスクでユーラン、ロミオ・マスト・ダイでバイクで現れる中国マフィアの手下を演じたフランソワーズ・イップ(葉芳華)さん

画像下段右
★紅花従兄、魏雷锋(ウェイ・ライフェン)=頬に傷の用心棒
ドラゴン・ファイトでウォンを演じたキム兄さん似の狄威(ディック・ウェイ)さん

画像上段左
☆孫大寶
天地黎明で劉将軍、大地無限で君寶と天寶の師匠の覺遠、東方不敗でゴーハンの忠臣の向問天、天下争覇で黄飛鴻の父、黄麒英を演じた劉洵(ラウ・シュン)さん

画像上段中央
☆イム兄弟の父、厳大義
少林寺で王将軍、少林寺2で鮑家の父を演じた于承恵(ユー・チェンフイ)さん

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月15日(月) 00:42
hiyokoさんからの続きです。

第八章 

撮影三日目ー

体力班の大縄跳びの本番が始まった。
各チームとも武術披露指導にあたっていた二人も飛び手に加わったため六人で飛ぶことになった。

ー青隊チャレンジー

縄回しの二人が大声で「せぇ~のっ」っとをかける。

飛び手の六人は「一、二、三!」と声を掛け合い大縄を飛ぶ。

あと三回というとこ
ろでアンディの腕が縄に引っかかってしまったが、二回目のチャレンジでクリアした。

ー赤隊チャレンジー

飛び手は腕組みをし飛び始める。
あと二回というところでトニーの脚を引っ掛けてしまったが、二回目のチャレンジで成功した。

ー白隊チャレンジー

二人ずつ向き合って飛ぶという作戦が功を奏し、一回でクリアした。

頭脳班の漢字チェックは各チームとも合格。

霍元甲と黄飛鴻とウミノシンが写経審査を始める。

青隊ー
数枚墨が滲んでしまっていたがハニーが書いた書が霍元甲の評価が高かった。

赤隊ー
どの書もブレがなく均等に書かれていて、高い評価を得た。
特にヒトミの書を黄飛鴻がたいそう気に入り額に飾ることにした。

白隊ー
誤字がある一枚があったため減点の対象になったが、みにの書が三人の目に止まり高い評価を得た。

各チームの体力班、頭脳班のメンバーも集合。
いよいよ女性三人の武術披露が始まる。

青隊ー
指導にあたったジュエンと陳真が見守る中、演武が始まった。
「紫苑、加油!」

紫苑が扇子を手に登場する。三回ターンから右手に持った扇子をはためかせながら頭上に上げる。
左手は一直線に前に突き出し、左足を前に広げ右足を後ろに開脚し静止。

そのままの状態から左手だけで前転をし、前後開脚で起き上がると片手だけで立ち上がり片足立ちを決め終了した。

「太好了!」拍手喝采。
ジュエンと陳真は紫苑に駆け寄り三人は抱き合って喜んだ。

赤隊ー
ジーペイと無忌が見守る中、演武が開始された。
「光、加油!」

ひかりが竹箒を持って登場する。
右手に持った竹箒を右足で払いあげ両手で握ると、箒を軸にし右方向へ螺旋脚で回転する。

次に左手は前に一直線に突き出し、右手に握った箒を一回転させ後ろに振り上げると前後に大きく足を広げポーズ。

両手で箒を頭上で一回転させたあと右方向に突き出し、左手は横一直線に広げ片足立ちをして決め終了した。

「太好了!」拍手喝采。
駆け寄った無忌にお姫様抱っこされ、ジーペイと三人で喜んだ。

白隊ー
クンパオとキョウマが
見守る中、演武が開始された。
「京、加油!」

右手に流星錘を握り左手だけで連続側転をしながら、ミヤコが登場。

流星錘を交差させ左右に数回振り回すと三回連続で紐を跨ぐ。

紐を回しながら二回連続の螺旋脚から、右横で三回、交差して左横で三回降振り回す。

頭上で回しながら片手前転し最後は前後開脚から手をつかずに立ち上がると、紐を巻き上げ左手を前に突き出して両足を前後に開き決めた。

「太好了!」拍手喝采。
クンパオとキョウマが駆け寄り、二人で胴上げをして喜んだ。

三人の演武の評価は全員が高評価で三日間でここまで完成させたことと、努力を讃えた。

紫苑もひかりもミヤコも大泣きだ。
とその横にいたパンの目にもうっすら涙が滲んでいるのを見てウミノシンも喜んでいた。

王プロデューサー
「皆様ご苦労様でした。いい場面がたくさん取れたことを感謝いたします。これから局に戻り編集し明日13時より放送します。番組中に視聴者のメール投票と観覧者の投票により優勝チームが決まりますのでお楽しみに。あとスカウト隊の結果報告もお楽しみに」

思いがけないアクシデントで撮影が延期されたせいで、少林学園も精武学園も夏休みに突入。

ウミノシン
「皆、ここでいい知らせだ。これから少林寺へ行くことになった。今夜はバスでの宿泊となるので入浴を済ませ荷物をまとめたら21時に出発、着くのは明日の朝7時となる」

ウミノシンの知り合いである達磨堂の释延天師範が、是非放送を一緒に観たいと招いてくれたのだ。

クンパオ、ジュエン、ジーペイは学園が夏休みに入ったので、鍛錬のために少林寺に戻るのだ。

早速準備をしてマイクロバスに乗り嵩山少林寺へと向かった。

レンマを始めとする武術の道を歩む生徒たちは大喜びだ。

レンマ
「憧れの少林寺だ!」

くまきん
「鍛錬で踏みしめられた窪んだ地面を生で見られるんだね」

キョウマ
「阿羅漢で智北が殴ったあの樹もだよ」

ドニー
「少林寺は武術者にとっては聖地だからな」

陳真
「少林大侠、梦!」

クンパオ
「みんなで五右衛門風呂にも入りましょうね」

ジーペイ
「座禅もするよ」

ジュエン
「少林寺名物の饅头も美味しいですよ」

パン
「好、饅头ーーーーー!」

浙江省の新昌寺から嵩山少林寺のある河南省までは車で約十時間かかる。
みんなで収録の思い出を語りながらバスは嵩山少林寺へ到着した。

クンパオたちに案内され参道を通り表門に着くと、修行僧が出迎えてくれていた。
作務衣を受け取り一同は気替えを済ませ方丈たちと挨拶を交わした。

释延天師範
「皆さん、ようこそ嵩山少林寺へ」

ウミノシン
「師範、お久しぶりです」

霍元甲
「近くにおってもそうそう来れる場所ではありません。方丈、お招き感謝いたします」

释延天師範
「では早速、武僧たちの鍛錬を見ていただこうかな」

鍛錬場に向かうとそこは映画『少林寺』で李連杰演ずる覺遠が鍛錬していたあの場所で、地面が震脚で踏みしめた跡で窪んでいた。

クンパオたちも混じり武僧12人の少林八極拳の鍛錬が始まった。

「哈!」の掛け声とともにまず足を揃え力強く横斜めに両腕を大きく開き前後震脚、足を前後に震脚し両腕を三回交差回転、右手を上、左手を前に突き出す。
そこから回転しながら両手を広げ片足立ち、、、最後は形を決め終了。

一同唖然として武僧たちを見つめる。

释延天師範
「八極拳とは清代の河北省の滄州の孟村に発祥したと伝えられる武術であり、最も破壊力がある武術です。今見てもらったのは 金剛八式 、1.冲捶(ちゅうすい) 2.川掌(せんしょう) 
3.降龍(こうりゅう) 4.伏虎(ふっこ) 5.劈山掌(へきざんしょう) 
6.圈抱掌(けんほうし) 
7.虎抱(こほう) 8.探馬掌(たんましょう)の套路でした」

コリン
「八極拳と言えばストリートファイターのヤンだ」

トニー
「一代宗師の一線天もだね」

次に武僧に蟷螂拳、小炮拳を方丈の八段錦の演武披露を見せてもらい、千佛寺の壁画、塔林を見学させてもらった。

クンパオ
「ではそろそろ昼食です。食事が済んだらちょうど放送の時間になりますので参りましょうか」

斎堂(食堂)に入る前
に言无声、食不語と言う『用餐六字戒律』を習う。
箸を持つ手は『少一点』と言う親指と薬指で挟む持ち方だ。
茶碗を重ねるときは箸を中に入れ音を立てずに重ねる。

中へ入り包と言う具入りの饅头と油餅と言う揚げパン、もやしと豆腐の和物を盆に乗せ席に着く。

食事を済ませた一同は本堂に向かい、放送を見始めた。
三日間の成果が全て映し出される。

そこには体力班の生徒が竹を削っていて指を怪我してしまったり、防具を付けずに流星錘を振り額に怪我をしてしまったミヤコの映像もあった。

大縄を跳ぶ姿を見て感動し、女性たちの武術披露の場面では武僧全員が手をぐっと握りながら真剣な眼差しで食い入るように観ている。

紫苑の扇子功で拍手喝采が起き、ひかりの掃把功で皆が見つめ合い、ミヤコの流星錘では皆立ち上がり感動した。

「太好了!」

一時間半の放送があっという間に終了した。
最後の視聴者投票の結果はなんとも偶然で三チームの投票数が同票であった。

放送観覧後は禅堂の座禅を終え一時間の昼寝を済ませ、夕食前の入浴時間だ。
クンパオに連れられ男性陣が浴場へ向かう。

クンパオ
「少林寺は女人禁制のため女風呂がありませんので、男性が済んだらご案内しますので今暫くお待ちください」

ヒトミ
「良い編集だったわね」

ハニー
「いい場面がいっぱいだったわ」

ミシェール
「ミヤコのあのシーンが収録されてたなんてね」

ミヤコ
「まったく恥ずかしいったらありゃしないわ」

みに
「それまでみんな物静かだったのに武術披露の場面を観た武僧のみんなには驚きました」

ミシェール
「三日間であそこまで出来たら誰だって驚いて感動するわよ」

クンパオ
「女性陣の皆さん、お待たせしました」

案内された女性陣が服を脱ぎ始めると、風呂場の外庭で桶の転がる音がした。

紫苑
「外に誰かいるみたい」

ひかり
「案内してくれたクンパオくんじゃない?」

みに
「出るまで待っててくれてるのかしら?」

ミヤコ
「そうだとしても今の音は桶の音よね」

ハニー
「確かに窓の外に桶はないわね」

とヒトミが窓を見ると♨の赤いマークがガラス越しに映っていて、窓ガラスが少し開きそこには目から上だけの妖怪のような男が覗いている。

「キャー!」

ミシェールは浴槽の縁に立ち上がると、桶で一発額を殴打し次に女性全員で桶に汲んだ熱湯をぶっかけた。

「カラコローン、ドォーン!」

男は乗っていた桶から落ちた様子だ。
急いで作務衣を着て外に出ると、そこには黒い革ベストが脱ぎ捨ててあった。

すぐさまミシェールが本堂へ走っていく。

ミシェール
「まだ寺院内にいるはずよ、早く探して!」

レンマ
「どうしたんですか?」

そこへ残りの女性たちも走ってきた。

ヒトミ
「額に♨マークの男が窓の外に!」

黄飛鴻
「とうとうここにも現れたか。君寶、智北、覺遠、武僧たちとすぐに追いかけろ!」

クンパオ、ジーペイ、ジュエン
「是(はい)!」

キョウマ
「なにかされたの?」

ミヤコ
「覗いてたから桶で殴って、熱湯を浴びせてやった!」

ひかり
「そしたら桶から落ちたー?はず」

ハニー
「女人禁制の少林寺に覗きに来たのかしら?」

クンパオたちが濡れた地面を辿っていくと妖怪男は逃げ切れず鍛錬場に隠れていたようだ。

武僧の一人である延能が延天を呼びに来た。

延天
「すぐ行く。皆さんも鍛錬場へ」

みんなで鍛錬場に走っていく。

そこには上半身裸の男が体から湯気を立てて立っていて、さっきかけられた熱湯で真っ赤になっていた。

妖怪男
「我叫 通奸korigori
为了身体着火烫。
(俺様は間男コリゴリー、体が焼けるように熱いー)」

延天
「羅漢棍陣!」

武僧たちは棍を握り間男コリゴリを取り囲むと棍を交差させ間男コリゴリの脇に差し込み持ち上げるとそのまま下に叩きつける。
間男コリゴリも必死で反撃しようと起き上がるがすぐさま12本の棍で次々と叩き突付かれ失神した。

黄飛鴻と黙僧、洪熈官が押さえつけ柱に縄で縛り付けた。

トニー
「リュウに連絡したらすぐ来てくれるって」

と庭からプロペラ音が。

スー
「おいおい、墓荒らしの次は間男コリゴリかよ」

トニー
「早かったね」

リュウ
「高速ヘリで来たからな」

ユーロ
「少林寺に間男とはな」

正陽
「スー、墓荒らしより今話題の間男コリゴリを逮捕した方が名誉だね」

ウミノシン
「それより例の事件はどうなったんだね?」

スー
「正陽、説明して差し上げろ」

正陽
「あれからの捜査の結果、イム家の財産分与のすべてを託されていた孫大寶と言う老人に辿り着きまして、、、えーっと彼は厳兄弟の父親である厳精義の大親友で、、、現在、相続書は孫氏が所有しており、、、」

ウミノシン
「おいおい、まだあるのか?結論だけ教えてくれないかね」

リュウ
「すみません、こいつは回りくどいのが取り柄でして。相続書に書かれていた内容は厳家の全財産は武術大侠に譲るということです」

スー
「ってことで奴らが掘り起こしたらここに持ってくることにした。以上!」

ユーロ
「方丈殿、受け取ってくださいますね」

延天
「なんのことか拙僧
には分かりかねるが、厳精義氏のことはよく存じております。彼のご意向なら喜んでお受けします。阿弥陀佛ー」

スー
「じゃこいつは連れてくぜってことで、延天方丈、宝は後でお届けします。さてリュウ、ユーロ、正陽行くぞっ!」

リュウ
「そうだ!さっきの放送を見てたヨンイー夫人のホンファが明日にはここに来ると思われます」

ウミノシン
「なぜここに来るとわかるんだ?」

ユーロ
「隠しカメラを設置したんです。挑戦状の宛名は女性武術者一同で、内容は技比べで負けたら潔く財産は譲ると」

ユアンジャ
「なにを根拠に負けとなるのかね」

スー
「きっと少林寺の皆さんに審査してほしいのでは?おっとこいつが暴れ出す前に失礼します。ではこれで!」

スーたちは間男コリゴリを板に縛り付け帰っていった。

ミシェール
「女性三人に挑戦状って」

ミヤコ、ひかり、紫苑
「またやるのぉー?」

続く、、、

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by hiyoko » 2016年8月13日(土) 10:24
hikariさんへ
うわ~間男!!!!!!!!!!!♨マークがお茶目^^
小説にでる???いやーそれはそれで大変な事が!!!!!!!!!・・。
ミコさんの次回展開?!見逃せません 

hikariさんごりごり男ありがとうございました~<m(__)m>

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月13日(土) 08:15
hikariさん☆

アイドル黄飛鴻の絵は可愛かったです。
hikariさんも立派な絵師さまですな。
ミコは可愛いスタイルの絵を描くことが出来ないので、勉強したいです。
有難うございました。

来たな〜妖怪間男コリゴリめ!
これは呉京の『マーシャルシティ』に登場するミュータント化したコリン兄さんですな。

小説に絡めてみたいですな。
(えっ、大変なことになるぞぉ(笑)

有難うございました。

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by hikari » 2016年8月13日(土) 00:40
ミコさん、hiyokoさん・・・そして師父!ご無沙汰してます。
今日のチャットでhiyokoさんの読み間違いがら誕生した新キャラ★

出来上がりましたのでお持ちしました。

妖怪現る!.JPG
妖怪現る!.JPG (69.9 KiB) 表示数: 53198 回


愛すべきキャラですので設定は皆さんにお任せします :bigsmile:

・・・・無茶振りすみません :redface: :redface:

「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by hiyoko » 2016年8月10日(水) 12:41
ミコさんからの続きです

七章

さてさて・・とりあえずドニーの言っていたヤムと東方不敗のお話を聞き
スーは湯船から上がると夜の散歩の散歩に出た。

湯上りでほわほわの状態のスーはカラコロンと下駄を履いてどこからか
持ってきたのかわからない?薄桜鬼土方歳三のイラストのはいった浴衣を
きて荷物を持って仕事場に帰って行っていた。

スー「浴衣はいいな~」そう言いながら初音ミクの団扇を仰ぎながら
下駄をカラコロと鳴らしながら歩いているとユーロがどこからか?出てきた。

スー「おお~おつかれ~」

ユーロ「おんせんがすきだな~スー」

スー「一日の疲れはお湯に流すって事でさ^^」

ユーロ「ふーん~~~~」
そう言いながら夜のさそり座の星を見ながら「さそり座の女~♪」
スーは相変わらずの鼻歌を歌っていた時に空を見ると人が飛んでいた・・。

ユーロ「おい~スー~」

スー「うーん?なんだ??」

ユーロ「さっき人が飛んでいたぞ 」

スー「まあ時知らずのトンビが生まれたのさ」

ユーロ「トンビって着物着てるのか? それに気にならないって
おまえぼーっとしてるなあ~そうゆうのならまあいいけど」
ユーロは何事もないことを願いここからとんだバトルに行くのは
どうも気が進まないと思っていたのでそんなスーの話を聞き
心そっとラッキーと思っていた。

二人は泊まっているバンガローに帰ろうとした所
ワイワイと声がした。

スー「(?_?)」

ユーロ「あれ・・」

スー「あーーーーーーーー黄飛鴻師父~」

ユーロ「なにしてるんだろうね~」

スー「なにしてるんだろうな~」

そ~っといってみたら黄飛鴻師父は何探していた。

スー「師父こんばんは 何かありました??」

黄飛鴻「スー殿か 先ほどヤムがここから何かを掘ってかくしていてな
それを見たのだ」

スー「何かを隠していた?? 法典?」

黄飛鴻「それは何かな?」

スー「さっきトンビが飛んでいきませんでした?」

黄飛鴻「トンビ???私は見なかったが」

ユーロ「それを言うなら人だろ~スー 着物着た人が飛んでいた」

黄飛鴻「あ!それならあちらに」

そういい黄飛鴻とユーロ スーは黄飛鴻が指差した方向に三人向かっていった。


イムが部下と何やら揉めながら言いあいをしてる
そしてそれを見つけた東方不敗がわってはいっている

スー「要するに内輪もめに着物のお姉さんが入ってさらにややこしくなってるな~」

黄飛鴻「あれはもしや・・・お宝盗んでいるしゅぼうしゃではないか・・」

スー「師父どうします?」

師父「これは役所に届けなくては」

スー「ですよね~」

二人は妙に意気投合して?!やる気満々である。

だが約一名は少々お疲れで「え・・明日にするっていってたろー・・」
「明日にしよろスー今日はもう眠たいってたじゃんか」と呟いていた。

スー「ユーロ明日にしたらお菓子はなくなっちゃうよ」

ユーロ「あれがお菓子かあ~・・・」

スー「まあまあ平和になるなら~ねー師父」

師父「ああそうだ」

ユーロ「スーお前結局やる気満々で師父まで
たきつけてんじゃねえかよーたくもう・・・」

スー「なんだか俺わくわくしてきた」

ユーロ「マジで(゜∇゜;)やめろよ」

師父「では私もスー殿と行きます」



ユーロ「えええええええええええ~~~~~~~~~もーーーー
\(◎o◎)/!黄飛鴻師父ってそんなに喧嘩するの好きなのかあ~
イメージと違うんだけど・・」

ユーロはとほほと言いながら後を歩いて スーは浴衣がはだけようがなんだろうが
関係なしに暴れている。

スー「ここであったが百年目だなお縄だ」

ユーロ「なーに言ってるんだよ…何がお縄だ たくーTVばっかり見やがって」

そう言いながら黄飛鴻とばったばった部下ともども倒してイムと東方不敗に
仕掛けていった。

スー「うりゃ!!!!!!!!!!!!」
テコンドーのような足蹴りをくらわしてイム兄弟の兄の顔を蹴り上げた。
そして東方不敗の着物をぐるぐる巻きにして簀巻きにすると
腰ひもでイムとぐるぐる縛りユーロは手錠をかけると
携帯で正陽を呼び正陽は日本の警察のお兄さんたちと共に
イムと東方不敗を連行していった。

正陽「この星明りにこんなアクシデントとは~」

スー「あのな~黄飛鴻師父に感謝してくれ」
黄飛鴻「いえ当たり前の事をしたまで」

そう黄飛鴻はいい会釈をしてチャンパオをひらりとさせ法海たちの所に
帰宅した・・。

スー「まあまあ~情報はドニーさんから」

ユーロ「健康ランドの温泉でなにしてるんだよー・・どこまでも行っても
仕事虫だなーまじめだなースーは」

スー「まあな~俺って結構これで仕事するから♪」

正陽「仕事というよりもめ事なんですけどね・・・(-_-;)」

スー「何か言ったか?正陽(?_?)」

正陽「いえ何も お二人が無事でよかったです^^」

とりあえずそういいイムを連行しあとは残りの集団を探すところだった。


スーはその足でレンマの所に行った。

レンマは撮影を終え高校の勉強をしていた。

スー「レンマく~んお元気かな~」

レンマ「何しに来たんだよ!俺は今撮影で出来ない授業の勉強してるのに
スーが報告書も書かないままお風呂に入って寄り道かよ・・
邪魔なんだよ帰れよ」

スー「そんな切ないことを言うなよー(U0U)何々??勉強って??
お兄さんに見せてみなさい」

レンマが嫌がり手を振り払っていたのだがスーはそんな事は
お構いなしに彼のテキストを見ながらしばらく黙っていた。

レンマ「わからねえだろ早く返せよ」

スー「あ・・これお前違うぞ・・鎌倉幕府は 1192ではなく1193だぞ
今微妙に変わってるんだからこれ違うぜ・・」

レンマ「だからどうした、あとでテキストをみるよ誰もスーに
答え聞いてない」

スー「そうか?後そのフランスの王朝ロマネスク王朝じゃねえよロマネスクはロシア=
エリカティーナ2世・・クリミア戦争はそのうんと後だ・・。
フランスは・・ブルボン王朝じゃねえ?オーストリアから来たのはマリーアントワネット王妃で
フランス革命コンコルド広場で処刑された王妃だ。
ルイ15世ではないルイ16世だ」

レンマ「なんだよー横からいきなり来てそれかよ・・
うるさいよ」

レンマはぶつぶつ言いながらテキストの答えを見ていた。

レンマ「じゃ中国の革命分かるのかよ・・・」

スー「いつの???」

レンマ「近代史だ」

スー「辛亥革命 孫文だろ?お前―まさか~清朝の王妃とか書いてるんじゃないだろうな??」

レンマ「そうなのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書いておこうっていうかな
何しに来たんだよアニメおたくのくせに」

スー「おまえーアニメって結構歴史があるんだぞ・・俺の好きな土方さんなんか
新撰組っていう実在の人なんだからな」

レンマ「それくらい知ってるよ司馬遼太郎の「燃えよ剣」の
主人公で新撰組鬼の土方歳三だ・・・司馬遼太郎くらい文庫本で見てるよ
坂の上の雲とかな」

スー「意外だなー少林券しか本がないと思ったのに・・・型を本で覚えるってすごいよな」

レンマ「おいおい・・・・あんたは何が言いたい?」

スー「俺は実戦で覚えたから」

レンマ「ふーん・・で?なにをしにきたんだ?スー 早く帰ってくれ邪魔だ!」

スー「え?変なもん拾ったんじゃないのか?たとえば~怪しげなラブストーリとか・・」

レンマは「あ?なんだ????よそれ・・・・」

スー妙にレンマの歯切れが悪くなったのを見て「おい出してみろ」と
つんつんし始めた。

レンマ「うるさい!早くどっかいけ!」

スー「その本の回収に来たんだけどな道端に落っこちてなかったか?」

レンマ「そんなもん拾ってないわ!そんな暇じゃないんでねこっちは
色々訓練で忙しいんだ道端に本なんてあったらおまわりさんに届けてるよ」

スー「おれ一応おまわりなんだけど・・・。」

レンマ「はあ?なんかいったか?アニメ男」

スー「ひでえなあ~・・せーっかく悩みを聞いてやろうと思ったのに
そんなこと言うんだな未来の家族に」

レンマ「誰が未来の家族だ?!お前みたいな家族はいらないんだよ
え?あんたが死んだらヒトミと結婚する事考えるよだから早く死んでくれ」

スー「それマジで言ってるの? ( ̄д ̄) 」

レンマ「ジョークで言うかよ・・・」

スー「ガチョ―ン・・・・・・・・・・(TwTlll)(T_T)・・・・」

レンマ「なんて顔してるんだよ・・・本当にユーロさんの気持ちがよくわかる
スーは本当に七面相で似ても焼いても食えないな・・・ヒトミの気持ちになれよ・・」

スー「え?ヒトミの気持ち?(゜∇゜;)・・って??しってるのレンマくーん」

レンマ「そのレンマくーんはやめてくれ・・気持ち悪いその微妙な笑い」
スー「これか?( ̄◇ ̄)」

レンマ「だから真面目な顔をして言え鶏がぽかんとした顔どうしてできるんだよ
あんた喜劇役者の方があってないか・・・。」

スー「あー昔々ローグに言われたわ」

スー「ヒトミのきもっちって??こんな感じ??(*^。^*)」

レンマ「そんなわけねえだろ・・」

スー「なあ~許してくれよ—」

レンマ「だから・・・勉強の邪魔だと言ってるだろ
早く帰れよ」

スー「本は?」

レンマ「だからないって言ってるだろうしつこいな!」

スーおかしいな~とおもい「ドニーが言ってた」

レンマ「ドニーが??おかしいな・・・・・・・・・・・・じゃコリンの手元に言ったんじゃないのか??」

スー「おかしいじゃねえか・・どうしてコリンなんだ??お前隠してるだろう!
ヒトミに見つかったとかドニー言ってたぞ」

レンマ「メンドクサイ刑事だな・・俺が確かに拾ってみたよ
ええまあね・・ヒトミは驚いていたのも事実だだって俺がそれを偶然見て
驚いてたんだから誤解を招いたんだ!あんたの仕掛けだったら俺は
100倍あんたを殴りたいよ いいか殴って!」

スー「うんいいから本を返して」

レンマそれを聞いて力加減もなしにボコッ!!っとスーを殴り
スーはギャグ漫画か?というほどすっ飛んで行ったのだ。

スー「イテーなあ~~(T_T)そんな本気で殴らなくてもいいだろ
手加減ってものが武術者にはあるんだろー・・・信じれない弟だな」

レンマ「スーの弟じゃないし、まともに当たるなよそっちが信じれないわ」

スー「いろいろ気持ち晴れた?俺は微妙に顔が腫れそうだけど・・・」

レンマ「よくそんなこと言えたもんだな・・・俺の拳をうけてそんなへらへらと
いう奴はあんたが初めてだ・・・・・」


レンマは苦笑いをすると「俺の所にはない。 キンゾウの所に預けた」

スー「マジで?????????・( ̄□ ̄:)!!え―――――――――――――・・・
え~~~~~~~~~~Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)~~~~~~~~え~~~~~~~~~~~・・
泣きそう」

レンマ「しらん 勝手に泣いてろまあ自業自得だ
キンゾウものすごく怖い顔してたぞ・・・スーの物だと言ったら
さらに爆発するだろうな・・・」

スー「お前俺を売るのか?うったのか?」

レンマ「人聞きの悪い事を言うな 何も言ってない確信してないものを
言うほど馬鹿じゃないよ。スー取りに行ってこいよいるんなら」

スー「イヤいい………………………・・もう帰るわ」

スーは何をしに来たか・・・わからなくなり・・コソコソと
レンマの部屋からこっそり抜けると寄り道をするんじゃなかったと思いつつ
仕事場のバンガローに帰って行った。

そんな時・・影が見えたがスーはぼ~っとして歩いていたのだった。

つづく

Re: 「封神傳奇」公開記念★リレー小説第5弾!「少林学園 武侠兄弟」其の伍~外伝之弐~目指せ!武打明星★

by ミコ » 2016年8月06日(土) 13:14
hiyokoさんからの続きです。

第六章

撮影二日目ー

騒動の報告のため、スーたちが新昌寺を訪ねてきた。

ユアンジャ
「君たちが今回SPを引き受けてくれた刑事たちさんだね。ご苦労さまです」

ユーロ
「私は天廩署国際犯罪捜査課のユーロで、こちらはスー捜査官です」

ウミノシン
「ユアンジャ、彼らには度々世話になっているんだ」

フェイホン
「こんな美男子が捜査官とは日本は凄いですな」

ユーロ
「私たちは中国警察から派遣されている特別捜査官です」

ユアンジャ
「それで一件についてなにかわかったのかな?」

スー
「ユーロ、説明して差し上げろ」

ユーロ
「遺跡発掘をしているのはイム兄弟で兄のジョンイーは浙江省知事、弟のヨンイーは地区長、、、祖父、父とも土地の名士です」

フェイホン
「かつては武術の名門だったイム家だな」

ユーロ
「二人とも武術を受け継がずに政治の道を歩んだのですが、亡くなった父親は欲深い二人が争わないために遺産をすべて墓に埋めたのです。しかしそれを知った兄弟は遺産を掘り起こしているのです」

スー
「そこを生徒に見られ用心棒が襲ってきたってことだ」

ユーロ
「先に掘り始めた兄が独り占めしようと用心棒を雇っていたが、嗅ぎつけた弟夫婦と取り合いになり諍いが起きてるってことです」

ウミノシン
「遺産相続書はないのか?」

ユーロ
「誰かに託したらしいのですが」

ウミノシン
「兄弟喧嘩に巻き込まれたってことか。まったく呆れた兄弟だ。生徒が盗むとでも思ったのか!」

スー
「相続書も見つからないし用心棒たちまでが横取りを企んでると来てるから厄介なんだ」

ウミノシン
「生徒には山を降りないよう注意したが、スーくん引き続き警護を頼むよ」

ユーロ
「それがなんでもヨンイー夫人の紅花(ホンファ)は武術家の娘で腕も相当らしく、精武学園の関係者恨んでいるという噂もありまして、、、きっとコリンたちは間違われたのでないかと。浴場襲撃も精武学園の武術家たちを狙ってのことではないかと見ています」

スー
「引き受けたからには遂行しますし武術の腕だけならそちらも十分だろうが、用心棒の中にはそれに乗じて銃を使い権力を見せつけようとするバカもいるからな」

ユーロ
「では、引き続き警護に戻りますのでこれで失礼します」

ユアンジャ
「宜しく頼んだよ」

スー
「ウミノシン学園長、キンゾウ氏にはどうぞご安心をと伝えてください」

ウミノシン
「あぁわかった。宜しく頼んだぞ」

撮影を開始した体力班は・・・

各チームとも懸垂と腕立て伏せ、竹馬乗りと平均台渡りを難なくこなし、大縄跳びの達成を試みていた。

十回まではどうにか飛べるが、縄回転機とタイミングがずれ何度やっても途中で縄に引っかかってしまう。

頭脳班の各チームも写経だけとなっていたためハニー、ヒトミ、みにだけを残し、縄回転を機械に頼らず人の手で回そうと体力班に参加することになった。

青隊ー
ジャオとミシェールが回し手。
レンマ、くまきん、アンディ、三龍が飛び手。

赤隊ー
黙僧とパンが回し手。
リン、トニー、ドニー、マンディンが飛び手。

白隊ー
カーロ、キンゾウが回し手。
コリン、キット、マンチェク、世玉が飛び手とし、大縄跳び達成に専念していた。

青隊ー
ジャオ
「タイミングを掴むには掛け声も大事だぞ」

レンマ
「精神を集中させるんだ!」

赤隊ー
黙僧
「速さ勝負ではないからゆっくり回すぞ」

ドニー
「腕が引っかかるから腕組みだ!」

白隊ー
カーロ
「まだ時間はある、焦らず行くぞ」

コリン
「飛び手は二人ずつ手を繋ぎ向き合ってみよう!」

鍛錬班の女性陣も少しずつだが形になってきている。

青隊ー
ジュエン
「紫苑さん、手の動きはだいぶ良くなってきましたね。あとは上半身のしなやかさです!」

紫苑
「腰の捻りが上手くかないのよね」

陳真
「あと一日ありますから、無理せずゆっくり行きましょう!」

赤隊ー
ジーペイ
「だいぶ体が柔らかくなってきました。温泉効果ですかね」

ひかり
「信昌寺の温泉は最高ですし、フェイホン師範の鍼で疲れも取れるしね。あとはもうちょっと高く飛び上がれるとカッコいいんだけど」

無忌
「そうだよ。回転後の着地が上手く行けば完璧ですよ!」

白隊ー
クンパオ
「そろそろ防具を外してやってみましょうか」

ミヤコ
「そうね。やってみるわ」

キョウマ
「おばちゃん、精神集中だよ!」

ミヤコは防具を付けずゆっくり流星錘を振ってみる。

最初の片手連続側転は完璧だ。流星錘を横に大きく振り足を上げ紐を跨ぎ、次に背中の後ろで回そうとしたが、勢いが悪く錘が額に当たってしまった。

クンパオ
「ミヤコさん、大丈夫ですか?」

キョウマ
「おばちゃんっ!」

ミヤコ
「だ、大丈夫よ」

クンパオ
「すぐにフェイホン師匠に診てもらおう!」

二人はミヤコを抱え本堂へ向かった。

フェイホン
「どうしたんだ?」

キョウマ
「錘が額に当たって!」

フェイホン
「傷にはなっていないな。すぐに冷やそう」

ミヤコ
「あと一日しかないのに、、、フェイホン師範、続けられますか?」

フェイホン
「腫れが引けば大丈夫だから安心しなさい」

ユアンジャ
「無理しない方がいい」

ウミノシン
「この子は負けず嫌いで途中で諦めない性格です。最後までやらせてやってください」

ユアンジャ
「クンパオ。お前たちから見てどうだ、あと一日で出来そうか?」

クンパオ
「勢いが足りず紐がたるんだせいだけなので、思い切りやればできるでしょう」

そこへジュエンたちに話を聞いたパンが走って来た。

パン
「おい、怪我したのか?」

ミヤコ
「錘がおでこに当たっただけよ」

パン
「当たっただけよって切れたのか?」

フェイホン
「ちょっと腫れてるだけで大丈夫だ」

ユアンジャ(キョウマに耳打ち)
「パンはどうしてあんなに心配してるんだ?」

キョウマ(ユアンジャに耳打ち)
「あー、、、二人はそういうことでして」

ユアンジャ
「パン、なんで隠してたんだよ?」

パン
「なんのことだ?」

ユアンジャ
「その話は後でゆっくりっかせてもらうぞ!」

パン
「キョウマかっ!」

キョウマ
「いい話だもん、いいじゃない!」

フェイホン
「ミヤコさん、今日はゆっくり休んでください。いいですね」

ミヤコ
「はい」

安心したパンは大縄回しに戻ることにし、クンパオとキョウマも大縄跳びの様子を見に行くことにした。

その頃、イム家の墓ではまたひと騒動起きていて、山の中腹から見張っていたリュウと正陽は殺し合いが起きないことを祈りつつ様子を伺っていた。

リュウ
「あの頬に傷がある用心棒、どっかで見たことあるな」

正陽
「あいつ、、、マフィアの用心棒だった男ですよ」

リュウ
「きっと温泉襲撃は奴の仕業ですね」

そこへ寺から戻ったスーたちが合流した。

スー
「どうだ?」

リュウ
「銃の保持者はマフィアの用心棒をしてた男です」

正陽
「今、玉観音が出てきて取り合ってます」

スー
「まったくお宝は山ほどあんだから仲良く分けりゃいいじゃねえか」

リュウ
「父親もこうなることを見込んで埋めたんでしょうね」

スー
「それにしてもイム家の墓から出てきた物を用心棒が横取りする権利はねえよ」

正陽
「兄弟喧嘩で死人が出ることになれば黙って見過ごせないし、学園のみんなに危害が出るのも困りますしどうします?」

スー
「あの用心棒を過去の余罪で逮捕するか?」

ユーロ
「あとはホンファが暴れないようにマークですね」

その夜、みんなは本堂に集合しユアンジャからの報告を聞いていた。

ユアンジャ
「スー捜査官の話は以上だ。墓側の林を絶対に降りてはいかんぞ、いいな」

一同
「はい」

生徒たちは寺の道場で交流を深めるためおしゃべりしている。

陳真
「ヨンイー夫人は気の強い女性で有名なんだ」

アンディ
「武術が出来る恐妻家ってわけか」

ドニー
「妻の尻に引かれるんじゃ結婚も考えちゃうな」

コリン
「女もよぉーく吟味しないとな」

レンマ
「しかし試合に負けたことを恨むのは筋違いだろ」

ミシェール
「そうよ。武術を夫婦喧嘩に使われちゃ武術ができる女性にも失礼よ。私の夫も弱い人だったけど武術で押さえつけたことはないわ!」

ひかり
「それはそうとミーコさん大丈夫?」

おばちゃん
「腫れも引いたし大丈夫よ。それよりキョウマくん、パンさんが怒ってたわよ」

キョウマ
「いい話だから隠すことないじゃないと思ってさ」

くまきん
「なんのこと?」

キョウマ
「怪我したおばちゃんを心配して慌てて走って来たパンさんを見たユアンジャ師範にどうしたって聞かれたから真実を話したらパンさんが怒っちゃったんだ」

くまきん
「怒ることないよね、おばちゃんっ」

ひかり
「パンさんって照れ屋さんなのね。かわいいー!」

おばちゃん
「ひかりさんっ!」

無忌
「ひかりさん、按摩しましょうか」

ひかり
「はいっ」

世玉
「みにさん、ぼくたちも按摩の時間ですよ」

みに
「はい、お願いします」

陳真
「紫苑さんには僕がやりましょう、いいですか?」

紫苑
「えぇお願いします」

クンパオ
「では僕はミヤコさんを。いいですね」

おばちゃん
「宜しくお願いします」

ハニー、ヒトミ
「私たちは?」

レンマ
「風呂が終わったらやるから待っててください。なぁトニー!」

アンディ、コリン、三龍、キット
「あーいい湯だった。次の方どうぞー」

ドニー、世玉
「じゃお先にー」

レンマ
「トニー、一緒に行かないか?」

トニー
「あぁ」

レンマは洗い場で髪を洗うトニーに話しかける。

レンマ
「まだアイツらと付き合いがあるのか?」

トニー
「あれは過去の話でとっくにチームは解散したよ。今は単独で情報をスーに流してるだけだ」

レンマ
「それならいいが、ヤバい連中との接触は十分注意しろよ」

トニー
「スーも守ってくれてるし大丈夫だ」

風呂から出るとレンマにスーからメールが届いていた。

レンマ
「ユアンジャ師範、スー刑事から連絡がありヨンイー夫人が武術特訓を始めているようです。それと露天風呂を襲撃したのはヨンイー夫人の従兄弟でマフィアの用心棒をしていた男だそうです」

ユアンジャ
「正々堂々と闘いを挑むつもりなら受けて立つが、銃で襲撃されては勝ち目がないな」

ウミノシン
「試合に負けただけでそこまで考えるとは相当ですな。なにかあったのですか?」

フェイホン
「十年前の上海武術大会でヨンイー夫人の父が試合で大怪我を負い武術が出来なくなってしまったのを恨んでいるんだろう。その後も尽く一門の弟子たちが試合で怪我を負っているし」

キンゾウ
「今現在、一門はどうなってるのですか?」

ユアンジャ
「ヨンイー夫人は嫁いでしまったので跡目は従兄弟の雷鋒(ライフォン)が継いだらしいが、その男もマフィアと付き合うようになり道場は閉鎖したらしい」

フェイホン
「ヨンイー夫人の目的はライフォンを利用し仇討を果たそうとしてるんだ」

レンマ
「掘り当てたお宝を餌に操っているってことですね」

ウミノシン
「ヨンイー夫人をなんとかせねば、またライフォンが襲ってくるかもしれんぞ」

レンマ
「明日の撮影を邪魔されないよう、スーたちが早急に動いてくれてます。彼らに任せましょう」

その頃、スーたちは争いを止めるために相続書探しを始めていた。

続く、、、