方世玉シリーズ第一弾!
「ワンチャイシリーズ」と同時期に撮影されたとは思えないほど、李連杰が幼い!幼すぎる!
鼻息の荒いバッファローが、突然甘えん坊なチワワかシーズー犬になったような感じ(笑)
李連杰の見事な役者っぷり・演じ分けに脱帽です。それとも黄飛鴻が年齢不詳すぎるのか??
とにかく笑いドコロがあちこちに散りばめられていて、涙目になりながら腹を抱えて悶絶していると、
今度はガラリと雰囲気が一変、シリアスな場面ではグッと胸が詰まります。
基本的に軽いノリで物語が進むのですが、色んな話が交差していてテンポも抜群。
非常にバランスが良い作品だと思います。観終わった後「何て良く出来た作品だろう」と思うこと間違いなし。
▼苗翠花(世玉のママ)役 / 蕭芳芳(ジョセフィン・シャオ)
この作品をパワフルに盛り上げているのは、何と言ってもママ役の彼女。お茶目で(ちょっぴりおバカで)強くて、なのに女性らしい。
美人ですから冷たく見えそうなものなのに、本当に可愛らしい女性なんですよね。同じ女として学ぶところの多い女優さんで御座います。
▼世玉のパパ役 / 朱江(チュウ・コン)
反清朝を掲げる秘密結社『紅花会』の幹部を務めるパパさん。武術は全く出来ないものの非常に頭のキレる冷静沈着なイイ男。
特に世玉ママの扱いの上手さといったら心憎いほど。エキセントリックでパワフルなママさんを見事に操っておられます。
▼九門提督役 / 趙文卓(チウ・マンチェク)
レンタルビデオ屋さんの香港映画シリーズの棚で、必ずと言っていいほどお見かけする彼(笑) この作品がデビュー作なのだそうですが、
堂々とした演技っぷりは天晴れです。李連杰が降りた後の「黄飛鴻役」を継いでいらっしゃるのですが、本作『方世玉』を観た徐克が彼を
スカウトしたのだそうな。
▼停停(世玉の妻)役 / 李嘉欣(ミシェール・リー)
ハッキリとした目鼻立ちの凛とした美人。『スウォーズマン/女神伝説の章』で、李連杰演じるリンの弟子役もされておりました。『方世玉2』にも続けて出演されております。
▼雷虎(停停のパパ)役 / 陳松勇(チェン・ソンユン)
一度観たら忘れられない、強烈な個性をお持ちの俳優さんですね(笑) どうにも憎めないキャラクターが素敵です。『新・少林寺伝説』でも大富豪役を演じてらっしゃいます。
▼李小環(停停のママ・雷虎の妻)役 / 胡慧中(シベール・フー)
まさにクールビューティー。強く気高く美しい。物語前半の彼女は「この人怖い…」と思わずにはいられないのですが(笑) 、本当の愛を知り、愛に生きる女になってからの彼女はいじらしい。後半では表情もガラリと変わって”けなげな女っぷり”を見せて下さいます。
九門提督役の趙文卓さんですが、天照は彼が演じる「黄飛鴻」を一度だけ観たことがあるのです。
これがまた爽やかでねぇ。バッファローとは大違い♪(笑)
デビュー作からして李連杰の敵役、そのあとは徐克に見出されて黄飛鴻役。
順風満帆の俳優人生かと思いきや、当時は大変なストレスに悩まされたそうですよ。
李連杰主演の「黄飛鴻シリーズ」と言えば大成功を収めた大作ですし、それを継ぐとなると心理的負担も
かなりのものだったようで、部屋に戻ると泣き暮らしていたそうです。 お気の毒に・・・。
それが今じゃ、立派な大俳優になられたのですから素晴らしいことで御座います。ご立派です。
中井貴一を甘くしたようなマスクも嫌いじゃありません♪
(もしくは東山紀之を猫顔にしたような感じ?笑)
それから劇中、ママと世玉クンの『親子拳』なるものが登場するのですが、これは「無影拳」という
かなりマイナーな拳法だそうで、なかなか映画ではお目にかかることが出来ないのだとか。
「無影脚」の拳バージョンってとこでしょうか。なんかそのまんまのネーミングだ。。。
「無影拳」あり、新旧”黄飛鴻役者”対決シーンあり、李連杰が鍋を打ち鳴らしながら熱唱するシーンありと、
見どころ満載なこの作品。コミカルムードに溢れながらも、親子愛や友情の美しさを再確認させられる、
素敵な素敵な物語です。ぜひともご家族一緒にご覧くださいませ☆
お告げ:迷の間であまり萌え話が出てこない世玉君。女の本能がマザコン男を回避するからだろうか…。合掌。
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