・・・・・と、その前に。
この作品、苦手な方って多いですよね。
各メディアの評論や、一般の方の感想なんかを読んでみても、相当な書かれ方をしてたりします(苦笑)
なぜか?一体、なにが悪いのか?
答え:「状況説明の仕方が悪いのです」(笑)
最初に説明ナレーションが挿入されているのですが、「おいおい。ちゃんと理解させる気あんのかよ」と
突っ込みたくなるほど、猛スピードで人物名や宗派関係などを紹介し、
気づいたときには、いつの間にやら本編が始まっているのです(苦笑)。
そしてワケが分からないまま話は進み、気づいた時には劇終。
どうやらこの作品は、もともと三部作を予定されていたうちの、二作目だそうなのです。
だから、最初の数分間に、物凄い勢いで一話目のあらすじを説明しているのですな。
ただでさえ、中国名称は覚え辛いのに(ロシア小説と同じで、名前が頭に入ってこない。苦笑)
宗派の名前はガンガン出てくるし、違う宗派と仲良くなった奴がいたり、裏切り者が出てきたり。
こんなに混沌を極めるストーリーを、ちゃんと把握しないまま見ても、全体の流れが掴めません。
そして、話の流れが掴めず&人物の相互関係が分かっていないと、楽しさが半減してしまいます。
なので、出来るだけ分かりやすく、説明してみたいと思います。
(天照は「魔教教主」の熱心な信者なのです。笑)
この作品の本編と原作のストーリーの流れが、同じかどうかは分からないのですが、
ここでの説明は、本編を対象としております。
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その昔、ある男と妻が宝剣を手に入れ、その剣から2組の刀を作った。
「屠龍刀」と
「倚天剣」である。
2人はその刀へ、最強の武術とされる「九陰真経」(きゅういんしんきょう)の秘技を刻み込み、
凄まじい力を持つ魔刀を作り上げた。
この刀を手に入れ、武術界の頂点に立とうと、誰もが躍起になった。
こうして、各地で武道家たちの熾烈な争いが繰り広げられることになったのである。
やがて、長く続く戦いの末、2つの勢力が形成された。
1.中原六大派(少林派・武當(ブトウ)派・華山(カザン)派・
空洞派・ 峨嵋派・ 崑崙派)
2.明教(メイキョウ)
この二大勢力の者同士が親しくなることは堅く禁止されていたが、
武當派のチョン・チョイサンは、明教の白眉鷹王(ハクビヨウオウ)の娘と恋に落ち、
やがて、ひとり息子を授かった。これがモウゲイ(李連杰)である。
しかも、チョン・チョイサンは明教の金毛獅王(ジェーソン)とも兄弟の契りを交わした。
ある日、師父の裏切りによって一族を皆殺しにされてしまった金毛獅王(ジェーソン)は、
六大派が保有していた「屠龍刀」を奪い、一族の仇を討った。
そして、略奪のための戦いにより、六大派の多くの罪なき命を奪ってしまうことにもなった。
これに激昂した六大派は、仲間の仇討ちと、奪われた「屠龍刀」を取り戻すため、
金毛獅王と、その兄弟分であるチョイサン一家を追い始めた。
チョイサン達は、六大派から逃れるため、共に人里離れた島へと渡り、身を隠すことにした。
時は流れ、チョイサンの恩師、サンフォン老師(サモハン・キンポー)の100歳の誕生日。
お祝いのため、チョイサン夫婦は幼いモウゲイを連れて島から出て、武當派の土地へと向かった。
ところが、そこには金毛獅王の行方を追う、六大派の手先が待ち構えていた。
そしてモウゲイが捕らえられ、金毛獅王の居場所を教えなければ、息子を殺すと脅される。
しかし、チョイサンは兄弟の契りを結んだ金毛獅王を、敵に売るような真似は出来ない。
そこへ、騒ぎを聞きつけたサンフォン老師が助けにやってきた。
チョイサン夫婦は無事だったものの、モウゲイは秘拳「玄明神拳」(げんめいしんしょう)を
食らわされてしまう。
非常に強力な呪力を持つ「玄明神拳」。
瀕死寸前のモウゲイを連れ、チョイサン夫婦は老師の元へ身を寄せることにした。
ところが、チョイサン一家がこの地を訪れたことを聞きつけた六大派が、
大挙して老師のところへ押しかけてきた。
チョイサンは義理を押し通すため、その場で自害してしまう。
そして、妻であり、モウゲイの母であるソウソウも、その場にいた各宗派の代表の顔を
モウゲイに覚えさせ、将来必ず復讐することを誓わせてから、夫のあとを追った。
  
8年後。モウゲイは、サンフォン老師の元でお世話になっていた。
だが、幼い頃に受けた「玄明神拳」の呪力のため、武術の出来ない弱い体を持つ青年であった。
老師は、かつて彼に挑んで来た少林寺の秘法「九陽神功」(きゅうようしんこう)を習得した男ならば
モウゲイの体を治し、救う事が出来ると教えてくれた。
だが、その男は、老師との戦いによって、崖の下へと転落している。生死も定かではない。
ある日、老師の留守中を狙い、武當派の跡継ぎであり幼馴染みのスンが、
仲間たちを引き連れて、モウゲイに争いを仕掛けてきた。
いつも老師に可愛がられているモウゲイに嫉妬していたのである。
体が弱く、武術の経験もないモウゲイは、危うく殺されかけてしまう。
そこへ、明教の下女と名乗るシウチウ(チンミー・ヤウ)が突然現われ、助けに入るも、
スンは2人を谷底へ落としてしまった。
その谷底には、なんと、「九陽神功」を習得した男が生存していた。
男は、老師への復讐のため、モウゲイに「九陽神功」の全てを伝授する。
そして、モウゲイを従わせようとするが、すでに男と同等の力を持つモウゲイは、
下女シウチウを連れて、その場から飛び出していく。
モウゲイは、祖父である白眉鷹王のいる、明教の本地へと向かった。
その途中、六大派と明教が宝刀を巡り、争っている戦地に出くわしてしまい、
シウチウと共に、近くにあった洞窟へと逃げ込んだ。
下女シウチウの話によると、この洞窟は明教の聖地であるとのこと。
奥へと進めば、明教の本地へとつながっているかもしれないと、2人は歩きはじめた。
最奥の部屋へと辿り着いたとき、シン・コンという男と出会う。
実は、このシン・コンこそが、元王朝と手を組み、今までの争いの種を作りだしてきたのだった。
彼は、元王朝の護国大法師となって天下を牛じることを目的に、
六大派と明教を戦わせ、潰しあうように仕向けてきたのである(ジェーソンの一族を殺したのも、この男)。
真実を知り、彼を倒そうとしたモウゲイだが、うまく逃げられてしまった。
すると、洞窟内を探っていたシウチウが、ある暗号文を発見する。
仕掛けが作動し、2人の前に壁に映し出されたのは、
絶大な力を持つ、明教の最強奥義「乾坤大揶移」(けんこんだいない)の習得法だった。
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明教の本地では、モウゲイの祖父、白眉鷹王が六大派に追い詰められていた。
素直に負けを認め、武道家らしく自害しろ、と責められる白眉鷹王。
そこへ、「乾坤大揶移」を身につけたモウゲイが、駆けつけてきた。
彼は、今までの争いは、シン・コンという男の策略が原因であったことを皆に話し、その場を収めた。
そしてモウゲイは、明教を救った英雄として、また「乾坤大揶移」を身に付けた者の掟として、
明教の教主となることになった。
モウゲイが教主となり、うまく六大派を抑えていたため、幾分争い事も落ち着いてきたころ、
元王朝の皇帝の娘ジウマンと出会う。
元王朝に反乱する明教を潰すため、シン・コンを陰で操り司令を出していたのが彼女であったと知り、
モウゲイはジウマンと対決する。
だが、頭の切れるジウマンは、モウゲイの仲間たちを罠に陥れ、彼らを助ける代わりに、
3つの条件を飲むことをモウゲイに強要する。
ひとつめは、下女シウチウと結婚しないこと(単なる意地悪なのか、それとも嫉妬からなのか・・・)
ふたつめは、「九陽神功」・「乾坤大揶移」を使わないこと。
そして、最後のひとつは、元王朝へと赴くこと。
六大派の首領たちを人質として拘束している、とだけ言い残し、去って行くジウマン。
彼らを救うべく、モウゲイたちが立ち上がる・・・・・のか?(続く、と言いたいところなんですけどねー)
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