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ドラゴンファイト / Dragon Fight

ドラゴンファイト ドラゴンファイト ドラゴンファイト

原題 龍在天涯 / 香港製作 製作 1989年 / 未公開
監製 ビリー・タン監督 / エリック・ウォン製作 / ジェームズ・ユエン脚本 / ラムジャン・アブダル・モハメド撮影
出演者 周星馳(チャウ・シンチー) / 利智(ニナ・リー) / 狄威(ディック・ウェイ)
データ ジェット・リー米国進出第一弾作品 / ジェット・リーの妻、利智が出演 / 冒頭で本格的演武を披露
萌場 マフィアとの乱闘中、車から降りて加勢しようとするヤンに、ラップが「降りるな!」と叫ぶシーン
内容 中国武術団の公演会のためサンフランシスコを訪れた、リー・コクラップ「通称ラップ(李連杰)」は、仲間の一人ウォン・ワイ(ディック・ウェイ)が 亡命を企てていることに気付く。説得してみるもののワイの意志は固く失敗、その間に帰りの飛行機が飛び立ってしまい、ラップはアメリカに置き去りになってしまう。そのうえワイが犯した警官殺人の容疑者として警察から追われる身に。逃亡中の身であり、英語が喋れず途方に暮れていたラップを救ったのは、雑貨屋に勤める気の良い青年ヤン(チャウ・シンチー)だった。
▼ 管理人レビュー
ストーリー:★★★☆☆ 萌え度:★★★☆☆ 貴重度:★★★★★
李連杰迷であるならば、この作品を見逃してはなりません。その理由は2つ。

1.李連杰の嫁さん(ニナ・リー)が出演している、そして2人が出会った作品であるということ。
2.冒頭で貴重な演武シーンが観れるということ。中国の至宝が見せる世界一華麗な舞いは必見。

他にも、才能豊かな俳優であり現在は監督や脚本も手がけるチャウ・シンチーさんが
出演されていることも、この作品の貴重度を高めているように思います。

その割には、少々ストーリーの印象が薄いのですが、テンポ良く話が進みますし、なかなか面白い。
ずいぶん前の作品ですし、たしかにB級感は漂っているものの(笑) 、最後まで退屈せずに観れます。

何はさておき、若さ溢れるハツラツとしたラップ君を味わっていただきたい!
走って跳ねて飛んで転がって、とにかく体全体を使って激しくアクションされてます。
老体を持て余す管理人には、眩しいほどです・・・。青春時代よ、カムバック・・・。

それからラップ君の最後のセリフも気になります。
「ブツを渡すか、ボスに会えば許してやる」というワイに返した言葉が、「断る。復讐あるのみだ」です。
これは現在の李連杰を知る迷にとっては苦笑モノのセリフですな(笑)
このあとエンドロールが流れるまでの約10分間、ラップ君は一言も喋っておりませんので、
正真正銘これが最後のセリフってことに。復讐心に燃える貴方も素敵でしたよ、殿♪


チャウ・シンチー ▼ヤン役 / チャウ・シンチー
今や香港界の大スター、チャウ・シンチーさん。彼が所々で見せてくれるコミカルな演技(とてもナチュラルな 演技です)のおかげで、ストーリーの重々しさが緩和されているように思います。 そういえば、この作品の撮影中にお母様がお亡くなりになられたとか。彼のプロ根性に敬意を表します!(涙)


ディック・ウェイ ▼ウォン・ワイ役 / ディック・ウェイ
彼のアクションの上手さにかなり驚いております。李連杰と同じく、「予め計算され、動きが定められたアクション」であることを 全く感じさせないのです。なんと、ご自分で武術道場を開くほどの実力の持ち主だとか。大いに納得です!
※ちょっぴりキム兄さん(木村祐一さん)に似てます…殴


ニナ・リー ▼AH KUEN(情婦)役 / ニナ・リー
この作品で初めて彼女を観たとき、”人に媚びない芯の強さを持った女性”だなと感じました。 母性や受動性も感じましたし、真の女性らしさを持った方ではないでしょうか。 それに世渡り上手ではなさそうな気がします。どこか不器用っぽい。
そしてそれが愛らしい。




才能に恵まれスポットライトを浴びる男と、どんなに頑張っても二番手にしかなれない男・・・。

どこに行っても注目を浴び、輝かしい才能を発揮するラップのそばで、劣等感と屈辱を味わい続けたワイ。
唯一自分の実力を認めてくれる裏の世界へと堕ちてしまったワイの弱さを、責める気にはなれません。

ラップの言ったセリフ、「魂を売り渡してまで名声が欲しいのか」という言葉は、
もしかすると天性に恵まれた者だから言える、辛辣なセリフなのかもしれません・・・。
そしてワイの最期のセリフ、「俺は正しかったと信じてる」という言葉が胸に重く切なく響いてきます。

お告げ:本作品のニナさんに学び、写真等を撮る際には流行を取り入れ過ぎないことが後年の為である。合掌。



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